JPH01149056A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH01149056A
JPH01149056A JP30748387A JP30748387A JPH01149056A JP H01149056 A JPH01149056 A JP H01149056A JP 30748387 A JP30748387 A JP 30748387A JP 30748387 A JP30748387 A JP 30748387A JP H01149056 A JPH01149056 A JP H01149056A
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JP
Japan
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layer
silicone resin
boat
photoreceptor
interlayer
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JP30748387A
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Hiroshi Nagame
宏 永目
Yukio Ide
由紀雄 井手
Koichi Oshima
大嶋 孝一
Setsu Rokutanzono
節 六反園
Shigeto Kojima
成人 小島
Shinji Nosho
伸二 納所
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/08Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
    • G03G5/082Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、乾式あるいは湿式タイプのアナログカラー電
子写真複写機用の感光体に関する。
〔従来技術〕
電子写!4複写機におけるカラー用の感光体としては、
基体の上にSeとS e −12〜20wt%Teの層
を順次設けたものが知られている。このものは帯電能、
リーフトーンの再現性(特に低コドンラストの)に問題
があり、又、トナーフィルミングが起って画像ムラとな
り易く、傷つき易い欠点がある。
他の形式として、基体の上にSe、Se−Tes Se
−Asの層を順次設けたものも知られている。このもの
は、青から緑にかけての感度や耐久性に問題があり、又
、トナーフィルミングが起って画像ムラとなり易く、傷
もつ−き易い欠点がある。
さらに、長波長増感されたOPCやα−St系感光体感
光体れているが、これらは青感度が悪く、カラー感光体
としての適用がむずかしい。
【目 的〕
本発明はアナログカラー電子写真用複写機の感光体であ
って、 1)帯電能が高く、長期にわたって高画質を維持しうる
こと、 2)ハーフトーン画像の再現性が良いこと、3)機械的
高耐久性を有すること、 4)耐環境性の高いこと、 5)外的汚染を受けても画質劣化が少ないこと、を特性
として有する感光体を提供するものである。
〔構 成〕
本発明は、導電性支持体、Se−As系感光層、Se−
Te−As系感光層、中間層および保護層で順次構成さ
れるアナログカラー対応の感光体において、中間層材料
が表層からの電荷注入を阻止するブロッキング層を界面
に形成するような材料である。下記組成のシリコン樹脂
であることを特徴とする電子写真用感光体である。
硅素および酸素の含有量が 55〜Hwt%炭素含有量
が       lO〜30wt%水索含有量が   
    1〜1owt%窒素含有量が       3
〜5wt%本発明の層構成を第1図によって説明すると
、導電性支持体1の−LにSe−As層2.Se−Te
−As層3、中間層4、および保護層5を順次設けたも
のである。
以下各層の機能について説明する。
(1)導電性支持体 導電性材料といわれるものはほとんど使用可能であるが
、Se−As層との接合時、支持体からの電荷注入を阻
止するような性質を示す材料が特に好ましい。具体的に
は、Se−Asの仕事関数より小さい仕事関数を示すC
rs A1% CLI等の金属祠料が有用であるが、特
