JPH054117B2 - - Google Patents

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JPH054117B2
JPH054117B2 JP58112179A JP11217983A JPH054117B2 JP H054117 B2 JPH054117 B2 JP H054117B2 JP 58112179 A JP58112179 A JP 58112179A JP 11217983 A JP11217983 A JP 11217983A JP H054117 B2 JPH054117 B2 JP H054117B2
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Japan
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ball
balls
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prize
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パチンコ遊技機の裏機構盤に関
し、特に遊技盤内に打ち込まれた打球が入賞領域
に入つた場合にこれを電気的に検出して所定数の
賞品球の払出しを行なう機構を電子制御化するこ
とに伴ない、賞品球の流下経路の垂下部を従来と
は異なり、裏面セツト盤の一側方に偏位させて、
この垂下部の途中に賞品球払出装置を配設し、ま
た、各種玉の流下経路を裏面セツト盤と一体的か
つ重合構造として遊技盤背部の中央に広い空部を
形成可能とし、かつ従来得られなかつた剛性をも
有する構造にして、最近流行のラツキーセブン型
パチンコ遊技機等に対処できるとともに、コンピ
ユータによる遠隔的な集中管理の精度向上が計れ
るようにしたパチンコ遊技機の裏機構盤に関す
る。
パチンコ遊技機は周知のように、遊技客が遊技
盤下部に設けられた発射装置により一個ずつ打球
を遊技盤内に打ち込むと、障害釘に衝突してラン
ダムに方向を変えながら落下して行く途中である
確率をもつて入賞領域に入ることにより所定数の
賞品球が遊技者に与えられるようにしたものであ
る。従来、このような賞品球の払出しは、一般に
遊技盤裏面に取り付けられ、入賞球によつて生ず
る物理的な力が伝達されて動作される例えば第1
図に示すような機械式の賞品球払出装置によつて
行なわれるようにされていた。
つまり、従来のパチンコ機における裏機構22
0は、遊技盤の裏面に全面的かつ平面的に取り付
けられた構造となつており、その上方部に予備球
の貯留タンク224と、これに連設されて予備球
をS字状にUターンさせながら流下、整列せしめ
る玉シユート225をそれぞれ単独で設け、玉シ
ユート225の下方途中に玉抜樋231を外部よ
り組み付けて遊技盤の裏面中央には賞品球払出機
構部および入賞球集合樋221を設け、また、下
部には同時入賞球をストツクして一つずつ分離、
流下させる制御器260と、分離された入賞球の
重みによつて回動され入賞球排出樋222に臨む
作動レバー265とを設けて、この作動レバー2
65の端部に連結された連動杆266とリンク機
構267を介して上記入賞球によつて生じた物理
的な力を、玉シユート225の終端に設けられた
賞球ケース268に伝達してこれを作動せしめ
て、所定数の賞品球をその下方に配設されている
ダンパー269上に排出させ、さらに賞品球排出
路236を流下させて前面の受皿に賞品球を払出
すようにしていた。それから、裏機構220の中
央内部には、どこにも入賞しえなかつたアウト玉
を収容するアウト穴219とアウト玉樋223が
設けてあり、機外へ排出するようになつていた。
そのため、従来のパチンコ機は、遊技盤裏面に
設けられた裏機構220の機械的構成が複雑とな
り、組立や位置決め調整が面倒であるとともに、
裏機構220の構成部品の占有空間が大きくなつ
て遊技盤背部に充分な空部を有することができな
い。つまり、遊技盤背部の有効利用空間が狭くな
り、しかも貯留タンク224内の予備球や入賞
球、アウト玉等の機外排出の流下経路が複雑とな
らざるを得ず、玉詰まりを生じ易く、かつ詰まる
と外部から見えにくいといつた不都合があつた。
一方、最近のパチンコ機においては、いわゆる
ラツキーセブンと呼ばれる多量の賞品球が与えら
れる状態を作り出す電気的駆動源を利用した大型
の変動入賞装置を有するものが遊技客の人気の的
となり、ほとんどの機種に大型の変動入賞装置が
取り付けられるようになつてきている。しかる
に、このような大型の変動入賞装置は、その電気
的駆動源が遊技盤を貫通して裏面セツト盤の後方
まで延設されることが多いため、従来の機械式の
賞品球払出装置を備えた裏機構では、このような
