JPH05250425A - 角度寸法作成方法および装置 - Google Patents

角度寸法作成方法および装置

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Publication number
JPH05250425A
JPH05250425A JP4356841A JP35684192A JPH05250425A JP H05250425 A JPH05250425 A JP H05250425A JP 4356841 A JP4356841 A JP 4356841A JP 35684192 A JP35684192 A JP 35684192A JP H05250425 A JPH05250425 A JP H05250425A
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JP
Japan
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dimension
writing
measurement point
angle
point
Prior art date
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Application number
JP4356841A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Toguchi
佳治 戸口
Cho Oga
超 大賀
Fumihiko Saiki
文彦 斉木
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】角度寸法を並列記入形式で自動記入することが
でき、オペレータの負担を著しく軽減することが可能で
且つ適切な描画出力結果を得ることができる。 【構成】中心点指示部13は角度計測の中心点をオペレ
ータにより指示させる。測定点指示部14は、第1およ
び第2の測定点、すなわち基本測定点、ならびに追加測
定点をオペレータにより指示させる。寸法位置指示部1
5は寸法値の位置をオペレータにより指示させる。書込
み/書換制御部17は、ディスプレイ3に表示され且つ
メモリ16に記憶されている図面データ上に、中心点、
測定点および寸法位置の情報に基づいて、前記測定点指
示部14により指示された測定点についての角度寸法デ
ータを、寸法補助線データが重複しないようにして並列
記入形式で逐次書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(computer-aid
ed design)システムに係り、特にCADシステムによ
り作成される図面データ中に角度の値を示す角度寸法を
適切に書き込むための角度寸法作成方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムを使用している際に、C
ADシステムにより作成される図面データ中に角度の値
を示す角度寸法を直列的に連続させて記入する直列記入
形式あるいはこれらの寸法を並列的にオーバラップして
記入する並列記入形式で書き込みたいことも少なくな
い。
【0003】従来のCADシステムにおいて、角度寸法
を作成する場合には、角度を計測する中心点、計測すべ
き角度を示す2個の測定点および寸法線の位置を指示す
ることにより、前記中心点を中心とする前記2個の測定
点間の角度を指示された寸法線の位置に記入する。この
ような角度寸法を、直列的に連続させて直列記入形式で
記入する場合は、中心点を共通に用い且つ直前の角度の
第2番目の測定点を新たな角度の第1番目の測定点とし
て用い、第2番目の測定点以降の測定点を繰り返し指示
するようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のCADシステムにおいては、角度寸法を直列記入形式
で自動的に記入する機能を有するものはあったが、角度
寸法を並列的にオーバラップして記入する並列記入形式
での自動記入は行われていなかった。
【0005】しかしながら、CADシステムによる図面
等の作成に際しては、角度寸法を並列記入形式で記入し
たいことも多く、このような場合には、単一の角度寸法
の作図を繰り返して行い、必要に応じてそれを作図によ
り修正するか、並列記入形式での角度寸法を作図するか
せざるを得なかった。これらの場合、角度寸法を適切な
並列記入形式とするために必要な修正等の作図作業は極
めて煩雑なものであった。このため、並列記入形式で角
度寸法を記入する場合には、オペレータは多くの負担を
強いられていた。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、角度寸法を並列記入形式で自動記入すること
ができ、オペレータの負担を著しく軽減することが可能
で且つ適切な描画出力結果を容易に得ることができる角
度寸法作成方法および装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る角度寸法作
成方法は、図面データ上に角度寸法を記入するにあた
り、角度寸法の並列記入を選択させる選択ステップと、
角度寸法を記入すべき図面上の角度の中心点を指示させ
る中心点指示ステップと、角度寸法を記入すべき図面上
の第1の測定点を指示させる第1測定点指示ステップ
と、角度寸法を記入すべき図面上の第1の測定点を基準
とする第2の測定点を指示させる第2測定点指示ステッ
