JPH01140613A - 高周波用チョークコイル - Google Patents
高周波用チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH01140613A JPH01140613A JP62298612A JP29861287A JPH01140613A JP H01140613 A JPH01140613 A JP H01140613A JP 62298612 A JP62298612 A JP 62298612A JP 29861287 A JP29861287 A JP 29861287A JP H01140613 A JPH01140613 A JP H01140613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding shaft
- coil
- core
- outer circumferential
- shaft section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 14
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子バラスト等に用いられるチョークコイル
に関する。
に関する。
[従来の技術]
チョークコイルは、第5図の如き構成のものが一般的で
ある。すなわち、珪素鋼板を積層してなるE型コアA&
びI型コアBにて口字状コアを形成し、E型コアAの中
央脚片にコイルCを巻装している。Dは非磁性材料製の
スペーサで、所定インダクタンス値を得るために適宜の
枚数が両コア間に介挿される。
ある。すなわち、珪素鋼板を積層してなるE型コアA&
びI型コアBにて口字状コアを形成し、E型コアAの中
央脚片にコイルCを巻装している。Dは非磁性材料製の
スペーサで、所定インダクタンス値を得るために適宜の
枚数が両コア間に介挿される。
また高周波点灯用のチョークコイルとして、第6図の如
き構成のものも提案されている。このものは、円柱状の
巻回軸部Aとその両端に円板状の鍔部B、Bを有した所
謂ドラムコアと称されるコアCにコイルDが巻回されて
いる。このチョークコイルは、コイルDによる磁束φが
巻回軸部Aから一方の鍔部B、次いで空隙を通って他方
の鍔部Bに流れるもので、第5図のものに比して鉄損は
かなり低減できる。
き構成のものも提案されている。このものは、円柱状の
巻回軸部Aとその両端に円板状の鍔部B、Bを有した所
謂ドラムコアと称されるコアCにコイルDが巻回されて
いる。このチョークコイルは、コイルDによる磁束φが
巻回軸部Aから一方の鍔部B、次いで空隙を通って他方
の鍔部Bに流れるもので、第5図のものに比して鉄損は
かなり低減できる。
[発明が解決しようとする問題点コ
第6図の如き高周波用チョークコイルは、小型化を図る
ためにコアCの各部の寸法を小さくしていくと、次第に
コアCの温度上昇が大きくなり、これがコイルDの温度
上昇にも影響を与え、やがてはコイルDの絶縁破壊につ
ながることとなる。
ためにコアCの各部の寸法を小さくしていくと、次第に
コアCの温度上昇が大きくなり、これがコイルDの温度
上昇にも影響を与え、やがてはコイルDの絶縁破壊につ
ながることとなる。
このコアCの温度上昇について検討してみると、その温
度上昇は単にコアCの磁路面積のみに起因するものでな
く、それとともにコアCの形状に起因した磁束φの流れ
具合の影響が大きいことが判明した。すなわち第6図(
b)に示すように、巻回軸部Aの外周面と鍔部B、Bの
内側面とは直交し、その接続部は略直角になっている。
度上昇は単にコアCの磁路面積のみに起因するものでな
く、それとともにコアCの形状に起因した磁束φの流れ
具合の影響が大きいことが判明した。すなわち第6図(
b)に示すように、巻回軸部Aの外周面と鍔部B、Bの
内側面とは直交し、その接続部は略直角になっている。
従って磁束φは、最短の磁路を流れようとしてその接続
部近傍Zに局部集中し、ここに異常発熱(ホットスポッ
ト)が発生するのである。
部近傍Zに局部集中し、ここに異常発熱(ホットスポッ
ト)が発生するのである。
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的と
するところは、コアのホットスポット発生を抑制して鉄
損の低減が図れる高周波用チョークコイルを提供するに
ある。
するところは、コアのホットスポット発生を抑制して鉄
損の低減が図れる高周波用チョークコイルを提供するに
ある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の高周波用チョークコイルは、コイルと、コイル
を巻回する巻回軸部と巻回軸部の両端に設けられる磁性
材料製の鍔部とよりなり、コイルによる磁束が巻回軸部
から一方の鍔部、次いで空隙を通って他方の鍔部に流れ
る高周波用チョークコイルにおいて、前記コイルの巻回
スペースを形成する巻回軸部の外周面と鍔部の内側面と
が曲面で連続的に形成されている構成を特徴とする。
を巻回する巻回軸部と巻回軸部の両端に設けられる磁性
