JPH01153772A - 粉末塗料または粉末の静電気帯電性を向上させる方法、およびそれを固体対象物の表面被覆に用いる方法 - Google Patents

粉末塗料または粉末の静電気帯電性を向上させる方法、およびそれを固体対象物の表面被覆に用いる方法

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JPH01153772A
JPH01153772A JP63277531A JP27753188A JPH01153772A JP H01153772 A JPH01153772 A JP H01153772A JP 63277531 A JP63277531 A JP 63277531A JP 27753188 A JP27753188 A JP 27753188A JP H01153772 A JPH01153772 A JP H01153772A
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group
coating
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carbon atoms
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Hans-Tobias Macholdt
ハンス‐トビアス‐マコルト
Alexander Sieber
アレクザンデル・ジーベル
Claus Godau
クラウス・ゴダウ
Albrecht Manz
アルブレヒト・マンツ
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Hoechst AG
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    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、粉末塗料または粉末中に特定の構造の埋伏カ
チオン化合物を均一に混入させることによって粉末塗料
または粉末の静電気帯電性を向上させる方法並びにこの
ように処理した粉末塗料または粉末を固体対象物(加工
品)の表面被覆の為に用いることに関する。
[従来技術の説明および発明が解決すべき課題1粉末塗
料技術は、中でも小さな対象物、例えば庭用家具、キャ
ンプ生活用品、家庭用品、小さな自動車用品、冷蔵庫お
よび本棚を塗装する際に並びに複雑な形状の加工品を塗
装する際に用いる。大部分は金属製対象物が塗装される
が、例えば合成樹脂も粉体塗装技術で塗装できる。
他の塗装法、例えば刷毛塗り、浸漬塗装および慣用の噴
霧塗装に比較してこの粉末塗装技術は多くの長所を有し
ている。この塗装方法は例えば溶剤を用いずに実施され
、従って環境を汚染せず且つ費用の点で有利である。
この方法は、廃棄物処置、作業安全性(燃焼性溶剤の不
存在)、作業衛生および環境保護並びに塗装工程に掛か
る時間に関しても有利である。
粉末塗装技術は静電気帯電の原理に基づいている。粉末
塗料あるいは粉末はそれの静電気電荷を一般に以下の二
つの方法の一方に従って受は取る: a)コロナ法では、粉末塗料あるいは粉末は帯電したコ
ロナに通され、その際に荷電される。
b)摩擦電気的あるいは動電学的方法の場合には摩擦電
気の原理が使用される。粉末塗料あるいは粉末にはスプ
レー・ガン中において摩擦相手物質、一般にチューブま
たは噴霧パイプ(例えばポリテトラフルオルエチレン製
)の電荷と反対の静電気電荷が与えられる。
これらの両方の方法の組み合わせも可能である。
粉末塗料用樹脂として代表的には、エポキシ樹脂、カル
ボキシル基含有−および水酸基含有ポリエステル樹脂お
よびアクリル樹脂が対応する硬化剤と一緒に使用される
。樹脂の組み合わせも使用される。例えばしばしば、エ
ポキシ樹脂はカルボキシル基含有−および水酸基含有ポ
リエステル樹脂と組み合わせて使用される。
エポキシ樹脂の代表的な硬化剤成分は、例えば酸無水物
、イミダゾール類並びにジシアンジアミドおよびそれら
の誘導体がある。水酸基含有ポリエステル樹脂の為の硬
化剤成分の代表的なものは、例えば酸無水物、ブロック
されたイソシアネート、ビスアシルウレタン、フェノー
ル樹脂、メラミン樹脂があり、カルボキシル基含有ポリ
エステル樹脂の為の代表的な硬化剤成分は例えばトリグ
リシジルイソシアヌレートまたはエポキシ樹脂がある。
アクリル樹脂においては、−船釣に例えばオキサゾ−リ
ン、イソシアネート、トリグリシジルイソシアヌレート
またはジカルボン酸が硬化剤成分として使用される。
摩擦電気によって粉末塗料あるいは粉末を帯電させる方
法はコロナ帯電法に比較して沢山の長所を有している。
例えばコロナを発生させる為の費用およびコロナを運転