プと、角度寸法を記入すべき図面上の寸法線の位置を指
示させる寸法位置指示ステップと、表示および記憶され
ている図面データ上に、前記中心点指示ステップ、第
1、第2測定点指示ステップおよび寸法位置指示ステッ
プの指示に基づいて、指示された中心点を中心とし、第
1の測定点を測定基準とする第2の測定点の角度寸法の
データを、指示された寸法線の位置に書き込む基本書込
みステップと、前記第1の測定点を基準とする角度寸法
を記入すべき図面上の第3の測定点以降の測定点を指示
させる追加測定点指示ステップと、表示および記憶され
ている図面データ上に、前記中心点指示ステップ、第1
測定点指示ステップ、寸法位置指示ステップおよび追加
測定点指示ステップの指示に基づいて、指示された中心
点を中心とし、第1の測定点を共通の測定基準として、
第3の測定点以降の測定点の角度寸法のデータを、直前
の寸法線の位置に所定の増分を加えた位置に、並列記入
形式で書き込む追加書込みステップとを有することを特
徴としている。
【0008】本発明に係る角度寸法作成装置は、図面デ
ータ上に角度寸法を記入する角度寸法作成装置におい
て、角度寸法の並列記入コマンドを含むコマンドを入力
するためのコマンド入力手段と、角度寸法を記入すべき
図面上の角度の中心点を指示するための中心点指示手段
と、角度寸法を記入すべき図面上の第1、第2の測定点
および第3以降の測定点を指示するための測定点指示手
段と、角度寸法を記入すべき図面上の前記第2の測定点
に対応する寸法線の位置を指示させる寸法位置指示手段
と、表示および記憶されている図面データ上に、前記中
心点指示手段、測定点指示手段および寸法位置指示手段
の指示に基づいて、指示された中心点を中心とし、第1
の測定点を共通の測定基準として、第2の測定点および
第3以降の測定点の角度寸法のデータを、指示された寸
法線の位置、およびその位置に所定の増分を加えた位置
に、前記第2の測定点以降の測定点の入力毎に、並列記
入形式で逐次書き込む書込み手段とを具備することを特
徴としている。
【0009】
【作用】本発明の角度寸法作成方法および装置において
は、図面データ上に角度寸法を記入する際に、角度寸法
の並列記入を選択させ、角度寸法を記入すべき図面上の
角度の中心点を指示させ、図面上の第1および第2の測
定点を指示させ、図面上の寸法線の位置を指示させて、
表示および記憶されている図面データ上に、指示された
中心点を中心とし、第1の測定点を測定基準とする第2
の測定点の角度寸法のデータを、指示された寸法線の位
置に書き込むとともに、前記第1の測定点を基準とする
角度寸法を記入すべき図面上の第3の測定点以降の測定
点を指示させて、表示および記憶されている図面データ
上に、指示された中心点を中心とし、第1の測定点を共
通の測定基準として、第3の測定点以降の測定点の角度
寸法のデータを、直前の寸法線の位置に所定の増分を加
えた位置に、並列記入形式で書き込むようにしたので、
角度寸法を並列記入形式で自動記入することができ、オ
ペレータの負担を著しく軽減することが可能で且つ適切
な描画出力結果を容易に得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る角度寸法作成
装置が組み込まれたCADシステムの概略的な構成を示
している。本実施例のCADシステムでは、図面データ
上に角度寸法を記入するにあたり、角度寸法を計測する
中心点、第1、第2の測定点、図面上の寸法値の位置お
よび追加の測定点を指示して、表示および記憶されてい
る図面データ上に、前記指示に基づいて、複数の測定点
についての角度寸法のデータを、直列形式および並列形
式の一方を任意に選択し、且つ寸法補助線のデータの重
複が生じないようにして逐次書き込むことができる。
【0011】図1に示すCADシステムは、CAD処理
部1、入力装置2、ディスプレイ3、出力装置4および
記憶装置5を備えている。CAD処理部1は、CPU
(中央処理装置)(図示していない)を含み、角度寸法
作成処理を含むCAD処理を実行する。入力装置2は、
キーボード等の操作入力装置、マウス等のポインティン
グデバイスを含み、オペレータによる操作入力情報およ
びCAD処理に必要なその他の外部情報をCAD処理部
1に入力する。ディスプレイ3は、CAD処理部1によ
る処理画像情報、入力装置2による入力に関連した情報
等の必要な情報を表示する。出力装置4は、プロッタま
たはプリンタ等を含み、CAD処理部1による処理画像
情報をハードコピーとして出力する。記憶装置5は、例
えばハードディスク装置のようなディスク装置等からな
り、CAD処理部1と関連して動作して、処理前、処理
後および処理中の画像情報等のデータを必要に応じて格
納する。
【0012】CAD処理部1は、この場合、通常のCA
D処理を実行するための構成に加えて、本発明実施例に
係る直列記入および並列記入における寸法補助線の重複
防止機能を含む角度寸法作成処理を実行するための表示
制御部11、コマンド入力部12、中心点指示部13、
測定点指示部14、寸法位置指示部15、メモリ16お
よび書込み/書換制御部17を含んでいる。
【0013】表示制御部11は、ディスプレイ3による
表示を制御する。この表示制御部11の制御により、デ
ィスプレイ3の画面上に図面データ等が表示される。コ
マンド入力部12は、例えばディスプレイ3の画面との
対話的操作で角度寸法の記入コマンドを含むコマンドを
オペレータにより入力させるための処理を行う。このコ
マンド入力部12は、角度寸法の直列記入および並列記
