JPH067752A - 真空洗浄および乾燥装置における真空排気方法および真空排気装置 - Google Patents

真空洗浄および乾燥装置における真空排気方法および真空排気装置

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JPH067752A
JPH067752A JP19299092A JP19299092A JPH067752A JP H067752 A JPH067752 A JP H067752A JP 19299092 A JP19299092 A JP 19299092A JP 19299092 A JP19299092 A JP 19299092A JP H067752 A JPH067752 A JP H067752A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油系溶剤を使用して真空洗浄および真空乾
燥を行う装置において、その排気中から確実に石油系溶
剤のミストや蒸気を回収することのできる真空排気方法
および装置を提案すること。 【構成】 真空排気装置において、真空洗浄および乾
燥装置1から排出される石油系溶剤のミストや蒸気を含
む排気を、水封式真空ポンプ8を用いて吸引して石油系
溶剤のミストや蒸気を含む排気を封水に溶解あるいは混
合させた状態で回収している。これにより排気中の石油
系溶剤の濃度を低減できるので、安全であり、また大気
汚染を抑制することができる。封水は、気液分離槽11
に通しているので、排気中の石油系溶剤の濃度を更に低
減できる。さらには、気液分離槽11を通した後の封水
を油水分離機14に流すようしているので、効率良く石
油系溶剤を含む油分を分離回収できる。水封式真空ポン
プ8は空気エジェクタ7付きであり、メカニカルブース
タポンプがその前段側に接続してあるので、乾燥室1内
の真空度を高めて、ワークWの乾燥速度を早めることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、プラスチック部
品などのワークを石油系溶剤を用いて真空中で洗浄する
と共に洗浄後に真空中で乾燥させる洗浄および乾燥装置
に関するものである。さらに詳しくは、このような洗浄
および乾燥を行う装置からの排気に含まれる石油系溶剤
のミストや蒸気を除去するための真空排気方法に関する
ものである。
【0002】また、本発明は、このような真空排気方法
を適用した真空排気装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年、環境汚染を防止するために、ワー
ク洗浄乾燥装置においてはフロンレス化、トリエタンレ
ス化が推進されている。このために、環境汚染のおそれ
のない水洗浄方式を採用することも考えられるが、水洗
浄の場合には、排水設備、純水設備に費用が掛かるとい
う問題点がある。また、乾燥処理を迅速に行えないとい
う問題点もある。さらには、金属部品の洗浄を行う場合
には防錆対策も考慮しなければならないという問題点が
ある。したがって、フロン、トリエタンの代替洗浄剤と
して、イソパラフィン、ナフテンなどの石油系溶剤が着
目されている。このような石油系溶剤は大気中に排出さ
れても、フロン、トリエタンなどによって引き起こされ
る環境汚染のおそれはなく、しかも安価で洗浄力もあ
る。しかし、引火点が低いために安全性の問題と、沸点
が高いのでフロン、トリエタンと比べて乾燥性が悪いと
いう二つの問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】石油系溶剤を洗浄剤と
して使用する場合には、その安全性と乾燥性の問題を解
決するために、真空洗浄あるいは真空乾燥を行うことが
好ましい。何故ならば、第1に、真空容器は密閉構造に
なっていること、第2に、中の酸素濃度が低いこと、第
3に、中が負圧になっているので万一漏れがあったとし
ても石油系溶剤や溶剤蒸気が外部に漏れ出ることがない
こと、第4に、減圧下では石油系溶剤の沸点が下がり容
易に蒸発すること等の理由による。
【0005】ここで、真空にする場合、一般的に使用さ
れているロータリポンプを使用すると、そのオイル中に