材料製の鍔部とよりなり、コイルによる磁束が巻回軸部
から一方の鍔部、次いで空隙を通って他方の鍔部に流れ
る高周波用チョークコイルにおいて、前記コイルの巻回
スペースを形成する巻回軸部の外周面と鍔部の内側面と
が曲面で連続的に形成されている構成を特徴とする。
[作用]
本発明によれば、コア内で磁束が円滑に流れるとともに
磁束の局部集中する箇所が殆どなくなり、従ってコアの
ホットスポット発生が抑制できて鉄損の低減が図れ、も
って高周波用チョークコイルの小型化への対応も容易と
なる。
磁束の局部集中する箇所が殆どなくなり、従ってコアの
ホットスポット発生が抑制できて鉄損の低減が図れ、も
って高周波用チョークコイルの小型化への対応も容易と
なる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
説明する。
1はフェライトのような低導電率の磁性材料により型造
されるコアで、コイル2を巻回する巻回軸部3と巻回軸
部3の両端に設けられる鍔部4゜5とよりなる。コイル
2の巻回スペースは、巻回軸部3の外周面3aと鍔部4
.5の内側面4a。
されるコアで、コイル2を巻回する巻回軸部3と巻回軸
部3の両端に設けられる鍔部4゜5とよりなる。コイル
2の巻回スペースは、巻回軸部3の外周面3aと鍔部4
.5の内側面4a。
5aにより形成される。
この巻回軸部3の外周面3aと鍔部4.5の内側面4a
、5aとは、その区分が明瞭でないような断面形状が略
半円形状に形成しである。
、5aとは、その区分が明瞭でないような断面形状が略
半円形状に形成しである。
第3図は、このような高周波用チョークコイルを用いた
一方式電子バラスト回路で、11は直流用電源、12は
出カドランス、13はトランジスタ、14.15はトラ
ンジスタ駆動用のコンデンサ及び抵抗、16は共振用コ
ンデンサ、17は放電灯、そしてLが高周波用チョーク
コイルである。
一方式電子バラスト回路で、11は直流用電源、12は
出カドランス、13はトランジスタ、14.15はトラ
ンジスタ駆動用のコンデンサ及び抵抗、16は共振用コ
ンデンサ、17は放電灯、そしてLが高周波用チョーク
コイルである。
しかしてこの高周波用チョークコイルは、コイル2に通
電されると、磁束φが巻回軸部3から一方の鍔部4、次
いで空隙Kを通って他方の鍔部5に流れる。この場合、
磁束φは最短の磁路を流れようとして外周面3aや内側
面4a、5a近くに多く流れるが、従来のもののように
局部集中することはない。つまり、コア1内で磁束φが
円滑に流れるとともに、磁束φの局部集中する箇所が殆
どなくなり、従ってコア1のホットスポット発生が抑制
できるのである。
電されると、磁束φが巻回軸部3から一方の鍔部4、次
いで空隙Kを通って他方の鍔部5に流れる。この場合、
磁束φは最短の磁路を流れようとして外周面3aや内側
面4a、5a近くに多く流れるが、従来のもののように
局部集中することはない。つまり、コア1内で磁束φが
円滑に流れるとともに、磁束φの局部集中する箇所が殆
どなくなり、従ってコア1のホットスポット発生が抑制
できるのである。
なお、本実施例では、巻回軸部3の外周面3aと鍔部4
,5の内側面4a、5aとは、断面形状が略半円形状に
なるように形成したもので説明したが、第4図の如く、
内側面4a、5aの外方側に直線部を設け、その内方側
と外周面3aとを曲面で連続的に形成されているように
しても略同様の作用効果を奏する。また外周面3aと内
側面4a、5aの外方側に直線部を設け、これらの接続
部分がこの実施例より曲率の小さい曲面で連続的に形成
されているようにしても略同様である。これはコイルス
ペースと鉄損低減量の各要求に応じて適宜設計するもの
とする。さらに、磁束が殆ど流れない鍔部の中心付近を
切除して材料節約や軽量化を図ってもよい。
,5の内側面4a、5aとは、断面形状が略半円形状に
なるように形成したもので説明したが、第4図の如く、
内側面4a、5aの外方側に直線部を設け、その内方側
と外周面3aとを曲面で連続的に形成されているように
しても略同様の作用効果を奏する。また外周面3aと内
側面4a、5aの外方側に直線部を設け、これらの接続
部分がこの実施例より曲率の小さい曲面で連続的に形成
されているようにしても略同様である。これはコイルス
ペースと鉄損低減量の各要求に応じて適宜設計するもの
とする。さらに、磁束が殆ど流れない鍔部の中心付近を
切除して材料節約や軽量化を図ってもよい。
[発明の効果]
本発明の高周波用チョークコイルは、コイルの巻回スペ
ースを形成する巻回軸部の外周面と鍔部の内側面とが曲
面で連続的に形成されているように構成したから、コア
内で磁束が円滑に流れるとともに磁束の局部集中する箇
所が殆どなくなり、従ってコアのホットスポット発生が
抑制できて鉄損の低減が図れ、もって高周波用チョーク
コイルの小型化への対応も容易となるものである。
ースを形成する巻回軸部の外周面と鍔部の内側面とが曲
面で連続的に形成されているように構成したから、コア
内で磁束が円滑に流れるとともに磁束の局部集中する箇
所が殆どなくなり、従ってコアのホットスポット発生が
