JPH0985197A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0985197A
JPH0985197A JP24450695A JP24450695A JPH0985197A JP H0985197 A JPH0985197 A JP H0985197A JP 24450695 A JP24450695 A JP 24450695A JP 24450695 A JP24450695 A JP 24450695A JP H0985197 A JPH0985197 A JP H0985197A
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cleaning
water
solvent
cleaning liquid
cleaned
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JP24450695A
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Toshiichi Tsugawa
歳一 都川
Norio Toyoshima
範夫 豊島
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の洗浄システムでは、廃液処理等への負
荷を高めることなく、汚れの再付着を含めて各種汚れの
除去性能を高めると共に、乾燥時間の短縮および乾燥品
質の向上等を図ることが課題とされていた。 【解決手段】 水系洗浄液12が収容された第1の洗浄
槽11を有し、被洗浄物を第1の洗浄槽11で洗浄する
第1の洗浄手段Aと、溶剤系洗浄液22が収容された第
2の洗浄槽21を有し、第1の洗浄手段Aを経た被洗浄
物を第2の洗浄槽12で洗浄する第2の洗浄手段Bとを
具備する洗浄装置である。第2の洗浄手段Bを経た被洗
浄物は乾燥手段Cで乾燥される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロン系溶剤や塩
素系溶剤等を用いた洗浄装置に代る各種工業部品等の洗
浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属部品、メッキ部品、塗装部品、電子
部品、半導体部品、プラスチック部品等の各種部品に
は、その製造工程や組立工程等において、加工油や塵等
をはじめとして様々な汚れが付着する。このような汚れ
を有する各種部品の洗浄は、従来、CFCに代表される
フロン系溶剤(ハロゲン化炭化水素系溶剤)や、トリク
ロロエタン、テトラクロロエチレン、四塩化炭素等の塩
素系溶剤により行うことが一般的であった。
【0003】しかし、フロン系溶剤や塩素系溶剤は、オ
ゾン層の破壊や地下水汚染等、環境への影響が問題視さ
れている。このため、フロン系溶剤や塩素系溶剤に代替
可能で、環境等に悪影響を及さない各種の洗浄剤が提案
されている。このようなフロン系溶剤や塩素系溶剤の代
替洗浄剤としては、従来から用いられている水系洗浄剤
や、炭化水素系溶剤に代表される実質的に塩素を含まな
い溶剤系洗浄剤が注目されている。
【0004】ところで、上述した水系洗浄剤を用いた洗
浄と溶剤系洗浄剤を用いた洗浄とは、従来、洗浄剤の特
性の違いから、異質な洗浄方式として個別に取り扱われ
ており、同一の汚れの洗浄に対してはいずれか一方の洗
浄方式が採用されている。すなわち、水系洗浄剤は引火
性がなく、水溶性の油汚れは落としやすいが、有機性の
油の除去性能が低く、通常、洗浄精度を上げるためにリ
ンス工程を有し、錆やシミが出やすい他、乾燥に時間が
かかる欠点があった。また、水に溶解しない油脂類等の
洗浄には溶剤系洗浄剤が適している。また、これら洗浄
剤を用いた洗浄液での洗浄後には、遠心脱液、温風乾
燥、真空乾燥等による乾燥が行われる。
【0005】しかしながら、水系洗浄剤や溶剤系洗浄剤