石油系溶剤が混合して劣化してしまう。石油系溶剤はオ
イルフィルトレーションによって分離除去することが困
難である。したがって、適切な吸引排気手段を採用する
必要がある。また、洗浄あるいは乾燥装置からの排気中
に含まれる石油系溶剤のミストや蒸気をそのまま排出す
ると、石油系溶剤は引火しやすいので危険である。した
がって、排気から確実に石油系溶剤を除去する必要があ
る。
【0006】本発明の課題は、この点に鑑みて、石油系
溶剤を使用して真空洗浄および真空乾燥を行う装置にお
いて、石油系溶剤の吸引排気を行うのに適した吸引方法
を提案すると共に、その排気中から確実に石油系溶剤の
ミストや蒸気を回収することのできる真空排気方法を提
案することにある。また、本発明は、このような真空排
気方法を適用した真空排気装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の真空排気方法および装置においては、真
空洗浄および乾燥装置から排出される石油系溶剤のミス
トや蒸気を含む排気を、水封式真空ポンプあるいはドラ
イポンプを用いて吸引排出するようにしている。これら
のポンプを使用することにより、ロータリポンプを使用
している場合のようなオイル劣化という問題を解消する
ことができる。
【0008】また、本発明の真空排気方法および装置に
おいては、真空洗浄および乾燥装置から排出される石油
系溶剤のミストや蒸気を含む排気を、水封式真空ポンプ
を用いて吸引し、この水封式真空ポンプの吐出側から、
真空洗浄装置および真空乾燥装置から吸引した石油系溶
剤のミストや蒸気を含む排気を封水に溶解あるいは混合
させた状態で回収するようにしている。このように、石
油系溶剤のミストや蒸気を封水中に溶解、混合させるこ
とにより、排気中の石油系溶剤の濃度を低減できるの
で、安全であり、また大気汚染を抑制することができ
る。
【0009】ここに、封水を気液分離槽あるいはスクラ
バーに流すようにすれば、排気中の石油系溶剤の濃度を
更に低減できるので好ましい。
【0010】さらに、気液分離槽、スクラバーなどを通
した後の封水を油水分離機に流すようにすれば、効率良
く石油系溶剤および封水中の油分を分離回収できるので
好ましい。
【0011】また、このように排出された封水を油水分
離すれば、この封水を水封式真空ポンプに還流して再使
用できるので好ましい。
【0012】一方、上記の水封式真空ポンプに空気エジ
ェクタを取り付ければ、この真空ポンプによる吸引力が
高まり、乾燥室内の真空度を高めることができる。この
結果、真空乾燥速度が高まるので、石油系溶剤によって
洗浄された後のワークの真空乾燥を迅速に行うことがで
きる。これに加えて、メカニカルブースタポンプを、水
封式真空ポンプの前段側に接続すれば、さらに吸引力が
高まり、乾燥室内の真空度をさらに引き上げることがで
きるので、ワークの乾燥速度を早めることができる。
【0013】次に、ドライポンプを使用する場合も、こ
のドライポンプから吐出される石油系溶剤のミストや蒸
気を含む排気を液中に通して、この液に石油系溶剤のミ
ストや蒸気を溶解・混合させ、しかる後に外部に排出す
れば、排気中の石油系溶剤の濃度を低減できるので安全
であり、大気汚染を抑制できるので好ましい。更に、排
気を通した液を油水分離すれば、効率良く石油系溶剤を
分離回収できるので好ましい。
【0014】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1には本発明を適用した真空洗浄乾燥装
置の真空排気系を中心に示してある。図において、1は
真空洗浄室であり、上部に密閉可能な蓋1aが取付けら
れている。この真空洗浄室1には、供給管(図示せず)
を介して石油系溶剤を供給可能となっている。また、ワ
ーク搬送機構により、洗浄対象のワークWがこの中に設
置されるようになっている。洗浄時には、図に示すよう
に一定量の石油系溶剤2が貯留され、その中にワークW
が浸せきされる。
【0016】真空洗浄室1の上方の側面には、排気管3
が接続されている。この排気管3はバルブ4を介してメ
カニカルブースタポンプ5の吸引ポート5aに接続され
ている。メカニカルブースタポンプ5の吐出ポート5b
の側には排気管6が接続されており、この接続管6は空