入の一方の機能をディスプレイ3の画面との対話的操作
により任意に選択して有効とするための処理も行う。こ
のため、コマンド入力部12は必要に応じて表示制御部
11を制御する。
【0014】中心点指示部13は、少なくとも前記角度
寸法の記入コマンドがコマンド入力部12により入力さ
れたときに機能して、例えばディスプレイ3の画面との
対話的操作により、図面上で角度寸法を記入する際の、
角度計測の中心点をオペレータにより指示させるための
処理を行う。このため、中心点指示部13も必要に応じ
て表示制御部11を制御する。測定点指示部14は、少
なくとも前記角度寸法の記入コマンドがコマンド入力部
12により入力されたときに機能して、例えばディスプ
レイ3の画面との対話的操作により、図面上で角度寸法
を記入する際の、第1および第2の測定点、すなわち基
本測定点、ならびに追加測定点をオペレータにより指示
させるための処理を行う。このため、測定点指示部14
も必要に応じて表示制御部11を制御する。
【0015】寸法位置指示部15は、少なくとも前記角
度寸法の記入コマンドがコマンド入力部12により入力
されたときに機能して、例えばディスプレイ3の画面と
の対話的操作により、図面上で角度寸法を記入する際の
寸法線の位置をオペレータにより指示させるための処理
を行う。この寸法位置指示部15による寸法値の位置の
指示は、例えば第1および第2の基本測定点の指示の前
後またはそれらの間に1回だけ行えばよい。このため、
寸法位置指示部15も必要に応じて表示制御部11を制
御する。
【0016】メモリ16は、表示制御部11により表示
されるべきCAD図面データを含む情報を記憶する。こ
のメモリ16の記憶内容は必要に応じて記憶装置5に転
送される。このメモリ16は、CAD処理部1における
通常のCAD処理において使用されるメモリを共用して
もよい。
【0017】書込み/書換制御部17は、ディスプレイ
3に表示され且つメモリ16に記憶されている図面デー
タ上に、中心点指示部13、測定点指示部14および寸
法位置指示部15により得られる中心点、測定点および
寸法位置の情報に基づいて、前記測定点指示部14によ
り指示された測定点についての角度寸法データを、寸法
補助線データが重複しないようにして直列記入形式また
は並列記入形式で逐次書き込む。
【0018】書込み/書換制御部17における寸法補助
線データの重複を防止する処理においては、まず、前記
測定点指示部14により、第3点目以降の追加の測定点
が指示されて、直列記入または並列記入が行われること
が検出された場合は、直列記入および並列記入のいずれ
に設定されているかに応じて、直列記入または並列記入
により重複することとなる寸法補助線を判別する。さら
に、直列記入形式の場合は、従前の角度寸法線と共通の
測定点に対する寸法補助線を有効データとして書き込ま
ないようにし、また並列記入形式の場合は、共通の測定
点に対する寸法補助線は最も外側の寸法線に対応する寸
法補助線のみが有効データとして書き込まれるようにす
る。このため、書込み/書換制御部17は、必要に応じ
て既に書き込まれた寸法補助線のデータを書き換える。
【0019】すなわち、書込み/書換制御部17は、具
体的には、例えば図13に示すように、直/並列検出部
21、重複判定部22および書込み/書換制御処理部2
3を有して構成される。直/並列検出部21は、前記測
定点指示部13により、第3点目以降の追加の測定点が
指示されて、角度寸法の直列記入または並列記入が行わ
れることが検出される。重複判定部22は、前記直/並
列検出部21により、直列記入または並列記入が検出さ
れた際に、角度寸法の直列記入または並列記入により重
複することとなる寸法補助線を判別する。
【0020】書込み/書換制御処理部23は、ディスプ
レイ3に表示され且つメモリ16に記憶されている図面
データ上に、中心点指示部13、測定点指示部14およ
び寸法位置指示部15により得られる中心点、測定点お
よび寸法位置の情報に基づいて、前記測定点指示部14
により指示された測定点についての角度寸法データを書
き込む。この角度寸法データの書込みの際に、書込み/
書換制御処理部23は、中心点指示部13、測定点指示
部14、寸法位置指示部15および重複判定部22によ
り得られる中心点、測定点、寸法位置および重複する寸
法補助線の情報に基づいて、直列記入形式の場合は、従
前の寸法線と共通の測定点に対する寸法補助線を有効デ
ータとして書き込まないようにし、また、並列記入形式
の場合は、共通の測定点に対する寸法補助線は最も外側
の寸法線に対応する寸法補助線のみを有効データとして
書き込むようにして、寸法補助線データの重複を防止す
る。
【0021】有効データ、すなわち表示および描画の対
象となるデータ、として書き込まないようにする手法と
しては、例えば非有効データ、すなわち表示および描画
に供されない仮のデータとして、データを書き込む方法
(この場合には、容易に有効データに変更することがで
きるので、必要に応じて有効データに戻すことができ
る)、あるいは、該当するデータを全く書き込まない方
法(この場合は処理は単純で且つ明確であるが有効デー
タに戻すことはできず、有効データに戻すべきときには
再度データを作成し直さなければならない)等がある。
【0022】次に、このような構成のCADシステムに
おける並列記入および直列記入形式での角度寸法作成に
係る動作を、図2に示すフローチャートを参照して、詳
細に説明する。図2に示す処理はCADシステムにおけ
る通常の作図もしくは編集操作中にコマンド入力による
