JPH01138693A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH01138693A
JPH01138693A JP62298108A JP29810887A JPH01138693A JP H01138693 A JPH01138693 A JP H01138693A JP 62298108 A JP62298108 A JP 62298108A JP 29810887 A JP29810887 A JP 29810887A JP H01138693 A JPH01138693 A JP H01138693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
address
data
block
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62298108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2693954B2 (ja
Inventor
Hideto Hidaka
秀人 日高
Kazuyasu Fujishima
一康 藤島
Yoshio Matsuda
吉雄 松田
Mikio Asakura
幹雄 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP29810887A priority Critical patent/JP2693954B2/ja
Publication of JPH01138693A publication Critical patent/JPH01138693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2693954B2 publication Critical patent/JP2693954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はキャッシュメモリを内部に有する半導体記憶
装置に関する。
(従来の技術) 従来、コンピュータシステムのコストパフォーマンスを
向上させるため、低速だが低コストで人容同なダイナミ
ックRAM (DRAM)をメインメモリに使用し、こ
のメインメモリとCPLI間に高速なバッファとして、
小容量の高速メモリを設けることが、よく行われていた
。上記した高速バッファはキャッシュメモリと呼ばれ、
CPUが必要としそうなデータのブロックをメインメモ
リからコピーし、保持している。CPUがアクセスする
アドレスのデータがキャッシュメモリ内に存在  “す
る時(キャツシュヒツト)、CPUは必要とするデータ
をキュッシュメモリより取・り込む。一方、CPUがア
クセスするアドレスのデータが臂ヤッシュメモリ内に存
在しない時(キャッシュミス)、CPUは低速なメイン
メモリ(DRAM)より、必要とするデータを取込む。
上記したキャッシュメモリシステムをメモリシステムに
組み込むには、高価な高速メモリを必要とするのでコス
トを重視する小型のコンピュータシステムでは使用する
ことができなかった。そこで、DRAMの有しているベ
ージモード、スタティックコラムモード等の高速アクセ
ス機能を利用し、簡易なキャッシュシステムを構成して
いた。
以下、第8図の波形図を参照して、ベージモード、スタ
ティックコラムモードの説明を行う。同図において(a
)は通常のDRAMのサイクル、(b)はベージモード
サイクル、(C)はスタティックコラムモードサイクル
である。
同図(Q)に示すように、通常サイクルでは、信号RA
 S (Row Address 5trobe)の降
下エツジでマルチプレクスアドレス信号MAより行アド
レス(Row Address) RAをDRAM内に
取込み、信号CAS  (Columm Addrcs
s 5trobe)の降下エツジでマルヂプレクスアド
レス信号MAより列アドレス(Columm^ddre
ss)CAをDRAM内に取り込む。
そして、行アドレスRA、列アドレスCAにより選択さ
れたメモリセルのデータをデータ出力Doutとして得
る。通常サイクルは上記したサイクルでデータを読み出
すため、アクセス時間としては信号RASの降下エツジ
時からデータ出力D  が有効になるまでの時間t  
 (RASアOtl t             R
ACクセスタイム)を要する。このアクセス時間tRA
。は、通常100ns程度である。なお、tRPは信号
RASのプリチャージ時間、1oはサイクル時間であり
、通常t。=200nS程度である。
同図(b)に示すように、ベージモードサイクルでは同
一行アドレスRA上で複数の列アドレスOAでデータの
読出しが行える。従って、アクセス時間は信号CASの
降下エツジ時からデータ出力D  が有効になるまでの