変動入賞装置を延設するスペースが充分とれなく
なる不都合がある。
また、このような大型の変動入賞装置の採用に
伴ない、同時もしくは連続した入賞球が生ずる機
会が極端に多くなる。しかし、従来の機械式の賞
品球払出機構では、払出動作が前記のごとく機械
式リンクモーシヨンのため1払出サイクルが約
1.5秒かかるが、現在の電気式の発射装置では1
分間に100個宛の打球が発射される。つまり、0.6
秒ごとに打球が遊技盤内に打ち上げられるので、
短時間に多量の入賞球が発生し、賞品球の払出が
追いつかず、入賞球が次々と溜まつて行くおそれ
がある。そのため、高速の賞品球払出装置が要望
されるとともに、これに伴なつて多量の賞品球が
遊技者に払い出されるため、賞品球の流動の円滑
化と賞品球貯留部の大型化および構造強化の必要
性が生じている。
さらに、パチンコ遊技機の1日の営業に伴なう
出玉率および営業成績を集中管理するための各流
下玉の数を計数する都合上、玉の検出を行なう必
要があるので、裏機構の構造、特に入賞球排出
樋、アウト玉樋、玉抜樋を機能的に集約しなけれ
ばならない。そして、貯留タンクに補給した総補
給玉数と閉店後に玉抜樋より機外へ排出させた総
排出玉数を計数する玉計数装置、もしくは入賞球
と打込玉(入賞球とアウト玉の総称)を別々に計
数する玉計数装置を、それぞれの玉の流下経路下
端部に臨ませて流下玉が外部に飛び出さないよう
にして確実に玉の検出を行なえるようにしてやる
必要があり、これによつて精度の高い集中管理が
可能となつてくる。
この発明は、上記のような背景の下になされた
もので、入賞領域に入つた打球を電気的に検出し
て発生する入賞検知信号に基づいて動作されるよ
うな電気式の小型かつ高速の賞品球払出装置を採
用することにより、裏機構における前記制御器2
60、作動レバー265、連動杆266等の複
雑、過多な機械的構成を不用とし、賞品球払出装
置を主体とする裏機構全体をコンパクトに構成で
きるようにするのに伴ない、各種玉の流下経路を
裏機構がセツトされる裏面セツト盤と一体的かつ
重合構造とし、賞品球流下経路の垂下部と玉抜路
を裏面セツト盤の一側方に偏位せしめて中央に広
い空部を形成可能とし、かつ従来得られなかつた
剛性をも有する構造にして、最近流行の短時間に
多量の賞品球を払出すラツキーセブン型パチンコ
遊技機に対処できるようにする。すなわち、この
発明は、遊技盤背部に突出するような大型の変動
入賞装置を取付け可能とし、かつ大型の変動入賞
装置の採用と賞品球払出装置の電動化に伴なう多
量の入賞球および賞品球の発生に対応して、入賞
球および賞品球の流下経路を従来に比べてシンプ
ルかつ剛性ある構造にすることにより、入賞球と
賞品球の流下を円滑化ならしめ、かつ各流下経路
と賞品球の貯留部の強度を向上させて、多量の玉
の流下と貯留に対抗できるようにすることを目的
とする。
さらに、この発明は、各種玉の流下経路下端部
を各経路が有効に機能するように配設せしめるこ
とにより、管理室のコンピユータによる遠隔的な
集中管理の精度向上が計れるようにすることを目
的とする。
以下図面を用いてこの発明を具体的に説明す
る。
本発明の裏機構盤の実施例について説明するに
先立つて、先ず、パチンコ遊技機が設置されるパ
チンコ店側の設備とその管理方法を、第2図を用
いて説明しておく。
パチンコ店には、通常パチンコ島と呼ばれる第
2図に示すような島設備が複数列設けられてお
り、各パチンコ島100には遊技盤の背面が互い
に向い合つた状態で複数のパチンコ遊技機1,
1,…が2列に配設され、パチンコ島100に固
設された機枠2に回動可能に取り付けられてい
る。また、パチンコ島100の上部空間部101
内には適当な角度で傾斜されたパチンコ球の補給
樋102が設けられ、この補給樋102から分岐
するように補給シユート103が設けられ、この
補給シユート103を通して各パチンコ遊技機1
に対して賞品球として払出す球を補給できるよう
になつている。すなわち、上記補給シユート10
3にはそれぞれ補給装置104が設けられてお
り、図示しない総合管理室からの指令によつて補
給装置104が動作されて、上記補給樋102内
を流れてくる球を補給シユート103から各パチ
ンコ遊技機1の上部の予備貯留部24に供給する
ようになつている。
さらに、パチンコ島100の下部中央には、各
パチンコ遊技機において回収され、排出された打
込玉を一ケ所に集める回収樋105が設けてあ
り、回収樋105の途中に設けられた玉磨機で研
磨されてから揚送装置(ともに図示せず)で上方
へ移送され、再び補給樋102に流出されるよう
になつている。なお、各パチンコ遊技機への玉の
補給指令は、上記予備貯留部24の下部に設けら
れた玉不足検出器の信号が総合管理室のコンピユ
ータに送られ、これに基づいて発せられる。
この場合、上記補給装置104によつて予備貯
