JPH0115313B2 - - Google Patents

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JPH0115313B2
JPH0115313B2 JP54132446A JP13244679A JPH0115313B2 JP H0115313 B2 JPH0115313 B2 JP H0115313B2 JP 54132446 A JP54132446 A JP 54132446A JP 13244679 A JP13244679 A JP 13244679A JP H0115313 B2 JPH0115313 B2 JP H0115313B2
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Japan
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gutter
balls
ball
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prize ball
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ機の賞球排出装置の改良
に関する。
[従来の技術] 従来、賞球排出装置としては、パチンコ球の通
過で発信信号を発信し、付属回路を介して制御装
置に信号の伝達を行い、賞球を排出することが知
られている(特開昭52−84033号公報)。
又、スプロケツトを使用したパチンコ玉払出装
置が知られている(特開昭53−109745号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように従来の賞球排出装置は、前者
(特開昭52−84033号公報)のものには、具体的に
は記載がないが、いわゆる玉鞘を使用したもの
と、後者(特開昭53−109745号公報)のものゝよ
うにスプロケツトを使用したものに大別できる。
そして、いわゆる玉鞘を使用したものでは、玉
鞘内に賞球タンクから供給される所定数の球が溜
るまでの補填時間と、玉鞘内の所定数の球が流出
するまでの排出時間とを夫々確保する必要があ
る。これは、賞球数を常に一定に保つためであ
り、例えば打球が連続入賞した際に、玉鞘を第1
の排出状態→貯留状態→第2の排出状態に連続的
に変換するが、第1の排出状態と貯留状態との間
隔が短過ぎると、玉鞘内の数が全て流出せずに玉
鞘内に球が残つてしまい、又、貯留状態と第2の
排出状態との間隔が短過ぎると、玉鞘内に所定数
の球が溜る前に、排出状態となつてしまい、いず
れの場合も賞球排出数が不足してしまう欠点があ
る。勿論、補填時間と排出時間を長く採り過ぎれ
ば、賞球の排出間隔が長くなつてしまい、誘技者
に不審感を抱かれ易く、又、遊技テンポが遅くな
つてしまう。
そこで、従来は、機械的構造により補填時間と
排出時間を確保しようとしていたが、そのため構
造が複雑化してしまうばかりでなく、その設計や
調整が非常に困難であるという問題点があつた。
尚、スプロケツトを使用したものでは、スプロ
ケツトを回転するだけでよいので、賞球の補填時
間と排出時間を確保する必要はないが、比較的に
賞球排出速度が遅くなる点があると共に、賞球数
を制御するのに、スプロケツトの回転角度を制御
しなければならないので、スプロケツトの回転角
度検出器、停止機構及び制御回路を必要とし、玉
鞘を使用したものに比べ、構造が複雑であるとい
う欠点がある。
そこで、本発明は、いわゆる玉鞘を使用した場
合の上記欠点を解決するものであつて、その目的
とするところは、賞球の補填時間と排出時間を電
気的構成により合理的に確保して、賞球排出の高
速化を図ろうとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するためのものであ
り、以下にその内容を図面に示した実施例を用い
て説明する。
