JPH01149808A - 含フツ素ポリマー及びその用途 - Google Patents

含フツ素ポリマー及びその用途

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JPH01149808A
JPH01149808A JP62308092A JP30809287A JPH01149808A JP H01149808 A JPH01149808 A JP H01149808A JP 62308092 A JP62308092 A JP 62308092A JP 30809287 A JP30809287 A JP 30809287A JP H01149808 A JPH01149808 A JP H01149808A
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polymer
fluorine
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containing polymer
atom
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JP62308092A
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Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Hisafumi Yasuhara
尚史 安原
Takahiro Kitahara
隆宏 北原
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な含フツ素ポリマー及びその用途、詳し
くは光学材料、特に光学繊維プラスチック系鞘材又は反
射防止コーティング剤に関するものである。
C従来の技術〕 従来、透明性に優れたガラス又はプラスチック、により
芯を形成し、その芯材よりも屈折率の低いプラスチック
を鞘材とした同心状の芯−鞘構造により複合繊維を構成
し、その繊維の一端に入射した光を繊維の長さ方向に沿
って内部で全反射させて伝達させる光学繊維はよく知ら
れている。
プラスチック系鞘材として、これまで種々のポリマーが
提案されているが、軟化温度が高くかつ屈折率が低いと
いう光学繊維鞘材として要求される特性を充分に満足す
るものは少ない。その中で前記の特性を満足する光学材
料として特開昭49−129545号公報にはパーフル
オロt−ブチルメタクリレートが記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、パーフルオロt−ブチルメタクリレートは、可
撓性が悪く、しかも基材への密着性が劣るという欠点を
有している。
本発明の目的は、前記欠点に鑑み軟化温度が高くかつ屈
折率が低いという光学繊維鞘材として要求される特性を
充分に満足するとともに可撓性に優れ、しかも基材への
密着性が良い光学材料を提供することである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、新規な含フツ素重合体であるヘキサフルオロ
ネオペンチル(メタ)アクリレートの重合体が特異的に
高いガラス転移温度(以下Tgと称する)を有し、屈折
率が低く、可撓性に優れ、しかも基材への密着性が良い
という知見に基づき完成されたものである。
すなわち、本発明の要旨は一般式: (式中、Xは水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメチ
ル基を表す。) で示される構造単位を有する含フツ素ポリマーおよび上
記含フツ素ポリマーからなる光学材料に存する。
本発明の含フツ素ポリマーは上記−形式(a)で示され
る構造単位を有するホモポリマーはもちろんのこと上記
−形式(a)で示される構造単位を10重景%以上含有
するコポリマーをも含むものである。
好ましいコポリマーとしては、上記構造式(a)に加え
て一管式、     R1 ■ 一←C1lユC→−(b) 0OR2 (式中、R’ は水素原子、フッ素原子又はメチル基を
、R2は水素原子、低級アルキル基又はフルオロアルキ
ル基を表す。) で示される構造単位を90重量%以下、好ましくは70
重景%以下、さらに好ましくは50重量%以下の割合で
含有するものが挙げられる。