気エジェクタ7を介して、水封式真空ポンプ8の吸引ポ
ート8aに接続されている。
【0017】水封式真空ポンプ8の吐出ポート8bの側
は、気水混合排水管9に接続されている。また、この水
封式真空ポンプ8には、不図示の封水供給機構によって
送水管10を介して封水が供給されるようになってい
る。気水混合排水管9の端9aは、気液分離槽11の貯
留水11a内に開口している。気液分離槽11の上端に
は、上方に延びる排気管12が接続されており、その側
面には、オーバーフロー管としての排水管13が接続さ
れている。排水管13は水平に延びた後に下方に向けて
延びて、油水分離機14の吸引口14aに接続してい
る。油水分離機14の排油出口14bは、油回収タンク
内に開口している。油分の取り除かれた水は排水出口1
4cから排出される。
【0018】このように構成した本例の真空排気装置に
おいて、図1に示すような洗浄中においては、水封式真
空ポンプ8およびメカニカルブースタポンプ5によっ
て、洗浄室1内に所定の真空状態が形成される。洗浄室
内から吸引された石油系溶剤のミストや蒸気を含む排気
は、水封式真空ポンプ8の吸引ポート8aから吸引され
た後は、そのポンプ室内に充填されている封水に溶解あ
るいは混合して、封水と共に、吐出ポート8bから気水
混合排水管9に吐出する。この気水混合排水管9を通っ
た後、封水は気液分離槽11内に貯留されている水11
a内に排出される。この気液分離槽11において、封水
中の石油系溶剤が水内に溶解あるいは混合して回収され
る。また、そこにふくまれている油分は分離して表面に
浮き上がってくる。石油系溶剤が充分に除去された後の
排気は、排気管12を通って大気中に排出される。
【0019】一方、気液分離槽11内の貯留水の表面に
浮いた油分はオーバーフロー水と共に排水管13を通っ
て排出される。この油水分離機14において、排出され
た水から、その中に含まれているいる石油系溶剤および
油分(洗浄滓)が回収される。回収された油分等は排出
口14bから回収タンク等に回収される。
【0020】ワークWの洗浄が終了した後は、例えば図
2に示すように、真空洗浄室1内の石油系溶剤を排出し
て、その中を真空状態に保持して真空乾燥を行う。この
場合においても、上述した洗浄時と同様にして、洗浄室
内からの排気に含まれる石油系溶剤のミストや蒸気が回
収される。
【0021】このように、本例の真空乾燥装置において
は、洗浄室1から排出された排気が水封式真空ポンプ8
で吸引されて、その封水内に排気中に含まれる石油系溶
剤のミストや蒸気が回収される。さらには、気液分離槽
11に封水を通しているので、ここにおいて封水中の石
油系溶剤が回収される。したがって、排気からは充分に
石油系溶剤が除去された後に大気中に排出される。
【0022】ここに、従来において使用されているロー
タリポンプ(油回転ポンプ)を真空洗浄室からの排気の
吸引手段として利用した場合には、石油系溶剤がロータ
リポンプのオイル内に混入して、オイルの劣化を引き起
こしてしまう。オイルフィルトレーションを行っても、
オイル内に混入した石油系溶剤を分離することは困難で
ある。しかし、本例のように水封式真空ポンプを使用し
た場合には、このような弊害は発生しないという利点が
ある。
【0023】また、本例においては、水封式ポンプ8と
して空気エジェクタ付きのものを使用し、さらに、その
前段側にメカニカルブースタポンプ5を接続している。
水封式ポンプ8単独で使用した場合には、真空度は約2
0乃至30Torrであるが、空気エジェクタを付けた
場合には、それを約10Torrまでに上げることがで
き、さらに、メカニカルブースタポンプを接続した場合
には、それを1Torr程度まで上げることができる。
したがって、本例によれば、真空洗浄乾燥室の真空度を
高めることができるので、乾燥速度を格段に早めること
ができる。
【0024】なお、本例においては、空気エジェクタ7
およびメカニカルブースタポンプ5を取り付けてある
が、これらを省略した場合においても、乾燥速度の点で
は若干劣るものの、洗浄室からの排気からの石油系溶剤
のミストや蒸気の回収を効率良く行うことはできる。図
3には、これらの双方を省略した例を示してあり、図4