時間t   (CASアOut           
  CACクセスタイム)となり、通常サイクルでのア
クセス時間t  の半分程度の時間となり、通常50A
C ns程度である。なお、to、は信号CASのプリチャ
ージ時間、t、。はサイクル時間である。
同a(C)に示すように、スタティックコラムモードで
はベージモードの信号CASの立下りエツジを不要にし
、列アドレスCAをあたかもスタティックRAMのよう
に動作させている。従ってアクセス時間はマルチブレク
スアドレスMA変化時からデータ出力り。、tが有効に
なるまでの時間tAA(アドレスアクセスタイム)とな
り、tCAC同様通常サイクルでのアクセス時間t  
の半分R八C 程度となり、通常50ns程度である。
第9図は、ベージモードあるいはスタティックコラムモ
ードが可能な従来のDRAM素子の基本構成を示す構成
ブロック図である。
同図に示すように、行アドレスバツフア11列アドレス
バッファ2がマルチブレクスアドレス信号MAより各々
行アドレスRA、列アドレスOAを取込んでいる。そし
て信号RASの降下エツジが行アドレスバッファ1に入
力されると、行アト1ノスRAが行デコーダ3へ送られ
、次段のワードドライバ4を駆動することで、行アドレ
スRAにより選択されたメモリセルアレイ5内の1本の
ワード線(図示せず)を活性化する。
そして、活性化されたワード線に接続された全メモリセ
ルのデータが、メモリセルアレイ5内の全ビット線(図
示せず)を介してセンスアンプ6へ送られる。センスア
ンプ6は得られたデータを検知し、増幅する。したがっ
て、この時点で指定された行アドレスRA−行分のデー
タがセンスアンプ6にラッチされている。以降、行アド
レスRAが同一のデータをアクセスする場合は、前述し
たベージモード、スタティックコラムモードが利用でき
る。
つまり、ベージモードでは、信号CASの降下エツジが
列アドレスバッファ2に入力されると、列アドレスCA
が列デコーダ7に送られ、センスアンプ6に格納されて
いるデータ群のいずれかを有効にすることで、出力バッ
ファ8を介してデータ出力り。、tを得る。スタティッ
ク」ラムモードの場合も起動をマルチブレクスアドレス
MAの変化による点を除き同様の動作を行う。なお、9
はデータの入出力を制御する■/○スイッチ、10は入
力バッファ、Dl、はデータ入力である。
第10図はベージモード(あるいはスタティックコラム
モード)を利用した簡易Vヤツシ1システムを有する従
来のメモリシステムのブロック構成図である。同図に示
すように、このメモリシステムは8gAの1M×1構成
のDRAM素子11〜18を使用し構成した1Mバイト
のメモリシステムである。従ってアドレス線は20本(
220= 1048576−1M>必要とするが、実際
上はアドレスマルチプレクサ21より行アドレスRA(
10ビツト)2列アドレスCA(10ビツト)に分けた
マルチブレクスアドレス信号MAが送られる10本のア
ドレス線が各々のDRAM素子11〜18に接続されて
いる。
第11図は、第10図で示したメモリシステムのキャッ
シュ動作を示した波形図である。以下、第11図および
第9図を参照しつつ第10図のメモリシステムの動作を
説明する。なお、ラッチ22には、既に直前にアクセス
された行アドレスRA1がラッチされており、センスア
ンプ6内には行アドレスRA1の全データが既にラッチ
されているとする。
このような状態で、図示しないCPUが必要とするデー
タの20ビツトのアドレス信号Adをアドレスジェネレ
ータ23より発生する。このアドレス信号Adから行ア
ドレスRA2がコンパレータ24に入力され、コンパレ
ータ24はこの行アドレスRA2とラッチ22に格納さ
れている行アドレスRAIとの比較を行い、RA1=R
A2であれば、センスアンプ6に保持しているデータ群
にアクセスされたくキャツシュヒツト)ことになり、コ
ンパレータ24は活性化した(゛トドルーベル)ヤヤッ
シュヒット信号CH(Cache Hit)をステート
マシン25に送る。活性化した信号C)−1を受けたス
テートマシン25は信号RASをL ITレベルに保っ
たまま、信号CASをトグルする(立ち上げた後に立ち
下げる)ページモード制御を行い、アドレスマルチプレ
クサ21はDRAM素子11〜18にマルチブレクスア
ドレスMAとして、列アドレスCAを供給し、各DRA
M素子11〜18のセンスアンプ6に格納されたデータ
群より、列デコーダ7により選択されたデータを取り出
す。このようにキャツシュヒツトした場合、DRAM素
子11〜18から高速なアクセス時間t  で、出力デ
ータD。utが得られる。
AC 一方、コンパレータ24において、RA1≠RA2が判
定されると、センスアンプ6に保持しているデータ群以
外にアクセスされた(キャッシュミス)ことになり、コ
ンパレータ24はステートマシン25に非活性(“L”
