JPH01145832A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH01145832A JPH01145832A JP30510787A JP30510787A JPH01145832A JP H01145832 A JPH01145832 A JP H01145832A JP 30510787 A JP30510787 A JP 30510787A JP 30510787 A JP30510787 A JP 30510787A JP H01145832 A JPH01145832 A JP H01145832A
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に半導体装置
に使用される金属配線層の製造方法に関する。
に使用される金属配線層の製造方法に関する。
従来、この種の金属配線層は集積回路の高集積化にとも
ない次のような公知の技術により形成され、断面形状は
第5図に示すような形となっていた。すなわち、金属配
線層として使用される例えばアルミニウムの配線層の形
成は、従来、スパッタリング法により金属膜を配線され
る基板31上に堆積し、フォトレジストを塗布後、適切
なマスクを通して露光し現像することにより金属膜上に
レジストのマスクを形成する。さらに、金属膜をドライ
エツチング法によりエツチングする。その後、マスク材
としてのレジストを剥離して所望の配線パターンの金属
配線層32を形成し、その後400〜450℃で30〜
60分間アニールを行なっていた。その後この配線層3
2を保護膜で覆っていた。
ない次のような公知の技術により形成され、断面形状は
第5図に示すような形となっていた。すなわち、金属配
線層として使用される例えばアルミニウムの配線層の形
成は、従来、スパッタリング法により金属膜を配線され
る基板31上に堆積し、フォトレジストを塗布後、適切
なマスクを通して露光し現像することにより金属膜上に
レジストのマスクを形成する。さらに、金属膜をドライ
エツチング法によりエツチングする。その後、マスク材
としてのレジストを剥離して所望の配線パターンの金属
配線層32を形成し、その後400〜450℃で30〜
60分間アニールを行なっていた。その後この配線層3
2を保護膜で覆っていた。
なお、上記の従来技術において金属膜のエツチングをウ
ェットエツチング法で行うと、配線パターンの配線幅・
配線間隔がともに2〜3μm程度の微細パターンを制御
性よく形成することは不可能であり、高集積な半導体集
積回路の製造に要求される微細パターンの形成にはドラ
イエツチング法が採用されている。
ェットエツチング法で行うと、配線パターンの配線幅・
配線間隔がともに2〜3μm程度の微細パターンを制御
性よく形成することは不可能であり、高集積な半導体集
積回路の製造に要求される微細パターンの形成にはドラ
イエツチング法が採用されている。
上述した従来の半導体集積回路の配線層の形成法では、
配線32の形成後のカバー保護膜形成、または多層配線
の場合には層間絶縁膜の形成により配線層32が応力を
受け、さらに半導体集積回路の組立工程のおいて受ける
様々な熱処理において、アルミニウムを主成分とする配
線層32とカバー保護膜や層間絶縁膜との間の熱膨張係
数の違いによる応力サイクルが配線層32に加わり、配
線層32にボイドな発生させ配線を断線させてしまうと
いった欠点があった。
配線32の形成後のカバー保護膜形成、または多層配線
の場合には層間絶縁膜の形成により配線層32が応力を
受け、さらに半導体集積回路の組立工程のおいて受ける
様々な熱処理において、アルミニウムを主成分とする配
線層32とカバー保護膜や層間絶縁膜との間の熱膨張係
数の違いによる応力サイクルが配線層32に加わり、配
線層32にボイドな発生させ配線を断線させてしまうと
いった欠点があった。
さらに、上述した従来の金属配線層の形成方法では断面
形状が第5図のようになっており、断面上部には角部が
存在している。このため、金属配線層32上にカバー保
護膜または層間絶縁膜のような絶縁膜を堆積させると、
断面上部の角部に応力が集中し金属配線層32にボイド
を生じさせ、著しい場合には配線を断線させてしまうと
いった欠点があった。また、金属配線断面の上部に角部
があるとカバー保護膜・層間絶縁膜等の絶縁膜を堆積す
る際、ステップカバレッジが悪化し絶縁膜にクラックを
生じさせ半導体集積回路の耐湿性を悪くするといったこ
とや、多層の金属配線を形成する際には配線下地の段差
が厳しくなり配線層のステップカバレッジの悪化により
配線が断線するという欠点があった。
形状が第5図のようになっており、断面上部には角部が