には、メカニカルブースタポンプを省略した例を示して
ある。これらの図において、図1と対応する部分には同
一の符号を付してある。
【0025】次に、図5、6、7、8には、図1の実施
例に対して、気液分離槽11内の貯留水11aを水封式
真空ポンプ8の封水として還流させるための循環系を付
設した例を示してある。
【0026】図5に示す例においては、気液分離槽11
の底に、封水の送水管10の元端を接続し、この送水管
10に送水ポンプ21を介挿した構成を採用している。
この場合には、気液分離槽11内の貯留水11aの温度
を冷却するためのクーラーユニット22を取り付ける必
要がある。このように冷却しないと、水温の上昇に起因
して水封式真空ポンプ8により形成される真空度が低下
してしまうからである。このように封水を循環させるこ
とにより、封水を節約することができる。
【0027】図6の実施例においては、気液分離槽11
内の水を一部循環させると共に、新たな水を別途供給す
ることにより、クーラーユニットを用いることなく循環
水の冷却を行うように構成したものである。すなわち、
本例においては、流量調整バルブ31を、送水管10に
おける送水ポンプ21と水封式真空ポンプ8との間に介
挿してある。さらに、送水管10の流量調整バルブ31
と水封式真空ポンプ8の間に、給水管32を合流させて
ある。この給水管32は流量調整バルブ33を介して、
給水タンク(図示せず)の側に接続されている。双方の
流量調整バルブ31、33を調整することによって、循
環水と新たに供給される水の割合を調整できる。
【0028】図7に示す実施例は、図5に示す実施例の
変形例である。本例では、送水管10に油水分離機41
を挿入してあり、循環する水から油分を分離して回収で
きるようになっている。
【0029】図8に示す実施例は、図6に示す実施例の
変形例であり、送水管10に油水分離機51を挿入して
あり、循環する水から油分を分離して回収できるように
なっている。
【0030】次に、図9から図13には、図1に示す実
施例において、気液分離槽11における回収効率を高め
るための手段を講じた例を示してある。
【0031】先ず図9および図10に示す実施例では、
気液混合排水管9の先端9aに対して、貯留水内におい
てほぼ水平に延びる四又状のパイプ61を接続し、この
パイプ61の各分岐管の周面に小孔あるいはノズル61
aを多数形成した構成を採用している。このようにする
と、気水混合排水管9を介して排出される気液は、パイ
プ61のノズル61aから吐出されるので、気液中の気
体が微細な泡の状態で貯留水11a内に噴出する。した
がって、気水内の気体が貯留水11aに対して効率良く
バブリング混合される。よって、ここでの石油系溶剤の
回収効率を向上でき、ここから排出される気体中の石油
系溶剤の濃度を低減することができる。
【0032】図11に示す実施例では、ノズル付きパイ
プ61の代わりに、フェルトあるいはスポンジ、樹脂、
ガラス、セラミック等の素材から形成した多孔質板71
を、気水混合排水管9の先端9aに接続した構成を採用
している。本例の場合は図9に示す例より細かな気泡を
発生させることができるので、効率良くバブリング混合
を行うことができる。よって、気液分離槽11から排出
される気体中の石油系溶剤の濃度をさらに低減すること
ができる。
【0033】図12に示す実施例では、気水混合排水管
9の途中に、攪拌機、ミキサーあるいはポンプ(羽根
車)等の液体攪拌機構81を挿入した構成を採用してい
る。このようにすると、気液分離槽11に供給される気
液がここで攪拌されて、気体と液体との混合が促進され
ると共に、気体が微細な泡状態となって、気液分離槽1
1内に供給される。よって、気液分離槽11内で効率良
くバブリング混合が行われて、石油系溶剤の回収が効率
良く行われる。
【0034】図13に示す実施例では、気液分離槽11
の貯留水11a内に、洗剤タンク91から定量吐出機9
2および洗剤供給管93を介して界面活性剤を含む洗剤
を供給するようにしている。このようにすると、貯留水
内において、洗剤の界面活性剤の作用により、ここに排
出された封水内の石油系溶剤が乳化分散される。したが
って、気液分離槽11から排出される気体の石油系溶剤