留部24に対して一回の補給動作で一定量(例え
ば400個)の玉が補給できるようになつている。
従つて、パチンコ店では、各パチンコ遊技機にお
ける補給回数の他に例えば入賞球数および打込玉
数を把握すれば、コンピユータにより、各遊技機
の出玉率(一回の賞品球数×入賞球数÷打込玉
数)および営業成績(打込玉数−総補給数)を簡
単に算出することができる。
上記のような出玉率および営業成績を集中的に
収集して経営の合理化を計るために各種玉の検出
が必要となり、第4図および第5図に示すよう
に、遊技盤後方下部の機枠2の背面に玉受け箱1
10を設置し、入賞球およびアウト玉の検出を行
なえるようになつている。この玉受け箱110に
は、入賞球受口111とアウト玉受口112とが
設けられ、入賞球と打込玉とを別々に正確に検出
できる構造となつている。
そこで、この玉受け箱110に対して遊技盤裏
面の入賞球排出路の出口およびアウト玉排出路の
出口を機能的に臨ませる必要が生ずる。しかし
て、この発明の実施例においては後述のように裏
機構盤を構成することによつてこの要求に応えて
いる。
なお、裏機構盤の実施例の説明に入る前に遊技
盤前面の構成について一例を示して簡単に説明す
ると、パチンコ遊技機1は第3図に示すように、
前後面が開口している機枠2(第4図参照)に略
垂直姿勢を保つて、かつ第3図に示すヒンジ3,
3によつて回動自在に取り付けられた額縁状の前
面枠4と、この前面枠4内に開閉可能に取り付け
られたガラス収納枠5と、このガラス収納枠5の
下方に同じく開閉可能に取り付けられた開閉パネ
ル6と、上記前面枠4の後方に上記ガラス収納枠
5内に保持されたガラス板と一定の間隔を有して
固定された遊技盤8とによつて構成されている。
上記開閉パネル6の前面には、多数の遊技球
(いわゆるパチンコ球)を一時的に収納する受皿
9が設けられ、また、上記前面枠4の下部背面に
は、上記受皿9より一個ずつ供給される遊技球を
弾き飛ばす打球発射装置10が設けられ、前面枠
4の下部前面にはその操作ダイヤル11と補助受
皿12とが設けられている。上記打球発射装置1
0は既に公知の打球発射装置と同一構成のものが
用いられているので詳細な説明は省略する。
前記遊技盤8の前面には、上記打球発射装置1
0により発射された打球を遊技盤8の上方部まで
案内するガイドレール13と、上方より落下して
くる打球の方向を無作為に変更させる多数の障害
釘14が固設され、また盤面の適宣位置に入賞領
域としての入賞チヤツカー15、入賞口16、回
転式入賞具17および変動入賞装置18が設けら
れ、前面枠4に保持されたガラス板との間の空間
部にガイドレール13に囲まれた遊技部が形成さ
れている。また、この遊技部の下部には、上方か
ら落下してくる途中で偶発的に上記入賞領域15
〜18に入賞できなかつた打球を遊技盤8の後方
へ回収するアウト穴19が設けられている。
そして上記遊技盤8の裏面には、上記入賞領域
15〜18より入賞した打球が流下化可能な間隔
を有する第1空間部A1を形成するように、裏面
セツト盤21が全面的に取り付けてあり、この裏
面セツト盤21の背面に裏機構盤20を構成する
各種機構が重合的にセツトされている。
裏面セツト盤21の第1空間部A1の下方には、
集合棚部21aが設けてあり、その略中央部には
第1空間部A1に連続されかつ途中で第1空間部
A1から第2空間部A2側に折曲されて前面枠4の
下端線上に出口が形成された入賞球排出路22が
設けられており、上記第1空間部A1に入つて来
た入賞球はこの入賞球排出路22を流下して遊技
盤後方の前記玉受け箱110の入賞球受口111
に向かつて排出されるようになつている。
中央部に向かつて下り傾斜となるように形成さ
れた集合棚部21aは、発生した入賞球を順次一
段一列に整流させて入賞球排出路22へ案内し、
途中に取り付けられた入賞球検出器55で1個宛
検出させ、裏面セツト盤21の上方にセツトされ
た制御装置50内の記憶回路に順次記憶させる。
又、第1空間部A1には、アウト穴19に対応
してアウト玉排出樋23が設けられており、アウ
ト穴19より回収されたアウト玉は玉受け箱11
0のアウト玉受口112に対向するように設けら
れた出口部23aより玉受け箱110内に排出さ
れるようになつている。
そして裏面セツト盤21の表面上方には、外部
より補給される予備球を貯えておく予備貯留部2
4が取り付けてあり、第6図で示すように、予備
貯留部24が裏面セツト盤21に腰掛けるように
して固定することにより、予備球の重量に耐える
構造となつている。予備貯留部24の下り傾斜の
先端一側には流出口24aが設けてあり、この流
出口24aの下方には裏面セツト盤21の左から
右方向へ玉が自重で転がる程度に傾斜させられ、
右端で下方へ屈曲され、その後略垂直に降下する
誘導路25が連設され、この誘導路25の終端が