レベル)の信QCHを発生する。この時、ステートマシ
ン25は信号RAS、CASの順にトグルする通常サイ
クルのDRAM素子11〜18の制御を行い、アドレス
マルチプレクサ21は行アドレスRA2.列アドレスO
Aの順にマルチブレクスアドレスMAをDRAM素子1
1〜18に供給する。このようにキャッシュミスした場
合、信号RASを第11図に示すようにプリチャージし
、さらにDRAM素子11〜18から低速なアクセス時
間tRACで出力データD。、tが得られることになる
。このため、ステートマシン25はウェイト信号Wai
tを発生し、CPUに待機をかける。また、ラッチ22
はコンパレータ24より活性化されないキャツシュヒツ
ト信号CHを受けると新しい行アドレスRA2を保持す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の簡易キャッシュシステムは以上のようにセンスア
ンプ6によりラッチする形式で構成されているので、エ
ントリー数は1である。従って、同じ行アドレスRAに
連続してアクセスする場合のみにキャツシュヒツトとな
るため、例えば連続する2つの行アドレスにまたがった
プログラムルーチンが繰り返し実行される場合などには
、必ずキャッシュミスが生じてしまうことになり、キャ
ツシュヒツト率が低いという問題点があった。
この発明は、上記した問題点を4解決するためになされ
たもので、キャツシュヒツト率を向上させた簡易キャッ
シュシステムを有する半導体記憶装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体記憶装置は、行および列状に配列
されて各々が情報を記憶するメモリセルからなる行単位
に分割された複数のメモリセルアレイに対し、行アドレ
スおよび列アドレスを指定することで前記メモリセルよ
り情報を取り出す方式であり、各メモリセルアレイに設
けられ、行アドレス指定された1行分のメモリセルの情
報を検知し格納するセンスアンプと、同じく各メモリセ
ルアレイに設けられ、前記センスアンプ内の予め定めら
れたブロック単位に情報を各々取り込む複数のデータレ
ジスタと、前記データレジスタあるいは前記メモリセル
アレイのいずれにアクセスするかを選択するスイッチ手
段と、いずれのブロックにアクセスするかを選択するブ
ロックデコーダと、キャツシュヒツト時は列アドレスの
少なくとも一部に基づき前記ブロックデコーダにより選
択されたブロックにおけるいずれのデータレジスタより
読出すかを選択するデータレジスタ選択手段とを備えて
構成されている。
〔作用〕
この発明における各メモリセルアレイに設けられたデー
タレジスタはセンスアンプ内の予め定められた各ブロッ
クの情報を各々取り込むことができるため、ブロック単
位にエントリーできる。
〔実施例) 第1図は理想的なキャッシュ機能を有するメモリシステ
ムのDRAM素子の基本構成を示すブロック構成図であ
る。同図において1〜4.8〜1は従来と同じであるの
で説明は省略し、以下従来と異なる点について述べる。
同図に示すようにメモリセルアレイ5をブロック81〜
B4と4分割して使用するため、センスアンプ6、I1
0スイッチ9間にブロック81〜B4に対応してトラン
スファゲート31(31a〜31d)、データレジスタ
32(32a 〜32d)を挿入している。トランス7
7ゲート31は、第2図の詳細ブロック構成図に示すよ
うにブロックデコーダ34により各々が制御されるため
、その導通・非導通により、メモリセルアレイ5のデー
タをブロック(81〜B4)単位で、センスアンプ6を
介して対応のデータレジスタ32a〜32dへ転送が可
能となる。
ブロックデコーダ348〜34dは、各々列アドレスC
Aの上位2ビツトと信号CHの反転信号を入力信号とす
るアンドゲートG1によりその活性化が制御される。つ
まり、信号CHがL IIレベルで、列イドレスCAの
上位2ビツトで選択されたブロックデコーダ34a〜3
4dのいずれかが活性化し、信Q CHがII HIT
レベルでは、どのブロックデコーダ34a〜34dも活
性化しない。
またブロックデコーダ34a〜34dのいずれかが活性
化すると対応するトランスファゲート31a〜31dが
導通する。一方、列デコーダ7は列アドレスCAを入力
信号とし、I10スイッチ9のいずれか1つを有効にす
る 第3図は第1図、第2図で示したキャッシュ機能を有す
るメモリシステムを示したブロック構成図である。同図
に示すように、従来と異なり、4つのラッチ228〜2
2dを設けている。また、これらのラッチ22a〜22
dの選択手段としてセレクタ36が設けられており、セ
レクタ36はアドレス信号Adより行アドレスRAの全
ビットと列アドレスCAの上位2ビツトを入力信号とし
、列アドレスCAの上位2ビツトに基づきコンパレータ
24と比較すべきラッチ22a〜22dのいずれかを選