本発明の電気的制御手段(例えば制御装置6
6)は、検出手段からの検出信号に基づいて変換
手段をして貯留部を第1状態から第2状態に変換
し、貯留部内の所定数の球が流出するに必要な排
出時間が経過後、変換手段をして貯留部を再度第
1状態に復帰する排出動手制御手段(例えばオン
タイマ75)と、この排出動作制御手段をして、
第1状態に復帰した貯留部内への所定数の球の流
入に必要な補填時間を確保すべく、前記変換手段
による貯留部の第2状態への変換を遅延させる遅
延手段(例えばオフタイマ80)と、前記検出手
段からの検出信号を遂次記憶し、上記遅延手段か
らの補填完了信号に基づいて記憶信号を前記排出
動作制御手段に送出し、変換手段をして貯留部に
より1回の排出動作を行なわせ、該排出動作終了
後、記憶内容から「1」を減算する記憶手段(例
えばレジスタ68)と、賞球排出を遊技者に報知
する報知手段(例えばセーフ球発生ランプ82)
を駆動する駆動手段(例えばドライバ81)とを
備えたことを特徴とする。
[作用] 従つて、本発明では、検出手段(例えばセーフ
球検出器67)からの検出信号があると、当該検
出信号を電気的制御手段66の記憶手段68に遂
次記憶する。
一方、排出動作制御手段75は、記憶手段から
の記憶信号に基づき、変換手段60をして、貯留
部57を第1状態から第2状態に変換する。これ
により、貯留部の球出口と賞球樋43が互いに連
通し、貯留部内の球が賞球樋に流出し、遊技者に
賞球として排出される。この賞球の排出時には、
駆動手段81により報知手段82が駆動されて、
遊技者に賞球排出状態を報知する。
そして、貯留部内の所定数の球が流出するに必
要な排出時間が経過すると、排出動作制御手段
は、変換手段をして貯留部を再度、第1状態に復
帰する。このため、貯留部内の所定数の球が全て
流出してから、貯留部が再度、第1状態に復帰
し、貯留部の球入口が導出樋45と連通すること
から、貯留部内には導出樋から球が供給される。
又、賞球の排出動作終了後、記憶手段の記憶内
容から「1」を減算する。
再度、検出手段からの検出信号があると、上記
手順で再度、賞球排出が行われるが、その際に遅
延手段80からの補填完了信号を待つて、記憶手
段の記憶信号が排出制御手段に送出される。この
ため、打球が連続して入賞しても、記憶手段で検
出信号を一旦記憶しておき、この記憶信号に基づ
いて、貯留部に所定数の球が補填されてから、貯
留部を第2状態に変換させるので、常に最短時間
でもつて所定数の賞球が確実に排出される。
[実施例] 以下に本発明を図面に示した実施例に基づき説
明する。
第1〜10図は、本発明の一実施例を示すもの
で、図中、1はパチンコ機を示し、このパチンコ
機1は、第1図に示すように、前面枠2に設けら
れた供給皿3から供給された遊技球を操作ダイヤ
ル4により弾発力を調整し得る発射レバー5によ
つて、ガイドレール6に沿つて遊技盤7面に弾発
することによつて遊技球を遊技盤7上に流下させ
る。この流下の間に入賞装置8に入つた遊技球
は、遊技盤7やその裏面に設けられたセーフ球集
合樋9によつて集められ、回収樋10を通じてパ
チンコ機1の背後下方に流出する。かくして、流
出した遊技球は、パチンコ機列の内部下方に設け
た回収用コンベア(図示せず)により揚送装置
(図示せず)に導かれる。
これに対して、アウト穴11に入つた遊技球
は、同様にして回収樋12を通じて回収用コンベ
アに流出して、これによつて揚送装置に導かれ
る。
かくして、各パチンコ機1から揚送装置に回収
された遊技球は、パチンコ機1の上側に延在する
配給樋13及びこの配給樋13から分岐された流
下樋14を通つて賞球タンク15に補給される。
前記セーフ球集合樋9は、第2図に示す如く、
遊技盤7の入賞装置8を背後から覆う背面板21
と、その周縁から前方に延在する周縁板22とで
なり、周縁板22の高さは、入賞装置8に入つた
遊技球が遊技盤7の背面との間を回収樋10に向
つてスムーズに流下するに十分な高さに設定す