なお、上記−形式(a)においてXは好ましくはフッ素
原子又はメチル基である。また、上記−形式(b)にお
いてR1は好ましくはフッ素原子又はメチル基であり、
R2は好ましくは−CHr 、−C!hCH3、−CH
zCIlzCH3等の脂肪族基、イD%(リフ等の脂環
式炭化水素基、−CIl□CF3、−c+bcp、Cp
z++、−CIl□CI”2CFHCFz 、CIIz
CHzCJ+9等のフルオロアルキル基である。R2は
さらに−CIl□CIl□OH。
−CH2CII□CHzSi (OC1+3) * 、
−It、−cnzc++c■ 等の官能基を含んでもよ
い。
さらに、本発明のポリマーは本発明のポリマーの特性を
損なわない範囲でその他のモノマー、例えばスチレン、
塩化ビニル等を共重合することができる。
本発明のポリマーは下記−形式: X ■ CF。
(式中、Xは水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメチ
ル基を表す。) で示される新規な化合物を単独重合又は他の千ツマー化
合物と共重合することによって得ることができる。
上記−形式(C)で示される化合物は、式:p3 CLCCIIgOH(d ) CF。
で示されるヘキサフルオロネオペンチルアルコールをピ
リジン、トリエチルアミン等の有機塩基類を助酸剤とし
て(メタ)アクリル酸ハライド又はα位の水素原子がフ
ッ素原子若しくは塩素原子で置換されたアクリル酸ハラ
イドと脱ハロゲン化水素反応させることによって得るこ
とができる。また、メタアクリル酸とアルコールを脱水
剤の存在下で脱水反応させることにより合成することが
できる。
なお、上記式(d)で示されるヘキサフルオロネオペン
チルアルコールは、例えば次式に示すようにオクタフル
オロイソブチンのメタノール付加物(e)を脱HF反応
することにより下記オレフィン(g)を得、これを転移
反応により下記酸フルオライド(h)を得、これを還元
することによって得ることができる。
HF (CF+) zcF)ICFzOCH3□−→(CFi
) 2CF = CFOCIIi(e)       
     (g)Ch         CF3 CF、         CF。
(h)        (d) 本発明の含フツ素ポリマーを製造する重合形式は、塊状
、溶液、懸濁、乳化重合等、一般に採用されている形式
が採用される。
本発明の含フツ素ポリマーを製造する際に用いられる重
合開始剤としては、塊状、溶液および懸濁重合において
はアゾビスイソブヂロニトリル、インブチリルパーオキ
シド、オクタノイルパーオキシド、ジ−イソ−プロピル
パーオキシジ−カーネート、または式[CI!、(CF
2CF2β)20F2Coo)2、(X(CF2CF2
)nCO○〕2およびCX (CF z CF 2 )
 、、C00〕2(式中、Xは■]、F又はC1、nは
1〜10)で表される含フツ素有機過酸化物等が好まし
く用いられる。乳化重合においては、過硫酸塩、例えば
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリまたはこれら過硫酸塩
等の酸化剤、亜硫酸ソーダ等の還元剤および硫酸鉄(I
I)等の遷移金属の塩類のレドックス開始剤が用いられ
る。
前記の塊状、溶液または懸濁重合において、本発明の新
規含フツ素ポリマーの熱分解温度の向上や分子量分布の
調整の目的で、メルカプタン類等の連鎖移動剤を用いる
ことが好ましい。連鎖移動剤を用いる場合の連鎖移動剤
の添加割合は、モノマー100重量部に対し通常0.0
1〜1重量部である。
前記の溶液および懸濁重合で本発明の新規含フツ素ポリ
マーを製造する際に用いられる溶液としては、フロン−
12、フロン−113、フロン−114、フロン−C3
18等フッ素系溶液または酢酸ブチル、メチルイソブチ
ルケトン等炭化水素系溶媒が代表例として挙げられる。
重合温度は通常0〜100℃の範囲で上記重合開始剤の
分解温度との関係で決められるが、多くの場合10〜8
0℃の範囲が好ましく採用される。
重合圧力は0〜50 kg / cm 2ゲージの範囲
が採用される。
上記重合反応で調整することができる本発明の含フツ素
ポリマーの分子量は、通常1万〜500万(ゲルバーミ
エーショクロマトグラフィーによる)、屈折率(n、2
5)は、1.37〜1.45、軟化温度は120〜16
0℃である。
