JPH01155530A - 光ディスク用スタンパーの製造方法 - Google Patents
光ディスク用スタンパーの製造方法Info
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- JPH01155530A JPH01155530A JP31217787A JP31217787A JPH01155530A JP H01155530 A JPH01155530 A JP H01155530A JP 31217787 A JP31217787 A JP 31217787A JP 31217787 A JP31217787 A JP 31217787A JP H01155530 A JPH01155530 A JP H01155530A
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Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は読取り専用の光ディスク、追記型光デスク、消
去書き込み可能光ディスク等の光デイスク用基盤製造に
おいて必要となるスタンパ−に関するものである。
去書き込み可能光ディスク等の光デイスク用基盤製造に
おいて必要となるスタンパ−に関するものである。
[従来の技術]
従来、光ディスク用スタンパ−の材料は金属に限られ、
特にニッケルが汎用されている。この金属製スタンパ−
は、大気中の水分、酸素等に対して反応性が高く、容易
に表面酸化、加水分解等を受けて、2P成形時や射出成
形時の転写性が損なわれるため、厳重な保管が必要であ
る。更に長期に渡って使用するにつれて溝形状の変化、
及びスタンパ−自身の変形が生じるため、スタンパ−の
耐用回数は1万回程度と繰返し耐久性に乏しい。
特にニッケルが汎用されている。この金属製スタンパ−
は、大気中の水分、酸素等に対して反応性が高く、容易
に表面酸化、加水分解等を受けて、2P成形時や射出成
形時の転写性が損なわれるため、厳重な保管が必要であ
る。更に長期に渡って使用するにつれて溝形状の変化、
及びスタンパ−自身の変形が生じるため、スタンパ−の
耐用回数は1万回程度と繰返し耐久性に乏しい。
また、光ディスク用スタンバ−をイオンエツチング法で
製造する場合、基盤上に塗布されたフォトレジストにレ
ーザーカッティング、次いで現像を施した後、イオンエ
ツチング技術を用いて基盤上に直接溝を形成する方法が
試みられていたく直接法)、シかし、この方法では基盤
をエツチングする際のドライエツチング条件の制御に注
意しないと、不均一なエツチングがおこり、溝形状の不
良が発生すると共に、消深さの制御も非常に困難であっ
た。
製造する場合、基盤上に塗布されたフォトレジストにレ
ーザーカッティング、次いで現像を施した後、イオンエ
ツチング技術を用いて基盤上に直接溝を形成する方法が
試みられていたく直接法)、シかし、この方法では基盤
をエツチングする際のドライエツチング条件の制御に注
意しないと、不均一なエツチングがおこり、溝形状の不
良が発生すると共に、消深さの制御も非常に困難であっ
た。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、このような従来の方法よりも表面状態
が均一であって、溝形状の良好な、しかもη(候性、及
び耐久性に優れたスタンパ−の製造方法を提供すること
にある。
が均一であって、溝形状の良好な、しかもη(候性、及
び耐久性に優れたスタンパ−の製造方法を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の要旨は、SlC系、5t3N4系またはAlN
系セラミックス基盤上に、 SiC系、S i 3 N
4系またはAlN系アモルファス膜を設け、レジストを
塗布し、現像し、イオンエツチングすることにより、信
号情報を、及びまたはトラッキングガイド複製用の微細
凹凸をアモルファス膜に形成することを特徴とする光デ
ィスク用スタンパ−の製造方法にあり、以下その詳細に
ついて説明する。
系セラミックス基盤上に、 SiC系、S i 3 N
4系またはAlN系アモルファス膜を設け、レジストを
塗布し、現像し、イオンエツチングすることにより、信
号情報を、及びまたはトラッキングガイド複製用の微細
凹凸をアモルファス膜に形成することを特徴とする光デ
ィスク用スタンパ−の製造方法にあり、以下その詳細に
ついて説明する。
[作用]
スタンパ−は、射出成形法によるプラスチック基板の製
造に使用されるため、一般的に破壊靭性値か4MN/m