割り込み処理として起動されるものとする。
【0023】まず、CAD処理部1のコマンド入力部1
2を介して、オペレータにより並列記入または直列記入
のいずれを用いるかが指示されてから(ステップS
1)、角度寸法作成コマンドが選択されると(ステップ
S2)、システムは並列記入または直列記入形式の角度
寸法作成モードに設定される(ステップS3)。
【0024】並列記入または直列記入の角度寸法作成モ
ードに設定されると、CAD処理部1の中心点指示部1
3により、角度寸法を計測して記入すべき図面上の角度
寸法計測の中心点のオペレータによる指示が行われる
(ステップS4)。中心点指示部13による中心点の指
示は、ディスプレイ3の画面を介してオペレータによる
入力が要求され、オペレータがそれに応じて画面上のカ
ーソルを用いた指示操作等を行うことにより行われる。
【0025】ステップS4で中心点が指示されると、C
AD処理部1の測定点指示部14により、角度寸法を計
測して記入すべき図面上の第1および第2の基本測定点
のオペレータによる指示が行われる(ステップS5)。
このステップS5において指示される測定点も図面上の
既存点の中から選定される。測定点指示部14による測
定点の指示は、ディスプレイ3の画面を介してオペレー
タによる入力が要求され、オペレータがそれに応じて画
面上のカーソルを用いた指示操作等を行うことにより行
われる。
【0026】次に、寸法位置指示部15により、前記基
本計測点に対応する角度寸法の寸法線を記入すべき図面
上の位置のオペレータによる指示が行われる(ステップ
S6)。寸法位置指示部15による寸法線位置の指示
も、中心点、測定点等の場合と同様に、ディスプレイ3
の画面を介してオペレータによる入力が要求され、オペ
レータがそれに応じて画面上のカーソルを用いた指示操
作等を行うことにより行われる。
【0027】ステップS6で寸法線の位置が指示される
と、その寸法線位置、ステップS4で指示された中心点
およびステップS3で指示された第1、第2の基本測定
点に従って、書込み/書換制御部17により、ディスプ
レイ3に表示され且つメモリ16に記憶されている図面
データ上に前記基本測定点についての角度寸法データが
書き込まれる(ステップS7)。さらに、測定点指示部
14により、角度寸法を計測して並列記入または直列記
入すべき追加の測定点のオペレータによる指示が行われ
る(ステップS8)。
【0028】ステップS8で追加の測定点が指示される
と、書込み/書換制御部17は、直/並列検出部21に
おいて、追加の測定点が指示されたことを検出するとと
もに、並列記入か直列記入かを判定し(ステップS
9)、並列記入形式で追加の測定点が指示されたと判定
された場合には、それまでに測定点指示部14により入
力された測定点に基づいて、並列記入されることとなる
角度寸法を解析して、測定点の追加により重複する寸法
補助線を求め、並列記入形式の角度寸法の重複する寸法
補助線は、通常最後に生じる最も外側の寸法線に対応す
る寸法補助線のみを有効とし、それ以外の寸法補助線は
削除して、重複しない寸法補助線と寸法線、および寸法
値からなる並列記入形式の角度寸法線のデータを、ディ
スプレイ3に表示され且つメモリ16に記憶されている
図面データ上に書き込む(ステップS10)。
【0029】ステップS10の並列追加書込み処理の詳
細について、図14を参照して説明する。まず、文字が
重ならないように予め設定されている並列記入の寸法位
置の増分に基づいて、または寸法位置指示部15を介し
てのオペレータによる指示に基づいて、追加の測定点に
対応する角度寸法線の記入位置が設定される(ステップ
T1)。次に、重複判別部22では、中心点指示部1
3、測定点指示部14および寸法位置指示部15によ
り、それまでに入力された中心点、測定点および寸法位
置または予め設定された前記所定の増分に基づく寸法位
置に基づいて、並列記入されることとなる角度寸法線を
解析することにより、測定点の追加により重複する寸法
補助線が求められる(ステップT2)。
【0030】この結果に基づいて、書込み/書換制御処
理部23で、並列記入寸法線の重複する寸法補助線は、
通常最後に生じる最も外側の寸法線に対応する寸法補助
線のみが有効とされ(それ以外の寸法補助線は、非有効
とされ)て、重複する寸法補助線のうちの最も外側の角
度寸法線に対応する寸法補助線、重複しない寸法補助
線、角度寸法線および角度寸法値が、ディスプレイ3に
表示され且つメモリ16に記憶されている図面データ上
に有効データとして書き込まれる(ステップT3)。ス
テップT3の追加寸法の書込みが行われることにより、
ステップS10の並列追加書込み処理が終了し、図2の
フローチャートに戻る。
【0031】ステップS10で追加の寸法線が書き込ま
れると、角度寸法の連続記入を終了するか否かが判定さ
れ(ステップS11)、角度寸法の並列記入を終了しな
い場合は、ステップS8に戻って、ステップS8〜S1
0の処理を繰り返し、逐次、寸法補助線の重複防止処理
を行いつつ並列記入形式での角度寸法の追加寸法線の書
き込みが行われる。ステップS11で、角度寸法の連続
記入を終了すると判定された場合は、システムは次の処
理へ移行する。
【0032】書込み/書換制御部17は、ステップS9
で、直列記入形式で追加の測定点が指示されたと判定さ
れた場合には、それまでに測定点指示部14により入力
された測定点に基づいて、直列記入されることとなる角
度寸法を解析し、測定点の追加により重複する寸法補助