には酸化膜のブロッキング層を形成するAI材が良く、
AI材の中でも電気特性、加工性等のすぐれたJIS3
003系のものが良い。
支持体の表面仕上げは2000番以上、好ましくは40
00番以上の砥石を用いたSF加工仕上げや、鏡面仕上
げが好ましい。2000番未満の砥石を用いるとA1面
が粗すぎ、研摩面の山の部分に接触する部分の感光層の
構造が変化(例えば結晶化)し、その部分の電荷注入性
が良くなり、白斑点などの異常画像が発生する。表面が
平滑になる程、異常画像が 少なくなり、カラーコピーに滑らかさがでてくる。
(2)  Se−As層(第一層目) 感光層全層の静電容量を小さくし、帯電能をかせぐため
であり、第二層目のSe−Te−As層への光照射で発
生したキャリア(この場合ホール)をスムーズに導電性
支持体側へ移行させる特性を有していることが必要であ
る。
この第一層目はSe層のみでも実用的な電子写真特性を
示すが、Se層だけだとどうしても結晶化を起し易く、
耐久性が悪くなり、異常画像や帯電不良の原因となるの
で、できるだけ耐結晶性を持たせるようにした方が望ま
しい。耐結晶性を持たせるためには、sbやAsなどV
b層の元素を添加する。ただし、Biは逆に結晶化を起
し易くし、Nの場合添加しすぎると白濁し、暗抵抗が低
下する現象が見られる。sbとAsではAsの方が効果
が大きいため、Asの添加が望ましい。添加量としては
、0.5〜37wt%の範囲が適用可能である。ただし
、Asの添加量が増加するにしたがい、融解温度が高く
なり、また正常な電子写真特性を得るために、支持体温
度を高くして行う必要がある。したがって、感光層第二
層目のSe−Te−As層と同等の支持体温度で感光体
を作製するならば、SeへのAsの添加量は、0.5〜
10wt%が望ましく一1支持体温度を変えて作製可能
な場合は、化学量論に近い35〜37wt%の添加のも
のまで使用可能である。
Se−As層の膜厚は、40〜80μ謂が望ましく、4
0μm以下では静電容量が大きくなり、所望の表面電位
が得られにくく、80μm以上では1コピーサイクルで
の残留電位が問題となる。
(3)  Se−Te−As層(第二層目)Se−Te
−As層は、カラー複写機に使用するに必要な波長感度
域を有している必要がある。アナログカラーで使用する
場合、感光体感度の有効波長域は、色の3原色(シアン
、イエロー、マビンタ)、色の分解フィルター(ブルー
、グリーン、レッド)で決定される。したがって、有効
波長域は短波長側で430no+〜、長波長側でHO〜
850nmをカバーしている必要がある。アモルファス
状Seで感度を存するのは、緑の領域までで、赤の領域
ではほとんど無感であるので、増感剤の添加が必要であ
る。一般に増感剤として用いられるのは、As5Sbs
 Bi、Te等の元素があるが、製造面、効果、疲労性
等からTeを用いるのが有利である。
長波長感度は感光層中のTeの含有量で決定される。第
2図にSe−As層/ S e −Te−As層(As
:1〜2wt%)の2層ターイブ構成感光体のSe−T
e−As層中のTe7a度と 450.800ns波長
での感度(goovから400vに光減衰するに必要な
エネルギー)を示す。例えば、600nmの波長での必
要感度は使用されるフィルターや光源の波長にもよるが
、s c −eooの赤フイルタ−,1000〜150
0Wのハロゲンランプを使用した場合、200v−C−
/μj以上あれば実用性がある。このことからすると、
Se−Te−As層中のTe濃度は約121/1%以上
あれば良く、好ましくは15wt%以上あれば良い。し
かし過度に添加すると、繰返し使用時の残留電位の上昇
や暗電位の低下の原因となるし、その必要性もない。し
たがって、Se−Te−As層中のTe濃度は25wt
%あれば十分である。
なお、AsはSe−As層の項でも述べたことと同じで
、耐結晶性を高め、3e−Te層に比べ経時変化をおさ
えることを狙いとして添加するものである。添加量とし
ては同じ<0.5〜1owt%程度添加する。
Se−Te−As層はできるだけ膜厚方向でTeの濃度
勾配を持たないように作製することが望ましい。その理
由は、Te濃度の高いSe−Te合金は、Te濃度が高
い程蒸着の際SeとTeが分離して蒸発して飛ぶ傾向が
あるので、どうしても蒸着面で偏析がおこり易くなる。
この偏析は電位や感度ムラを生じる原因となり最終的に
は色のムラとなって現われる。この電位や感度ムラは、
カラーの場合重大な問題であり、少なく共30V程度の
電位差を生じると色の違いとなってあられれる。したが
って、カラー複写機用感光体は感光層の長手方向、円周
方向および膜厚方向のTe、As偏机を極めて小さくお
さえる必要がある。感光体の蒸着方法には、蒸発ボート
に通電し、なりゆきにまかせて一定時間、蒸着材料を蒸
発させる飛ばし切り方式と、蒸着ボートのににつけたシ
ャッターを一定時間開いて蒸発させるシャッタ一方式が
ある。飛ばし切り方式はシャッタ一方式に比べ、蒸着材
料は少なくてすむが、カラー複写用感光体のように、電
位分布、感度分布を特にきらうような場合には好ましい
方法ではな(、Te濃度が高くなる程、偏析がおこり易
くなるので、本発明には不向きである。一方、シャッタ
ー方式の場合、飛ばし切り方式の欠点である偏析をでき
るだけ小さくおさえるために、蒸着ボートには倍量上の
材料投入が必要であるが、この方式を用いることで実用
上問題ない程度に色分布を抑えることが可能となる。特
に表面電位、感度は第2図の例でも見られるように、T
e濃度で急激に変化するのでTe濃度分布はできるだけ
小さく抑えることが望まし−い。実用的には、Te9度
は膜厚方向で±2.5wt%、好ましくは± 1.5w
t%以内が特に好結果が得られる。
感光層膜厚は、特には感度と残留電位に関係してくる。
あまり薄いと感度低下につながり、厚いと残留電位上昇
や蓄積性がでてくる。
これらのことから、Se−Te−As層の膜厚は1〜1
0μm、好ましくは2〜6μmが望ましい。
(4)中間層 ′  中間層は、この感光体に高い帯電能を与えるため
に重要な役割を有する層である。高い帯電能を有するた
めには、帯電時に感光層中へ電荷(Se系の場合Φ)が
注入されるのを阻止する機能を感光層上に有する必要が
ある。
阻止機能を形成する手段としては、感光層上に1014
〜1O18Ω・Cm程度の絶縁性薄膜を形成するか、簡
単には感光体を複写機または同等のプロセスを有するロ
ボット機にセットし、非道紙で100〜500枚相当の
コピーをおこない、感光層上に電荷注入阻止機能を有す
るブロッキング層を強制的に形成する方法がある。
前者では、カールソン法で使用する場合、絶縁層である
ため、残留電位の上昇をまねき易く、また電荷疲労で表
面電位低下をおこし、画像濃度低下の原因となる。一方
後者の場合、比較的簡便な帯電能改善手段であるが、ブ
ロッキング層に均一層が欠けること、環境変化の影響を
受は易いこと、使用しないと帯電特性が劣化すること、
ブロッキング層は擦りで簡単にとれること、ブロッキン
グ層が形成される層の体積抵抗が低い(例えばTe濃度
が高い)場合には不十分な帯電能しか得られないこと、
などの欠点が多い。
したがって、安定した帯電能を示し、高湿下でも高い画
像品質を維持する感光体とするためには、恒久的に安定
なブロッキング層を形成することが重要である。
このことに鑑み検討したところ、前記Se−Te−As
層に特定のシリコーン樹脂を500五〜1μmの間で積
層することで、所期の目的を十分に満足することが分っ
た。
すなわち、そのシリコーン樹脂は、アルコキシポリシロ
キサン、水酸基含有オルガノポリシロキサンおよび炭素
原子に結合したアミノ基とアルコキシ基が2個ないし3
個結合した硅素を少なくとも1個含有する有機硅素化合
物で主として構成されるシリコーン樹脂である。
具体的には成膜し、硬化後の組成が 硅素および酸素の含有量が 55〜86wt%炭素含有
量が       lO〜30wt%水素含有量が  
     1〜10wt%窒素含有量が       
8〜5wt%であるような常温硬化型のシリコーン樹脂
である。
この樹脂の3〜5μ−膜厚の体積抵抗を測定すると10
9〜to”Ω・CIオーダーであり、絶縁層としては低
い方の部類に属する。
このシリコーン樹脂をSe−Te−As層にディッピン
グ法もしくはスプレー法で2000五程度に塗布すると
、第3図に示すようなΦ電荷注入阻止型の整流性を示す
。XPSやFT−I R等の分析の結果では、オーバー
コート層のない感光体について、帯電能改善処理をおこ
ない形成されたブロッキング層(酸化テルル系)と同じ
ものが検出されたことから、酸化テルル系の物質が帯電
能改善に関与していることは間違いないと考え られる。
このようにこのシリコーン樹脂とTeやAsを含むSe
系感光層との組合わせは、電荷注入を阻止するブロッキ
ング層をよく、形成し、すぐれた阻止効率を示すことか
ら中間層祠料としてはすばらしい材料といえる。
本発明の場合、Se−Te−As層中のTe濃度が12
〜25wt%と高濃度であるため、一般の加熱硬化型樹
脂の温i 100℃以上には到底耐えないため、常温硬
化型の特定シリコーン樹脂を用いている。この樹脂は2
0〜50℃で1〜2時間放置すれば実用上問題ない特性
が得られ、さらに放置すればさらに安定するが、それで
も3時間あれば十分である。
(5)保護層 保護層は感光層の機械的耐久性を向上する上で必要不可
欠である。保護層としての必要条件は、 ■ 機械的耐久性が高いこと、 ■ 残留電荷を必要以上に保持しないこと、■ 近赤外
光において実質的に透明なこと、■ 電界、光、オゾン
等の外的要因で劣化がないこと、 ■ 表面平滑性が良いこと、 ■ 耐湿性があり、吸湿性を有しないこと、■ トナー
フィルミングを生じないこと、■ 耐溶剤性を有するこ
と、 等である。
30〜100万枚のコピーに耐えうる実用的な保護層と
しては、エステル架橋型スチレン−MMA樹脂やウレタ
ン架橋型スチレン−MMA樹脂、a−SiC:H,a−
8iN:H等のa−Si系の材料等があるが、前記した
ように、硬化時の温度や作製時の温度が高いと感光体の
方が劣化して実用性がなくなる。したがって、常温で硬
化し、エンピッ硬度で少なくとも4H以上(10ON荷
重時)を示す保護層材料が要求される。
ウレタン系樹脂は、硬化剤を添加するため常温でも硬化
可能である。常温で硬化しても硬化後はエステル系より
も硬度が上るため、特に耐久性の面で有利である。
ウレタン系樹脂を保護層として使用する場合、そのまま
使用したのでは体積抵抗が高過ぎ、残留電位が大きくな
り、画像汚れがひどくなるので、10II〜10I2Ω
・C鳳程度まで落としてやる必要がある。抵抗制御剤と
しては平均粒径0.1μ■程度のSnO2やsbを10
%程度含むSnO2が用いられる。
以下実施例および比較例を示す。
実施例 l 5US製円筒ボート(第1ボート)とシャッター装置を
有する角型ボート(第2ボート)をそれぞれ配備した真
空蒸着装置において、感光体の支持体に表面を# 40
00の砥石でSF加工したJIS3003系AIドラム
(120φX  48ON X3t:単位mm)を用意
し、第1ボートに2〜3市φのベレット状Se−As合
金(As:2wt%) 1500gr、第2ボートに1
〜2IIIIφのベレット状Se−Te−As合金(T
 e : 16wt%、As:1wt%)を 180g
r投入した。
そして支持体温度を78℃に、第1ボートを275℃、
第2ボートを 295℃にセットし、1 x 10’ 
Torr以下の真空度でまず第1ボートに通電し、Se
−As層を約57μm蒸着した。ついで、第2ボートに
シャッターしたまま8分間通電したのち、2分間シャッ
ターを開き、Se−Te−As層を約5μl相当蒸着し
た。そしてSe−Te−As層が蒸発し終るまで通電を
続けたのち、通電を断ち、支持体を急冷させ、常温にな
ったところで真空を破り、Se感光体を取り出した。
このようにして得られた感光体を、ディッピング装置に
セットし、リグロインで1%液に希釈したシリコーン系
樹脂(A Y 42−441 、東しシリコーン製)中
に浸漬し、引上げ後、25〜30℃の環境で2時間乾燥
し、約200OAの中間層形成した。
そして試作ウレタン架橋型スチレン−MMA樹脂(MM
A/S t−6/4、NC010H−1/1、HE M
 A −30wt%)とトルエン:セロアセ:MIBK
−3:4:3の割合の溶剤を混合し、さらにBOwt%
相当の一時粒径0.1μmのSnO2粉末(三菱金属製
)を加え、120時間分散した。その後、硬化剤として
スミジュールHT(商品名)と前記溶剤を混合し、粒度
15CPにして、ディッピング法にてコーティングし、
25〜30℃中で約1週間放置し、約5μmの保護層を
有するオーバーコート感光体を形成した。
これをサンプルAとして各種電子写真特性を測定した。
結果を表1に示す。
実施例 2 T e : 18wt%、As:2wt%のSe−Te
−As合金を140gr第2ボートに投入し、電流設定
条件を305℃に、他の条件は実施例1と同じ条件とし
