JPS6017280Y2 - 汚水浄化装置 - Google Patents

汚水浄化装置

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JPS6017280Y2
JPS6017280Y2 JP1983034452U JP3445283U JPS6017280Y2 JP S6017280 Y2 JPS6017280 Y2 JP S6017280Y2 JP 1983034452 U JP1983034452 U JP 1983034452U JP 3445283 U JP3445283 U JP 3445283U JP S6017280 Y2 JPS6017280 Y2 JP S6017280Y2
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JP
Japan
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liquid
cylindrical member
oxygen
activated sludge
tank
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JP1983034452U
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JPS58166899U (ja
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孝章 田村
留好 尾沢
亘 伊藤
直毅 根岸
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財団法人工業開発研究所
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、生活排水のような汚水活性汚泥法にもとづ
いて浄化するための汚水浄化装置に関するものである。
活性汚泥法による最も一般的な汚水浄化装置では、たと
えば第1図に示すように、処理すべき汚水は、活性汚泥
が収容されているばつ気槽21に導入される。
このばつ気槽21内において、汚水と活性汚泥からなる
液体には、散気管22から空気が吹込まれ、活性汚泥法
中の微生物が汚水中のBODを生物学的に酸化するのに
必要な酸素の供給が行われる。
ばつ気を受けた液体は、つぎの最終沈殿槽23に移され
、ここでで一定時間にわたって滞留する間に、活性汚泥
が沈降する。
沈降した活性汚泥の一部は余剰汚泥として排出されるが
、残部は返送汚泥としてばつ気槽21に返送される。
また活性汚泥をほとんど含まない上澄液は処理水として
外部に取出される。
すなわち従来の装置では、ばつ気槽21内の液体から、
活性汚泥をほとんど含まない処理水を得るためには、活
性汚泥を沈降分離するための最終沈殿槽23が不可欠で
ある。
このため施設全体としての構成が複雑になり、また広大
な設置面積を必要とする。
さらに最終沈殿槽23内に滞留している間は活性汚泥に
酸素は供給されないので、活性汚泥の生物学的な活性が
低下し、したがって返送汚泥としてばつ気槽21に返送
されて酸素の供給を受けても、活性が回復するのに時間
がかかり、これがばつ気槽21内での汚水の滞留時間を
長くする原因ともなっている。
この考案は、活性汚泥法にもとづく汚水の浄化にあたっ
て、活性汚泥に対して充分な量の酸素を効果的に供給す
るとかできるとともに、最終沈殿を行わずに活性汚泥を
ほとんど含まない清澄な処理水を得ることが可能な汚水
浄化装置を提供することを目的としている。
以下にこの考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第2図の符号1は、処理すべき汚水と活性汚泥とを含む
液体を収容することができる処理槽を示す。
この処理槽1は、処理すべき汚水が一定時間にわたって
滞留する間に、その中に含まれているBOD物質を活性
汚泥の作用で生物学的に酸化させる処理を行うためのも
ので、内部の液体は、活性汚泥を多く含む汚泥液2aと
、その上方に位置する上澄液2bの2層に分離し、この
両者間に界面2が形成される。
また処理槽1の頂部には、処理槽1からオーバーフロー
した上澄液を受ける受器3が設けられ、この受器3から
糸路14を経て処理水が取出される。
この処処理水は1、必要に応じて滅菌処理されたのち放
流される。
また余剰汚泥は糸路4から取出されるようになっている
なお処理槽1の上部は原則として大気中に開放される。
一方、処理槽1内かれ液体を取出してこれに酸素を吸収
させ、再び処理槽1に戻すために酸素供給機構5が設け
られている。
この酸素供給機構5は、たとえば同心的に配置された一
対の筒状部材6および7を有する。
一方の、すなわち小径の筒状部材6の一端は、大径の筒
状部材7の底壁を貫通してその頂部近傍に達し、他端は
取出管8、および流入汚水の供給系路9に接続されてい
る。
取出管8は、処理槽1内の境界面2近傍で上方に向けて
開口する吸込管8aを有している。
また大径の筒状部材7は、その底部で返送管10に接続
され、この返送管10の先端は処理槽1の底部位置で下
方に向けて開口している。
さらに内側の筒状部材6の底部にはディフューザ11が
配置されている。
このディフューザ11は、酸素含有ガス供給パイプ12
の先端に取付けられていて、このパイプ12を経て供給
されたガスを筒状部材6内の液体中に小気泡の形態で吹
込むように働く、酸素含有ガスとして、この例では高濃
度酸素ガスが使用されているが、これは空気であっても
よい。
ディフューザ11から吹込まれた酸素含有ガス°は、筒
状部材6内の液体中に小気泡の形態で分散され、その中
に酸素を効果的に吸収させると同時に、この液体に湧昇
力を与える。
この湧昇力によって、液体は筒状部材6内を上昇し、そ
の周壁に形成された開口6aに達したのち、この間口6
aを通って筒状部材7内に移行する。
この開口6aの高さは、処理槽1の上縁よりもわずかに
上方の位置に設定され、したがってこの間の頭差により
、筒状部材7内の液体は、返送管10を通って処理槽1
