JP2008229522A - 水溶液浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡性の水溶液に対して、マイクロバブルを使用した浮上分離法を適用して混入物を分離するようにしても、多量の泡を迅速・簡便に破泡して消す。
【解決手段】分離槽110に貯溜される水溶液Wは界面活性剤を含んでおり、マイクロバブルを注入すると、マイクロバブルのみならず大径の泡も発生し、液面上にはマイクロバブルを含んだ多量の泡Bが生ずる。β方向に回転する回転ドラム131は、加熱ヒータ132により加熱されており、泡Bは加熱された回転ドラム131に接触すると瞬時に破泡して消える。混入物が付着した泡Bが破泡すると、混入物が回転ドラム131に付着し、付着した混入物は剥離プレート133にて剥離される。この結果、多量に発生した泡Bを迅速に消しつつ、混入物が付着した泡Bに含まれている混入物を取り出し、水溶液Wを浄化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水溶液浄化装置に関するものである。
本発明では、発泡性の水溶液に対して、微細気泡を利用した浮上分離法により混入物の分離をする際に、液面に浮上した多量の泡を、加熱した移動体(回転ドラム等)に接触させることにより、この多量の泡を迅速・簡易に破泡して消しつつ混入物の除去・回収ができるように工夫したものである。
なお、本願において、「発泡性の水溶液」とは、界面活性剤や洗剤や石鹸や洗浄剤などが混入しているため、液中に気泡を注入すると多量の泡が発生する液体をいう、と定義して用いる。
また本願において、「混入物」とは、上記の水溶液中に混入して水溶液中に浮遊する、油や粉塵や金属粉や砥粒や繊維片などの物をいう、と定義して用いる。
油や粉塵や金属粉や砥粒や繊維片などの混入物が混入した水溶液から、混入物を分離する手法として、微細気泡を利用した浮上分離法がある。
この浮上分離法を利用した水溶液浄化装置の従来例を、図6を参照して説明する。
図6に示すように、分離槽1内には、水溶液2が貯溜される。この水溶液2は、水に混入物(油や粉塵や金属粉や砥粒や繊維片など)が混入したものである。なお、この水溶液2は、界面活性剤等を含まない液体である。つまり、発泡性の水溶液ではない。
液配管3は、その入口端3aが分離槽1に接続され、その出口端3bが分離槽1の内部に挿入されている。このため、液配管3は、分離槽1内に貯溜されている水溶液2を循環流通させる循環流通配管となっている。
液配管3には、ポンプ4とマイクロバブル発生器5が介装されている。ポンプ4が作動すると、分離槽1内の水溶液2は、入口端3aから液配管3内に吸引され、液配管3内を矢印A方向に沿い流通し、出口端3bから分離槽1内に吐出される。
このとき、マイクロバルブ発生器5は、マイクロバブル(直径が数μm〜数百μmの気泡)を発生する。したがって、マイクロバブルが混入した水溶液2が出口端3bから分離槽1内に供給される。
分離槽1内の水溶液2中に供給されたマイクロバブルは、水溶液2内においてゆっくりとした速度で上昇していく。このとき、水溶液2中に混入している混入物がマイクロバブルに付着する。そして、混入物が付着したマイクロバブルは上昇していき、液面2aの上に浮上する。
液面2a上のマイクロバブル(混入物を含むマイクロバブル)を、分離槽1外に取り出すことにより、混入物を排出すること、即ち、水溶液2から混入物を分離除去することができる。
なおマイクロバブルは、一般的にマイナスに帯電しているため、プラスに帯電している混入物と、良く結びつく性質を有している。
また、マイクロバブル同士は、同じ帯電極性となっているため、マイクロバブル濃度が濃くても、マイクロバブル同士が結合して成長することはないという特性を有している。
更に、マイクロバブルは微細であるため、単位体積あたりに多量のマイクロバブルを注入することができ、単位体積あたりにおけるマイクロバブルの総表面積が広く、混入物が付着し易いという特性を有している。