線を求め、直列記入寸法線の重複する寸法補助線は最初
の寸法補助線のみを有効とし、後から発生した寸法補助
線は非有効として、重複しない寸法補助線と寸法線、お
よび寸法値からなる直列記入形式の角度寸法データを、
ディスプレイ3に表示され且つメモリ16に記憶されて
いる図面データ上に有効データとして書き込む(ステッ
プS12)。
【0033】ステップS12の直列追加書込み処理の詳
細について、図15を参照して説明する。まず、重複判
別部22では、測定点指示部14により、それまでに入
力された測定点に基づき、且つ中心点指示部13および
寸法位置指示部15により、先に入力された中心点およ
び寸法位置に従って、直列記入されることとなる角度寸
法線を解析することにより、測定点の追加により重複す
る寸法補助線が求められる(ステップT11)。
【0034】次に、書込み/書換制御処理部23では、
直列記入寸法線の重複する寸法補助線は最初の寸法補助
線のみが有効とされ(それ以外の寸法補助線は、非有効
とされ)て、重複しない寸法補助線と角度寸法線および
角度寸法値が、ディスプレイ3に表示され且つメモリ1
6に記憶されている図面データ上に有効データとして書
き込まれる(ステップT12)。この場合、重複する寸
法補助線は後のもののみを有効としてもよいが、その場
合には既に書き込んだ寸法補助線の表示(および描画)
のオン/オフ(すなわち有効/非有効の切換処理)が必
要となるため、上述のように最初の寸法補助線のみを有
効とするほうが合理的である。ステップT12の追加寸
法の書込みが行われることにより、ステップS12の直
列追加書込み処理が終了し、図2のフローチャートに戻
る。
【0035】ステップS12で追加の角度寸法が書き込
まれると、ステップS10で、角度寸法の連続記入を終
了するか否かが判定され、角度寸法の直列記入を終了し
ない場合は、ステップS8に戻って、ステップS8およ
びS12の処理を繰り返し、逐次、寸法補助線の重複防
止処理を行いつつ直列記入形式での追加寸法線の書き込
みを行う。ステップS11で、角度寸法の連続記入を終
了すると判定された場合は、システムは次の処理へ移行
する。
【0036】ここで、このシステムにおける具体的な操
作の一例を詳細に説明する。まず、図3に示すようなC
ADシステムの編集画面上のメニューで、「注釈」−
「実行」(注釈は、寸法線等の作図以外の注釈等の記入
を意味する)を選択すると、図4のようなメニューが表
示され、このメニューで「寸法」−「要素」(寸法を要
素とすることを意味する)を選択すると、さらに図5の
ようなメニューが表示され、ディスプレイ3の画面上の
例えば最下行のプロンプトラインに「寸法線の種類を指
示して下さい」なる表示がなされることにより、記入し
ようとする寸法線の種類の指示がオペレータに要求され
る。これらのメニューの選択およびその変更は、ディス
プレイ3の編集画面を見ながらオペレータが入力装置2
のカーソル移動キーまたはマウスを操作して、メニュー
上のカーソルバーを移動させることにより行われる。
【0037】まず並列記入の場合は、図5のメニュー
で、寸法線の並列記入/直列記入を指示するためのトグ
ルスイッチである「デイタム(並列を意味する)」トグ
ルがオン(「デイタム」という表示の前に「■」が表示
される)となっていることを確認し、もしも「デイタ
ム」という表示の前の「■」が「□」となっていて、
「デイタム」トグルがオフとなっていた場合は、「デイ
タム」トグルをオンとして、「デイタム」という表示の
前に「■」が表示されるようにする。このトグルスイッ
チは、オペレータがマウス等を操作してカーソルで所要
のトグルスイッチを指示した状態でマウスのクリックボ
タンを操作することにより、オン/オフを交互に繰り返
す。
【0038】さらに図5のメニューで、「デイタム」ト
グルをオンとした状態で、角度寸法を記入するため、
「角度」−「実行」(角度寸法の実行を意味する)を選
択すると、角度寸法作成モードとなり、図6のようなメ
ニューが表示される。このメニューでは、通常の場合、
表示された時点で既に「自動認識」−「実行」が優先的
に選択された状態になっている。
【0039】この状態では、図6に示すように、前記プ
ロンプトラインに「中心点を指示して下さい」なる表示
がなされることにより、オペレータに角度寸法の計測の
中心点の指示が要求される。マウス等を操作して中心点
を指示すると、次は図7に示すような状態となる。
【0040】この状態では、図7に示すように、前記プ
ロンプトラインに「1点目を指示して下さい」なる表示
がなされることにより、オペレータに角度寸法の第1の
測定点の指示が要求される。マウス等を操作して第1の
測定点を指示すると、次は図8に示すように、画面上の
プロンプトラインに「2点目を指示して下さい」なる表
示がなされることにより、オペレータに角度寸法の第2
の測定点の指示が要求される。これら第1および第2の
測定点が並列記入の基本測定点である。
【0041】マウス等を操作して第2の測定点を指示す
ると、次は図9に示すように、画面上のプロンプトライ
ンに「寸法線の位置を指示して下さい」なる表示がなさ
れることにより、オペレータに寸法線を配置すべき図面
上の位置の指示が要求される。マウス等を操作して寸法
線位置を指示すると、次は、図10に示すように、図面
上に基本測定点についての角度寸法が書き込まれるとと
もに、前記プロンプトラインに「計測する次の点を指示
して下さい」なる表示がなされることにより、オペレー
タに追加の測定点の指示が要求される。
