JP2704547B2 - 弾球遊技機の玉供給装置 - Google Patents

弾球遊技機の玉供給装置

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JP2704547B2
JP2704547B2 JP9093089A JP9093089A JP2704547B2 JP 2704547 B2 JP2704547 B2 JP 2704547B2 JP 9093089 A JP9093089 A JP 9093089A JP 9093089 A JP9093089 A JP 9093089A JP 2704547 B2 JP2704547 B2 JP 2704547B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、ソレノイドの作動により玉送り部材を動
作させ玉を所定位置に供給する玉供給装置に関するもの
である。
【従来の技術】
従来、ソレノイドの作動により玉送り部材を動作させ
て玉を所定位置、例えば発射位置に供給する打球供給装
置を備えた弾球遊技機が市場に提供されていた。このよ
うな弾球遊技機に採用されている打球供給装置は、ソレ
ノイドの動作を玉送り部材に伝達する機構をきわめて簡
略化し、且つその動作を確実に伝達するために、ソレノ
イドのプランジャがほぼ縦方向に移動可能となるように
設置した構造となっていた。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ソレノイドの設置構造がプランジャを縦方
向に移動可能となるようにした場合には、外部から強い
衝撃を与えられて振動すると、プランジャが上下方向に
移動し、玉送り部材を作動させて打玉を発射位置に供給
してしまうことがある。このような場合に打玉が発射位
置に複数個溜って発射動作がスムーズに行われなくなっ
たり、あるいは、玉送りにより発射玉数を計数する形式
の弾球遊技機においては、発射玉数を誤って計数してし
まうという問題が発生する。 この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、外部からの衝撃が与えられて
も正確な供給動作を行うことができる弾球遊技機の玉供
給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機の玉発射装置は、ソレノイドの作動により玉送り
部材を動作させて玉を所定位置に供給する玉供給装置で
あって、 前記ソレノイドをプランジャがほぼ縦方向に移動可能
となるように設置するとともに、前記ソレノイドの非作
動時に外部からの振動により前記プランジャの移動を吸
収して前記玉送り部材の動作を抑制する移動吸収構造を
設けたことを特徴とするものである。 移動吸収構造としては、プランジャと玉送り部材との
連続部分に設けられてプランジャの移動を吸収する移動
吸収間隙や、プランジャの移動による玉送り部材の動作
を抑制する付勢部材が考えられる。
【作用】
ソレノイドの非作動時に外部から衝撃が与えられてソ
レノイドが振動し、プランジャが上下方向に移動しても
移動吸収構造がプランジャの移動を吸収するので、玉送
り部材が作動されることがない。このため、玉が所定位
置に供給されることがなく、例えば、発射位置での打玉
の貯留、あるいは打玉の計数が行われることがない。し
たがって、外部からの衝撃が与えられても正確な供給動
作を行うことができる。 なお、移動吸収機構として間隙を設けた場合には、プ
ランジャの動作が玉送り部材に伝達されず、付勢部材を
設けた場合には、プランジャの動作の玉送り部材への伝
達が抑制されることにより、上記作用を達成することが
できる。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。 弾球遊技機全体の構成 まず、第3図ないし第5図を参照して、実施例に係る
弾球遊技機全体の構成について説明する。第3図は、ガ
ラス扉枠及び前面扉板を開放した状態の弾球遊技機の正
面図であり、第4図は、弾球遊技機の背面概略図であ
り、第5図は、前面枠及び機構板を開放した状態の弾球
遊技機の背面斜視図である。 図において、弾球遊技機1の外枠2には、額縁状の前
面枠3が開放自在に設けられ、その前面枠3には、扉保
持枠4が周設され、該扉保持枠4には、ガラス板5a,5b
(第7A図参照)を有するガラス扉枠5及び前面扉板6が
一側を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガラ
ス扉枠5の後方であって、前記前面枠3の裏面の遊技盤
保持枠12(第5図参照)には、遊技盤18が遊技盤取付具
13a〜13cによって着脱自在に設けられている。また、前
面扉板6の表面には、排出された景品玉を貯留し、かつ
打玉の発射位置15に一個宛供給する打球供給皿(図示し
ない)が固定されている。打球供給皿の上流側には、後
述する景品玉払出装置100から払い出された景品玉が排
出される景品玉払出口7が開設され、該景品玉払出口7
の下方内部空間には、遊技に関連する効果音を発生する
スピーカ(図示しない)が内蔵されている。このため、
前面扉板6には、スピーカー収納部8が形成されてい
る。 また、前面扉板6には、弾球遊技機1において遊技を
開始するためのスタートスイッチ9も設けられている。
このスタートスイッチ9は、電源投入後、最初の遊技者
が押圧すれば、後は電源を切らない限り押圧する必要が
ない。そして、遊技中は、1ゲーム毎の得点を精算する
ための精算スイッチとして働く。なお、この弾球遊技機
1においては、ゲームが終了して、次のゲームが開始さ
れると同時に前のゲームの得点が自動的に精算されるよ
うになっている。したがって、スタートスイッチ9を精
算スイッチとして使用する場合は、次のゲームに進むこ
となく、前のゲームを精算したいときだけである。な
お、スタートスイッチ9を設けず、電源投入後、直ちに
遊技が行えるものでもよい。更に、前面扉板6の裏面に
は、打球供給皿から誘導される打玉を後述する発射位置
15に供給する打球供給装置150が固定されている。な
お、打球供給装置150については、後に詳述する。ま
た、打球供給装置150は、遊技盤18の前面側に設けても
よい。 前記前面枠3の下方部には、打球発射装置140の一部
を構成する操作ハンドル10や、前記打球供給皿に貯留し
きれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受皿11が設
けられている。また、操作ハンドル10の内部には、後述
する打球モータ145を回転駆動するためのハンドルスイ
ッチ(図示しない)が設けられている。 また、前記遊技盤保持枠12の下部前面には、取付基板
16を介して発射レール14が取り付けられ、この発射レー
ル14の基部の発射位置15に打玉が供給されて後述する打
球発射装置140によって弾発される。前記取付基板16に
は、この実施例の要部である打球供給装置150と関連す
る作動部材17が回動自在に軸支されている。この作動部
材17は、打球供給装置150に設けてもよい。また、発射
レール14の先端には、後述する遊技領域20に到達するこ
となく戻ってきた打玉を誘導するファール口200が形成
され、そのファール口200に誘導されたファール玉を検
出するファール玉検出機構190も取り付けられている。
なお、ファール玉検出機構190については、後に詳述す
る。 遊技盤の構成 前記遊技盤保持枠12に遊技盤取付具13a〜13cによって
