JPH01148384A - ドライクリーニングの排水処理装置 - Google Patents

ドライクリーニングの排水処理装置

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JPH01148384A
JPH01148384A JP30459987A JP30459987A JPH01148384A JP H01148384 A JPH01148384 A JP H01148384A JP 30459987 A JP30459987 A JP 30459987A JP 30459987 A JP30459987 A JP 30459987A JP H01148384 A JPH01148384 A JP H01148384A
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JP
Japan
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tank
activated carbon
aeration
water
waste water
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JP30459987A
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English (en)
Inventor
Fukuji Obata
小幡 福治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテトラフルルエチレン、  1. 1. 1゜
トリクロルエタン、等の合成溶剤を用いて洗濯に関する
ものである。排水中の溶解溶剤を除去する方法としては
(1)排水を沸騰して溶剤を蒸発する、(2)活性炭を
通過して活性炭に吸着させる、(3)排水中に気泡を噴
出曝気して除去する、の三方法がある。この内(2)と
(3)について取り上げると、(2)は実施が楽である
が、排水中の溶解濃度が高いと活性炭が溶剤を吸着する
能力に限界があるから活性炭の交換を頻繁に行わなけれ
ばならず不経済となる。(3)は排水中に空気の泡を吹
き込む方法(以下曝気法と称す)で、空気を送り込むだ
けで消費は僅少の電力で済むが、目標値の0.IPに進
達するには長時間を要する。曝気泡で水中の溶剤を除去
する時の状態を第一図にて説明する。図中、縦軸は濃度
、横軸は曝気時間を示す。又、太い実線はバークールエ
チレンa度、破線は1. 1. 1、トリクロルエタン
の濃度を示す。例としてバークールエチレンだけを取り
上げて説明すると、曝気開始時にその濃度は245Fと
なっているが曝気が始まると急激に濃度は下降して15
分後には約6pと、40分の1になる。然しその後は濃
度の下降が鈍化して目標値の0.IPになるには70分
を要する。一方活性炭の性質として活性炭を毎分5〜2
0cmの流速にて水を通過させれば、水中の溶剤を吸着
する事が実験によって確かめられている。水中の溶解溶
剤の収容能力は活性炭重量の約30%であることから活
性炭寿命を長くするには、溶解濃度が希薄である事は望
ましい事である。そこで考えられることは先づ始めに曝
気法にて水中の大量の溶剤を除去してから活性炭にて残
りの溶剤を吸着せしめれば、短時間で目標濃度が得られ
る。しかも活性炭の水中より吸着する溶剤量は僅少であ
るので、その耐用寿命は長くなり結果的に排水汚染によ
る公害防止を経済的に行うことが出来る。
以下、実施例を第四図にて説明する。図中1は溶剤沈澱
槽、2は曝気槽、lと2は一体であるが仕切板3にて別
室に分けられている。lと2は孔5にて連通する。1の
沈澱槽は仕切板4にて底部を残して二基に分けられる。
又lの底部から沈澱した溶剤を外部に取り出す為の管6
が備えられておりその先は溶剤タンクに接続される。7
は機械よりの排水入口管。2の曝気槽には送気の為の管
8と2の底部からやや上に位置する気泡吹き出し発泡器
9がある。そして管lOは2の底部の近い所から立ち上
がり5の水平位置より低い所から外部に連通して排水を
外部に流し出す。11は活性炭吸着槽で仕切板12で底
部を残して二基に分けられる。11の内部には活性炭1
4がつめられている。13は水の排出口、15は排水受
は容器である。
ドライクリーニング機から排出された排水は7より入り
仕切板4に当たって下降して底の部分を通過する。その
際ドライクリーニング機内で分離しきれなかった溶剤を
底部に沈澱させながら上昇し5の位置に達する。この排
水は5を通って次室の曝気槽2へ流入する。2の曝気槽
には底に近い部分から吹き込まれた空気が9から吹き出
され無数の気泡が上昇しているので水は空気に曝され、
溶解溶剤を放出しながら下降して、排出管10の下の部
分に達する。この時水は大量の溶解溶剤を放出しており
初期濃度よりはるかに希薄されている。希薄された排水
は管10を通り、別室の活性炭槽11に流入する。排水
は11の左の室に入り下向して底部から上昇し右室に入
り上昇して排出口13に達し、そこから外部に排出され
る。排水は活性炭層14を毎分5〜20crnの流速で
通過中に溶解溶剤を活性炭に吸着されて、無溶剤水とな
る。なお2の曝気槽で排水が曝気に要する時間、即ち1
5分及び活性炭中の流速毎分5〜20crnになる為に
はあらかじめ機械から排出される水量に見合った大きさ
 4のものを選定すればよい。
以上の説明で水中の溶剤を除去する手段として曝気法と
活性炭吸着法を組み合わせて、最初高濃度の水を曝気に
よって、15分で6Pにし、その水を活性炭で吸着除去
すれば、短時間に而も希薄濃度であるから活性炭は長持
ちして経済的である事がわかるであろう。これを単純計
算ではあるが数字で表わすと次の様になる。先づ最初1
5分間曝気することにより溶剤濃度は、245Fから6
Fに下がる。即ち約1/40になるのである。活性炭の
吸着能力には限界があるので、若し原液の245Fをそ
のまま活性炭に吸着せしめる事と比較すれば、曝気した
水を吸着させた場合の活性炭は40倍の長期間使用出来
ると云う事になる。
以上述べた如く曝気槽と活性炭槽を組み合わせる事によ
り迅速にしかも経済的に水中の溶剤を除去する事が出来
、排水公害に大いなる効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す説明図である。 第一図・・・曝気による水中溶剤の除去例、第二図・・
・本発明の平面図、第三図・・・第二図の側面図、第四
図・・・第二図のA −A’の断面図、第四図中1・・
・沈澱槽、2・・・曝気槽、3・・・沈澱槽と曝気槽の
仕切り板、4・・・沈澱槽を二基に分ける仕切り板、5
・・・沈澱槽と曝気槽の連通孔、6・・・沈澱槽に沈澱
した溶剤の取り出し管、7・・・機械からの排水流入管
、8・・・曝気の為の送気管、9・・・曝気発泡器、1
0・・・曝気清水流出管、11・・・活性炭槽、12・
・・活性炭槽を二基に分ける仕切板、13・・・排水排
出管、14・・・活性炭、15・・・排水受は容器。 表1・・・第一図の実験要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  合成溶剤を用いるドライクリーニング機から連続して
    排出される、溶剤を溶解している排水を、底部に近い所
    から気泡を噴出する槽の上部より流入せしめ、槽の底部
    より立ち上がり外部に通過する管から溢出した水を活性
    炭槽を通過せしめて、曝気槽と活性炭槽を組み合わせて
    成る水中の溶解溶剤を除去する装置。
JP30459987A 1987-12-03 1987-12-03 ドライクリーニングの排水処理装置 Pending JPH01148384A (ja)

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Cited By (3)

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