JPH08281039A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

Info

Publication number
JPH08281039A
JPH08281039A JP7092297A JP9229795A JPH08281039A JP H08281039 A JPH08281039 A JP H08281039A JP 7092297 A JP7092297 A JP 7092297A JP 9229795 A JP9229795 A JP 9229795A JP H08281039 A JPH08281039 A JP H08281039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cleaning
air
ejector
cleaning water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7092297A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunori Ochi
篤則 越知
Yukihiko Takeda
幸彦 武田
Akira Yanagida
昭 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP7092297A priority Critical patent/JPH08281039A/ja
Publication of JPH08281039A publication Critical patent/JPH08281039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄水を用いた湿式の空気洗浄機にあって、
小形で簡単な構成で高い集塵,除菌能力を得る。 【構成】 洗浄塔2内に、上部に洗浄室4、下部に水タ
ンク5を設ける。洗浄室4内の上部に噴霧ノズル6を設
ける。空気導入口7から導入された汚染空気が洗浄水ミ
ストに接触して不純物が捕集され、清浄化された空気が
排気ダクト9から排出される。洗浄塔2の外部に、循環
供給路13、エジェクタ12、高圧管路14を設け、水
タンク5内の洗浄水Wを循環させる。エジェクタ12
を、ノズル部16、吸引混合部20、ディフューザ部1
8などから構成し、吸引混合部20の吸引口20aにオ
ゾン発生器21を接続する。エジェクタ12において
は、ノズル部16から洗浄水Wが噴射され、その際の負
圧によってオゾン空気が吸入され、洗浄水Wとオゾン空
気とが混合されて微細ミスト状とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴霧ノズルから洗浄水
が噴霧される洗浄室内に、汚染空気を通すことにより、
その汚染空気中に含まれる塵埃や菌,臭気成分等の不純
物を除去して清浄化するようにした空気清浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄機として、従来では、
例えば特開平6−185758号公報に示されるものが
考えられていた。このものは、水洗塔内の底部に水が貯
留される貯留部を設けると共に、水洗塔内の上部に水を
噴霧する液用スプレーノズルを設け、さらに前記貯留部
の水を前記液用スプレーノズルに供給するための循環管
及びポンプ等を設けて構成されている。そして、室内の
汚染空気を送風機によって前記水洗塔内に導入し、水滴
により汚染空気中の塵埃や菌等を分離,捕集するように
なっている。
【0003】また、貯留部の水は、除去した菌等により
次第に汚染されるのであるが、その水の殺菌のため、水
洗塔内にスプレー式オゾン溶解槽を設けるようにしてい
る。このオゾン溶解槽は、水洗塔の内部の一部を仕切る
ことにより設けられており、その上部に前記循環管から
分岐された分岐管から供給された洗浄水を下方に向けて
噴霧する液用ノズルを配設し、その下方に位置してオゾ
ン発生器から供給されるオゾンを噴射するエアノズルを
配設して構成されている、これにて、洗浄水とオゾンと
が接触し、洗浄水が殺菌される。これによれば、オゾン
をバブリングするような場合と異なり、比較的小形の装
置で高濃度のオゾン水を得ることができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の空
気清浄機においては、噴霧ノズルから噴霧される水滴の
大きさ(粒径)が小さくなるほど、集塵効率が向上する
ことが知られている。しかしながら、上記従来のもので
は、循環管をポンプにより圧送される洗浄水を液用スプ
レーノズルから噴霧するだけなので、噴霧される洗浄水
の粒径に限界があり、粒径が比較的大きくて集塵効率に
劣る欠点があった。
【0005】この場合、汚染空気中の不純物粒子と、噴
霧される洗浄水との間に高電圧を印加して静電気力によ
って集塵,除菌効率を高めることも行われているが、こ
れでは、高圧電源などが必要となり、装置の大形化やコ
ストアップを招いてしまうことになる。
【0006】また、上記したオゾン溶解槽にあっては、
比較的大形のオゾン溶解槽が必要となると共に、循環管
から分岐した分岐管、洗浄水を噴霧する液用ノズル、オ
ゾン発生器からオゾンをエアノズルに高圧で供給するた
めのコンプレッサ等が必要となる等、汚染された洗浄水
を浄化するための構成が比較的複雑で、装置の大形化や
イニシャルコストの増大を招いてしまう事情もあった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、洗浄水を用いたいわゆる湿式のものに
あって、小形で簡単な構成で高い集塵,除菌能力を得る
ことができる空気清浄機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の空気
