JPH01146683A - 多継手ロボット部品 - Google Patents

多継手ロボット部品

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Publication number
JPH01146683A
JPH01146683A JP63267032A JP26703288A JPH01146683A JP H01146683 A JPH01146683 A JP H01146683A JP 63267032 A JP63267032 A JP 63267032A JP 26703288 A JP26703288 A JP 26703288A JP H01146683 A JPH01146683 A JP H01146683A
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JP
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pair
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link
axes
rotation
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Application number
JP63267032A
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English (en)
Inventor
Hadi A Akeel
ハーディー エイ アキール
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GMF Robotics Corp
Original Assignee
GMF Robotics Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0258Two-dimensional joints
    • B25J17/0275Universal joints, e.g. Hooke, Cardan, ball joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0283Three-dimensional joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/06Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20329Joint between elements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多継手ロボット部品に関し、特に曲げ運動を2
以上の段階で作動的に伝達する多継手ロボット部品に関
する。
(従来の技術) 手首機構を備えたロボット部品は、ロボットの末端作動
体を、加工物の配置によって要求される通りに向けるよ
うに設計されている。手首機構には、一般に縦揺れ、偏
揺れ及び横揺れと呼ばれる動きを示す3個の関節がある
。アームの同様な関節が手首組立体をロボットの作用範
囲内のどこにでも送り出す。しかる後、手首機構は、末
端作動体を自在に向けるために、関節をあと3個必要と
する。
従来の先行技術のある種の手首機構は、手首の運動軸の
1つ(即ち横揺れ軸)を構成する回転要素に取り付けら
れた手首構造を有している。縦揺れ及び偏揺れの軸は、
典型的には回転要素に設けられ、通常互いに直交してい
る。縦揺れ及び偏揺れの軸の1つ(即ち第1の縦揺れ軸
)は横揺れ軸と垂直である。縦揺れ及び偏揺れの軸の他
の1つ(即ち第2の縦揺れ軸)は、通常第1の縦揺れ軸
と垂直であり、横揺れ軸と交わっても交わらなくてもよ
い。この種類の手首は、一般にロール−ピッチ−ピッチ
手首(即ちRFP手首)として知られている。
RFP手首には、米国特許第3.784.031号、第
4、068.536号、第4.402.234号、第4
.499.790号、第4.574.655号、第4.
594.918号及び第3、784.031号に開示さ
れるように、すべての軸が1点で交わるものがある。他
のRFP手首は、米国特許第3.826.383号及び
第4.030.617号に示されるように、互いに外れ
た軸受点のための2点を備えた複数対の交差軸を有して
いる。1986年11月IO日出願の、本出願と同一の
出願人による特許出願第928.745号もまた、その
ような手首を開示している。
RFP手首は、通常は、横揺れ軸のベアリング要素の接
触面を横切って、固定アクチュエータから第2及び第3
の縦揺れ軸へ運動を伝達するためのギヤを使用すること
が必要となる。そのような構造の1つの欠点は、2つの
縦揺れ軸を横揺れ軸に取り付けることに起因して、3つ
の軸が運動学的に相互依存することである。この相互依
存は、軸への指令についてのデータ処理を複雑にするだ
けでなく、動きを不自然にし、人間の手首の動きになじ
ませるのを難しくする。このことは、末端作動体が人間
の操作員の手で導かれるように操作法で教示されたロボ
ットにとって特に重要である。
ロボットの動きの不自然な感じは、ロボットを手で動か
すのを困難にする。例えば、要求される運動が水平面で
の偏揺れ運動とすれば、横揺れ軸は、2つの縦揺れ軸の