る。上記背面板21は、少なくとも遊技盤7の入
賞装置8が配設されている領域部分に対向する面
積を有し、この実施例の場合、前面枠2側からみ
て遊技盤7の左右両側部を上下方向に全範囲に亘
つて残し、下端縁をアウト穴11の僅かに上側位
置を通つて左右方向に水平に延在させたほゞ方形
形状を有する。
尚、遊技盤7は、前面枠2の上下左右幅より小
さい寸法に選定する。
セーフ球集合樋9の一側隅部には、第3図に示
す如く、L字状出口樋23が形成され、その出口
側が上下方向に延在する排出樋24に連結されて
いる。尚、この出口樋32及び排出樋24の高さ
は、セーフ球集合樋9の高さとほゞ同じ大きさと
する。
セーフ球集合樋9の上方周囲部から遊技盤7よ
り見た左方周囲部を通つて下方周囲部に至る範囲
には、細長く賞球排出機構27が設けられてい
る。この一連の賞球排出機構27は共通の取付ベ
ース板28に形成され、取付ベース板28を例え
ば遊技盤7乃至セーフ球集合樋9に固定すること
により、パチンコ機1の裏機構の一部となる。
この実施例の場合、取付ベース板28は、セー
フ球集合樋9の左側端に位置する部分が断面側L
字状になされ、その他の部分において断面が横長
な逆L字状になされ、第4及び第5図に示す如
き、取付具29によつて遊技盤7に固定できるよ
うになつている。
上記取付具29は、遊技盤7の背面にねじ34
によつてねじ止めされた載頭円錐状の内筒30
と、取付ベース板28に形成され、内面が円錐状
となされた外筒31とでなる。上記内筒30に
は、その厚みを横切るように先端にかぎ形突起3
2を有するロツク片33が内外の方向に弾性をも
つて形成され、内筒30に外筒31を嵌め込んだ
とき、第5図に示す如く、突起32が外筒31の
後方端(取付ベース板28の背面縁部)に係合す
ることにより、取付ベース板28を遊技盤7の背
面に固定できるようになつている。
取付ベース板28の上部40は、左右方向に延
在し、その背面に賞球タンク15が設けられてい
る。又、取付ベース板28の上部40の一端部か
ら下方に延在する中間部42には、所定数の賞球
を排出する賞球排出装置44が取付けられ、賞球
タンク15の左側底部から左下方向に斜めに延在
する導出樋としてのシユート45が賞球排出装置
44に連結されている。
上記中間部42には、賞球排出装置44から下
方に蓋板26をビス25により止着された賞球樋
43が設けられ、その下端部には上部鈴樋46が
連結されている。上部鈴樋46は、第3図に示す
如く、段部47にベル48が収納された構成を有
し、賞球樋43から流下して来た賞球がベル48
に当つて、これを鳴らすようになつている。
上部鈴樋46から出た賞球は、供給皿3に流出
する。しかし、供給皿3に球が充満して段部47
にまで達していると、鈴樋46からの賞球は接続
樋49を通つてさらに流下し、下部鈴樋50を通
つて前面枠2に設けられた受皿51に流出する。
こゝで、下部鈴樋50は、上部鈴樋46と同様の
構造を有し、賞球が受皿51に流出する際に、ベ
ルを鳴らすようになつている。
この実施例の場合、接続樋49は、取付ベース
板28に取付けられた垂直部53を有し、この垂
直部53の下端が取付ベース板28の下縁からさ
らに下方に突出した後、右下方向に内方に折れ曲
がり延在し、この折曲り部54の先端に下部鈴樋
50が連結される。下部鈴樋50の出口側は、、
前方に折れ曲がつて受皿51に連結される。
このようにして賞球排出機構27は、比較的幅
狭の取付ベース板28に全体として収るようにな
され、この目的を満足すべく、次のような構成の
賞球排出装置44を適用し得る。
即ち、第6図に示す如く、導出樋としてのシユ
ート45の開口下端に連通するように、支持具5
5の支軸56によつて、例えば左右方向に回動可
能の貯留部としての計数樋57を有し、その支軸
56の下側位置に一端を固定軸58に枢着された
クランク機構59が連続されている。上記クラン
ク機構59は、変換手段としての賞球排出駆動用
のソレノイド60の作動杆61に連結され、ソレ