清浄機は、噴霧ノズルから洗浄水が噴霧される洗浄室内
に、汚染空気を通すことにより、その汚染空気中に含ま
れる塵埃等の不純物を除去して清浄化するものにあっ
て、前記噴霧ノズルに洗浄水を供給する供給路に、洗浄
水を噴射するノズル部と、その噴射により生ずる負圧に
よって吸引された空気を混合して前記洗浄水を微細ミス
ト状とする吸引混合部と、ディフューザ部とを備えるエ
ジェクタを設けたところに特徴を有する。
【0009】この場合、前記エジェクタの吸引混合部
に、オゾン発生器を接続し、そのオゾン発生器からのオ
ゾン空気が洗浄水と混合されるように構成することもで
きる(請求項2の発明)。また、前記洗浄室に供された
洗浄水が回収される水タンクを設けると共に、この水タ
ンク内の洗浄水を前記エジェクタに循環供給する循環供
給路を設けるようにしても良い(請求項3の発明)。
【0010】そして、上記した請求項1の空気清浄機に
おいて、前記洗浄室に供された洗浄水が回収される水タ
ンクと、この水タンク内の洗浄水を前記エジェクタに循
環供給する循環供給路と、前記エジェクタの吸引混合部
に接続されたオゾン発生器と、前記エジェクタの下流に
おいて前記供給路から分岐した排水路とを設け、汚染空
気を清浄化する洗浄運転時には、前記オゾン発生器を停
止させ、前記排水路から洗浄水を排水する排水運転時に
は、前記オゾン発生器を駆動させるように構成するよう
にしても良い(請求項4の発明)。
【0011】このとき、前記水タンク内の洗浄水の汚れ
度合を検出する汚れセンサを設けると共に、この汚れセ
ンサにより所定値以上の汚れ度合が検出されたときに前
記洗浄運転を停止して排水運転を実行させる制御手段を
設ければ、より効果的となる(請求項5の発明)。さら
には、前記排水運転が終了した後、前記水タンク内に新
たな洗浄水を供給する給水手段を設けることもできる
(請求項6の発明)。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明の請求項1の空気清浄機
によれば、供給路にエジェクタを設けたことにより、供
給路の洗浄水を空気と混合して微細なミスト状とした上
で、噴霧ノズルに供給することができ、洗浄室内に噴霧
される洗浄水ミストの粒径を極めて微細化することがで
きる。また、これと共に、ディフューザ部以降の供給路
は、大気圧よりも高圧であるため、水滴中の空気が過飽
和状態となり、これが噴霧ノズルから大気圧下に噴霧さ
れた際に、気泡を発生して洗浄水ミストの微細化がより
一層促進される。
【0013】従って、請求項1の空気清浄機によれば、
洗浄水を用いたいわゆる湿式のものにあって、噴霧され
る洗浄水ミストを微細化することができて高い集塵,除
菌能力を得ることができる。そして、洗浄水の供給路に
エジェクタを付加するといった簡単且つ小形の構成で済
むと共に、高圧電源なども不要となるので、小形で安価
に済ませることができるものである。
【0014】この場合、前記エジェクタの吸引混合部
に、オゾン発生器を接続し、そのオゾン発生器からのオ
ゾン空気が洗浄水と混合されるように構成すれば(請求
項2の空気清浄機)、オゾン空気によって洗浄水を浄化
することができる。このとき、オゾン発生器からのオゾ
ン空気は、コンプレッサ等の別途の圧送手段によらずと
も、エジェクタの吸引作用により吸引混合部内に吸引さ
れるため、簡単で安価な構成で済ませることができる。
しかも、ディフューザ部以降の供給路においては高圧状
態であるため、オゾンが高濃度に溶解したオゾン水を得
ることができ、洗浄水の浄化力に優れるものとなる。
【0015】また、洗浄室に供された洗浄水が回収され
る水タンクを設けると共に、この水タンク内の洗浄水を
エジェクタに循環供給する循環供給路を設けるようにす
れば(請求項3の空気清浄機)、洗浄水をオゾンによっ
て浄化しながら何度も繰返し使用することができ、洗浄
水の消費量を抑えることができる。
【0016】そして、本発明の請求項4の空気清浄機に
よれば、上記した請求項1の空気清浄機において、洗浄
水が回収される水タンク内の洗浄水を循環供給路によっ
てエジェクタに循環供給するように構成すると共に、汚
染空気を清浄化する洗浄運転時には、エジェクタに接続
されたオゾン発生器を停止させ、前記エジェクタの下流
において前記供給路から分岐した排水路から洗浄水を排
水する排水運転時には、前記オゾン発生器を駆動させる
ように構成したので、洗浄水が汚染されるまでは循環供
給路によって繰返し使用することができる。一方、洗浄
水が汚染された場合には、その洗浄水を排水路から排出
することができるのであるが、このとき、エジェクタに
よって、排出すべき洗浄水がオゾン発生器からのオゾン
空気により高い浄化力で浄化されるので、汚染された洗
浄水の浄化処理を十分行った上で排水することができる
ものである。
【0017】このとき、前記水タンク内の洗浄水の汚れ
度合を検出する汚れセンサを設けると共に、この汚れセ
ンサにより所定値以上の汚れ度合が検出されたときに前
記洗浄運転を停止して排水運転を実行させる制御手段を
設ければ(請求項5の空気清浄機)、洗浄水の汚れ度合
が所定値となるまでは、洗浄水を繰返し使用しながら連
続的に洗浄運転を実行することができ、洗浄水の汚れ度
合が所定値となったときに、自動的に排水運転に切換え
られるようになり、洗浄水の消費量を抑えつつ、汚れ度
合の低い洗浄水により良好な洗浄運転を実行することが
できる。
【0018】さらには、前記排水運転が終了した後、前
記水タンク内に新たな洗浄水を供給する給水手段を設け
るようにすれば(請求項6の空気清浄機)、排水運転後
の給水も自動的に行われるようになり、排水運転後に速
やかに洗浄運転を再開させることができるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1,2,3に対