は、いずれも長所、短所を合せ持っているため、水系洗
浄剤や溶剤系洗浄剤単独では汚れ全般に対応し得るよう
な洗浄システムの構築は難しいという問題がある。さら
に、以下に詳述するように、水系洗浄剤および溶剤系洗
浄剤それぞれの個別の問題もあり、上述したようなフロ
ン系溶剤や塩素系溶剤を用いた洗浄システムと同等の洗
浄効果や利便性等は得られていないのが現状である。
【0006】すなわち、炭化水素系溶剤に代表される溶
剤系洗浄剤を用いた洗浄では、鉱物油等の油脂類はよく
洗浄液に溶解し、良好に除去することができるものの、
切削油等の水溶性油は洗浄液に溶解しないので除去しに
くく、また埃等の汚れも除去しにくいという問題を有し
ている。また、炭化水素系溶剤等を用いた洗浄では、一
般に洗浄液の引火性対応として、多量に使用する場合に
は消防法の適用を受けるため、安全性に関して十分に配
慮しなければならない。例えば、洗浄装置を防爆仕様と
するために装置の高コスト化を招いたり、また安全管理
のために様々な制約を受けることになる。さらに、溶剤
系洗浄剤を用いた洗浄液(以下、溶剤系洗浄液という)
に溶解した汚れは、被洗浄物に再付着して洗浄品質の低
下要因となるが、洗浄液中の溶剤系洗浄剤の純度を保つ
ためには蒸留再生等を実施する必要がある。この再性能
力(l/H)には限界があり、再生液を洗浄槽に戻しても汚
れが多い場合、液の純度を高く保つことが難しい。ま
た、装置コストの増大等を招いてしまう。
【0007】一方、水系洗浄剤を用いた洗浄液(以下、
水系洗浄液という)は、火気等に対する配慮は不要であ
るが、除去された油脂類等の汚れが水系洗浄液表面に浮
遊し、被洗浄物を取り出す際にこれが再付着するため、
例えばオーバーフローにより除去したり、水等を用いた
すすぎ洗浄を実施する必要がある。また、水系洗浄液中
に溶解した水溶性の汚れは、被洗浄物に再付着して洗浄
品質の低下要因となることからも、水によるすすぎ洗浄
が必須となる。しかし、オーバーフロー処理や水を用い
たすすぎ洗浄は、いずれも多量の廃液を排出することか
ら、この廃液の処理に莫大な設備投資や繁雑な維持管理
が必要となるという問題を招いている。さらに、水の蒸
発潜熱は炭化水素系溶剤等の約10倍程度と大きいため、
水系洗浄後や水すすぎ後の乾燥には多大な時間を要する
と共に、シミ等の欠点が発生しやすいという問題があ
る。迅速な乾燥処理を行うために、大規模な乾燥装置や
高価な真空乾燥装置を適用することも検討されている
が、これらによっても必ずしもシミ等の発生を抑制する
ことはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のフロン代替洗浄等においては、水系洗浄液を用いた洗
浄と溶剤系洗浄液を用いた洗浄とがそれぞれ個別に利用
されており、それらはいずれも長所、短所を合せ持つこ
とから、汚れ全般に適用し得ると共に、洗浄後ならびに
乾燥後に十分良好な品質を得ることが可能な洗浄システ
ムは得られていないのが現状である。特に、洗浄液中に
溶解、分散もしくは浮遊する汚れの再付着が問題となっ
ている。
【0009】このように、従来の洗浄システムでは廃液
処理等への負荷を高めることなく、汚れの再付着を含め
て各種汚れの除去性能を高めると共に、乾燥時間の短縮
および乾燥品質の向上を図ることが課題とされていた。
【0010】本発明は、このような課題に対処するため
になされたもので、水溶性汚れおよ非水溶性汚れを問わ
ず、各種の汚れに対して良好な除去性能を示すと共に、
乾燥時間の短縮および乾燥品質の向上を図ることを可能
にした洗浄装置、特に廃液処理等への負荷を高めること
なく、洗浄液中に溶解、分散あるいは浮遊する汚れの再
付着による洗浄品質の低下を防止することを可能にした
洗浄装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄装置は、請
求項1に記載したように、水系洗浄液が収容された第1
の洗浄槽を有し、被洗浄物を前記第1の洗浄槽で洗浄す