賞品球払出装置40の流入口へ接続されている。
誘導路25は、第6図および第7図に示すよう
に、裏面セツト盤21の背面に、樋状の第2空間
部A2を形成するように設けられて、前記流出口
24aに臨む底部に、踏板レバー26が傾動自在
に設けられ、一方の端を誘導路25内部に突出さ
せ、他端にはウエイト27が取り付けてあり、さ
らに踏板レバー26の傾動動作と関連して、玉不
足検出器56が臨ませてある。これは、予備貯留
部24内の玉の有無を検出し、無くなると玉不足
信号を発し、総合管理室(図示せず)に連絡し、
玉補給を促すものである。
又、誘導路25は予備球を一段二列に自作用的
に整列せしめ誘導するように、仕切壁25aが
徐々に隆起するように設けられて、上記の略垂直
に降下する垂下部で完全に二列となつている。
誘導路25の途中には予備貯留部24内の玉の
貯留加減により、誘導路25における玉圧力が微
妙に変化して、玉が二段、三段と重なつて玉止り
現象を起こすのを防止する為に、揺動自在な玉ナ
ラシ28が吊設され、また、一端を軸着すること
により傾動自在な玉押え板29が配設されてい
る。
前記誘導路25の屈曲部25bには、玉抜機構
30を配設すると共に、玉抜路31の受口を臨ま
せてある。屈曲部25bには、外周面の一部を開
閉できるようにされた周壁部32と、これを揺動
自在に保持する揺動杆33と、その上方に傾動自
在な作動杆34が設けてあり、揺動杆33の係止
部33aと作動杆34の凸部34aが係合するよ
うに構成され、外部からの操作により、その係合
を解くことにより周壁部32を開かせて予備球を
玉抜路31へ導くようにしてある。
この玉抜路31は、上記誘導路25の垂下部と
並設して裏面セツト盤21の一側方に偏位させ、
誘導路25の屈曲部で分岐された第2空間部A2
を構成するように形成させるとともに、流路の下
方部は第1空間部A1側に向かつて折曲させて、
パチンコ遊技機1の下部まで延設させて前記アウ
ト玉排出樋23に合流させてある。これによつ
て、玉抜路31を通つて排出された玉は、玉受け
箱110内を通つて機外へ排出され、打込玉とし
て計数できるようになつている。
玉受け箱110には、入賞球受口111とアウ
ト玉受口112とを分離するための分離壁113
が形成され、下方には入賞球受口111とアウト
玉受口112から入つて来た玉を合流させて打込
玉として案内する案内樋114が設けられてお
り、入賞球受口111の下方には入賞球センサ1
15が、また案内樋114の途中には打込玉セン
サ116が設けられており、アウト玉はもちろん
入賞球および玉抜路31から抜かれた玉を打込玉
として検出する。
上記実施例においては、入賞球排出路22の出
口を玉受け箱110の入賞球受口111に、また
アウト玉排出樋23と玉抜路31は途中で合流さ
せ出口を玉受け箱110のアウト玉受口112に
それぞれ機能的に臨ませてある。すなわち、補助
貯留部47を挟むようにして入賞球排出路22と
アウト玉排出樋23の出口を設けることにより、
入賞球とアウト玉を左右に振り分けるようにして
あるので、入賞球受口111とアウト玉受口11
2を確実に分離でき、玉受け箱110内での玉の
混入および箱外への玉の飛出しを防止できる。そ
の結果、玉受け箱110を小型にして、パチンコ
島内部の簡素化が計れるとともに、総合管理室へ
送信する入賞球数や打込玉数に関するデータの正
確度が向上されることになる。このデータと予備
貯留部24に対する補給玉数とから、前述の方法
により、出玉率と営業成績の集中的収集が可能と
なる。
上記の場合、予備貯留部24内の予備球は閉店
時に、玉抜機構30の作動により玉抜路31内を
流下して玉受け箱110内に入り、打込玉として
計数して営業成績を算出するようになる。
また、上記案内樋114に設けられた打込玉セ
ンサ116は、案内樋114内に臨むように取り
付けた計数用ギヤの回転を永久磁石とリードスイ
ツチとで検出して、ギヤの1回転あたり1パルス
の検出信号を発生させるようになつている。
また、上記入賞球排出路22、アウト玉排出樋
23および玉抜路31の出口は、上記のごとく玉
受け箱110の各受口に機能的に臨ませるため
に、第1空間部もしくは第1空間部と第2空間部
にかけて形成させてあるが、これに限定されるも
のではない。ただし、入賞球排出路22は、玉受
け箱110との関係で、第1空間部から第2空間
部へ向かつて流路を変換する程、玉の検出が容易
となる。
さらに、上記誘導路25の垂下部の途中には、
各列ごとにそれぞれ流路内に臨む検出板57aと
マイクロスイツチ57bとからなる流下異常検出
器57が設置され、誘導路25内の玉止りやゴミ
等の混入による予備球の流動の異常を監視し、制
御装置50に指令信号を出力するようにしてあ
る。
誘導路25の垂下部下端に連設された電動式の
賞品球払出装置40は、一実施例として後で詳述
