JPH01147032A - 極細巻線用導体 - Google Patents
極細巻線用導体Info
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- JPH01147032A JPH01147032A JP30497887A JP30497887A JPH01147032A JP H01147032 A JPH01147032 A JP H01147032A JP 30497887 A JP30497887 A JP 30497887A JP 30497887 A JP30497887 A JP 30497887A JP H01147032 A JPH01147032 A JP H01147032A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は耐半田溶解性に優れた極細巻線用導体に関する
ものである。
ものである。
従来巻線は導体として銅線或いは銅合金線が用いられそ
の上にエナメルが被覆されているものである。そして使
用時には端末の皮膜を除去して半田付処理が行なわれて
いる。近年この巻線も細径化が進み、0.05mm以下
の極細線の需要が増加している。この極細線はエナメル
皮膜の上から直接に半田付けが可能なポリウレタン線(
UEW)が多く用いられている。これは極細巻線になる
と皮膜を剥離することが困難であり、また端末処理の自
動化が進んでいるからである。
の上にエナメルが被覆されているものである。そして使
用時には端末の皮膜を除去して半田付処理が行なわれて
いる。近年この巻線も細径化が進み、0.05mm以下
の極細線の需要が増加している。この極細線はエナメル
皮膜の上から直接に半田付けが可能なポリウレタン線(
UEW)が多く用いられている。これは極細巻線になる
と皮膜を剥離することが困難であり、また端末処理の自
動化が進んでいるからである。
エナメル皮膜の上から直接半田付けをする場合、半田が
エナメルを除去するため半田温度を高くする必要がある
。ところが極細線や超極細線の場合、半田付けにより導
体が細り半田付は部から導体が折れてしまうことが頻繁
に起こる。このため信顛性に欠けるという問題があった
。また皮膜をはいでから半田付けするのは皮膜を剥離す
るのが困難であり自動化端末処理の面からも好ましくな
い。
エナメルを除去するため半田温度を高くする必要がある
。ところが極細線や超極細線の場合、半田付けにより導
体が細り半田付は部から導体が折れてしまうことが頻繁
に起こる。このため信顛性に欠けるという問題があった
。また皮膜をはいでから半田付けするのは皮膜を剥離す
るのが困難であり自動化端末処理の面からも好ましくな
い。
〔発明が解決しようとする問題点]
本発明は上記の問題について検討の結果、半田付性が良
好で、かつエナメル皮膜の上から半田付けを行なっても
導体の細りが起ることのない、いわゆる耐半田溶解性゛
に優れた極細線巻線用導体を開発したものである。
好で、かつエナメル皮膜の上から半田付けを行なっても
導体の細りが起ることのない、いわゆる耐半田溶解性゛
に優れた極細線巻線用導体を開発したものである。
〔問題点を解決するための手段および作用]本発明はC
r0.1〜1.owL%およびZr、Ag、Sn、In
のうち何れか1種または2種以上を0.05〜0.5i
vt%含み残部がCuからなる極細巻線用導体である。
r0.1〜1.owL%およびZr、Ag、Sn、In
のうち何れか1種または2種以上を0.05〜0.5i
vt%含み残部がCuからなる極細巻線用導体である。
すなわち本発明はCuにCrを添加して導体の耐半田溶
解性を改善し、これにZr、Ag5Sn、Inなどを添
加して、さらに耐半田溶解性を向上せしめた極細巻線用
導体である。
解性を改善し、これにZr、Ag5Sn、Inなどを添
加して、さらに耐半田溶解性を向上せしめた極細巻線用
導体である。
しかして本発明において合金組成を上記の範囲に限定し
たのは下記の理由によるものである。
たのは下記の理由によるものである。
先ずCrの添加は導体の耐半田溶解性を高めるもので、
その含有量を0.1〜1.0iit%としたのは0.1
wt%未満では耐半田溶解性に及ぼす効果が小さく、1
.0wt%を越えると伸線加工性が悪くなり、0.05
■程度の線径に伸線するのが困難となるためである。
その含有量を0.1〜1.0iit%としたのは0.1
wt%未満では耐半田溶解性に及ぼす効果が小さく、1
.0wt%を越えると伸線加工性が悪くなり、0.05
■程度の線径に伸線するのが困難となるためである。
またZrSAg、Sn、1nのうち何れが1 fffi
または2種以上の添加は、さらに耐半田溶解性を改善す
るためのもので、その含有量を0.05〜0.5wt%
としたのは0.05iit%未満では耐半田溶解性に及
ぼす効果が不充分であり、0.5wt%を越えると伸線
加工性が悪くなるためである。またZ「、Ag、Sn、
Inは何れか1種単独でも2種以上の複合としてもその
添加量が上記の範囲内であれば同様の効果を示すもので
ある。さらに本発明においては巻線用導体として巻線の
細径化が行なわれていることから、その導体径を0.0
5mm以下の極細線とするものである。
または2種以上の添加は、さらに耐半田溶解性を改善す
るためのもので、その含有量を0.05〜0.5wt%
としたのは0.05iit%未満では耐半田溶解性に及
ぼす効果が不充分であり、0.5wt%を越えると伸線
加工性が悪くなるためである。またZ「、Ag、Sn、
Inは何れか1種単独でも2種以上の複合としてもその
添加量が上記の範囲内であれば同様の効果を示すもので
ある。さらに本発明においては巻線用導体として巻線の
細径化が行なわれていることから、その導体径を0.0
5mm以下の極細線とするものである。
〔実施例]
以下に本発明の一実施例について説明する。
溶解鋳造により第1表に示す組成の25n+m角、長さ
300圓の鋳塊を作製した。これを1面当り2.5mの
厚さを面前して20n+m角とし、熱間圧延により直径
8鴫とした。その後伸線により直径0.025 ate
とし、この表面にポリウレタンを被覆して巻線用導体と
した。このようにして作製した導体について半田ぬれ性
および導体の溶解時間を測定した。
300圓の鋳塊を作製した。これを1面当り2.5mの
厚さを面前して20n+m角とし、熱間圧延により直径
8鴫とした。その後伸線により直径0.025 ate
とし、この表面にポリウレタンを被覆して巻線用導体と
した。このようにして作製した導体について半田ぬれ性
および導体の溶解時間を測定した。
半田浴は50S n −50P bを380°Cとし第
1図に示す試験機用い、チャック(1)に取り付けた試
料(2)を半田浴槽(3)に浸漬して半田ぬれ時間、半
田ぬれ荷重を求めた。浸漬速度は25mm/see 、
浸漬深さ12■、浸漬時間1秒で行なった。溶解時間は
試料が溶けなくなるまでの時間とした。なお、従来例と
11長 して銅線を≠ヰに併記した。
1図に示す試験機用い、チャック(1)に取り付けた試
料(2)を半田浴槽(3)に浸漬して半田ぬれ時間、半
田ぬれ荷重を求めた。浸漬速度は25mm/see 、
