JPH0115536Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115536Y2 JPH0115536Y2 JP1983028851U JP2885183U JPH0115536Y2 JP H0115536 Y2 JPH0115536 Y2 JP H0115536Y2 JP 1983028851 U JP1983028851 U JP 1983028851U JP 2885183 U JP2885183 U JP 2885183U JP H0115536 Y2 JPH0115536 Y2 JP H0115536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- notch
- safety pillow
- facing
- box car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用対座シートに関し、特に安全枕
が簡単にセツトできる対座シートに関する。
が簡単にセツトできる対座シートに関する。
一般に第１図ないし第３図に示すようにワンボ
ツクスカー１に設置されるシート２，３，４にあ
つては乗車中に着座者同士が向きあつて会話がで
きるように例えば一方のシート３が他方のシート
４側に対座できるようになつている。上記シート
３は第２図、第３図に示すように構成され、ワン
ボツクスカーの前方を向いている第１状態からワ
ンボツクスカーの後方を向くような第２状態すな
わち対座状態にセツトできる。すなわち、第２に
示す状態から第１シート部５をワンボツクスカー
１の前方に軸６で回動して起立させ、第２シート
部７の安全枕８を外してこの第２シート部７を軸
９でワンボツクスカー１の前方に倒して水平状態
とし、第１シート部５の上方に安全枕８をセツト
することにより第３図に示す対座状態にできる。
この場合、第１シート部５はシートクツシヨン部
からシートバツク部になり、第２シート部７はシ
ートバツク部からシートクツシヨン部になる。し
かしながら従来のこのような対座シートでは通常
時の第１状態から対座時の第２状態に或いはその
逆に変えるたびに安全枕を外したりセツトしたり
しなくてはならず不便であり面倒でもあつた。
ツクスカー１に設置されるシート２，３，４にあ
つては乗車中に着座者同士が向きあつて会話がで
きるように例えば一方のシート３が他方のシート
４側に対座できるようになつている。上記シート
３は第２図、第３図に示すように構成され、ワン
ボツクスカーの前方を向いている第１状態からワ
ンボツクスカーの後方を向くような第２状態すな
わち対座状態にセツトできる。すなわち、第２に
示す状態から第１シート部５をワンボツクスカー
１の前方に軸６で回動して起立させ、第２シート
部７の安全枕８を外してこの第２シート部７を軸
９でワンボツクスカー１の前方に倒して水平状態
とし、第１シート部５の上方に安全枕８をセツト
することにより第３図に示す対座状態にできる。
この場合、第１シート部５はシートクツシヨン部
からシートバツク部になり、第２シート部７はシ
ートバツク部からシートクツシヨン部になる。し
かしながら従来のこのような対座シートでは通常
時の第１状態から対座時の第２状態に或いはその
逆に変えるたびに安全枕を外したりセツトしたり
しなくてはならず不便であり面倒でもあつた。
従つて本考案の目的は対座シートを構成する各
シート部に、通常は収納され、使用時には回転さ
せるだけでセツトできるようにした安全枕を設け
ることにより上記欠点を除去するものであり、以
下実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
シート部に、通常は収納され、使用時には回転さ
せるだけでセツトできるようにした安全枕を設け
ることにより上記欠点を除去するものであり、以
下実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
第４図において、本考案の対座シート１０は通
常はワンボツクスカーの前方を向いている状態に
ある。この状態において第１シート部１１は軸１
３でワンボツクスカーの後方水平に倒れてシート
クツシヨン部と成る位置と、ワンボツクスカーの
前方に回動起立してシートバツク部と成る位置と
の間で回動できる。第１シート部１１の軸１３と
反対側には矩形の切欠部１４（第７図及び第８
図）が形成されている。切欠部１４には後述する
安全枕１５が設けられている。第２シート部１２
は軸１６でワンボツクスカーの後方に回動起立し
てシートバツク部と成る位置と、ワンボツクスカ