する為の高電圧の絶縁の費用が省ぶけ、このことは例え
ば作業安全性、特に手作業における作業安全性を高める
更にこれによってスプレー・ガンが軽く成る。
このことは再び殊に手動式スプレー・ガンにとって重要
である。
更に、摩擦によって静電気が帯電された粉末塗料は均一
な電荷を有しており且つバッタースプレーする傾向が少
ない。(″バック・スプレー”とは、噴霧塗装された加
工品に既に付着している粉末塗料粒子が該加工品から再
び離れそしてあらゆる方向に飛散する現象を意味する。
)。
更に、摩擦帯電の原理によって実施される塗装装置のス
プレー先端を問題無く数メートル程伸ばすことができ、
噴霧塗装すべき物体に接近させたことに成り、それ故に
パイプまたは中空体中にも案内することができる。
これに対して、摩擦で帯電させる方法によって噴霧され
る粉末塗料の場合には、粉末粒子が不十分に帯電されて
おりそして噴霧塗装された加工品へのスローイングパワ
ー(throwing power)が悪いと言う問題
が生じる(スローイングパワーという言葉は、噴霧塗装
された加工品への粉末塗料が裏側、中空部、割れ口部お
よび殊に噴霧陰および内部縁部および内部角でどの程度
沈着するかの目安である。)。
不十分な荷電の問題は中でも、ポリエステル樹脂、特に
カルボキシル基含有ポリエステルを基礎としてまたはい
わゆる混合粉末を基礎として製造される粉末塗料の場合
に認められる。混金粉末とは、樹脂の基礎がエポキシ樹
脂とカルボキシル基含有ポリエステル樹脂との組み合わ
せより成る粉末塗料を意味する。混合粉末は実地におい
て最もしばしば支持される粉末塗料の基礎を成す。
純粋なエポキシド樹脂を基礎とする粉末塗料は比較的良
好に摩擦電気的に噴霧されるが、ポリエステル樹脂を基
礎とする混合粉末または粉末塗料を用いる(摩擦電気的
噴霧塗装)法は一般に不満足なものである。このことは
、摩擦電気的に噴霧塗装された粉末塗料の場合には樹脂
の選択が非常に制限されていることを意味している。正
に基礎樹脂によって粉末塗料の非常に色々の性質が調節
できるのであるから、このことは非常に不満足なことで
ある。それ故に今日では何れの場合にもあらゆる用途上
の要求を摩擦電気的に噴霧塗装される粉末塗料では満足
できない。このことはこの有利な方法が未だ非常に一般
的でないことで証明される。
それ故に、非常に色々な樹脂を基礎とする粉末塗料また
は粉末、特に摩擦電気的に噴霧塗装できる粉末塗料に比
較的に高く且つ均一な電荷を与えることができ並びに加
工品への噴霧の際に出来るだけ高く且つ均一な沈着速度
を達成し、その際に粉末塗料の他の性質、例えば機械的
性質および加工性ができるだけ僅かしか影響されるべき
ではないという要求がある。
摩擦電気的に噴霧塗装できる粉末塗料を改善する為の公
知の方法は酸化アルミニウムを添加することを本質とし
ている(F、llaselmeyer 、 K。
Oehmichen 、 DEFAZET 、第27巻
、No、11.1973年、第529頁)。か\るやり
方の場合には酸化アルミニウムを噴霧前に完成粉末塗料
に一般には1〜5χの濃度で添加する。しかしこの場合
には、上記の材料を粉末塗料中に均一に混入することが
できず、このことが殊に連続的操作の場合には問題と成
る。
もう一方において酸化アルミニウムを粉末塗料中に均一
に混入する(分散させる)場合には、電荷の増加効果が
与えられる。例えば酸化アル= 11− ミニラムを添加する場合の問題は、実地において静電気
帯電の一時的改善しか達成されないことにある。更に、
粉末塗料と添加物とを均一に混合する問題、粉末塗料と
添加物とが分離してしまう問題並びに帯電領域での摩耗
の問題がある。
摩擦電気的に噴霧塗装できる粉末塗料の帯電を改善する
他の試みは、ドイツ特許出願公開(A1)第性3,60
0,395号公報に開示されている。この公開公報には
、摩擦電気的に噴霧塗装できる粉末塗料の自体公知の不
足する帯電性の問題が同様に指摘されそして解決法とし
て第四アンモニウム化合物または例えば金属含有顔料、
殊に亜鉛微粉を基礎とする毛管活性の湿潤剤を添加する
ことを一般的記載でのみ主張されている。
[課題を解決するための手段] 驚くべきことに本発明者は、特別の埋伏のカチオン化合
物を粉末塗料および粉末、特に摩擦電気的に噴霧塗装さ
れる粉末塗料中に均一い混入した場合に、それらの静電
気的帯電性が向上することを見出した。これによって実
現される比較的に高い静電気的帯電性が別のプラス効果
として被覆される対象物(加工品)へ噴霧塗装される粉
末塗料または粉末を均一に沈着させる結果をもたらす。
それ故に本発明の対象は、固体対象物(加工品)の表面
被覆の為の粉末塗料または粉末の静電気帯電性を向上さ
せるに当たって、粉末塗料または粉末中に一般式(1)