る第1の洗浄手段と、溶剤系洗浄液が収容された第2の
洗浄槽を有し、前記第1の洗浄手段を経た前記被洗浄物
を前記第2の洗浄槽で洗浄する第2の洗浄手段とを具備
することを特徴としている。
【0012】また、本発明の他の洗浄装置は、請求項3
に記載したように、水系洗浄液が収容された第1の洗浄
槽を有し、被洗浄物を前記第1の洗浄槽で洗浄する第1
の洗浄手段と、溶剤系洗浄液が収容された第2の洗浄槽
を有し、前記第1の洗浄手段を経た前記被洗浄物を前記
第2の洗浄槽で洗浄する第2の洗浄手段と、前記第2の
洗浄手段を経た前記被洗浄物を乾燥する乾燥手段とを具
備することを特徴としている。
【0013】水系洗浄液を用いた第1の洗浄手段を経た
被洗浄物の表面には、洗浄液中に分散もしくは浮遊する
油汚れ等の非水溶性汚れが再付着する可能性が高い。ま
た、被洗浄物の表面には、水溶性汚れが溶解した水系洗
浄液が付着する。そこで、本発明では第1の洗浄手段を
経た被洗浄物を、溶剤系洗浄液を用いた第2の洗浄手段
で洗浄する。この第2の洗浄手段によって、油汚れ等の
非水溶性汚れは溶剤系洗浄液中に溶解して被洗浄物から
除去される。また、水溶性汚れや水系洗浄液は溶剤系洗
浄液と置換され、被洗浄物から除去される。このよう
に、溶剤系洗浄液を用いた第2の洗浄手段を適用するこ
とによって、水系洗浄液中に溶解、分散あるいは浮遊す
る汚れの再付着による洗浄品質の低下を、廃液処理等へ
の負荷を高めることなく有効に防止することができる。
【0014】また、溶剤系洗浄液中に持ち込まれる油汚
れ等の非水溶性汚れは、被洗浄物への再付着分だけであ
るため、当初から溶剤系洗浄液で洗浄する場合に比べ
て、溶剤系洗浄液中への非水溶性汚れの溶解量を大幅に
低減することができる。さらに、溶剤系洗浄液中に分離
された水系洗浄液は、通常溶剤系洗浄液より比重が大き
いため、その中に溶け込んだ水溶性汚れと共に沈降分離
し、従って容易に分離、回収することができる。これら
に加えて、溶剤系洗浄液の蒸発潜熱は水より大幅に小さ
いため、乾燥時間の短縮が図れると共に、従来水系洗浄
後や水すすぎ後に問題となっていたシミ等の発生を大幅
に抑制することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態による洗浄装
置の概略構成を示す図である。同図に示す洗浄装置は、
大別して汚れ洗浄工程Aとすすぎ洗浄工程Bと乾燥工程
Cとから主要部が構成されており、これら各工程A、
B、Cに被洗浄物が収納された洗浄カゴ1を順に搬送す
る搬送機構Dを有している。
【0017】汚れ洗浄工程Aは第1の洗浄槽11を有し
ており、この第1の洗浄槽11には水系洗浄液12が所
定量収容されている。この水系洗浄液12としては、各
種公知の水を含む洗浄剤(洗剤)を用いることができ、
具体的には無機酸、有機酸、アルカリ等の水溶液、界面
活性剤を主成分とする洗剤およびその水溶液、さらには
これらに各種添加剤を加えたもの等が例示される。ま
た、水系洗浄液12は、被洗浄物に付着する汚れの種類
に応じて適宜選択して使用される。水系洗浄液12を収
容する洗浄槽11は単槽に限らず、複数槽で構成するこ
ともできる。
【0018】洗浄カゴ1に収納された被洗浄物は、まず
第1の洗浄槽11内に収容された水系洗浄液12中に浸
漬され、被洗浄物に付着する汚れが除去される。第1の
洗浄槽11には、被洗浄物に付着する汚れの除去を促進
する機械力付加手段を付設することができる。図1に示
す洗浄装置では、洗浄液12の液中噴射手段として、洗
浄液噴射ノズル13が第1の洗浄槽11内に配置されて
いる。洗浄液噴射ノズル13は、洗浄液の循環ポンプ1
4に接続されており、この循環ポンプ14を作動させる
ことによって、洗浄液噴射ノズル13から第1の洗浄槽
11内に浸漬された被洗浄物に向けて洗浄液12が噴射
され、被洗浄物に付着する汚れの除去が促進される。
【0019】汚れ除去を促進する機械力付加手段として