ところで、界面活性剤等を含む洗浄液は、洗浄処理をした後に、混入物を除去して、再使用している。
このような界面活性剤等を含む水溶液(洗浄液等)の中から、混入物を除去するには、従来では、沈殿分離法が取られていた。
沈殿分離法では、混入物が含まれている界面活性剤等を含む水溶液を、タンク等に注入して例えば1週間程度静置しておき、混入物が沈殿したら上澄み部分の液を静かに取り出している。
そして、このようにして取り出した上澄み部分の水溶液(洗浄液)を、再使用して洗浄作業に使用している。
特開2007−38195 特開2007−44635
ところで、上述した沈殿分離法では、混入物を分離するのに長い時間がかかるという問題があった。
また、界面活性剤を含む水溶液は、図6に示すような水溶液浄化装置で処理することは出来なかった。
仮に、図6に示すような水溶液浄化装置により、界面活性剤を含む水溶液を処理した場合には、分離槽1内にマイクロバブルを吹き込むと、界面活性剤の作用により大径の泡も同時に多量に発生してしまい、このような泡が液面2a上に盛り上がり、更には分離槽1の外にも溢れ出して、床面が泡だらけになってしまい、使い物にならない状態になる。
しかも、この泡は、マイクロバブルを含むため、なかなか破泡しない。
したがって、界面活性剤等を含む水溶液、つまり発泡性の水溶液から混合物を分離除去するのに、マイクロバブル等の気泡を使う浮上分離法により処理することは、この技術分野の技術者にとって非常識なこととされていた。
本発明は上記従来技術に鑑み、発泡性の水溶液に対して、微細気泡(マイクロバブル)を利用した浮上分離法を用いて分離処理をしても、大量に発生した泡を迅速・簡単に破泡して消しつつ混入物の除去・回収ができる水溶液浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の水溶液浄化装置の構成は、
混入物が混入した発泡性の水溶液が貯溜される分離槽と、
前記分離槽に貯溜された前記水溶液に微細気泡を供給する微細気泡発生機構と、
前記分離槽に貯溜された水溶液の液面に浮上した泡を破泡しつつ、破泡した泡に含まれている混入物を前記分離槽の外に取り出す混入物取出機構と、
を備えた水溶液浄化装置であって、
前記混入物取出機構は、
前記分離槽に貯溜された前記水溶液の液中から液面上方空間に移動して再び前記液中に移動する移動面を有する移動体と、
前記移動体を加熱する加熱手段と、
前記移動体の移動面のうち前記液面上方空間に占位する面に付着している混入物を取り外して、前記分離槽の外に取り出す混入物取出部材とを有していることを特徴とする。
また本発明の水溶液浄化装置の構成は、
混入物が混入した発泡性の水溶液が貯溜される分離槽と、
前記水溶液に微細気泡を混入して、微細気泡が混入した水溶液を前記分離槽に供給する微細気泡発生機構と、
前記分離槽に貯溜された水溶液の液面に浮上した泡を破泡しつつ、破泡した泡に含まれている混入物を前記分離槽の外に取り出す混入物取出機構と、
を備えた水溶液浄化装置であって、
前記混入物取出機構は、
周面のうち下側部分が、前記分離槽に貯溜された水溶液に浸漬した状態で、回転軸回りに周面が回転する回転ドラムと、
前記回転ドラムを加熱する加熱手段と、
前記回転ドラムの周面のうち前記液面上方空間に占位する面に付着している混入物を取り外して、前記分離槽の外に取り出す混入物取出部材とを有していることを特徴とする。
また本発明の水溶液浄化装置の構成は、
前記加熱手段は、前記回転ドラム内に挿入される電気ヒータであること、または、
前記加熱手段は、前記回転ドラム内に蒸気を流通させる蒸気供給手段であること、または、
前記加熱手段は、前記回転ドラム内に加熱流体を流通させる加熱流体供給手段であることを特徴とする。
また本発明の無排水洗浄システムの構成は、
上記何れかの水溶液浄化装置と、
