JPH01154917A - アンカー工の引張り材定着方法 - Google Patents
アンカー工の引張り材定着方法Info
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- JPH01154917A JPH01154917A JP31458487A JP31458487A JPH01154917A JP H01154917 A JPH01154917 A JP H01154917A JP 31458487 A JP31458487 A JP 31458487A JP 31458487 A JP31458487 A JP 31458487A JP H01154917 A JPH01154917 A JP H01154917A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
この発明は、土木構造物の基礎やトンネル、土止め、斜
面安定等に用いられるアンカー工（特に摩擦型アンカー
）において引張り利を定着させる定着方法に関するもの
である。
面安定等に用いられるアンカー工（特に摩擦型アンカー
）において引張り利を定着させる定着方法に関するもの
である。
従来のアンカーエに於ける引張り材の定着方法は、第４
図で示したようにボーリング孔１内にＰＣ鋼棒等の引張
り材２を挿入したのち、上記ボーリング孔１内にセメン
トミルク等のグラウＩ・材３を圧入しながら、アンカ一
体４を形成する。
図で示したようにボーリング孔１内にＰＣ鋼棒等の引張
り材２を挿入したのち、上記ボーリング孔１内にセメン
トミルク等のグラウＩ・材３を圧入しながら、アンカ一
体４を形成する。
なお引張り材のアンカー頭部は、引張り材締４４金具５
、支圧板６、台座７の三部材により構成されている。
、支圧板６、台座７の三部材により構成されている。
上述のような定着方法によると、引張り材の伸びにより
引張り利に弱いグラウト材にクラック８が発生し、又定
着部の摩擦応力度はアンカ一体の全長にいきわたらず部
分的となるので、アンカー体の破損が起生じたり、或い
はアンカ一体の中心に引張り材が位置しないために上記
引張り材を被うグラウト材の肉厚が不均一になってプラ
ウ１〜材が一部剪断破壊するので、地盤中の間隙水がア
ンカ一体内に浸入して引張り材を腐食（化学的腐食）さ
せ、最終的には引張り材の破断を招く問題があった。
引張り利に弱いグラウト材にクラック８が発生し、又定
着部の摩擦応力度はアンカ一体の全長にいきわたらず部
分的となるので、アンカー体の破損が起生じたり、或い
はアンカ一体の中心に引張り材が位置しないために上記
引張り材を被うグラウト材の肉厚が不均一になってプラ
ウ１〜材が一部剪断破壊するので、地盤中の間隙水がア
ンカ一体内に浸入して引張り材を腐食（化学的腐食）さ
せ、最終的には引張り材の破断を招く問題があった。
又応力や歪の集中により局部電池が形成され、陽極部に
割れを生ずるような腐食（電気的腐食）が発生して引張
り材が急激に破断する問題があっ〔問題点を解決するた
めの手段〕 上記の問題点を解決するために、この発明はアンカー工
の引張り材の定着部外周に防錆膜と、この防錆膜を被う
表共に、引張り材に固着させたプレストライナーとを設
け、そしてポーリング孔に上記引張り材を挿入したのち
、ポーリング孔にグラウト材を圧入充填して構成したも
のである。
割れを生ずるような腐食（電気的腐食）が発生して引張
り材が急激に破断する問題があっ〔問題点を解決するた
めの手段〕 上記の問題点を解決するために、この発明はアンカー工
の引張り材の定着部外周に防錆膜と、この防錆膜を被う
表共に、引張り材に固着させたプレストライナーとを設
け、そしてポーリング孔に上記引張り材を挿入したのち
、ポーリング孔にグラウト材を圧入充填して構成したも
のである。
防錆膜と、この防錆膜を被うプレストライナーとによっ
て引張り材の定着部外側を二重構造とし、上記引張り材
に間隙水が触れるのを回避して腐食しないようにする。
て引張り材の定着部外側を二重構造とし、上記引張り材
に間隙水が触れるのを回避して腐食しないようにする。
図のように、ポーリング孔１１に挿入するＰＣ鋼棒等の
引張り材１２には、定着部分において上記引張り材１２
外周に防錆膜１３と、この防錆膜１３を被うと共に、引
張り材１２に固着させたプレストライナー１４とが設け
られており、自由長部分においてシース管１５が嵌装さ
れている。
引張り材１２には、定着部分において上記引張り材１２
外周に防錆膜１３と、この防錆膜１３を被うと共に、引
張り材１２に固着させたプレストライナー１４とが設け
られており、自由長部分においてシース管１５が嵌装さ
れている。
上記のプレストライナー１４は、外周を異形加工した引
抜鋼管等が使用され、引張り材１２の端末側から嵌装し
て、上記引張り材１２の端末外周のネジ部１６にナツト
１７をねじ込んでプレストライナー１４が抜けないよう
支持（固着）し、又プレストライナー１４の先端は、ア
スファルト等による止水部材１８により閉鎖されている
。
抜鋼管等が使用され、引張り材１２の端末側から嵌装し
て、上記引張り材１２の端末外周のネジ部１６にナツト
１７をねじ込んでプレストライナー１４が抜けないよう
支持（固着）し、又プレストライナー１４の先端は、ア
スファルト等による止水部材１８により閉鎖されている
。
更にシース管１５には、軟質ポリエチレンパイプ等が用
いられ、シース管１５により被われる引張り材１２の外
周は、防錆処理（防錆剤をプロコートする）されている
。
いられ、シース管１５により被われる引張り材１２の外
周は、防錆処理（防錆剤をプロコートする）されている
。
又ポーリング孔１１に挿入した引張り材１２は、上記ポ
ーリング孔１１の中心線上に位置するようプレストライ
ナー１４やシース管１５の外側に第３図に示すスペーサ
１９が嵌装されており、挿入注入管２０を徐々に引き抜
きながらポーリング孔１１の奥から順次セメントミルク
等のグラウト材Ａが圧入充填される。
ーリング孔１１の中心線上に位置するようプレストライ
ナー１４やシース管１５の外側に第３図に示すスペーサ
１９が嵌装されており、挿入注入管２０を徐々に引き抜
きながらポーリング孔１１の奥から順次セメントミルク
等のグラウト材Ａが圧入充填される。
更に構造物２１のボイド管２２に貫通させて上記構造物
２１に係合させる引張り材１２のアンカ＝３− 一頭部は、引張り材締付金具２３（ナンド）、支圧板２
４、台座２５の三部材により構成されている。
２１に係合させる引張り材１２のアンカ＝３− 一頭部は、引張り材締付金具２３（ナンド）、支圧板２
４、台座２５の三部材により構成されている。