着脱自在に取り付けられる遊技盤18の表面には、前記発
射レール14から誘導された打玉を誘導するための誘導レ
ール19がほぼ円状に植立されている。そして、誘導レー
ル19によって囲まれた領域が遊技領域20を構成するもの
である。遊技領域20のほぼ中央には、複数の回転ドラム
22a〜22cを有する可変表示装置21が設けられ、該可変表
示装置21の下方に一対の可動部材41a,41bを有する可変
入賞球装置27が設けられている。この可変入賞球装置27
の可動部材41a,41bは、前記可変表示装置21の回転ドラ
ム22a〜22cの組み合せが所定の表示状態(例えば、横方
向に「7」の数字が整列した場合)となったときに、特
定遊技状態となり、所定期間開放するように設定されて
いる。そして、可動部材41a,41b内に設けられた特定入
賞口(図示しない)に入賞すると、次のゲーム開始時に
再度上記した開放状態を繰り返し、特定入賞口に入賞玉
が発生する毎に最高10回繰り返すことができるようにな
っている。 また、可変表示装置21には、後述する始動入賞口26a,
26bに入賞した入賞玉数を最高4個まで記憶して、その
記憶数を表示する入賞個数表示LED23が設けられるとと
もに、前記開放状態の繰り返し回数を表示する継続回数
表示器24が設けられている。更に、可変表示装置21の上
部中央には、ゲーム成立時に獲得した得点を倍増する2
倍入賞口25が設けられている。また、2倍入賞口25に打
玉が入賞すると、後述する通過口77aに対応する表示ラ
ンプ97aが点灯するようになっている。 また、可変表示装置21の左右両側には、前記回転ドラ
ム22a〜22cの回転を許容する始動入賞口26a,26bが設け
られている。この始動入賞口26a,26bのうち図示左側の
始動入賞口26aに打玉が入賞すると、通過口77bに対応す
る表示ランプ97bが点灯し、図示右側の始動入賞口26bに
打玉が入賞すると、通過口77oに対応する表示ランプ97o
が点灯するようになっている。 遊技領域20の最下方には、複数(実施例では、16個)
の通過口77a〜77pが横方向に一列に設けられた通過口装
置75が配置されている。この通過口装置75は、遊技盤18
の下方に開設された長方形状の開口28から通過口77a〜7
7pが臨むように配置され、遊技盤18もしくは機構板46に
着脱可能とされている。なお、この実施例では、後述す
る機構板46の前面下方に形成される通過口装置取付部72
に着脱自在に取り付けられている。また、通過口77a〜7
7pの前面を覆う装飾板94には、各通過口77a〜77pに対応
する表示ランプ97a〜97pが設けられている。なお、図示
の実施例では、通過口77a〜77pには、「1〜16」の数字
が付されている。しかして、打玉が複数の通過口77a〜7
7pのいずれかを通過したときには、対応する表示ランプ
97a〜97pが点灯し、その表示ランプ97a〜97pが4個連な
って点灯したとき得点が1点となる。ただし、中央の通
過口77g〜77j(7〜10に対応)に対応する表示ランプ97
g〜97jが4個連なって点灯したときには、得点が3点と
なる。また、5個以上連なって点灯したときには、1個
点灯する毎に1点加算される。なお、表示ランプ97a〜9
7pは、電源投入時又は後述するリセット出力が導出され
てから前記スタートスイッチ9が押圧されるまでの間デ
モンストレーションとして点灯移動、あるいは点滅表示
するようにしてもよい。なお、通過口装置75の詳細な構
造については、後に詳述する。 また、遊技領域20には、前記した特定遊技状態になっ
たときに点灯又は点滅して遊技者にその旨を報知する遊
技効果ランプ29a,29bが設けられている。この遊技効果
ランプ29a,29bと同じ効果を奏するものとして前記前面
枠3の上部にも枠ランプ30a,30bが設けられている。更
に、遊技領域20の外側であって、遊技盤18の右側上部に
は、上記得点を表示するための得点表示器31が設けられ
ている。また、遊技盤18の左側上部には、後述する払出
ソレノイド120が作動することによって点灯する景品玉
払出ランプ33と、後述する作動検出器54aが作動するこ
とにより点灯する玉切れランプ32が設けられている。 前記得点表示器31は、1つのディジタル表示器で構成
されているため最高点の10点を表示するときには、
「A」を表示するようにしている。もちろん、この場合
2つのディジタル表示器で得点表示器31を構成しても良
い。また、得点表示器31には、ゲーム開始時に前のゲー
ムで成立した得点を点滅表示し、景品玉の払出が行われ
る毎にその得点表示を減算表示し、「0」になったとき
に、当該ゲームにおいて得点が発生していれば、その得
点を点灯表示して、それぞれのゲームで獲得した得点を
表示態様によって区別するようになっている。この場
合、2色発光のディジタル表示器を1つ使用して区別し
ても良い。また、ゲームの進行中に発生する得点を表示
する表示器と、払出す得点を表示する表示器とを別々に
設けてもよい。 次に、遊技盤18の裏面の構造について第4図及び第5
図を参照して説明すると、前記可変入賞球装置27の可動
部材41a,41bは、ソレノイド40によって開閉自在に駆動
される。可動部材41a,41bが開放した状態で受け入れた
打玉は、可変入賞球装置27の内部に誘導されるが、可変
入賞球装置27の内部は、図示しないが3つに区画され、
その中央に特定入賞口が形成され、その左右に通常入賞
口が形成されている。特定入賞口の流下端には、特定入
賞玉検出検出器38が設けられ、通常入賞口の流下端に
は、通常入賞玉検出検出器39a,39bが設けられている。 しかして、可動部材41a,41bによって受け止められた
打玉が特定入賞口に入賞して特定入賞玉検出検出器38を
ONさせると、前記したように次のゲームの開始時に所定
期間再度可動部材41a,41bを開放するとともに、前記複
数の通過口77a〜77pのうち比較的通過し難い通過口、例
えば、77d,77g,77j,77n(4、7、10、13に対応)に対
応する表示ランプ97d,97g,97j,97nが点灯するようにな
っている。また、打玉が一方の通常入賞口に入賞して通
常入賞玉検出検出器39aをONさせると、前記複数の通常
口77a〜77pのうち比較的通過し難い通過口、例えば、b,
77d,77g,77j(2、4、7、10に対応)に対応する表示
ランプ97b,97d,97g,97jが点灯するようになっている。
更に、打玉が他方の通常入賞口に入賞して通常入賞玉検
出検出器39bをONさせると、前記複数の通過口77a〜77p
のうち比較的通過し難い通過口、例えば、77g,77j,77n,
77o(7、10、13、15に対応)に対応する表示ランプ97
g,97j,97n,97oが点灯するようになっている。 このように打玉が特定入賞玉検出検出器38及び通常入
賞玉検出検出器39a,39bをONさせると、1つ又は2つ間
を置いて比較的通過し難い通過口77a〜77pに対応する表
示ランプ97a〜97pが点灯するので、その点灯していない
間の通過口77a〜77pに打玉が通過することにより容易に
高い得点が成立することとなり、特に、特定入賞玉検出
検出器38をONさせることにより、最高10ゲーム連続して
高い得点を得ることができるので、多量の景品玉を獲得
することができる。なお、本実施例では、打玉が通過し
た通過口の組み合せによって得点を付与するようにした
が、特定の通過口に打玉が通過したことによって得点を
付与するようにしてもよいし、直ちに景品玉を払出して