は、上述した洗浄液12の液中噴射手段に限らず、超音
波洗浄手段、洗浄カゴ1の揺動または回転手段、パルセ
ータや別途液撹拌用ポンプを用いる洗浄液撹拌手段等、
各種公知の手段を適用することができる。また、これら
を組合せて用いることも可能である。さらに、水系洗浄
液12による洗浄効果を高めるために、洗浄液加熱手段
等を併設してもよい。被洗浄物に付着する汚れは、上述
したように被洗浄物を水系洗浄液12中に浸漬すること
によって、例えば水溶性の汚れであれば水系洗浄液12
中に溶解して被洗浄物から除去され、また油脂類等の非
水溶性の汚れは水系洗浄液12中の界面活性剤等の働き
により被洗浄物表面から剥離される。このとき、水系洗
浄液12より重い汚れは第1の洗浄槽11の底部に沈殿
するが、油汚れ等は水系洗浄液12と混ざりあってエマ
ルジョンとなり、時間の経過と共に比重分離して水系洗
浄液12の表面に浮上してくる。この状態で洗浄後の被
洗浄物を水系洗浄液12から引上げると、水系洗浄液1
2の表面に浮遊している油汚れ等が被洗浄物に再付着す
ることになる。一方、水溶性の汚れは水系洗浄液12中
に溶解しているため、これも被洗浄物を引上げた際に水
系洗浄液12と共に再付着する。
【0020】従来は、水系洗浄液12の表面に浮遊して
いる油汚れ等についてはオーバーフロー等で除去してい
たが、装置が複雑、大型化する欠点があり、水系洗浄液
12中に分散している微粒子状の油汚れ等の非水溶性汚
れは除去できないため、油汚れ等の再付着は避けられな
い。また、水溶性の汚れについては水や希釈した水系洗
浄液ですすぎを行う方法が取られてきたが、この方法は
廃液量の増大を招き、廃液処理への負荷を大幅に高めて
いた。
【0021】このような従来法に対して、本発明では第
1の洗浄槽11から引上げられた被洗浄物は、溶剤系洗
浄液を使用したすすぎ洗浄工程Bに送られる。すすぎ洗
浄工程Bは第2の洗浄槽21を有しており、この第2の
洗浄槽21には溶剤系洗浄液22が所定量収容されてい
る。この溶剤系洗浄液22には、各種公知の溶剤系洗浄
剤を用いることができ、特に環境等への影響を考慮して
塩素を実質的に含まない溶剤系洗浄剤を使用することが
望ましい。塩素を実質的に含まない溶剤系洗浄剤として
は、例えば炭化水素系溶剤(石油系溶剤等を含む)、ア
ルコール系溶剤等を用いることができる。上記炭化水素
系溶剤の具体例としては、n-パラフィン系溶剤、イソパ
ラフィン系溶剤、テルペン系溶剤、ナフテン系溶剤等が
例示される。これらは単独で用いてもよいし、また 2種
以上の混合溶剤として用いてもよい。さらに、これら溶
剤にアルコール類や界面活性剤等の各種添加剤を加え
て、溶剤系洗浄液22として使用することも可能であ
る。
【0022】第2の洗浄槽21には、第1の洗浄槽11
と同様な汚れの除去を促進する機械力付加手段を付設す
ることができる。具体的には、前述したように洗浄液2
2の液中噴射手段、超音波洗浄手段、洗浄カゴ1の揺動
または回転手段、パルセータ等の洗浄液撹拌手段等が挙
げられる。さらに、溶剤系洗浄液22による洗浄効果を
高めるために、洗浄液加熱手段等を併設してもよい。溶
剤系洗浄液22を収容する洗浄槽21は単槽に限らず、
複数槽で構成することもできる。
【0023】第1の洗浄槽11から引上げられた被洗浄
物は、第2の洗浄槽21内に収容された溶剤系洗浄液2
2中に浸漬される。ここで、第1の洗浄槽11から引上
げられた被洗浄物の表面には、前述したように油汚れや
水溶性汚れが溶解している水系洗浄液12が付着してい
る。これらのうち、まず油汚れ等の非水溶性汚れは、溶
剤系洗浄液22中に溶解して被洗浄物から除去される。
また、水溶性汚れや水系洗浄液12は溶剤系洗浄液22
と置換され、被洗浄物から除去される。
【0024】油汚れ等の非水溶性汚れは、基本的には第
1の洗浄槽11で除去されており、第2の洗浄槽21に
持ち込まれる量は被洗浄物への再付着分だけであるた
