JPH0987548A - 帯電防止性塗料組成物 - Google Patents

帯電防止性塗料組成物

Info

Publication number
JPH0987548A
JPH0987548A JP7245949A JP24594995A JPH0987548A JP H0987548 A JPH0987548 A JP H0987548A JP 7245949 A JP7245949 A JP 7245949A JP 24594995 A JP24594995 A JP 24594995A JP H0987548 A JPH0987548 A JP H0987548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
propanol
coating composition
acid
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7245949A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shiraiwa
徹男 白岩
Akinori Iwata
顕範 岩田
Seigo Miyasoi
聖吾 宮副
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd, Nippon Paint Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority to JP7245949A priority Critical patent/JPH0987548A/ja
Priority to US08/717,736 priority patent/US5858472A/en
Priority to EP96306994A priority patent/EP0764663A3/en
Publication of JPH0987548A publication Critical patent/JPH0987548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料の種類にかかわらず帯電防止効果を発揮
する帯電防止性塗料組成物を提供する。 【解決手段】 皮膜形成成分と下記一般式(1)で表わ
される含窒素化合物とを含有する帯電防止性塗料組成
物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電防止性能を有
する塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帯電防止性能を有する塗料として
は、例えば、カーボンブラック、カーボン繊維、金属
粉、炭化ケイ素、酸化銅、酸化インジウム等の無機系導
電性物質を含有する塗料がある。
【0003】さらに、特開平6−287476号記載の
ように、メチルメタクリレート系重合体に、オキシアル
キレン化合物と無機イオン塩を含有する帯電防止性塗料
組成物が開示されている。
【0004】しかしながら、無機系導電性物質を含有す
る塗料は、無機系導電性物質の塗料中への分散性に問題
があったり、目的とする導電性を得るためには、これら
の導電性物質を塗料に大量に添加する必要があるという
問題があった。
【0005】また、特開平6−287476号記載の塗
料は、メタクリル樹脂に関するものであり、他の塗料に
ついての帯電防止効果は乏しいという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来法の欠点を解消し、塗料の種類にかかわらず帯電防
止効果を発揮する帯電防止性塗料組成物を提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、特定の含窒
素化合物を含有する塗料組成物を提供することにより、
上記課題を解決した。
【0008】すなわち、本発明は、皮膜形成成分と下記
一般式(1)で表わされる含窒素化合物とを含有する帯
電防止性塗料組成物である。
【0009】
【化2】 本発明の帯電防止性塗料組成物においては、塗膜形成
後、塗膜中に存在する一般式(1)で表わされる含窒素
化合物により、帯電防止性が発現する。
【0010】
【発明の実施の形態】一般式(1)において、Rは炭
素数5〜21のアルキル基またはアルケニル基であり、
好ましくは炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニ
ル基であり、特に好ましくは炭素数9〜15のアルキル
基またはアルケニル基である。
【0011】一般式(1)で表わされる含窒素化合物と
しては、例えば、N,N−ジメチルアミノプロピルヘキ
サンアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルヘキサン
アミド、N,N−ジエチルアミノエチルヘキサンアミ
ド、N,N−ジメチルアミノプロピルオクタンアミド、
N,N−ジエチルアミノプロピルオクタンアミド、N,