ケーシングと、このケーシング内に配置されており発泡性の水溶液が供給されるとこの水溶液を噴射する噴射手段と、噴射手段から噴射されて落下してくる前記水溶液に対してケーシング外の空気を吹き付けると共に吹き付けた空気をケーシング外に排出する空気吹き付け・排出手段とからなり、ケーシング底部に溜まった前記水溶液を前記水溶液浄化装置に供給する低温蒸発器と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、混入物取出機構の移動体(回転ドラム)を加熱手段により加熱しているため、発泡性の水溶液にマイクロバブルを供給して発生した多量の泡は、移動体に接触することで瞬時に破泡して消えてしまう。
このため、発泡性の水溶液に対して、マイクロバブルを使用した浮上分離法を適用して混入物を分離するようにしても、多量の泡を迅速・簡便に破泡して消すことができ、発泡性の水溶液の分離浄化を迅速に行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る水溶液浄化装置100を正面側から見た断面図であり、図2はその平面図である。
図1及び図2に示すように、実施例1に係る水溶液浄化装置100は、分離槽110と、微細気泡発生機構120と、混入物取出機構130を主要部材として構成されている。
分離槽110には、原水供給パイプ111を通して、原水槽(図示省略)から、水溶液Wが供給される。この水溶液Wは、界面活性剤が含まれた発泡性の水溶液であり、油や粉塵等の混入物が混入している。この水溶液Wとしては、例えば、アルカリ洗浄液などがある。
分離槽110には、排水パイプ112が接続されている。排水パイプ112は、その入口端112aが分離槽110の側壁面のうち、下側で且つ一方側(図1では右側)に接続されている。この排水パイプ112は、入口端112aから水平方向に伸びた後、鉛直方向に一旦上昇してから水平に伸びてその後に下降する状態で折り曲げ配置されている。そして、水平部(頂部)112bには、上端面が開口した大気開放パイプ113が接続されている。
したがって、原水供給パイプ111から、分離槽110内に水溶液Wを供給していくと、水溶液Wが分離槽110内に貯溜され、貯溜された水溶液Wは、排水パイプ112を介して排出される。
しかも、排水パイプ112の水平部112bが、大気開放パイプ113を介して大気開放されているため、排水パイプ112の水平部112bの高さ位置が、分離槽110内に貯溜された水溶液Wの液面高さとなる。即ち、分離槽110内に貯溜される水溶液Wの液面高さが一定(水平部112bの高さ位置と一致した高さ位置)となる。
微細気泡発生機構120は、ポンプ121と、このポンプ121を回転駆動するモータ122と、マイクロバブル発生器123と、吸引パイプ124と、吐出パイプ125と、液中シャワー126とで構成されている。
吸引パイプ124は、その入口端124aが、分離槽110内において下側で且つ一方側(図1では右側)に配置されており、分離槽110内の水溶液Wをポンプ121に供給するものである。
また、液中シャワー126は、分離槽110内において上側で且つ他方側(図1では左側)に配置されており、水溶液W中に位置している。しかも、この液中シャワー126の噴射孔は、分離槽110の他方側(図1では右側:後述する回転ドラム131が配置されている側)に対向する状態で配置されている。
吐出パイプ125は、マイクロバブル発生器123と液中シャワー126とを接続している。
モータ122によりポンプ121を回転駆動すると、分離槽110内に貯溜されている水溶液Wが吸引パイプ124を介してポンプ121に吸引され、更にマイクロバブル発生器123を通過する。マイクロバブル発生器123は、マイクロバブルを発生させ、この発生したマイクロバブルを、吸引した水溶液W中に混入する。マイクロバブルが混入した水溶液Wは吐出パイプ125を経て液中シャワー126に送られ、液中シャワー126から分離槽110の他方側(図1では右側:つまり回転ドラム131が配置されている側)に向けて液中にて噴射される。
このようにしてマイクロバブルが混入した水溶液Wを分離槽110内に供給すると、つまり、分離槽110内に貯溜した水溶液W中にマイクロバブルを供給すると、マイクロバブルは分離槽110内の水溶液W中に分散する。
なお、液中シャワー126から回転ドラム131側に向けて、マイクロバブルを含む水溶液Wを噴射すると共に、分離槽111の下側で且つ一方側(図1では右側)から、排水パイプ112および吸引パイプ124により水溶液Wを排出・吸引するため、分離槽111内に貯溜された水溶液W(特に液面近くの水溶液)には液中シャワー126から回転ドラム131に向かう流れαが発生する。
なお、マイクロバブル発生器123としては、旋回流型やキャビテーション型や多孔質型など各種のタイプのものがあるが、どのようなものであってもよい。
なお、旋回流型とは、円筒状の本体に接線方向に液体を圧入し、内部に旋回流を発生させ、軸方向より空気を自吸し、マイクロバブルを発生するタイプである。
キャビテーション型とは空気と水を同時に遠心ポンプに送り込み、キャビテーションを形成しマイクロバブルを発生するタイプである。
多孔質型とは多孔質フィルタをガス分散器としてガス出口に取り付け、ガスを圧入してマイクロバブルを発生するタイプである。
混入物取出機構130は、中空の回転ドラム131と、加熱手段である電気ヒータ132と、剥離プレート133と、回収ケース134と、モータ135と、チェーンとスプロケットによる回転伝達機構136とで構成されている。
回転ドラム131は、その両端が回転軸受131a,131bにより回転自在に分離槽110に支持されている。しかも、一方の回転軸受131bは回転ドラム131の内部に電気ヒータ132を挿入することができるように、挿入孔が形成されている。
回転ドラム131は、周面のうち下側部分が、分離槽110に貯溜された水溶液Wに浸漬し、周面の残りの部分は液面上方空間に位置した状態で、回転軸受131a,131bにより回転軸回りで回転するようになっている。
電気ヒータ132は、挿入孔を有する回転軸受131bを介して、回転ドラム131内に挿入されている。この電気ヒータ132に電流を流すと発熱し、回転ドラム131が加熱される。例えば、回転ドラム131の温度は70°C以上、実際には90〜130°C程度になる。
モータ135が回転すると、この回転力が回転伝達機構136を介して回転ドラム131に伝達され、回転ドラム131は図1中にβで示す方向に回転する。
剥離プレート133は、その一辺(図1,図2では左側の辺)が回転ドラム131に摺接しており、回転ドラム131に付着した混入物を剥離するものである。この剥離プレート133にて剥離した混入物は回収ケース134に回収される。
上記構成となっている水溶液浄化装置100において、
(1)原水供給パイプ111から分離槽110内に水溶液Wを供給して、分離槽110内に水溶液Wが貯溜されて、その液面高さが排水パイプ112の水平部112bと同じ高さとなり、
(2)微細気泡発生機構120が作動して、分離槽110内の水溶液Wをポンプ121が吸引し、マイクロバブル発生器123にて発生したマイクロバブルを混入した水溶液Wを、液中シャワー126から噴射し、
(3)混入物取出機構130が作動して、加熱された回転ドラム131がβ方向に回転すると、
次のような動作が行われる。
まず、分離槽110に貯溜された水溶液W中にマイクロバブルが供給され、このマイクロバブルが水溶液W中に分散して漂う。そうすると、水溶液Wに混入している混入物がマイクロバブルに付着する。このようなマイクロバブルは徐々に浮上して水溶液Wの液面に浮かぶ。水溶液W中の混入物がマイクロバブルに付着して浮上していくため、水溶液W中の混入物が減少していく。つまり、水溶液W中から混入物を除去することができる。
このとき、分離槽110に貯溜された水溶液Wは発泡性の液体であるため、これにマイクロバブルを供給すると大径の泡も発生し、この大径の泡は浮上して水溶液Wの液面に浮かぶ。
したがって、水溶液Wの液面には、マイクロバブルおよび大径の泡からなる多量の泡Bが発生して浮かぶ。
マイクロバブルを含む泡Bは、加熱した回転ドラム131の周面に接触すると、瞬時に破れる。
泡Bが加熱した回転ドラム131に接触すると瞬時に破れる理由は、泡Bが加熱した回転ドラム131に接触すると、泡Bのうち回転ドラム131に接触した部分は加熱されてその表面張力が小さくなり、この接触部分と泡Bの他の部分との表面張力との均一性が失われて泡Bが瞬時に破れるからであろうと推察している。
なお、回転ドラム131を加熱していない場合には、泡Bが回転ドラム131に接触しても、泡Bは殆ど破泡することはないので、回転ドラム131の温度が高いことを原因として瞬時の破泡が可能になったという事実を確認し、上述した推察に至ったものである。
このようにして、回転ドラム131の周面近くに漂う液面上の泡Bは、回転ドラム131の回転に伴い回転ドラム131の周面に吸い寄せられ、ドラム周面に接触して破泡する。
回転ドラム131の近くの泡Bが順次破泡して消えていくため、液面に漂う泡Bは全体的に回転ドラム131側に自然に移動していく。
更に、前述したように、液中シャワー126から回転ドラム131側に向かって水溶液Wを噴射すると共に、分離槽110の一端側(図1では右側)からパイプ112,124により水溶液Wの吸引をしているため、水溶液Wには液中シャワー126から回転ドラム131に向かう流れαが発生し、この流れαに乗って液面上の泡Bが回転ドラム131側に積極的に移動していく。
したがって、回転ドラム131の周面に向かって液面上の泡Bが移動してきて、この泡Bは回転ドラム131に接触することにより、瞬時に次々と破泡されて消えていく。
このように、液面に浮かんだ泡Bを回転ドラム131に接触させて瞬時に消していくことができるため、界面活性剤を含む発泡性の水溶液Wにマイクロバブルを供給して多量の泡Bが発生しても、泡Bが盛り上がり分離槽110の外に溢れ出るという事態は発生しない。かかる作用・効果を得ることができるということが、本装置の最大の特徴である。
泡Bには混入物が付着しているため、泡Bが回転ドラム131の周面に接触して破泡すると、混入物のみが回転ドラム131の周面に付着する。
回転ドラム131の周面に付着した混入物は、回転ドラム131のβ方向の回転に伴い移動していき、剥離プレート133により回転ドラム131から剥離される。剥離された混入物は剥離プレート133上を滑り下りて回収ケース134内に集積される。
この結果、分離槽110内の水溶液Wから混入物の分離ができ、混入物が分離された水溶液Wは排水パイプ112を通って排水される。
排水された水溶液Wは、混入物が除去されているので、洗浄等に再使用することができる。
結局、この水溶液浄化装置100では、界面活性剤等を含む発泡性の水溶液Wに対して、マイクロバブルを利用して混入物の除去をする浮上分離法を使用するため、混入物の分離を効果的にできると共に、大量に発生した泡Bを加熱した回転ドラム131により簡易・迅速に消すことができるため、泡が溢れるという事態を回避することができる。
なお、図1,図2に示す水溶液浄化装置100は、次に説明するような変更した構成とすることもできる。
例えば、微細気泡発生装置120は、分離槽110からではなく原水槽から水溶液Wを吸引し、この水溶液Wにマイクロバブルを混入して、マイクロバブルが混入した水溶液Wを分離槽110に供給するようにしてもよい。
更に、吸引した水溶液にマイクロバブルを混入し、マイクロバブルが混入した水溶液Wを分離槽110に供給するのではなく、マイクロバブルを、分離槽110内に貯溜された水溶液W中に供給するようにしてもよい。
また図1,図2の構成では、液中シャワー126等を用いて流れαを積極的に作っているが、この流れαは必ずしも作らなくてもよい。これは、回転ドラム131側の泡Bが消えていくことより液面上の泡Bは全体的に回転ドラム131側に自然に移動していくからである。したがって、液中シャワー126を用いない構成とすることもできる。
更に、図1,図2の例では回転ドラム131を移動体としたが、移動体としては、分離槽110に貯溜された水溶液Wの液中から液面上方空間に移動して再び液中に移動する移動面を有するものであれば、どのようなものを使用してもよい。
例えば、循環移動する無端ベルト(回転ベルト)等を使用することができる。また、板状や棒状の部材などを、水溶液Wの液中から液面上方空間に移動して再び液中に移動させるようにすることも可能である。
要は、液中から液上方に移動する際に、液面に浮かんだ泡Bに接触する移動面を持つ部材を、移動体として採用することができる。
回転ドラム131を加熱する加熱手段としては、電気ヒータ132のみならず、回転ドラム131内に、蒸気や加熱水(湯)や、加熱流体(高温の液媒体)を流通させるようにしてもよい。この具体例は実施例2,3に示す。
蒸気や加熱水を加熱媒体として使用するようにした場合には、防爆型の水溶液浄化装置を実現することができ、塗装工場のように火気禁止の場所にも適用することができる。
なお、分離槽110の側壁面に加熱手段を備え、液面上に発生した泡Bが、加熱手段により加熱された側壁面に接触して破泡させるようにすることもできる。この場合には、側壁面にて破泡した泡Bから混入物の回収・除去はできないが、泡Bが分離槽110の外に溢れ出ることを防ぐことができる。
実施例2は、中空の回転ドラム131の加熱手段として、蒸気供給手段を採用したものである。他の部分の構成は、実施例1と同様であるので、加熱手段の部分のみを抽出して説明する。
図3に示すように実施例2では、回転ドラム131の内部空間は、両端側に配置したスイベルジョイント301,302に連通している。
そして、蒸気発生器300の蒸気供給口とスイベルジョイント301が蒸気パイプ303により接続され、スイベルジョイント302と蒸気発生器300の蒸気戻口とが蒸気パイプ304により接続されている。
蒸気発生器300で発生した蒸気は、蒸気パイプ303→スイベルジョイント301→回転ドラム131の内部空間→スイベルジョイント302→蒸気パイプ304→蒸気発生器300という経路に沿い流れる。
このようにして蒸気を回転ドラム131の内部空間に流通させて、回転ドラム131を加熱することができる。
他の部分の構成は実施例1と同様である。
実施例3は、中空の回転ドラム131の加熱手段として、加熱水供給手段を採用したものである。他の部分の構成は、実施例1と同様であるので、加熱手段の部分のみを抽出して説明する。
図4に示すように実施例4では、回転ドラム131の内部空間は、両端側に配置したスイベルジョイント401,402に連通している。
そして、加熱水発生器400の供給口とスイベルジョイント401がパイプ403により接続され、スイベルジョイント402と加熱水発生器400の戻口とがパイプ404により接続されている。
なおパイプ404の途中には、上端が大気開放した大気開放パイプ405が接続されており、大気開放パイプ405の上端は、回転ドラム131よりも上方位置に位置している。
加熱水発生器400で発生した加熱水は、パイプ403→スイベルジョイント401→回転ドラム131の内部空間→スイベルジョイント402→パイプ404→加熱水発生器400という経路に沿い流れる。
このようにして加熱水を回転ドラム131の内部空間に流通させて、回転ドラム131を加熱することができる。
なお加熱水の代わりに加熱用媒体液や加熱用油を使用することも出来る。
他の部分の構成は実施例1と同様である。
実施例4は、上述した水溶液浄化装置100と、低温蒸発装置500と、洗浄装置600とを組み合わせた無排水洗浄システムである。
いわば、水溶液浄化装置100に発泡性の水溶液を供給する原水源(原水槽)が、低温蒸発装置500となっているシステムである。
水溶液浄化装置100としては、実施例1で用いたものを使用するが、実施例2,3のものを採用してもよい。