存在している。このため、金属配線層32上にカバー保
護膜または層間絶縁膜のような絶縁膜を堆積させると、
断面上部の角部に応力が集中し金属配線層32にボイド
を生じさせ、著しい場合には配線を断線させてしまうと
いった欠点があった。また、金属配線断面の上部に角部
があるとカバー保護膜・層間絶縁膜等の絶縁膜を堆積す
る際、ステップカバレッジが悪化し絶縁膜にクラックを
生じさせ半導体集積回路の耐湿性を悪くするといったこ
とや、多層の金属配線を形成する際には配線下地の段差
が厳しくなり配線層のステップカバレッジの悪化により
配線が断線するという欠点があった。
本発明によれば、金属配線層を選択的に形成する工程と
、金属配線層を短時間アニールする工程と、その後金属
配線を覆って絶縁膜を形成する工程とを有する半導体装
置の製造方法が得られる。
、金属配線層を短時間アニールする工程と、その後金属
配線を覆って絶縁膜を形成する工程とを有する半導体装
置の製造方法が得られる。
アルミニウムを主成分とする配線層のアニールをランプ
アニールまたはエキシマレーザのパルス照射といったき
わめて短時間の7エールで行うと、従来の技術によって
形成した配線層に比べ、カバー保護膜・層間絶縁膜を堆
積後、さらに半導体集積回路の組立工程においてアルミ
ニウムのボイド発生を抑制することができる。
アニールまたはエキシマレーザのパルス照射といったき
わめて短時間の7エールで行うと、従来の技術によって
形成した配線層に比べ、カバー保護膜・層間絶縁膜を堆
積後、さらに半導体集積回路の組立工程においてアルミ
ニウムのボイド発生を抑制することができる。
金属配線層をドライエツチング法により形成し、その後
エネルギー密度の大きいレーザ照射や、より温度の高い
ランプアニールにより断面形状において上部に丸みをも
つ構造の配線層を形成する。
エネルギー密度の大きいレーザ照射や、より温度の高い
ランプアニールにより断面形状において上部に丸みをも
つ構造の配線層を形成する。
さらに多層の金属配線層を有する場合では、各金属配線
層の断面形状において上部に丸みをもつ構造を形成する
。
層の断面形状において上部に丸みをもつ構造を形成する
。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例により製造する半導体集
積回路の配線部分の断面図の模式図である。本実施例の
製造方法では、半導体基板1上に下地絶縁膜2を形成し
、その後アルミニウム配線層3を形成後、ランプアニー
ルを行なった。その後PSG膜4及び窒化シリコン膜5
を形成した。
積回路の配線部分の断面図の模式図である。本実施例の
製造方法では、半導体基板1上に下地絶縁膜2を形成し
、その後アルミニウム配線層3を形成後、ランプアニー
ルを行なった。その後PSG膜4及び窒化シリコン膜5
を形成した。
ランプアニール時間を10秒間に固定し、ランプアニー
ル温度を450〜600℃に変えて形成した第1図の構
造を有する半導体装置を半導体集積回路の組立工程を想
定してその後450℃、30分電気炉を用いてアニール
を行なった。このような処理をした後のアルミニウム配
線層3のボイド発生個数を第2図に示す。第2図では、
従来の技術によるボイド発生個数を100%とした。6
00℃でランプアニールしたものにおいては従来の技術
によるものに比べ、約30%にボイド発生が抑えられて
いる。
ル温度を450〜600℃に変えて形成した第1図の構
造を有する半導体装置を半導体集積回路の組立工程を想
定してその後450℃、30分電気炉を用いてアニール
を行なった。このような処理をした後のアルミニウム配
線層3のボイド発生個数を第2図に示す。第2図では、
従来の技術によるボイド発生個数を100%とした。6
00℃でランプアニールしたものにおいては従来の技術
によるものに比べ、約30%にボイド発生が抑えられて
いる。
また、ランプアニールに変えてエキシマレーザパルスを
照射しても同様の効果をもたらすることかできる。X
e C42エキシマレーザでレーザーパワー1.5J/
cnlパルス幅約15ナノ秒のパルスを10回程度照射
し、ボイド発生が従来の技術によるものに比べ、約30
%にボイド発生が抑制された。
照射しても同様の効果をもたらすることかできる。X
e C42エキシマレーザでレーザーパワー1.5J/
cnlパルス幅約15ナノ秒のパルスを10回程度照射
し、ボイド発生が従来の技術によるものに比べ、約30
%にボイド発生が抑制された。
次に、レーザエネルギーをさらに増した場合や、ランプ
アニール温度をさらに高くした場合の本発明の実施例に
ついて説明する。
アニール温度をさらに高くした場合の本発明の実施例に
ついて説明する。
第3図は本発明の第2の実施例の断面図である。