ノイド60が消磁したとき、計数樋57が図示の
直立位置にあることより、計数樋57の上端の球
入口がシユート45と連通し、計数樋57内に賞
球62が流入し、この状態を第1状態とする。こ
の第1状態においては、計数樋57の下端の球出
口が固定の球止め具63によつて閉塞されて、賞
球樋43への賞球の流出が阻止され、かくして計
数樋57内に所定数、例えば15個の賞球62が貯
留される。
上記第1状態において、ソレノイド60が励磁
すると、作動杆61が上方に引き込まれ、計数樋
57が矢印64の方向に反時計方向に傾動するの
で、計数樋57の下端の球出口が球止め具63に
よる閉塞状態を脱して、球止め具63と並設され
た賞球樋43の開口上端に連通し、かくして計数
樋57内の賞球62が賞球樋43に流下して行
き、この状態を第2状態とする。この第2状態で
は、シユート45の開口下端は、計数樋57に突
設された閉塞板65によつて閉塞され、かくして
シユート45内の賞球62の落下を防止する。
上記第2状態で、ソレノイド60が消磁する
と、空となつた計数樋57が図示の直立位置に戻
り、計数樋57が再度、第1状態に復帰し、シユ
ート45から計数樋57内に賞球が流れ込んで、
空になつた計数樋57に賞球を補填する。
このようにして第6図の賞球排出装置44はソ
レノイド60を一旦、励磁した後、消磁すること
により所定数の賞球を賞球樋43を流下させるこ
とができ、かくするにつき計数樋57を僅かに傾
動させるに十分な比較的幅狭な空間を用意するだ
けで済む。
尚、図面に示した実施例では、貯留部としての
計数樋57を第1状態を第2状態に交互に変換す
る変換手段としての駆動源としてソレノイド60
を用いたが、これに代え、モータを用いるように
してもよい。例えば、モータに結合したカム機構
によつて計数樋57を揺動させるようにしてもよ
い。
第7図は、上記変換手段としてのソレノイド6
0を駆動制御して賞球の排出動作を行わせる電気
的制御手段としての制御装置66を示す。
上記制御装置66は、セーフ球集合樋9から延
出した回収樋10の途中に設けられた検出手段と
してのセーフ球検出器67(第3図)の検出信号
を計数記憶する記憶手段としてのレジスタ68を
備え、前記セーフ球検出器67としては、例えば
第8図の構成のものを適用し得る。
即ち、排出樋24の途中に横下方向に折れ曲が
る引出樋69を設け、この引出樋69を通つたセ
ーフ球を揺動アーム70の先端に設けた受け具7
1に案内する。上記揺動アーム70は、常時は重
錘72によつて受け具71を引出樋69に向けた
状態に付勢し、受け具71にセーフ球を受けたと
き、その自重によつて回動してセーフ球を引出樋
69の下側位置に設けた開口73に落とし込んだ
後に、重錘72によつて元状態に復帰するように
する。かくして、揺動アーム70は、セーフ球が
到来するごとに揺動動作し、その都度、下側位置
に設けたマイクロスイツチ74を動作させて、検
出信号を発生させるようになつている。
尚、検出手段としてのセーフ球検出器67は、
上述の構成のもの以外に、種々の構成のものを適
用し得、例えばマイクロスイツチ74のアクチエ
ータを直接、遊技球によつて動作させるようにし
たり、マイクロスイツチ74に代えて光学的、磁
気的通過検出器を用いてもよい。
かくして、記憶手段としてのレジスタ68は、
排出樋24を通過したセーフ球の数をカウント記
憶し、この記憶状態になつているとき、排出動作
制御手段としてのオンタイマ75を、次のゲート
条件が満足させることを条件として計時動作させ
る。
第1のゲート条件は、賞球不足検出器76から
検出出力が到来していないことで、賞球不足検出
器76としては、例えば第9図の構成のものを適
用し得る。
即ち、シユート45の賞球タンク15との連結
部分にシユート45の底板をなす踏板レバー77
が重錘78によつて回動したとき、マイロクスイ
ツチ79を動作させることによつて賞球の不足を
検出する。このときは、賞球排出装置44によつ
て排出できる賞球が所定数に達しなくなるおそれ
があるので、以後オンタイマ75を計時動作させ
ないようにする。
第2のゲート条件は、遅延手段としてのオフタ
イマ80から限時出力が到来していないことで、
このオフタイマ80は、第1状態に復帰した貯留
部としての計数樋57内への所定数の賞球62の
流入に必要な補填時間を確保すべく、前記変換手
段としてのソレノイド60の励磁、即ち計数樋5
7の第2状態への変換を遅延させるためのもので
ある。
かくして、オンタイマ75は、賞球タンク15
に賞球があり、しかもオフタイマ80が動作して
いない状態でレジスタ68に記憶信号があると
き、計時動作を開始する。その限時出力は、駆動
手段としてのドライバ81を介して賞球排出装置
44及び例えば遊技盤7の中央部の入賞装置8に
設けられた報知手段としてのセーフ球発生ランプ
82(第1図)を駆動点灯する。このとき、賞球
排出装置44は、ソレノイド60(第6図)又は
モータが駆動されることにより、所定数の賞球を
排出する。尚、セーフ球発生ランプ82は、中央
部の入賞装置8の位置に限らず、パチンコ機1の
前面であればよく、又、点灯・点滅のいずれでも
よい。
そして、オンタイマ75の計時動作が終了して
限時出力が得られなくなると、この立下りによつ
てオフタイマ80を作動させると共に、レジスタ
68の記憶内容を「1」だけ減算動作させる。従
つて、このとき、賞球排出装置44の計数樋57
はオフタイマ80の計時時間の間に第1状態に復
帰して、所定数の賞球62を受け入れ、次の排出
動作に備えることになる。これと共に、レジスタ
68が「1」を減算動作した結果、記憶内容が
「0」となれば、オンタイマ75に対する駆動出
力を送出しなくなることにより、以後の賞球排出
装置44による排出動作を停止する。これに対し
て、レジスタ68の内容が「0」になつていなけ
れば、オフタイマ80の限時出力が得られなくな
つた時点で再度、オンタイマ75が駆動されて上
述の賞球排出のための一巡動作を繰返す。
一方、この実施例の場合、制御装置66は、オ
ンタイマ80の限時出力と、賞球不足検出器76
の検出出力とをラインドライバ83を介して中央
の管理室84において賞球排出数についてのデー
タや、賞球不足の異常の発生の把握ができるよう
になされている。
こゝで制御装置66は、第10図に示す如く、
基板85上に形成したLSI86を基板85に設け
たコネクタ87及び88を介して管理室84への
ライン89及びパチンコ機1内の各部品への配線
のためのライン90に電気的に連絡するようにな
され、基板85をビス91によつてスペーサ92
を介して取付ベース板28に固定することにより
取付ベース板28と一体になす。
尚、93はビス94によつて取付ベース板28
に固定されるカバーである。
このように制御装置66をLSI構成とすれば、
小型にできることにより、比較的幅狭の取付ベー
ス板28上に賞球排出機構と共にコンパクトに一
体化できる。
以上の構成において、遊技盤7面に弾発された
遊技球がいずれかの入賞装置8に入れば、このセ
ーフ球を1つづつセーフ球検出器67で検出して
電気的検出信号として制御装置44に与える。こ
のとき、制御装置66は、賞球排出装置44に対
する駆動信号として電気的限時出力を発生し、こ
れにより賞球排出装置44は所定の時間の間、賞
球排出動作をし、所定数の賞球を排出した後、復
帰する。
上述のように、遊技球が入賞装置8に入賞した
とき、賞球を排出するにつき、従来のように機械
的機構を介して行わず、電気的信号に変換するよ
うにしたことにより、超小型のLSIなどの部品を
使うことができ、これにより従来のように裏機構
の主要部分を賞球排出装置44が占領してしまう
といつた不都合を回避できる。即ち、従来の作動
レバーのように長大な動作空間を必要とする部材
をなくし得ることにより、比較的幅狭な取付ベー
ス板28上の一側に賞球排出機構27をまとめる
ことができ、かくして裏機構の中央部を未形成領
域として十分に広大にあけることができるばかり