以上のように、この発明に係るアンカー工の引張り材定
着方法によれば、引張り材の定着部外周に防錆膜と、こ
の防錆膜を被うと共に、引張り材に固着させたプレスト
ライナーとで圧縮力に変換して、グラウト材にクランク
が発生するのを回避することができる。
着方法によれば、引張り材の定着部外周に防錆膜と、こ
の防錆膜を被うと共に、引張り材に固着させたプレスト
ライナーとで圧縮力に変換して、グラウト材にクランク
が発生するのを回避することができる。
又かりにクラックが発生しても浸透する間隙孔が引張り
材に触れるのをプレストライナーと防錆膜との二重構造
により阻止することができる。
材に触れるのをプレストライナーと防錆膜との二重構造
により阻止することができる。
このため、引張り材の腐食をなくすことができる。
図面はこの発明に係る定着方法の実施例を示すもので、
第１図は縦断側面図、第２図は同上の縦断拡大側面図、
第３図は第２図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図、第４図は従来の
定着方法の縦断側面図である。 １１・・・・・・ポーリング孔、１２・・・・・・引張
り材、１３・・・・・・防錆膜、 １４・・・・・・プレストライナー、 １５・・・・・・シース管、 １６・・・・・・ネ
ジ部、１７・・・・・・ナンド。 特許出願人 木 本 健 合同 代理人
鎌 １） 文 ニ／。 ・ ／ 目 Ｘセ 賜
第１図は縦断側面図、第２図は同上の縦断拡大側面図、
第３図は第２図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図、第４図は従来の
定着方法の縦断側面図である。 １１・・・・・・ポーリング孔、１２・・・・・・引張
り材、１３・・・・・・防錆膜、 １４・・・・・・プレストライナー、 １５・・・・・・シース管、 １６・・・・・・ネ
ジ部、１７・・・・・・ナンド。 特許出願人 木 本 健 合同 代理人
鎌 １） 文 ニ／。 ・ ／ 目 Ｘセ 賜
Claims (1)
- アンカー工の引張り材の定着部外周に防錆膜と、この
防錆膜を被うと共に、引張り材に固着させたプレストラ
イナーとを設け、そしてボーリング孔に上記引張り材を
挿入したのち、ボーリング孔にグラウト材を圧入充填し
たことを特徴とするアンカー工の引張り材定着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31458487A JPH01154917A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | アンカー工の引張り材定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31458487A JPH01154917A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | アンカー工の引張り材定着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01154917A true JPH01154917A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18055052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31458487A Pending JPH01154917A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | アンカー工の引張り材定着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01154917A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0379337U (ja) * | 1989-12-06 | 1991-08-13 | ||
| JPH04174128A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-22 | Kensetsu Kiso Eng Co Ltd | アンカーの削孔内への配置方法 |
| JP2004332529A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Atsushi Kato | 崩壊性地盤の削孔方法並びにロックボルト工法及びグラウンドアンカー工法 |
| JP2014196651A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-10-16 | 孝幸 阿部 | 基礎工又は構造物の定着工法 |
| CN105804769A (zh) * | 2016-03-04 | 2016-07-27 | 中交路桥（北京）科技有限公司 | 一种采用波纹钢板对隧道衬砌加固的方法 |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31458487A patent/JPH01154917A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0379337U (ja) * | 1989-12-06 | 1991-08-13 | ||
| JPH04174128A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-22 | Kensetsu Kiso Eng Co Ltd | アンカーの削孔内への配置方法 |
| JPH0721183B2 (ja) * | 1990-11-05 | 1995-03-08 | 建設基礎エンジニアリング株式会社 | アンカーの削孔内への配置方法 |
| JP2004332529A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Atsushi Kato | 崩壊性地盤の削孔方法並びにロックボルト工法及びグラウンドアンカー工法 |
| JP2014196651A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-10-16 | 孝幸 阿部 | 基礎工又は構造物の定着工法 |
| CN105804769A (zh) * | 2016-03-04 | 2016-07-27 | 中交路桥（北京）科技有限公司 | 一种采用波纹钢板对隧道衬砌加固的方法 |
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