【0042】マウス等を操作して追加の測定点を指示す
ると、次は図11に示すように、図面上に追加の測定点
に対する追加の角度寸法が並列形式で書き込まれ、さら
に前記プロンプトラインに「計測する次の点を指示して
下さい」なる表示がなされることにより、オペレータに
さらに追加の測定点の指示が要求される。ここでさら
に、マウス等を操作して追加の測定点を指示すると、図
面上にさらに追加の角度寸法が書き込まれることとなる
が、角度寸法の並列記入を終了する場合は、この状態
で、図11のように「自動認識」−「中止」を選択すれ
ばよい。
【0043】上述の図11において、追加の角度寸法が
書き込まれる際に、従前の寸法線の位置に対して予め初
期値として設定した所定の増分(寸法文字と寸法線とが
重ならないような適宜なる値に設定される)が半径方向
に加算された箇所に次の寸法線が書き込まれるととも
に、図16に誇張して示すように共通する測定点に対す
る寸法補助線が重複して記入されることなく、図17に
示すように、このような重複する寸法補助線について
は、最も外側の寸法線に対応する、すなわち通常最も後
に発生した寸法補助線が有効とされ、先に発生した寸法
補助線が非有効に書き換えられ、寸法補助線の重複を生
じることなく、図11のような並列記入形式での角度寸
法が作成される。
【0044】次に、直列記入の場合は、図5のメニュー
で、寸法線の並列記入/直列記入を指示するためのトグ
ルスイッチである「デイタム(並列を意味する)」トグ
ルがオフ(「デイタム」という表示の前に「□」が表示
される)となっていることを確認し、もしも「デイタ
ム」という表示の前の「□」が「■」となっていて、
「デイタム」トグルがオンとなっていた場合は、「デイ
タム」トグルをオフとして、「デイタム」という表示の
前に「□」が表示されるようにする。この図5のメニュ
ーで、「デイタム」トグルをオフとした状態で、角度寸
法を記入するため、「角度」−「実行」を選択すると、
角度寸法作成モードとなり、やはり図6のようなメニュ
ーが表示される。
【0045】以後、直列記入形式の場合も、上述した並
列記入形式の場合とほぼ同様な操作を繰り返す。そし
て、直列記入の場合は、追加の角度寸法が書き込まれる
際に、従前の角度寸法の延長上に次の角度寸法が書き込
まれるとともに、図18に誇張して示すように中間の測
定点についての寸法補助線が重複して記入されることな
く、図19に示すように、このような重複する寸法補助
線については、先に発生した寸法補助線が有効とされ、
後から発生した寸法補助線は非有効とされることによ
り、中間の寸法補助線の重複を生じることなく、図12
のような角度寸法の直列記入が行われる。
【0046】このようにして、追加測定点の指示を繰り
返すことにより、連続する多数の測定値に対する直列形
式または並列形式での角度寸法が、任意選択的に、しか
も寸法補助線を重複させることなく、逐次入力される。
また、上述においては、並列記入形式における寸法位置
の増分を予め初期設定により設定される固定値として説
明したが、増分の値を寸法作成時にオペレータが入力す
るようにしてもよい。この場合、増分の値の入力は最初
の追加測定点の指示の直前または直後に行うようにする
ことが望ましい。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、図
面データ上に角度寸法を記入する際に、角度寸法の並列
記入を選択させ、角度寸法を記入すべき図面上の角度の
中心点を指示させ、図面上の第1および第2の測定点を
指示させ、図面上の寸法線の位置を指示させて、表示お
よび記憶されている図面データ上に、指示された中心点
を中心とし、第1の測定点を測定基準とする第2の測定
点の角度寸法のデータを、指示された寸法線の位置に書
き込むとともに、前記第1の測定点を基準とする角度寸
法を記入すべき図面上の第3の測定点以降の測定点を指
示させて、表示および記憶されている図面データ上に、
指示された中心点を中心とし、第1の測定点を共通の測
定基準として、第3の測定点以降の測定点の角度寸法の
データを、直前の寸法線の位置に所定の増分を加えた位
置に、並列記入形式で書き込むようにして、角度寸法を
並列記入形式で自動記入することができ、オペレータの
負担を著しく軽減することが可能で且つ適切な描画出力
結果を容易に得ることができる角度寸法作成方法および
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る角度寸法作成装置が
組み込まれたCADシステムの概略的な構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図4】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図5】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図6】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図7】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図8】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図9】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図10】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図11】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図12】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための表示画面の様子を模式的に示す図である。
