JPH0526727Y2 - - Google Patents

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JPH0526727Y2
JPH0526727Y2 JP12830887U JP12830887U JPH0526727Y2 JP H0526727 Y2 JPH0526727 Y2 JP H0526727Y2 JP 12830887 U JP12830887 U JP 12830887U JP 12830887 U JP12830887 U JP 12830887U JP H0526727 Y2 JPH0526727 Y2 JP H0526727Y2
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primary winding
primary
rod
winding
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、マグネトロン駆動装置等に用いる、
高周波のインバータトランスに関するものであ
る。
従来の技術 この種のインバータトランスは、例えば25KHz
程度の高周波で動作させ、トランスの二次側は、
マグネトロン等の負荷が接続される。マグネトロ
ンは、一定の電圧以上になると急に電流が増加す
るので、トランスの一次二次間の磁気結合を悪く
し、電流が流れると二次電圧が下ることにより電
流を制限する方式となつている。一次二次間の磁
気的結合を悪くするため、従来第3図に示すよう
な構造をとつていた。12,13はuコアでギヤ
ツプスペーサ14a,14bを介して接合し、磁
気回路を構成している。10は二次巻線、11は
一次巻線である。一次巻線11は、所定のインダ
クタンスを得るため、ギヤツプスペーサ14a,
14bを覆う位置に設けられている。一次巻線1
1と二次巻線10は、やや間隔を置いて並設する
ことにより、磁気結合を悪くしてある。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ギヤツプスペーサ
14a,14b部からのもれ磁束が大きく、もれ
磁束が一次巻線11を横切るため一次巻線11を
構成する銅線にうず電流損が生じ、このため一次
巻線11の発熱が大きいという問題があつた。ギ
ヤツプ厚さ寸法が大きいほど、もれ磁束が大きい
ため発熱も大きくなる。うず電流損を少くするた
めには、銅線にリツツ線を用いる必要があり、コ
ストアツプの要因ともなつていた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するも
ので、一次巻線の発熱を下げ、小形のインバータ
トランスを提供するものである。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために、本考案は、ギヤツ
プスペーサ部を従来の二カ所から四カ所に増し、
各ギヤツプスペーサの厚さを従来の約半分にし、
これらギヤツプ部の2カ所以上に一次巻線を分割
して設け、分割した1次巻線は直列に接続して構
成したものである。
作 用 上記のようにギヤツプスペーサ部を二カ所から
四カ所にし、そのギヤツプスペーサのうち少くと
も2カ所に一次巻線を分割して設けたため、一次
巻線の合計巻数を従来と同一にした場合、従来と
同一のインダクタンスを得るには、各ギヤツプの
厚さは従来の約半分で良い。ギヤツプの厚さが小
さくなるので、ギヤツプからのもれ磁束も小さく
なるため、一次巻線で生じるうず電流損も小さく
なる。このため一次巻線の発熱も小さくなる。さ
らに、一次巻線が二カ所に分れるため、一次巻線
全体の表面積が大きくなり、放熱効果が大きくな
つて、温度上昇が減少する。
実施例 第1図は、本考案の一実施例によるインバータ
トランスの断面図である。3a,3bはu形コ
ア、4a,4bは棒状コアである。これらのコア
は、5a,5b,5c,5dなるギヤツプスペー
サを介して接合されて磁気回路を構成している。
1a,1bは一次巻線であり、それぞれギヤツプ
スペーサ5a,5cを覆うように配置されてい
る。一次巻線1a,1bは直列に接続されている
が、図では結線用リード線は省略してある。2は
二次巻線で棒状コア4bに装着されている。
第2図は、本考案の他の実施例によるインバー
タトランスの断面図である。第1図と異る点は、
一次巻線1a,1bを、ギヤツプスペーサ5bと
5cを覆うように配置したことである。この場合
は一次巻線1aが、二次巻線2よりも離れた位置
にあるので、磁気結合がさらに悪くなるという特
徴がある。一次巻線1a,1bは第1図と同じく
直列に接続され、図では結線用リード線を省略し
てある。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、ギヤツプ厚さ
を従来より小さくできるため、もれ磁束による一
次巻線の発熱が小さく、かつ一次巻線を分割する
ことにより放熱効果も高まるため、一次巻線に使
用する銅線径を細くすることができるため、低コ
ストで小形のインバータトランスを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるインバータト
ランスの断面図であり、第2図は他の実施例によ
るインバータトランスの断面図である。第3図は
従来のインバータトランスを示す断面図である。 1a,1b……一次巻線、2……二次巻線、3
a,3b……u形コア、4a,4b……棒状コ
ア、5a,5b,5c,5d……ギヤツプスペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二個のu形コアと二個の棒状コアを用い、u形
    コアと棒状コアの突き合せ部にはギヤツプスペー
    サを設け、少くとも2カ所のギヤツプスペーサ部
    を覆う位置に一次巻線を設けてそれらを直列接続
    し、棒状コア部に二次巻線を設けたインバータト
    ランス。
JP12830887U 1987-08-24 1987-08-24 Expired - Lifetime JPH0526727Y2 (ja)

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JP12830887U JPH0526727Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24

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JPS6433713U JPS6433713U (ja) 1989-03-02
JPH0526727Y2 true JPH0526727Y2 (ja) 1993-07-07

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