め、当初から溶剤系洗浄液で洗浄する場合に比べて、溶
剤系洗浄液22中への非水溶性汚れの溶解量は大幅に低
減される。従って、溶剤系洗浄液22中から引上げた被
洗浄物への油汚れ等の再付着は大幅に抑制することがで
きる。なお、溶剤系洗浄液22の純度を保つために、第
2の洗浄槽21に蒸留再生装置等の洗浄液再生手段を付
設することも可能である。
【0025】また、溶剤系洗浄液22中に分離された水
系洗浄液12は、通常、溶剤系洗浄液22より比重が大
きいため、その中に溶け込んだ水溶性汚れと共に第2の
洗浄槽21の底部に沈降分離する。このため、第2の洗
浄槽21の底部には、ドレン管23が接続されている。
そして、このドレン管23に介挿されたバルブ24を開
放することによって、水溶性汚れと共に水系洗浄液1
2′を分離、回収することができる。
【0026】さらに、溶剤系洗浄液22中から引上げら
れた被洗浄物の表面には、水系洗浄液12との置換によ
り溶剤系洗浄液22が付着している。ここで、溶剤系洗
浄液22の代表例である炭化水素系溶剤は、蒸発潜熱が
水の約1/10程度であるため、その後の乾燥工程Cにおい
て速やかに気化し、乾燥時間の短縮が図れると共に、従
来水系洗浄後や水すすぎ後に問題となっていたシミ等の
発生を大幅に抑制することが可能となる。
【0027】このように、第1の汚れ洗浄工程Aにて水
系洗浄液12で洗浄した後に、第2のすすぎ洗浄工程B
にて溶剤系洗浄液22ですすぎ洗浄することによって、
水系洗浄液12で洗浄した後に被洗浄物表面に再付着し
た油汚れ等は、溶剤系洗浄液22中に溶解させることに
よって容易に除去することができ、また水系洗浄液12
やその中に溶解している水溶性汚れは、溶剤系洗浄液2
2との置換により容易に除去することができると共に、
除去した水系洗浄液12′等は容易に分離、回収するこ
とができる。さらに、溶剤系洗浄液22で洗浄した後の
被洗浄物は乾燥時間の短縮および乾燥品質の向上が図れ
る。つまり、水系洗浄液12による汚れ洗浄と溶剤系洗
浄液22によるすすぎ洗浄とを組合せることで、廃液処
理等への負荷を高めることなく、水系洗浄液12で洗浄
した後の被洗浄物を容易に清浄化できると共に、乾燥時
間の短縮および乾燥品質の向上を図ることが可能とな
る。また、溶剤系洗浄液単独で洗浄からすすぎまでを実
施した場合と比べて、上述した洗浄装置では溶剤系洗浄
液22の使用量を減らすことができるため、その使用量
によっても消防法の適用外となったり、また消防法が適
用されたとしても装置の防爆等に関わる安全対策コスト
を低減することができる。なお、溶剤系洗浄液単独で洗
浄からすすぎまでを実施した場合、基本的に水溶性の汚
れを有効に除去することができないという問題がある。
さらに、洗浄効果を上げるためには、加熱昇温が必要で
あり、安全性に問題があった。
【0028】ところで、上述した実施形態の洗浄装置に
おいては、水系洗浄液12の表面に油汚れ等が浮遊して
いたとしても、溶剤系洗浄液22ですすぎ洗浄すること
で容易に除去できるため、水系洗浄液12が収容された
第1の洗浄槽11に油汚れ等の非水溶性汚れ除去手段を
設置しなくても、油汚れ等の再付着による問題は生じな
いが、溶剤系洗浄液22への負荷を軽減するために、水
系洗浄液12から油汚れ等の非水溶性汚れを除去する手
段、具体的には油水分離手段を付設することが好まし
い。
【0029】上述した油水分離手段としては、例えば図
2に示すような親油性エレメントを用いた油水分離手段
Eや、図4に示すようなオーバーフローによる油水分離
手段F等を用いることができ、いずれも油汚れ等の非水
溶性汚れの微粒子を凝集、粗大化させ、この油汚れ等を
水系洗浄液12の表面に浮上させて分離、回収するもの
である。
【0030】まず、図2に示す親油性エレメントを用い
た油水分離手段Eについて説明する。油水分離手段E
は、基本的には循環ポンプ14を含む水系洗浄液12の
循環系に設置されており、水系洗浄液12中に分散して