N−ジエチルアミノエチルオクタンアミド、N,N−ジ
ブチルアミノプロピルオクタンアミド、N,N−ジブチ
ルアミノエチルオクタンアミド、N,N−ジメチルアミ
ノプロピルデカンアミド、N,N−ジメチルアミノエチ
ルデカンアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルデカ
ンアミド、N,N−ジエチルアミノエチルデカンアミ
ド、N,N−ジブチルアミノプロピルデカンアミド、
N,N−ジメチルアミノプロピルドデカンアミド、N,
N−ジメチルアミノエチルドデカンアミド、N,N−ジ
エチルアミノプロピルドデカンアミド、N,N−ジエチ
ルアミノエチルドデカンアミド、N,N−ジブチルアミ
ノプロピルドデカンアミド、N,N−ジブチルアミノエ
チルドデカンアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル
テトラデカンアミド、N,N−ジメチルアミノエチルテ
トラデカンアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルテ
トラデカンアミド、N,N−ジエチルアミノエチルテト
ラデカンアミド、N,N−ジブチルアミノプロピルテト
ラデカンアミド、N,N−ジブチルアミノエチルテトラ
デカンアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルヘキサ
デカンアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルヘキサ
デカンアミド、N,N−ジメチルアミノエチルヘキサデ
カンアミド、N,N−ジエチルアミノエチルヘキサデカ
ンアミド、N,N−ジブチルアミノプロピルヘキサデカ
ンアミド、N,N−ジブチルアミノエチルヘキサデカン
アミド、N,N−ジメチルアミノプロピル−9−オクタ
デセンアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルオクタ
デカンアミド、N,N−ジメチルアミノエチルオクタデ
カンアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルオクタデ
カンアミド、N,N−ジエチルアミノエチルオクタデカ
ンアミド、N,N−ジブチルアミノプロピルオクタデカ
ンアミド、N,N−ジブチルアミノエチルオクタデカン
アミド等のアミドアミン類、ヘキサン酸2−ジメチルア
ミノエタノール、ヘキサン酸3−ジメチルアミノ−1−
プロパノール、ヘキサン酸1−ジメチルアミノ−2−プ
ロパノール、オクタン酸2−ジメチルアミノエタノー
ル、オクタン酸2−ジエチルアミノエタノール、オクタ
ン酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、オクタン
酸1−ジエチルアミノ−2−プロパノール、デカン酸2
−ジメチルアミノエタノール、デカン酸2−ジブチルア
ミノエタノール、デカン酸3−ジエチルアミノ−1−プ
ロパノール、デカン酸1−ジブチルアミノ−2−プロパ
ノール、ウンデシル酸2−ジメチルアミノエタノール、
ウンデシル酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、
ウンデシル酸1−ジメチルアミノ−2−プロパノール、
ウンデシル酸6−ジメチルアミノ−1−ヘキサノール、
ドデカン酸2−ジメチルアミノエタノール、ドデカン酸
2−ジエチルアミノエタノール、ドデカン酸2−ジブチ
ルアミノエタノール、ドデカン酸3−ジメチルアミノ−
1−プロパノール、ドデカン酸1−ジメチルアミノ−2
−プロパノール、ドデカン酸4−ジメチルアミノフェネ
チルアルコール、テトラデカン酸2−ジメチルアミノエ
タノール、テトラデカン酸2−ジエチルアミノエタノー
ル、テトラデカン酸3−ジエチルアミノ−1−プロパノ
ール、テトラデカン酸1−ジメチルアミノ−2−プロパ
ノール、ペンタデカン酸2−ジメチルアミノエタノー
ル、ペンタデカン酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノ
ール、ペンタデカン酸1−ジメチルアミノ−2−プロパ
ノール、ヘキサデカン酸2−ジメチルアミノエタノー
ル、ヘキサデカン酸2−ジブチルアミノエタノール、ヘ
キサデカン酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、
ヘキサデカン酸1−ジメチルアミノ−2−プロパノー
ル、ヘキサデカン酸4−ジメチルアミノ−1−ブタノー
ル、オクタデカン酸2−ジメチルアミノエタノール、オ
クタデカン酸2−ジエチルアミノエタノール、オクタデ
カン酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、オクタ
デカン酸1−ジメチルアミノ−2−プロパノール、9−
オクタデセン酸2−ジエチルアミノエタノール、9−オ
クタデセン酸3−ジブチルアミノ−1−プロパノール、
ドコサン酸2−ジメチルアミノエタノール、ドコサン酸