低温蒸発装置500はケーシング501を有しており、このケーシング501の内部空間のうち比較的高い位置に、ノズル502が配置され、このノズル502の上方にデミスタ503が配置されている。
またケーシング501の側面にはファン504が設置され、ケーシング501の上部には排気口505が形成されている。ファン504と排気口505により、空気吹き付け・排出手段が構成されている。
なお、ノズル502の下方位置で、且つ、ファン504から送給される空気が当たる位置に、蒸発パイプを配置し、この蒸発パイプに加熱媒体(蒸気)を流通させてもよいが、本例では蒸発パイプは採用していない。
洗浄装置600から洗浄液(発泡性の水溶液)W3が、低温蒸発装置500のノズル502に供給されると、この洗浄水W3はノズル503から噴射されて落下していく。
このとき、ファン504がケーシング外の空気を取り込んで、この取り込んだ空気を落下してくる洗浄水W3に吹き付けるため、落下してくる洗浄水W3から多量の水分が蒸発する。
蒸発した水分を含む空気は、デミスタ503及び排気口505を介してケーシング外に排出される。
一方、ノズル502から噴射され落下してきた洗浄水W3は、その一部は蒸発されるが、蒸発されないものは、ケーシング501の底部に落下して溜まる。洗浄水W3は界面活性剤等を含むため、ケーシング501の底部に溜まった洗浄水W3には多量の泡が発生する。この泡をそのまま放置しておくと、ケーシング501内が泡で充満されてしまう。
そこで、本実施例では、ケーシング501の底面に溜まった洗浄液W3を、発生した泡と共に、水溶液浄化装置100に送っている。
泡を含む洗浄液W3は、水溶液浄化装置100の分離槽110に送られ、加熱したドラム131に泡が接触することにより泡は迅速に破泡して消えてしまう。
この水溶液浄化装置100では、泡の破泡と共に、不純物の分離がされる。そして、不純物が分離された水溶液W3を洗浄装置600の洗浄槽603に戻すようにしている。
洗浄装置600は、水洗槽601と、水洗槽602と、洗浄槽603と、ポンプ604を備えている。
水洗槽601には、綺麗な水W0が供給され、この水洗槽601内には水W1が貯溜される。
水洗槽601内の水W1は、水洗槽601への水W0の供給量に応じた量だけ、水洗槽602に送られ、水洗槽602には水W2が貯溜される。
水洗槽602内の水W2は、水洗槽602への水W1の供給量に応じた量だけ、洗浄槽603に送られる。この洗浄槽603には界面活性剤も投入されるため、洗浄槽603には洗浄液W3が貯溜される。
洗浄槽603内の洗浄液W3は、洗浄槽603への水W2の供給量に応じた量だけ、ポンプ604により低温蒸発装置500に送られる。
ワークの洗浄をするときには、ワークは洗浄槽603内の洗浄液W3に浸漬されて洗浄される。
次に、ワークを洗浄槽603から引き上げて、水洗槽602内の水W2に浸漬して水洗する。更に、ワークを水洗槽602から引き上げて、水洗槽601内の水W1に浸漬して、最終水洗いをしてから引き上げる。
このようにすることにより、ワークを洗浄液W3にて洗浄してから、2回の水洗いを行うことができる。
この無排水洗浄システムでは、水W0が洗浄装置600に供給されるが、この供給量に応じた水分を、低温蒸発装置500により蒸発させている。したがって、このシステムの外に水(液体となっている水)を排出することのない、無排水の洗浄システムを構築することができる。
しかも、洗浄は洗浄装置600で行い、低温蒸発装置500にて発生した泡は、水溶液浄化装置100にて迅速に破泡することができる。
この結果、発泡性の洗浄液を用いた、無排水の洗浄システムを実現することができた。
本発明の実施例1係る水溶液浄化装置を正面側から示す断面図である。 本発明の実施例1に係る水溶液浄化装置を示す平面図である。 本発明の実施例2に係る水溶液浄化装置を側面側から示す断面図である。 本発明の実施例3に係る水溶液浄化装置を側面側から示す断面図である。 本発明の実施例4に係る無排水洗浄システムを示す構成図である。 従来技術に係る水溶液浄化装置を側面側から示す断面図である。