【図13】 図1のCADシステムの一部の構成を詳細
に示すブロック図である。
【図14】 図2のフローチャートの処理の一部を詳細
に説明するためのフローチャートである。
【図15】 図2のフローチャートの処理の他の一部を
詳細に説明するためのフローチャートである。
【図16】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための作図状態を模式的に示す図である。
【図17】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための作図状態を模式的に示す図である。
【図18】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための作図状態を模式的に示す図である。
【図19】 図1のCADシステムの概略的な動作を説
明するための作図状態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1…CAD処理部、2…入力装置、3…ディスプレイ、
4…出力装置、5…記憶装置、11…表示制御部、12
…コマンド入力部、13…中心点指示部、14…測定点
指示部、15…寸法位置指示部、16…メモリ、17…
書込み/書換制御部、21…直/並列検出部、22…重
複判別部、23…書込み/書換制御処理部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面データ上に角度寸法を記入するにあ
    たり、 角度寸法の並列記入を選択させる選択ステップと、 角度寸法を記入すべき図面上の角度の中心点を指示させ
    る中心点指示ステップと、 角度寸法を記入すべき図面上の第1の測定点を指示させ
    る第1測定点指示ステップと、 角度寸法を記入すべき図面上の第1の測定点を基準とす
    る第2の測定点を指示させる第2測定点指示ステップ
    と、 角度寸法を記入すべき図面上の寸法線の位置を指示させ
    る寸法位置指示ステップと、 表示および記憶されている図面データ上に、前記中心点
    指示ステップ、第1、第2測定点指示ステップおよび寸
    法位置指示ステップの指示に基づいて、指示された中心
    点を中心とし、第1の測定点を測定基準とする第2の測
    定点の角度寸法のデータを、指示された寸法線の位置に
    書き込む基本書込みステップと、 前記第1の測定点を基準とする角度寸法を記入すべき図
    面上の第3の測定点以降の測定点を指示させる追加測定
    点指示ステップと、 表示および記憶されている図面データ上に、前記中心点
    指示ステップ、第1測定点指示ステップ、寸法位置指示
    ステップおよび追加測定点指示ステップの指示に基づい
    て、指示された中心点を中心とし、第1の測定点を共通
    の測定基準として、第3の測定点以降の測定点の角度寸
    法のデータを、直前の寸法線の位置に所定の増分を加え
    た位置に、並列記入形式で書き込む追加書込みステップ
    とを有することを特徴とする角度寸法作成方法。
  2. 【請求項2】 並列記入の寸法線位置の所定の増分を入
    力させる増分入力ステップをさらに含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の角度寸法作成方法。
  3. 【請求項3】 増分入力ステップは、少なくとも最初の
    追加書込みステップよりも前に実行されることを特徴と
    する請求項2に記載の角度寸法作成方法。
  4. 【請求項4】 図面データ上に角度寸法を記入するにあ
    たり、 直列および並列記入の少なくとも一方が可能な角度寸法
    線の記入を選択させる選択ステップと、 角度寸法を記入すべき図面上の中心点、第1および第2
    の測定点を指示させる基本測定点指示ステップと、 角度寸法を記入すべき図面上の寸法線の位置を指示させ
    る寸法位置指示ステップと、 表示および記憶されている図面データ上に、前記基本測
    定点指示ステップおよび寸法位置指示ステップによる指
    示に基づいて、指示された中心点を中心とし、第1の測
    定点を測定基準とする第2の測定点の角度寸法のデータ
    を、指示された寸法線の位置に書き込む基本書込みステ
    ップと、 前記第1の測定点を基準とする角度寸法を記入すべき図
    面上の第3の測定点以降の測定点を指示させる追加測定
    点指示ステップと、 前記基本書込みステップで書き込まれた角度寸法線およ
    び前記追加測定点指示ステップの指示に対応する角度寸
    法線のデータに同一箇所に重複する寸法補助線が存在す
    るか否かを判別する判別ステップと、 表示および記憶されている図面データ上に、前記追加測
    定点指示ステップによる指示に基づいて前記基本書込み
    ステップで書き込まれた角度寸法線に追加して角度寸法
    のデータを書き込むとともに、前記判別ステップで判別
    された重複する寸法補助線が存在する場合は該重複する
    寸法補助線は1つのみが有効データとして書き込まれる
    ようにする追加書き込みステップとを有することを特徴