もよい。 ところで、遊技盤18の裏面には、第4図及び第5図に
示すように入賞玉集合カバー体35が取り付けられてい
る。この入賞玉集合カバー体35は、前記2倍入賞口25及
び始動入賞口26a,26bに入賞した打玉を後述する玉集合
樋69に導く誘導経路が形成され、その誘導経路の途中に
2倍検出検出器42及び始動入賞玉検出検出器43a,43bが
それぞれ設けられている。また、入賞玉集合カバー体35
の中央には、前記可変表示装置21の回転ドラム22a〜22c
を回転駆動するドラム駆動機構36が突出するように開口
が設けられている。なお、ドラム駆動機構36の側方に
は、回転ドラム22a〜22cを回転せしめるための駆動モー
タ37が取り付けられている。更に、入賞玉集合カバー体
35の裏面には、前記各種の検出器及び表示ランプ等の配
線を一旦接続する中継端子基板44が設けられ、この中継
端子基板44と後述する制御回路基板73内に設けられる制
御回路(図示しない)とが接続されるようになってい
る。 次に、前記通過口77a〜77pを有する通過口装置75の詳
細な構造について第6A図、第6B図、第7A図、第7B図を参
照して説明する。通過口装置75は、第6A図(第7B図A−
A′の断面図)に示すように合成樹脂によって一体的に
形成されるものであり、多数の仕切壁76a〜76rによって
前記通過口77a〜77qが形成されている。また、通過口装
置75は、第7A図に示すように、その断面形状がクランク
状に形成され、その先端上部が遊技盤18の遊技領域20に
突出して打玉を受け入れるようになっている。また、後
部には、受け入れられた打玉が落下する落下部86a〜86q
が形成され、その落下部86a〜86qの下方に揺動部材85a
〜85qが臨んでいる。この揺動部材85a〜85qは、前記仕
切壁76a〜76rの両端の仕切壁76a,76rに差し渡される支
軸82に回動自在に設けられるものである。 ところで、この支軸82は、第6A図に示されるように、
前記両端の仕切壁76a,76rに突設された止着部78a,78bに
ビスで固定される軸支持部材79a,79bによって支持され
る。すなわち、軸支持部材79a,79bには、その上端に前
記止着部78a,78bと嵌合する被止着部80a,80bが形成さ
れ、その下端に支軸82の端部を嵌合する軸支持孔81a,81
bが形成されている。したがって、仕切壁76a,76rの外側
に突出した支軸82の端部を軸支持孔81a,81bに嵌合した
後、被止着部80a,80bを止着部78a,78bに嵌合しビスで螺
着することにより支軸82を軸支持部材79a,79bによって
通過口装置75に固定することができる。また、支軸82を
横方向に差し渡すために各仕切壁76b〜76qには、「U」
字状の切欠部83a〜83rが形成されている。なお、支軸82
に支持スパーンが長いので、この実施例では、第6B図に
示すように中央の仕切壁76iに形成される切欠部83iだけ
他の切欠部83a〜83h,83j〜83rと逆に上向きに切り欠け
られている。これにより支軸82が両端と中央で支持され
るので、外部から衝撃を加えられた場合や長期間使用し
てもたわむことがなく、後述する通過玉検出器92a〜92q
の検出動作が正確に維持される。また、支軸82の支持構
造は、上記のように軸支持部材79a,79bで支持されるの
で、いずれか一方の軸支持部材79a,79bを取り外すこと
により支軸82を所望の側から抜き取ることができ、これ
がため、揺動部材85a〜85qの交換時に必要以上の揺動部
材85a〜85qを外さないくてもよい。 また、前記落下部86a〜86qの下方前面側には、揺動部
材85a〜85qの揺動範囲を規制する当接部84a〜84qが形成
されている。更に、前記通過口77a〜77qうち第6A図に示
す左端の通過口77qは、その前端上部が前記遊技領域20
に突出しておらず、このため、遊技領域20を落下する打
玉を受け入れないようになっている。しかして、この通
過口77qは、遊技盤18の裏面を流下する打玉を導いて通
過させることができるようになっており、例えば、前記
2倍入賞口25に入賞した打玉を誘導するように構成す
る。この場合、前記2倍検出検出器42を入賞玉集合カバ
ー体35に設ける必要はない。そして、このように構成す
ることにより検出検出器を集約して設置することができ
る。 次に第7A図及び第7B図を参照して前記揺動部材85a〜8
5qの構成について説明すると、第7A図及び第7B図は、1
つの通過口77aについての断面図を示すが、他の通過口7
7b〜77qに設置される揺動部材85b〜85qも同じ構造であ
るので、その説明を省略する。 しかして、揺動部材85aは、円盤状に形成されてお
り、その下部にウエイト88aが埋設され、その上部後方
に落下部86aから落下する打玉を受け止める玉受部87aが
形成されている。更に、揺動部材85aには、ウエイト88a
と玉受部87aとの間に遮光板89aが突設されている。ま
た、揺動部材85aの下方には、通常時ONとなっている投
受光方式の通過玉検出器92aが配置されている。したが
って、打玉が通過口77aに入って落下部86aから下方に落
ち玉受部87aに乗ると、第8B図に示すように揺動部材85a
がウエイト88aの付勢力に抗して回動する。そして、揺
動部材85aが回動したときに遮光板89aが通過玉検出器92
aをONからOFFに変化させ、通過玉があったことを検出す
る。これにより、対応する表示ランプ97a〜97pが点灯す
る。 ところで、前記ウェイト88aは、玉受部87aの反対側に
設けられるが、その設けられる位置は、第7A図に示すよ
うに線分L1とL2で挟まれる範囲内に揺動部材85aの重心
が位置するように設けられるものである。線分L1は、揺
動部材85aが揺動しないとき支軸82の中心か下方に垂下
された鉛直線であり、線分L2は、揺動部材85aが最大に
揺動したとき支軸82の中心から上方に延長された鉛直線
である。そして線部L1とL2の間に揺動部材85aの重心が
位置するようにウェイト88aを設けることにより、揺動
部材85aの揺動状態がどのようなときでも常に玉受部87a
が落下部86aに臨む位置に付勢されるので、通過玉の検
出が確実に行われるとともに、外部からの振動によって
も容易に揺動しないようになっている。もちろん、この
場合、前記遮光板89aの突設位置も振動等によって多少
揺動しても通過玉検出器92aを作動させない位置に突設
されている。前記通過玉検出器92a〜92qは、電気配線が
形成された基板93上に設けられるとともに、その基板93
が揺動部材85a〜85qの前面に取り付けられている。な
お、揺動部材85a〜85qの支軸82への軸支部分には、回動
規制部90a〜90q(第6A図参照)が形成され、この回動規
制部90a〜90qが前記当接部84a〜84qに当接して揺動部材
85a〜85qの揺動範囲を規制している。 ところで、前記通過口77a〜77pの前面には、装飾板94
が取り付けられるが、この装飾板94の後面には、取付ボ
ス96に固定されるランプ基板98が配置され、該ランプ基
板98に前記表示ランプ97a〜97pが取り付けられている。
この表示ランプ97a〜97pは、前記通過玉検出器92aが投
受光方式であるため、表示ランプ97a〜97pからの光を検
出して誤動作を起こす可能性があるため、表示ランプ97
a〜97pは、収容筒95a〜95pによって覆われている。ま
た、通過口77aに連続して打玉が入賞した場合には、第7