うちの1つが鉛直方向であるように向けられなければな
らない。操作員は、適当な向き及びその向きへの円滑な
接近を計算するのに無駄な時間を費やす。
大抵の機械的手首機構は、手首機構の自由端部に取り付
けられた加工工具に燃料及び動力をそれぞれ供給するホ
ース及びワイヤ用の保護をなす邪魔物のない貫通通路を
つくらない。米国特許第4、218.166号は、2つ
の軸を中心として独立した運動を行い、固定基部を通り
加工工具に至る邪魔物のない通路を維持する多軸手首機
構を開示している。
マラーズ等の米国特許第4.402.234号は、互い
に交わる、3つの独立した回転軸を有する手首機構を開
示している。ギヤ機構は、3つの軸を中心として回転自
在に支持された構成要素の独立した回転を制御するとと
もに、ホース及び/又はワイヤを収容する、邪魔物のな
い内部通路を作る。しかしながら、そのような手首機構
の使用は、手首機構の曲げ半径が比較的小さいために、
やや制限され、困難である。このことは、そのようなホ
ース及びワイヤの可能な回転運動量に制限を課す。
そのような小さな曲げ半径は更に、手首機構の取り付け
られるロボットのプログラミングをより難しくする。こ
れは手首機構の運動の自由度が制限され、プログラマ−
がそのことを考慮に入れなければならないことから生ず
る。
上述した特許出願は、邪魔物のない通路をも有する3軸
手首機構を開示し、又作業囲い内に多様な工具部材を位
置決めする上での付加的な融通性を与えるために、一対
の互いに交差する点を有する3つの独立した回転軸を備
えている。上述した出願は、米国特許第4.402.2
34号の改良であり、この特許では、ロボットのプログ
ラミングを単純化するために、比較的大きな内部曲げ半
径を与えるとともに、手首機構がそれに取り付けられた
比較的重い工具を支持し、且つ操作することができるよ
うに、より大きなギヤを使用することを提案している。
米国特許第4.576、545号、第4.353.67
7号、第4、435.120号、第4.568.311
号及び第4.624.621号は、手首機構がアーチ状
に広がることができるように、多数の曲がり管を有する
手首機構を開示している。しかしながら、各手首機構は
、曲がり管の2段階又はこれより多い段階で、横揺れ及
び偏揺れ運動の緩やかな向き変えを同期化し、且つこれ
を行わせるために、ギヤの使用を必要とする。
ギヤの使用は、機構を複雑にし、コストを増大させるだ
けでな(、その動力伝達性、効率、精度及び信頼性を低
下させる。
可撓性ロボットアームを作る試みの初期の例が米国特許
第4.107.948号に開示されている。ロボットア
ームは、制御運動をするために、ロボット駆動機構によ
って駆動されるようになっている、固く連結された複数
の剛性リンクを備えている。
次々のリンクが鎖リンクのように互いに連結され、且つ
リンクの相互連結端部間に配置された自在継手によって
互いに回動自在に連結されている。リンクは、自在継手
の少なくとも一部を形成する。
ロボットアーム部材は、接合したロボットアームをそれ
自身の軸線を中心として回転させるための、突出した被
駆動軸を有し、且つ自在継手の1つの外部と滑り接触し
ている駆動リングで駆動されるように構成されている。
しかしながら、この機構はいつもロックされるように構
成されており、説明のようには利用できない。
上述した特許第4.107.948号に関連する柔軟な
ロボットが、英国特許出願箱2.127.774号に開
示されている。このロボットアームは、継手11及び1
5の回転自由度に滑り運動を加えることによって、第4
.107.948号の装置の不作動を修正する。
その結果、ロボットアームは、(1)回転及び滑りの継
手又は部分、(2)5つの回転継手、(3)2つの滑り
継手、及び(4)6つのリンク仕掛を有する。
米国特許第4.531.885号は、2つの直線アクチ
ュエータを使用することによって直交する軸線を中心と
して回動させることができる、ロボット用の装置を開示
している。この装置は、手首構造に自在継手で支持され
た中心要素を備えている。中心要素は出力軸を有してお
り、自在継手を有する軸を回転させることによって方向
状めできる。ベアリングが中心要素の取付個所を直線ア
クチュエータの取付個所から分離し、それらの相対的な
回転を可能にする。
第4.531.885号の装置は、中心要素を2つの直
交軸線を中心として回転させることができる角度量を制
限する単一の自在継手の使用によって制限される。また
、装置は、中央中空部分がロボットの末端作動体への引
込み線を内部に通せるようには構成できないように構成
されている。手首運動の第1の2つの軸線が曲げ運動即
ち縦揺れ運動であり、第3の軸線が横揺れ運動であるの
で、このタイプの手首は通常ピッチピッチロール、即ち
PPR手首として知られている。
もう1つの先行技術による手首は、自在継手の代わりに
、中心要素の回転だけでなく、2つの直交軸線を中心と
する回転運動を可能にする球形ギヤ構造が用いられてい
る点を除いて、第4、531.885号特許に示された
手首と同様である。
(発明の目的) 本発明の目的は、人間の手首と同じように動き、運動学
的に独立した、3軸の運動自由度をもつ、改良された多
継手ロボット部品を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、もっばら回転継手で構成さ
