JPH01152099A - プロット状況表示機能を有するｘｙプロッタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録装置を備えたＸＹプロッタに関する。

従来の技術 従来、ＸＹプロッタはプロットデータを入力後、直ちに
ペン書きにより記録を行なっている。しかしミ最近のＸ
Ｙプロッタには記録装置を備え、入力データからＸＹプ
ロットデータを作成し、そのデータを一度メモリに記憶
した後、まとめて読み出して記録装置で記録するものが
ある。この記録装置付きＸＹプロッタで、ＸＹプロット
用メモリに記憶されているプロット状況を知るには、実
際に記録装置で図形を描いてみる必要がある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このようにメモリのプロット状況を知る
のに、常に記録紙に描かなければならないのでは問題が
ある。何故なら、コンピュータを含む外部コントローラ
からの作図命令に誤りがあり、即ちプログラムの誤りに
よって望ましいプロット処理ができない場合、実際に何
枚も描かせながら作図命令を訂正していかなければなら
ないが、それだけ時間がかかり、紙が無駄になるからで
ある。

本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
のであり、作図を実際に記録装置上に描くことなく、メ
モリのプロット状況を知り得て、時間や記録紙を節約で
きるＸＹプロッタを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための手段を、以下本発明を明示す
る第１図を用いて説明する。

このプロット状況表示機能を有するＸＹプロッタ１０は
前段には入力コードを外部コントローラから受ける入力
制御部１２と、その入力コードの種類を判定する入力コ
ード判定手段４４とを備え、中段には判定した作図命令
コードに従って記録用のＸＹプロットデータを作成する
記録用作図データ作成手段４６と、同じ作図命令コード
に従って表示用のＸＹプロットデータを作成する表示用
作図データ作成手段４８と、それらの作成した記録用及
び表示用のＸＹプロットデータを記憶するメモリ２８と
を備え、後段にはメモリ２８から記録用ＸＹプロットデ
ータを読み出して記録装置２０に出力する記録実行手段
５０と、その記録用ＸＹプロットデータを記録する記録
装置２０とを備え、更にメモリ２８から表示用ＸＹプロ
ットデータを読み出して表示装置２２に出力する表示実
行手段５２と、その表示用ＸＹプロットデータを表示す
る表示装置２２とを備えるものである。

作用 上記手段は次のように作用する。

外部コントローラに接続されたインターフェース１６か
ら入るコードは先ず入力制御部１２が取り込んで行く。

この入力コードから入力コード判定手段４４はその種類
を判定する。次に、判定した作図命令コードに従って記
録用作図データ作成手段４６は記録用のＸＹプロットデ
ータを作成する。又、同じ作図命令コードに従って表示
用作図データ作成手段４８は表示用のＸＹプロットデー
タを作成する。これらの記録用及び表示用ＸＹプロット
データをメモリ２８は記憶する。次に、このメモリ２８
から記録実行手段５０は記録用ＸＹプロットデータを読
み出して記録装置２０に出力する。この記録用ＸＹプロ
ットデータを記録装置２０は記録する。又、メモリ２８
から表示実行手段５２は表示用ＸＹプロットデータを読
み出して表示装置２２に出力する。この表示用ＸＹプロ
ットデータを表示装置２２は表示する。このため、記録
装置２０による記録によらずとも、表示装置２２による
表示により、メモリ２８のプロット状況を知ることがで
きる。

実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明を適用したプロット状況表示機能を有す
るＸＹプロッタの構成を示すブロック図である。図中、
１０はコンピュ７夕を含む外部コントローラに接続する
プロット状況表示機能を有するＸＹプロッタ、１２．１
４はその入力部にある入力制御部、操作部である。この
入力制御部１２は外部コントローラに接続されたインタ
ーフェース１６から入る各種のコードを取り込む。なお
、入力コードには適宜必要な入力データが付随する。

又、操作部１４には各種のスイッチが備えてあり、キー
を操作することによって、外部コントローラから入力さ
れる各種コードにほぼ対応する処理を行なうことができ
る。但し、作図命令コードに対応するスイッチはない。

このため、これらの処理に関しては操作部１４を必ずし
も設ける必要はない。このようにして、外部コントロー
ラから入力されるコードやキー操作によるスイッチ入力
はＣＰＵを備えた装置１８に入り、そこで作図命令コー
ドに付随する入力データから記録用のＸＹプロットデー
タ及び表示用のＸＹプロットデータを作成し、それらの
ＸＹプロットデータをメモリに記憶する等、記録や表示
に必要な処理が行なわれる。