ーの前方水平に倒れてシートクツシヨン部と成る
位置との間を回動できる。第２シート部１２が起
立している時に第２シート部１２のワンボツクス
カーの天井側には矩形の切欠部１７が形成されて
いる。切欠部１７には後述する安全枕１８が設け
られている。第２シート部１２の方の安全枕で説
明すると、安全枕１８の両側面は第５図及び第６
図に示すように切欠部１７を橋絡する如く設けら
れた軸１９で軸支されている。軸１９は切欠部１
７の中心より、切欠部１７の開放側にずれた位置
に設けられている。軸１９の一方にはラチエツト
２０が取付けられている。第２シートの内部には
ラチエツト２０の歯の１つと係合するロツクピン
２１が軸支されている。ラチエツト２０はロツク
ピン２１により安全枕１８は第４図で示す矢印Ａ
の方向すなわちワンボツクスカーの前方には回動
できるが、反対方向すなわち身体頭部は反対方向
に回動するのを阻止される。第１シート部１１の
安全枕１５はラチエツトが安全枕１５を第７図矢
印Ｂ方向すなわちワンボツクスカーの後方に回動
するのを許し、反対方向に回動するのを阻止する
点以外は第２シート部１２の枕１８と同様な方法
で取付けられる。
常はワンボツクスカーの前方を向いている状態に
ある。この状態において第１シート部１１は軸１
３でワンボツクスカーの後方水平に倒れてシート
クツシヨン部と成る位置と、ワンボツクスカーの
前方に回動起立してシートバツク部と成る位置と
の間で回動できる。第１シート部１１の軸１３と
反対側には矩形の切欠部１４（第７図及び第８
図）が形成されている。切欠部１４には後述する
安全枕１５が設けられている。第２シート部１２
は軸１６でワンボツクスカーの後方に回動起立し
てシートバツク部と成る位置と、ワンボツクスカ
ーの前方水平に倒れてシートクツシヨン部と成る
位置との間を回動できる。第２シート部１２が起
立している時に第２シート部１２のワンボツクス
カーの天井側には矩形の切欠部１７が形成されて
いる。切欠部１７には後述する安全枕１８が設け
られている。第２シート部１２の方の安全枕で説
明すると、安全枕１８の両側面は第５図及び第６
図に示すように切欠部１７を橋絡する如く設けら
れた軸１９で軸支されている。軸１９は切欠部１
７の中心より、切欠部１７の開放側にずれた位置
に設けられている。軸１９の一方にはラチエツト
２０が取付けられている。第２シートの内部には
ラチエツト２０の歯の１つと係合するロツクピン
２１が軸支されている。ラチエツト２０はロツク
ピン２１により安全枕１８は第４図で示す矢印Ａ
の方向すなわちワンボツクスカーの前方には回動
できるが、反対方向すなわち身体頭部は反対方向
に回動するのを阻止される。第１シート部１１の
安全枕１５はラチエツトが安全枕１５を第７図矢
印Ｂ方向すなわちワンボツクスカーの後方に回動
するのを許し、反対方向に回動するのを阻止する
点以外は第２シート部１２の枕１８と同様な方法
で取付けられる。
以上の構成によれば、対座シート１０が第４図
に示す通常ワンボツクスカーの前方に向いている
第１状態から第８図に示すようにワンボツクスカ
ーの後方に向く第２状態にするには第１シート部
１１を軸１３で回動してワンボツクスカーの前方
に回動起立させる。第１シート部１１の切欠部１
４に収納されている安全枕１５を第７図の矢印Ｂ
方向すなわちワンボツクスカーの後方に回動して
安全枕１５を立てるようにして停止させる。安全
枕１５はラチエツト２０により反対方向には回動
しない。第１シート部１１はこれによりシートク
ツシヨン部からシートバツク部となる。次に第２
シート部１２の安全枕１８を第４図の矢印Ａ方向
に回動して安全枕１８を第２シート部１２の切欠
部１７に収納する。なお、安全枕１８は切欠部１
７に収納された状態においてその表面が第１、第
２シート部１１，１２の表面と同一面上となるよ
うに形成されている。そして、第２シート部１２
を軸１６で第８図に示すようにワンボツクスカー
の前方水平に倒すことにより第２シート部１２が
シートバツク部からシートクツシヨン部になる。
このように第１シート部１１と第２シート部１２
を回動させることにより、対座シート１０をワン
ボツクスカーの後方に向かせることができる。対
座シート１０を対座状態の第２状態から通常の第
１状態に戻すには第２シート部１２をワンボツク
スカーの後方に起立して安全枕１８を前述したよ
うに回動して立ててシートバツク部とし、第１シ
ート部１１の安全枕１５を前述したように回転し
て切欠部１４に収納させ、第１シート部をワンボ
ツクスカーの後方に倒してシートバツク部にする
ことにより行われる。
に示す通常ワンボツクスカーの前方に向いている
第１状態から第８図に示すようにワンボツクスカ