B図に示すように、後続の打玉が揺動部材85aの玉受部87
aの上部と後面壁の段部91aとで止められて待機するよう
になっている。このため、通過玉が正確に計数されるこ
とになる。 機構板の構成 次に、第4図及び第5図を参照して弾球遊技機1の裏
面に配置される機構板46の構成について説明する。ま
ず、機構板46全体の概略について説明する。 機構板46は、前記1ゲームが終了した時点で成立して
いる得点に対応する所定個数(例えば、16個)の景品玉
を排出するための各種の機構が設けられるものである。
しかして、機構板46は、合成樹脂で成型されたほぼ方形
状の機構板本体47に各種の機構を組み付けたものからな
り、その機構板本体47の一側を前記遊技盤保持枠12に軸
支して着脱開閉自在に設けられている。また、機構板本
体47の裏面には、機構板取付具48a〜48cが設けられ、遊
技盤保持枠12に取り付けられる受具49a〜49cと係合する
ようになっている。更に、機構板本体47の中央には、前
記入賞玉集合カバー体35に対応するように窓開口71が開
設されるとともに、その前面下方位置には、後述する玉
集合樋69が形成されている。窓開口71は、前記ドラム駆
動機構36や駆動モータ37を後方に突出するようになって
いる。また、玉集合樋69の構成については、後に詳述す
る。 機構板本体47の後面側には、弾球遊技機設置台の図示
しない補給機構から補給される景品玉を遊技者に払い出
すための各種の機構が設けられている。これらの機構に
ついて、以下説明すると、機構板本体47の上部には、景
品玉タンク50が固定されている。こと景品玉タンク50に
は、上記した補給機構から多量の景品玉が補給されるよ
うになっている。 景品玉タンク50の下方には、景品玉を整列させるため
の誘導樋51が設けられている。この誘導樋51は、景品玉
が2列に整列して自然流下するように傾斜して取り付け
られる。また、誘導樋51の上流側の底面には、玉感知板
52が揺動自在に軸支されている。しかして、玉感知板52
上に景品玉が載置されて充満しているときは、図示しな
い重錘の付勢力に抗して玉感知板52の上端が押し下げら
れた状態となっており、一方、玉感知板52上に景品玉が
欠乏して載置されなくなったときは、重錘の付勢力によ
り玉感知板52の上端が跳ね上がった状態となる。 そして、玉感知板52が跳ね上がったときには、作動レ
バー53を介してその下部に配置された作動検出器54a,54
bが動作され、前記玉切れランプ32を点灯してその旨を
報知するとともに、後述する払出ソレノイド120を停止
させ遊技場に設置してある管理コンピュータに信号を送
り、上記図示しない補給機構を動作させて景品玉タンク
50に所定個数(例えば、400個)の景品玉を補給する。 誘導樋51の下流側には、2列に形成された屈曲樋55が
接続されるように取り付けられている。この屈曲樋55
は、誘導樋51を流下してきた景品玉の流下方向を180度
転換させるとともに、連続して流下している景品玉の玉
圧を弱めるためにある。屈曲樋55の屈曲部には、玉抜き
装置56が設けられ、閉店後に操作することにより、景品
玉タンク50及び誘導樋51に貯留されていた景品玉を玉抜
き通路57に排出して弾球遊技切1外へ誘導するようにな
っている。 また、屈曲樋55の屈曲部より下流側のほぼ下り傾斜通
路部分には、欠乏検知板58が揺動自在に設けられてい
る。この欠乏検知板58は、屈曲樋55内に景品玉があると
きは、上端が景品玉に押圧されて下端を外側に跳ねあげ
た状態を維持し、逆に屈曲樋55内に景品玉がなくなる
と、自重により上端が上方向に回動して下端がほぼ垂直
方向に垂れ下がるような状態となる。そして、このよう
な垂れ下がった状態のときに、後述する制御部材105が
上昇すると、制御部材105の上端が下端と係合して制御
部材105を上昇した位置で保持するように作用し、最終
的に景品玉の払い出しが行われなくなるようにしてい
る。 また、屈曲樋55の下流部には、ほぼ垂直状の垂直部59
が形成され、その末端には、段差部が形成されている。
この段差部は、後述する景品玉払出装置100の上部玉ス
トッパー102がスムーズに動作するように玉圧を弱める
ように作用しているものである。 屈曲樋55の下流側には、景品玉払出装置100が接続さ
れている。景品玉払出装置100は、所定個数の景品玉を
受け入れて、その所定個数の景品玉を得点処理装置113
の動作に連動して払い出すものである。景品玉払出装置
100及び得点処理装置113からなる景品玉払出機構につい
ては、後に詳述する。 景品玉払出装置100から払出された景品玉は、景品玉
払出通路60に排出される。景品玉払出通路60には、その
途中に払出された景品玉が衝突して誘導される誘導部材
62が設けられ、更に、その下方の景品玉払出通路60の下
端に誘導開口61が開設され、この誘導開口61が前記図示
しない打球供給皿に連通している。また、誘導開口61の
一側には、余剰玉通路64と連絡するための連絡樋63が設
けられ、余剰の景品玉を余剰玉通路64に誘導するように
なっている。余剰玉通路64は、その下端が前面枠3の裏
面に取付けられる接続樋68に接続され、余剰の景品玉を
前記余剰玉受皿11に誘導するようになっている。また、
余剰玉通路64の一側側壁には、充満感知部材66が上端を
中心にして揺動自在に設けられている。しかして、充満
感知部材66は、景品玉によって余剰玉通路64内が満杯に
なったときに該景品玉に押圧されて揺動するようになっ
ている。また、充満感知部材66の対向する位置に充満検
出器67が設けられている。そして、充満感知部材66が揺
動されたときに充満検出器67がOFFとなり、得点処理装
置113の後述する払出しソレノイド120の作動を停止させ
るようになっている。したがって、充満感知部材66が動
作したときには、景品玉の払出が行われなくなる。更
に、余剰玉通路64内には、景品玉と衝突して音を出すベ
ル65が設けられている。 一方、機構板本体47の前面には、前記したよに玉集合
樋69が形成され、この玉集合樋69によって集められた打
球は、排出玉通路70を通って弾球遊技機1の外に排出さ
れる。 更に、機構板本体47の裏面には、遊技内容や後述する
発射玉の動作を制御する制御回路基板73が取り付けられ
ている。なお、遊技制御を行う基板と発射動作を制御す
る基板を別々に形成し、それぞれ別々の収容ケースに収
容して設置しても良い。 景品玉払出機構 次に、第8図及び第9図を参照して景品玉払出機構を
構成する景品玉払出装置100及び得点処理装置113の構造
について説明する。 景品玉払出装置100は、所定個数の景品玉を縦二列に
収納する景品玉収納筒101と、該景品玉収納筒101の上下
の出入口を開閉する上部玉ストッパー102及び下部玉ス
トッパー103と、該上部玉ストッパー102及び下部玉スト
ッパー103を交互に開閉動作させる制御部材105と、該制
御部材105を上下動させる作動部材109と、から構成され
る。 景品玉収納筒101は、筒が前後方向に重複して2列設
けられ、それぞれの筒内に所定個数(例えば、8個づ
つ)の景品玉が収納されるようになっている。また、前
記下部玉ストッパー103の下端前方には、前記景品玉収
納筒101内に侵入するストッパー部104が突設されてい
る。 また、前記制御部材105には、前記上部玉ストッパー1
02の後端と係合して上部玉ストッパー102を開閉する係
合凹部106と、前記下部玉ストッパー103の上端と当接し
て下部玉ストッパー103を開閉する当接凸部107と、前記