れ、ホース、ケーブル等のような末端作動体用の可撓性
引込み線を、手首機構の内部に通すことのできる、改良
された機械的手首機構を提供することである。
更にまた本発明の他の目的は、2段階以上で直交する2
軸線を中心として4バ一リンク機構の様式で曲げ運動を
するように構成され、それにより、内部に通した引込み
線に90度と等しいか又はこれよりも大きな曲げ角度で
大きな曲げ半径を与えるように構成された、改良された
機械的手首機構を提供することである。
(発明の概要) 本発明の上記目的及び他の目的を達成するために、本発
明に従って構成されたロボット部品がロボット駆動装置
で駆動されるようになっている。  ′ロボット部品は
、相対的に定置の基部と、第1の相互の交点、(A)を
有し、且つ互いに移動できる、第1の一対の独立した回
転軸とを備えている。ロボット部品は更に、第1の相互
の交点から第1の距離(AD)隔たった第2の相互の交
点(D)を有し、且つ互いに移動できる、第2の一対の
独立した回転軸とを備えている。第1のリンク装置が基
部で支持され、第2のリンク装置が第1のリンク装置で
支持されている。第1のリンク装置は、第1の一対の軸
のそれぞれで回転自在に支持され、第2のリンク装置は
、第2の一対の軸のそれぞれで回転自在に支持されてい
る。第1及び第2のリンク装置がそれらのそれぞれの軸
を中心として回転する間に、基部及び第2のリンク装置
に対してそれぞれ固定された第1及び第2の終点(それ
ぞれB及びC)によって定まる第2の距離(B C)を
設定するための第3のリンク装置が設けられている。第
1の交点及び第1の終点(それぞれA及びB)は第3の
距離(AB)を定め、第2の交点及び第2の終点(それ
ぞれD及びE)は第4の距離(DE)を定める。アクチ
ュエータ装置が、前記第1のリンク装置を第1の一対の
軸のそれぞれを中心として独立に回転させ、対応する曲
げ運動を2段階以上で作動的に伝達し、基部に対して第
2のリンク装置の位置を選択的に設定する。
本発明の上記目的及び他の目的を達成するために更に、
本発明に従って構成された機械的手首機構はロボット駆
動装置によって駆動されるようになっている。機構は、
相対的に定置の基部と、第1の相互の交点(A)を有し
、且つ互いに移動できる、第1の一対の独立した回転軸
とを備えている。第2の一対の独立した回転軸は、第1
の相互の交点から第1の距離(AD)隔たった第2の互
いの交点(D)を有し、且つ互いに移動できる。
第1のリンク装置が基部で支持され、第2のリンク装置
が第1のリンク装置で支持されている。第1のリンク装
置は、第1の一対の軸のそれぞれで回転自在に支持され
、第2のリンク装置は、第2の一対の軸のそれぞれで回
転自在に支持されている。
機構は更に、回転駆動軸と、末端作動体と、末端作動体
用取付面を有する支持部材を備えている。
支持部材は、第2の相互の交点(D)で第2の一対の軸
と交わる、第3の一対の独立した回転軸を中心として回
転するために、第2のリンク装置で回転可能に支持され
ている。第1及び第2のリンク装置がそれらのそれぞれ
の軸を中心として回転する間、駆動軸の回転運動を支持
部材に伝えるとともに、基部及び第2のリンク装置に対
してそれぞれ固定された第1及び第2の終点(それぞれ
B及びC)によって定まる第2の距離(BC)を設定す
るために、第3のリンク装置が駆動軸及び工具支持部材
と駆動係合する。アクチュエータ装置が、前記第1のリ
ンク装置を第1の一対の軸のそれぞれを中心として独立
に回転させ、対応する曲げ運動を2段階以上で作動的に
伝達し、作業囲い内で基部に対して第2のリンク装置の
位置を選択的に設定する。
好ましくは、アクチュエータ装置は、第1のリンク装置
を第1の一対の軸を中心として回転させるための第1及
び第2の往復動可能な直線アクチュエータを備えている
また好ましくは、距離ABとBCの和が距離ADとDC
の和よりも小さい。これらの距離は4バ一リンク機構を
定める。
更にまた好ましくは、第2の一対の軸及び第3の軸のそ
れぞれを中心とした運動は、すべて運動学的に互いに独
立している。
上記構成のようなロボット部品は、本発明の上述した目
的を含む、多くの長所を与える。例えば、このロボット
部品は、複雑な動力伝達要素を有する従来の機構と比べ
て、製作が比較的安価である。
また、ロボット部品は本来的に高い機械効率を有するの
で、ロボットプログラミングの手動操作法で後駆動され
るとき、ロボット部品は操作動力に対して比較的低い機
械抵抗を示す。
添付図面と関連して考慮される以下の詳細な説明を参照
することにより、本発明がより良く理解されるようにな
るにつれて、本発明の他の長所が容易に理解されるであ
ろう。
(実施例) 第1図を参照すると、同図には、概括的に番号10で示
す、本発明に従って構成された多継手ロボット部品、特
に多継手の機械的手首機構が示されている。手首機構1
0は、末端作動体又は加工工具を作業囲い内で移動させ
るために、多くの異なるタイプのロボットのブーム又は
支持アームと連結されている。
第1図に示すように、加工工具(図示せず)又は他の末
端作動体は、手首機構10の自由端部に取り付けること
ができる。工具は、溶接機又は塗料吹付機若しくは組立
にあるいは製品を仕上げるのに有用な他の装置とするこ
とができる。
機構10は、概括的に番号12で示す、中空円筒状の相
対的に定置の基部又は基部部材を備え、基部12は、手