372以下であると、成形時にクラツクか発生し、スタ
ンパ−の破損につながり、また熱伝導率が0.07ca
l/cmsec″C以下であると、樹脂温度が不均一に
なり複屈折の増大。
造に使用されるため、一般的に破壊靭性値か4MN/m
372以下であると、成形時にクラツクか発生し、スタ
ンパ−の破損につながり、また熱伝導率が0.07ca
l/cmsec″C以下であると、樹脂温度が不均一に
なり複屈折の増大。
基板の反りにつながってしまう、このためスタンパ−は
、4MN/m”2以上の破壊靭性値、及び0.07ca
l/cmsec”c以上の熱伝導率が要求される。この
要求を満足するセラミックスには、SiC系、Si3N
4系、AlN系等のセラミックスが考えられる。 これ
らは単体のみならず、例えば SiCにB、C等を、S
i3N4にY203 、Y203 A I 203等
を、AlNにY2O3、CaO等を添加して焼結したセ
ラミックスでもよい、セラミックス基板は、常圧焼結法
、雰囲気加圧法、或いはポットプレス法でも作成は可能
であるが、気孔を消滅させるため、熱間静水圧焼結(H
IP)によるものが好ましい。
、4MN/m”2以上の破壊靭性値、及び0.07ca
l/cmsec”c以上の熱伝導率が要求される。この
要求を満足するセラミックスには、SiC系、Si3N
4系、AlN系等のセラミックスが考えられる。 これ
らは単体のみならず、例えば SiCにB、C等を、S
i3N4にY203 、Y203 A I 203等
を、AlNにY2O3、CaO等を添加して焼結したセ
ラミックスでもよい、セラミックス基板は、常圧焼結法
、雰囲気加圧法、或いはポットプレス法でも作成は可能
であるが、気孔を消滅させるため、熱間静水圧焼結(H
IP)によるものが好ましい。
このようにして得られたセラミックス基盤を精密洗浄、
及び精密研磨の後、エツチングの均一性の改善のなめに
、アモルファス膜をスパッタリングによって設ける。そ
の後フォトレジストの塗布、レーザーカッティング、現
像、及びイオンエツチングにより信号情報を、及びトラ
ッキングガイド複製用の微細凹凸をアモルファス膜部分
に形成する(間接法)。レジストは、原盤作成用として
一般的に用いられているポジ型レジスト、塗布方法はス
ピンコード法でさしつかえない、スパッタリングガスに
はArを用い、SiC系、Si3N4系、 または A
lN系アモルファス膜を希望するスタンパ−の涌深さ分
スッパヅタリングする。
及び精密研磨の後、エツチングの均一性の改善のなめに
、アモルファス膜をスパッタリングによって設ける。そ
の後フォトレジストの塗布、レーザーカッティング、現
像、及びイオンエツチングにより信号情報を、及びトラ
ッキングガイド複製用の微細凹凸をアモルファス膜部分
に形成する(間接法)。レジストは、原盤作成用として
一般的に用いられているポジ型レジスト、塗布方法はス
ピンコード法でさしつかえない、スパッタリングガスに
はArを用い、SiC系、Si3N4系、 または A
lN系アモルファス膜を希望するスタンパ−の涌深さ分
スッパヅタリングする。
レーザーカッティングには、 Arレーザ(波長457
9人)、He−Cdレーザ(波長4416人)等を用い
る。また現像に用いる現像液も、原盤作成用として一般
的に用いられているアルカリ現像液でさしつかえない。
9人)、He−Cdレーザ(波長4416人)等を用い
る。また現像に用いる現像液も、原盤作成用として一般
的に用いられているアルカリ現像液でさしつかえない。
エツチングガスには、アモルファス膜かAlN系の場合
にはCCl4+(l(e、Ar)等を、SiC系、Si
3N4系の場合にはHF、CF + (02)等を用
いエッチングする。
にはCCl4+(l(e、Ar)等を、SiC系、Si
3N4系の場合にはHF、CF + (02)等を用
いエッチングする。
以りにより、従来のスタンパ−に比べ、溝形状の均一性
に優れ、講深さの制御が容易であり、かつ耐候性、及び
耐久性に優れ、更に生産性の優れな高靭性、かつ高熱伝
導性スタンバ−を得ることができる。
に優れ、講深さの制御が容易であり、かつ耐候性、及び
耐久性に優れ、更に生産性の優れな高靭性、かつ高熱伝
導性スタンバ−を得ることができる。
[発明の効果コ
以上の説明より明らかなように本発明の効果は、特定の
セラミックス基盤上にアモルファス膜を設けることによ
り、イオンエツチングにおける溝形状の均一性の向上を
図ること、及び溝深さの制御も容易になることによりス
タンパ−の均一性、更にはPC基板の溝形状、及び転写
性を高めることができるということである。またアモル