か、取付ベース板28への各部材の取付が済んだ
組立体を、ワンタツチにて遊技盤7の裏面側に取
付けて組立てることができる。
尚、上述においては取付ベース板28の組付け
るべき部材として賞球排出に関するものゝみに限
つた場合について述べたが、それに代え、第3図
の取付ベース板28の前面側に配設されるべきセ
ーフ球出口樋23及び排出樋24と、セーフ球検
出器67と、アウト球回収樋12とを予め一体に
組立てゝおくようにしてもよい。かくすれば、さ
らに一段と裏機構のコンパクト化、組立て作業の
簡易化を促進できる。
又、上述においては第1図において、セーフ球
集合樋9の左側周囲部に賞球排出装置44及び賞
球樋43をほゞ上下方向に一直線に配列させた場
合について述べたが、これに限らず、配設位置は
右側周囲部やセーフ球集合樋の背後等どこでもよ
く、又、配列態様も一直線に限らず、必要に応じ
て折り曲げてもよい。
さらに、上述においては、遅延手段としてのオ
フタイマ80を排出動作制御手段としてのオンタ
イマ75の限時出力の立下りによつて計時動作さ
せるようにしたが、これに代え、オンタイマ75
の限時出力の立上りによつて計時動作させるよう
にしてもよい。
第11図は、賞球排出装置44の他の実施例を
示すもので、シユート45の下端部に対向するよ
うに、固定軸95に枢着された回動アーム96の
一端に上下方向に延在する計数用作動杆97を固
定する共に、他端に賞球排出駆動用ソレノイド6
0の作動杆61を連結する。上記計数用作動杆9
7の上端及び下端には、回動可能に上部爪98及
び下部爪99が設けられ、シユート45の対応す
る高さ位置に開けられた開口100及び101を
通じて爪98及び99が横方向に出入動作できる
ようにする。
尚、102及び103は、この出入動作を円滑
に行わせるため自重で回動しようとする爪98及
び99を受けて、夫々開口100及び101の位
置に案内する案内片である。
上記開口100及び101間が先の実施例でい
う貯留部としての計数樋57に相当し、その距離
は排出すべき賞球数に相当する長さに設定し、ソ
レノイド60が消磁したとき、図示のように下部
爪99がシユート45内に突出して賞球62を開
口100及び101間に充満させる第1状態にあ
る。これに対し、ソレノイド60を励磁すると、
下部爪99が外部に引つ込むと同時に、上部爪9
8がシユート45内に突出することにより、開口
100及び101間の賞球のみがシユート45に
連結された賞球樋43に流出し、第2状態とな
る。その後、ソレノイド60が消磁すると、図示
の第1状態に復帰し、再度、開口100及び10
1に賞球62が補填される。尚、第11図のよう
にしても比較的幅狭の取付ベース板28上に収容
し得る賞球排出装置44を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、排出動作
制御手段と遅延手段とにより、貯留部での賞球の
排出時間と補填時間とを電気的構成に確保できる
ので、賞球排出装置の機械的構造を簡便に、しか
もコンパクトにできるばかりでなく、その賞球の
排出時間と補填時間とを最短時間でもつてタイミ
ング良く設定できるので、その賞球排出動作が確
実で、しかも高速な賞球排出動作が実現できて、
最近の大当り状態となると短時間に大量の入賞球
が発生する補助遊技装置付きパチンコ機に適合で
るのである。又、報知手段により賞球排出を遊技
者に報知するようにしているので、パチンコ遊技
に不慣れな初心者でも遊技内容が分り易くなつ
て、遊技者に不審感を抱かれるおそれがなく、信
頼性に富むパチンコ機を提供することができる。
さらに、記憶手段は貯留部の排出動作終了後に、
その記憶内容から1宛減算するので、計数動作が
確実で誤動作がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
パチンコ機の正面図、第2図は背面斜視図、第3
図は裏機構の一部分解斜視図、第4図は取付ベー