の濃度を低減することができる。本例の場合には、気液
分離槽11からのオーバーフロー水の油水分離はできな
いので、排水管13から排出される洗剤および石油系溶
剤等を含む水はそのまま外部に排出、あるいは所定の回
収タンクに回収されることになる。
【0035】なお、図12に示す攪拌機構を、図9ある
いは図11に示す実施例に付加した構成を採用すれば、
より効率的に石油系溶剤の回収を行うことができる。ま
た、図13に示す洗剤供給機構を、図9、図11あるい
は図12に示す実施例に付加してもよい。さらには、図
9、図11に示す実施例に対して、図12の攪拌機構お
よび図13の洗剤供給機構の双方を付加した構成を採用
することもできる。
【0036】次に、図14は、気液分離槽11の代わり
に、スクラバーおよび油水分離機を用いて封水中から石
油系溶剤および油分の回収を行う構成を有する実施例を
示してある。図に示すように、水封式真空ポンプ8から
気水混合排水管9を介して排出される封水をスクラバー
101に通すようにしている。さらに、このスクラバー
101から排出される排水を油水分離機102に通し
て、排水中から石油系溶剤および油分を回収するように
している。
【0037】一方、図15および図16に示す実施例
は、封水を直接に油水分離機に通して、ここで、封水に
含まれる気体、油分を分離するようにしている。図15
に示すように、水封式真空ポンプ8から気水混合排水管
9を介して排出される封水を油水分離機111に通すよ
うにしている。この油水分離機111において、封水中
の気体および石油系溶剤を含む油分がそれぞれ分離され
る。気体および油分が除去された封水は、排水管112
および送水ポンプ113を介して送水管10に供給され
る。送水管10には熱交換器114が挿入されており、
ここを介して冷却された封水が水封式真空ポンプ8に還
流するようになっている。
【0038】図16には油水分離器111の一例を示し
てある。ここに示す例はコアレッサー方式の分離機であ
り、そのタンク内に超極細繊維構造をしたコアレッサー
カートリッジ111aが設置されており、この中に、水
封式真空ポンプ8から吐出された封水を圧入するように
なっている。このコアレッサーカートリッジを通過する
間に、封水中に含まれる石油系溶剤を含む油分が分離さ
れて、貯留水111bの表面に浮上する。表面に浮上し
た油分は排油管111cおよび排油バルブ111dを介
して回収される。また、封水中に含まれている気体は、
タンク上端に開けた排気管111eから大気中に排出さ
れる。このように気体および油分が分離された後の封水
は、タンク下端に開けた排水管112から排出される。
【0039】なお、以上説明した各実施例において使用
する油水分離機としては、上記のコアレッサー方式のも
のの他に、親油性ポリマー等から形成した吸着シート、
樹脂あるいは活性炭等の吸着剤、比重差分離方式のもの
など、各種の形式の油水分離機を採用することができ
る。
【0040】また、上記の各実施例においては、真空洗
浄室を真空にするための手段として水封式真空ポンプを
利用しているが、この代わりにドライポンプを使用する
こともできる。この場合には、ドライポンプからの排気
から確実に石油系溶剤のミストや蒸気を回収するための
回収機構として、図9、図11、図13、図14の手段
を用いて、石油系溶剤のミストや蒸気を水に溶解、分離
させて、回収すると共に、排気中に含まれる石油系溶剤
の濃度を低減している。
【0041】なお、上記の各実施例においては洗浄剤と
して石油系溶剤を使用した場合について説明している。
しかし、その他の可燃性溶剤、例えばアルコール、アセ
トン、シリコン系溶剤、テルペン系溶剤を使用した場合
においても、上記各実施例と同様な手段を用いて、真空
ポンプの排気に含まれている溶剤ガスの濃度を低減する
ことができる。特に、アルコールやアセトンのように水
溶性の溶剤の場合には、水に良く溶解するので回収効率
がかなり高い。ここに、これらの溶剤と水との分離は膜
分離で行う。これに対して、シリコン系溶剤やテルペン
系溶剤は水に溶解しないので、上記の各実施例の油水分
離機やデカンターによる比重差分離により、排水中から
の溶剤の回収を行う。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真空排気