応)について、図1ないし図4を参照して述べる。
【0020】図1は、本実施例に係る空気清浄機1の全
体構成を概略的に示すものである。ここで、洗浄塔2は
縦長の円筒タンク状をなし、その内部はベルマウス状を
なすセパレータ板3により上下に仕切られ、上部が洗浄
室4とされ、下部が水タンク5とされている。前記水タ
ンク5内には、洗浄水Wがほぼ一定水位に貯留されるよ
うになっている。そして、前記洗浄室4の上部には、洗
浄水Wを噴霧する噴霧ノズル6が設けられている。この
とき、噴霧ノズル6への洗浄水Wの供給は、後述するよ
うに行われるようになっている。
【0021】また、前記洗浄塔2の上部には、洗浄室4
内に汚染空気を導入するための空気導入口7が設けられ
ている。一方、洗浄塔2の下部寄りの側壁部には、前記
セパレータ板3の裏面部に位置して空気排出口8が設け
られている。さらに、この空気排出口8には排気ダクト
9が接続され、その排気ダクト9の途中部にファン装置
10が配設されている。
【0022】これにて、前記ファン装置10が駆動され
ると、空気導入口7から汚染空気が洗浄室4内に導入さ
れ、空気排出口8から排気ダクト9を通して排出される
ようになっている。この際、前記噴霧ノズル6からミス
ト状の洗浄水が洗浄室4内に噴霧されることにより、汚
染空気が洗浄水ミストに接触し、これによって汚染空気
中の塵埃や菌,臭気成分等の不純物が捕集され、清浄化
された空気が排出されるようになっているのである。ま
た、このとき、洗浄室4内を下方に流れる洗浄水ミスト
がセパレータ板3によって捕獲され、液滴状となって下
方の水タンク5に流下し、もって、洗浄水ミストが空気
と一緒に排出されることが極力防止されるようになって
いる。
【0023】さて、前記洗浄塔2の外部には、前記水タ
ンク5内の洗浄水Wを浄化して前記噴霧ノズル6に循環
供給するための浄化部11が設けられている。この浄化
部11は、前記噴霧ノズル6に洗浄水Wを供給する供給
路に、後述するエジェクタ12等を配設して構成されて
いるのであるが、この場合、前記供給路は、前記水タン
ク5内の洗浄水Wを前記エジェクタ12に循環供給する
循環供給路13と、前記エジェクタ12からの洗浄水W
を噴霧ノズル6に供給する高圧管路14とからなってい
る。
【0024】前記循環供給路13は、前記洗浄塔2(水
タンク5)の底部に設けられた水出口15と、エジェク
タ12のノズル部16とをつなぐように設けられてお
り、その途中部には、水タンク5内の洗浄水Wをエジェ
クタ12に向けて圧送(矢印A参照)する循環ポンプ1
7が設けられている。また、前記高圧管路14は、エジ
ェクタ12のディフューザ部18と、噴霧ノズル6の入
口部とをつなぐように設けられており、この場合U字状
に蛇行されていることにより、必要な管路長さを確保す
るようにしている。
【0025】そして、図2に示すように、前記エジェク
タ12は、管19内に、前記循環供給路13と連なるノ
ズル部16を突出させ、前記ノズル部16の先端のやや
先方に形成されたスロート部19aから次第に拡径する
ディフューザ部18を形成して構成されている。これに
て、ノズル部16の先端部分に吸引混合部20が形成さ
れ、前記管19には、その吸引混合部20に連通する吸
引口20aが形成されている。また、前記ディフューザ
部18から連続するようにして前記高圧管路14が設け
られている。
【0026】さらに、本実施例においては、図1に示す
ように、前記吸引混合部20の吸引口20aには、オゾ
ン発生器21が接続されている。周知のように、このオ
ゾン発生器21は、例えば放電作用によりオゾンガスを
発生させるようになっている。この場合、本実施例で
は、後述のように発生させるオゾンの濃度をさほど高く
せずとも済むので、このオゾン発生器21は、比較的小
形で安価なものとされている。
【0027】これにより、エジェクタ12においては、
循環ポンプ17により圧送された洗浄水Wが、ノズル部
16から吸引混合部20に噴射され(矢印B)、その噴
射により生ずる負圧によって、オゾン発生器21からの
オゾン空気(オゾンを含む空気)が吸入され(矢印
C)、吸引混合部20にて洗浄水Wとオゾン空気とが混
合されて微細なミスト状とされ、その微細ミスト状のオ
ゾン水がディフューザ部18から高圧状態で高圧管路1
4に流出されるようになっているのである。
【0028】次に、上記構成の作用について、図3及び
図4も参照して述べる。汚染空気を清浄化する洗浄運転
時には、前記ファン装置10が駆動されると共に、循環
ポンプ17が駆動され、さらにオゾン発生器21が駆動
されるようになる。前記循環ポンプ17の駆動により、
水タンク5内の洗浄水Wが、矢印A方向に圧送され、水
出口15から循環供給路13を通してエジェクタ12に
至り、さらに高圧管路14を通って噴霧ノズル6に供給
され、この噴霧ノズル6から洗浄室4内に噴霧される。
【0029】一方、前記ファン装置10の駆動により、
汚染空気が空気導入口7から洗浄室4内に導入され、前
記噴霧ノズル6から噴霧された洗浄水ミストに接触し、
汚染空気中の塵埃や菌,臭気成分等の不純物が除去さ
れ、清浄化された空気が空気排出口8から排気ダクト9
を通して排出される。また、空気の清浄化に寄与した洗
浄水Wは、再び水タンク5に戻される。
【0030】このとき、エジェクタ12において、ノズ
ル部16から噴射された洗浄水Wがオゾン空気と混合さ
れて微細ミスト状とされるので、高圧管路14及び噴霧
ノズル6を通って洗浄室4内に噴霧される洗浄水ミスト
の粒径を微細化することができるのである。さらに、デ
ィフューザ部18以降の高圧管路14は、大気圧よりも
高圧とされるので、洗浄水Wにオゾン空気が過飽和状態
にて溶解する。このため、噴霧ノズル6から洗浄水Wが