および/または(2)[式中、R+、 Rz、R3およ
びR4は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜30
、殊に1〜22の直鎖状−または分枝状アルキル基;−
数式−(CHz−CHz−0)n−R(但し、Rは水素
原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、アシル基、例え
ばアセチル−、ベンゾイル−またはナフトイル基であり
そしてnは1〜10、殊に1〜4の数である)で表され
るオキシエチル基;炭素原子数5〜12の単核または多
核の脂環式残基、例えばシクロヘキシル−またはシクロ
ペンチル基;単核または多核の芳香族残基、例えばフェ
ニル−11−ナフチル−12−ナフチル−、トルイル−
またはビフェニル基;または芳香脂肪族残基、例えばベ
ンジル基であり、その際脂肪族−1芳香脂肪族−および
芳香族残基は水酸基−1炭素原子数1〜4のアルコキシ
基、第一一、第ニーまたは第三−アミノ基、例えばN−
モノアルキル(C1〜C4)−アミノ−またはN−ジア
ルキル(01〜C4)−アミノ基、更には酸アミド基、
例えばフタルイミド−またはナフタルイミド基によって
並びに弗素−1塩素−または臭素原子によって置換され
ていてもよく、脂肪族残基は特に1〜33個の弗素原子
によって置換されていてもよく、R3は水素−1弗素−
1塩素−または臭素原子または炭素原子数I〜6のアル
キル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基または第一ア
ミノ基を意味し、 そして八〇はアニオンの当量、殊に有機性アニオン、特
に脂肪族−または芳香族カルボン酸または一スルホン酸
のアニオン基の当量であり、 そしてその際R1とR3とは1または2個のへテロ原子
、例えば窒素−1酸素−または硫黄原子で中断されてい
てもよく且つ0〜3個の二重結合を持っていてもよい炭
素原子数5〜7の環系(この種の化合物としてはピリジ
ン−、ピペリジン塩およびそれらの誘導体が挙げられる
)の一部である。1 で表される少なくとも一種類の埋伏カチオン化合物を約
0.01〜約10重量%、殊に0.1〜約5重量%の量
で均一に混入することを特徴とする、上記方法、並びに
そうして処理された粉末塗料または粉末を金属、木材、
合成樹脂、ガラス、セラミックス、コンクリート、繊維
材料、祇またはゴムより成る固体対象物(加工品)の表
面被覆に用いる方法である。
特に適するのは、−数式(1)においてRo、R2、R
3およびR6が互いに無関係に水素原子、炭素原子数1
〜30のアルキル基およびベンジル基を意味しそしてA
oがフェノールカルボン酸または一スルホン酸、ナフト
ールカルボン酸またはナフトールスルホン酸またはそれ
らの誘導体、例えば1−ヒドロキシナフチル−2−スル
ホン酸、モノ−およびビスヒドロキシナフチルスルホン
酸、2−ヒドロキシナフチル−3へカルボン酸、2−ヒ
ドロキシナフチル−3−カルボン酸、1−アミノナフチ
ル−4−スルホン酸、4−メチルフェニル−1−スルホ
ン酸または2−ヒドロキシナフチル−6−カルボン酸の
アニオン残基がある。
有機性アニオンを持つ上記の一般式(1)および(2)
の個々の化合物を以下に例示する:ペンジルー トリー
n−ブチルアンモニウムヒドロキシナフチルスルホナー
ト、ベンジル−トリーn−ブチルアンモニウムビスヒド
ロキシナフチルスルホナート、ヘキサデシル−トリメチ
ルアンモニウム−2−ヒドロキシナフチル−3−カルボ
キシレート、コシルトリメチルアンモニウム−2−ヒド
ロキシナフチル−3−カルボキシレート、トコシル−ト
リメチルアンモニウム−2−ヒドロキシナフチル−3−
カルボキシレート、ベンジル−ジ−n−ブチル−n−プ
ロピルアンモニウム−ドアミノナフチル−4−スルホナ
ート、ステアリルジメチルフェネチルアンモニウムトル
エン−4=スルホナート、セチルトリメチルアンモニウ
ム−サリチレート、(3−フタルイミドプロピル)−セ
チル−ジメチルアンモニウム−トシレート、(3−スフ
シイミドプロビル)−エチルジメチルアンモニウム−ト
シレート、(3−フタルイミドプロピル)−セチルジメ
チルアンモニウム−トシレート、(3−フタルイミドプ
ロピル)−トリメチルアンモニウム−メチルスルフェー
ト、ジステアリルジメチルアンモニウム−メチルスルフ
ェート、ピリミジラム−トシレート、並びに2−ヒドロ
キシナフチル−6−カルボキシレートとしであるいは4
−(3−ヒドロキシ−2−ナフトイルアミノ)−フェニ
ルスルホナートとしての形の上述の第四アンモニウム化
合物。
本発明に従って用いる化合物は粉末塗料あるいは粉末中
に溶解または分散して存在していてもよい。混入は自体
公知の方法で、基礎となる樹脂、例えばポリエステル樹
脂中に塊状化合物を例えば混合および押出成形または混