抑制できて鉄損の低減が図れ、もって高周波用チョーク
コイルの小型化への対応も容易となるものである。
第1図は、本発明の一実施例を示すもので、(a)は斜
視図、(b)は断面図、 第2図は、その磁束の流れ状態の説明図、第3図は、電
子バラスト回路の回路図、第4図は、変形例を示す断面
図、 第5図は、−船釣なチョークコイルの分解斜視図、第6
図は、従来例を示すもので、 (a)は斜視図、(b)は断面図である。 1・−・コア、2−・コイル、3−巻回軸部、3 a
−その外周部、4,5・−鍔部、4a、5a−その内側
部。
視図、(b)は断面図、 第2図は、その磁束の流れ状態の説明図、第3図は、電
子バラスト回路の回路図、第4図は、変形例を示す断面
図、 第5図は、−船釣なチョークコイルの分解斜視図、第6
図は、従来例を示すもので、 (a)は斜視図、(b)は断面図である。 1・−・コア、2−・コイル、3−巻回軸部、3 a
−その外周部、4,5・−鍔部、4a、5a−その内側
部。
Claims (2)
- (1)コイルと、コイルを巻回する巻回軸部と巻回軸部
の両端に設けられる磁性材料製の鍔部とよりなり、コイ
ルによる磁束が巻回軸部から一方の鍔部、次いで空隙を
通って他方の鍔部に流れる高周波用チョークコイルにお
いて、前記コイルの巻回スペースを形成する巻回軸部の
外周面と鍔部の内側面とが曲面で連続的に形成されてい
る高周波用チョークコイル。 - (2)前記巻回軸部の外周面と鍔部の内側面とは、断面
形状が略半円形状である特許請求の範囲第(1)項記載
の高周波用チョークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62298612A JPH01140613A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 高周波用チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62298612A JPH01140613A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 高周波用チョークコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01140613A true JPH01140613A (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=17861980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62298612A Pending JPH01140613A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 高周波用チョークコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01140613A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0445704A2 (de) * | 1990-03-07 | 1991-09-11 | VOGT electronic Aktiengesellschaft | Schwingdrossel insbesondere zum Betreiben von Metalldampfhochdrucklampen |
JP2009049304A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Murata Mfg Co Ltd | 巻線型電子部品 |
JP2009117675A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Panasonic Corp | インダクタンス部品 |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP62298612A patent/JPH01140613A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0445704A2 (de) * | 1990-03-07 | 1991-09-11 | VOGT electronic Aktiengesellschaft | Schwingdrossel insbesondere zum Betreiben von Metalldampfhochdrucklampen |
JP2009049304A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Murata Mfg Co Ltd | 巻線型電子部品 |
JP2009117675A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Panasonic Corp | インダクタンス部品 |
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