本発明の新規含フツ素ポリマーは、通常光学繊維のプラ
スチック系鞘材として利用されているフルオロアルキル
メタクリレートポリマーに比べ軟化温度が高く、比較的
高温下、例えば従来のプラスチック系さや材では使用で
きなかった車のエンジンルームにおいても使用すること
ができ、また本発明のポリマーは、分解温度が高いので
、これを溶融紡糸して光学繊維を製造するに際して許容
される加熱温度幅が大きく、該ポリマーを溶融する為の
温度調節が容易になるという利点も有している。
さらに、本発明の含フツ素ポリマーは、低い屈折率、高
い透明性、良好な可撓性を有し、優れた光学材料となる
ものである。
光学材料の用途としては、上記光学繊維プラスチック鞘
材の他に反射防止コーティング剤が挙げられる。すなわ
ち、プラスチックやガラスの表面に本発明のポリマーを
コーティングすることにより、ギラツキや乱反射を防止
することができる。
本発明の含フツ素ポリマーは、光学材料の用途の他、さ
らに有機ガラス、耐候性塗料添加剤等としても利用する
ことができる。
〔実施例〕
次に参考例、実施例及び比較例により、本発明を更に具
体的に説明する。
参考例(ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレートの
合成) 温度計、滴下ロート、攪拌機、還流冷却器を備えた17
!のガラス製4つロフラスコに、テトラグライム133
.37 g (0,6mol)および水素化ホウ素ナト
リウム15.13 g (0,4mol)を入れ、温度
を80°Cに保つ。この混合物中に2,2−ビス(トリ
フルオロ)プロピオン酸フルオライド106.04 g
  (0,5mol)を2時間半で滴下する。滴下終了
後80℃で3時間攪拌後20°Cに冷却する。次に塩酸
(35%) 21ccを徐々に滴下し、水500ccの
水で洗浄後、常圧で蒸溜を行わない60gのへキサフル
オロネオペンチルアルコールが得られた(収率60%)
。このものは沸点110°C1融点48.1℃の無色の
針状結晶である。
同定は19F−NMRスペクトルおよび’ H−N M
Rスペクトルによって行った。
次に、500m 7!のガラス製フラスコ中に上記へキ
サフルオロネオペンチルアルコール150g (0,7
65mol) 、メタアクリル酸73 g (0,85
mo+)  およびt−ブチルカテコール1gを入れ、
70〜80°Cに加熱し、次いで50gの五酸化ニリン
を二時間要して添加した。この場合温度を80〜90°
Cに維持する。添加終了後、さらに3時間80〜90℃
に保持し反応を完結させた。反応混合物を300m A
の水で洗浄し得られたヘキサフルオロネオペンチルメタ
クリレートを15mm11gの減圧下で蒸溜した。沸点
55℃、GCの純度99.9%。同定は’H−NMR−
スペクトル、”F−NMR−スペクトル、13C−NM
R−スペクトル(全て溶媒:アセトン−d6)によって
行った。
式; で表される化合物について、次の化学的変位(δ)及び
結合定数(J)が測定された。なお、測定は日本電子■
製FX−100型によって行った。
’H−N阿RTMS標準 (注)s: シングレット d:ダブレソト m:マルチプレソト ” F−NMRCFiCOOII標準   低磁場を斗
G TMS標準 実施例] 500m l!のガラス製フラスコ内に減圧蒸溜によっ
て精製したヘキザフルオロネオベンチルメタアクリレー
ト 100部、n−ドデシルメルカプタン0.05部、
重合開始剤、2,2゛−アゾイソブチロニトリル0.0
25部を混合溶解した後、脱気窒素置換を繰り返して密
封した。
次いで70℃に維持された反応槽で16時間重合させた
。重合終了後、得られた重合物中にアセトン300gを
入れ、溶解させ、その溶液を5pのメタノール中に注ぎ
込む。沈澱する重合体を液体から分離し、そして100
°Cの温度で10時間凍圧乾燥し96.2gの重合体を
得た(収率96%)。重合体の分子量はMEKで35℃
での〔η〕は0.596であった。
ポリマーの同定を元素分析と核磁気共鳴スペクトルによ
り行った。元素分析はC40,9、H3,8、F 43
.2.012.1 %であった。また核磁気共鳴スペク
1〜ルは下記の通りであった。
1t。
21 シ h ’II−NMRTMS標準 19F−N門RCF3CO0II標準   低磁場を+
”C−1C−1 l門S標準 実施例2 500m 7!のガラス製フラスコ内に減圧蒸溜によっ