大気圧下に噴霧された際に、余剰のオゾン空気が微細気
泡となり、この微細気泡の発生によって洗浄水ミストの
分裂が更に進んで洗浄水ミストの微細化、粒径の均一化
がより一層促進されるのである。
【0031】ここで、この種の空気清浄機においては、
洗浄水ミストの粒径と、集塵,除菌効率との間に次の関
係があることが知られている。
【数1】 従って、図3にも示すように、噴霧ノズル6から噴霧さ
れる洗浄水ミストの大きさ(粒径)が小さくなるほど、
集塵,除菌効率が向上するのである。
【0032】また、実際の洗浄水ミストには粒径のばら
つきがあるが、次の理論式に示されるように、同じ平均
粒径でもばらつきの少ない洗浄水ミスト群の方が高い集
塵効率を得ることができる。
【数2】
【0033】図3は洗浄水ミストの平均粒径と集塵,除
菌効率との関係を示しているのもので、上段の線は、本
実施例のような粒径のばらつきの小さい場合、下段の線
は、従来例のような粒径のばらつきの大きい場合の理論
線を示している。従来のような洗浄水を単純に液用スプ
レーノズルから噴霧するだけのものでは、図に三角で示
すように、洗浄水ミストの平均粒径も大きく粒径のばら
つきも大きいため、集塵,除菌効率が低いものであり、
このため、静電気力によって集塵,除菌効率を高める
(図に四角で示す)ことが必要となる。これに対し、本
実施例では、図に黒丸で示すように、上述のような洗浄
水ミストの微細化及び粒径の均一化により、静電気力を
付与せずとも、静電式のものと同等の高い集塵,除菌効
率を得ることができたのである。
【0034】しかして、上述のような空気の清浄化に伴
い、水タンク5内の洗浄水Wが、吸収した菌等により次
第に汚染されるようになり、不純物の捕集,吸収能力が
低下することになる。ところが、本実施例では、オゾン
発生器21を設けて前記エジェクタ12の吸引混合部2
0の吸引口20aからオゾン空気が吸引されるように構
成したので、洗浄水Wを高能力で浄化することができる
のである。
【0035】即ち、上述のように、エジェクタ12の吸
引混合部20においては、オゾン発生器21からのオゾ
ン空気が洗浄水Wと混合されるようになり、オゾン空気
の有する殺菌,酸化,脱臭作用などによって洗浄水Wが
浄化される。このとき、良好な浄化作用を得るために
は、洗浄水Wへのオゾンの溶解濃度(オゾン水の濃度)
を高くする必要があるが、本実施例では、ディフューザ
部18以降の高圧管路14内は高圧状態であるため、図
4に示すように、オゾンが高濃度に溶解したオゾン水を
得ることができるのである。しかも、高圧管路14を蛇
行状としていることにより、オゾンと洗浄水Wとの十分
な反応(浄化)時間を確保することができるのである。
【0036】このように本実施例によれば、噴霧ノズル
6に洗浄水Wを供給する供給路にエジェクタ12を設け
るようにしたので、噴霧される洗浄水ミストの微細化及
び粒径の均一化を図ることができ、この結果、静電気力
を付与せずとも、高い集塵,除菌能力を得ることができ
る。また、洗浄水Wの供給路に配管程度の大きさのエジ
ェクタ12を付加するといった簡単且つ小形の構成で済
むと共に、高圧電源なども不要となるので、小形で安価
に済ませることができるものである。
【0037】そして、本実施例では、エジェクタ12の
吸引口20aに、オゾン発生器21を接続し、エジェク
タ12の吸引作用によりオゾン空気が吸引混合部20内
に吸引されるように構成したので、洗浄水Wの浄化力に
優れるものとなる。また、このように高い浄化力が得ら
れるので、さほど高濃度のオゾン空気を発生するものと
しなくても良くなり、低濃度のオゾン空気を発生するオ
ゾン発生器21で済ませることができる。しかも、従来
のような比較的大形のオゾン溶解槽が不要となると共
に、液用ノズルやコンプレッサ等が不要となるので、洗
浄水Wを浄化するための構成を簡単で安価に済ませるこ
とができるものである。
【0038】さらに、本実施例では、水タンク5及び循
環供給路13等を設けて洗浄水Wを循環させる構成とし
たので、洗浄水Wをオゾンによって浄化しながら何度も
繰返し使用することができ、洗浄水Wの消費量を抑える
ことができるといった利点も得ることができるものであ
る。
【0039】(2)第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例(請求項1,4,5,6に
対応)について、図5及び図6を参照して述べる。尚、
上記第1の実施例と共通する部分に関しては、同一符号
を付して詳しい説明を省略し、以下、主として異なる部
分について述べる。
【0040】図5は本実施例に係る空気清浄機31の全
体構成を示している。ここで、上記第1の実施例と同様
に、洗浄塔2は、上部に洗浄室4、下部に水タンク5を
有して構成されているのであるが、前記水タンク5内に
は、洗浄水Wの汚れ度合を検出するための汚れセンサ3
2が設けられている。
【0041】さらに、水タンク5内には、洗浄水Wの水
位を検知するための水位センサ33が設けられており、
さらに、水タンク5の上部には、給水管34の一端部が
接続されている。この給水管34の他端側は、例えば上
水道に接続され、また、その途中部に給水バルブ35が
配設されている。これにて、給水手段が構成され、給水
バルブ35が開放されると、給水管34を通して水タン
ク5内に清水が給水されるのである。
【0042】一方、洗浄塔2の外部には、上記第1の実
施例と同様に、水タンク5の底部とエジェクタ12(ノ
ズル部16)とをつなぐ循環供給路13及び洗浄水Wを
圧送する循環ポンプ17が設けられ、さらに、エジェク
タ12(ディフューザ部18)と噴霧ノズル6とをつな
ぐ高圧管路14が設けられている。また、前記エジェク
タ12の吸引混合部20には、オゾン発生器21が接続
されているのであるが、本実施例では、オゾン発生器2