首機構10の取付は構造を形成し、典型的には、ロボッ
トのアームに連結されるようになっている。別の例とし
て、基部12はロボットアームの端部であってもよい。
基部12は、一体に形成された一対の取付フランジ14
(1個のみ示す)を備え、取付フランジ14は、概括的
に番号16で示すカラ一部材の形の自在継手を、軸線X
Iを中心として回転自在にヒンジ支持している。カラ一
部材16は、一体形成の一対の隔たったフランジ18を
有し、一対のフランジ18は、往復動可能な直線アクチ
ュエータ20の一端部を、軸線X1と平行な軸線22を
中心として回転自在にヒンジ支持している。直線アクチ
ュエータ20の反対側端部は、直線駆動シリンダ又はラ
ック及びピニオン構造(図示せず)のようなロボット駆
動機構によって駆動されるようになっている。
デカルト座標系X、Y及びZが相対的に定置の基部12
と関係づけられている。同時に、デカルト座標系X、、
Y、及びZlが点Aに定められ、そしてカラ一部材16
とともに移動できる。アクチュエータ20がその長手方
向軸線に沿う変位によって作動されるとき、カラ一部材
16は軸線X1を中心に基部12に対して回転する。こ
の回転はまた、軸線Y1及び軸線Z1を、それぞれ軸線
Y及び軸線Zから離れるように変位させる。
手首機構IOはまた、概括的に番号24で示す第1のリ
ンク装置又は機構を備え、第1のリンク機構24は、軸
線Y1を中心として回転するために、カラ一部材16の
内側面にヒンジ連結されている。第1のリンク機構24
は、中空円筒状のハウジング26と、カラ一部材16と
の回動連結のためにハウジング26に一体に形成された
第1の一対のフランジ28とを有する。軸線Y1は軸線
X1と直交し、点Aで交わる。
第2の往復動可能な直線アクチュエータ27がピボット
ブロック29によって第1のハウジング26にヒンジ連
結されている。ピボットブロック29は、ハウジング2
6に例えば溶接で一体に連結された、一対の隔たった取
付フランジ31の間に回動自在に取り付けられている。
したがって、アクチュエータ27は軸線Xl及び軸線Y
1と平行な2つの直交軸線に沿ってヒンジ支持される。
直線アクチュエータ20と同様に、直線アクチュエータ
27は、駆動シリンダ(図示せず)のようなロボット駆
動機構で駆動されるようになっている。
リンク機構24はまた、概括的に番号32で示す第2の
自在継手即ちカラ一部材を、軸線Xlと同一平面上の軸
線X2を中心として回転自在にヒンジ支持するための、
一体に形成された第2の一対のフランジ30(1個のみ
示す)を備えている。
一方、カラ一部材32は、概括的に番号34で示す第2
のリンク装置又は機構をヒンジ支持し、第2のリンク機
構34は、該第2のリンク機構34を軸線Y2を中心と
して回転させるために、一体に形成されたフランジ36
を備えている。第2のリンク機構34は、中空円筒状の
第2のハウジング35を備え、ここから取付フランジ3
6が一体的に延びている。軸線X2及びY2は直交し、
点りで交わる。
手首機構lOは更に、工具又は末端作動体の取付面40
を有する、概括的に番号38で示す工具末端作動体支持
部材を備え、この支持部材38は、リンク機構34の自
由端部でベアリング42により軸線Z2を中心として回
転自在に支持されるか、リンク機構34に直接強固に結
合されている。軸線Z2は軸線X2及びY2と点りで交
わり、軸線X2及びY2の双方と直交する。点Eは軸線
Z2上の工具取付面40にある。
工具支持部材38の下面には、これもまた軸線Z2上に
ある点Cに中心を有する球面継手を一部形成する中空円
筒部材44が一体に形成されている。
手首機構lOはまた、概括的に番号46で示す中実リン
ク装置即ちバーベルを備えている。バーベル46は、円
筒部材44と転がり係合して球面継手を形成する、第1
の一体形成の球形端部48を有している。バーベル46
の第2の一体形成の球形端部は、円筒軸52と転がり係
合して、点Bに中心を有する第2の球面継手を形成する
。円筒軸52は、軸52の軸線が基部12の中心線と一
致するように、中空円筒状の基部12内の中心に配置さ
れる。
機構の1つの構成では、円筒軸52は基部12に強固に
取り付けられる。部材44及び38はリンク機構34に
一体に連結され、機構はXZ平面及びYZ平面での運動
の2自由度のみを示す。もう1つの構成では、円筒軸5
2は基部12に回転可能に支持され、部材44及び38
はハウジング35に回転可能に支持される。この方法で
は、機構は軸線Z2を中心として回転する第3の自由度
を可能にする。
機構10の種々の部品の寸法は、以下の関係を満たすよ
うに選択される。即ち、AB+BCは、AD+DCより
小さいか、又はこれに等しい。ここに、ABは点AとB
の間の距離即ちリンク、BCは点BとCの間の距離即ち
リンク、ADは点AとDの間の距離即ちリンク、そして
DCは点りとCの間の距離即ちリンクである。換言すれ
ば、リンクABの長さとBCの長さの和は、AD及びD
Cの長さの和と等しいか、又はこれよりも小さい。
また、幾何学的配置は、リンクADとBCが同等の長さ
であるとともに、リンクBCとDCもまた同等の長さで
且つリンクAD又はBCよりも実質的に短い、ように選
択される。理想的には、AB+BCがAD+DCに等し
いという関係は、幾何学的な観点からは最良の構造を与
える。それによってまた、第1図に示すように、リンク
