JPH01148381A - 鋼管の内面錆除去方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明の鋼管の内面錆除去方法に関する。

［従来の技術］ 従来鋼管の内面錆除去方法としては、先端に回転可能な
ブラシを取り付けたブラシロッドを鋼管の一方から装入
し、前後に往復させて鎖部を研磨し、その後一方から圧
縮空気で内面に残った研磨粉を排出している。また研磨
粉の飛散防止として特開昭５９−２３２７５５号公報に
記載されたものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら上記従来法では、以下に示す欠点がある。

すなわち研磨後時間が経通すると再び研磨した箇所から
錆が発生する、圧縮空気で内面の研磨粉を除去しようと
しても、こびりついているため除去されない、作業中研
磨された錆が飛散して作業環境が悪い、研磨ブラシの寿
命が短いため再三交換しなければならない、研磨面が粗
い等の諸欠点があった。

又特開昭５９−２３２７５５号公報に記載された装置で
は、再び錆が発生し易いという問題がある。

本発明は従来のこのような欠点を排除すべく成されたも
ので、作業環境の改善と鋼管の内面錆発生の防止を目的
とするものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は上述の如き諸問題点を有利に解決したものであ
りその要旨は先端に回転可能なブラシを取り付けたロッ
ドを鋼管の一方から装入するとともに、鋼管内面にソリ
ニブル油を供給し、ブラシを回転させながら鋼管内部を
移動させてブラッシングすることを特徴とする鋼管の内
面錆除去方法である。

［作用及び実施例］ 以下本発明を第１図に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。

第１図は本発明を実施するための装置例の部分図である
０図中１は研磨ブラシで鋼管内面を研磨し図にない走行
台車によって鋼管内面を移動する。４はソリニブル油で
洗浄ロッド５より鋼管内面に供給される。ソリニブル油
は研磨ブラシの部分から、ブラッシングと同時に供給し
てもよい。

第２図は鋼管の流れを表わした図である。装入スキッド
７上に並んだ鋼管はベルトコンベアー８で１本ずつ洗浄
ヘッド５横に搬送され手入される。手入された鋼管は、
ベルトコンベアー８でさらに搬送されエアーブロー９に
よフて内面に残ったソリニブル油は除去されクレードル
へと搬送される。

次に手入方法を説明する。搬送されてきた鋼管が洗浄ヘ
ッドの位置までくると、洗浄ヘッドからソリニブル油を
鋼管内面に供給する。−力先端に研磨ブラシを取り付は
後端はモーターで回転可能にし、かつ走行台車に取り付
けたブラシロッドを他端から装入し内面を研磨する。研
磨後ブラシロッドを鋼管内面から抜き出し、鋼管をベル
トコンベアーで内面エアーブローの位置まで搬送し、エ
アーブローで内面に残っているソリニブル油を除去しク
レードルに搬送する。研磨中鋼管から流れ落ちたソリニ
ブル油はポンプで循環して再使用する。

［発明の効果］ 上述のように本発明による鋼管の内面錆除去方法によれ
ば、研磨後時間の経過によって再び錆が発生するのを防
止することができ、かつ研磨後エアーブローでは除去で
きなかった研磨粉が除去可能になり、研磨された錆が飛
散せず作業環境がよくなり、更に研磨ブラシの寿命が向
上する、研磨面の粗度が向上する等の優れた諸効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における装置の部分図、第２図
は本発明の実施例における装置の全体図である。 １・・・研磨ブラシ　　　２・・・鋼管３・・・ブラシ
ロッド　　４・・・ソリニブル油５・・・洗浄ヘッド　
　　６・・・走行台車７・・・装入スキッド　　８・・
・ベルトコンベアー９・・・エアーブロー 第１図 １：研磨ブラシ ２：鋼管 ３：ブラシロッド ４：ソリニブル油 ５：洗浄ヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　先端に回転可能なブラシを取り付けたロッドを鋼管の
   一方から装入するとともに、鋼管内面にソリュブル油を
   供給し、ブラシを回転させながら鋼管内部を移動させて
   ブラッシングすることを特徴とする鋼管の内面錆除去方
   法。