JPS63211711A - 高周波変圧器 - Google Patents

高周波変圧器

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Publication number
JPS63211711A
JPS63211711A JP62045542A JP4554287A JPS63211711A JP S63211711 A JPS63211711 A JP S63211711A JP 62045542 A JP62045542 A JP 62045542A JP 4554287 A JP4554287 A JP 4554287A JP S63211711 A JPS63211711 A JP S63211711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage coil
coil
high voltage
temperature rise
low voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62045542A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Yokose
義和 横瀬
Ryoichi Kamimura
良一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62045542A priority Critical patent/JPS63211711A/ja
Publication of JPS63211711A publication Critical patent/JPS63211711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は漏洩型の高周波変圧器に関するものである。
従来の技術 一般に高周波変圧器の巻線損失は(巻線抵抗)×(電流
)2で表わされる銅損以外に、高周波特有のイ表皮効果
2ロ近接効果があり、表皮効果は自己電流に基づき、近
接効果は近接電流の影響により導体表面に電流が集中し
、電流密度が大となる現象であり、この結果、コイルの
温度が高くなる。
更にマグネトロンの高周波駆動電源装置における高周波
変圧器は低周波変圧器の場合と同様に磁気漏洩型のトラ
ンスが用いられており、磁気漏洩型のため、その漏洩磁
束によって前記した表皮効果と近接効果が著しくなり、
低圧コイル、高圧コイル共に異常発熱し温度が高くなる
従来は第4@に示すようにボビン15に巻回した低圧コ
イル14と、ボビン18に巻回した高圧コイル16とヒ
ータコイル17とフェライトコア13a 、 13bで
構成され、コアの飽和防止のためのコアギャップスペー
サ2oを挿入している。
19は高圧リード線、21は絶縁バリヤー、221L、
22bはコア締付金具、23は締付ポルトである。低圧
コイル14は前記の表皮効果を防止するために、細いエ
ナメル線を多数本撚り合わせて作ったリッツ線を巻線に
適用し温度上昇を抑えているが、高圧コイル16は巻数
が多いためすッツ線の適用はコイル寸法の大型化とコス
ト高の問題より不適当であり、単線を使いその巻方は整
列巻であり、巻始め側の電位が低く外周の巻終り側程電
位は高くなるいわゆる積層巻としており、ヒータコイル
17の巻線は単線の高圧被覆線を使用している。コア1
31L、131)は同形状のU字形のフェライトコア(
2字形状の場合もある)で構成し高さ方向の中心にコア
ギャップ20が存在している。
発明が解決しようとする問題点 上記構造では、漏洩磁束による巻線の表皮効果と近接効
果が著しく、温度上昇が大きいため高圧絶縁に適した樹
脂モールド或いは成型という絶縁構gを適用できず、H
種以上のフェス絶縁を適用せざるを得す、高電圧に耐え
得るために絶縁距離を大きくとらねばならず、これによ
る大型化と絶縁信頼性(特に耐湿性、耐環境性)に問題
があった。特に小形軽量化を目的として高周波駆動する
という点から従来の方法では根本的な問題が残った。
本発明は、高周波トランスにおける漏洩磁束に起因した
著しい表皮効果と近接効果によって低圧コイル、高圧コ
イル共に異常発熱し温度上昇が高くなることを防止する
と共に、高信頼性、小形軽量化、低価格化等の問題点を
解決することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために、本発明は低圧コイルをリ
ッツ線で構成し、高圧コイルを分割し複数のコイルで構
成すると共に、コアの間隙部を低圧コイルの両端面を除
く内外周面の対向範囲内にあるコアに形成してなるもの
である。
作用 第6図に示すようにマグネトロン28にエネルギーを供
給する高周波電源は、整流回路部24゜スイッチング部
26.制御回路26および高周波トランス27から構成
され、この高周波トランスはマグネトロ728のアノー
ド電流のピーク値を抑制するため、磁気漏洩型となって
おり、この漏洩磁束が低圧コイル、高圧コイルを鎖交す
るために各々のコイルを構成する巻線は前記した表皮効
果と近接効果が著しくなり温度上昇が大きくなる。
表皮効果は自己電流に基づき、近接効果は近接電流に影
響され、いずれも固有抵抗の平方根に比例し、周波数の
平方根に逆比例する。表皮効果、近接効果を低減するに
は周波数を低くするか導体を細分化する、即ち絶縁した
細線を多数本撚り合わせたリッツ線を使用すればよい。
計算上では周波数30K)−12において、導体径がO
,lamで表皮効果はほとんど無視できるはずであるが
、漏洩磁束が多い場合には0.3mでもかなりの表皮効
果、近接効果に起因した異常発熱が観測されている。こ
れらから、効果的な対策は表皮効果、近接効果を低減す
るコイル構造と、コイルと鎖交し異常発熱をもたらす漏
洩磁束を低減するという両面からが必要である。
1、aKWを入力した高周波トランスの高圧コイルの線
径を0.2ffi1m〜0.6rImまで変化した場合
の一例を第2図に示すが、底をもつ曲線Cを示し、線径
0.3mで温度上昇値は最低となる。一般に(巻線抵抗
値)×(電流)2の銅損による温度上昇値は線径との関
係は曲線Bで表わされるので、表皮効果、近接効果によ
る曲線はムで表わされると推定できる。このように線径