するようにスプロケツト42と駆動源のバルスモ
ータ41で構成し、裏面セツト盤21の背面且つ
一側に配設可能に小型化してある。
賞品球払出装置40は、上記入賞領域への打球
の入賞に伴ない遊技者に所定数の賞品球を払い出
す装置であつて、上記入賞球排出路22内の入賞
球検出器55からの信号に基づいて、形成される
駆動指令信号によつて、1個宛順次、所定数に達
するまでスプロケツト42を回動させるものであ
る。
しかして、誘導路25内において前記のような
予備球の流動異常を検知すると、制御装置50
が、その時点で賞品球の払出を停止させるか、そ
の払出動作が終了するまで、つまり所定数の賞品
球の払出を待つて次回からの払出を停止させるよ
うにしておいて、制御装置50によつてLED表
示素子等の警報ランプ58(第12図参照)を点
灯させて、機能停止の原因がすぐに分るように
し、且つ迅速な処置がとれるようにすると共に、
不正確な排出動作による賞品球の不足や、排出タ
イミングのずれによるスプロケツト42への玉の
噛み込みを確実に防止させるようになつている。
賞品球払出装置40の下方には、裏面セツト盤
21の背面に、前記第2空間部A2を賞品球払出
装置40の下方まで延長させるように形成された
受皿貯留部36が連設されている。この受皿貯留
部36は略S字状に形成されて賞品球が整流して
流下できるようにされると共に、流下球を下方に
設けたベル37に衝突させて、爽快音を発生でき
る構造となつている。
さらに、受皿貯留部36は第8図で示すよう
に、ベル37の近傍で、パチンコ機1の前面に設
けてある受皿9へ約90度流路を変換して連通さ
せるようにした流路変換部38を有し、流下する
賞品球は、受皿貯留部36の第2空間部A2から、
上記第1空間部A1及び遊技盤8を貫通して、遊
技盤表面に達するようになつている。遊技盤表面
からは、第8図に示すように受皿9と一体に取り
付けた接続樋39により連絡してある。
そして、遊技中に打球の入賞があると、賞品球
払出装置40が駆動することにより、所定数の賞
品球を受皿貯留部36へ排出し、賞品球は、流下
しベル37に衝突して爽快音を発生し、すみやか
に受皿9へ流出されるようにしてある。
第5図で示すように、受皿貯留部36の流路変
換部38には、左斜め下方に向かつて前記第2空
間部A2を更に延長するように形成され、遊技盤
8前面下部に設けた補助受皿12へ連通する大型
の補助貯留部47が連設されており、受皿9及び
受皿貯留部36が賞品球で満杯になつた時に、自
動的に賞品球が溢れ出て、下方へ流出するように
構成することにより、遊技者の手を煩らわせるこ
となく、たくさんの賞品球を貯留させることがで
き、現在流行中のラツキーセブンと呼ばれるパチ
ンコ機に対処できるようになつている。
つまり、第2空間部A2における流路変換部3
8と補助貯留部47の連絡部に、規制片48を突
設し、通常は排出された賞品球が乗り越えないよ
うに規制するが、受皿9が満杯になるにつれて、
受皿貯留部36の上流に向つて貯留してきて流路
変換部38も満杯になると、排出された賞品球
が、前記規制片48を自動的に乗り越えて、補助
貯留部47へ流出する構造となつている。
又、補助貯留部47は、第2空間部A2より、
パチンコ機1前面側へ約90度流路を変換して、遊
技盤8下部を通り、さらに前面枠4を貫通して上
記補助受皿12へ接続されている。以上のように
して裏面セツト盤21の背面に第2空間部A2
形成するように上方には予備貯留部24と誘導路
25を配設し、一側方には、誘導路25の垂下部
を連続して設け、賞品球払出装置40、受皿貯留
部36、補助貯留部47を設け、且つ玉抜路31
を並設させることにより、裏機構盤を一層集約で
きると共に、中央部に比較的広い空部Cが構成可
能となる。空部Cは、上記実施例のように裏面セ
ツト盤21を全面的に一体の構造として第1空間
部A1を形成し、裏面セツト盤21の背部に形成
されるようにしてもよいし、又、前記裏面セツト
盤21の背面に第5図に2点鎖線で示すように集
合板49を装着自在に取り付けることができるよ
うに構成して集合板49の背部に形成されるよう
にしてもよい。このようにすると、第4図に示す
ように裏面セツト盤21の後方へ突出する変動入
賞装置18の突出する開口部を分離可能な集合板
49に形成すればよいので穴抜き加工が容易とな
る。
第9図は、上記電動式の賞品球払出装置40の
一構成例を示す拡大斜視図である。
誘導路25の終端部は、図示のごとく、斜め下
方に向かつて折曲され、かつ2条の出口部25C
,25C2が設けられている。この出口部25C1
25C2に対向するように分離用のスプロケツト4
2が配設され、スプロケツト42はバルスモータ
41の回転軸に固着され、かつモータ41にはス
プロケツト42と適当な間隔をおいて阻止プレー
ト43が固着されている。また、上記スプロケツ
ト42の外周には、パチンコ球が係合可能な例え
ば6個の凹部42aと6個の爪部42bとが形成
されている。上記誘導路25終端の出口部25C
,25C2は、一方が上記スプロケツト42の凹
部42aに対向しているときは他方が爪部42b
に対向するように構成されている。
そして、阻止プレート43と出口部25C1,2
C2の端球とは球一つの間隔を有するように位置
決めされ、その下方には、受皿貯留部36の上端
に接続された排出樋44が設けられており、爪部
42bに当接した賞品球Bは流出しないように係
止され、凹部42aに係合した賞品球B′は阻止
プレート43に当接して後続の賞品球B″との間
に挟持された後、スプロケツト42が回転すると
爪部42bによつて分離され、下方の排出樋44
に流下せしめられるようになつている。
第11図は、上記賞品球払出装置40における
排出作用を示すものであり、同図(1)のごとく先ず
スプロケツト42の凹部42a1に係合した球B1
スプロケツトの回転に伴なう爪部42b1の移動に
よつて送り出されて分離され、次に球B1の後続
の球B3が同図(2)のごとく爪部42b1に当接する
と、そのとき凹部42a3に球B2が係合して爪部4
b2によつて下方へ送り出されて分離される。そ
して、球B2の後続の球B4が爪部42b2に当接す
ると、球B3が凹部42a2に係合されて爪部42b2
によつて分離される。このようにして、スプロケ
ツト42の回転に伴なう分離作用によつて、出口
部25c1と25c2内に整列している賞品球が一ず
つ交互に取り出されて排出樋44に排出されて行
く。
また、上記阻止プレート43にはL字状の切欠
きが形成され、この切欠きには第10図に示すご
とく、複数個のセンサ45a〜45dを備えた排
出球検出器45が設けられている。上記センサ4
5a〜45dのうち45aと45bは、出口部2
c1と25c2内に次に排出されるべき球があるか
否かを検出し、センサ45cと45dはその球が排
出されたか否かを確認するためのもので、いずれ
も、光センサや近接スイツチを用いて構成するこ
とができる。
上記賞品球払出装置40は、前記入賞球検出器
55から出力された入賞検知信号が制御装置50
に供給されると、制御装置50から出力される駆
動信号によつてモータ41が駆動され、排出を開
始する。このとき、制御装置50は、排出球検出
器45からの検出信号に基づいて予備球が誘導路
25の出口に存在することを確認してから排出を
開始し、同じく排出球検出器45から賞品球ごと
に出力される排出確認信号を受けて排出状態を検
知し、賞品球が所定数に達したことを判別して排
出終了信号を賞品球払出装置40に出力し、モー
タ41の回転を停止させるようになつている。
第12図は上記制御装置50による賞品球払出
装置40の制御システムの一例を示すブロツク図
である。
入賞球検出器55から個々の入賞球に対応して
発生される入賞検知信号(パルス)は、例えばカ
ウンタのような記憶手段としての記憶回路51に
供給されて計数されることにより入賞球数が記憶
される。制御回路52には、賞品球払出装置40
内の排出球検出器45からの検出信号が入力され
ており、上記記憶回路51の記憶値が“1”以上
になると、賞品球払出装置40のモータ41を駆
動させる駆動開始信号を出力する。すると、モー
タ41が回転して賞品球の排出を開始するととも
に、賞品球ごとに上記検出器45から検知信号
(パルス)が制御回路52へ送られる。制御回路
52はこの検知信号を例えば内部のカウンタでカ
ウントし、そのカウント値が内部の設定器に予め
設定されている値に達すると、所定数の賞品球が
排出されたと判定して、モータの駆動停止信号を
出力し、もしくはモータ駆動信号の出力を停止し
て排出を終了させる。
また、排出途中で玉詰まり等の原因で誘導路2
5終端の出口部25c1,25c2に排出される球が
存在しないことが、検出器45によつて検出され
ると、その出力を受けて制御回路52は直ちにモ
ータ41を停止させるとともに、カウンタの値を
そのまま保持しておき、出口部25c1,25c2
賞品球が入つてきたとき再びモータ41を動作さ
せて残りの賞品球を排出させる。一回の排出が終
了すると制御回路52は記憶回路51に信号を送
つて記憶内容をテクリメント(減少)させる。
なお、制御回路52には玉不足検出器56から
の信号を入力させるようにして、予備貯留部24
内に予備球がなくなつて検出信号が制御回路52
に送られてきた場合にモータ41の駆動を停止さ
せ、賞品球の排出を中止させるようにしてもよ
い。
この場合、賞品球の排出動作が中止されても入
賞球数は記憶回路51に保持させ、かつその間に
新たな入賞があればそれを検知し、カウントアツ
プして記憶する。そして、予備貯留部24への予
備球の補給が行なわれたとき、再び制御回路52