ス板の取付具の分解斜視図、第5図は第4図の装
着状態の断面図、第6図は賞球排出装置の側面
図、第7図は制御装置のブロツク図、第8図はセ
ーフ球検出器の断面図、第9図は賞球不足検出器
を示す断面図、第10図は制御装置の分解斜視
図、第11図は賞球排出装置の他の実施例を示す
側面図である。 1……パチンコ機、15……賞球タンク、43
……賞球樋、45……導出樋としてのシユート、
57……貯留部としての計数樋、66……電気的
制御手段としての制御装置、67……検出手段と
してのセーフ球検出器67、68……記憶手段と
してのレジスタ、75……排出動作制御手段とし
てのオンタイマ、80……遅延手段としてのオフ
タイマ、81……駆動手段としてのドライバ、8
2……報知手段としてのセーフ球発生ランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 賞球タンク内の賞球を導出する導出樋と、こ
    の導出樋から流出する球を球入口から受入れて、
    所定数貯留可能な貯留部と、この貯留部の球出口
    と連通し、貯留部内に受入れた球を外部に誘導す
    る賞球樋と、上記貯留部の球入口を導出樋と連通
    させて該導出樋からの球の流入を許容し、球出口
    から賞球樋への球の流出を阻止する第1状態及び
    導出樋からの貯留部の球入口への球の流入を阻止
    し、貯留部の球出口と賞球樋とを連通させて貯留
    部内の球の流出を許容する第2状態に交互に変換
    する変換手段と、打球の入賞を検出する検出手段
    と、上記検出手段の検出信号に基づいて上記変換
    手段を駆動制御して賞球の排出動作を行わせる電
    気的制御手段を備えたパチンコ機において、 上記電気的制御手段は、前記検出手段からの検
    出信号に基づいて上記変換手段をして貯留部を第
    1状態から第2状態に変換し、貯留部内の所定数
    の球が流出するに必要な排出時間が経過後、変換
    手段をして貯留部を再度第1状態に復帰する排出
    動作制御手段と、この排出動作制御手段をして、
    第1状態に復帰した貯留部内への所定数の球の流
    入に必要な補填時間を確保すべく、前記変換手段
    による貯留部の第2状態への変換を遅延させる遅
    延手段と、前記検出手段からの検出信号を遂次記
    憶し、上記遅延手段からの補填完了信号に基づい
    て記憶信号を前記排出動作制御手段に送出し、変
    換手段をして貯留部により1回の排出動作を行な
    わせ、該排出動作終了後、記憶内容から「1」を
    減算する記憶手段と、賞球排出を遊技者に報知す
    る報知手段を駆動する駆動手段とを備えたことを
    特徴とするパチンコ機。
JP13244679A 1979-10-16 1979-10-16 Pinball machine Granted JPS5657464A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04336085A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Ace Denken:Kk パチンコゲーム機および遊技機島

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5284033A (en) * 1975-12-30 1977-07-13 Stanley Electric Co Ltd Device for passing a score ball in a pinball machine
JPS53109745A (en) * 1977-03-05 1978-09-25 Sankyo Giken Kk Appararus for dispensing pachinko balls

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