内の底部に所定の流量で流入する。
また筒状部材6または7内で液体から分離したガスは、
排出系路13から排ガスとして系外に排出される。
なお酸素含有ガスが高濃度酸素ガスである場合には、液
体中を通過したガスはまだ多量の酸素を含有しているの
で、この酸素を有効に利用するために、排出系路13か
ら取出したガスの相当部分がブロワ15の作用でパイプ
12に戻される。
また筒状部材6内の液体に与えられた湧昇力は、取出管
8およびこれに連なる吸込管8aの内部を相対的に負圧
するので、吸込管8aの内部には、境界面2近傍の液体
が流入する。
この結果、処理槽1内の液体は、境介面の近傍から、吸
込管8a、取出管8、筒状部材6、筒状部材7、および
返送管10を経由して処理槽1に戻る経路を通って循環
し、この間に酸素の供給を受ける。
この際、返送管10は処理槽1の底部近傍位置で下方に
向けて開口されているので、酸素供給機構5からの返送
液は、処理槽1内で短絡流にならず、処理槽1内で確実
な処理が行われる。
さらに、取出管8も上方に向けて開口されているので、
上述の短絡流の防止はより効果的に行われる。
またこの循環液体中に供給系路9から流入汚水が供され
、この流入汚水の流量に見合った流量で処理槽1の上縁
をオーバーフローした上澄液が外部に処理水として取出
される。
処理槽1内では、返送管10から槽1内に戻された液体
が、これに吸収されている酸素によって活性汚泥を活性
化し、BOD物質の酸化が行われる。
そして処理槽1内を徐々に上昇し、その一部は吸込管8
a内に流入するが、残りの部分は境界面を越えてさらに
上昇したのち、処理槽1の上縁をオーバーフローする。
この処理槽1内における液体の流動は、わずかな頭差に
よって返送管10から徐々に流入する液体によって緩や
かに行われるので、汚泥液2aと上澄液2bとが境界面
2で相互に分離した状態が乱されることはない。
したがって処理槽1をオーバーフローした液体は、活性
汚泥粒子をほとんど含まない清澄なものとなる。
このことは、処理槽1から取出した液体から活性汚泥を
分離するための最終沈殿工程が不要であることを意味す
る。
しかも処理槽1内を上昇する液体は、活性汚泥粒子が密
集している汚泥液2a中を通過することになり、この間
に、上昇する液体中に混在している微細な活性汚泥粒子
が捕捉され、上澄液2bは著るしく清澄なものとなる。
なお第2図では吸込管8aは境界面2よりもわずかに下
方の位置に開口しているので、酸素供給機構5には活性
汚泥濃度の高い液体が供給される。
しかし吸込管8aを上澄液2b中に開口させて、活性汚
泥をほとんど含まない液体を酸素供給機構5に供給して
もよく、あるいは吸込管8aの一部を汚泥液2a中に、
残りを上澄液2b中に開口させることも可能である。
以上のようにこの考案による汚水浄化装置においては、
処理槽内に収容されている液体は、酸素の供給を受けた
のちに処理槽1の底部に緩やかに返送される。
したがって処理槽内では活性汚泥を多く含む汚泥液の上
方に上澄液が分離し、以後に活性汚泥を沈殿分離する必
要のない清澄な処理水を得ることがでる。
また上澄液から分離した汚泥液中に高い濃度で含まれて
いる活性汚泥粒子は、上方に向って流れる液体に同伴す
る微細な粒子を捕捉するフィルタとして働く。
さらにこの考案の装置では、活性汚泥が長時間にわたっ
て酸素の供給を断たれるということがない。
このため活性汚泥は常に強い活性を維持し、これによっ
て高い処理効率が遠戚される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の汚水浄化装置のフローダイヤグラム、第
2図はこの考案の一実施例による汚水浄化装置の概略的
縦断面図である。 1・・・・・・処理槽、2・・・境界面、2a・・・・
・・汚泥液、2b・・・・・・上澄液、5・・・・・・
酸素供給機構、8・・・・・・取出管、8a・・・・・
・吸込管、10・・・・・・返送管、11・・・・・・
ディフューザ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 処理すべき汚水と活性汚泥とを含む液体を、活性汚
    泥を多く含む汚泥液とその上方の上澄液とに分離した状
    態で収容する処理槽と、この処理槽内の液面よりも低い
    位置で一端が開口し、他端が酸素供給機構の下端に接続
    された取出管と、上記酸素供給機構が一端に接続され、
    他端が上記処理槽内の底部近傍位置で下向きに開口した
    返送管とを備え、上記酸素供給機構は、下端で上記返送
    管に接続された第1の筒状部材と、この第1の筒状部材
    内に挿入され、下端で上記取出管に接続された第2の筒
    状部材と、この第2の筒状部材の内部に設けられ、上記
    処理槽内の液体を上記取出管を介して上記第2の筒体内
    に吸込んで上記第2の筒状部材の上端から上記第1の筒
    状部材に移行させ、さらに上記返送管を介して上記処理
    槽に戻すとともに、この液体中に酸素を吸収させるのに
    必要な量の酸素含有ガスを吹込むディフューザとを有し
    、さらに上記処理槽には、新たな汚水の流入に応じて該
    処理槽の上縁をオーバーフローした上澄液を受ける受器
    が設けられていることを特徴とする汚水浄化装置。 2 上記処理槽に一端が開口された上記取出管の開口部
    は上方に向けられていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の汚水浄化装置。
JP1983034452U 1983-03-09 1983-03-09 汚水浄化装置 Expired JPS6017280Y2 (ja)

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JPS58166899U JPS58166899U (ja) 1983-11-07
JPS6017280Y2 true JPS6017280Y2 (ja) 1985-05-27

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