JPH01145133A - 表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法Info
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- JPH01145133A JPH01145133A JP62293108A JP29310887A JPH01145133A JP H01145133 A JPH01145133 A JP H01145133A JP 62293108 A JP62293108 A JP 62293108A JP 29310887 A JP29310887 A JP 29310887A JP H01145133 A JPH01145133 A JP H01145133A
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Landscapes
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法に
関する。
関する。
（従来技術）
車両に用いられる衝撃吸収、防音、断熱等の機能を有す
る重構造部材として、熱可塑性樹脂よりなる表皮材とウ
レタン発泡樹脂との積層成形品がある。このような成形
品の製造方法として、例えば特開昭６１−５３０１４号
公報に開示されている方法がある。すなわち、まず成形
金型内に熱可塑性樹脂を充填して中空立体形の表皮材を
形成しくブロー成形）、次にこの表皮材を金型内に挿置
したままこの表皮材の内部に端面の開口より硬質の発泡
樹脂を注入し、それを金型内で発泡硬化させて表皮材と
一体化するものである。
る重構造部材として、熱可塑性樹脂よりなる表皮材とウ
レタン発泡樹脂との積層成形品がある。このような成形
品の製造方法として、例えば特開昭６１−５３０１４号
公報に開示されている方法がある。すなわち、まず成形
金型内に熱可塑性樹脂を充填して中空立体形の表皮材を
形成しくブロー成形）、次にこの表皮材を金型内に挿置
したままこの表皮材の内部に端面の開口より硬質の発泡
樹脂を注入し、それを金型内で発泡硬化させて表皮材と
一体化するものである。
しかしながら、このような製造方法においては、異なる
形状を有する多種の成形品を製造する場合、各成形品の
形状に応じた多数の金型を必要とし、しかも表皮材の成
形に際して、温度調節装置を備えたブロー成形金型を必
要とするので、製造設備が高価になり、成形品の製造コ
ストを上昇させる原因となっていた。
形状を有する多種の成形品を製造する場合、各成形品の
形状に応じた多数の金型を必要とし、しかも表皮材の成
形に際して、温度調節装置を備えたブロー成形金型を必
要とするので、製造設備が高価になり、成形品の製造コ
ストを上昇させる原因となっていた。
（発明の目的）
そこで本発明は、高価なブロー成形金型を用いることな
く簡易なプレス成形金型を用いて表皮材を有する合成樹
脂成形品を得ることができる製造方法を提供することを
目的とする。
く簡易なプレス成形金型を用いて表皮材を有する合成樹
脂成形品を得ることができる製造方法を提供することを
目的とする。
（発明の構成）
本発明の方法は、熱可塑性樹脂よりなる表皮材を筒状に
押出し成形し、次にこの筒状の成形体の開口部を封着す
るとともにその内表面に、この成形体内に注入される反
応硬化樹脂材の反応促進に用いられる触媒を塗布、続い
て上記成形体中に上記反応硬化樹脂材を注入して上記表
皮材と一体化した後、プレス成形により所望の合成樹脂
成形品を得るようにしたことを特徴とする。
押出し成形し、次にこの筒状の成形体の開口部を封着す
るとともにその内表面に、この成形体内に注入される反
応硬化樹脂材の反応促進に用いられる触媒を塗布、続い
て上記成形体中に上記反応硬化樹脂材を注入して上記表
皮材と一体化した後、プレス成形により所望の合成樹脂
成形品を得るようにしたことを特徴とする。
（発明の効果）
本発明によれば、表皮材の形成に際しては多種の成形品
に対し同一の押出し成形型で対応でき、しかも表皮材の
内表面に触媒を塗布することによって、表皮材近傍の反
応硬化樹脂材が安定発熱し、これにより熱可塑性樹脂よ
りなる表皮材が一様に軟化するから、表皮材の賦形性が
著しく高められる。したがって常温でのプレス成形が可
能になるから、温度調節装置を備えていない簡易なプレ
ス成形型によって所望の成形品を得ることができ、成形
品の製造コストを大幅に低減できる効果がある。
に対し同一の押出し成形型で対応でき、しかも表皮材の
内表面に触媒を塗布することによって、表皮材近傍の反
応硬化樹脂材が安定発熱し、これにより熱可塑性樹脂よ
りなる表皮材が一様に軟化するから、表皮材の賦形性が
著しく高められる。したがって常温でのプレス成形が可
能になるから、温度調節装置を備えていない簡易なプレ
ス成形型によって所望の成形品を得ることができ、成形
品の製造コストを大幅に低減できる効果がある。
（実 施 例）
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第１図（イ）〜（ホ）は本発明の製造方法における各工
程の説明図で、まず第１図（イ）に示すよ脅に、高密度
ポリエチレン（ＨＤ Ｐ Ｅ）よりなる表皮材１を筒状