からの制御信号によつて賞品球の排出を開始させ
るのがよい。
一方、制御回路52は、ゴミや異物が入り込み
玉詰まりを起こし易い誘導路25の途中に設けら
れた流下異常検出器57からの信号に基づいて球
の流下異常を監視していて異常信号が入つて来た
場合に払出装置40を停止させる。上記流下異常
検出器57は誘導路25内を2列に整列されて流
下してくる予備球の列ごとに設けられている。
また、上記制御回路52と記憶回路51とから
なる制御装置50は、停電時にこれを検知して記
憶回路51内の入賞球数の情報が失われないよう
に保持させるため、バツテリによつてバツクアツ
プされるようになつている。
なお、上記実施例では、制御回路52内の設定
器の設定値を変えることにより一回当り任意の数
の賞品球の払出しを行なわせることができる。
しかも、上記実施例の制御回路52内の設定器
を複数個設けて設定値を異ならしめておくととも
に、入賞領域15〜18ごとに入賞検出器を設
け、入賞の種類を区別して記憶回路51に記憶さ
せ、入賞の種類に応じて排出される賞品球数を変
えるようにすることも可能である。
また、実施例のように、分離用のスプロケツト
42をモータ41で駆動して賞品球の分離、排出
を行なうようにされた賞品球払出装置40の代わ
りに、ソレノイドと流下阻止部材を用いて一つず
つ賞品球の分離、排出を行なうように構成された
ものを用いてもよい。
以上説明したごとくこの発明は、入賞領域に入
つた打球を電気的に検出して発生する入賞検知信
号に基づいて動作されるような電気式の小型かつ
高速のスプロケツトと回転駆動源とからなる賞品
球払出装置を採用し、裏機構盤全体を電子制御化
して複雑な機械的構成を不用としたのに伴ない、
賞品球の流下経路および予備球の玉抜路を裏面セ
ツト盤の一側方に偏位させ、また、入賞球排出路
およびアウト玉排出樋を下方に位置させて裏面セ
ツト盤に一体的に集約せしめたので、遊技盤背部
中央に広い空部が形成され、遊技盤の裏面から裏
面セツト盤の後方へ大きく突出するような電気的
駆動源を利用した大型の変動入賞装置を取り付け
ることができるようになり、これによつてパチン
コ遊技機の娯楽性を一層高めることができる。
また、この発明は、遊技盤裏面のほぼ全域を覆
う裏面セツト盤を第1空間部と第2空間部の積層
空間構造とし、第1空間部には遊技盤を貫通して
流入した入賞球を集合させる棚部や入賞球排出路
およびアウト玉排出樋を設け、この第1空間部に
対し重合的に、第2空間部を形成する予備貯留
部、誘導路、受皿貯留部からなる賞品球の流下経
路とこの流下経路と並設された予備球の玉抜路を
設けてなるので、各種玉の流下経路が単純化され
て占有空間が少なくなり、かつ玉の流動性が向上
されるとともに、構造力学上すぐれた剛性を得る
ことができ、これによつて短時間に多量の入賞球
と賞品球を発生可能なラツキーセブン型のパチン
コ遊技機に対処できるようになる。すなわち、大
型の変動入賞装置の採用と賞品球払出装置の電動
化に伴なう多量の入賞球および賞品球の発生に対
応して入賞球および賞品球の流下経路を従来に比
べてシンプルかつ剛性ある構造としたので、入賞
球と賞品球の流下を円滑に行なわせるとともに各
流下経路と賞品球の貯留部の耐力を向上させて、
多量の玉の流下と貯留に対抗できるようになる。
さらにこの発明は、入賞球排出路、アウト玉排
出樋、予備球の玉抜路の各出口を、裏面セツト盤
の下端に集約配設せしめて、各種玉がパチンコ遊
技店内の集中管理を行なうべくセツトされた玉受
け箱のそれぞれの受口に確実に流入するようにさ
せ、玉受け箱には入賞球センサと打込玉センサ等
を設けて総合管理室のコンピユータに連絡できる
ようにしてあるので、営業中または閉店後に出玉
率や営業成績を算出して随時表示またはプリント
アウトさせることができ、これによつてコンピユ
ータによる遠隔的な集中管理の精度が向上され
る。しかも、各種玉の流下経路の出口が機能的に
集約され、玉受け箱に臨むようにされているの
で、玉受け箱に一旦流入した玉が外へ飛び出した
りせず、また遊技盤を保持する前面枠を開いても
裏機構盤と玉受け箱とが全く干渉せず、何ら支障
を生ずることがない。
また、玉抜路と、入賞球排出路と、アウト玉排
出樋のそれぞれの出口を、玉抜路とアウト玉排出
樋の出口同士は近接もしくは合流し、入賞球排出
路の出口は離隔するように裏面セツト盤の下端に
位置させているため、遊技場にパチンコ遊技機を
配設した際に、その下方に配置される玉受け箱1
10が、入賞球受口111とアウト玉受口112
とを有するだけの簡単な構造で、入賞球数と打込
玉数を正確に計数して、出玉率や営業成績を集計
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパチンコ遊技機の裏機構の構成
例を示す背面図、第2図はパチンコ遊技機の取り