ーの後方に向く第２状態にするには第１シート部
１１を軸１３で回動してワンボツクスカーの前方
に回動起立させる。第１シート部１１の切欠部１
４に収納されている安全枕１５を第７図の矢印Ｂ
方向すなわちワンボツクスカーの後方に回動して
安全枕１５を立てるようにして停止させる。安全
枕１５はラチエツト２０により反対方向には回動
しない。第１シート部１１はこれによりシートク
ツシヨン部からシートバツク部となる。次に第２
シート部１２の安全枕１８を第４図の矢印Ａ方向
に回動して安全枕１８を第２シート部１２の切欠
部１７に収納する。なお、安全枕１８は切欠部１
７に収納された状態においてその表面が第１、第
２シート部１１，１２の表面と同一面上となるよ
うに形成されている。そして、第２シート部１２
を軸１６で第８図に示すようにワンボツクスカー
の前方水平に倒すことにより第２シート部１２が
シートバツク部からシートクツシヨン部になる。
このように第１シート部１１と第２シート部１２
を回動させることにより、対座シート１０をワン
ボツクスカーの後方に向かせることができる。対
座シート１０を対座状態の第２状態から通常の第
１状態に戻すには第２シート部１２をワンボツク
スカーの後方に起立して安全枕１８を前述したよ
うに回動して立ててシートバツク部とし、第１シ
ート部１１の安全枕１５を前述したように回転し
て切欠部１４に収納させ、第１シート部をワンボ
ツクスカーの後方に倒してシートバツク部にする
ことにより行われる。
以上説明したように本考案では第１シート部、
第２シート部における上記軸とは反対側端部に切
欠部を設けるとともに、この切欠部の両側面にお
ける中心位置よりも開放側にずれた箇所に、安全
枕を上記切欠部の開放側方向に回動可能にかつ上
記切欠部に収納可能に軸支する回動軸を設け、上
記安全枕は切欠部に収納された状態においてその
表面がシート部表面と同一面上となる如く形成さ
れているので、安全枕を切欠部に収納してシート
部をシートクツシヨン部として使用したときシー
ト部と安全枕との間に凹凸が生じないので着座し
たときに違和感を感じることもなく、見栄えを損
なうこともない。また、簡単に安全枕を切欠部に
収納させたりセツトしたりすることができる。従
つて従来のように対座状態と通常状態とに設定す
るごとに安全枕を外したりセツトする不便さ及び
面倒さを解消することができる。
第２シート部における上記軸とは反対側端部に切
欠部を設けるとともに、この切欠部の両側面にお
ける中心位置よりも開放側にずれた箇所に、安全
枕を上記切欠部の開放側方向に回動可能にかつ上
記切欠部に収納可能に軸支する回動軸を設け、上
記安全枕は切欠部に収納された状態においてその
表面がシート部表面と同一面上となる如く形成さ
れているので、安全枕を切欠部に収納してシート
部をシートクツシヨン部として使用したときシー
ト部と安全枕との間に凹凸が生じないので着座し
たときに違和感を感じることもなく、見栄えを損
なうこともない。また、簡単に安全枕を切欠部に
収納させたりセツトしたりすることができる。従
つて従来のように対座状態と通常状態とに設定す
るごとに安全枕を外したりセツトする不便さ及び
面倒さを解消することができる。
なお、ラチエツト以外に他のロツク機構でロツ
クしてもよい。
クしてもよい。
第１図は従来の対座シートを有するワンボツク
スカーの一部断面で示す側面図であり、第２図は
従来の対座シートの通常の状態を示す側面図であ
り、第３図は従来の対座シートの対座状態の側面
図であり、第４図は本考案の対座シートの斜視図
であり、第５図及び第６図は本考案の対座シート
の要部を示す断面図及び斜視図であり、第７図は
通常状態から対座状態に変更する途中の段階を示
す斜視図であり、第８図は対座状態を示す斜視図
である。 １０……対座シート、１１……第１シート部、
１２……第２シート部、１３，１６……軸、１
４，１７……切欠部、１５，１８……安全枕、２
０……ラチエツト、２１……ロツクピン。
スカーの一部断面で示す側面図であり、第２図は
従来の対座シートの通常の状態を示す側面図であ
り、第３図は従来の対座シートの対座状態の側面
図であり、第４図は本考案の対座シートの斜視図
であり、第５図及び第６図は本考案の対座シート
の要部を示す断面図及び斜視図であり、第７図は
通常状態から対座状態に変更する途中の段階を示
す斜視図であり、第８図は対座状態を示す斜視図
である。 １０……対座シート、１１……第１シート部、
１２……第２シート部、１３，１６……軸、１
４，１７……切欠部、１５，１８……安全枕、２
０……ラチエツト、２１……ロツクピン。
Claims (1)
- 一端側に設けられた軸を支点として回動可能と