を大きくしても温度上昇値は低くならない。
また高圧コイルを分割して巻く分割コイルとし、分割数
と温度上昇値の関係(入力1.4KW、線径0.3rm
の場合)の−例を第3図に示すと、分割数を増やすと温
度上昇値は低下するが飽和する。これは分割数が増える
とコイルレヤー間の電位差が小さくなるために、近接効
果が低減されることによる。
更にコアギャップ位置をトランスの高さ方向にずらした
場合、下方程、即ち低圧コイル側にある程高圧コイルの
温度上昇値は低くなる。これはコアギャップ近傍が最も
漏洩磁束が多く、この漏洩磁束が高圧コイルを鎖交する
ことが著しい表皮効果、近接効果を呈し、異常発熱の原
因になっていることを表わしている。以上の如く表皮効
果、近接効果による発熱と銅損による発熱がバランスす
る線径の選択と、近接効果を低減する効果的な分割数の
選択による損失低減策と同時に、コイルと鎖又する漏洩
磁束が少なくなるコアギャップ位置とすることで従来は
十分に解決できなかった異常発熱による高い温度上昇を
解決できる。上記以外に低圧コイルはりッツ線にするこ
とは勿論、鋼鉄比による最適値を見い出すことも必要で
ある。温度上昇を低くすることで高圧絶縁の信頼性が高
い樹脂モールド或いは成型という絶縁構成を適用できる
と共に、小型軽量化、低コスト化等が実現可能となる。
実施例 本発明による実施例として高周波出力Toowの電子レ
ンジ用高周波駆動電源装置の高周波トランスの場合を第
1図を用いて説明する。本実施例はフェライトコア11
L、1bと高圧コイル4とヒータコイル5で構成した高
周波トランスであり、ポリブチレンテレフタレート樹脂
の成形ボビン3に巻回した低圧コイル2は線径0.18
mのウレタン線を100本撚合ったりッツ線を巻線とし
、ポリブチレンテレフタレート樹脂の成形ボビン6は高
圧コイル4とヒータコイル6を巻回してなり、高圧コイ
ル4は4分割であり、巻始めはコイル4dで接地されて
おり、巻終シはコイル4aであり、電圧はコイル4aが
最も高く、コイル4dが最も低い。高圧コイル4は線径
0.3mのウレタン線であり、ヒータコイル6は線径1
.2露の高圧被覆線である。高圧コイル4の巻終りはヒ
ータコイル6と接続してあり、コイル外の高圧リード線
9は2本出ている。高圧コイル部分はノリル樹脂の成形
ケース7にエポキシ樹脂8を真空注型し硬化したいわゆ
るエポキシ樹脂モールド絶縁である。
−万、低圧コイル2の絶縁構成は気中絶縁である。
コアはフェライトであり、その形状は脚部の長さの異な
るU字形状コア11L、1bの組合せでコアスペーサ1
0を介してコアギャップを形成しており、コアギャップ
は低圧コイル2のは?中央部に位置している。コア11
L、1bは締付金具11a。
111)と締付ボルト12とで固定している。
以上の構造とすることで、前記した表皮効果と近接効果
による異常発熱を大巾に低減して従来構造での高圧コイ
ルの温度上昇値180degに対して70d6gとなり
、人種絶縁を実現できた。
発明の効果 以上のごとく本発明によれば、高周波の漏洩をトランス
の異常発熱を大巾に低減して人種絶縁を実現できるため
、λ種〜C種まで設計可能となり、鋼鉄比を含めた小型
軽量、低コスト化の設計が可能となるのみならず、真空
注型による樹脂モールド或いは成型による絶縁構成を適
用できるため、高圧絶縁における高信頼性のトランスを
製造できることで小型軽量、高信頼性のマグネトロン用
高周波電源装置を低価格で提供ならしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例を示す高周波変圧器の一部
切欠正面図、第2図は同高周波変圧器の高圧コイルの線
径と温度上昇値の関係を示す特性図、第3図は同高周波
変圧器の高圧コイルの分割数と温度上昇値の関係を示す
特性図、第4図は従来例の一部切欠正面図、第6図は一
般的なマグネトロン用高周波電源装置の回路図である。 1!L、1b・・・・・・フェライトコア、2・・・・
・・低圧コイノペ4・・・・・・高圧コイル、10・・
・・・・コアスペーサー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第 5 図 (j  て     笥

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)漏洩型の高周波変圧器において、低圧コイルをリ
    ッツ線で構成し、高圧コイルを分割し複数のコイルで構
    成すると共に、コアの間隙部を前記低圧コイルの両端面
    を除く内外周面の対向範囲内にあるコアに形成した高周
    波変圧器。
  2. (2)低圧コイルは気中絶縁型とし、高圧コイルは樹脂
    注型或いは成型した絶縁構成を有する特許請求の範囲第
    1項記載の高周波変圧器。
JP62045542A 1987-02-27 1987-02-27 高周波変圧器 Pending JPS63211711A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443622A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Matsushita Electric Works Ltd チョークコイル
JP2004200458A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 溶接トランス
KR20050106809A (ko) * 2004-05-06 2005-11-11 세향산업 주식회사 고주파 대전력용 고효율 트랜스포머 및 그에 삽입된 코일 제작기법
JP2019114573A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 古河電気工業株式会社 コイル及びトランス

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KR20050106809A (ko) * 2004-05-06 2005-11-11 세향산업 주식회사 고주파 대전력용 고효율 트랜스포머 및 그에 삽입된 코일 제작기법
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