に押出し成形する。この押出し成形は第２図に示すよう
な押出し成形機１１を用い、冷却槽１２を通して冷却し
た後、ヒータ付の切断機１３で切断する。そしてこの切
断に伴って第１図（ロ）に示すように表皮材１の開口部
を熱融着させて封着する。そして表皮材１の封着部に孔
２をあける。次に第１図（ハ）に示すように、孔２から
触媒を注入して、表皮材１の内表面１ａの全面に塗布す
る。なお、表皮材１の他端にも空気排出用の孔３をあけ
ておく。触媒の組成は下記のとおりである。
程の説明図で、まず第１図（イ）に示すよ脅に、高密度
ポリエチレン（ＨＤ Ｐ Ｅ）よりなる表皮材１を筒状
に押出し成形する。この押出し成形は第２図に示すよう
な押出し成形機１１を用い、冷却槽１２を通して冷却し
た後、ヒータ付の切断機１３で切断する。そしてこの切
断に伴って第１図（ロ）に示すように表皮材１の開口部
を熱融着させて封着する。そして表皮材１の封着部に孔
２をあける。次に第１図（ハ）に示すように、孔２から
触媒を注入して、表皮材１の内表面１ａの全面に塗布す
る。なお、表皮材１の他端にも空気排出用の孔３をあけ
ておく。触媒の組成は下記のとおりである。
ダブコ３３．、ＬＶ （ＤＡＢＣＯ１商品名）７５重量
部 Ｎ、Ｎ、Ｎ’、Ｎ“、Ｎ“− ペンタメチルジエチレントリアミン ２５重量部 上記ＤＡＢＣＯは１ 、４−ｄｉａｚａｂｉｃｙｃｌｏ
（２＋２＋２）ｏｃｔａｎｅの略称で、トリエチレン
ジアミンとも呼び、イソシアネート基−ＮＣＯと水酸基
のウレタン反応触媒として活性が大きく、ポリウレタン
フォームの製造において重付加反応と泡化反応の双方を
バランスを保ちつつ加速する触媒である。
部 Ｎ、Ｎ、Ｎ’、Ｎ“、Ｎ“− ペンタメチルジエチレントリアミン ２５重量部 上記ＤＡＢＣＯは１ 、４−ｄｉａｚａｂｉｃｙｃｌｏ
（２＋２＋２）ｏｃｔａｎｅの略称で、トリエチレン
ジアミンとも呼び、イソシアネート基−ＮＣＯと水酸基
のウレタン反応触媒として活性が大きく、ポリウレタン
フォームの製造において重付加反応と泡化反応の双方を
バランスを保ちつつ加速する触媒である。
次に第１図に（ニ）に示すように、この触媒を内表面に
塗布した表皮材１をプレス成形金型４上に載置し、表皮
材１の一方の孔２からポリオールを主成分とする第１原
液と、イソシアネートを主成分とする第２原液との混合
された硬質ポリウレタン樹脂原料５を注入して発泡・硬
化させる。この硬質ポリウレタン樹脂の原料は下記の通
りである。
塗布した表皮材１をプレス成形金型４上に載置し、表皮
材１の一方の孔２からポリオールを主成分とする第１原
液と、イソシアネートを主成分とする第２原液との混合
された硬質ポリウレタン樹脂原料５を注入して発泡・硬
化させる。この硬質ポリウレタン樹脂の原料は下記の通
りである。
＋８）第１原液
ポリオール １００重量部
Ｒ−１１（発泡剤） ３２重量部ダブコ（触媒）
０．６重量部シリコン整泡剤 ０．
６重量部（ｂｌ第２原液 擬プレポリマー（３０％ＮＧＯ過剰） １１３Ｍ量部 この硬質ポリウレタン樹脂原料の発泡・硬化に際して、
表皮材１の内表面にあらかしめ塗布されている触媒によ
り、表皮材１近傍の樹脂材料が発熱するため、熱可塑性
樹脂よりなる表皮材１が軟化して賦形性が高められるた
め、第１図（Ｅ）に示すようにプレス成形金型４で圧縮
成形すれば、所望の成形品６を得ることができる。
０．６重量部シリコン整泡剤 ０．
６重量部（ｂｌ第２原液 擬プレポリマー（３０％ＮＧＯ過剰） １１３Ｍ量部 この硬質ポリウレタン樹脂原料の発泡・硬化に際して、
表皮材１の内表面にあらかしめ塗布されている触媒によ
り、表皮材１近傍の樹脂材料が発熱するため、熱可塑性
樹脂よりなる表皮材１が軟化して賦形性が高められるた
め、第１図（Ｅ）に示すようにプレス成形金型４で圧縮
成形すれば、所望の成形品６を得ることができる。
第３図は、本発明のように触媒を塗布した場合と塗布し
ない場合とを比較して硬質ポリウレタン樹脂の発熱挙動
を説明するグラフで、曲線Ａ、Ｂはそれぞれ第４図の樹
脂層５の中心部お゛よび表皮材１の近傍部分における温
度推移を示す。第３図を参照すれば、表皮材１の内表面
に触媒を塗布した場合、表皮材１の近傍部分が発熱する
ことが明らかであり、この発熱によって表皮材１の賦形
性を高め、常温でのプレス成形を可能にしたのである。
ない場合とを比較して硬質ポリウレタン樹脂の発熱挙動
を説明するグラフで、曲線Ａ、Ｂはそれぞれ第４図の樹
脂層５の中心部お゛よび表皮材１の近傍部分における温
度推移を示す。第３図を参照すれば、表皮材１の内表面
に触媒を塗布した場合、表皮材１の近傍部分が発熱する
ことが明らかであり、この発熱によって表皮材１の賦形
性を高め、常温でのプレス成形を可能にしたのである。
第１図（イ）〜（ホ）は本発明の方法における順次の工
程を示す図、第２図は表皮材の形成装置の説明図、第３
図、第４図は硬質ポリウレタン樹脂の発熱挙動を説明す
るグラフおよび断面図である。 １・−表皮材 ４−プレス成形金型５−・硬
質ポリウレタン樹脂 ６−・成形品 １１−押出し成形機１３−切
断機
程を示す図、第２図は表皮材の形成装置の説明図、第３
図、第４図は硬質ポリウレタン樹脂の発熱挙動を説明す
るグラフおよび断面図である。 １・−表皮材 ４−プレス成形金型５−・硬