作動部材109の先端が嵌合する嵌合凹部108が形成されて
いる。また、前記作動部材109は、その後端が軸支され
て回動自在となっており、その中間部に得点処理装置11
3と連結されて上下動する連動杆110が固定されている。 上記のように構成される景品玉払出装置100は、後述
する得点処理装置113の動作により連動杆110が上昇し、
作動部材109を上方向に回動させると、制御部材105も上
昇し、上部玉ストッパー102が玉入口を閉塞し、下部玉
ストッパー103がフリーな状態となる。このため、景品
玉収納筒101収納されていた景品玉がストッパー部104を
押圧して下部玉ストッパー103を回動させるので、その
収納されていた景品玉が景品玉払出通路60に払出され
る。一方、連動杆110が下降し、作動部材109を下方向に
回動させると、制御部材105も下降し、下部玉ストッパ
ー103が当接凸部107と当接して固定され、上部玉ストッ
パー102が係合凹部106により玉入口を開放するので、屈
曲樋55の垂直部59から景品玉が流入して景品玉収納筒10
1に貯蔵されて次の払い出しに備える。 また、上記した景品玉払出装置100は、取付基板111
(第4図参照)に集約して設けられるとともに、固定部
材112によって着脱自在となっているため、故障等した
場合には、取付基板111を機構板本体47から取り外して
交換し、固定部材112で固定すればよい。 得点処理装置113は、前記した連動杆110を動作させる
回動部材114と払出ソレノイド120とロック部材128とか
ら構成されている。まず、連動杆110の下端には、支軸1
15によって回動される回動部材114が連結されている。
回動部材114は、横「T」字状に形成され、その前方上
端には、係合凸部116が形成され、その前方下端には、
押圧部119が形成されている。また、後方端には、前記
連動杆110と連結する連結部117が形成され、その連結部
117の下縁が当接部118となっている。 払出ソレノイド120は、通常の状態でスプリング122の
付勢力により上昇した位置となっているプランジャ121
を有し、そのプランジャ121の上端に連結部材123が固定
されている。連結部材123の上端には、支軸125を中心に
して回動自在に軸支される作動レバー124が連結されて
いる。作動レバー124は、横方向に支持され、その自由
端には、前記回動部材114の当接部118と当接する押上部
126が形成され、また、前記連結部材123との連結部に
は、連結ピン127が突設されている。しかして、払出ソ
レノイド120が励磁されると、プランジャ121がスプリン
グ122の付勢力に抗して吸引され、これにより作動レバ
ー124の押上部126が回動部材114を回動させ、連動杆110
を上昇させるようになっている。 ところで、回動部材114には、外部からの振動や不正
な行為によって回動部材114が動作されないようにロッ
ク部材128が関連して設けられている。すなわち、ロッ
ク部材128は、ほぼ逆「て」字状に形成されるとともに
支軸129を中心にして回動自在に軸支され、その上辺先
端には、回動部材114の係合凸部115と係合する係合部13
0が形成され、その垂下辺の先端には、前記連結ピン127
と当接する解除片131が形成されている。しかして、こ
のロック部材128は、通常の状態でその自重により係合
部130と係合凸部116とが係合しているため、外部からの
振動や不正な行為によって回動部材144を回動させよう
としてもできないようになっている。しかし、得点の発
生により前記払出ソレノイド120が励磁されると、前記
景品玉払出ランプ33を点灯させるとともに、連結ピン12
7と解除片131とが当接してロック部材128を図示反時計
方向に回動させるので、係合部130と係合凸部116との係
合が解除され、回動部材114を回動可能状態とするの
で、その後の作動レバー124と回動部材114との当接によ
り回動部材114が回動される。 回動部材114の前記押圧部119には、排出確認用検出器
132のアクチュエータ133が対応して設けられている。こ
のため、回動部材114が回動すると排出確認用検出器132
がONし、次の得点がある場合には、払出ソレノイド120
に対して払出開始の許容信号を与えるものである。 以上のように構成された得点処理装置113の動作につ
いて説明する。まず、景品玉払出装置100の状態は、上
部玉ストッパー102が開放されて景品玉が景品玉収納筒1
01に所定個数(16個)収納され、下部玉ストッパー103
のストッパー部104が景品玉収納筒101内に侵入した状態
が保持されている。このような状態において、得点が発
生して払出ソレノイド120が所定時間励磁されると、連
結ピン127がロック部材128を回動させて回動部材114を
回動可能状態とし、次いで作動レバー124の押上部126と
回動部材114の当接部117とが当接して回動部材114を回
動させる。回動部材114が回動すると、連動杆110が上昇
して作動部材109を上方向に回動させる。すると、制御
部材105が上昇するので、上部玉ストッパー102の後端が
制御部材105の係合凹部106の下部に当接して上部玉スト
ッパー102の前端が景品玉収納筒101の入口に侵入して景
品玉が景品玉収納筒101内に流れ込まないように係止す
る。また、制御部材105の当接凸部107と下部玉ストッパ
ー103の上端との係合が外れるので、下部玉ストッパー1
03がフリー状態となり、そのため景品玉収納筒101内の
景品玉の玉圧によりストッパー部104が押圧回動されて
景品玉収納筒101内に収納されていた所定個数の景品玉
が景品玉払出通路60に排出される。 以上のようにして所定個数の景品玉が払出され、払出
ソレノイド120の励磁状態が終了すると、払出ソレノイ
ド120のプランジャ121がスプリング122の付勢力により
上昇する。すると、回動部材114は、時計方向に回動し
て元の状態に戻るので、それに従動して連動杆110、制
御部材105が下降して、再度下部玉ストッパー103を固定
し、上部玉ストッパー102を開放して景品玉を景品玉収
納筒101内に導き入れる。また、このとき、ロック部材1
28もプランジャ121の上昇により元の状態に復帰するの
で、再度回動部材114をロックする。 ところで、上記得点処理は、ゲーム成立時の得点カウ
ンタに記憶された得点情報によって行われるが、排出確
認用検出器132の信号が導出される毎に得点カウンタの
値から「1」づつ減算され、得点カウンタの値が「0」
になると、払出ソレノイド120に停止指令が出され、景
品玉の払出しが停止される。 なお、前記連結ピン127と解除片131との間には、通常
の状態で間隙C2が形成されるようになっている。これ
は、外部からの振動に対してプランジャ121が下降した
ときにロック部材128の回動部材114に対するロック機能
を解除させないために形成されるものである。また、ロ
ック部材128及び回動部材114を設けずに連動杆110を直
接作動レバー124の一端に連結し、連動杆110が常に下方
向に付勢されるような付勢部材、例えば、スプリングや
ウェイトを取り付けることにより振動対策としてもよ
い。 打玉制御機構 次に、この弾球遊技機1の遊技を制御する上で重要な
打玉制御機構について第1図ないし第4図を参照して説
明する。打玉制御機構は、打球発射装置140と、この実
施例の要部である打球供給装置150と、ファール玉検出
機構190とから構成される。 打球発射装置 そこで、まず、打球発射装置140の構成について第1