練することによって行うことができる。本発明に従って
使用される化合物は乾燥し且つ粉砕した粉末として、分
散物またはマスターバッチとしてまたはその他の適当な
状態でまたは溶液状態で添加することができる。同様に
これらの化合物は原則としてそれぞれの粉末(塗料)用
樹脂を製造する際に添加してもよい。即ち、該樹脂の重
合過程でまたは重縮合過程で添加してもよい。本発明の
化合物の長所は、この目的の為に特別に開発した粉末処
方を必要とせずに混入することができることである。そ
のような特別な処方は上記化合物の一般的な使用性を再
び制限してしまう。即ち、上記化合物の混入は、粉末(
塗料)の製造の際にこの目的の為に選択された加工段階
の間に単に添加することより成る。即ち、追加的方法段
階を必要としない。
本発明の化合物が粉末塗料あるいは粉末に溶解または分
散して存在することの長所は、全ての粉末粒子が向上し
た静電気帯電性を一様に有しており、このことが不均一
な効果をもたらし得ないことである。同様に、配置供給
速度、不十分な混合が原因でまたは混合物が分離する為
に不均一が生じ得る。
本発明に従って使用する化合物は顔料含有のまたは顔料
不含(クリヤラッカー)の、有色のまたは無色の粉末塗
料あるいは粉末塗料系において使用できる。
埋伏のカチオン性化合物の添加は帯電性の向上およびス
ローイングパワーおよび沈着速度の改善を一方としそし
てその他の機械的性質および加工性にできるだけ僅かの
影響しか与えてはならないので、即ち添加量ができるだ
け僅かであるべきなので、本発明に従って用いる化合物
が第四アンモニウム−およびインモニウム化合物(im
monium compounds)の大きな化合物群
から特別に選択される高能力の生成物であることが非常
に有利である。例えば粉末の帯電性をも改善し得る第四
アンモニウム化合物、例えばヘキサデシル−トリメチル
アンモニウムクロライドまたはジステアリルジメチルア
ンモニウムクロライドはその物理的コンシスチンシーお
よびその加工性の為にあまり適していない。か\る化合
物を使用できるようにする為には、これを例えば珪藻土
に吸収させなければならず、このことにも再び相応した
費用が必要となる(これについては例00)参照)。更
になかでも、20°Cでの水溶性が2g/ I!、であ
るアンモニウム−およびインモニウム化合物が適してい
る。
上記式(1)および/または(2)のカチオン性化合物
が含まれている粉末塗料あるいは粉末は例えば金属、合
成樹脂、木材、セラミックス、コンクリート、ガラス、
繊維材料または紙を被覆するのに使用できる。
本発明に従って使用する化合物を粉末塗料または粉末に
おいて、特に摩擦電気的に噴霧塗装できる粉末塗料にお
いて使用することが樹脂の多方面的選択を可能としそし
て新規の樹脂系を開発することが特にに非常に有利であ
る。従来には純粋なエポキシ樹脂を基礎とする粉末塗料
しか満足に摩擦電気的に噴霧塗装できなかったのに、今
や他の樹脂系にも手を付けることができる。特に、本発
明に従って使用する化合物の利用によってポリエステル
樹脂を基礎とする粉末塗料も静電気的に塗布することが
できる。
上記式(1)および/または(2)のカチオン性化合物
を用いることの別の長所は粉末塗料の沈着速度が速めら
れたことにある。この長所は短時間で噴霧塗装すること
を可能とし、このことが多種多様の面で有利であり、例
えば費用を低減させる。帯電性および改善されたスロー
イングパワーと組み合わせで、大きな面積へ噴霧塗装さ
れる粉末塗料の沈着速度を早めることができるだけでな
く、中空部、内部縁部および内部角における並びに対象
物の裏側への均一な被覆を可能とし得る。噴霧塗装され
る対象物(加工品)は従って均一に被覆することができ
る。
以下の実施例に記載の粉末塗料は押出成形によって製造
しそして製造方法および粒度分布(平均粒度50μm)
に関して互いに匹敵し得る。粉末(塗料)の摩擦電気噴
霧は、Intec社(Dor tmun t)のスプレ
ーガン“Tribo 5tar”を用いて行う。規格の
噴霧用パイプおよび星形内部棒を用いて、3barの噴
霧圧の最大粉末流量にて実施する。
被噴霧塗装対象物の沢山の辺を持つ金属立方体(大きさ
約5cm X 5cm X 5cm)を噴霧室に吊るし
そして約20cmの距離からスプレーガンを別に動かす
ことなしに前から直接的に噴霧する。噴霧される粉末の
それぞれの帯電性はI n tec社の”粉末の摩擦電
気電荷の測定装置”を用いて測定する。測定する為に測
定装置の測定触手を噴霧装置から噴霧される粉末の雲状
物中に直接的に保持する。粉末塗料または粉末の静電気
電荷から得られる電流密度はμAで示す。スローイング
パワーおよび被覆力は視覚的に評価する。
特に、裏側、中空部、内部縁部および一角および縁部の
裏の凹み部がどの程度まで塗料で均一に被覆されるかを
観察する。Oから5の評点を用いる評価スケール2.I
 DIN 53,230に従って視覚的評価を示す。こ
の場合0が最も良い評価であり、そして5が最も悪い評
価である。
以下の例は、比較例以外は、本発明を更に詳細に説明す
るものである。部は重量部を意味する。
廿LL工比募Jl− 以下の組成の粉末塗料を38cmの長さの星形内部棒の
使用下に摩擦電気塗装する場合に2.1〜2.4μへの
電流強度に相当する静電気電荷を帯電する。
アルフタラード(へIftalat:商標)AN 72
1(HoechstAGのカルボキシル基含有ポリエス
テル)259部、 ベツコボックス(Beckopox :商標)EP 3
03(HoechstAGのエポキシ樹脂タイプ3) 
   111部、アルフタラード(Alftalat:
商標) 792(Hoechst AGの水酸基含有ポ
リエステル)200部、=23− クロノス(Kronos :商標) 2160(Kro
nos Titan GrnbHの二酸化チタン)29
5部、 ブランクフィックス(Blanc Fixe) F(S
achtlebenChemie GmbHの硫酸バリ
ウム)100部、アゾイトール(八dditol) X
L 496(tloechst AGのレベリング剤)
          30部ベンゾイン       
    5部合計 1000部 噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点4である。即ち、5秒後に沈着粉末量は1.1gで
ある。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.6〜0.7μへの電流強度に相当す
る電荷を帯電する。
開」」実施炎[ 例1に記載の組成の粉末塗料中に0.5重量%ノペンジ
ルー トリーn−ブチルアンモニウム−モノヒドロキシ
ナフチルスルホナートを均一に混入する。
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気−24
= 塗装する場合に3.1〜3.4μへの電流強度に相当す
る静電気電荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点3である。5秒後の沈着粉末量は1.5gである。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.7〜0.8μへの電流強度に相当す
る電荷を帯電する。
側a彫− 0,5重量%の例2に記載の添加物の替わりに1重量%
のそれを含有する点を除いて例2に記載の組成である粉
末塗料は、38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦
電気塗装する場合に3.9〜4.0μAの電流強度に相
当する静電気電荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点2である。5秒後の沈着粉末量は1.6gである。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.8〜0.9μへの電流強度に相当す
る電荷を帯電する。
■]ユ尖施■月 0.5重量%の例2に記載の添加物の替わりに2重量%
のそれを含有する点を除いて例2に記載の組成である粉
末塗料は、38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦
電気塗装する場合に4゜2〜4.4 μへの電流強度に
相当する静電気電荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点1である。5秒後の沈着粉末量は1.6gである。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に1.0〜1.1 μへの電流強度に相当
する電荷を帯電する。
■」」几較貫り 以下の組成の粉末塗料を38cmの長さの星形内部棒の
使用下に摩擦電気塗装する場合に0.9〜1.2μへの
電流強度に相当する静電気電荷を帯電する。
アルフタラード(Alftalat:商標)AN 72
HIloechst八Gのカルボキシル基含有ポリエス
テル)3399部、 ベッコボックス(Beckopox :商標)EP 3
03(HoechstAGのエポキシ樹脂タイプ3) 
  171部、クロノス(Kronos :商標) 2
160(Kronos Titan GmbHの二酸化
チタン)295部、 ブランクフィックス(Blanc Fixe) F(S
achtlebenChemie GmbHの硫酸バリ
ウム 100部、アゾイトール(^dditol) X
L 496(Hoechst AGのレベリング剤)3