て精製したヘキサフルオロネオペンチル−α−フルオロ
アクリレ−1・100部、n−1゛デシルメルカプクン
0.025部、2,2″−アゾビスイソブチロニトリル
1.0部、および重合溶媒酢酸エチル233部を混合溶
解した後、脱気窒素置換を繰り返して密封し次いで50
℃に維持された反応槽で18時間重合させた。重合終了
後、得られたポリマー溶液を51のメタノール中に注ぎ
込む。沈澱する重合体を液体から分離し、そして100
’Cの温度で10時間減圧乾燥し93gの重合体を得た
(収率93%)。重合体の分子量はMEKで35℃での
〔η〕は0.423であった。ポリマーの同定を元素分
析と核磁気共鳴スペクトルにより行った。
元素分析はC35,8%、H2,6%、F 49.6%
、011.9%であった。また核磁気共鳴スペクトルは
下記の通りであった。
(以下余白) I 0X・ ’H−NMR7MS標準 ” F−NMRCF3CO01+標準   低磁場を+
”C−NMR ↑ T門S標準 実施例3 500m j+のガラス製フラスコ内に減圧蒸溜によっ
て精製したヘキサフルオロネオペンチルメタアクリレー
ト90部、メチルメタアクリレート10部、n−ドデシ
ルメルカプタン0.1部、2.2°−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.025部を混合溶解し、実施例1と同様
の操作で重合を行い、98.5gの重合体を得たく収率
98.5%)。
重合体の分子量はMEKで35°Cでの〔η〕は、0.
494であった。またポリマーの同定を元素分析と核磁
気共鳴スペクトルにより行った。
元素分析は C42,8%、H4,2%、F 38.9
%、014.1%であった。
’II−NMR7MS標準 l9p−NnRcp、coo++43!準 低磁場を+
(以下余白) q 7MS標準 実施例4 500m nのガラス製フラスコ内に減圧蒸溜によって
精製したヘキサフルオロネオペンチル−α−フルオロア
クリレート90部、メチル−α〜フルオロアクリレート
10部、n−ドデシルメルカプタン1.0部、2,2°
−アゾビスイソブチロニトリル0.1部を混合溶解し、
実施例1と同様の操作(但し、ここでの重合温度は50
’Cである)で重合を行い、98.3gの重合体を得た
(収率98.3%)。
重合体の分子量はMEKで35°Cでの〔η〕は、0.
621であった。
元素分析はC36,85%、H2,8%、F 46.5
%、013.8%であった。
核磁気共鳴スペクトルは下記の通りであった。
b  CF3’ ’11−NMR7MS標準 I9F−NMRCF、C00II標準 低磁場を十l3
C−NMR T肝標準    1 比較例1 ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレートにかえて2
,2,3.3−テトラフルオロプロピルメタクリレ−1
−を用いた他は、実施例]と同様にして比゛較例1のポ
リマーを調製した。
比較例2 ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレートにかえてパ
ーフルオロt−ブチルメタクリレートを用いた他は実施
例Iと同様にして比較例2のポリマーを8周製した。
試験例1 実施例1〜4の本発明のポリマーについて下記特性を調
べた結果を第1表に示す。なお、物性値の測定法は次の
方法による。
(ア)軟化温度(Tg) パーキンエルマ社製DSCII型示差走査熱量計を用い
、20℃/分の昇温速度で吸熱が始まる温度を測定した
(イ)分″温度(Tn) 島津型作所社製DT(、−30型示差熱天秤を用い、1
0℃/分の昇温速度で重量減少の始まる温度を測定した
(つ)出I率(n、) アクゴ光学機器製作所製アツヘ式屈折計を用い25℃で
測定した。
(1)メルトインデックス(MI) 島津製作所製高化式フローテスターを用い、本発明の含
フツ素ポリマーを内径9.5Hのシリンダーに装填し、
温度230℃で5分間保った後、7kgのピストン荷重
下に内径2.111、長さ8■のオリフィスを通して押
し出し、10分間に押し出されて出てきた。該ポリマー
のグラム数を旧とした。
(オ)透′性(T、I) 芯材にポリメチルメタクリレート、さや材に本発明の含
フツ素ポリマーを用い、直径300μm(さや材厚さ1
5μm)、長さ500龍の光学繊維を230℃で複合紡
糸し、波長650〜680龍の光で透過度を測定した。