いる油汚れ等の非水溶性汚れを第1の洗浄槽11では水
系洗浄液12表面に浮遊させることなく、油水分離機3
1で分離、回収するものである。
【0031】すなわち、第1の洗浄槽11の底部に設け
られた洗浄液導出口15には、洗浄液循環用配管16が
接続されており、この洗浄液循環用配管16にバルブ1
7、Y型ストレーナ18、循環ポンプ14が順に介挿さ
れている。なお、19はドレンバルブである。そして、
循環ポンプ14の吐出側にプレフィルタ32を介して油
水分離機31が接続されている。油水分離機31の内部
には、親油性エレメント33が配置されており、この親
油性エレメント33内を油汚れ等の非水溶性汚れの微粒
子を含む水系洗浄液12が循環ポンプ14により強制的
に通過する。
【0032】ここで、図3(a)に示すように、水系洗
浄液12中に分散、乳化した微細な油滴(非水溶性汚れ
の微粒子)X1 は、親油性エレメント33内を通過する
際に親油性エレメント33に吸着される(図中、矢印Y
は液の流れを示している)。水系洗浄液12の通過量の
増大に伴って微細な油滴X1 が凝集し、図3(b)に示
すように、粗粒状態の油粒X2 となる。このように、微
細な油滴X1 を粗大化させることによって、油粒X2
比重差により油水分離機31内で水系洗浄液12の表面
に浮上する。親油性エレメント33としては、例えばポ
リプロピレン繊維のような親油性繊維をフィルタ状にし
たもの等が用いられる。
【0033】油水分離機31の上部には、油汚れ等の回
収配管34が挿入されている。油水分離機31内におい
て、水系洗浄液12表面に浮上した油汚れX3 の量が一
定量を超えると、油水分離機31の内部上方に設けられ
たフロートセンサ35からの信号により、油汚れ回収配
管34に介挿された電磁バルブ36が開放され、油汚れ
3 は廃油受け37に回収される。なお、38は手動バ
ルブであり、廃油受け37の廃油を捨てる際には、手動
バルブ38を閉めておく。
【0034】油水分離機31を通過して、油汚れ等の非
水溶性汚れが分離された水系洗浄液12は、洗浄液噴射
ノズル13から第1の洗浄槽11内に戻される。また、
洗浄液噴射ノズル13を用いずに、バルブ39を介して
単に第1の洗浄槽11内に返送してもよい。ただし、第
1の洗浄槽11における油汚れ等の浮上を防止する上
で、洗浄液噴射ノズル13から非水溶性汚れが分離され
た水系洗浄液12を戻して、第1の洗浄槽11内の撹拌
を行うことは効果的である。また、他の洗浄液撹拌手段
を適用することも有効である。
【0035】このような親油性エレメントを用いた油水
分離手段Eにおいては、水系洗浄液12中に分散してい
る微粒子状の油汚れ等を水系洗浄液12と共に強制的に
油水分離機31に送り、この油水分離機31で水系洗浄
液12から油汚れ等を分離、回収しており、かつこの水
系洗浄液12の循環により第1の洗浄槽11の水系洗浄
液12はたえず撹拌されているため、水系洗浄液12中
の油汚れ等の非水溶性汚れ濃度を低く保つことができる
だけでなく、第1の洗浄槽11において水系洗浄液12
表面に油汚れ等が浮遊することを防止することができ
る。これらによって、第1の洗浄槽11から引上げた被
洗浄物表面の油汚れ等の再付着量を大幅に低減すること
ができ、溶剤系洗浄液22への負荷を軽減することが可
能となる。このことは溶剤系洗浄液22の純度維持に大
きく貢献する。
【0036】なお、図2に示した第1の洗浄槽11は、
油水分離手段Eと直接は関係ないが、ヒータ40、液温
センサ41およびフロートセンサ42を有している。フ
ロートセンサ42は、ヒータ40の空炊を防止するもの
である。このような構成とすることによって、水系洗浄
液12を安全に加熱することができる。
【0037】次に、図4に示すオーバーフローによる油
水分離手段Fについて説明する。
【0038】図4に示す第1の洗浄槽11は、オーバー
フロー壁(隔壁)51を介して隣接設置されたオーバー
フロー槽52を有している。オーバーフロー槽52の底