図及び第2図を参照して説明する。打球発射装置140
は、発射レール14の発射位置15にある打玉を弾発するた
めの駆動装置で、前記操作ハンドル10の操作によって動
作するものである。第1図において、打球発射装置140
は、方形状の取付基板141に集約して設けられ、その先
端に槌先部142aを有する打球杆142が支軸143の一端(取
付基板141の後面側)に回動自在に軸支されている。槌
先部142aが発射位置15に臨むようになっており、発射位
置15に待機する打玉を打ち出す。また、支軸143には、
図示しないが打球杆142に弾発力を付与する巻バネが周
設されている。また、打球杆142の下端には、遮光板144
が形成され、打球杆142が傾動した位置で遮光板144が後
述する打球杆作動状態検出器148をONからOFFにし、打球
杆142が戻るときにOFFからONにする。 前記打球杆142に往復回動動作を付与する打球モータ1
45が取付基板141に設けられている。また、打球モータ1
45の後面には、触手検出回路146が配置され、前記操作
ハンドル10に設けられるタッチスイッチ(図示しない)
に遊技者が触れることにより打球モータ145の回路が閉
路されるようになっている。 また、取付基板141の後面側には、前記打球杆142の回
動範囲を規制する当接ゴム147a,147bが上下交差状に固
着されている。 更に、取付基板141の後面側には、前記遮光板144によ
ってON・OFFする投受光方式の打球杆作動状態検出器148
が固着されている。この打球杆作動状態検出器148は、
通常時ON状態となっており、打球杆142が傾動して遮光
板144が介入することによりOFF状態となる。しかして、
打球杆142が戻るときOFFからONに変化し、その変化した
ときに後述する打球供給装置150の玉送りソレノイド154
に励磁信号を送るようになっている。なお、打球杆作動
状態検出器148は、外部からの光によって作動しないよ
うにカバー149によって覆われている。 打球供給装置 次に、第1図及び第10図を参照して、打球供給装置15
0の構造について説明する。第10図において、打球供給
装置150は、前記前面扉板6の裏面に固定される枠状の
取付基板151と前面扉板6の裏面に直接取り付けられる
支持部材174とから構成される。取付基板151には、前面
扉板6に取り付けるための取付穴152が形成されるとと
もに、その中央に開口部153が形成されている。この開
口部153には、前記支持部材174が挿入される。また、開
口部153の一側には、玉送りソレノイド154が取り付けら
れる。玉送りソレノイド154は、そのプランジャ155がほ
ぼ縦方向に移動可能となるように設置されており、プラ
ンジャ155に周設されたスプリング156によって常に上昇
した位置となっている。また、プランジャ155の下部に
は、押圧部157が形成され、玉送りソレノイド154が励磁
されたときに前記作動部材17の一方の当接部17aと当接
して作動部材17を回動させるようになっている。 そして、この場合、プランジャ155の押圧部157と作動
部材17の当接部17aとの間には、第1図に示すように間
隙D1が設けられる構造となっている。これは、プランジ
ャ155が縦方向に設置されているため、外部から振動を
与えられると、上下方向に移動する可能性があり、この
場合押圧部157と当接部17aとが接触した状態になってい
ると、作動部材17が回動して後述する玉送り部材179が
上昇して打玉を発射位置15に供給してしまう不都合があ
る。このような不都合を解消するために間隙D1で振動に
よるプランジャ155の移動を吸収するようになってい
る。 また、取付基板151には、前記開口部153と玉送りソレ
ノイド154との間に投受光方式の送り玉検出器158が取り
付けられている。この送り玉検出器158は、支持ピン159
に支持されて揺動する玉感知部材160の動作を検出する
ものである。送り玉感知部材160は、その後端に穿設さ
れた支持穴161を前記開口部153の上部他側に突設した支
持ピン159に遊嵌されて揺動自在に軸支されるもので、
その中程に当接傾斜面162が形成される凸部162aが形成
され、その凸部162aの上面には、付勢スプリング164の
一端を嵌入する嵌入凸部163が形成されている。付勢ス
プリング164の他端は、取付基板151の上部に突設された
囲枠165の内側に当接され、常に送り玉感知部材160を下
方に向くように付勢している。下方に付勢された送り玉
感知部材160は、前記開口部153の上縁の一部に沿って突
設されたストッパー185によって支持される。ストッパ
ー185の下方には、後述する玉出口172から供給される打
玉を下方に向けて誘導する誘導突片が突設されている。
また、送り玉感知部材160の先端側には、アーム片166が
形成され、そのアーム片166の先端に前記送り玉検出器1
58を作動させる遮光板167が形成されている。しかし
て、送り玉感知部材160は、常には遮光板167が送り玉検
出器158をOFFとするように下降した位置となっており、
後述するように打玉が玉送り部材179で供給されるとき
に上方へ揺動して遮光板167が送り玉検出器158から退避
してONとさせるようになっている。なお、送り玉検出器
158は、外部からの光が侵入しないようにカバー168によ
って覆われている。このカバー168は、取付基板151に突
設された取付ボス169a,169bに取付穴170a,170bを対応さ
せてビスで螺着することにより固定されるが、そのカバ
ー168の後面には、支持部材固定片171が取り付けられて
いる。この支持部材固定片171は、回転自在に取り付け
られており、その下方に形成された係合穴171aを支持部
材174の後面に突設された係合凸部184と係合させて支持
部材174を押圧することにより支持部材174を固定するよ
うになっている。 前記開口部153には、支持部材174が挿入されるが、こ
の支持部材174は、前記前面扉板6の前面に固定される
図示しない打球供給皿と一体的に形成される取付ボス17
3a,173bに支持部材174の両端に形成された取付筒部175
a,175bを挿入させることにより支持される。また、支持
部材174の前面は、開放されており、その開放面が打球
供給皿の出口である玉出口172に対応するようになって
いる。更に、支持部材174の上面には、その後部が前記
ストッパー185を収納する挿入開口176が形成され、この
挿入開口176の前部に前記送り玉感知部材160の凸部162a
が侵入するようになっている。一方、支持部材174の下
方後面には、一対の支持片177が突設され、該支持片177
に差し渡された支持軸178に玉送り部材179が回動自在に
軸支されている。玉送り部材179の下面は、前記作動部
材17の他端に形成された当接部17bと当接する当接面180
が形成され、その上部には、第1図に示すように玉出口
172から供給された打玉と当接する玉送り傾斜面181が形
成されている。なお、玉出口172から供給された打玉
は、玉送り傾斜面181の上部で一旦停止され、玉送り部
材179が回動して玉送り傾斜面181で押し上げられること
により下流側に流れるようになっている。また、玉送り
部材179には、支持部材174に開設された玉出口183の直
前で前記玉送り部材179で押し上げられて流下してきた
玉を停止させる停止片182が一体的に形成されている。
この停止片182は、玉送り部材179が回動しない下降した