ファス膜をエツチングをするため、エツチング速度が上
がりスタンパ−の生産性も向上するということである。
セラミックス基盤上にアモルファス膜を設けることによ
り、イオンエツチングにおける溝形状の均一性の向上を
図ること、及び溝深さの制御も容易になることによりス
タンパ−の均一性、更にはPC基板の溝形状、及び転写
性を高めることができるということである。またアモル
ファス膜をエツチングをするため、エツチング速度が上
がりスタンパ−の生産性も向上するということである。
更に、耐候性、及び耐久性の高いスタンパ−が得られる
ことにある。
ことにある。
[実施例]
以下、本発明について実施例に基づき詳細に説明する。
表に示すような原料粉末イと全量に対して、表に示す割
合の粉末原料口とを湿式ボールミルにより24時間混合
し、乾燥し、次いでラバープレス法により成形し、常圧
焼結により焼結するか、雰囲気加圧焼結により焼結した
。またはホ・ットプレス法により焼結した。ここで得ら
れた焼結体をAr下で熱間静水圧焼結を施し、表面気孔
のないセラミックス基盤が得られた。セラミックスの破
壊靭性値、熱伝導率も表に示した。
合の粉末原料口とを湿式ボールミルにより24時間混合
し、乾燥し、次いでラバープレス法により成形し、常圧
焼結により焼結するか、雰囲気加圧焼結により焼結した
。またはホ・ットプレス法により焼結した。ここで得ら
れた焼結体をAr下で熱間静水圧焼結を施し、表面気孔
のないセラミックス基盤が得られた。セラミックスの破
壊靭性値、熱伝導率も表に示した。
次に第1図に示す順序の処理によってスタンパ−を製造
しな。図aンはセラミックス基盤を示し、■は、表面■
さがR0,005a、直径130In、厚み0.3±0
.005inに仕上げられている9図b)は、これにス
ッパタリングを施したものであり、■は、アモルファス
膜、厚みは700である0図C)は、これにレジストを
塗布したものであって、■は、レーザ用ポジ型フォトレ
ジスト Az−1350((株)へキストジャパン製)
を用い、スピンコード法により形成した厚み1000人
のレジスト層である0図d)は、次にレーザーカッティ
ングマシンによってイオンエツチング用のマスクを施し
ている様子を示すものであって、■は、Arレーザ(波
長4579A)である0図e)は、次いでレーザ照射部
を現像したものの断面図である。現像液は、アルカリ現
像液であるAzデベロッパー((株)へキストジャバン
製)を用い、幅1μmの良好な溝を掘った。図で)は、
これをイオンエツチングしている様子を示すものである
0図g)は、次いでo2プラズマアッシング法によりレ
ジストを除去して得られた製品スタンパ−の断面図であ
る。
しな。図aンはセラミックス基盤を示し、■は、表面■
さがR0,005a、直径130In、厚み0.3±0
.005inに仕上げられている9図b)は、これにス
ッパタリングを施したものであり、■は、アモルファス
膜、厚みは700である0図C)は、これにレジストを
塗布したものであって、■は、レーザ用ポジ型フォトレ
ジスト Az−1350((株)へキストジャパン製)
を用い、スピンコード法により形成した厚み1000人
のレジスト層である0図d)は、次にレーザーカッティ
ングマシンによってイオンエツチング用のマスクを施し
ている様子を示すものであって、■は、Arレーザ(波
長4579A)である0図e)は、次いでレーザ照射部
を現像したものの断面図である。現像液は、アルカリ現
像液であるAzデベロッパー((株)へキストジャバン
製)を用い、幅1μmの良好な溝を掘った。図で)は、
これをイオンエツチングしている様子を示すものである
0図g)は、次いでo2プラズマアッシング法によりレ
ジストを除去して得られた製品スタンパ−の断面図であ
る。
以上のような工程により、ピッチ2μm、2Mg1μm
、深さ700人を有する、直径13oIllbノ光デイ
スク用セラミックススタンパ−を製造したところ、従来
のものに比べて溝形状、深さ分布とも一様で、かつ製造
時間も約1/3と優れたものであった。また、これを用
いて実際にPC基板を製作したところ、約4万回程度で
も成形による溝形状の変化も、スタンパ−自身の変形も
見受けられないだけでなく、複屈折が小さく、反りの極
少ない基板が出来上がったことから、耐久性、耐候性、
熱伝導性、更に生産性にも優れたスタンパ−であること
がわかった。
、深さ700人を有する、直径13oIllbノ光デイ
スク用セラミックススタンパ−を製造したところ、従来
のものに比べて溝形状、深さ分布とも一様で、かつ製造