部に設けられた洗浄液導出口53には、洗浄液循環用配
管54が接続されており、この洗浄液循環用配管54に
循環ポンプ14が介挿されている。そして、この循環ポ
ンプ14により水系洗浄液12は循環されており、この
循環量に応じて第1の洗浄槽11からオーバーフロー槽
52に、油汚れ等の非水溶性汚れを含む水系洗浄液12
がオーバーフローする。循環ポンプ14から第1の洗浄
槽11への水系洗浄液12の返送は、洗浄液噴射ノズル
13を介してもよいし、またバルブ55を介して直接行
ってもよい。
【0039】オーバーフロー槽52においては、油汚れ
等の非水溶性汚れを含む水系洗浄液12が静置され、オ
ーバーフロー槽52の表面に油汚れ等が比重差によって
浮上する。オーバーフロー槽52にはスキーマ56が配
置されており、スキーマ56にはフレキシブル配管57
を介して油回収ポンプ58が接続されている。そして、
オーバーフロー槽52で水系洗浄液12表面に浮遊する
油汚れ等は、スキーマ56により回収され、油回収ポン
プ58を介して油水分離機59に送られる。なお、60
は廃油受けである。この油水分離機59において、最終
的な油汚れ等の非水溶性汚れと水系洗浄液12との分離
が行われ、非水溶性汚れと分離された水系洗浄液12
は、オーバーフロー槽52に返送される。
【0040】このようなオーバーフロー方式の油水分離
手段Fにおいては、水系洗浄液12中に分散している微
粒子状の油汚れ等を水系洗浄液12と共にオーバーフロ
ー槽52に送り、このオーバーフロー槽52で基本的に
水系洗浄液12から油汚れ等を分離、回収しているた
め、水系洗浄液12中の油汚れ等の非水溶性汚れ濃度を
低く保つことができる。これによって、第1の洗浄槽1
1から引上げた被洗浄物表面の油汚れ等の再付着量を低
減することができ、溶剤系洗浄液22への負荷を軽減す
ることが可能となる。このことは溶剤系洗浄液22の純
度維持に大きく貢献する。
【0041】前述した溶剤系洗浄液22中から引上げら
れた被洗浄物は、次いで乾燥工程Cに送られる。乾燥工
程Cで用いられる乾燥機は特に限定されるものではな
く、各種公知の乾燥機、例えばブロア式乾燥機、遠心脱
液式乾燥機、温風乾燥機、真空乾燥機、蒸気乾燥機等を
適宜使用することができる。
【0042】特に、装置構成が簡易で、かつ溶剤系洗浄
液22の作業室内等への拡散抑制に有効で、溶剤系洗浄
液22の除去、乾燥に効果を発揮する遠心脱液機を兼ね
る回転ブロア式乾燥機を用いることが好ましい。この遠
心脱液機を兼ねる回転ブロア式乾燥機について、図5を
参照して説明する。
【0043】図5に示す遠心脱液機を兼ねる回転ブロア
式乾燥機61は、乾燥室62内に洗浄カゴ1の載置台と
しての回転体を兼ねる回転ブロア63が設置されてい
る。回転ブロア63の周囲には吸気用の羽根64が設置
されおり、回転ブロア63をモータ65により回転させ
ることによって、羽根64により乾燥室62内への吸気
が行われる。この乾燥室62内への吸気に伴う風によっ
て、洗浄カゴ1に収納された被洗浄物の乾燥(風乾)が
行われ、それと同時に回転ブロア63の中心に載置され
た洗浄カゴ1が回転することによって遠心脱液が行われ
る。乾燥室62の上部に設けられた吸気口にはフィルタ
66が設置されており、また乾燥室62内に吸気された
空気は、排気通路67を通って排気口68から排出され
る。なお、69は遠心脱液により被洗浄物から除去され
た排液受けである。
【0044】このように、被洗浄物の遠心脱液を行いつ
つ風乾を行うことによって、被洗浄物の乾燥をより効果
的に実施することができる。また、被洗浄物表面に付着
する溶剤系洗浄液22は、水に比べて蒸発潜熱が水の約
1/10程度と小さいため、被洗浄物を基本的に短時間で乾
燥させることができる。さらに、従来水系洗浄後や水す
すぎ後に問題となっていたシミ等は、乾燥工程Cの前工
程で溶剤系洗浄液22を使用することによって、その発
生を大幅に抑制することが可能となる。