ABをデカルト座標系X、Y及びZのZ軸線と一直線に
することを含めて、機構IOはリンクDEをあらゆる方
向に向けることができる。
Z軸と一直線になると、機構は、Z軸との一直線位置か
ら動くときに、2つの可能な形態のうちの1つをとる。
この状態は不定又は不安定と呼ばれる。したがって、安
定した機構の構造とするために、上記の等しい関係から
の偏差が必要となる。
その結果、好ましい関係は、AB十BC=AD+DC+
eである。ここにeは偏差で、他のリンク寸法と比べて
比較的小さいが、全製作公差とすべての継手の変化する
クリアランスとの和よりも大きい。この偏差により、リ
ンクDEはZ軸と一直線にはなり得す、Z軸の周りに円
錐形の「デッドゾーン」が生ずる。そのような円錐形の
「デッドゾーン」は点Bに頂点を有し、この頂点では機
構は作動しない。円錐の頂角は、eの値を大きくするに
つれて増加する。同一のeの値に対しては、正の値であ
るときが負の値であるときよりもより小さな円錐のデッ
ドゾーンを生ずる。よってeの値は、和AB+BCが和
AD+DCより小さいようにするよりも、常に正の値で
あるのが好ましい。
第2図を参照すると、2つの縦揺れ軸線のうちの1つの
平面運動から、機構lOの作動原理が容易に理解できる
。第2図に示す4バ一機構は、2つの縦揺れ軸線を移動
させる構造の典型である。
リンクABは通常、軸線方向に固定されるが、それ自身
の軸線を中心として回転してもよい。リンクADは作動
リンクを構成し、リンクADに点Fでヒンジ連結されて
いる直線アクチュエータ27によって、そのピボット点
Aを中心として回動する。リンクDEはリンクADに点
りでヒンジ連結されており、点B及びCで枢着されたリ
ンクBCによって拘束されている。
したがって、点Aを中心とした、リンクADの比較的小
さな角度運動「a」が、リンクDEの大変大きな回転角
度rcJを引き起こすことが第2図から理解できる。リ
ンクDEのその始動位置(即ちり、、E、)からの回転
の変化が2段階で生じ、この第1段階はキャリヤリンク
ADの回転角度raJであり、第2段階はリンクADに
対するリンクDEの「b」の付加回転であることも容易
に理解できる。
本発明の手首機構10では、点A、B、C及びDのピボ
ットはすべて、第3図に示すように球面継手であり、リ
ンクの端点がピボット点に中心をもつ球面を描く。した
がって、デカルト座標X、Y及びZが点Aに設定されて
いれば、リンクADをY軸を中心として回転させること
によってZX平面での運動がなされるのと同時に、リン
クADをX軸を中心として回転させることによってYZ
平面での縦揺れ運動を実現できる。X及びY軸を中心と
した縦揺れ運動を結合することにより、点りは点Aを中
心とする球形を描く。リンクDEは対応して3次元運動
を行う。
したがって、本願の発明が比較的単純な原理を利用して
、2つの直交する軸線を中心に同時に曲げる2段階又は
それよりも多い段階でロボットの末端作動体の向き変え
を行うことが理解できる。
第4図を参照すると、同図には、リンクABをそれ自身
の長手方向軸線(即ちZ軸)を中心として回転させ、リ
ンクBC及びリンクDEの部分CEを、それらのそれぞ
れの長手方向軸線を中心。
とじて回転させることによって、第3の手首の運動を行
わせる方法が示されている。これは、点B及びCの継手
をトルク伝達能力を有する自在継手として構成するとと
もに、部材44を円筒ハウジング35に対してベアリン
グ42上で回転させることによって達成される。
リンクDE上にリンクBC(即ちバーベル46)を拘束
作用させることによって、点Aでの軸線X1を中心とす
るリンクADの運動により、リンクDEを点りで軸線X
2を中心に回転させる。
手首機構10は、軸線X2を中心とする回転が、軸線X
1を中心としてなされる回転角よりも実質的に大きく、
これのほぼ2倍であるような幾何学的構成である。換言
すれば、直線アクチュエータ20によって基部12でな
される小さな角度運動が、工具支持部材38で大変大き
な角度変位を引き起こす。
したがって、直線アクチュエータ27を直線アクチュエ
ータ20について説明したのと同様の方法で変位させる
ときには、リンクDEの運動の際の作用は、運動がX軸
ではなくY軸を中心として生ずることを除き、上述した
のと同様である。
Z軸に沿う第3の回転運動、即ち横揺れ運動は、+11
第4図に示すように、点B及びCで球面継手の代わりに
自在継手を用い、(2)中心軸52をZ軸を中心として
回転させ、(3)第4図に示すように、工具支持部材3
8を第2のリンク機構38に対して回転させることで達
成される。工具支持部材38は、中心軸52に伝えられ
た、Z軸を中心とする回転に応じて、軸線Zを中心とし
て回転する。
中空円筒部材12.16.24.34及び32は、軸5
2及びバーベル46を収容するのに十分大きな寸法で形
成され、更に軸線2,2.及びZ2に沿って延びるかな
りの内部空間を有する。
そのような連続空間は、基部12に連結されたロボット
アームから工具支持部材38に連結された末端作動体ま
で、ケーブルやホースのような可撓性の引込み線を通す
のに使用することができる。
手首機構10は、噴霧塗装や溶接のような種々の製造及
び生産処理を行うように制御されるロボットに特に有用
である。手首機構lOはまた、組立中に部品を位置決め
するように操作されるクランプ装置についても使用でき
る。
手首機構lOの上述した構成は、人間の手首の動きに類