なり、互いに対向方向に回動して水平状態とな
り、反対方向に回動して起立状態となる相対向す
る第１シート部と、第２シート部とから成る車両
用シートにおいて、上記第１シート部、第２シー
ト部における上記軸とは反対側端部に切欠部を設
けるとともに、この切欠部の両側面における中心
位置よりも開放側にずれた箇所に、安全枕を上記
切欠部の開放側方向に回動可能にかつ上記切欠部
に収納可能に軸支する回動軸を設け、上記安全枕
は切欠部に収納された状態においてその表面がシ
ート部表面と同一面上となる如く形成されて成る
ことを特徴とする車両用対座シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983028851U JPS59135242U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両用対座シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983028851U JPS59135242U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両用対座シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59135242U JPS59135242U (ja) | 1984-09-10 |
| JPH0115536Y2 true JPH0115536Y2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=30159728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983028851U Granted JPS59135242U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両用対座シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59135242U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5337383Y2 (ja) * | 1973-07-19 | 1978-09-11 | ||
| JPS5686060U (ja) * | 1979-12-04 | 1981-07-10 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP1983028851U patent/JPS59135242U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59135242U (ja) | 1984-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0115536Y2 (ja) | ||
| JP3898319B2 (ja) | 車両の折畳みシート構造 | |
| JP2571972Y2 (ja) | 車両用シートの可倒式ヘッドレスト | |
| JP2001252147A (ja) | シートバックのヒンジ構造 | |
| JPH0120189Y2 (ja) | ||
| JPH0451254U (ja) | ||
| JPH0349937Y2 (ja) | ||
| JPS6226263Y2 (ja) | ||
| JPH0311075Y2 (ja) | ||
| JPS6345955Y2 (ja) | ||
| JPS6244828Y2 (ja) | ||
| JPS6033061Y2 (ja) | 座席の背もたれ部前傾装置 | |
| JP2591243Y2 (ja) | シート | |
| JPH021146Y2 (ja) | ||
| JPH0236755Y2 (ja) | ||
| JPH057959Y2 (ja) | ||
| JPS62194948A (ja) | 車両用シ−ト装置 | |
| JPH0228098Y2 (ja) | ||
| JPH0120188Y2 (ja) | ||
| JPH054759Y2 (ja) | ||
| JP2583309Y2 (ja) | 自動車用シートのシートバック構造 | |
| JPH0727239Y2 (ja) | 自動車用シート | |
| JPH0638745Y2 (ja) | シート構造 | |
| JPH077219Y2 (ja) | 可倒式シートのロック構造 | |
| JPH0611230Y2 (ja) | 可倒式シート |