【0045】上記した遠心脱液機を兼ねる回転ブロア式
乾燥機は、特に小部品の乾燥に有効である。比較的形状
の大きい被洗浄物の場合には、間接加熱方式の循環式温
風乾燥機等が乾燥効率や安全性の点から好ましい。
【0046】上述した本発明の洗浄装置で洗浄および乾
燥を行った被洗浄物には、極めて良好な洗浄および乾燥
品質を付与することができ、また洗浄から乾燥までの工
程時間も従来の水系洗浄等に比べて大幅に短縮すること
ができる。
【0047】なお、上述した洗浄装置は本発明の一実施
形態を示すものであり、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で種々の変形が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗浄装置
によれば、水溶性汚れおよ非水溶性汚れを問わず、各種
の汚れを良好に除去することができ、特に廃液処理等へ
の負荷を高めることなく、水系洗浄液中に溶解、分散あ
るいは浮遊する汚れの再付着による洗浄品質の低下を防
止することが可能となる。また、乾燥時間の短縮および
乾燥品質の向上を図ることができる。従って、本発明の
洗浄装置は、各種の問題を抱えるフロン系溶剤による洗
浄等の代替え洗浄装置として、各種工業部品等の洗浄に
有効に利用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による洗浄装置の概略構
成を示す図である。
【図2】 図1に示す洗浄装置に適用した油水分離手段
の一構成例を示す図である。
【図3】 図2に示す油水分離手段における油水分離状
態を説明するための図である。
【図4】 図1に示す洗浄装置に適用した油水分離手段
の他の構成例を示す図である。
【図5】 図1に示す洗浄装置に適用した乾燥機の一構
成例を示す図である。
【符号の説明】
11……第1の洗浄槽 12……水系洗浄液 21……第2の洗浄槽 22……溶剤系洗浄液 31……油水分離機 33……親油性エレメント 52……オーバーフロー槽 61……遠心脱液機を兼ねる回転ブロア式乾燥機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水系洗浄液が収容された第1の洗浄槽を
    有し、被洗浄物を前記第1の洗浄槽で洗浄する第1の洗
    浄手段と、 溶剤系洗浄液が収容された第2の洗浄槽を有し、前記第
    1の洗浄手段を経た前記被洗浄物を前記第2の洗浄槽で
    洗浄する第2の洗浄手段とを具備することを特徴とする
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗浄装置において、 前記第1の洗浄手段は、前記水系洗浄液中に分散した非
    水溶性汚れを凝集、粗大化させ、前記水系洗浄液表面に
    浮上させて分離、回収する油水分離手段を有することを
    特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 水系洗浄液が収容された第1の洗浄槽を
    有し、被洗浄物を前記第1の洗浄槽で洗浄する第1の洗
    浄手段と、 溶剤系洗浄液が収容された第2の洗浄槽を有し、前記第
    1の洗浄手段を経た前記被洗浄物を前記第2の洗浄槽で
    洗浄する第2の洗浄手段と前記第2の洗浄手段を経た前
    記被洗浄物を乾燥する乾燥手段とを具備することを特徴
    とする洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の洗浄装置において、 前記乾燥手段は、前記被洗浄物が収納された洗浄カゴが
    配置される、回転ブロワを兼ねる回転体を有し、前記被
    洗浄物を遠心脱液しつつ風乾する回転ブロワ式乾燥機を
    有することを特徴とする洗浄装置。
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