浸漬深さ12■、浸漬時間1秒で行なった。溶解時間は
試料が溶けなくなるまでの時間とした。なお、従来例と
11長 して銅線を≠ヰに併記した。
第1表から明らかなようにNα1〜9の本発明導体は何
れも半田ぬれ性、半田ぬれ荷重が良好で、かつ導体の溶
解時間が長く耐溶解性に優れている。
れも半田ぬれ性、半田ぬれ荷重が良好で、かつ導体の溶
解時間が長く耐溶解性に優れている。
これに対し、Crが少ないkl0.Agの少ないNα1
2、Agの多いNα13の比較導体は半田ぬれ性、半田
ぬれ荷重は良好であるが、耐熔解性は劣っている。
2、Agの多いNα13の比較導体は半田ぬれ性、半田
ぬれ荷重は良好であるが、耐熔解性は劣っている。
また、比較導体のNα11はCr量が多いため伸線加工
性が悪く通常の伸線、焼鈍工程によっては伸線を作製す
ることができなかった。
性が悪く通常の伸線、焼鈍工程によっては伸線を作製す
ることができなかった。
Nα14の従来導体のぬれ時間、ぬれ荷重は本発明導体
と較べ差はないものの耐溶解性は劣っていることが判る
。
と較べ差はないものの耐溶解性は劣っていることが判る
。
(効果]
以上に説明したように本発明によれば耐半田溶解性に優
れた極細巻線導体が得られるもので工業上顕著な効果を
奏するものである。
れた極細巻線導体が得られるもので工業上顕著な効果を
奏するものである。
第1図は本発明の半田付性を試験する試験機の正面図で
ある。 1・・・チャック、 2・・・試料、 3・・・半田浴
槽。
ある。 1・・・チャック、 2・・・試料、 3・・・半田浴
槽。
Claims (2)
- (1)Cr0.1〜1.0wt%およびZr、Ag、S
n、Inのうち何れか1種または2種以上を0.05〜
0.5wt%含み残部がCuからなる極細巻線用導体。 - (2)導体径が0.05mm以下であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の極細巻線用導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30497887A JPH01147032A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 極細巻線用導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30497887A JPH01147032A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 極細巻線用導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147032A true JPH01147032A (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=17939605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30497887A Pending JPH01147032A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 極細巻線用導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01147032A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04214829A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-08-05 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 高力高導電性銅合金細線の製造方法 |
SG83129A1 (en) * | 1999-05-17 | 2001-09-18 | Hitachi Cable | Extra fine copper wire and process for producing the same |
US6627009B1 (en) * | 1999-11-19 | 2003-09-30 | Hitachi Cable Ltd. | Extrafine copper alloy wire, ultrafine copper alloy wire, and process for producing the same |
US6674011B2 (en) * | 2001-05-25 | 2004-01-06 | Hitachi Cable Ltd. | Stranded conductor to be used for movable member and cable using same |
WO2006005095A1 (de) * | 2004-07-15 | 2006-01-19 | Plansee Se | Werkstoff für leitbahnen aus kupferlegierung |
JP2010100931A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-05-06 | Mitsubishi Materials Corp | 高強度および耐屈曲断線性に優れた銅合金線 |
CN109355525A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-02-19 | 有研工程技术研究院有限公司 | 一种多尺度多元高强高导铜铬锆系合金材料及其制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834653A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-21 | ||
JPS5347286A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-27 | Siemens Ag | Method of producing polycrystalline silicon used for semiconductor |
JPS5479120A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Copper alloy for trolley wire |
JPS57155355A (en) * | 1981-03-18 | 1982-09-25 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Manufacture of copper alloy for electricity conduction |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP30497887A patent/JPH01147032A/ja active Pending
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