1は、連通管36によって前記洗浄塔2の側壁部(セパ
レータ板3の裏面部)に接続されている。これにて、オ
ゾン発生器21の停止時においては、エジェクタ12は
洗浄塔2内の空気を吸引して洗浄水Wと混合するように
なっているのである。
【0043】そして、前記エジェクタ12の下流の高圧
管路14から分岐して排水路37が設けられている。ま
た、前記高圧管路14の排水路37の分岐部分よりも下
流側には供給バルブ38が設けられ、前記排水路37に
は、排水バルブ39が設けられている。排水路37の他
端側は、例えば下水道に接続されている。
【0044】さて、図示はしないが、上記した汚れセン
サ32及び水位センサ33の検出信号は制御手段として
の制御回路に入力されるようになっている。そして、前
記給水バルブ35、供給バルブ38、排水バルブ39、
及び、ファン装置10、循環ポンプ17、オゾン発生器
21は、前記制御回路により制御されるようになってい
る。
【0045】このとき、後のフローチャート説明にて述
べるように、前記制御回路は、前記汚れセンサ32に検
出に基づいて、水タンク5内の洗浄水Wの汚れ度合が所
定値未満のときには、汚染空気を清浄化する洗浄運転を
実行し、所定値以上の汚れ度合が検出されたときには、
洗浄運転を停止して排水運転を実行するようになってい
る。また、洗浄運転時にはオゾン発生器21を停止さ
せ、排水運転時にはオゾン発生器21を駆動させるよう
になっている。さらには、前記水位センサ33の検出に
基づいて排水運転を停止させ、その後、水タンク5内へ
の給水を実行するようになっているのである。
【0046】次に、上記構成の作用について述べる。図
6のフローチャートは、制御回路が実行する空気清浄機
31の運転の制御手順を示している。空気清浄機31の
運転が開始されると、まず、ステップS1にて、汚染空
気を清浄化する洗浄運転が実行される。この洗浄運転時
には、ファン装置10及び循環ポンプ17がオンされ、
これと共に、3個のバルブのうち、供給バルブ38のみ
が開放され、給水バルブ35及び排水バルブ39は閉塞
される。また、このとき、上記第1の実施例と異なり、
オゾン発生器21は停止されている。
【0047】これにて、上記第1の実施例と同様に、水
タンク5内の洗浄水Wが、循環供給路13を矢印A方向
に圧送されてエジェクタ12に至り、さらに矢印Dで示
すように高圧管路14を通って噴霧ノズル6に供給さ
れ、この噴霧ノズル6から洗浄室4内に噴霧される。一
方、汚染空気が空気導入口7から洗浄室4内に導入さ
れ、噴霧ノズル6から噴霧された洗浄水ミストに接触
し、汚染空気中の塵埃や菌,臭気成分等の不純物が除去
され、清浄化された空気が空気排出口8から排気ダクト
9を通して排出される。また、空気の清浄化に寄与した
洗浄水Wは、再び水タンク5に戻され、繰返し使用され
るようになる。
【0048】このとき、エジェクタ12においては、ノ
ズル部16から噴射された洗浄水Wが、水タンク5の上
部から連通管36を通して吸引された空気と混合されて
微細ミスト状とされるので、高圧管路14及び噴霧ノズ
ル6を通って洗浄室4内に噴霧される洗浄水ミストの粒
径を微細化することができる。さらに、高圧管路14は
大気圧よりも高圧とされるので、洗浄水Wに空気が過飽
和状態にて溶解し、このため、噴霧ノズル6から洗浄水
Wが大気圧下に噴霧された際に、微細気泡が発生し洗浄
水ミストの分裂が更に進んで洗浄水ミストの微細化、粒
径の均一化がより一層促進され、高能力で集塵,除菌を
行うことができるのである。
【0049】しかして、このような空気の清浄化に伴
い、水タンク5内の洗浄水Wが、吸収した菌等により次
第に汚染されて不純物の捕集,吸収能力が低下するよう
になるのであるが、この洗浄運転時においては常に汚れ
センサ32により洗浄水Wの汚れ度合を監視し(ステッ
プS2)、汚れ度合が所定値に満たない間は(No)、
洗浄運転を継続して実行し、汚れ度合が所定値以上とな
ると(Yes)、洗浄運転を停止してステップS3の排
水運転に切換えられる。
【0050】この排水運転は、循環ポンプ17の駆動を
継続したままで、ファン装置10を停止すると共に供給
バルブ38を閉塞し、さらに排水バルブ39を開放する
ことにより行われる。また、このときには、オゾン発生
器21が駆動されるようになる。給水バルブ35は依然
として閉じたままである。これにて、空気が洗浄室4内
に導入されることが停止され、また、噴霧ノズル6への
洗浄水Wの供給もなくなる。
【0051】そして、水タンク5内の汚染された洗浄水
Wが、循環ポンプ17によってエジェクタ12に送ら
れ、さらに、矢印Eで示すように、エジェクタ12から
排水路37を通って外部に排水される。このとき、エジ
ェクタ12においては、オゾン発生器21から発生され
るオゾン空気が吸入されて洗浄水Wと混合されるので、
汚染された洗浄水Wがオゾン空気により高い浄化力で浄
化された上で、外部に排出されるのである。
【0052】このような排水運転は、水タンク5内の洗
浄水Wが全て排出されるまで連続して実行される(ステ
ップS4)。そして、前記水位センサ33が、水タンク
5内が空になったことを検出すると(ステップS4にて
Yes)、ステップS5にて、排水運転が停止されて給
水運転が実行されるようになる。この給水運転は、給水
バルブ35を開放することにより行われ、このときに
は、ファン装置10、循環ポンプ17、オゾン発生器2
1は全て停止され、また、供給バルブ38及び排水バル
ブ39は共に閉塞される。
【0053】これにより、給水管34を通して水タンク
5内に汚れていない新たな洗浄水Wが供給されるように
なるのである。この給水運転は、水位センサ33の検出
水位が設定水位となるまで行われ(ステップS6)、水
タンク5内が設定水位に達すると(Yes)、給水バル