択し、コンパレータ24の出力であるキャツシュヒツト
信号CHが非活性であるキャッシュミス時には、行アド
レスR△の値を選択されたラッチ22a〜22dのいず
れかに保持させる働きを有している。
以下、第1図〜第3図で示したメモリシステムの動作を
説明する。なお、ラッチ22a〜22dには、既に各ブ
ロック81〜B4において直性にアクセスされた行アド
レスRA1a−RA1dが各々ラッチされており、デー
タレジスタ32a〜32dにはその時のブロック81〜
B4ごとの全データが既にラッチされているとする。
このような状態で、図示しないCPUが必dとする20
ビツトのアドレス信号Adをアドレスジェネレータ23
より発生する。このアドレス信号A、から行アドレスR
A2がコンパレータ24に入力される。一方、アドレス
信号A、の列アドレスCAの上位2ビツトがセレクタ3
6に入力されると、セレクタ36は選択されたブロック
81〜B4に該当するラッチ22a〜22dのいずれか
のみを有効にする。ここで、説明の都合上ブロックB2
、つまりラッチ22bが選択されたとすると、コンパレ
ータ24は入力された行アドレスRA2とラッチ22b
に格納されている行アドレスRA1bとの比較を行い、
RA1b=RA2であれば、キャツシュヒツトとみなし
、活性化した( ” l−(”レベルの)l=ヤッシュ
ヒット信号CI−1をステートマシン25及び各DRA
M素子11〜18に送る。
この時、信号CHは“l−(”レベルとなるため、全て
のブロックデコーダ34は活性化せず、全トランスファ
ゲート31は導通せず、全データレジスタ32とセンス
アンプ6間は電気的に′a断されている。
一方、ステートマシン25は信号CASをトグルするペ
ージモード制御を行ない、アドレス信号・チブレクサ2
1はDRAM素子11〜18にマルチブレクスアドレス
MAとして列アドレスCAを供給し、各DRAM素子1
1〜18のデータレジスタ32bに格納されたデータ群
より列デコーダ7により選択されたデータをI10スイ
ッチ9を介して取り出す。このようにしてキャツシュヒ
ツトした場合、DRΔM素子11〜18から高速なアク
セス時間t。ACで出力データD。Utが得られる。
また、コンパレータ24においてRA1≠RA2が判定
されると、キャッシュミスとみなし、非活性(L II
レベル)のキャツシュヒツト信号CHをステートマシン
25.セレクタ36及び各DRAM素子11〜18に送
る。
この時、信号CHは“L”ルベルとなるため、ブロック
デコーダ34bのみ活性化され、トランスファゲート3
1bは導通し、データレジスタ32bとセンスアンプ6
間は電気的に接続される。
なお、他のデータレジスタ32a、32c、32dとセ
ンスアンプ6間は電気的に遮断されたままである。
一方、ステートマシン25は、IS号RASを立ち下げ
、次に信号CASを立下げるサイクルでDRAM素子1
1〜18の制御を行い、アドレスマルヂブレクサ21は
行アドレスRA2.列アドレスCAの順にマルチプレク
スアドレスMAをDRAM素子11〜18に供給する。
そして、メモリセルアレイ5よりセンスアンプ6.トラ
ンスファゲート31b及びデータレジスタ32b、I1
0スイッチ9及び出力バッファ8を介して、列デコーダ
7より選択されたデータを出力データD。、tとして読
み出す。このようにキャッシュミス時には、DRAM素
子11〜18から低速なアクセス時間t  で出力デー
タD。8.が得られることにAC なる。このため、ステートマシン25はウェイト信号w
aitを発生し、CPUに待機をかける。また、セレク
タ36により選択されたラッチ22bには、新しい行ア
ドレスRA2が保持される。
(他のラッチ22a、22c、22d内の値は変化しな
い。) このように、キャツシュヒツト、キャッシュミス時にお
けるDRAM素子11〜18のメモリ管理をブロック8
1〜B4単位で行えるようにしたため、各ブロック81
〜B4各々が独立して行アドレスに対するデータ群をデ
ータレジスタ32に格納することができるので、エント
リー数は4である。その結果、連続する2つの行アドレ
スにまたがったプログラムルーチンが繰り返し実行され
る場合などにも対応することができ、キャツシュヒツト
率は向上する。
ところで、周知のようにDRAMは読出し時において、
メモリセルに蓄積された電荷をビット線対(ビット線と
反転ビット線)を介してセンスアンプに取り込み、この
電荷を増幅、検知することにより行っている。この時セ
ンスアンプに取り込まれる電圧値は、正確に感知・増幅
するため所定値以上に保つ必要がある。また、この電圧
値はビット線(反転ビット線)の浮遊容量が大きい程小
さい値となる。
このため、ビット線の浮遊容量を決定するビット線長は
所定長以内に抑える必要があり、1本のビット線(反転
ビット線)には128個のメモリセルを接続する程度の