、まず第1ボートに通電し、Se−As層を約57μ麿
蒸着し、ついで第2ボートに通電し、シャッターを9分
後に15分間開き、Se−Te−As層を約3μ讃蒸着
した。
このようにして得られた感光体をディッピング装置にセ
ットし、リグロインで2%液に希釈した2種のシリコー
ン系樹脂(A Y −42−440とA Y 42−4
41を2:8で混合)中に浸漬し、引上げ後35℃の温
度で 2.5時間乾燥し、約150OAの中間層を形成
した。
そして、実施例1と同じ保護層を約5μ自コーテイング
した。これをサンプルBとして各種電子写真特性を測定
した。結果を表1に示す。
実施例 3 T e : 221/1%、As:2wt%、Se−T
e−As合金を180gr第2ボートに投入し、電流設
定条件を315℃にし、他の条件は実施例1と同じ条件
とし、まず、第1ボートに通電し、Se−As層を約5
7μm蒸着し、ついで第2ボートに通電し、シャッター
を7分後に1分間開き、Se−Te−As層を約2μm
蒸着した。
このようにして得られた感光体をスプレー装置にセット
し、リブロインで1%液に希釈したシリコーン系樹脂(
AY42−441 )を6回往復塗布し、2,5時間、
25〜30℃の環境で乾燥し、2500ムの中間層を形
成した。そのあと実施例1と同じ手法で保護層を形成し
た。これをサンプルCとして各種電子写真特性を測定し
た。結果を表1に示す。
比較例 1 実施例1と同じ装置を用い、第1ボートに2〜3 mm
φのペレット状Se−As合金(As:lwt%) 1
500gr%第2ボートに1〜2mmφのSe−Te−
As合金(T e ; 18wt96、As:2wt%
)を 180gr投入した。
そして、支持体温度を78°Cに、第1ボートを275
℃、第2ボートを310℃にセットし、1×10’ T
orrの真空度で、まず第1ボートに通電し、Se−A
s層を約57μm蒸着した。ついで第2ボートにシーヤ
ッターしたまま8分間通電し、1.5時間シャッターを
開き、約3μrbSe−Te−As層を形成した。
このようにして得られた感光体を3日間暗放置したのち
、コロナ放電器および現像、クリーニング、除電部を有
する装置にセットし、300枚コピー枚数相当のサイク
ルをくり返し、帯電能改善処理をおこなった。これをサ
ンプルXとして各種電子写真特性を測定した。結果を表
1に示す。
〔効 果〕
本発明によればド記の効果がある。
■ 低コントラストでのハーフトーンの再現性がよく、
画像ムラが良くおさえられた、■ 3色重ね合せた時の
色再現性もオリジナルに近いコピーが得られる、 ■ 帯電が良いため高圧電源への負担が小さくなる、 ■ トナーフィルミングに対する余裕度が大きくなった
ため、画像ムラがほとんどなくなった、 ■ 高耐久の保護層を用いたため、従来の耐久性の10
倍以上になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図はTe濃度と光
感度との関係を示すグラフ、第3図はV−1特性を示す
グラフである。 1・・・導電性支持体  2・・・Se−As層3・・
・Se−Te−As層  4・・・中間層5−保護層 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体、Se−As系感光層、Se−Te
    −As系感光層、中間層および保護層で順次構成される
    アナログカラー対応の感光体において、中間層材料が表
    層からの電荷注入を阻止するブロッキング層を界面に形
    成するような材料である下記組成のシリコン樹脂である
    ことを特徴とする電子写真用感光体。 硅素および酸素の含有量が55〜86wt%炭素含有量
    が10〜30wt% 水素含有量が1〜10wt% 窒素含有量が3〜5wt%
  2. (2)中間層の膜厚が500〜5000Åである特許請
    求の範囲第(1)項記載の電子写真用感光体。
  3. (3)Se−Te−As層中のTe濃度が12〜25w
    t%である特許請求の範囲第(1)項記載の電子写真用
    感光体。
JP30748387A 1987-12-07 1987-12-07 電子写真用感光体 Pending JPH01149056A (ja)

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