ブ35が閉塞されて給水が停止されるのである(ステッ
プS7)。この後、再びステップS1の洗浄運転が実行
されるようになる。
【0054】このように本実施例によれば、上記第1の
実施例と同様に、噴霧ノズル6に洗浄水Wを供給する供
給路にエジェクタ12を設けるようにしたので、噴霧さ
れる洗浄水ミストの微細化及び粒径の均一化を図ること
ができ、この結果、静電気力を付与せずとも、高い集
塵,除菌能力を得ることができる。また、洗浄水Wの供
給路に配管程度の大きさのエジェクタ12を付加すると
いった簡単且つ小形の構成で済むと共に、高圧電源など
も不要となるので、小形で安価に済ませることができる
ものである。
【0055】そして、本実施例では、洗浄水Wが汚染さ
れるまでは循環供給路13によって繰返し使用するよう
にしたので、洗浄水Wの消費量を抑えることができ、こ
のときには、オゾン発生器21を駆動しないので、通常
の洗浄運転時にはオゾンを外気に放出することを未然に
防止し、安全性にも優れるものとなる。一方、洗浄水W
が汚染された場合には、汚染された洗浄水Wがオゾン発
生器からのオゾン空気により高い浄化力で浄化されるの
で、汚染された洗浄水の浄化処理を十分行った上で排水
することができるものである。
【0056】また、特に本実施例では、汚れセンサ32
の検出に基づいて、洗浄運転から排水運転に切換えるよ
うにしているので、適切な時期に排水を行うことがで
き、洗浄水Wを無駄に消費することなく、且つ、常に汚
れ度合の低い洗浄水により良好な洗浄運転を実行するこ
とができるものである。さらには、排水運転後の給水も
自動的に行われるようにしたので、排水運転後に速やか
に洗浄運転を再開させることができるものである。
【0057】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば洗浄水としては単なる水(水道
水)に限らず、臭気成分の吸収力に優れた溶液等を採用
しても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、全体構成
を概略的に示す図
【図2】エジェクタの拡大縦断面図
【図3】洗浄水ミストの平均粒径と集塵,除菌効率との
関係を示す図
【図4】供給オゾン空気濃度とオゾン水濃度との関係を
示す図
【図5】本発明の第2の実施例を示すもので、全体構成
を概略的に示す図
【図6】運転の制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
図面中、1,31は空気清浄機、2は洗浄塔、4は洗浄
室、5は水タンク、6は噴霧ノズル、10はファン装
置、11は浄化部、12はエジェクタ、13は循環供給
路、14は高圧管路、16はノズル部、17は循環ポン
プ、18はディフューザ部、20は吸引混合部、21は
オゾン発生器、32は汚れセンサ、33は水位センサ、
35は給水バルブ、37は排水路、38は供給バルブ、
39は排水バルブを示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧ノズルから洗浄水が噴霧される洗浄
    室内に、汚染空気を通すことにより、その汚染空気中に
    含まれる塵埃等の不純物を除去して清浄化するものにお
    いて、 前記噴霧ノズルに洗浄水を供給する供給路に、洗浄水を
    噴射するノズル部と、その噴射により生ずる負圧によっ
    て吸引された空気を混合して前記洗浄水を微細ミスト状
    とする吸引混合部と、ディフューザ部とを備えるエジェ
    クタを設けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記エジェクタの吸引混合部には、オゾ
    ン発生器が接続され、そのオゾン発生器からのオゾン空
    気が洗浄水と混合されるように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記洗浄室に供された洗浄水が回収され
    る水タンクと、この水タンク内の洗浄水を前記エジェク
    タに循環供給する循環供給路とを備えることを特徴とす
    る請求項2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記洗浄室に供された洗浄水が回収され
    る水タンクと、この水タンク内の洗浄水を前記エジェク
    タに循環供給する循環供給路と、前記エジェクタの吸引
    混合部に接続されたオゾン発生器と、前記エジェクタの
    下流において前記供給路から分岐して設けられた排水路
    とを備え、 汚染空気を清浄化する洗浄運転時には、前記オゾン発生
    器を停止させ、前記排水路から洗浄水を排水する排水運
    転時には、前記オゾン発生器を駆動させるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記水タンク内の洗浄水の汚れ度合を検
    出する汚れセンサと、この汚れセンサにより所定値以上
    の汚れ度合が検出されたときに前記洗浄運転を停止して
    排水運転を実行させる制御手段を備えることを特徴とす
    る請求項4記載の空気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記排水運転が終了した後、前記水タン
    ク内に新たな洗浄水を供給する給水手段を備えることを
    特徴とする請求項4または5記載の空気清浄機。