長さが限界となる。従って、1個(1ビツト)のセンス
アンプには1組のビット線対が接続されることから、1
つのセンスアンプに256個のメモリセルの接続が限界
となる。
上記した理由から、IM(メガ)ビットのDRAMでは
、第1図で示した1024行(1本のビット線対に接続
されるメモリセルの個数)×1024列(ビット線対の
本数)のマトリクス構成のメモリセルアレイ1個で実現
するのは理想的であるが実現は困難である。そこで、1
個のセンスアンプに256個のメモリセルが接続された
隣接するビット線対あるいは異なるメモリセルアレイに
おけるビット線対のような4本のビット線対で1つのデ
ータレジスタを共用することが考えられるが、共用され
るデータレジスタの配置及び複数のビット線対との配線
等により回路が複雑化し、製造プロセスも複雑化してし
まう。また、複数のビット線対とデータレジスタ間の信
号制御も複雑化してしまいこれらの方法も実現は困難で
ある。
従って、実際にはメモリセルアレイを行単位に4分割し
256行X1024列のマトリクス構成のメモリセルア
レイを4個設け、各メモリセルアレイにセンスアンプ6
、トランスファゲート31゜データレジスタ32.I1
0スイッチ9.ブロックデコーダ349列デコーダ7を
設けることにより実現しなければならない。
このため、行アドレスRAが直接DRAM素子11〜1
8に入力されないキャツシュヒツト時には、どのメモリ
セルアレイに設けられたデータレジスタにアクセスする
のかを識別するため、例えば行アドレスRAの上位2ビ
ツトを入力する必要が生じる。その結果、通常のマルチ
プレクスアドレスMA入力端子の他に、アドレス入力端
子を別途に2個(2ビツト)設けなければならず、DR
AMのパッケージサイズの増大をまねくという問題が生
じる。
第4図は、上記した問題点を克服したこの発明の一実施
例であるキャッシュ機能を有するメモリシステムにおけ
るDRAM素子の構成説明図である。同図に示すように
メモリセルアレイを5゜5′ と分割しデータレジスタ
選択回路37を新たに設けている。これらのメモリセル
アレイ5゜5′は各々行デコーダ3.3’ 、ワードド
ライバ4.4’ 、センスアンプ6.6’ 、 トラン
スファゲート32.32’ 、r10スイッチ9.9’
 。
ブロックデコーダ34.34’ 、列デコーダ7゜7′
が第1図で示したメモリセルアレイ5と同様に設けられ
ている。行デコーダ3(3’)は行アドレス上位9ビツ
トRA  〜RA9人力となり、アンドゲートG1.G
1’ にはキャツシュヒツト信号CHの反転信号の代り
にデータトランスファ信号DTが入力されている。なお
、同図では説明の都合上ブロック数16.メモリセルア
レイ数2で示しており、これらの数は必要に応じて適当
に増減させることができる。
データレジスタ選択回路37は列アドレスの上位4ビツ
トCA −CA9、行アドレスの下位1ピッl−RA 
o及び後述するデータトランスファ化MDTを入力信号
とし、テーブルアドレス信号TAo、TAoを発生する
。この信号TAo。
TAoは、各々I10スイッチ9,9′ と入出力バッ
778.出力バッファ10との間に設けられたトラ2ス
タQ、Q’ のゲートに印加される。
第5図は、データレジスタ選択回路37の詳細を示す回
路構成図である。同図に示すようにデータトランスファ
信@D王は信@RAS、信号CAS、信号CH各々を反
転入力としたアンドゲートG2の出力信号である。また
、列アドレスの最下位ビットRAoはマチルブレクスア
ドレスMA。
より行アドレスバッファ1を介して入力される。
データレジスタ選択回路37は、トランスフ?回路37
a、テーブルデコーダ37b、テーブルラッチL1〜L
16より構成され、トランスファ回路37aは信号RA
oと信号DTを入力し、信号DTが’ H”レベルの時
、データレジスタ選択回路37は活性化され信号RAo
が信号TAoとして、信号RAoの反転信号が信号TA
oとして出力される。
例えば、信号DTが゛H″レベルで、信号RAoが11
 HIIレベル(“1″)の時トランスファ回路37a
中のトランジスタQ1.Q3.Q4゜Q5.Q6.Q8
が導通し、トランジスタQ2゜Q7が非導通となること
で、信号TAoは“Lパレベル、信号TAoは“1」″
レベルとして出力される。
テーブルデコーダ37bは列アドレス上位4ビツトCA
  −CA9を入力信号とし、これらの信号CA6〜C
A9をデコードし、出力線N1〜”16のうち1本をI
I H″レベル立ち上げる。また各テーブルラッチ11
〜L16はトランジスタT1を介して信号TAoに、ト
ランジスタT2を介して信号TAoに接続される。また
、これらのトランジスタT1.T2のゲーi〜には、各
々出力線N 〜N16が接続される。
第4図、第5図で示したメモリシステムにおける動作を
データレジスタ選択回路37を中心とし、キャッシュミ
