JPH01154926A - 免震装置 - Google Patents
免震装置Info
- Publication number
- JPH01154926A JPH01154926A JP31257787A JP31257787A JPH01154926A JP H01154926 A JPH01154926 A JP H01154926A JP 31257787 A JP31257787 A JP 31257787A JP 31257787 A JP31257787 A JP 31257787A JP H01154926 A JPH01154926 A JP H01154926A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isolation device
- fire resistant
- seismic isolation
- movable
- layer
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims abstract 2
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 15
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 10
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- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
血業上包科朋分見
本発明は、構造物とその基礎の間に挾まれて、構造物へ
の地震入力を軽減する免震装置に関し、特に免震装置に
使用されている可燃物を可動的耐火層で覆うことにより
、耐火性能を与え、かつ免震動作の際の水平方向移動に
よっても可動的耐火層が損傷を受けないようにすること
を目的とする。
の地震入力を軽減する免震装置に関し、特に免震装置に
使用されている可燃物を可動的耐火層で覆うことにより
、耐火性能を与え、かつ免震動作の際の水平方向移動に
よっても可動的耐火層が損傷を受けないようにすること
を目的とする。
従漣四刈支慮
建築物等の大重量物を、水平方向に揺動し得る状態で基
礎上に載置支持し、地震発生時の建築物への地震の横波
の入力加速度を低減して、地震の破壊力から免がれさせ
る免震装置が知られている。
礎上に載置支持し、地震発生時の建築物への地震の横波
の入力加速度を低減して、地震の破壊力から免がれさせ
る免震装置が知られている。
この種免震装置は、水平方向バネ剛性に対する鉛直方向
ハネ剛性を、例えば500〜800と高めて、大重量物
を安定性良く支持しながら水平方向にはよく変形する。
ハネ剛性を、例えば500〜800と高めて、大重量物
を安定性良く支持しながら水平方向にはよく変形する。
この免震装置の構造は、例えば第3図乃至第4図に示す
ように薄いゴム板(1)と鋼板(2)を交互に積層固着
したもの等があるが、いずれにしても水平方向変位を与
える部分が可燃物となっている。
ように薄いゴム板(1)と鋼板(2)を交互に積層固着
したもの等があるが、いずれにしても水平方向変位を与
える部分が可燃物となっている。
このため、免震装置によって自己の建物等が地震から保
護されていても、他の建物が地震によって破損し、これ
によって生しる火災によって、免震装置が焼損し、免震
能力及び建築物の支持機能が損なわれるおそれがある。
護されていても、他の建物が地震によって破損し、これ
によって生しる火災によって、免震装置が焼損し、免震
能力及び建築物の支持機能が損なわれるおそれがある。
ここで免震装置の焼損とは、可燃物自体の燃焼の他に、
例えば可燃物であるゴム板とこれの張り出しを防止する
鋼板との結合が損なわれることをいい、免震装置の機能
がなくなることによって、火災発生後の地震によって免
震装置付きの建築物を損壊してしまうおそれがある。
例えば可燃物であるゴム板とこれの張り出しを防止する
鋼板との結合が損なわれることをいい、免震装置の機能
がなくなることによって、火災発生後の地震によって免
震装置付きの建築物を損壊してしまうおそれがある。
そこで従来は、免震装置(3)に耐火性能を与える構造
として、第3図に示すように、周囲をセラミックファイ
バ(4)で覆うもの、又は第4図に示すように周囲をゴ
ムの耐火層(5)で覆うものが考えられていた。
として、第3図に示すように、周囲をセラミックファイ
バ(4)で覆うもの、又は第4図に示すように周囲をゴ
ムの耐火層(5)で覆うものが考えられていた。
第3図に示す耐火構造は、上部構造物(6)と基礎(7
)の間に設置された免震装置(3)に対して、その周囲
に、ロックウールフェルト(MGフェルト)の表面にセ
ラミックファイバーブランケットを積層し、不織布、亀
甲かなあみとともにワイヤーで縫合したものを、巻きつ
け、ピンとワッシャーで固定している。
)の間に設置された免震装置(3)に対して、その周囲
に、ロックウールフェルト(MGフェルト)の表面にセ
ラミックファイバーブランケットを積層し、不織布、亀
甲かなあみとともにワイヤーで縫合したものを、巻きつ
け、ピンとワッシャーで固定している。
また第4図に示す耐火構造は、免震装置(3)の周囲に
ゴム自体の耐火層(5)を被着形成したもので、この厚
さLは例えば52mと大きくする必要がある。
ゴム自体の耐火層(5)を被着形成したもので、この厚
さLは例えば52mと大きくする必要がある。