このＣＰＵを備えた装置１８には出力装置として、ドツ
ト・プリンタ等の記録装置２０やＬＣＤ等の表示装置２
２が接続されている。

このようなＣＰＵを備える装置１８には例えばｃｐｕ　
＜中央処理装置）２４、ＲＯＭ　（読出し専用メモリ）
２６、ＲＡＭ　（読出し書込み可能メモリ）２８、入力
ポート３０、出力ポート３２、パスライン３４等から構
成されているマイクロコンピュータを用いる。このＣＰ
Ｕ２４はマイクロコンピュータの中心となる頭脳部に相
当し、プログラムの命令に従って、全体に対する制御を
実行すると共に、算術、論理演算を行ない、その結果も
一時的に記憶する。又、周辺装置に対しても制御を行な
っている。ＲＯＭ２６にはＸＹプロッタ全体を制御する
ための制御プログラム、作図処理プログラム等が格納さ
れている。又、ＲＡＭ２ＢはＣＰＵ２４による演算結果
の通常データや記録用及び表示用ＸＹプロットデータ等
を記憶する。なお、ＲＡＭ２８をＣＰＵ２４による演算
結果の通常データ記憶部、記録用ＸＹプロットデータ記
憶専用部（記録用のＸＹプロット用ＲＡＭ）　、表示用
ＸＹプロットデータ記憶専用部（表示用のＸＹプロット
用ＲＡＭ）に分けず、記録用ＸＹｊロットデータの記憶
専用ＲＡＭ、表示用ＸＹプロットデータの記憶専用ＲＡ
Ｍをそれぞれ別個に備えることもできる。入力ポート３
０には入力制御部１２、操作部１４が、又出力ポート３
２には記録装置２０、表示装置２２がそれぞれ接続され
ている。

パスライン３４はそれらを接続するためのアドレスバス
ライン、データバスライン、制御パスライン等を含んで
いる。

次に、本実施例の動作を説明する。

第３図及び第４図は作図処理プログラムの１例を示すＰ
１〜Ｐ１６のステップから成るフローチャートである。

このプログラムを実行するには、先ずＰｌで表示用のカ
ウンタとして使用する変数Ｃ０ＵＮＴをＯにセットし、
初期化する。次にＰ２で何も書き込まれていないプロッ
ト状況とするため、記録用、表示用のＸＹプロット用Ｒ
ＡＭ２８のデータを共にクリアし、初期化する。このク
リアされたＲＡＭ２８の状態はＰ３で表示装置２２の画
面に表示する。次にＰ４でスイッチ入力の有無を判定し
、Ｐ５で外部コントローラからの入力コードの有無を判
定する。入力がある場合にはＰ６へ行き、それらの入力
命令の種類を判定する。

判定された命令がＸＹプロットＲＡＭ２８をクリアする
命令の場合にはＰ７へ行き、記録用、表示用のＸＹプロ
ット用ＲＡＭ２Ｂに記憶されているＸＹプロットデータ
をクリアし、何も書き込まれていないプロット状況にす
る。次にＰ８で表示用カウンタのＣ０ＵＮＴをＯにセッ
トし、Ｐ９でクリアされたＲＡＭ２８の状態を表示する
。

判定された命令が作図命令の場合にはＰｌｏへ行き、コ
ードに付随する入力データから記録用のＸＹプロットデ
ータを作成し、その作図データを記録用のＸＹプロット
用ＲＡＭ２８に書き込む。次にＰｌｌへ行き、同じ入力
データから表示用のＸＹプロットデータを作成し、その
作図データを表示用のＸＹプロット用ＲＡＭ２８に書き
込む。但し、表示用のＸＹプロット用ＲＡＭ２Ｂには縮
小した形で作図データを書き込む。このように表示用の
場合に縮小した形にするのは記録装置２０の記録可能な
最小分解能と表示装置２２の表示可能な最小分解能との
差、及び記録装置２０の記録サイズと表示装置２２の表
示すイズとの差に起因する。

例えば記録装置２０の最小分解能が０．１２５ｍｍ、記
録サイズが２５０ｍｍ×１８０ｍｍであり、表示装置２
２の最小分解能が０．６ｍｍ、表示すイズが６０ｍｍＸ
３６ｍｍであると、作図データを記録用及び表示用のＸ
Ｙプロット用ＲＡＭ２８に書き込む際に、第５図に示す
ような記録紙上のＸＹ座標（２０００，１４４０）に対
し、表示画面上（７）ＸＹ座標（１００，６０１ｔＸ軸
方向を０゜０５倍、Ｙ軸方向を０．０４１７倍にする。

又、判定された命令が記録実行命令の場合にはＰｌ２へ
行き、記録用のＸＹプロット用ＲＡＭ２８から作図デー
タを読み出し、記録装置２０の記録紙上に描かせる。例
えば外部コントローラから「座標（０、Ｏ）から座標（
４，４）まで線を描き、座標（Ｏ１４）から座標（４、
Ｏ）まで線を描け」という作図命令があった場合にはそ
れらのＸＹプロットデータを作成し、第６（イ）図に示
すように実際の記録１ドツトに対応する記録用のＸＹプ
ロット用ＲＡＭ２８のアドレスの１ビツトを″“１″に
することによって、順次書き込みを行なった後、記録実
行命令により読み出して第６（ロ）図のように描かせる
。なお、表示の場合も同様である。