方法および装置においては、真空洗浄および乾燥装置か
ら排出される石油系溶剤を含む排気を、水封式真空ポン
プあるいはドライポンプを用いて吸引して排出するよう
にしている。したがって、従来のようにロータリポンプ
を使用する場合のように、そのオイル中に石油系溶剤が
混合して劣化してしまうという弊害を解消できる。
【0043】また、水封式真空ポンプを採用した場合に
は、この水封式真空ポンプの吐出側から、真空洗浄装置
および真空乾燥装置から吸引した石油系溶剤のミストや
蒸気を含む排気を封水に溶解あるいは混合させた状態で
回収できる。このように、石油系溶剤を封水中に溶解、
混合させることにより、排気中の石油系溶剤の濃度を低
減できるので、安全であり、また大気汚染を抑制するこ
とができる。
【0044】さらに、封水を気液分離槽あるいはスクラ
バーに流すようにすれば、排気中の石油系溶剤濃度を更
に低減できる。
【0045】さらにまた、気液分離槽、スクラバーなど
を通した後の封水を油水分離機に流すようにすれば、効
率良く石油系溶剤および封水中の油分を分離回収するこ
とができる。
【0046】また、油水分離された後の封水を還流させ
るようにすれば、封水を節約することができる。
【0047】一方、上記の水封式真空ポンプに空気エジ
ェクタを取り付ければ、この真空ポンプによる吸引力が
高まり、乾燥室内の真空度を高めることができる。この
結果、真空乾燥速度が高まるので、石油系溶剤によって
洗浄された後のワークの真空乾燥を迅速に行うことがで
きる。これに加えて、メカニカルブースタポンプを、水
封式真空ポンプの前段側に接続すれば、さらに吸引力が
高まり、乾燥室内の真空度をさらに引き上げることがで
きるので、ワークの乾燥速度を早めることができる。
【0048】ドライポンプを使用する場合にも、このド
ライポンプから吐出される石油系溶剤のミストや蒸気を
含む排気を液中に通して、この液に石油系溶剤のミスト
や蒸気を溶解・混合させ、しかる後に外部に排出すれ
ば、排気中の石油系溶剤の濃度を低減できるので安全で
あり、大気汚染を抑制できるので好ましい。更に、排気
を通した液を油水分離すれば、効率良く石油系溶剤を分
離回収できるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用した真空洗浄および乾燥装
置における真空排気系を中心に示す概略構成図である。
【図2】図1の装置における真空乾燥時の状態を示す概
略構成図である。
【図3】図1の装置から空気エジャクタおよびメカニカ
ルブースタポンプを省略した場合の例を示す概略部分構
成図である。
【図4】図1の装置からメカニカルブースタポンプを省
略した場合の例を示す概略部分構成図である。
【図5】図1に示す装置に対して封水の循環機構を付設
した場合の例を示す概略部分構成図である。
【図6】図1に示す装置に対して封水の一部循環機構を
付設した場合の例を示す概略部分構成図である。
【図7】図5に示す装置に対して油水分離機構を付設し
た場合の例を示す概略部分構成図である。
【図8】図6に示す装置に対して油水分離機構を付設し
た場合の例を示す概略部分構成図である。
【図9】図1に示す装置における気液分離槽でのバブリ
ング混合を促進するためのノズル付きパイプを付設した
場合の例を示す概略部分構成図である。
【図10】図9の装置におけるノズル付きパイプを取り
出して示す部分斜視図である。
【図11】図1に示す装置における気液分離槽でのバブ
リング混合を促進するための多孔質板を付設した場合の
例を示す概略部分構成図である。
【図12】図1に示す装置における気液分離槽でのバブ
リング混合を促進するための攪拌機構を付設した場合の
例を示す概略部分構成図である。
【図13】図1に示す装置における気液分離槽でのバブ
リング混合を促進するために洗浄剤供給機構を付設した
場合の例を示す概略部分構成図である。
【図14】図1の示す装置における気液分離槽の代わり
にスクラバーを用いた例を示す概略部分構成図である。
【図15】図1の示す装置における気液分離槽の代わり
に油水分離機を用いた例を示す概略部分構成図である。
【図16】図15の油水分離機の一例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1・・・真空洗浄(乾燥)室 2・・・石油系溶剤 3・・・排出管 5・・・メカニカルブースターポンプ 7・・・空気エジェクタ 8・・・水封式真空ポンプ 9・・・気水混合排水管 10・・・送水管 11・・・気液分離装置 12・・・排気管 13・・・排水管 14、41、51、102、111・・・油水分離機 21、113・・・送水ポンプ 22・・・クーラーユニット 61・・・ノズル付きパイプ 71・・・多孔質板 81・・・攪拌機構 91・・・洗剤タンク 92・・・定量吐出機 93・・・洗剤供給管 114・・・熱交換機 W・・・ワーク

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油系溶剤等の可燃性溶剤を使用してワ
    ークの洗浄および乾燥を行う真空洗浄および乾燥装置の
    真空排気方法であって、真空洗浄および乾燥装置から排
    出される可燃性溶剤のミストや蒸気を含む排気を、水封
    式真空ポンプおよびドライポンプのいずれか一方を用い
    て吸引して排出することを特徴とする真空洗浄および乾
    燥装置における真空排気方法。
  2. 【請求項2】 石油系溶剤を使用してワークの洗浄およ
    び乾燥を行う真空洗浄および乾燥装置の真空排気方法で
    あって、真空洗浄および乾燥装置から排出される石油系
    溶剤のミストや蒸気を含む排気を、水封式真空ポンプを
    用いて吸引し、この水封式真空ポンプの吐出側から、前
    記真空洗浄装置および真空乾燥装置から吸引した石油系
    溶剤のミストや蒸気を含む排気を封水に溶解あるいは混
    合させた状態で回収することを特徴とする真空洗浄およ
    び乾燥装置における真空排気方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記水封式ポンプか
    ら吐出される石油系溶剤を含む封水を液中に通し、この
    液を介して得られる排気を外部に排出することを特徴と
    する真空排気方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記の封水を通した
    液を油水分離して、この液中の油分および石油系溶剤を
    除去した後に外部に排出することを特徴とする真空排気
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記水封式ポンプか
    ら吐出される石油系溶剤を含む封水を油水分離して、こ
    の液中の油分および石油系溶剤を除去した後に外部に排
    出することを特徴とする真空排気方法。
  6. 【請求項6】 請求項3または4において、前記液の少
    なくも一部を前記水封式真空ポンプの封水として再使用
    することを特徴とする真空排気方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、油水分離した後の封
    水の少なくとも一部を還流させることを特徴とする真空
    排気方法。
  8. 【請求項8】 石油系溶剤を使用して金属、プラスチッ
    ク部品などのワークの洗浄および乾燥を行う真空洗浄お
    よび乾燥装置の真空排気装置であって、真空洗浄および
    乾燥装置から排出される石油系溶剤のミストや蒸気を含
    む排気を排出するための排気管が、水封式真空ポンプの
    吸引側に接続して、この水封式真空ポンプの吐出側か
    ら、前記真空洗浄装置および真空乾燥装置から吸引した
    石油系溶剤のミストや蒸気を含む排気を封水に溶解ある
    いは混合させた状態で回収することを特徴とする真空洗
    浄および乾燥装置における真空排気装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記水封式真空ポン
    プは空気エジェクタ付きのものであることを特徴とする
    真空排気装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記真空洗浄およ