ス時、キャツシュヒツト時に分けて説明する。
キャッシュミス時(信号CH=“’L”)では、ステー
トマシン25より信号RAS、信号CASを順次立下げ
るとアンドゲートG2の出力である信@D王が立上る。
その結果、トランスファ回路37aが活性化し、信号R
Aoが信号TAo信号RA  の反転信号が信号TAo
として出力される。
〇 一方、テーブルデコーダ37bは入力列アドレスCA 
 〜CA9をデコードすることで選択されたブロック3
i(i=1〜16のいずれか)に該当する出力線N・を
選択的に立上げる。その結果、出力線N、にゲートが接
続されたテーブルラッチl−iに接続されたトランジス
タTI、T2が導通し、信号TA  (TA。)がテー
ブルラッチliに保持される。これにより、次回キャッ
シュヒラ1〜時において、ブロック3iにおける有効デ
ータレジスタ5.5’(つまり、書換えられるデータレ
ジスタ)の情報を保持できる。
そして、信号TAo、TAoによりトランジスタQ、Q
’ の一方が導通、他方が非導通となり、いずれかのメ
モリセルアレイ5(5’)の情報がセンスアンプ6(6
’)、トランスファゲート31 (31’  >、デー
タレジスタ32(32’)。
I10スイツヂ9(9’)、トランジスタQ(Q’ )
を介して出力バッファ8に与えられ、データ出力D  
をjりる。
ut キャツシュヒツト時には、信号CHがHIIレベルであ
るため、信号DTが立上ることはなく“′L″レベルを
維持するため、トランス77回路37aは活性化しない
一方、テーブルデコーダ37bはキャッシュミス時同様
に、入力列アドレスOA6〜CA9をデコードすること
でブロックBj (j=1〜1Gのいずれか)に該当す
る出力線Njを選択的に立上る。その結果、出力線N・
にゲートが接続されたテープルラッチLjに接続された
トランジスタT1.T2が導通し、ラッチLjに格納さ
れたブロックBjにおける有効データレジスタ(つまり
、読出し一タレジスタ)を示す情報が信号TAo。
TAoとして出力される。
そして、信号TA、TAoによりトランジスりQ、Q’
 の一方が導通、他方が非導通となり、いずれかのデー
タレジスタ32(32′ )の情報がI10スイッチ9
(9’)、トランジスタQ(Q′ )を介して出力バッ
ファ8に与えられ、高速にデータ出力り。1.を得る。
このように、各ブロック81〜B16における有効デー
タレジスタ32.32’ の情報を予めキャッシュミス
時等でラッチデータし1〜L16に格納し、この情報を
列アドレスの一部OA6〜CA9をテーブルデコーダ3
7bにデコードすることで取出すことができるため、マ
ルチブレクスアドレスM A J:り列アドレスCAt
、か供給されない高速アクセス動作を行うキャツシュヒ
ツト時において、行アドレスの一部RAoを別途に外部
端子に入力する必要はない。
つまり、第6図(a)に示すように各メモリセルアレイ
5,5′の各ブロック81〜B4(説明の都合上4ブロ
ツク)に対し、選択された行アドレスの情報がデータレ
ジスタ32.32’ に格納されるが、各ブロックにお
いては1つのデータレジスタのみ有効(図中○印)とし
、他は無効(図中×印)とすることで、同図(b)に示
すように1つのデータレジスタ32を2つのメモリセル
アレイ5.5′が共有することと等価になる。
なお、第4図、第5図で示した実施例では、メモリセル
アレイ2分割で述べたがデータレジスタ選択回路37内
の各テーブルラッチL1〜L16の格納ビット数を2.
3.4・・・とすることで、メモリセルアレイ5の分割
数を4.8.16・・・と増やすことができ、1M×1
ビット構成(分割数4)以上のDRAMにも充分適用す
ることができる。
また、第5図で示した実施例ではメモリの読出し、書込
みに関係なく、信号RAS、信号CAS。
信号CHに従いキャッシュ制御を行っていたが、第7図
に示すように古込み信号WEを新たに入力信号として加
えたアンドゲートG2の出力を信号DTに設定すること
で、閤込み時(WE=”L”)は、信f”3CHの“H
°′、“L”にかかわらず、全ブロックデコーダ34を
活性化しない、つまり全トランスファゲート31を非導
通とするような切り換えを実現することもできる。勿論
他の組合せも同様に実現可能である。
また、これらの実施例ではメモリセルアレイ5を4,1
6ブロツク81〜B4.81〜816構成(エントリー
数4.16)としたが、ブロックの分割数は適当に増減
することは勿論可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば各メモリセルア
レイに設けられたデータレジスタはセンスアンプ内の予
め定められた各ブロックの情報を各々取り込むことがで
き、ブロック単位に情報がエントリーできるため、キャ
ツシュヒツト率を向上させることができる。さらに、デ
ータレジスタ選択手段により、キャツシュヒツト時に選