    とする角度寸法作成方法。
  5. 【請求項5】 追加書込みステップは、直列記入の場
    合、重複する寸法補助線は、結果的に最初の寸法補助線
    のみが有効データとして書込まれるようにするステップ
    であることを特徴とする請求項4に記載の角度寸法作成
    方法。
  6. 【請求項6】 追加書込みステップは、並列記入の場
    合、重複する寸法補助線は、結果的に最も外側の角度寸
    法線に対応する寸法補助線のみが有効データとして書込
    まれるようにするステップであることを特徴とする請求
    項4に記載の角度寸法作成方法。
  7. 【請求項7】 図面データ上に角度寸法を記入する角度
    寸法作成装置において、 角度寸法の並列記入コマンドを含むコマンドを入力する
    ためのコマンド入力手段と、 角度寸法を記入すべき図面上の角度の中心点を指示する
    ための中心点指示手段と、 角度寸法を記入すべき図面上の第1、第2の測定点およ
    び第3以降の測定点を指示するための測定点指示手段
    と、 角度寸法を記入すべき図面上の前記第2の測定点に対応
    する寸法線の位置を指示させる寸法位置指示手段と、 表示および記憶されている図面データ上に、前記中心点
    指示手段、測定点指示手段および寸法位置指示手段の指
    示に基づいて、指示された中心点を中心とし、第1の測
    定点を共通の測定基準として、第2の測定点および第3
    以降の測定点の角度寸法のデータを、指示された寸法線
    の位置、およびその位置に所定の増分を加えた位置に、
    前記第2の測定点以降の測定点の入力毎に、並列記入形
    式で逐次書き込む書込み手段とを具備することを特徴と
    する角度寸法作成装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも書込み手段の並列記入におけ
    る第3の測定点に対する角度寸法の書込み動作よりも前
    に機能し、並列記入の寸法線位置の所定の増分を入力す
    るための増分入力手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項7に記載の角度寸法作成装置。
  9. 【請求項9】 図面データ上に角度寸法を記入する角度
    寸法作成装置において、 直列および並列記入の少なくとも一方が可能な角度寸法
    線の記入コマンドを含むコマンドを入力するためのコマ
    ンド入力手段と、 角度寸法を記入すべき図面上の中心点および測定点を指
    示するための測定点指示手段と、 角度寸法を記入すべき図面上の寸法線の位置を指示する
    ための寸法位置指示手段と、 前記測定点指示手段により、角度寸法を記入すべき図面
    上の3点目以降の測定点が指示されたことを検出するた
    めの直並列検出手段と、 前記直並列検出手段で3点目以降の測定点の指示が検出
    されたときに機能し、測定点の指示に対応する角度寸法
    線のデータに同一箇所に重複する寸法補助線が存在する
    か否かを判別するための重複判別手段と、 表示および記憶されている図面データ上に、前記測定点
    指示手段および寸法位置指示手段による指示に基づいて
    角度寸法のデータを書き込むとともに、前記重複判別手
    段により重複する寸法補助線が存在すると判定されたと
    きは、該重複する寸法補助線は1つのみが有効データと
    して書き込まれるように制御するための書き込み手段と
    を具備することを特徴とする角度寸法作成装置。
  10. 【請求項10】 書込み手段は、直列記入の場合、重複
    する寸法補助線は、結果的に最初の寸法補助線のみが有
    効データとして書込まれるように制御するための手段で
    あることを特徴とする請求項9に記載の角度寸法作成装
    置。
  11. 【請求項11】 書込み手段は、並列記入の場合、重複
    する寸法補助線は、結果的に最も外側の角度寸法線に対
    応する寸法補助線のみが有効データとして書込まれるよ
    うに制御するための手段であることを特徴とする請求項
    9に記載の角度寸法作成装置。
JP4356841A 1991-12-25 1992-12-22 角度寸法作成方法および装置 Pending JPH05250425A (ja)

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JP35693891 1991-12-25
JP3-356938 1991-12-25

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JP (1) JPH05250425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012095691A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波画像処理装置およびプログラム

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JP2012095691A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波画像処理装置およびプログラム

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