した自然な動きをし、運動学的に独立した3軸の運動の
自由度をもつ手首機構を提供する。
手首機構lOは、主に回転継手で構成され、ホース、ケ
ーブルのような末端作動体用の可撓性引込み線を手首機
構lOの内部に通すことができる。
この構成によってまた、手首は直交する軸線を中心とし
て曲げ運動をすることができ、この曲げ運動は、2段階
以上で且つ90度と等しいか又はこれより大きな曲げ角
度で、内部に通した引込み線に対して大きな曲げ半径を
もって生ずる。
手首機構lOは、複雑な動力伝達要素を有する従来の手
首機構と比べて、製作が比較的安価である。手首機構1
0はまた、本来的に高い機械効率を有するので、ロボッ
トプログラミングの手動操作法で後駆動されるとき、手
首機構が操作動力に対して比較的低い機械抵抗を示す。
本発明を実施例によって説明したが、使用された術語は
限定の意味ではなく、説明語としての意味に解釈される
べきである。
本発明の多くの変形及び変更が、上述した教示に照らし
て可能であることは明らかである。したがって、添付し
た請求の範囲内で、本発明は、特に説明したのとは別の
方法で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成されたロボット部品の、
一部を切り欠いた、断面斜視図である。 第2図は、第1図に示す部品の4ごく一機構を構成する
、種々のリンク(即ち距離)及び点の平面図である。 第3図は、第2図に示す4バ一機構の運動を、直交する
軸線X、Y及びZに対して示す。 第4図は、ロボット部品の種々の球面継手を、単一の球
面継手ではなく自在継手を構成する点B及びCの継手を
除いて示す、第2図と同様の図である。 IO・・・手首機構 12・・・基部 20φ・・第1のアクチュエータ 24・・・第1のリンク機構(第1のリンク装置) 26・・・第1のハウジング 27・・・第2のアクチュエータ 34・・・第2のリンク機構(第2のリンク装置) 35・・・第2のハウジング 38・・・末端作動体支持部材 40・・・末端作動体取付面 46・・・バーベル(第3のリンク装置)52・・・・
円筒軸(回転駆動軸)。 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1.事件の表示   昭和63年特許願第267032
号2、発明の名称     多継手ロボット部品3、補
正をする者 事件との関係  出願人 名称    ジ−エムエフ ロボテイックスコーポレー
ション 4、代理人 5、補正命令の日付   自  発 6、(本補正により特許請求の範囲に記載された請求項
の数は「10」となりました。)7、補正の対象   
  明細書の特許請求の範囲の欄特許請求の範囲 18.相対的に定置の基部と、 第1の相互の交点(A)を有し、且つ互いに移動できる
第1の一対の独立した回転軸と、第1の一対の相互の交
点から第1の距離(AD)隔たった第2の相互の交点(
D)を有し、且つ互いに移動できる第2の一対の独立し
た回転軸と、 前記基部で支持された第1のリンク装置と、第1のリン
ク装置で支持された第2のリンク装置とを備え、第1の
リンク装置は、第1の一対の軸の各々で回転自在に支持
され、第2のリンク装置は、第2の一対の軸の各々で回
転自在に支持され、 第1及び第2のリンク装置がそれらの各々の軸を中心と
して回転する間、固定の第2の距離(BC)を設定する
ために、基部及び第2のリンク装置に対してそれぞれ固
定された第1及び第2の終点(それぞれB及びC)を有
する第3のリンク装置を備え、第1及び第2の交点(そ
れぞれA及びD)並びに第1及び第2の終点(それぞれ
B及びC)のいずれもが一致せず、第1の交点及び第1
の終点(それぞれA及びB)は第3の距離(AB)を定
め、第2の交点及び第2の終点(それぞれD及びC)は
第4の距離(DC)を定め、 前記第1のリンク装置を第1の一対の軸の各々を中心と
して独立に回転させ、対応する曲げ運動を2以上の段階
で作動的に伝達し、基部に対して第2のリンク装置の位
置を選択的に設定するアクチュエータ装置を備えたこと
を特徴とする、ロボット駆動装置で駆動されるようにな
ったロボット部品。 2、  相対的に定置の基部と、 第1の相互の交点(A)を有し、且つ互いに移動できる
第1の一対の独立した回転軸と、第1の一対の相互の交
点から第1の距離(AD)隔たった第2の相互の交点(
D)を有し、且つ互いに移動できる第2の一対の独立し
た回転軸と、 前記基部で支持された第1のリンク装置と、第1のリン
ク装置で支持された第2のリンク装置とを備え、第1の
リンク装置は、第1の一対の軸の各々で回転自在に支持
され、第2のリンク装置は、第2の一対の軸の各々で回
転自在に支持され、 末端作動体用取付面を備えた末端作動体支持装置を備え
、末端作動体支持装置は、第3の独立した回転軸を中心
として回転自在に第2のリンク装置で支持され、 前記定置の基部で回転可能に支持された回転駆動軸と、 駆動軸の回転運動を工具支持部材に伝達するために、駆
動軸及び工具支持部材と駆動係合し、第1及び第2のリ
ンク装置がそれらの軸を中心として回転する間、固定の
第2の距離(BC)を設定するために、基部及び第2の
リンク装置に対してそれぞれ固定された第1及び第2の
終点(それぞれB及びC)を有する第3のリンク装置と
を備え、第1及び第2の交点(それぞれA及びD)並び