JP7092297A 1995-04-18 1995-04-18 空気清浄機 Pending JPH08281039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7092297A JPH08281039A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空気清浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7092297A JPH08281039A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空気清浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08281039A true JPH08281039A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14050488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7092297A Pending JPH08281039A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空気清浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08281039A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001018456A1 (en) * 1999-09-08 2001-03-15 Otre Ab Apparatus and method for treatment of air
WO2001037975A1 (en) * 1999-11-20 2001-05-31 Yeon Mook Choi Wet-type purifier for exhausted heating gas
JP2003028399A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Matsushita Seiko Co Ltd 水回路制御方法
JP2008264645A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fulta Electric Machinery Co Ltd 高温蒸気の処理機
KR100883984B1 (ko) * 2008-04-10 2009-02-23 주식회사 스펙 고압물분사를 이용한 공기정화 집진기
JP2009190032A (ja) * 1998-01-23 2009-08-27 Shigeru Tanaka 物質捕集装置
CN102343194A (zh) * 2011-09-30 2012-02-08 王德金 筒式烟气除尘器
GB2495573A (en) * 2011-07-22 2013-04-17 Edwards Ltd Gas scrubber
JP2013141492A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN103453608A (zh) * 2013-08-22 2013-12-18 苏州康华净化系统工程有限公司 一种加湿机
KR101523733B1 (ko) * 2013-08-23 2015-05-29 삼성중공업 주식회사 선박용 배기가스 정화장치
CN107349757A (zh) * 2017-08-16 2017-11-17 重庆环正科技有限公司 一种射流式湿法油烟净化装置
KR101875458B1 (ko) * 2016-04-28 2018-07-06 김덕후 지문 현출 장치와 그의 작동 방법
CN109539429A (zh) * 2019-01-07 2019-03-29 宋超 一种高效空气净化器
CN109764430A (zh) * 2018-12-29 2019-05-17 江苏大学 一种利用静电分散技术的新型空气净化器
CN110507832A (zh) * 2019-07-31 2019-11-29 南京金日轻工科技发展有限公司 一种应用于制药配液系统中的无菌辅助灭菌装置
CN111442422A (zh) * 2020-04-08 2020-07-24 王海燕 一种具有加湿效果的空气净化设备
CN111544986A (zh) * 2020-05-12 2020-08-18 临沂职业学院 一种喷淋除尘环保机械
AT522492A1 (de) * 2019-04-30 2020-11-15 Peter Koch Ing Verfahren zur Reinigung bzw. Wäsche von Luft unter Verwendung einer Sprühkammer
CN117053335A (zh) * 2023-08-03 2023-11-14 广州优吸环保科技有限公司 一种负离子室内空气净化器

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190032A (ja) * 1998-01-23 2009-08-27 Shigeru Tanaka 物質捕集装置
WO2001018456A1 (en) * 1999-09-08 2001-03-15 Otre Ab Apparatus and method for treatment of air
WO2001037975A1 (en) * 1999-11-20 2001-05-31 Yeon Mook Choi Wet-type purifier for exhausted heating gas
JP2003028399A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Matsushita Seiko Co Ltd 水回路制御方法
JP2008264645A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fulta Electric Machinery Co Ltd 高温蒸気の処理機