択されたブロックにおける読出しデータレジスタを列ア
ドレスの一部に基づき選択するため、メモリセルアレイ
を分割しても新たな外部入力端子を増設する必要はない
【図面の簡単な説明】
第1図は理想的なりヤッシュ機能を有するメモリシステ
ムにおけるDRAM素子の構成説明図、第2図は第1図
のDRAM素子の詳細な構成説明図、第3図は第1図、
第2図で示したキャッシュ機能を有するメモリシステム
のブロック構成図、第4図はこの発明の一実施例である
キャッシュ機能を有するメモリシステムにおけるDRA
M素子の構成説明図、第5図は第4図のデータレジスタ
選択回路の詳細を示す回路構成図、第6図はデータレジ
スタの有効、無効の状態を示す詳細説明図、第7図はデ
ータトランスファ信号DTの他の発生方法を示す回路図
、第8図はDRAMにおける高速アクセス機能を示した
波形図、第9図は従来のキャッシュ機能を有するメモリ
システムにおけるDRAM素子の構成説明図、第10図
は従来のキャッシュ機能を有するメモリシステムのブロ
ック構成図、第11図は従来のキャッシュ動作を示す波
形図である。 図において、5.5’ はメモリセルアレイ、6゜6′
はセンスアンプ、22a〜22dはラッチ、24はコン
パレータ、31.31’ はトランスファゲート、32
.32’ はデータレジスタ、34゜34′はブロック
デコーダ、36はセレクタ、37はデータレジスタ選択
回路、37aはトランスファ回路、37bはテーブルデ
コータ、し1〜L16はテーブルラッチである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行および列状に配列されて各々が情報を記憶する
    メモリセルからなる行単位に分割された複数のメモリセ
    ルアレイに対し、行アドレスおよび列アドレスを指定す
    ることで前記メモリセルより情報を取り出す半導体記憶
    装置であって、各メモリセルアレイに設けられ、行アド
    レス指定された1行分のメモリセルの情報を検知し格納
    するセンスアンプと、 同じく各メモリセルアレイに設けられ、前記センスアン
    プ内の予め定められたブロック単位に情報を各々取り込
    む複数のデータレジスタと、前記データレジスタあるい
    は前記メモリセルアレイのいずれにアクセスするかを選
    択するスイッチ手段と、 いずれのブロックにアクセスするかを選択するブロック
    デコーダと、 キャッシュヒット時は列アドレスの少なくとも一部に基
    づき前記ブロックデコーダにより選択されたブロックに
    おけるいずれのデータレジスタより読出すかを選択する
    データレジスタ選択手段とを備えた半導体記憶装置。
JP29810887A 1987-11-25 1987-11-25 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP2693954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29810887A JP2693954B2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29810887A JP2693954B2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25 半導体記憶装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25369594A Division JP2694938B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138693A true JPH01138693A (ja) 1989-05-31
JP2693954B2 JP2693954B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=17855264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29810887A Expired - Fee Related JP2693954B2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2693954B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212891A (ja) * 1990-01-16 1991-09-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびキャッシュシステム
JP2002079593A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Epa Japan Kk 生分解性の高分子材料を用いた袋の製造方法および製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5661082A (en) * 1979-10-22 1981-05-26 Seiko Epson Corp Two level memory integrated circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5661082A (en) * 1979-10-22 1981-05-26 Seiko Epson Corp Two level memory integrated circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212891A (ja) * 1990-01-16 1991-09-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびキャッシュシステム
JP2002079593A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Epa Japan Kk 生分解性の高分子材料を用いた袋の製造方法および製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2693954B2 (ja) 1997-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4926385A (en) Semiconductor memory device with cache memory addressable by block within each column
KR940005684B1 (ko) 캐시(cash)내장 반도체 장치 및 그 동작방법
US6404691B1 (en) Semiconductor memory device for simple cache system
US5111386A (en) Cache contained type semiconductor memory device and operating method therefor
JP3099931B2 (ja) 半導体装置
US5226139A (en) Semiconductor memory device with a built-in cache memory and operating method thereof
JP2000011640A (ja) 半導体記憶装置
JPH0896571A (ja) ダイナミック型メモリ
US8966153B2 (en) Semiconductor memory device and information data processing apparatus including the same
KR20080009129A (ko) 저장 회로 및 방법
JPH01138693A (ja) 半導体記憶装置
EP0285125A2 (en) Semiconductor memory having a parallel input/output circuit
KR960003591B1 (ko) 반도체 기억 장치
JPH09115283A (ja) 半導体記憶装置
KR970706577A (ko) 메모리 시스템내의 페이지 액세스 및 블록전송을 개선하는 회로, 시스템 및 방법(circuits, systems and methods for improving page accesses and block transfers in a memory system)
JPH01159891A (ja) 半導体記憶装置
JPH0440697A (ja) 半導体記憶装置
JP2694938B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2708161B2 (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の書き込み/読み出し制御方法
JPH01122094A (ja) 半導体集積回路装置
JPH08297968A (ja) 半導体記憶装置
JP3386457B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2704607B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH07153260A (ja) 半導体記憶装置
JPS61127051A (ja) メモリマツピング方法び装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees