JPS58171092A - 電子楽器における和音を検出する方法および装置 - Google Patents

電子楽器における和音を検出する方法および装置

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JPS58171092A
JPS58171092A JP57053170A JP5317082A JPS58171092A JP S58171092 A JPS58171092 A JP S58171092A JP 57053170 A JP57053170 A JP 57053170A JP 5317082 A JP5317082 A JP 5317082A JP S58171092 A JPS58171092 A JP S58171092A
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JP
Japan
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chord
pressed
keys
bit pattern
bit
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JP57053170A
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English (en)
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二間瀬 剛
潔 萩野
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電子オルガン等の電子楽器において、演奏
された和音を和音の形(以下、コードタ、イブと称す)
と根音との組合わせとして自動的に検出する′電子楽器
における和音を検出する方法および装置に関する。
通常電子オルガンは、主としてメロディ−を演奏するた
めの上鍵盤、主として和音を演奏するための下鍵盤、お
よびベース音を演奏するための足簀盤等からなる鍵盤を
設けて構成されており、こむら各−盤を操作して楽曲の
演奏を行なうようになっている。ところで、従来この檜
の電子オルガンには、ベース音等の演奏を補助するもの
として、例えば下鍵盤の押鍵状態から、演奏された和音
のコードタイプおよび根音を自動的に検出し、この検出
結果に基づいてベース音等を自動的に発音させる装置を
設けたものがある。このような装置においては、従来以
下に述べるような方法によってコードタイプおよび根音
の検出がなされていた・まず第1の方法として、例えば
全てのコードタイプを、各コードタイプが12音(C%
C’、D。
・・・・・・、A 、 B)のうちの特定の1音を共通
根音とする12ビツトの和音ビットパターン(以下、コ
ードパターンと称す)として各々記憶された表として記
憶しておくと共に、下鍵盤の押鍵状態を音名側の12ビ
ツトの押鍵ビットパターン(以下、押−パターンと略称
する)として読込み、この読込んだ押鍵パターンを前記
表における各コードパターンと比較して該当するコード
タイプを検出するものがある。この場合、上記比較動作
は、前記押鍵パターンを、前記表の全コードパターンと
を1通り比較する毎に、左右のどちらか一方向に1ビッ
ト分ローティトしながら行なわれるようになっており、
このローティト数から根音が検出される。しかしながら
、このような検出方法においては、例えば演奏者が和音
を構成する各音の鍵を全―押さずに省略的に押−して演
奏した場合、その和音のコードタイプおよび根音の検出
が不可能となる場合がある。通常、このような場合は、
演奏された和音は、押−された各−に対応する音のうち
の最低音(1査周波数が低い音)を根音とするメジャー
コードであると見做す処理がなされるが、省略的に押鍵
して演奏された和音が転回和音であったような場合は、
蝦低音が必ずしも根音とは限らないから、このように処
理さtすることが極めて具合の悪い結果となってしまう
次蚤こ、上述した問題を考譬した他の形式のコードタイ
プ、根音の検出方法として、前述した方法と同様の方法
において、埋−パターンと、表中の各コードパターンと
を各々比較する場合、各比較時毎に両パターン間におけ
る一致ビット数を求め、この一致ビット数が最大となる
コードパターンからコードタイプを決定し、またその時
の押鍵パターンのローティト数から根音を決定するよう
にしたものがある。しかしながらこの方法においては、
押−パターンとコードパターンとにおける各ビットが同
一の重み(Ij1要さ)において比較されているため、
和音を構成する各音の東快さが異なる場合であっても、
一致ビット数が同一となるコードタイプには優劣を付け
ることができず、したがって正確なコードタイプ、根音
を検出することはできなかった・ この発明は、以上の諸事情に纜み、通常の押鍵がなされ
た場合は勿論のこと、省略的な押鍵がなされた場合にお
いても極めて正確かつ迅速にコードタイプおよび根音を
検出することができる電子楽器における和音を検出する
方法および装置を提供するためになされたものであり、
押−数が等しい和音における各コードパターンを配列し
た表を押鍵数醤こ対応させて複数設けた表群を用意する
と共に、鍵盤の押鍵状態から押鍵パターンを作成し、前
記表群における迂名側御*aと等しい押1lil数に対
応する表の各コードパターンと押鍵パターンとを比較し
、この比較結果に基づいてコードタイプと根音とを検出
するようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する・ 第1図は、この発明の一実施例を電子オルガンに適用し
た場合の概略構成を示すブロック図である。この図に示
す実施例は、マイクロプロセッサ等の中央処理装置11
(以下、CPUと略称する)を用いて#II成されたも
のである。′IfJ1図において、キースイッチ/m作
子スイッチ部1は、図示−せぬ鍵盤の上11下鍵盤、足
鍵盤の各鍵(キー)に1対lに対応して設けられたキー
スイッチと、図示せぬ操作部にお、ける各操作子(音質
選択用操作子、リズム選択用操作子等)に1対1に対応
して設けられた操作子スイッチとからなるものである。
パネルインターフェース3は、キースイッチ/操作子ス
イッチ部1における各キースイッチ、および各操作子ス
イッチを逐次走査して、各キースイッチの開閉状態すな
わち押〆状態を示すデータ(押鍵データ)および各操作
子スイッチの開閉状態すなわち操作子の操作状態を示す
データ(操作子データ)を取込み、この取込んだ客デー
タから押表状態または各操作子の操作状態に変化があり
たか否かを検出するようになっている。またこのパネル
インターフェース3は、押鍵状態または操作子の操作$
、態に変化がありた場合は、CPU5に割込みをかける
と共に、押鍵状態が変化した鍵に対応する押鍵データま
たは操作状態が変化した操作子に対応する操作子データ
を信号バス4を介してCPU5へ送出するようになって
いる。CPU5は、例えば8ビツトの情報を単位情報と
して扱かうマイクロプロセッサからなるものであり、一
方プログラムメモリ6はこのCPU5が必要とする各稽
プログラムが格納されているリードオンリーメモリ(以
下、ROMと略称する)である。この場合、CPU5は
、前記パネルインターフェース3から割込みがかけられ
ると、同パネルインターフェース3が出力する押鍵デー
タあるいは操作子データを読込み一時記憶させると共に
、時に下鍵盤の押鍵データからは、下鍵盤を用いて演奏
された和音のコードタイプと根音とを検出する等の各種
の演算および制御を行なう。次にワーキングメモリ7は
、CPU5が扱か゛う各種データの一時記憶用レジスタ
、バッファ等あるいはCPU5が演算処理を行なう遇6
において用いるワーキングエリア等が設けられているラ
ンダムアクセスメモリ(以下、RAMと称す)である。
このRAM7におけるrifJ記各レジスタ等の詳細な
構成については後述する。コードパターンテーブルメモ
リ8は、CHを共゛通根音として表わされた全てのコー
ドパターン(コードタイプを示す12ビツトのビットパ
ターン)、およびこれら科コードパターンに付随する点
数情報等が、音名側の押−数が同一となるもの毎にテー
ブルs14報(コードパターンテーブル)として記憶さ
れているROMである。このルOM8に記憶されている
テーブル情報は、CPU5がnTI Mti下鍵盤の押
鍵データから和音のコードタイプおよび根音を検出する
場合に使用するもので、ここではコードパターンテーブ
ルと呼ぶ。テーブルメモリ9は、この実m 1flJに
おいて使用される前記コードパターンテーブル以外のテ
ーブル情報が記憶されているit OMである。このR
OM9に記憶されているテーブル情報を単にテーブルと
呼ぶ・これらROM8に記憶されているコードパターン
テーブルおよびR,0M9に記憶されているテーブルの
詳細な構成番こついては後述する。次に楽音インターフ
ェース10は、CPU5が下鍵盤の押−データに基づい
て検出し出力するところの、下鍵盤において演奏された
和音のコードタイプおよび根音を示すデータと、この和
音を構成する各音の音高を示す音高データとを順次入力
すると共に保持し、これら各データを楽音形成回路11
へ並列に出力するものである。楽音形成回路11は、楽
音インターフェース10から供給される和音の各音高デ
ータ、およびコードタイプと根音とを示す≠−夕とを用
いてコード音、ベース音等に対応する楽音信号を形成す
る回路であり、軟路次のように構成されている。すなわ
ち、この楽音形成回路11は、この電子オルガンの操作
部において指定されたリズムに対応するパターン信号を
発生するパターン信号発生部を有してなるもので、入力
された前記各音高データからコード音に対応する楽音信
号を形成すると共にこの楽音信号を前記パターン信号に
従って順次出力し、また入力されたコードタイプおよび
根音を示すデータからベース音の各音に対応する楽音信
号を#紀パターン信号に従りて1111次形成して出力
するっまたこの楽音形成回路11は、前記各音緬データ
から分散和音の各音に対応する楽音信号を前記パターン
信号に従って1−次出力するアルペジ!1機能等も有し
ているOこの楽音形成回路11が出力する楽音(11号
は増幅器12によりて増幅された後、スピーカ13へ供
給され発音さt15るようになりている。
以上のような構成になるこの電子オルガンの概略動作を
、第2図に示すフローキャートを参照して説明す・る。
まずこの電子オルガンの動作が開始されると(ステップ
S1)、パネルインターフェース3はキースイッチ/操
作スイッチ部1から押鍵データと操作子データとを取込
み、この取込んだデータから鍵盤の押−状態または操作
子の操作状態に変化がありたか舎かを検出する(ステッ
プ82)。パネルインターフェース3は、この操作状態
に変化がない場合は、上述した各データの取込みを継続
するが、変化がありた場合は、CP[J5へ割込みをか
ける(ステップ83)。CPU5は、パネルインターフ
ェース3から割込みがかけられると、同パネルインター
フェース3から供給される押鍵データまたは操作子デー
タを対応するレジスタ(このレジスタはRAM7に設け
られている)に記憶する。この結果、同レジスタに既に
記憶されていた押鍵データまたは操作子データが更新さ
れる。
またこの場合、cpusは、下鍵盤(LK)の押鍵デー
タから下−盤における押−数(物理的な押鍵数)を算出
して対応するレジスタ(このレジスタも同じ<RAM7
に設けられている)に記憶しておく(ステップ84)。
次にCPU5は、上述したステップS4が、下鍵盤の押
鍵状聾が変化したために実行されたものか否かを判別す
る(ステップ85)。ここで下鍵盤の押鍵状態に変化は
なかりたと判断された場合、CPU5は上鍵盤(UK)
または操作子の操作状態の変化に基づいて必要な制御デ
ータを作成し対応する各部へ出力した後、パネルインタ
ーフェース3から次の割込みがかかるのを待つ(ステッ
プ86)。一方下鍵盤の押鍵状聾に変化があったと判断
された場合は、CPU5は下鍵盤の押−データに基づい
て、下鍵盤に15いて演奏された和音のコードタイプお
よび根音を検出する(ステップ87)。次いでCPU5
は、このようにして検出したコードタイプおよび根音と
、前記下鍵盤の押鍵データから面接得られる押−された
下鍵盤の各部の音高に対応する音高データとを楽音イン
ターフェース10へ出力し、この出力が終了したらパネ
ルインターフェース3から次の割込みがかかるのを待つ
(ステップ8s)。
この結果、スピーカ13からは、下艇盤において演奏さ
れた和音に対応するコード音、同和音から検出されたコ
ードタイプおよび根音に基づくベース音等が発音される
以上がこの実施例を具備する゛亀子オルガンの概略−作
である0 次に、この実施例におけるコードタイプおよび根音を検
出する方法および装置を更に詳細に説明する。
まず、ルAM7の所定番地に各々割当てられているレジ
スタ等の詳細な構成から説明する。
RAM7には、以下に示す各名称を持つ少なくトモ10
11!1mのレジスタ、カウンタ、バッファ眸が設けら
れている。以下、これらのものを順に説明する。
LKONOF:LKONOFは、下鍵盤における各部の
押鍵状聾(押鍵データ)等を記憶するためのレジスタで
ある。このレジスタLKONOFは、下鍵盤の鍵数と同
数のバイトからなり、これら各バイトは下鍵盤の各部に
、最低位アドレスのバイトが最低音(1番周波数の低い
音)の都、最低位アドレスの次のアドレスのバイトが畿
低音の次の音の鍵、・・・・・・最嶋位アドレスのバイ
トが最高音の鍵のように、1対1に対応している。そし
てこれら各バイトのL8Bは、対応する爽か現在押鍵さ
れているか否かを記憶するために用いられており、この
場合、対応する−が押鍵されていなければ同L8Bは#
0“、また押−されていれば同L8Bは11′となる。
なおこれら各バイトにおけるL8Bを除く他のビットは
他の目的に使用されているが、これらビットについては
f&明を省略する。またこのレジスタLKONOFのL
8Bのデータの書替えは、第2図に示したフローチャー
トにおけるステップS4において行なわれる。
LCOUNT : LCOUNTは、下鍵盤の押鍵数(
物理的押鍵数)を記憶するためのレジスタであり、1バ
イト分のメモリからなっているOこのレジスタLCOU
NTには第2図に示したフローチャートにおけるステッ
プS4において押鍵数が記憶される。
NO’l’BUF:N0TBUFは、下−盤の押鍵状聾
すなわち押−パターンを音名別に記憶するためのレジス
タであり、12ビツトすなわち1バイト半(実際には2
バイト使用されてしまう)のメモリからなっている。こ
のレジスタN0TBUFにおける各ビットには第3図に
示すように12種類の音名(C,C,D、、、、、人参
、B)が2バイト目のL8B91からc@c”音、・・
・G音、1バイト目のL8B側からG##音、A音、・
・・のように各々割当てられている。この場合、例えば
下幽盤のC音に対応する各−(オクターブには関係しな
い)が全て押鍵さ打ていなければC音に対応するビット
すなわち2バイト目のL8Bは10″となり、一方、C
音に対応する鍵が1個でも押鍵されていれば同L8Bは
1″となる。また他の音名の鍵につI/ζでも同様にし
て押鍵状態が記憶される・ LOWE8T:LOWH8T は、下鍵盤において押鍵
されている−のうちの最低音(1番周波数の低い音)の
−に対応する音名を記憶するためのレジスタであり、1
バイト分のメモリからなっている。
この場合、上記音名は、第1表に示す数値コードを用い
て記憶される。
縞 1 表 NCNT:NCNTは、下鍵盤の音名別の押爽数を軒数
算出する場合に用いられるカウンタであり、1バイト分
のメモリからなっている。
KCOUNT:KCOUNT は、角11h己レジスタ
NCNTを用いて計数算出された下鍵盤の音名別の押鍵
数を記憶するためのレジスタであり、1バイト分のメモ
リからなりている。
TONIC:TONICは、この実施例において検出さ
れた根音を記憶するためのレジスタであり、1バイト分
のメモリからなっている。このレジスタTONICには
検出された根音の音名が第1表に示した数1直コードを
用いて記憶される。
・CHORi):C)(ORDは、この実施例において
検出されたコードタイプを記憶しておくためのレジスタ
であり、1バイト分のメモリからなっている。
この場合、上記コードタイプは、例えば第2表に示す数
値コードを用いて記憶される。
第2表 C0DBUF:C0I)BUF は、前記レジスタN0
TBUFGC記憶されている音名別の押鍵パターン(才
たはローティトされたこの音名別の押鍵パターン)と、
後述するコードパターンテーブルFCTBL2〜FCT
BL4に記憶されている各コードパターンとを曽次照合
した時に得られる情報を記憶するためのバッファであり
、押鍵パターンとコードパターンとの間の意味のある照
合結果を、各々3バイトずつのメモリを用いて記憶し得
るように3n個のバイトからなっている。この場合、こ
のバッファC0DBυに゛には、@4図に示すように、
最初の意味のある照合結果として得られる根音とコード
タイプと点数<5IP−パターンとコードパターンとの
一致度を示す点数)とからなる最初のデータセットが1
バイト目、2バイト目、3バイト目を順に用いて記憶さ
れ、以下、2番目の意味のある照合結果である24目の
データセットが4バイト目、5バイト目、6バイト目を
用いて、3番目の意味のある照合結果である3番目のデ
ータセットが7バイト目、8バイト目、9バイト目を用
いて、・・・・・・のように各々配憶される。そしてこ
の場合、上記根音、コードタイプは各々$IJe、第2
表に示された数値コードを用いて記憶される。
LooF:LOOPは前記レジスタN0TBUFに記憶
されている音名別の押鍵ノスターン(またはローティト
されたこの音名別の押鍵パターン)と、後述するコード
パターンテーブルFCTBL2〜FCTBL4に記憶さ
れている各コードパターンとを照合する場合に、前記音
名別の押−パターンが取り得る全てのビットパターン薔
こついて照合が終了したことを検出するために設けられ
たカウンタであり、1バイト分のメモリからなっている
以上が、RAM7に設けられるレジスタ、カウンタ、バ
ッファ等の詳細である。
次に、ROM8に記憶されているコードパターンテーブ
ルについて説明する。このコードパターンテーブルは、
G音を共通根音として表わされた全てのコードパターン
と、これら各コードパターンに対応するコードタイプと
、これら各コードパターンに与えられた点数とを音名側
の押−数が同一となるもの同士をグループとして記憶し
てなるものである。この実施例におけるコードパターン
テーブルは、音名側の押鍵数が「2」であるグレーズに
対応するコードパターンテーブルFCTBL2と、音名
側の押−数が「3」であるグループに対応するコードパ
ターンテーブルFCTBL3と、音名側の押鍵数が「4
」であるグループに対応するコードパターンテーブルF
CTBL4とからなりている。
各コードパターンテーブルFCTBL2〜4においては
、各コードパターンに関する情報が各々連続した4個の
バイトを用いたデータセットとして衆わされている。す
なわちこの場合、上記各データセットは、45図に示す
ように、4個のバイトのうちの1#r目と2番目のバイ
トにおける12ビツトを用いてG音を根音とするコード
パターンが記憶され、3バイト目には同コードパターン
に対応するコードタイプが6己憶され、また4バイト目
には、112バイト目のコードパターンに与えられた点
数(判定M果の優劣を決めるための点数)が記憶されて
いる。そしてこの場合、前記1バイト目にはL8Bから
M S B (lljに向ってコードパターンにおける
G0音からBftでの4個のビットが順次割当てられ8
、また2バイト目にはL8BからM8Blこ向けて同コ
ードパターンにおけるG音からG音までの8個のビット
が順次割当てられている。また3バイト目のコードタイ
プは第2表に示す数置コードを用いて記憶されている。
そしてこれら各コードパターンテーブルFCTBL2〜
4にねける鍛終バイトの次のバイトには、対応するコー
ドパターンテーブルの終りを示すエンドマーク(オール
1のデータ)が記憶されている。ここでこの実施例にお
いて用いられるコードパターンテーブルFCTBL2〜
4のうち、コードパターンテーブルFCTRL3の具体
例を第3表に示しておく・第3表 次にROM9に記憶されているテーブルについて説明す
る。このテーブルには、以下に示す名称を持つ少くとも
3111類のテーブルが設けられてい°る・ N0TCNV:N0TCNV Gt、押i1j’サレテ
イル各−の汁名を示すノートコード(第1表に示した数
値コードと同一である)を、前記レジスタN0TBUF
に記憶し得る音名側の押−パターン(押鍵ビットパター
ン)に変換する場合に使用されるテーブル(変換テーブ
ル)であり、32バイト(16ワード)のメモリからな
っている。このテーブルN0TCNVは第4表のように
構成されている。
KCNTBL:KCNTBLはこの実施例におけるコー
ドタイプおよび根音゛を検出する和音検出ルーチンにお
いて、音名別の押鍵数に応じて各々異なるプログラムを
実行する場合に用いられるプログラム分岐用のテーブル
である・このテーブルKCNTBLは4ワードのメモリ
からなり、lワード目には押鍵数が「1」である場合の
分岐先番地、2ワード目には押鍵数が「2」である場合
の分岐先番地、・・・のように各ワードに押鍵数に応じ
た分岐先番地が記憶されている。なおこの*施例におい
ては、2ワード目〜4ワード目に同己憶されている分岐
先番地は同一となっている。
TONTBL:TONTBL は、L/ シフ、 夕N
0TBUFに記憶されている押−パターンを順次ローテ
ィトしながらコードパターンテーブルFCTBL2〜4
における各コードパターンと照合してコードタイプを検
出する場合、前記押−パターンのローティト数から根音
を検出するために使用されるテーブルである。このテー
ブルTON’I’BLには第5表に示すように、各ロー
ティト数に対応する根音名が、各々数値コード(1バイ
トを使用)を用いて記憶されている。
第5表 以上がROM9に記憶されているテーブルの詳細な構成
である。
次にこの実施例によるコードタイプおよび根音の検出動
作について説明する。第6図および第7図は・この−施
例における1−ドタイプ・根音0検出動作を行なう和音
検出ルーチン(第2図′のステップ87)のフローチャ
ートであり、以下、これらフローチャートを診照しなが
ら説明を進める。
今、演秦者によりて下鍵盤の押鍵操作(または押鍵変l
りがなされたとする。この押鍵状態の変化は、第2図に
示したフローチャート昏こおいて、ステップS2で検出
され、ステップS3を介してステップS4が実行される
。この結果このステップS4において、レジスタLKO
NOFsこおける押鍵状態が変化した鍵に対応する各バ
イトのL8Bに1’(押−された場合)または10″(
111#された場合)がセットされる。次いで、このレ
ジスタLKONOFの全てのバイトのL8Bにおける・
1#が計数されて、この計数結果(下鍵盤の物理的押鍵
数)がレジスタLCOUNTに記憶される。このレジス
タLCOUNTに傅られる値は、例えば、第8図に示す
下鍵盤において、−Ct 、凪、GI。
C8の4つの廁が押鍵された一合は「4」となる・次に
@2図のフローチャートにおけるステップS5に8いて
、下鍵盤の押鍵状態に変化がありたと判断されると、同
フローチャートのステップS7(和音検出ルーチン)に
おいて、下鍵盤で演奏された和音のコードタイプおよび
根音の検出が行なわれる・以下、@6図に示すフローチ
ャートにおいて、この和音検出ルーチンが実行開始され
、ると(ステップ510)、レジスタN0TBUF、カ
ウンタNCNTおよびバッファC0DBUFが各々全て
ゼロクリアされる(ステップ5ll)0次にレジスタL
COUNTの内容がチェックされ、現在下鍵盤の何れか
の鍵が押鍵されているか否かが判断される(ステップ8
12 ) @ここでレジスタLCOUNTの内容が零で
あり、したがって今、下鍵盤は全て離鍵されていると判
断された場合は、和音は演奏されていないのであるから
、レジスタTONICに無効を意味する数値コード「4
」が記憶され(ステップ813)、この和音検出ルーチ
ンは終了される(ステップ814)e一方、前記ステッ
プ812において、レジスタLCOUNTの内容が零で
ないと判断された場合は(すなわち下−盤が押鍵されて
いる場合は)、ステップ815へ進み、レジスタN0T
BUFに下鍵盤の音名側の押−パターンが作成され、ま
たカウンタNCNTを行いて下鍵盤の音名側の押−数が
計数算出され、かつ下鍵盤において押鍵されている鍵の
うちの最低音(1番周波数の低い音)の鍵に対応する音
名がレジスタLOWH8Tに記憶される。このステップ
815における各動作は、次に示す■〜■の各ステップ
が、レジスタN0TBUF中の#11のビットの数が[
4]に達するか、またはレジスタLKONOFの全バイ
トがチェック終了されるまで、レジスタLKONOFの
アドレスの低い方から崗い方に順次繰返されることによ
って行なわれる0■ レジスタLKONOFにおける未
チェックのバイトのうちの最低位アドレスのバイトのL
8Bが211であるか否かチェックする。
■ ■で最初にL8Bが°l″であると判断されたバイ
トに対応するーのノートコードを続出し、このノートコ
ードをレジスタLOWhi8Tに配憶する。ここで使用
されるノートコードは、!1表に示したallコードと
同一のコードである。
■ ■でL8Bが1#であると判断されたバイトに対応
する−のノートコードに「2」を乗じた値をオフセット
としてテーブルN0TCNVから同ノートコードに対応
するビットパターンを続出し、この続出したビットパタ
ーンをレジスタN0TBUFにオアする。
■ ■によってレジスタN0TBUi’の内容が変化し
た場合は、カウンタNCNTをインクリメントする。
上記ステップ815において得られるレジスタN0TB
UFの内容は、例えば第8図に示す下鍵盤において、鍵
C,、E、 、G、 、C,の4つの鍵が押鍵さn、た
場合は、 B A#A G” G )’参IWL)参DC#Cとな
り、またこの結果得られるカウンタNCNTの計数値は
「3」となる。
そして前記ステップ815が終了したら、このステップ
815で得られたカウンタNCNTの内容(音名側の押
−数)はレジスタKCOUNTに記憶される(ステップ
816)。
次に、このレジスタKCOUNTに記憶された値に「2
」を乗じた値をオフセットとしてテーブルKCNTBL
から、この場合の音名側押鍵数に対応するプログラムの
分岐先番地が読出され、この続出された分岐先番地への
分岐がなされる(ステップ517)。
以下の説明は、音名側の押鍵数が「1」の場合と、「2
」〜「4」の場合とに分けて行なう。
まず、音名側の押鍵数が「1」である場合から説明する
。この場合は、ステップ817からステップ818へ分
岐が行なわれる。この結果、レジスタN OT B U
 Fの内容はL8Bに°1“が来るまで右方向に(上位
ビットから下位ビット方向に)1ビット分ずつローティ
トされ、この間に要したローティト数が求められる(ス
テップ818)。次にこの求められたローティト数iこ
対応する根音の数1直コードがテーブルTONTBLか
ら続出され、この続出された数値コードがレジスタTO
NICに記憶される(ステップ519)。このステップ
818.819の動作を具体的な値を入れて説明すると
、今、G音に対応する鍵だけが押鍵されているとすれば
、レジスタN0TBUFの内容は「000010000
000Jとなるが、この内容は右に1ビツト分ずつ7回
ローティトすれば[000000000001Jとなっ
てL8Bが#1′となる。したがってこの場合、第5表
に示したテーブルTONTBLから数値コード「9」が
得られ、この数値コード「9」がレジスタTONICに
記憶されることになる。この数値コード[9]は第5表
から明らかなようにG音に対応している・次に、これら
ステップ81B、819が終了されると、ステップ82
0に詔いて、値「0」、すなわちコードタイプがメジャ
であることを意味する数IIコードが、レジスタCHO
RDに記憶されて(ステップ820)、この和音検出ル
ーチンは終了する。すなわち、音名別の押鍵数がrlJ
の場合は、押−された鍵の音名が根音として検出され、
またコードタイプとしては無条件にメジャが検出される
2 次に、音名別の押鍵数が「2」〜「4」の場合について
睨明する・ との場合は、s6図のフローチャートにおけるステップ
817から、第7図のステップ821へ分岐が行なわれ
る。このステップ821においては、前記レジスタKC
OUNTの値に応じて、3種のコードパターンテーブル
FCTBL2〜4のうちの対応するコードパターンテー
ブルの先頭番地が第1のインデクスレジスタにセットさ
れる・すなわち、この場合第1のインデクスレジスタに
は、レジスタKCOUNTの1直が「2」であればコー
ドパターンテーブルFCTBL2の先頭番地が、またレ
ジスタKCOUNTの値が「3」であればコードパター
ンテーブルFCTBL3の先頭番地が、またレジスタK
COUNTの値が「4」であればコードパターンテーブ
ルFCTBL4の先頭番地が各々セットされる。次にレ
ジスタKCOUNTの値がカウンタLOOPにセットさ
れると共に、バッファC0DBUPの先頭アドレスが、
同バッファC0DBLJFの現在使用されているデータ
セットを指示するためのvA2のインデクスレジスタに
セットされる(ステップ522)・次いでレジスタN0
THUFの内容(音名別の押−パターン)が、現在L8
Bに1番近い位置にある1・のビットがL8B上に来る
まで、右方向に(すなわち高位ビット側から低位ビット
側へ)1ビツトずつ順次ローティトされ、このローティ
ト数が記憶される(ステップ523)・次に、この記憶
されたローティト数から、テーブルTONTBLを用い
て、このローティト数に対応する根音の数値コードが読
出され1、この読出された数値コードが、バッファC0
DBUFにおける第2のインデクスレジスタによりて示
されている現在使用中のデータセット(この場合は鰻初
のデータセット)の1バイト目に記憶される(ステップ
824)*次GC、レジスタKCOUNTの値n(音名
側御−数、この場合は2〜4)に対応するコードパター
ンテーブルFCTBLnから前記第1のインデクスレジ
スタを用いて現在使用中のデータセット(この場合は最
初のデータセット)の1バイト目、2バイト目番こめる
コードパターン(12ビツト)が続出され、この続出さ
れたコードパターンと、レジスタNoTBurの+1(
12ビツト)とが比較される(ステップ525)。ここ
で両者が−tした場合は、このコードパターンに対応す
るコードタイプ(数値コードとして表わされている)が
前記コードパターンテーブルF CT B L nの現
在使用中のデータセットの3バイト目から読出され、こ
の続出されたコードタイプがバッファC0DBUPにお
ける現在使用中のデータセットの2バイト目に!!己憶
される。また1司様にしてコードパターンテーブルFC
TBLnの現在使用中のデータセットの4バイト目から
、点数が続出され、この読出された点数がバッファC0
DHUFにおける現在使用中のデータセットの3バイト
目に記憶される(以上、ステップ526)。次に上記点
数が満点(この実施例においては値「64」が満点とな
っている)か否かチェックされる(ステップ527)。
ここで満点であったとすると、前記バッファC0I)B
UFにおける使用中データセットの2バイト目のデータ
、すなわち検出されたコードタイプを示す数値コードが
続出されレジスタCI(O凡りに記憶される(ステップ
828)、次に、このレジスタCWORDに記憶された
数11−]コードが「6」であるか否か、すなわちこの
コードタイプがディミニッシェであるか否か判別され(
ステップ829)、同数値コードが「6」でない場合は
、III紀バッファC0DBUPの使用中のデータセッ
トにおける1バイト目のデータ、すなわち検出された根
音を示す数値コードが続出され、レジスタTONICへ
記憶され(ステップ830)%この和音検出ルーチンは
終了する。
また、前記ステップ829において、レジスタCHOル
Dに記憶された数値コードが「6」でありた場合は、す
なわち検出されたコードタイプがデイミニツシエであっ
た場合は、レジスタN0TBUFのローティト数から根
音を決めることは不可能であるから、前記ステップ81
5においてレジスタLOWk、STi?:、配憶された
最低音のノートコードが、根音としてレジスタTONI
Cに記憶され(ステップ831)、この和音検出ルーチ
ンは終了する。
一方、A’dN己ステラステップ825て、コードパタ
ーンテーブルに’ CT HL nの使用中データセッ
トから続出されたコードパターン(ビットパターン)と
、レジスタN0TBUFのビットパターンとが一致しな
かった場合は、ステップ832に進み、ここで両ビット
パターン間において一致している・1・のビットの数N
が算出される。次いでこのビット数Nと、レジスタKC
OUNTの1直から「1」を減算した値とが等しいか否
かを判定する。すなわちここでは、PItI記両ビット
パターンを比較した時に一致しなかった91#のビット
が、1個だけであったか否かを判定する(ステップ53
3)。ここで、一致しなかりた11#のビット″の数が
1個だけであった場合は(ビット数NがレジスタKCO
UNTの値からrlJ減篇した値に等しい場合は)、コ
ードパターンテーブルFCTBLnの使用中データセッ
トにおける3バイト目からコードタイプを読出して、バ
ッファC0DHUFo〕il!用中データセツトにおけ
る2バイト目にnr2憶し、またコードパターンテーブ
ルFCTBLnの使用中データセットの4バイト目から
点数を絖出すと共に、この読出した点数を「2」で除算
し、かつこの除算結果に前記ビット数Nを加算して新た
な点数を作成し、この作成した点数をバッファC0DB
UFの使用中データセットの3バイト目に記憶する(ス
テップ534)。
すなわち、このステップ834においては、コードパタ
ーンテーブルFCTBLnのコードパターンとレジスタ
N0TBLJFのビットパターンとを比較した時に#1
1のビットが1個だけしか違わなかった場合は、前記コ
ードパターンを、前記レジスタN0TBUFのビットパ
ターンと極めて近いと判定して、とりあえず低い点数を
与えて記憶している。
次にここで、前記第2のインデクスレジスタの内容が、
C0DBUPの今まで使用されていたデータセットの次
のデータセットの位置を示すように更新される(ステッ
プ8 a s ) o次いで、前記レジスタN0TBU
Fのローティト数から求められた根音を示す数値コード
が、バッファC0DBUPのこの倉しいデータセットの
1バイト目に記憶される(ステップ836)。次に前記
第1のインデクスレジスタの内容が、コードパターンテ
ーブルFCTHLnの今まで使用されていたデータセッ
トの次のデータセットの位置を示す値に更新され、これ
によってレジスタ′N0TBUFのビットパターンとコ
ードパターンテーブルF CT B L nにおける次
のコードパターンとを比較する準備が整えられる(ステ
ップ837)。次沓こ、コードパターンテーブルFCT
BLnの新しいデータセットの1バイト目が続出され、
この1バイト目のデータがオール11#すなわちエンド
マークであるか否か判定される(ステップ838)。そ
してこのステップ838 GCおいて、まだエンドコー
ドが検出される位置まで達してないと判定さnた場合は
、プログラムはステ  ゛ツブ825に戻される。すな
わちこの場合は、ステップ825→ステツプ832→ス
テツプ833→ステツプ834→ステツプ835→ステ
ツプS36→ステツプ837→ステツプ838→ステツ
プ825なるループが形成されて、レジスタN0TBU
F のビットパターンが、コードパターンテーブルに’
 CT RL nの各コードパターンとlid次照合さ
れて行く。このループによる照合動作は、ステップ25
においてレジスタN OT B U B’のビットパタ
ーンとコードパターンテーブルF CT B L nの
コ−ドパターンとの一致が検出されるか、またはステ□
ツブ838においてエンドマークが検出されるまで継続
される。なお上述したループにおけるステップ833に
おいて、−一致した11#のビットの数と、レジスタK
COUNTの値から「1」減算した値とが一致しなかっ
た場合は、すなわちelmのビットが2個以上相違して
いた場合は、プログラムはステップ833からステップ
837ヘジヤンプされるため、ステップ834.835
.836は実行されない。
次に、前記ステップ838においてコードパターンテー
ブルFCTBLnのエンドマークが検出された場合は、
@1のインデクスレジスタに再びこのコードパターンテ
ーブルFCTBLnの先頭番地がセットされて、コード
パターンテーブルFCTBLnの最初のデータセットが
指示されるようになると共に、前記カウンタLOOPが
ディ久リメントされる(ステップ539)。次いで、こ
のカウンタtoopの内容が末だ零(こ遍していないか
否か判定される(ステップ840)。そして、このステ
ップ840において、カウンタLOOPの内容が末だ零
に達していないと判定された場合は、プログラムはステ
ップ823に戻される。すなわちこの場合は、レジスタ
NO’r13UFの内容がL8Bに次の#1#のビット
が来るまでAl&ローティトされ、この結果得らむるレ
ジスタN0Ti3UFの新しいビットパターンと、コー
ドパターンテーブルFCTBLnの各コードパターンと
の照合がなされるようになる・このような照合動作は、
ステップ825において、レジスタN0TBUFのビッ
トパターンとコードパターンテーブルに’cTBLnの
コードパターンとの一致が検出されるまで、またはステ
ップ840においてカウンタLOOPの内容が零に到達
するまで継続される。そしてステップ840において、
カウンタLOOPの自答が零に達した事が検出されると
、すなわちレジスタN0TBUFの内容をローティトし
て得られるL8Bを111とする全てのビットパターン
についての照合が終了すると、ステップ841に進み、
ここでバッファC0DBUP の各データセットの3バ
イト目に配憶されている点数のうちから、IIk嵩点の
ものを検出する。
この場合、最高点のものが複数個ある場合は、最初に検
出された最高点のものを選ぶようにする。
そしてこの最高点の検出結果に基づいて、バッファC0
DBUPにおけるこの蝦高点が配憶されているデータセ
ットの位置を示すように第2のインデクスレジスタが設
定される・次にステップ842において、前記最高点が
零でないことが確認され、同量高点が零でなければ、前
述したステップ82Bに進む・すなわちこの場合は、バ
ッファC0DBUPにおける前記最高点が記鎌されてい
るデータセット中のコードパターンおよび根音が、演奏
された和音のa−ドパターンおよび根音として検出され
ル(ココテ、コードパターンがデイミニツシュと判断さ
れた場合は、前述したようにレジスタLOWE8T に
紀憶されている最低音が根音とされる)・仄にfiIビ
ステップ842において、検出されたjll1M点が零
であった場合、すなわちレジスタN0TBUF のビッ
トパターンとコードパターンテーブルFeTBLnの各
コードパターンとが11tのビットについて全て2ビッ
ト以上異なっていた場合は、メジャを示す数情コードr
OJがレジスタCHOR,Dに一己憶されると共に、前
記レジスタLOWE8Tの内容(最低音のノートコード
)がレジスタTONICに紀憶され(ステップ843)
、この和音検出ルーチンは終了する。
なお以上に説明した和音検出ルーチンにおいて、ステッ
プ825においてレジスタN0TBUI’のビットパタ
ーンとコードパターンテーブルFCTBLnのコードパ
ターンとが完全に一致したが、ステップ827において
この照合結果によりて得られた点数が満点ではないと判
断された場合は、プログラムはステップ835へ進むよ
うになっており、こむによつて、より一致度の高い照合
結果が得られるかどうか他のコードパターンについても
照合動作が継続されるようになっている。
以上の説明から明らかなように、この発明による電子楽
器における和音を検出する方法および装置によれば、押
鍵数が等しい和音における各コードパターンを配列した
表を押硬数に対応させて複数設けた光群を用意すると共
に、鍵盤の押鍵状態から押鍵パターンを作成し、前記表
評における音名別押鍵数と等しい押鍵数に対応する表の
各コードパターンと押鍵パターンとを比−し、この比較
結果に基づいてコードタイプと根音とを検出するように
したので、検出過程において押鍵数にみあった表(コー
ドパターンテーブル)だけが使用されるようになり、こ
れによって極めて迅速かつ正確にコードタイプおよび根
音を検出することができる。またこの発明によれば、押
鍵パターンとコードパターンとを比較する時に一致蜜を
求め、この求められた一致度に基づいてコードタイプお
よび根音を求めるようにしたので、従来検出が困難であ
ったコードタイプおよび根音でも極めて正確に検出する
ことができる@
【図面の簡単な説明】
@1図はこの発明による装置の一実施例を適用した電子
オルガンの要部の構成を示すブロック図、第2図は同電
子オルガンの要部の概略動作を!l!明するためのフロ
ーチャート、@3図はこの発明による装置の一実施例に
おけるレジスタN0TBUFの構成を示す図、wJ4図
は同′、#、施例におけるバッファC0DHUPの構成
を示す図、第5図は同実施例におけるコードパターンテ
ーブルの単位データセットの構成を示す図、第6図およ
び@7図は同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート、sg8図は同実施例における下鍵盤を示す図であ
る。 1・・・・・・キースイッチ/操作子スイッチ部、5・
・・・・・中央処理装置(CPU)、6・・・・・・R
OM、7・・・・・・RAM、8・・・・・・ROM(
コードパターンテーブル)、9・・・・・・ROM(テ
ーブル)。 出願人 日本楽器製造株式会社 第3図 1バイト目        u−、こl(イl目第4図 うらりτ斗 神n[〈36■:ニニニ■硬口](四ニニ
ニニゴ[第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 0)押鍵数が等しい和音における各和音の形を示す和音
    ビットパターンを配列した表を押鍵数に対応させて複数
    設けた光群を用意すると共に、第1のステップにおいて
    鍵盤の音名別の押鍵状態を示す押鍵ビットパターンを作
    成し、@2のステップにおいて前記光群における1記鍵
    盤の音名側御−数と等しい押鍵数に対応する表の各和音
    ビットパターンと前記押鍵ビットパターンとを比較する
    ことによって演奏された和音の和音の形または和音の形
    および根音を検出することを特徴とする電子楽器におけ
    る和音を検出する方法 ttl  前記第2のステップにおいて前記11群にお
    ける前記礎盤の音名側押鍵数と等しい押鍵数に対応する
    表の各和音ビットパターンと前記押鍵ビットパターンと
    を、同押謎ビットパターンをローティトしながら比・較
    することによって演奏された和音の和音の形または和音
    の形および根音を検出することを特徴とする特許−求の
    範囲第1項記載の電子楽器における和音を検出する方法
    。 (3)前記第2のステップにおいて前記光群における前
    記鍵盤の音名側御m数と等しい押鍵数に対応する表の各
    和音ビットパターンと^1■紀押鍵ビットパターンとを
    、同押鍵ビットパターンをローティトしながら比較し、
    この比較結果から演奏された和音の和音の形を検出し、
    この時の前記押鍵ビットパターンのローティト数から演
    奏された和音の根音を検出することを特徴とする特¥F
    縛求の範囲第2項記載の電子楽器における和音を検出す
    る方法。 (4)前記和音ビットパターンを根音に対応するビット
    が最上位ビットまたは最下位ビットに位置するようにし
    、前記@2のステップにおいて前記押鍵ビットパターン
    を蝦上位ビットまたは最下位ビットに次の押鍵状態を意
    味するビットが来るまで各々^速でローティトするよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲@33項記載電
    子楽器における和音を検出する方法。 (6)紬紀第2のステップにおいて前記光群における咄
    紀鍵盤の音名側押鍵数と等しい押iI!数に対応する表
    の各和音ビットパターンと前記押鍵ビットパターンとを
    比較して各々一致度を求め、この求められた各一致度に
    基づいて、演奏された和音の和音の形または和音の形お
    よび根音を検出することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第4項記載の電子楽器における和音を検出す
    る方法。 (6)■押鍵数が等しい和音における各和音の形を示す
    和音ビットパターンを配列した表が押鍵数に対応されて
    複数配憶されたテーブル手段、@鍵盤の押鍵状態から音
    名別の押鍵状態を示す押鍵ビットパターンを生成して配
    憶する押鍵ビットパターン配憶手段、■前記鍵盤の押鍵
    状態から音名側押鍵数を検出する押iiI!!数検出手
    段、@前記テーブル手段暑こおける前記音名側押鍵数と
    等しい押鍵数に対応する表の各和音ビットパターンと、
    前記押鍵ビットパターンとを比較し、この比較結果に基
    づいて演奏された和音の和音の形または和音の形および
    根音を検出する比較検出手段、 を各々設けてなることを特徴とする電子楽器における和
    音を検出する装置。 (7)前記比較検出手段は、前記テーブル手段における
    前記音名側押鍵数と等しい押鍵数に対応する表の各和音
    ビットパターンと、前記押鍵ビットパターンとを、同押
    鍵ビットパターンをローティトさせながら比較し、この
    比較結果に基づいて演奏された和音の和音の形または和
    音の形および根音を検出するように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の電子楽器にお
    ける和音を検出する装置。 (8)前記比較検出手段は、前記テーブル手段における
    前記音名側押鍵数と等しい押鍵数に対応する表の各和音
    ビットパターンと、前記押鍵ビットパターンとを、同押
    鍵ビットパターンをローティトさせながら比較し、この
    比較結果に基づいて演奏された和音の和音の形を検出し
    、またこの時の繭記押−ビットパターンのローティト数
    から前記演奏された和音の根音を検出するように構成さ
    れたことを特徴とする特VIfull求の範囲@7項記
    載の電子 :楽器における和音を検出する装着。 (9)前記テーブル手段における各和音ビーlドパター
    ンが根音に対応するビットが最上位ビットまたは最下位
    ビットに位置するように構成され、また前記比較検出手
    段において前記押鍵ビットパターンが最上位ビットまた
    は最下位ビットに次の押鍵状態を意味するビットが来る
    まで高速でローティトさくるようにS成されたことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の電子楽器における
    和音を検出する装置。 舖 前記比較検出手段は、酌紀テーブル手段における前
    記音名側押鍵数と等しい押鍵数に対応する表の各和音ビ
    ットパターンと、前記押鍵ビットパターンとを比較して
    各々一致度を求め、この求められた各一致度に基づいて
    演奏された和音の和音の形または和音の形および根音を
    検出するように構成されていることを特徴とする特fI
    fi111求の範囲第6項ないし第9墳紀載の電子楽器
    における和音を検出する装置。
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