アルミニウム配線層12は、下地絶縁膜11上に公知の
スパッタリング技術により堆積しフォトリソグラフィー
技術およびドライエツチング技術により第5図に示すよ
うな断面形状をもつ配線層を形成後、XeCl1エキシ
マレーザ−を照射することにより形成した。このときの
、レーザーパワーハ3.0 J /cl、パルス幅は約
15ナノ秒である。
スパッタリング技術により堆積しフォトリソグラフィー
技術およびドライエツチング技術により第5図に示すよ
うな断面形状をもつ配線層を形成後、XeCl1エキシ
マレーザ−を照射することにより形成した。このときの
、レーザーパワーハ3.0 J /cl、パルス幅は約
15ナノ秒である。
この条件では金属配線表面が溶けて再固化する際に丸み
を形成できる。その後カバー膜13を形成する。
を形成できる。その後カバー膜13を形成する。
第4図は本発明の第3の実施例の断面図であり、アルミ
ニウム配線層が二層の半導体集積回路の断面図である。
ニウム配線層が二層の半導体集積回路の断面図である。
下地絶縁膜21上に第1アルミニウム配線層22を公知
のスパッタリング技術により堆積しフォトリソグラフィ
ー技術およびドライエツチング技術により第5図に示す
ような断面形状をもつ配線層を形成後、公知のランプア
ニール技術を使ってアニールし、その後層間絶縁膜23
を堆積し、その上に第2のアルミニウム配線層24を選
択的に形成し、再度ランプアニールを行なった。その後
カバー絶縁膜25を堆積した。このときのアニール条件
はそれぞれ、620℃、10秒である。ランプアニール
によりアルミニウム表面が溶けて再固化する際に丸みを
形成できる。
のスパッタリング技術により堆積しフォトリソグラフィ
ー技術およびドライエツチング技術により第5図に示す
ような断面形状をもつ配線層を形成後、公知のランプア
ニール技術を使ってアニールし、その後層間絶縁膜23
を堆積し、その上に第2のアルミニウム配線層24を選
択的に形成し、再度ランプアニールを行なった。その後
カバー絶縁膜25を堆積した。このときのアニール条件
はそれぞれ、620℃、10秒である。ランプアニール
によりアルミニウム表面が溶けて再固化する際に丸みを
形成できる。
以上説明したように本発明は、アルミニウムな主成分と
する配線層を形成後、ランプアニールまたはエキシマレ
ーザ−照射を行うことにより、アルミニウムのボイド発
生を抑制できる効果がある。
する配線層を形成後、ランプアニールまたはエキシマレ
ーザ−照射を行うことにより、アルミニウムのボイド発
生を抑制できる効果がある。
さらに、レーザエネルギー密度等を増加させるか、ラン
プアニール温度を高くし、微細パターンを有する金属配
線層において断面形状の上部に丸みを持たせることによ
り次のような効果がある。
プアニール温度を高くし、微細パターンを有する金属配
線層において断面形状の上部に丸みを持たせることによ
り次のような効果がある。
1)金属配線の断面上部に角部がないため、カバー膜・
層間膜といった絶縁膜からの応力集中がなくボイドが発
生しにくい。
層間膜といった絶縁膜からの応力集中がなくボイドが発
生しにくい。
2)金属配線上のカバー膜・層間膜のステップカバレッ
ジが向上し段差部でのクラック発生がなく半導体集積回
路の耐湿性が向上する。
ジが向上し段差部でのクラック発生がなく半導体集積回
路の耐湿性が向上する。
3)多層金属配線を有する半導体集積回路では、層間膜
のステップカバレッジの向上によりその上に形成される
金属配線のステップカバレッジが向上し、断線が起きに
くくなる。
のステップカバレッジの向上によりその上に形成される
金属配線のステップカバレッジが向上し、断線が起きに
くくなる。
第1図は、本発明の第1の実施例を説明するための断面
図、第2図は本発明の第1の実施例におけるアニール温
度とボイド発生個数との関係を示した図、第3図は本発
明の第2の実施例を説明するための断面図、第4図は本
発明の第3の実施例を説明するための断面図、第5図は
従来の技術による金属配線層の断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・・・・下地絶縁膜
、3・・・・・・アルミニウム配線層、4・・・・・・
PSG膜、5・・・・・・窒化シリコン膜、11・・・
・・・下地絶縁膜、12・・・・・・アルミ配線層、1
3・・・・・・カバー膜、21・・・・・・下地絶縁膜
、22・・・・・・第1アルミ配線層、23・・・・・
・層間絶縁膜、24・・・・・・第2アルミ配線層、2
5・・・・・・カバー絶縁膜、31・・・・・・下地絶
縁膜、32・・・・・・金属配線層。 代理人 弁理士 内 原 晋 躬1図 第2図 躬で1図 躬4図 85図
図、第2図は本発明の第1の実施例におけるアニール温