3−ジメチルアミノ−1−プロパノール、ドコサン酸1
−ジメチルアミノ−2−プロパノール等の脂肪酸エステ
ル類が挙げられる。
【0012】前記アミドアミン類は、炭素数6〜22の
脂肪族モノカルボン酸と、N,N−ジメチルアミノプロ
ピルアミン、N,N−ジメチルアミノエチルアミン、
N,N−ジエチルアミノプロピルアミン、N,N−ジエ
チルアミノエチルアミン、N,N−ジブチルアミノプロ
ピルアミン、N,N−ジブチルアミノエチルアミン等の
N,N−ジアルキルアミノアルキルアミンとの反応によ
り得られる。その反応は、公知のアミド生成の反応方法
により行なわれる。すなわち、140〜200℃の温度
下にて加熱することにより、反応は進行する。反応の進
行度合いは、全アミン値、三級アミン値および酸価の測
定によりチェックする。
【0013】前記脂肪酸エステル類は、炭素数6〜22
の脂肪族モノカルボン酸と、2−ジメチルアミノエタノ
ール、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジブチルア
ミノエタノール、3−ジメチルアミノ−1−プロパノー
ル、3−ジエチルアミノ−1−プロパノール、3−ジブ
チルアミノ−1−プロパノール、1−ジメチルアミノ−
2−プロパノール、1−ジエチルアミノ−2−プロパノ
ール、1−ジブチルアミノ−2−プロパノール、4−ジ
メチルアミノ−1−ブタノール、6−ジメチルアミノ−
1−ヘキサノール、4−ジメチルアミノフェネチルアル
コール等のN,N−ジアルキルアミノアルコールとの反
応により得られる。その反応は、公知のエステル生成の
反応方法により行なわれる。すなわち、140〜230
℃の温度下にて加熱することにより、反応は進行する。
反応の進行度合いは、酸価の測定によりチェックする。
【0014】また、本発明の帯電防止性塗料組成物は、
皮膜形成成分を含有している。この皮膜形成成分は、基
体樹脂と硬化剤からなるものである。ただし、硬化剤を
含有していない、熱可塑性塗料や、自己硬化性の基体樹
脂を含む塗料では、皮膜形成成分は、基体樹脂そのもの
となる。
【0015】基体樹脂の具体例としては、塩素化ポリオ
レフィン、アクリル、ポリエステル、アルキッド、エポ
キシ、ウレタン、ポリアクリレート等の塗料に通常用い
られているものが挙げられる。
【0016】硬化剤の具体例としては、ポリイソシアネ
ート、ポリアミン、メラミン、多塩基酸およびポリエポ
キシなどの多官能性の化合物または樹脂が挙げられる。
なお、上述した自己硬化性の基体樹脂では、例えばポリ
アクリレートのように、基体樹脂中に硬化剤の部分を有
する。
【0017】本発明の帯電防止性塗料組成物は、溶剤、
顔料、触媒および添加剤を必要に応じて含有することが
できる。一般に塗料組成物において、これらの成分は、
その形態や目的により、含んだり含まなかったりするこ
とが知られている。なお、溶剤としては、特に限定され
ることなく、例えば汎用の有機溶剤及び水を使用でき
る。また、顔料、触媒および添加剤についても特にその
種類が限定されるものではない。
【0018】一般式(1)で表わされる含窒素化合物の
配合量は、皮膜形成成分100重量部に対して0.1〜
20重量部、好ましくは1〜15重量部、特に好ましく
は3〜10重量部である。0.1重量部未満の場合は、
帯電防止性が充分でない。また、20重量部を超える添
加は、帯電防止性の向上には好ましいが、塗料塗膜の物
性劣化および塗膜表面でブリードを生じるので、大きな
利点はない。
【0019】本発明の帯電防止性塗料組成物を得る方法
は特に限定されない。一般的には、帯電防止性を有しな
い塗料(以下、原料塗料という。)に、一般式(1)で
表わされる含窒素化合物の所定量をそのまま又は溶剤に
溶解もしくは分散させたものを加えることにより、本発
明の帯電防止性塗料組成物を得ることができる。もちろ
ん、基体樹脂や硬化剤などの塗料原料と一般式(1)で
現わされる含窒素化合物とを一緒に加えて塗料を製造す
ることも可能である。
【0020】本発明の塗料組成物を塗料として塗装する
には、スプレー塗装、刷毛塗り塗装、浸漬塗装、ロール
塗装、流し塗装等の公知の方法を用いる。
【0021】また、塗料形態としては、常温硬化タイ
プ、ラッカータイプ、熱硬化タイプで、有機溶剤系塗
料、水性塗料、粉体塗料等の通常用いられている塗料形
態がいずれも使用できる。
【0022】本発明の帯電防止性塗料組成物は、種々の
基材に対する塗布が可能であるが、自動車用バンパーな
どの樹脂成形体への塗布が有用である。樹脂成形体に塗
装する際の塗装膜厚および乾燥条件は、それぞれの原料
塗料の乾燥条件に準ずる。例えば、塩素化ポリオレフィ
ンを基体樹脂とした、硬化剤を含まないプライマー塗料
として使用する場合には、膜厚が5〜15μmで、乾燥
は50〜80℃で10分程度である。また、未乾燥のプ
ライマーにトップコートを塗装し一体で加熱する、いわ
ゆるウェットオンウェットによる塗装の場合も同様の条
件である。基体樹脂としてアクリルまたはポリエステル
を用い、硬化剤としてポリイソシアネートを用いた塗料