KR100883984B1 (ko) * 2008-04-10 2009-02-23 주식회사 스펙 고압물분사를 이용한 공기정화 집진기
CN103796733A (zh) * 2011-07-22 2014-05-14 爱德华兹有限公司 低于大气压的气体洗涤器
GB2495573A (en) * 2011-07-22 2013-04-17 Edwards Ltd Gas scrubber
US9446341B2 (en) 2011-07-22 2016-09-20 Edwards Limited Sub-atmospheric pressure gas scrubbers
GB2495573B (en) * 2011-07-22 2015-04-29 Edwards Ltd Sub-atmospheric pressure gas scrubbers
CN102343194A (zh) * 2011-09-30 2012-02-08 王德金 筒式烟气除尘器
JP2013141492A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN103453608A (zh) * 2013-08-22 2013-12-18 苏州康华净化系统工程有限公司 一种加湿机
KR101523733B1 (ko) * 2013-08-23 2015-05-29 삼성중공업 주식회사 선박용 배기가스 정화장치
KR101875458B1 (ko) * 2016-04-28 2018-07-06 김덕후 지문 현출 장치와 그의 작동 방법
CN107349757A (zh) * 2017-08-16 2017-11-17 重庆环正科技有限公司 一种射流式湿法油烟净化装置
CN107349757B (zh) * 2017-08-16 2023-04-28 重庆环正科技有限公司 一种射流式湿法油烟净化装置
CN109764430A (zh) * 2018-12-29 2019-05-17 江苏大学 一种利用静电分散技术的新型空气净化器
CN109764430B (zh) * 2018-12-29 2024-05-14 江苏大学 一种利用静电分散技术的空气净化器
CN109539429A (zh) * 2019-01-07 2019-03-29 宋超 一种高效空气净化器
AT522492A1 (de) * 2019-04-30 2020-11-15 Peter Koch Ing Verfahren zur Reinigung bzw. Wäsche von Luft unter Verwendung einer Sprühkammer
CN110507832B (zh) * 2019-07-31 2021-04-20 南京金日轻工科技发展有限公司 一种应用于制药配液系统中的无菌辅助灭菌装置
CN110507832A (zh) * 2019-07-31 2019-11-29 南京金日轻工科技发展有限公司 一种应用于制药配液系统中的无菌辅助灭菌装置
CN111442422B (zh) * 2020-04-08 2021-12-14 胡梅华 一种具有加湿效果的空气净化设备
CN111442422A (zh) * 2020-04-08 2020-07-24 王海燕 一种具有加湿效果的空气净化设备
CN111544986A (zh) * 2020-05-12 2020-08-18 临沂职业学院 一种喷淋除尘环保机械
CN111544986B (zh) * 2020-05-12 2021-09-07 临沂职业学院 一种喷淋除尘环保机械
CN117053335A (zh) * 2023-08-03 2023-11-14 广州优吸环保科技有限公司 一种负离子室内空气净化器
CN117053335B (zh) * 2023-08-03 2024-03-19 广州优吸环保科技有限公司 一种负离子室内空气净化器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08281039A (ja) 空気清浄機
KR101653368B1 (ko) 약액세정 탈취장치
KR101891474B1 (ko) 마이크로버블 복합 다단 탈취장치
JPH06501112A (ja) コンタクトレンズ洗浄システム
KR102069379B1 (ko) 오염공기 탈취장치
KR101893358B1 (ko) 악취가스 유입저항 감소 기능을 갖는 2액 동시세정 탈취 탑
KR20060079067A (ko) 가압 탈취용액운회전식 탈취장치
KR101055592B1 (ko) 수벽 회전식 오염공기 정화장치
JPH0919694A (ja) オゾン浄化装置
JP2002095924A (ja) 空気浄化装置
JP3349359B2 (ja) 空気清浄機
JP4915564B2 (ja) 湿式空気清浄装置
KR101116189B1 (ko) 오존수를 이용한 덕트리스 집진장치
KR20180079492A (ko) 냉각장치를 포함하는 집진시스템
JP2006175336A (ja) 湿式ガス浄化装置
KR102345774B1 (ko) 세정액 재이용 다단 탈취기
JP2005013789A (ja) 空気清浄機
JP3121160B2 (ja) 気体の除塵・除菌装置
JPS6269033A (ja) 気体の除塵・除菌装置
JPH08117536A (ja) 空気洗浄装置
JP6234215B2 (ja) 空気清浄機
JP3993321B2 (ja) オゾン水処理装置およびそれを用いた洗浄処理装置
JP2012055838A (ja) 空気浄化装置
KR101576125B1 (ko) 하이브리드 악취 저감장치
KR200285882Y1 (ko) 공기정화장치