度とボイド発生個数との関係を示した図、第3図は本発
明の第2の実施例を説明するための断面図、第4図は本
発明の第3の実施例を説明するための断面図、第5図は
従来の技術による金属配線層の断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・・・・下地絶縁膜
、3・・・・・・アルミニウム配線層、4・・・・・・
PSG膜、5・・・・・・窒化シリコン膜、11・・・
・・・下地絶縁膜、12・・・・・・アルミ配線層、1
3・・・・・・カバー膜、21・・・・・・下地絶縁膜
、22・・・・・・第1アルミ配線層、23・・・・・
・層間絶縁膜、24・・・・・・第2アルミ配線層、2
5・・・・・・カバー絶縁膜、31・・・・・・下地絶
縁膜、32・・・・・・金属配線層。 代理人 弁理士 内 原 晋 躬1図 第2図 躬で1図 躬4図 85図
Claims (7)
- (1)金属配線層を選択的に形成する工程と、前記金属
配線層を短時間熱処理する工程と、その後、前記金属配
線層を覆って絶縁膜を形成する工程とを有することを特
徴とする半導体装置の製造方法 - (2)前記短時間熱処理する工程はランプアニール法に
より熱処理する工程である特許請求の範囲第1項記載の
半導体装置の製造方法 - (3)前記短時間熱処理する工程はレーザを用いて熱処
理する工程である特許請求の範囲第1項記載の半導体装
置の製造方法 - (4)前記レーザはエキシマレーザである特許請求の範
囲第3項記載の半導体装置の製造方法。 - (5)前記金属配線を選択的に形成する工程は、ドライ
エッチング法によりエッチングする工程を有している特
許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。 - (6)前記金属配線層を短時間熱処理する工程は、前記
金属配線層の少なくとも角部分を溶融する工程である特
許請求の範囲第1項又は第5項記載の半導体装置の製造
方法。 - (7)前記金属配線層はアルミニウムあるいはアルミニ
ウムを主成分とする配線層である特許請求の範囲第1項
記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30510787A JPH01145832A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30510787A JPH01145832A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145832A true JPH01145832A (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=17941185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30510787A Pending JPH01145832A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01145832A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5232674A (en) * | 1989-12-20 | 1993-08-03 | Fujitsu Limited | Method of improving surface morphology of laser irradiated surface |
JP2007266646A (ja) * | 2007-07-19 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体発光素子の製造方法 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP30510787A patent/JPH01145832A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5232674A (en) * | 1989-12-20 | 1993-08-03 | Fujitsu Limited | Method of improving surface morphology of laser irradiated surface |
JP2007266646A (ja) * | 2007-07-19 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体発光素子の製造方法 |
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