ベ しよ゛と る 占
上記セラミックファイバ(4)を耐火層として使用した
免震装置(3)は、地震時の水平方向変形によって、被
覆しているセラミックファイバ(4)が破壊されてしま
い、地震後の火災には対処できない問題があった。
免震装置(3)は、地震時の水平方向変形によって、被
覆しているセラミックファイバ(4)が破壊されてしま
い、地震後の火災には対処できない問題があった。
また厚いゴム(5)を耐火層として使用した免震装置は
、この外被厚を52日としてもJISA1304の規格
で耐火試験した場合、耐火時間は2時間程度であり、現
在建設業界で必要とされている3時間の耐火時間は確保
できない。
、この外被厚を52日としてもJISA1304の規格
で耐火試験した場合、耐火時間は2時間程度であり、現
在建設業界で必要とされている3時間の耐火時間は確保
できない。
また外被の厚さを520にもすると、加硫時間が長くな
り、免震装置の生産性が悪く、実用性がなかった。
り、免震装置の生産性が悪く、実用性がなかった。
′ 、めの
上記従来の問題点を解決するために、本発明が提供する
免震装置は、構造物とその基礎の間に挟まれて、構造物
を基礎上に水平方向に揺動自在に支持する免震装置にお
いて、免震装置の周囲に相互に摺動し合う耐火材を積層
し、免震装置の水平方向変位に追従する可動的耐火層と
したことを特徴とする。
免震装置は、構造物とその基礎の間に挟まれて、構造物
を基礎上に水平方向に揺動自在に支持する免震装置にお
いて、免震装置の周囲に相互に摺動し合う耐火材を積層
し、免震装置の水平方向変位に追従する可動的耐火層と
したことを特徴とする。
作朋
上記本発明の免震装置は、周囲に積層された可動的耐火
層によって、内部の免震装置本体が、静止時及び水平方
向移動時のいずれのときにおいても、火災時の熱及び炎
から保護される。
層によって、内部の免震装置本体が、静止時及び水平方
向移動時のいずれのときにおいても、火災時の熱及び炎
から保護される。
特に可動的耐火層は、積層構造であるため、免震装置の
水平方向変位に自然に追従し、耐久性にも優れる。
水平方向変位に自然に追従し、耐久性にも優れる。
裏1皿
本発明を以下実施例について説明する。
第1図に示す免震装置(10)において、(11)は、
例えば薄いゴム板と鋼板を交互に積層固着する等して水
平バネ剛性に対する鉛直バネ剛性を極めて大きくした免
震装置本体、(12) (13)は免震装置本体(1
1)の上下に固着された取付フランジで、上部構造物(
14)又は基礎(15)への固定に使用される。(16
)は可動的耐火層で、免震装置本体(11)及び取付フ
ランジ(12)(13)の周囲に積層された耐火材(1
7) (17)・・・によって構成される。この耐火
材(17) (17)・・・は、例えばセラミックフ
ァイバー(17a)にセラミックプレート(17b )
を貼着して形成されている。この耐火材(17) (
17)・・・は、熱に対する耐久性が大きく、かつ熱伝
導率が比較的小さいものであればよく、その材質は任意
である。また上記構造では、耐火材(17)の厚さの大
部分を占めるセラミックファイバ(17a)の片面にす
べりを良好にするためのセラミックプレート(17b)
を粘着していたが、このセラミックプレート(17b)
をな(して、セラミックファイバのみによって耐火材(
17)を構成することもできる。またセラミックファイ
バー(17a)の上下の両面にセラミックプレートを貼
着することができる。
例えば薄いゴム板と鋼板を交互に積層固着する等して水
平バネ剛性に対する鉛直バネ剛性を極めて大きくした免
震装置本体、(12) (13)は免震装置本体(1
1)の上下に固着された取付フランジで、上部構造物(
14)又は基礎(15)への固定に使用される。(16
)は可動的耐火層で、免震装置本体(11)及び取付フ
ランジ(12)(13)の周囲に積層された耐火材(1
7) (17)・・・によって構成される。この耐火
材(17) (17)・・・は、例えばセラミックフ
ァイバー(17a)にセラミックプレート(17b )
を貼着して形成されている。この耐火材(17) (
17)・・・は、熱に対する耐久性が大きく、かつ熱伝
導率が比較的小さいものであればよく、その材質は任意
である。また上記構造では、耐火材(17)の厚さの大
部分を占めるセラミックファイバ(17a)の片面にす
べりを良好にするためのセラミックプレート(17b)
を粘着していたが、このセラミックプレート(17b)
をな(して、セラミックファイバのみによって耐火材(
17)を構成することもできる。またセラミックファイ
バー(17a)の上下の両面にセラミックプレートを貼
着することができる。
次に、この可動的耐火層(16)の取付は方法を説明す
る。
る。
耐火材(17) (17)・・・とじてリング状のも
のを用い、免震装置本体(11)の組立時に、同時に組
付けることも考えられるが、実際的には、各耐火材(1
7) (17)・・・を半円弧状に二分割したものと
して製作し、これで免震装置本体(11)を両側から囲
み、各分割部分同士を嵌合とネジ止めにより環状に一体
化することが、製作上便利であり、また交換が容易であ
ることから好ましい。
のを用い、免震装置本体(11)の組立時に、同時に組
付けることも考えられるが、実際的には、各耐火材(1
7) (17)・・・を半円弧状に二分割したものと
して製作し、これで免震装置本体(11)を両側から囲
み、各分割部分同士を嵌合とネジ止めにより環状に一体