0部 ベンゾイン           5部合計 1000
部 噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点4である。即ち、5秒後に沈着粉末量は1.4gで
ある。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.3〜0.4μへの電流強度に相当す
る電荷を帯電する。
1m実隻桝L 0.5重量%の例2に記載の添加物を例 5に記載の組
成の粉末塗料に均一に混入する。
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装す
る場合に1.3〜1.4μへの電流強度に相当する静電
気電荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点3である。5秒後の沈着粉末量は1.4gである。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.9μAの電流強度に相当する電荷を
帯電する。
±ユ」実施撚し 例5に記載の組成の粉末塗料中に、0.5重量%のヘキ
サデシルトリメチル−アンモニウム−2−ヒドロキシナ
フチル−3−カルボキシレートを均一に混入する。38
cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装する場
合に2.6〜2.7μAの電流強度に相当する静電気電
荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点2である。5秒後の沈着粉末量は2.2gである。
ヘキサデシルトリメチル−アンモニウム−2−ヒドロキ
シナフチル−3−カルボキシレートの製法はヨーロッパ
特許出願公告(B1)第97.926号公報に記載され
ている。
刺]引− 0,5重量%の例7に記載の添加物の替わりに1重量%
のそれを含有する点を除いて例7に記載の組成である粉
末塗料は、38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦
電気塗装する場合に2.8〜2.9μAの電流強度に相
当する静電気電荷を帯電する。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点2である。5秒後の沈着粉末量は2.5gである。
億」Lす11彫− 0,5重量%の例7に記載の添加物の替わりに2重量%
のそれを含有する点を除いて例7に記載の組成である粉
末塗料は、38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦
電気塗装する場合に2.8〜2.9μへの電流強度に相
当する静電気電荷を帯電する。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点2である。5秒後の沈着粉末量は2.5gである。
側ユ彰工実考1わ− 例5に記載の組成の粉末塗料中に、2重量%のアンモニ
ウム化合物を均一に混入する。アンモニウム化合物はヘ
キサデシルトリメチルアンモニウムクロライドが適する
。この化合物を粉末塗料に適するように加工せしめる為
に、この化合物を水性/イソプロパツール性溶液(有効
物質含有量的50χ)から1:1の比で珪酸のジベルナ
ート2 (S 1perna t :商標:製造元、 
DEGUSSΔ社: DEGUSSA社の出版物”Fa
el lungskieselsaeurenund 
5ilikate、 Herstellung 、 E
igenschaftenHd llniyendun
g″)に吸収させる。こうして得られた珪酸〜アンモニ
ウム塩“包接化合物”を粉末塗料に相応する比で添加す
る。
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装す
る場合に1.8〜2.0μへの電流強度に相当する静電
気電荷が達成される。
噴霧塗装された加工品(噴霧時間5秒)の視覚的評価は
評点3である。5秒後の沈着粉末量は1.4gである。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末塗料は摩擦電
気塗装する時に0.6〜0.7μへの電流強度に相当す
る電荷を帯電する。
■旦」ル較桝卜 純粋なスチレン/メタクリル−共重合体のDialec
(商標:製造元; Diamond Shamrock
) S 309より成る粉末は、38cmの長さの星形
内部棒の使用下でもまた15cmの星形内部棒の使用下
でも摩擦電気塗装する場合に±Oμへの電流強度に相当
する静電気電荷を示す。
忽ユ影」実1」D− 例11に記載の組成の粉末中に、例2に記載の添加物1
重量%を均一に混入する。38cmの長さの星形内部棒
の使用下に摩擦電気塗装する場合に5.6〜5.8μへ
の電流強度に相当する静電気電荷が達成される。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に2.6〜2.8μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。
開■」実崖五と 例11に記載の組成の粉末中に、例7に記載の添加物1
重量%を均一に混入する。38cmの長さの星形内部棒
の使用下に摩擦電気塗装する場合に7.9〜8.2μへ
の電流強度に相当する静電気電荷が達成される。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に3.6〜3.7μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。
1M」実施拠り 例11に記載の組成の粉末中に、約80部のトコジルト
リメチルアンモニウム塩と約20部のコシルトリメチル
アンモニウム塩□それぞれアニオンと゛して2−ヒドロ
キシナフチル−3−カルボキシレートを含有する□とよ
り成る添加物1重量%を均一に混入する。38cmの長
さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装する場合に7.
9〜8゜3μAの電流強度に相当する静電気電荷が達成
される。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に4.2〜4.3μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。
用いた添加物の製法ははヨーロッパ特許出願公告(B1
)第97,926号公報に記載されている。
組上LすJ1彫− 例11に記載の組成の粉末中に、モリブデン酸アニオン
を対抗イオンとして持つn−オクタデシルトリメチルア
ンモニウムより実質的に成る添加物1重量%を均一に混
入する。
38c111の長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗
装する場合に2.5〜2.6μへの電流強度に相当する
電荷が達成される。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に0.4〜0.5μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。
炎ル」災旌尉后 例11に記載の組成の粉末中に、1重量%のメチル−ト
リオクチル−アンモニウムクロライドを均一に混入する
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装す
る場合に4.2〜4.4μへの電流強度に相当する静電
気電荷が達成される。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に3.2〜3.4μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。
炎U」災施皿り 例11に記載の如き粉末中に、1重量%のベンジル−ト
リメチル−アンモニウムクロライドを均一に混入する。
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装す
る場合に3.0〜3.1μへの電流強度に相□ 当する
電荷を帯電する。
汎用」災旌炎り 例11に記載に記載の如き粉末中に、1重量%のテトラ
ブチル−アンモニウム−硫酸水素を均一に混入する。
38cmの長さの星形内部棒の使用下に摩擦電気塗装す
る場合に5.2〜5.4μAの電流強度に相当する電荷
を帯電する。
15cmの星形内部棒を用いた場合、粉末は摩擦電気塗
装する時に3.7〜4.0μへの電流強度に相当する電
荷を帯電する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固体対象物の表面被覆の為の粉末塗料または粉末の
    静電気帯電性を向上させるに当たって、粉末塗料または
    粉末中に一般式(1)および/または(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は互いに
    無関係に水素原子、炭素原子数1〜30の直鎖状−また
    は分枝状アルキル基、一般式−(CH_2−CH_2−
    O)_n−R(但し、Rは水素原子、炭素原子数1〜4
    のアルキル基またはアシル基でありそしてnは1〜10
    の数である)で表されるオキシエチル基、炭素原子数5
    〜12の単核または多核の脂環式残基、単核または多核
    の芳香族残基または芳香脂肪族残基であり、 R_5は水素原子、弗素−、塩素−または臭素原子また
    は炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の
    アルコキシ基または第一アミノ基を意味し、そしてその
    際R_1とR_3とは炭素原子数5〜7の環系の一部で
    ありそして0〜3個の二重結合を持っていてもよく、そ
    してA^■はアニオンの当量を意味する。] で表される少なくとも一種類の塩状カチオン化合物を約
    0.01〜約10重量%の量で均一に混入し、その際一
    般式(1)および(2)の塩状カチオン化合物を粉末塗
    料あるいは粉末中にに溶解または分散させることを特徴
    とする、上記粉末塗料または粉末の静電気帯電性の向上
    方法。 2)請求項1に記載の一般式(1)においてR_1、R
    _2、R_3およびR_4が互いに無関係に水素原子、
    炭素原子数1〜30のアルキル基およびベンジル基を意
    味する請求項1に記載の方法。 3)請求項1に記載の一般式(1)および(2)におい
    てA^■が有機化合物のアニオン性残基を意味する請求
    項1または2に記載の方法。 4)請求項1に記載の一般式(1)および(2)におい
    てA^■が脂肪族または芳香族のカルボン酸またはスル
    ホン酸のアニオン性残基を意味する請求項1または2に
    記載の方法。 5)請求項1に記載の一般式(1)および(2)のカチ
    オン性化合物が20℃での水溶性が2.0g/l以下で
    ある請求項1〜4の何れか一つに記載の方法。 6)請求項1に記載の一般式(1)および/または(2
    )のカチオン性化合物を約0.1〜約5重量%の量で粉
    末塗料または粉末中に均一に混入する請求項1〜5の何
    れか一つに記載の方法。 7)請求項1に記載の一般式(1)および/または(2
    )のカチオン性化合物が均一に混入されている粉末塗料
    および粉末がエポキシ樹脂、水酸基含有−およびカルボ
    キシル基含有ポリエステル樹脂またはアクリル樹脂また
    はこれらの組み合わせを基礎としている請求項1〜6の
    何れか一つに記載の方法。 8)請求項1に記載の一般式(1)および/または(2
    )のカチオン性化合物が乾燥されそして粉砕された粉末
    の状態または分散物、マスターバッチまたは溶液の状態
    で粉末塗料または粉末に均一に混入される請求項1〜7
    の何れか一つに記載の方法。 9)請求項1に記載の方法によって静電気帯電性が改善
    された粉末塗料または粉末を金属、木材、合成樹脂、ガ
    ラス、セラミックス、コンクリート、繊維材料、紙およ
    びゴムより成る群の内の対象物を表面被覆する為に用い
    る方法。 10)エポキシ樹脂、カルボキシル基−および水酸基含
    有ポリエステル−またはアクリル樹脂またはこれらの組
    み合わせおよび、均一に分布され、溶解しそして分散し
    た請求項1に記載の一般式(1)および/または(2)
    の少なくとも一種類約0.01〜約10重量%のカチオ
    ン性化合物を含有する粉末塗料または粉末を金属、木材
    、合成樹脂、ガラス、セラミックス、コンクリート、繊
    維材料、紙およびゴムより成る群の内の対象物の表面被
    覆の為に用いる方法。 11)エポキシ樹脂、カルボキシル基−および水酸基含
    有ポリエステル−またはアクリル樹脂またはこれらの組
    み合わせをおよび、均一に分布され、溶解しそして分散
    させた一般式(1)および/または(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は互いに
    無関係に水素原子、炭素原子数1〜30の直鎖状または
    分枝状アルキル基−、一般式−(CH_2−CH_z−
    O)_n−R(但し、Rは水素原子、炭素原子数1〜4
    のアルキル基またはアシル基でありそしてnは1〜10
    の数である)で表されるオキシエチル基、炭素原子数5
    〜12の単核または多核の脂環式残基、単核または多核
    の芳香族残基または芳香脂肪族残基であり、 R_5は水素原子、弗素−、塩素−または臭素原子また
    は炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の
    アルコキシ基または第一アミノ基を意味し、そしてA^
    ■は有機化合物のアニオンの当量を意味する。] で表される少なくとも一種類の塩状カチオン化合物約0
    .01〜約10重量%を含有する粉末塗料または粉末。
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