符号の説明
1 分離槽
2 水溶液
2a 液面
3 液配管
4 ポンプ
5 マイクロバブル発生器
100 水溶液浄化装置
110 分離槽
111 原水供給パイプ
112 排水パイプ
113 大気開放パイプ
120 微細気泡発生機構
121 ポンプ
122 モータ
123 マイクロバブル発生器
124 吸引パイプ
125 吐出パイプ
126 液中シャワー
130 混入物取出機構
131 回転ドラム
132 電気ヒータ
133 剥離プレート
134 回収ケース
135 モータ
136 回転伝達機構
300 加熱水発生器
301,302 スイベルジョイント
303,304 蒸気パイプ
400 蒸気発生器
401,402 スイベルジョイント
403,404 蒸気パイプ
405 大気開放パイプ
500 低温蒸発装置
600 洗浄装置

Claims (6)

  1. 混入物が混入した発泡性の水溶液が貯溜される分離槽と、
    前記分離槽に貯溜された前記水溶液に微細気泡を供給する微細気泡発生機構と、
    前記分離槽に貯溜された水溶液の液面に浮上した泡を破泡しつつ、破泡した泡に含まれている混入物を前記分離槽の外に取り出す混入物取出機構と、
    を備えた水溶液浄化装置であって、
    前記混入物取出機構は、
    前記分離槽に貯溜された前記水溶液の液中から液面上方空間に移動して再び前記液中に移動する移動面を有する移動体と、
    前記移動体を加熱する加熱手段と、
    前記移動体の移動面のうち前記液面上方空間に占位する面に付着している混入物を取り外して、前記分離槽の外に取り出す混入物取出部材とを有していることを特徴とする水溶液浄化装置。
  2. 混入物が混入した発泡性の水溶液が貯溜される分離槽と、
    前記水溶液に微細気泡を混入して、微細気泡が混入した水溶液を前記分離槽に供給する微細気泡発生機構と、
    前記分離槽に貯溜された水溶液の液面に浮上した泡を破泡しつつ、破泡した泡に含まれている混入物を前記分離槽の外に取り出す混入物取出機構と、
    を備えた水溶液浄化装置であって、
    前記混入物取出機構は、
    周面のうち下側部分が、前記分離槽に貯溜された水溶液に浸漬した状態で、回転軸回りに周面が回転する回転ドラムと、
    前記回転ドラムを加熱する加熱手段と、
    前記回転ドラムの周面のうち前記液面上方空間に占位する面に付着している混入物を取り外して、前記分離槽の外に取り出す混入物取出部材とを有していることを特徴とする水溶液浄化装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記加熱手段は、前記回転ドラム内に挿入される電気ヒータであることを特徴とする水溶液浄化装置。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記加熱手段は、前記回転ドラム内に蒸気を流通させる蒸気供給手段であることを特徴とする水溶液浄化装置。
  5. 請求項1または請求項2において、
    前記加熱手段は、前記回転ドラム内に加熱流体を流通させる加熱流体供給手段であることを特徴とする水溶液浄化装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の水溶液浄化装置と、
    ケーシングと、このケーシング内に配置されており発泡性の水溶液が供給されるとこの水溶液を噴射する噴射手段と、噴射手段から噴射されて落下してくる前記水溶液に対してケーシング外の空気を吹き付けると共に吹き付けた空気をケーシング外に排出する空気吹き付け・排出手段とからなり、ケーシング底部に溜まった前記水溶液を前記水溶液浄化装置に供給する低温蒸発器と、
    を有することを特徴とする無排水洗浄システム。
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