に第1及び第2の終点(それぞれB及びC)のいずれも
が一致せず、 前記第1のリンク装置を第1の一対の軸を中心として独
立に回転させ、対応する曲げ運動を2以上の段階で工具
支持部材に作動的に伝達し、作業囲い内で基部に対して
第2のリンク装置の位置を選択的に設定するアクチュエ
ータ装置を備えたことを特徴とする、末端作動体を位置
決めするためにロボット駆動装置で駆動されるようにな
った機械的手首機構。 3、前記アクチュエータ装置は、前記第1のリンク装置
を第1の一対の軸を中心として回転させるための第1及
び第2の往復動可能な直線アクチュエータを備え、該ア
クチュエータの一方は、第1のリンク装置を前記第1の
一対の回転軸の一方を中心として回転させるために前記
第1のリンク装置とヒンジ連結されていることを特徴と
する請求項2に記載の機構。 4、第1の相互の交点(A)によって定まる回転中心を
有する第1の継手を更に備え、該第1の継手は基部とヒ
ンジ連結され、前記アクチュエータ装置は、第1の継手
を前記第1の一対の軸の一方を中心として回転させるた
めに該第1の継手とヒンジ連結されていることを特徴と
する請求項2に記載の機構。 5、前記第3のリンク装置は、第1及び第2の終点(そ
れぞれB及びC)で定まる回転中心を有する球面継手を
少なくとも一部形成する端部を有することを特徴とする
請求項1に記載の部品。 6、第2の一対の軸と第2の相互の交点(D)で交わる
第3の独立した回転軸上で回転可能な末端作動体支持部
材を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品
。 7、前記第1及び第2のリンク装置は第1及び第2のハ
ウジングをそれぞれ備え、該第1及び第2のハウジング
は、基部と末端作動体支持部材との間に、末端作動体の
選択構造を囲い込むための空洞を第1及び第2のハウジ
ング内に備える、連続的な邪魔物のない通路を少なくと
も一部、一緒に形成することを特徴とする請求項6に記
載の部品。 89回転中心として第1及び第2の交点(A及びD)を
それぞれ有する第1及び第2の継手を更に備え、継手は
前記第1及び第2のハウジングとそれぞれヒンジ連結さ
れた第1及び第2の中空部材を備え、第1及び第2のハ
ウジング並びに第1及び第2の部材は、邪魔物のない通
路を少なくとも一部、一緒に形成することを特徴とする
請求項7に記載の部品。 9、第1の交点及び第1の終点(それぞれ八及びB)は
第3の距離(AB)を定め、第2の交点及び第2の終点
(それぞれD及びC)は第4の距離(DC)を定め、距
離ABとBCの和は距離ADとDCの和よりも小さいこ
とを特徴とする請求項2に記載の機構。 10、前記第3のリンク装置によって少なくとも一部が
形成される第1及び第2の自在継手を更に備え、第1及
び第2の自在継手は、第1及び第2の終点(それぞれB
及びC)で定まる中心を有することを特徴とする請求項
3又は9に記載の機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相対的に定置の基部と、 第1の相互の交点(A)を有し、且つ互いに移動できる
    第1の一対の独立した回転軸と、第1の一対の相互の交
    点から第1の距離(AD)隔たった第2の互いの交点(
    D)を有し、且つ互いに移動できる第2の一対の独立し
    た回転軸と、 前記基部で支持された第1のリンク装置と、第1のリン
    ク装置で支持された第2のリンク装置とを備え、第1の
    リンク装置は、第1の一対の軸のそれぞれで回転自在に
    支持され、第2のリンク装置は、第2の一対の軸のそれ
    ぞれで回転自在に支持され、 第1及び第2のリンク装置がそれらのそれぞれの軸を中
    心として回転する間に、基部及び第2のリンク装置に対
    してそれぞれ固定された第1及び第2の終点(それぞれ
    B及びC)によって定まる第2の距離(BC)を設定す
    る第3のリンク装置を備え、第1の交点及び第1の終点
    (それぞれA及びB)は第3の距離(AB)を定め、第
    2の交点及び第2の終点(それぞれD及びE)は第4の
    距離(DE)を定め、 前記第1のリンク装置を第1の一対の軸のそれぞれを中
    心として独立に回転させ、対応する曲げ運動を2以上の
    段階で作動的に伝達し、基部に対して第2のリンク装置
    の位置を選択的に設定するアクチュエータ装置を備えた
    ことを特徴とする、ロボット駆動装置で駆動されるよう
    になったロボット部品。 2、相対的に定置の基部と、 第1の相互の交点(A)を有し、且つ互いに移動できる
    第1の一対の独立した回転軸と、第1の一対の相互の交
    点から第1の距離(AD)隔たった第2の相互の交点(
    D)を有し、且つ互いに移動できる第2の一対の独立し
    た回転軸と、 前記基部で支持された第1のリンク装置と、第1のリン
    ク装置で支持された第2のリンク装置とを備え、第1の
    リンク装置は、第1の一対の軸のそれぞれで回転自在に
    支持され、第2のリンク装置は、第2の一対の軸のそれ
    ぞれで回転自在に支持され、 末端作動体用取付面を備えた末端作動体支持部材を備え
    、末端作動体支持部材は、第2の相互の交点(D)で第
    2の一対の軸と交わる、第3の独立した回転軸を中心と
    して回転するために、第2のリンク装置で回転可能に支
    持され、前記定置の基部で回転可能に支持された回転駆
    動軸と、 第1及び第2のリンク装置がそれらのそれぞれの軸を中
    心として回転する間、駆動軸の回転運動を工具支持部材
    に伝達するとともに、基部及び第2のリンク装置に対し
    てそれぞれ固定された第1及び第2の終点(それぞれB
    及びC)によって定まる第2の距離(BC)を設定する
    ために、駆動軸及び工具支持部材と駆動係合する第3の
    リンク装置と、 前記第1のリンク装置を第1の一対の軸を中心として独
    立に回転させ、対応する曲げ運動を2以上の段階で工具
    支持部材に作動的に伝達し、作業囲い内で基部に対して
    第2のリンク装置の位置を選択的に設定するアクチュエ
    ータ装置とを備えたことを特徴とする、末端作動体を位
    置決めするためにロボット駆動装置で駆動されるように
    なった機械的手首機構。 3、前記アクチュエータ装置は、前記第1のリンク装置
    を第1の一対の軸を中心として回転させるための第1及
    び第2の往復動可能な直線アクチュエータを備え、該ア
    クチュエータの一方は、第1のリンク装置を前記第1の
    一対の回転軸を中心として回転させるために前記第1の
    リンク装置とヒンジ連結されていることを特徴とする請
    求項2に記載の機構。 4、前記対の軸の少なくとも一方は直交することを特徴
    とする請求項2に記載の機構。 5、対の軸はともに直交することを特徴とする請求項4
    に記載の機構。 6、第1の相互の交点(A)で定まる回転中心を有する
    第1の球面継手を更に備え、該第1の継手は基部とヒン
    ジ連結され、前記アクチュエータ装置は、第1の継手を
    前記第1の対の軸の一方を中心として回転させるために
    、前記第1の継手とヒンジ連結されていることを特徴と
    する請求項2に記載の機構。 7、第2の相互の交点(D)で定まる回転中心を有する
    第2の球面継手を更に備え、前記第1のリンク装置は、
    前記第1及び第2継手とヒンジ連結されていることを特
    徴とする請求項6に記載の機構。 8、前記第3のリンク装置は、第1及び第2の終点(そ
    れぞれB及びC)で定まる回転中心を有する球面継手を
    少なくとも一部形成する端部を有することを特徴とする
    請求項1に記載の部分。 9、前記第1のリンク装置は、基部に対し前記第1の一
    対の軸を中心として回転するために、前記第1の球面継
    手とヒンジ連結されていることを特徴とする請求項6に
    記載の機構。 10、前記第2のリンク装置は、前記第1のリンク装置
    に対して回転するために、前記第2の球面継手とヒンジ
    連結されていることを特徴とする請求項7又は9に記載
    の機構。 11、第2の一対の軸と第2の相互の交点(D)で交わ
    る第3の独立した回転軸上で回転可能な末端作動体支持
    部材を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の部
    品。 12、前記第3の独立した回転軸は前記第2の一対の軸
    のそれぞれと直交することを特徴とする請求項11に記
    載の部品。 13、前記第1及び第2のリンク装置は第1及び第2の
    ハウジングをそれぞれ備え、該第1及び第2のハウジン
    グは、基部と末端作動体支持部材との間に、末端作動体
    の関連構造を囲い込むための空洞を第1及び第2のハウ
    ジング内に備える、連続的な邪魔物のない通路を少なく
    とも一部、一緒に形成することを特徴とする請求項11
    に記載の部品。 14、回転中心として第1及び第2の交点(A及びD)
    をそれぞれ有する第1及び第2の球面継手を更に備え、
    継手は前記第1及び第2のハウジングとそれぞれヒンジ
    連結された第1及び第2の中空部材を備え、第1及び第
    2のハウジング及び該部材は、邪魔物のない通路を少な
    くとも一部、一緒に形成することを特徴とする請求項1
    3に記載の部品。 15、前記基部は、第1及び第2のハウジング及び第1
    及び第2の部材とともに邪魔物のない通路を形成する第
    3の部材を備えることを特徴とする請求項14に記載の
    部品。 16、第1の交点及び第1の終点(それぞれA及びB)
    は第3の距離(AB)を定め、第2の交点及び第2の終
    点(それぞれD及びC)は第4の距離(DC)を定め、
    距離ABとBCの和は距離ADとDCの和よりも小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載の機構。 17、前記第3のリンク装置によって少なくとも一部形
    成される第1及び第2の自在継手を更に備え、第1及び
    第2の自在継手は、第1及び第2の終点(それぞれB及
    びC)で定まる中心を有することを特徴とする請求項3
    又は16に記載の機構。
JP63267032A 1987-10-22 1988-10-22 多継手ロボット部品 Pending JPH01146683A (ja)

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