時間も約1/3と優れたものであった。また、これを用
いて実際にPC基板を製作したところ、約4万回程度で
も成形による溝形状の変化も、スタンパ−自身の変形も
見受けられないだけでなく、複屈折が小さく、反りの極
少ない基板が出来上がったことから、耐久性、耐候性、
熱伝導性、更に生産性にも優れたスタンパ−であること
がわかった。
第1図は、実施例のうち焼結後の各工程ごとの被処理材
料の断面図である。
料の断面図である。
■・・・・・・・・・セラミックス基盤■・・・・・・
・・・フォトレジス+−■・・・・・・・・・レーザー
ビーム
・・・フォトレジス+−■・・・・・・・・・レーザー
ビーム
Claims (1)
- SiC系、Si_3N_4系またはAlN系セラミック
ス基盤上に、SiC系、Si_3N_4系またはAlN
系アモルファス膜を設け、レジストを塗布し、現像し、
イオンエッチングすることにより、信号情報を、及びま
たはトラッキングガイド複製用の微細凹凸をアモルファ
ス膜に形成することを特徴とする光ディスク用スタンパ
ーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31217787A JPH01155530A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光ディスク用スタンパーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31217787A JPH01155530A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光ディスク用スタンパーの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155530A true JPH01155530A (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=18026148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31217787A Pending JPH01155530A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光ディスク用スタンパーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01155530A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996004652A1 (en) * | 1994-07-29 | 1996-02-15 | Bifano Thomas G | Process for manufacturing optical data storage disk stamper |
US5783371A (en) * | 1994-07-29 | 1998-07-21 | Trustees Of Boston University | Process for manufacturing optical data storage disk stamper |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31217787A patent/JPH01155530A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996004652A1 (en) * | 1994-07-29 | 1996-02-15 | Bifano Thomas G | Process for manufacturing optical data storage disk stamper |
US5503963A (en) * | 1994-07-29 | 1996-04-02 | The Trustees Of Boston University | Process for manufacturing optical data storage disk stamper |
US5783371A (en) * | 1994-07-29 | 1998-07-21 | Trustees Of Boston University | Process for manufacturing optical data storage disk stamper |
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