質ポリウレタン樹脂 ６−・成形品 １１−押出し成形機１３−切
断機
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂よりなる表皮材を筒状に押出し成形し、次
にこの筒状成形体の開口部を封着するとともにその内表
面に、この成形体内に注入される反応硬化性樹脂材の反
応促進に用いられる触媒を塗布し、続いて上記成形体中
に上記反応硬化性樹脂を注入して上記表皮材と一体化し
た後、プレス成形により所望の合成樹脂成形品を得るよ
うにしたことを特徴とする、表皮材を有する合成樹脂成
形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293108A JPH01145133A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293108A JPH01145133A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145133A true JPH01145133A (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=17790532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62293108A Pending JPH01145133A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 表皮材を有する合成樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01145133A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5971730A (en) * | 1992-05-28 | 1999-10-26 | Namba Corporation | Apparatus for making formed laminate |
| WO2004043665A1 (ja) * | 2002-11-11 | 2004-05-27 | Sunstar Giken Kabushiki Kaisha | 発泡成形方法及びその装置 |
| JP2007275270A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Tada Plastic Kogyo Kk | 熱遮断材である浴槽蓋及び該熱遮断材の製造方法 |
| JP2008067817A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Tada Plastic Kogyo Kk | 熱遮断材である浴槽蓋及びその製造方法 |
| KR20190052098A (ko) | 2016-10-24 | 2019-05-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
-
1987
- 1987-11-21 JP JP62293108A patent/JPH01145133A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5971730A (en) * | 1992-05-28 | 1999-10-26 | Namba Corporation | Apparatus for making formed laminate |
| WO2004043665A1 (ja) * | 2002-11-11 | 2004-05-27 | Sunstar Giken Kabushiki Kaisha | 発泡成形方法及びその装置 |
| JP2010208338A (ja) * | 2002-11-11 | 2010-09-24 | Sunstar Engineering Inc | 発泡成形方法及びその装置 |
| JP2007275270A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Tada Plastic Kogyo Kk | 熱遮断材である浴槽蓋及び該熱遮断材の製造方法 |
| JP4644623B2 (ja) * | 2006-04-06 | 2011-03-02 | 多田プラスチック工業株式会社 | 熱遮断材である浴槽蓋及び該熱遮断材の製造方法 |
| JP2008067817A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Tada Plastic Kogyo Kk | 熱遮断材である浴槽蓋及びその製造方法 |
| JP4669828B2 (ja) * | 2006-09-13 | 2011-04-13 | 多田プラスチック工業株式会社 | 熱遮断材である浴槽蓋及びその製造方法 |
| KR20190052098A (ko) | 2016-10-24 | 2019-05-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
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