    び乾燥装置の排出側と前記水封式真空ポンプの吸引側と
    の間に配置されたメカニカルブースターポンプを有する
    ことを特徴とする真空排気装置。
  11. 【請求項11】 請求項8、9、10のいずれかの項に
    おいて、前記水封式真空ポンプから吐出される封水が供
    給される気液分離槽を有し、真空ポンプから吐出される
    封水が前記気液分離槽の貯留水内に排出されることを特
    徴とする真空排気装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記気液分離槽
    の液の少なくとも一部分を封水として前記水封式真空ポ
    ンプに還流させる還流手段を有していることを特徴とす
    る真空排気装置。
  13. 【請求項13】 請求項8、9、10のいずれかの項に
    おいて、前記水封式真空ポンプから吐出される封水が供
    給されるスクラバーを有していることを特徴とする真空
    排気装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記スクラバー
    の流出液の少なくとも一部分を封水として前記水封式真
    空ポンプに還流させる還流手段を有していることを特徴
    とする真空排気装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記気液分離槽
    の液および前記スクラバーからの流出液が供給される油
    水分離機を有することを特徴とする真空排気装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記油水分離機
    の流出液の少なくとも一部分を封水として前記水封式真
    空ポンプに還流させる還流手段を有していることを特徴
    とする真空排気装置。
  17. 【請求項17】 請求項8、9、10のいずれかの項に
    おいて、前記水封式真空ポンプから吐出される封水が供
    給される油水分離機を有することを特徴とする真空排気
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記油水分離機
    の流出液の少なくとも一部分を封水として前記水封式真
    空ポンプに還流させる還流手段を有していることを特徴
    とする真空排気装置。
  19. 【請求項19】 石油系溶剤を使用してワークの洗浄お
    よび乾燥を行う真空洗浄および乾燥装置の真空排気方法
    であって、真空洗浄および乾燥装置から排出される石油
    系溶剤のミストや蒸気を含む排気を、ドライポンプを用
    いて吸引し、このドライポンプから吐出される石油系溶
    剤のミストや蒸気を含む排気を液中に通し、この液を介
    して得られる排気を外部に排出することを特徴とする真
    空洗浄および乾燥装置における真空排気方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記の排気を通
    した液を油水分離して、この液中に含まれる油分および
    石油系溶剤を除去することを特徴とする真空洗浄および
    乾燥装置における真空排気方法。
  21. 【請求項21】 石油系溶剤を使用して金属、プラスチ
    ック部品などのワークの洗浄および乾燥を行う真空洗浄
    および乾燥装置の真空排気装置であって、真空洗浄およ
    び乾燥装置から排出される石油系溶剤のミストや蒸気を
    含む排気を排出するための排気管が、ドライポンプの吸
    引側に接続され、このドライポンプの吐出側は、液中を
    介して外部に開放されている排気系に接続されているこ
    とを特徴とする真空洗浄および乾燥装置における真空排
    気装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記液を油水分
    離して油分を外部に排出する油水分離機を有しているこ
    とを特徴とする真空洗浄および乾燥装置における真空排
    気装置。
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