では、膜厚が20〜40μmで、乾燥は80〜90℃で
20〜40分程度である。基体樹脂としてアクリルまた
はポリエステルを用い、硬化剤としてメラミンを用いた
塗料では、膜厚が20〜40μmで、乾燥は100〜1
20℃で20〜40分程度である。
【0023】
【実施例】実施例1〜5 表1に示すように、一般式(1)で表わされる含窒素化
合物の所定量を含有するプライマー塗料組成物を調整し
た。得られたプライマー塗料組成物をイソプロピルアル
コールで洗浄・脱脂したポリプロピレン樹脂成形体(三
井石油化学製ポリプロピレン、M−4800、150m
m×60mm×3mm)に乾燥膜厚約10μmとなるよ
うにエアースプレーで塗装した。これを50℃で10分
間乾燥させたものの帯電防止性を測定した。次いで、得
られた塗膜の上に、メラミン塗料(日本ビーケミカル社
製、R−320)を乾燥膜厚約40μmとなるようにエ
アースプレーで塗装し、約10分間セッティングした
後、120℃で20分間焼き付けた。このようにして得
られたそれぞれの塗膜の耐衝撃性を測定した。結果を表
1に示す。
【0024】比較例1 実施例1のプライマー塗料組成物から、一般式(1)で
表わされる含窒素化合物を除いたもの用いて実施例1〜
5と同様の手順により、塗膜を得、その帯電防止性およ
び耐衝撃性を測定した。結果を表1に示す。
【0025】実施例6〜14 表1に示すように、一般式(1)で表わされる含窒素化
合物の所定量を含有する上塗り塗料組成物を調整した。
得られた上塗り塗料組成物をイソプロピルアルコールで
洗浄・脱脂したポリプロピレン樹脂成形体(三井石油化
学製ポリプロピレン、M−4800、150mm×60
mm×3mm)に乾燥膜厚約40μmとなるようにエア
ースプレーで塗装し、約10分間セッティングした。こ
れを実施例6〜9では80℃で30分間、実施例10〜
14では120℃で30分間焼き付け、それぞれ得られ
た塗膜の帯電防止性および耐衝撃性を測定した。結果を
表1に示す。
【0026】比較例2、3 実施例6および実施例10の上塗り塗料組成物から、一
般式(1)で表わされる含窒素化合物を除いたもの用い
て実施例6〜14と同様の手順により、それぞれ塗膜を
得、その帯電防止性および耐衝撃性を測定した。結果を
表1に示す。
【0027】
【表1】 *1 A:N,N−ジエチルアミノエチルオクタンアミ
ド B:N,N−ジエチルアミノエチルドデカンアミド C:ドデカン酸2−ジエチルアミノエタノール D:N,N−ジメチルアミノエチルヘキサデカンアミド E:N,N−ジメチルアミノプロピルオクタデカンアミ
ド F:オクタン酸2−ジメチルアミノエタノール G:N,N−ジメチルアミノエチルデカンアミド H:デカン酸3−ジエチルアミノ−1−プロパノール I:テトラデカン酸1−ジメチルアミノ−2−プロパノ
ール J:ヘキサデカン酸3−ジメチルアミノ−1−プロパノ
ール *2 塗料中の、皮膜形成成分100重量部に対する重
量部 *3 P−1:日本ビーケミカル社製プライマー塗料R
B−195 基体樹脂:塩素化ポリオレフィン 硬化剤 :なし P−2:日本ビーケミカル社製、R−215 基体樹脂:ポリエステルとアクリル 硬化剤 :ポリイソシアネート P−3:日本ビーケミカル社製、R−207 基体樹脂:アクリル 硬化剤 :メラミン *4 帯電防止性は、シシド静電気社製のスタチックオ
ネストメーターを用いて帯電圧の半減期を測定した。
【0028】測定条件:印加電圧10KV、印加時間1
分間、テーブル回転数1200rpm(湿度65%、気
温20℃) *5 耐衝撃性は、デュポン式衝撃試験器を用いて、荷
重1kg、撃芯の直径1/2インチの条件で試験片の塗
膜面に衝撃を与え、塗膜に異常を生じない落下距離を調
べた。塗膜に異常を生じない落下距離と評価基準は以下
の通り。
【0029】◎;優良(>50cm) ○;良好(50cm) △;実用上問題なし(45cm) ×;不良(<45cm)
【0030】
【発明の効果】本発明の帯電防止性塗料組成物において
は、組み合せて使用できる塗料の範囲が広く、かつ、該
塗料組成物を用いて得られる塗膜は帯電防止性に優れて
いる。さらに、予期せぬ効果として、得られる塗膜の耐
衝撃性が向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮副 聖吾 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膜形成成分と下記一般式(1)で表わ
    される含窒素化合物とを含有する帯電防止性塗料組成
    物。 【化1】
  2. 【請求項2】 一般式(1)で表わされる含窒素化合物
    の配合量が、前記皮膜形成成分100重量部に対して、
    0.1〜20重量部であることを特徴とする請求項1記
    載の帯電防止性塗料組成物。
JP7245949A 1995-09-25 1995-09-25 帯電防止性塗料組成物 Pending JPH0987548A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7245949A JPH0987548A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 帯電防止性塗料組成物