位置にあるときには、玉出口183を開放するが、上昇し
たときには、玉出口183を閉塞するようになっている。
なお、出玉口183は、前記発射レール14の発射位置15の
やや上流側に臨み、打玉がこの玉出口183から落下する
ことにより発射位置15に供給される。 また、取付基板151の最上部には、前記玉送りソレノ
イド154及び送り玉検出器158からの配線を中断する中断
端子基板186が固定され、該中断端子基板186にそれぞれ
の配線から延びる端子を接続するための端子187a,187b
が形成されている。 上記のように構成される打球供給装置150において特
徴的なことは、まず、第1に、打球杆作動状態検出器14
8のOFFからONの変化により作動する玉送りソレノイド15
4と、玉送り部材179を回動させる作動部材17との間に間
隙D1を設け、玉送りソレノイド154が外部から与えられ
る振動によって移動しても、その移動が間隙D1によって
吸収され、作動部材17に伝達されないことである。これ
により、振動等を与えて故意に打玉を発射位置に供給で
きないようにしている。なお、この実施例においては、
第1図に示すように玉送り部材179の玉送り傾斜面181に
載置している打玉P1と送り玉感知部材160の当接傾斜面1
62との間にもクリアランスC1が形成されるので、より強
い振動によってプランジャ155が移動して僅かに作動部
材17を揺動させ且つ玉送り部材179を上昇させても、そ
の上昇がクリアランスC1によって吸収されるので、誤っ
て送り玉検出器158をONさせることがない。 また、第2に、玉送り部材179が回動自在に支持され
る支持部材174と送り玉感知部材160とがストッパー185
によって直接接触しないように間隙をもって配置されて
いるので、打玉が存在しない状態での玉送り部材179の
回動動作による振動が送り玉感知部材160に伝達され
ず、これにより送り玉検出器158が誤ってONすることが
ない。 ファール玉検出機構 次に、第11図を参照してファール玉検出機構190の構
造について説明する。図において、ファール玉検出機構
190は、前記発射レール14と誘導レール19との間に形成
されるファール口200に臨むように設置され、その構造
は、前記通過口装置75の揺動部材85a〜85qとほぼ同じで
ある。すなわち、ファール玉検出機構190は、収納枠191
に集約して構成され、該収納枠191を前記遊技盤保持枠1
2の表面に取り付けることにより構成される。しかし
て、収納枠19のほぼ中央には、揺動部材192が支軸193を
中心にして揺動自在に設けられている。揺動部材192の
前方には、玉受部194が形成され、ファール口200から流
下してきたファール玉を1個づつ受け入れて下方に揺動
するようになっている。また、玉受部194の反対側に
は、ウェイト195が埋設され、常に玉受部194がファール
口200に対向する方向に付勢している。なお、ウェイト1
95の設置位置は、前記揺動部材85a〜85qのウェイト88a
〜88qと同じように設定される。更に、揺動部材192の後
方には、遮光板196が一体的に設けられ、揺動部材192が
揺動したときに収納枠191の後方上部に設置された投受
光方式のファール玉検出器197を作動させるようになっ
ている。なお、収納枠191には、前記ファール口200から
流下するファール玉を前記玉受部194に誘導する誘導部1
98a,198bや、前記揺動部材192の揺動範囲を規制する規
制部199a,199bが形成されている。また、ファール玉検
出機構190を通過したファール玉は、前記遊技盤保持枠1
2に開設された連通開口201を介して前記余剰玉受皿11に
導かれるようになっている。また、前記ファール口200
の上方には、逆流防止片202が垂下されている。なお、
ファール玉検出機構190は、ファール玉を直接検出する
スイッチ(近接スイッチ、マイクロスイッチ等)であっ
てもよい。 打玉制御機構の動作 以上、説明した打球発射装置140、打球供給装置150、
及びファール玉検出機構190からなる打玉制御機構の動
作について第1図及び第2図を参照して説明する。 まず、遊技者が購入した打玉を打球供給皿に投入する
と、打玉は、打球供給皿の玉出口172から支持部材174に
達し、先頭の打玉が玉送り部材179の玉送り傾斜面181に
載置した状態(第1図参照)で停止する。そのような状
態で遊技者が操作ハンドル10を回動操作すると、図示し
ないタッチスイッチを含むハンドルスイッチがONし、打
球発射装置140の打球モータ145が回転する。打球モータ
145が回転されると、打球杆142が第2図に示すように傾
動して遮光板144が打球杆作動状態検出器148をONからOF
F状態にする。このとき、打球供給装置150の玉送りソレ
ノイド154は、未だ励磁されない。打球モータ145がさら
に回転すると、打球杆142が急激に元の位置に復帰す
る。しかして、このとき打球杆作動状態検出器148がOFF
からONに変化し、この変化が検出されることにより打球
供給装置150の玉送りソレノイド154が励磁される。玉送
りソレノイド154が励磁されると、作動部材17が揺動し
て玉送り部材179を上方向に回動させて玉送り傾斜面181
に載置していた打玉を横方向に流下させる。横方向に流
下してきた打玉は、停止片182によって停止され玉出口1
83からの発射レール14への流出が妨げられる。そして、
玉送りソレノイド154が非励磁状態となって作動部材17
が元の状態に戻り、玉送り部材179が下方向に回動され
ると停止片182も下方向に回動されるので、停止片182に
よって停止されていた打玉が玉出口183から発射レール1
4の打球発射位置15に送り出す。このとき送り玉感知部
材160も揺動して送り玉検出器158をONからOFFに変化さ
せる(第2図参照)。この送り玉検出器158がONからOFF
に変化すると、カウントアップ信号が導出され発射玉カ
ウンタの値に「1」づつ加算する。なお、打球杆142の
最初に動作によって打玉は、発射されない。すなわち、
打球の発射動作と打球の供給動作とは、打球杆142の槌
先部142aが打球発射位置15にある打玉を弾発した後に、
打球供給装置150によって次の打玉が発射レール14に落
下するように構成されている。したがって、ゲームの最
初の発射動作は、空打ちとなる。このように供給された
打玉を即座に弾発するように構成しなかったのは、供給
されたばかりの打玉を弾発するように構成すると、打玉
が打球発射位置15に載置されている時間が短くなるた
め、安定しない場合があり、その場合、斑飛び等の発射
不良となるからである。 上記のようにして遊技者が操作ハンドル10を連続的に
操作することにより打球モータ145が連続的に回転し、
打玉を弾発し、且つ打玉を供給する。ところで、発射さ
れた打玉が遊技盤18の遊技領域20に到達することなく、
誘導レール19を戻ってきた場合には、その多くはファー
ル口200に導かれてファール玉検出機構190のファール玉
検出器197を作動させる。このファール玉検出器197を作
動させると、カウントダウン信号が導出され発射玉カウ
ンタの値を「1」づつ減算する。上記した発射玉カウン
タの値が「16」になった後の打球杆作動状態検出器148
の最初のOFFからONへの変化から所定時間T1が経過した
とき1ゲームが終了する。そして、所定時間T1の間は、
打球供給装置150の玉送りソレノイド154の動作が停止さ
れる。このとき、打球発射装置140の打球モータ145は、
遊技者が操作ハンドル10を操作している限り回転してお
り、打球杆142を往復回動させている。また、所定時間T
1の間に遊技者が弾球遊技機1に振動を与えて玉送りソ
レノイド154のプランジャ155を移動させようとしても、
プランジャ155と作動部材17との間に間隙D1があるため
に、プランジャ155の移動が間隙D1に吸収されて作動部
材17に伝達されず、このため玉送り部材179によって打
玉が発射位置15に送られることがない。したがって、発
射位置15に複数の打玉が滞留してスムーズな発射動作が
妨げられるという問題が発生しないし、打玉の計数も行
われないため、正常に発射される打玉を正確に計数する
ことができる。 また、遊技者が打玉を打球供給皿に投入することな
く、操作ハンドル10を操作して打球発射装置140を動作
させた場合には、打球杆142の往復回動により玉送り部
材179も上下回動して支持部材174を振動させるとになる
が、支持部材174と送り玉感知部材160とがストッパー18
5によって間隙をもって配置され直接接触していないの
で、送り玉感知部材160が揺動して送り玉検出器158を作
動させることがない。つまり、打玉が存在しないにも拘
らず送り玉検出器158が作動されることはない。 上述した実施例においては、玉送りソレノイド154の
プランジャ155の振動による移動を吸収する構造とし
て、プランジャ155の押圧部157と作動部材17の一方の当
接部17aとの間に間隙D1を設けたが、第12図に示すよう
にプランジャ155の押圧部157と作動部材17の一方の当接
部17aとを当接させ、その代わりに作動部材17の他方の
当接部17bと玉送り部材179の当接面180との間に間隙D2
を設けて、プランジャ155の振動による移動を吸収する
ようにしてもよい。また、第13図に示すように作動部材
17を省略して玉送りソレノイド154aと玉送り部材179を
直接対面させて、玉送りソレノイド154aのプランジャ15
5aの上端に設けた押圧部157aと玉送り部材179と当接面1
80との間に間隙D3を設けて、プランジャ155aの振動によ
る移動を吸収するようにしてもよい。この場合には、玉
送りソレノイド154aのプランジャ155aは、スプリング15
6aの付勢力により常に下方向に付勢されており、振動が
与えられることにより、上方向に移動するようになって
いる。また、第13図で示す構成において、玉送り部材17
9には、常に玉送り部材179を下方向に付勢するウェイト
210が設けられ、仮に玉送りソレノイド154aのプランジ
ャ155aが外部からの振動により上昇して当接面180と当
接して玉送り部材179を上方向に回動させようとして
も、ウェイト210の付勢力によりその回動動作が抑制さ
れるため、玉送り部材179による打玉の供給が行われな
い。なお、第13図に示す実施例においては、玉送り部材
179の玉送り傾斜面180によって送られた打玉が横方向に
流下する際に投受光方式の検出器211によって発射され
るべき打玉数を検出するようにしている。 以上、実施例について説明してきたが、上述した実施
例においては、一定数の打玉を発射して遊技を行う弾球
遊技機を例示したが、一定時間打玉を発射して遊技でき
る弾球遊技機であってもよい。また、発射玉を検出する
発射玉検出手段として打球発射位置15に供給される打玉
を検出する送り玉検出器158を示したが、打球発射装置1
40によって弾発された打玉を検出できるように構成した
ものでも良い。 また、上記実施例では、打球発射装置として打球モー
タ145で駆動されるものを示したが、パルス信号で駆動
されるロータリソレノイドで駆動されるものでも良い。
この場合、ロータリソレノイドの作動に基づいて打球供
給装置150の玉送りソレノイド154が作動するようにして
もよいし、操作ハンドル10の操作により駆動される打球
供給装置150の玉送りソレノイド154の作動に基づいてロ
ータリソレノイドが駆動するようにしたものでもよい。 更に、弾球遊技機の構造として、コイン式、あるいは
カード式の弾球遊技機に応用しても良く、また、遊技内
容も実施例に限定されることなく、要は、少なくともソ
レノイドの作動により打玉が供給されるものであればど
のような遊技内容のものであってもよい。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機の玉供給装置は、プランジャがほぼ縦
方向となるように設置されたソレノイドの非作動時に、
外部からの振動によるプランジャの移動を吸収する移動
吸収構造を設けたので、外部からの振動によってプラン
ジャが移動しても、その移動が移動吸収構造によって吸
収され、玉送り部材の作動を抑制するため、玉が所定位
置に供給されることがなく、例えば、発射位置での打玉
の貯留、あるいは打玉の計数が行われることがない。し
たがって、外部からの衝撃によっても玉の供給動作を正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、打球発射装置と打球供給装置との
作動の関係を示す背面図、第3図は、実施例に係る弾球
遊技機の正面図、第4図は、弾球遊技機に背面概略図、
第5図は、弾球遊技機の前面枠及び機構板を開放した状
態での背面斜視図、第6A図及び第6B図は、通過口装置の
背面から見た断面図と支軸の支持構造を示す部分斜視
図、第7A図及び第7B図は、通過口装置の1つの通過口の
構造を示す断面図、第8図及び第9図は、景品玉払出機
構の動作を示す背面概略図、第10図は、打球供給装置の
分解斜視図、第11図は、ファール玉検出機構を示す正面
図、第12図及び第13図は、ソレノイドの移動を吸収する
他の移動吸収構造を示す打球供給装置の正面図である。 1……弾球遊技機 15……発射位置 150……打球供給装置 154……玉送りソレノイド(ソレノイド) 155……プランジャ 179……玉送り部材 D1,D2,D3……間隙 210……ウエイト(付勢部材)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドの作動により玉送り部材を動作
    させて玉を所定位置に供給する玉供給装置であって、 前記ソレノイドをプランジャがほぼ縦方向に移動可能と
    なるように設置するとともに、前記ソレノイドの非作動
    時に外部からの振動による前記プランジャの移動を吸収
    して前記玉送り部材の動作を抑制する移動吸収構造を設
    けたことを特徴とする弾球遊技機の玉供給装置。
  2. 【請求項2】ソレノイドの作動により玉送り部材を動作
    させて玉を所定位置に供給する玉供給装置であって、 前記ソレノイドをプランジャがほぼ縦方向に移動可能と
    なるように設置するとともに、前記プランジャと前記玉
    送り部材との連結部分に外部からの振動による前記プラ
    ンジャの移動を吸収する移動吸収間隙を設けたことを特
    徴とする弾球遊技機の玉供給装置。
  3. 【請求項3】ソレノイドの作動により玉送り部材を動作
    させて玉を所定位置に供給する玉供給装置であって、 前記ソレノイドをプランジャがほぼ縦方向に移動可能と
    なるように設置するとともに、外部からの振動で前記プ
    ランジャが移動して前記玉送り部材を動作させることを
    抑制する付勢部材を設けたことを特徴とする弾球遊技機
    の玉供給装置。
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