上述したＰ９　、Ｐｌｌ、ＰＩ３の各処理後にはＰＩ３
へ行く。ＰＩ３では表示用カウンタのＣ０ＬＩＮＴに１
を加算する。ＰＩ３ではＣ０ＵＮＴが１０か判定し、Ｃ
０ＵＮＴが１０の場合にはＰＩ３へ行く。ＰＩ３ではＣ
０ＵＮＴｅＯにセットし、ＰＩ３へ行く。

ＰＩ３では表示用のＸＹプロット用ＲＡＭ２Ｂから作図
データを読み出し、表示装置２２の画面上に描かせる。

なお、表示装置２２はプロット状況の表示専用にしても
よいし、設定条件等の表示を併用して行なってもよい。

このようにして、電源がオフされるまで上述したＰ４〜
ＰＩＦ）のステップを繰り返すと、第７図に示すＸＹプ
ロッタ１０の正面にある操作部１４−のキー３６と並ん
だ表示装置２２の画面３８に、−定間隔（１０ＣＯＬＪ
ＮＴ）毎にＸＹプロット用ＲＡＭ２８におけるプロット
状況が順次表示されて行く。そこで、その作図のようす
を観察しながら適宜に記録装置２０の記録紙４０の上に
作図を描かせる。例えば第８（イ）図のように画面３８
に表示されている図形等を硯察し、その図形等が望まし
いものであれば、キー３６を操作する等して、拡大した
図形等を第８（ロ）図に示すように記録紙４０に作図す
る。もし、画面３８に表示された図形等に不具合があれ
ば、記録紙４０に作図することなく、外部コントローラ
からの作図命令を訂正する。なお。第７図における４２
は外部コントローラとの接続ケーブルである。

発明の詳細 な説明した本発明によれば、記録紙上に描かせ得る図形
等に対応する図形等を先ず表示装置の画面上に表示させ
ることにより、実際には記録紙上に描かせなくても、メ
モリのプロット状況を知ることができるため、外部コン
トローラからの作図命令に誤りがあり、望ましい作図が
完成するまでに、何度も作図命令の訂正を繰り返す必要
がある場合には作図を実際に記録紙に描かすことなく、
表示だけで済ますことが可能となり、時間や記録紙を節
約できる。又、メモリの書ぎ込み状態が一目で確認可能
であり、誤って重ね書きをしてしまうことも防止できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプロット状況表示機能を有するＸ
Ｙプロッタの構成を示すブロック図である。 第２図は本発明を適用したプロット状況表示機能を有す
るＸＹプロッタの構成を示すブロック図である。 第３図及び第４図は同ＸＹプロッタに用いる作図処理プ
ログラムを示すフローチャートである。 第５図は同ＸＹプロッタにおける記録座標（イ図）と表
示座標（０図）との対応量゛係を示す図である。 第６図は同ＸＹプロッタにおける記録用又は表示用のＸ
Ｙプロット用ＲＡＭ　（イ図）の書ぎ込み状態と記録又
は表示（０図）との対応関係を示す図である。 第７図は同ＸＹプロッタの外観を示す斜視図である。 第８図は同ＸＹプロッタにおける図形等に関する表示（
イ図）と記録（０図）との対応関係を示す図である。 １０・・・プロット状況表示機能を有するＸＹプロッタ
　１２・・・入力制御部　１８・・・ＣＰＵを備えた装
置　２０・・・記録装置　２２・・・表示装置　２８・
・・メモリ　４４・・・入力コード判定手段　４６・・
・記録用作図データ作成手段　４８・・・表示用作図デ
ータ作成手段　５０・・・記録実行手段　５２・・・表
示実行手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力コードを外部コントローラから受ける入力制御部と
   、入力コードの種類を判定する入力コード判定手段と、
   判定した作図命令コードに従って記録用のＸＹプロット
   データを作成する記録用作図データ作成手段と、同じ作
   図命令コードに従つて表示用のＸＹプロットデータを作
   成する表示用作図データ作成手段と、作成した記録用及
   び表示用ＸＹプロットデータを記憶するメモリと、メモ
   リから記録用ＸＹプロットデータを読み出して記録装置
   に出力する記録実行手段と、メモリから表示用ＸＹプロ
   ットデータを読み出して表示装置に出力する表示実行手
   段と、記録用ＸＹプロットデータを記録する記録装置と
   、表示用ＸＹプロットデータを表示する表示装置とを備
   えることを特徴とするプロット状況表示機能を有するＸ
   Ｙプロッタ。