化することが、製作上便利であり、また交換が容易であ
ることから好ましい。
地震発生時に、免震装置が第2図に示すように水平方向
に変位するとき、その可動的耐火層(16)は、これに
追従して変形する。図示より明らかなように、各耐火材
(17) (17)・・・は相互に摺動し、免震装置
(1o)の免震動作を妨げず、また各耐火材(17)
(17)・・・自体も損耗し難い。
に変位するとき、その可動的耐火層(16)は、これに
追従して変形する。図示より明らかなように、各耐火材
(17) (17)・・・は相互に摺動し、免震装置
(1o)の免震動作を妨げず、また各耐火材(17)
(17)・・・自体も損耗し難い。
そして、可動的耐火層(16)は、静止時は勿論、第2
図に示ず揺動時にも免震装置本体(11)の外周を完全
に覆って、火災発生時の熱と炎がら免震装置自体(11
)を保護する。
図に示ず揺動時にも免震装置本体(11)の外周を完全
に覆って、火災発生時の熱と炎がら免震装置自体(11
)を保護する。
血皿皇靭来
本発明の免震装置は、免震装置本体の周囲に積層されて
水平方向変位を許容する可動的耐火層を配置したから、
この可動的耐火層を水平方向振動に対して耐久性に優れ
たものとでき、またその製作を容易に行うことができる
。
水平方向変位を許容する可動的耐火層を配置したから、
この可動的耐火層を水平方向振動に対して耐久性に優れ
たものとでき、またその製作を容易に行うことができる
。
第1図は本発明の一実施例である免震装置を示す断面図
、第2図は第1図に示す免震装置の水平方向変位状態を
示す一部拡大断面図である。 第3図は、耐火層としてセラミックファイバーを用いた
従来の免震装置を示す断面図、第4図は耐火層として厚
いゴム層を用いた免震装置を示す断面図である。 (10)〜免震装置、(11) −免震装置本体、(1
4) −構造物、 (15)−基礎、(16)−可動
的耐火層、 (17) −耐火材。
、第2図は第1図に示す免震装置の水平方向変位状態を
示す一部拡大断面図である。 第3図は、耐火層としてセラミックファイバーを用いた
従来の免震装置を示す断面図、第4図は耐火層として厚
いゴム層を用いた免震装置を示す断面図である。 (10)〜免震装置、(11) −免震装置本体、(1
4) −構造物、 (15)−基礎、(16)−可動
的耐火層、 (17) −耐火材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 構造物とその基礎の間に挟まれて、構造物を基礎上に
水平方向に揺動自在に支持する免震装置において、 免震装置の周囲に相互に摺動し合う耐火材を積層し、免
震装置の水平方向変位に追従する可動的耐火層としたこ
とを特徴とする免震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31257787A JPH01154926A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31257787A JPH01154926A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 免震装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154926A true JPH01154926A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18030882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31257787A Pending JPH01154926A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01154926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02134109U (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-07 | ||
JPH03107075A (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-07 | Kajima Corp | 建造物の免震耐火構造 |
JPH0420580U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-20 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP31257787A patent/JPH01154926A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02134109U (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-07 | ||
JPH03107075A (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-07 | Kajima Corp | 建造物の免震耐火構造 |
JPH0420580U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-20 |
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