−りQ−可譲tニリ迎− 本発明の含フツ素ポリマーを前記旧と同様の方法で直径
1 +nの繊維とし、室温で鋼丸棒にまきつけ、#f;
繊維にひびの入る鋼丸棒半径を調べた。
(以下余白) 試験例2 実施例1で得られた重合体を85℃の雰囲気下に100
時間放置しても透光率の減少はなかった。
試験例3 実施例3の材料を酢酸エチルに5重量%になるまで溶解
し、この溶液を250μmのドクタブレードでPMMA
板(三菱レーヨンアクリペット祠)に塗布した。80℃
で1時間乾燥し試料板を調製した。この時の膜厚は8μ
mでた。評価試験法として以下のことを行った 一Qつ」え肚率 5°正反射測定装置のイ」いたUVスペク1〜ル(日立
U3200)により400−700nmの平均反射率を
測定した。
(イ)耐擦傷性 太平理化製ラビングラスターにテ1〜ロン布をとり付は
荷重500gでl000回こすった。
(つ)密着性 ごばん目−セロテープ剥離試験をJ I S K540
0に準拠して行った その結果、反則率は2.0%以下であり耐擦傷性は良好
であった。
またこの時のコーティングMMA板の400〜700n
mでの透光率は85%であった。またこの時の密着性(
ゴハン目)は100/100であった。80℃で同様の
実験を行ったが、物性に変化はなかった。
比較試験例1 比較例Jのポリマーの軟化温度は72℃、分解温度は2
65″Cと低く、屈折率は1.42であった。
上記ポリマーをさや材、ポリメチルメタクリレートを芯
材として光学繊維を250℃で紡糸したとごろ、さや材
部に発泡が認められた。紡糸温度を210°Cとしたと
ころ、成形ダイか目づまりし紡糸できなかった。紡糸温
度が230℃で実施例と同様の光学繊維が紡糸でき、透
光性は76%であった。
しかしながら、85℃の雰囲気下に]00時間放置した
後の透光性は52%に低下していた。
また、比較例1で調製したポリマーを試験例3と同様に
PMMA板に塗布し、試料板を調製した。
この反射率は2.5%と悪く、i(擦傷性は50回でキ
ズが多数発生して不良であった。
80°Cで同様の実験をおこなったところ、耐擦傷性は
2回でキズが多数発生した。
比較試験例2 比較例2のポリマーのFbを測定したところ30mm以
上であり、使用にたえないものであった。
また、比較例2で調製したポリマーをLl、2− )リ
クロロー2.2− 1−リフルオロエタンに5%まで?
容解し、PMMA板上に試験例3と同様に8μmの塗膜
を得た。
この密着性を調べたところ、1回で0/100であった
〔発明の効果〕
本発明によれば、軟化温度が高くかつ屈折率が低いとい
う光学繊維鞘材として要求される特性を充分に満足する
とともに可撓性に優れ、しかも基材への密着性が良い光
学材料が提供される。
以」二 特許出願人 ダイキン工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(a) (式中、Xは水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメチ
    ル基を表す。) で示される構造単位を有する含フッ素ポリマー。 2、一般式(a)で示される構造単位10〜100重量
    %と一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R^1は水素原子、フッ素原子又はメチル基を
    、R^2は水素原子、低級アルキル基又はフルオロアル
    キル基を表す。) で示される構造単位0〜90重量%を有する特許請求の
    範囲第1項記載の含フッ素ポリマー。 3、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメチ
    ル基を表す。) で示される構造単位を有する含フッ素ポリマーからなる
    光学材料。 4、一般式(a)で示される構造単位10〜100重量
    %と一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子、フッ素原子又はメチル基を
    、R^2は水素原子、低級アルキル基又はフルオロアル
    キル基を表す。) で示される構造単位0〜90重量%を有する含フッ素ポ
    リマーからなる特許請求の範囲第3項記載の光学材料。
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