US08/717,736 US5858472A (en) 1995-09-25 1996-09-20 Method of improving the electrical conductivity of a molding article of resin, method of coating a molding article of resin, and coating composition
EP96306994A EP0764663A3 (en) 1995-09-25 1996-09-25 Method of improving the electrical conductivity of a molding artcile of resin, method of coating a molding article of resin, and coating composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7245949A JPH0987548A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 帯電防止性塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0987548A true JPH0987548A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17141258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7245949A Pending JPH0987548A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 帯電防止性塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0987548A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2585631C2 (ru) Композиции покрытий, включающие гидроксид магния, и подложки с нанесенным покрытием
US20040005464A1 (en) Anti-corrosion paint for steel with polyaniline
JPH02261866A (ja) 金属顔料組成物およびそれを含む水性塗料組成物
JPH09505108A (ja) 平滑度を向上させた水性塗料組成物
JPS6241543B2 (ja)
JP2000053833A (ja) コ―ティング添加剤、該添加剤を含有するコ―ティング組成物、および該コ―ティング組成物を使用して基板をコ―ティングする方法
US6361872B1 (en) Metal surface treatment agents, methods of treating metal surfaces and pre-coated steel substrates
PL173087B1 (pl) Termoutwardzalna proszkowa kompozycja powłokowa
US4612054A (en) Carbodiimide driers for resin coating compositions
JPH026561A (ja) 金属顔料組成物
JPH0224376A (ja) 硬化性含窒素アルキド樹脂系塗料
JPH0987548A (ja) 帯電防止性塗料組成物
JPH056595B2 (ja)
JPH0848914A (ja) 防食塗料
JP2885549B2 (ja) 耐食性塗料組成物
JP7480980B2 (ja) 塗料組成物、塗装物の製造方法および塗装物
JPH11310735A (ja) エポキシ樹脂防食塗料組成物
DE3224864C2 (ja)
GB2400052A (en) Method for reusing over-sprayed aqueous paint
US5858472A (en) Method of improving the electrical conductivity of a molding article of resin, method of coating a molding article of resin, and coating composition
JP3104896B2 (ja) 塗料組成物
JP2008221128A (ja) 塗膜の耐ハジキ性改良方法
JP7385253B2 (ja) 塗装物の製造方法および塗料組成物
JPH0995548A (ja) 樹脂成形体の導電性改良方法および樹脂製被塗物の製造方法
JP2676019B2 (ja) 塗料用組成物