付けられるパチンコ店における島設備の一例を示
す斜視図、第3図はパチンコ遊技機の遊技盤の構
成の一例を示す正面図、第4図は本発明の一実施
例を示す裏機構盤の斜視図、第5図は同じくその
背面図、第6図は第5図における−線断面
図、第7図は−線断面図、第8図は−線
断面図、第9図は賞品球払出装置の一構成例を示
す斜視図、第10図は排出球検出器の取付例を示
す斜視図、第11図は賞品球払出装置における排
出作用を示す作用説明図、第12図は本発明にお
ける裏機構盤の制御システムの構成の一例を示す
ブロツク図である。 1……パチンコ遊技機、4……前面枠、8……
遊技盤、9……受皿、12……補助受皿、13…
…ガイドレール、15〜18……入賞領域、20
……裏機構盤、21……裏面セツト盤、22……
入賞球排出路、23……アウト玉排出樋、24…
…予備貯留部、25……誘導路、36……受皿貯
留部、30……玉抜機構、31……玉抜路、32
……周壁部、40……賞品球払出装置、47……
補助貯留部、50……制御装置、A1……第1空
間部、A2……第2空間部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前面に受皿と補助受皿を備え、受皿内に投入
    された遊技球を、ガイドレール基部へ発射動作と
    関連づけて1個ずつ供給し発射可能とするととも
    に、発射された打球が入賞可能な入賞領域と、該
    入賞領域へ入賞し得なかつた打球を回収するため
    のアウト穴を配設した遊技盤を有するパチンコ遊
    技機において、遊技盤の裏面に、上記入賞領域よ
    り遊技盤を貫通して流入した入賞球を集合せしめ
    る棚部を形成し球の径よりも少し大きい間隔を有
    する第1空間部と、該第1空間部の背面に第2空
    間部たる賞品球の流下経路とを積層かつ一体に構
    成する裏面セツト盤を取り付け、賞品球流下経路
    の垂下部を裏面セツト盤の一側方に偏位させ、こ
    の偏位された流下経路の垂下部には、排出指令信
    号に基づいて外周に1個宛球を係合可能な凹部を
    有する回転式スプロケツトを所定角度だけ回転さ
    せて球の払出を行なう電動式の賞品球払出装置を
    配設し、裏面セツト盤の上部には上記賞品球払出
    装置よりも上方に位置するように賞品球の予備貯
    留部を設けかつ予備貯留部内の予備球を自作用的
    に整流せしめて上記垂下部の上端まで誘導する誘
    導路を連設し、上記賞品球払出装置の下方には上
    記第1空間部を貫通して遊技盤前面の受皿に連通
    される受皿貯留部を上記第2空間部を延長させる
    ように設けるとともに賞品球払出装置の排出口を
    連通せしめ、該受皿貯留部には上記補助受皿に連
    通する補助貯留部を連設し、更に上記誘導路の特
    定屈曲部の周壁部を開口しこの開口部を開閉自在
    とする玉抜機構を設け、前記流下経路と分岐され
    た第2空間部を構成するように前記垂下部および
    受皿貯留部と並設させかつ上部受口を上記誘導路
    の開口部に対向させるようにした玉抜路と、前記
    棚部と連通され連通口より流入した入賞球を一列
    に整列流下させる入賞球排出路と、前記アウト穴
    に受口が臨みアウト玉を流下させるアウト玉排出
    樋とを、上記第1空間部内または第1空間部から
    第2空間部側へ流路を変換するように裏面セツト
    盤に一体に設け、それぞれ出口を裏面セツト盤の
    下端に位置させたことを特徴とするパチンコ遊技
    機の裏機構盤。 2 上記玉抜路とアウト玉排出樋の出口は接合も
    しくは合流し、入賞球排出路の出口は補助貯留部
    を挟んでアウト玉排出樋と離隔するように裏面セ
    ツト盤の下端に位置させたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技機の裏機構
    盤。
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JPH0767499B2 (ja) * 1992-03-18 1995-07-26 ユニバーサル販売株式会社 パチンコ機
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JPS5454741A (en) * 1977-10-06 1979-05-01 Daiichi Shokai:Kk Pachinko game machine
JPS59214474A (ja) * 1983-05-23 1984-12-04 中島 健吉 パチンコ機

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