JPH01138027A - 軟質金属の加圧結合方法 - Google Patents

軟質金属の加圧結合方法

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Publication number
JPH01138027A
JPH01138027A JP29404387A JP29404387A JPH01138027A JP H01138027 A JPH01138027 A JP H01138027A JP 29404387 A JP29404387 A JP 29404387A JP 29404387 A JP29404387 A JP 29404387A JP H01138027 A JPH01138027 A JP H01138027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe member
groove
peripheral face
yoke
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP29404387A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shinagawa
浩 品川
Yasutoshi Ishida
恭聡 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルミ合金等の軟質金属の加圧結合方法に関す
る。
(従来の技術) アルミ合金は軽量な割に機械的強度が大きいので、特に
自動車をはじめとする各種交通機関に大幅に採用されて
いる。ところで、このようなアルミ合金の用途拡大にと
もない、アルミ合金同士の結合技術が開発されつつある
。最も単純な結合法は溶接やポル1ル結合であるか、前
者は熱によるアルミ合金の軟化が欠点であり、後者は部
品点数や重量の増大および組立性に難点かある。
そこで、最近では加圧結合という技術か開発されつつあ
る。この結合法は、例えば自動車のプロペラシャフトを
例にして図示すると、第5図(a)に示す如くプロペラ
シャフト1の端部の連結部をなすアルミ合金製のヨーク
2のボス部2a外周面にローレゾ1〜加工による溝(以
下ローレット溝という。)3を形成しておき、プロペラ
シャフト本体をなすアルミ合金製のパイプ部材4の端部
を上記ヨーク2のボス部2a外周面に嵌合し、その後パ
イプ部材4の端部外周面を加圧して、第5図(b)に示
す如くパイプ部材4の内周面を塑性変形させてローレッ
ト溝3に密着させる方法である。
なお、パイプ部材4の加圧方法としてはパイプ部材4を
ダイス孔に圧入する方法やlフータリ・スウエージング
機を用いる方法かある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の加圧結合方法では、ヨーク2とパイプ部
材4のどちらもアルミ合金でできているので両者の硬度
差かほとんどなく、加えてパイプ部材4は軽量化のため
に比較的薄肉にされていることとの関係で、ローレット
溝3の中に向がって塑性流動するパイプ部材の塑性流動
量が少なく、パイプ部材4の内周面がローレット溝3の
底の方までは塑性流動しにくい。
一方パイブ部材4はもともと薄肉であるが、結合部分に
おいては加圧による塑性変形にて一層薄肉となる。従っ
てヨーク2とパイプ部材4の結合強度か比較的弱く、所
要の捩り強度を得るためにはヨーク2とパイプ部材4の
結合距離Iを長くしなけれはならず、それにともなうプ
ロペラシャフト1の重量増大が問題となっていた。
本発明は上述した問題点を有効に解決すべく創案するに
至ったものであって、その目的はアルミ合金のように比
較的軟らかい金属同士でもできるだけ短い距離で堅固に
結合することかできる加圧結合方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点を解決するため本発明は、パイプ状の第
1部材の端部に肉厚部を形成し、上記肉厚部外周面を加
圧して上記肉厚部を上記第2部材のローレット溝に密着
するように塑性変形させるようにしたものである− (作用) 上述の如く構成した加圧結合方法においては、第1部材
の結合端部に肉厚部を形成しているので、ローレット溝
の中に移動する第1部材の塑性流動量か増大し、ローレ
ット溝の底の方まで第1部材が充填され、また第1部材
の結合端部の肉厚か増大するので同部分の剛性が高まり
、このため第1部材と第2部材の結合強度が大幅に増大
し、これにともない両部材の結合距離の短縮化を図れる
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず
第1図(a)、(b)は本発明の第1実施例を示したも
のであって、同図において1はプロペラシャフト、2は
プロペラシャフト1の端部連結部をなすヨーク、4はプ
ロペラシャフト1の本体をなすパイプ部材である。ここ
でヨーク2、特許請求の範囲に記載の第2部材に相当し
、パイプ部材4は同じく第1部材に相当する。ヨーク2
とパイプ部材4はともにアルミ合金で構成されている。
ヨーク2にはボス部2aか形成され、このボス部2a外
周面にローレット溝3か形成されている。
このローレット溝3の形状は本実施例ではいわゆる直溝
としているか、他の形状であっても差し支えない。一方
、パイプ部材4の端部には第1図(a>に示す如く肉厚
部としてのフランジ部5が所定の長さRで形成されてい
る。
ヨーク2とパイプ部材4との結合は、フランジ部5の外
周面をロータリ・スウェージング機等で加圧することに
よりなされる。すなわち、フランジ部5外周面を加圧す
ると第1図(b)に示す如くパイプ部材4の端部内周面
がローレッ1へ溝3の−零   − 中に向かって塑性変形し、これによりパイプ部材4とヨ
ーク2はいわゆるセレーション結合のように一体的に結
合する。この際、ローレット溝3の中に移動するパイプ
部材4の塑性流動量は、フランジ部5を圧潰した分だけ
従来よりも増大し、このなめローレット溝3の底の方ま
でパイプ部材4か塑性流動する。一方、パイプ部材4の
結合端部の肉厚は第1図(b)に示す如くかなり肉厚と
なるから、同部分の剛性が従来よりも高まる。従ってヨ
ーク2とパイプ部材4の結合部分は大きな捩り強度を具
備することとなる。
次に、本発明の第2実施例を第2図(a)。
(b)に基づいて説明する。この実施例はヨーク2のボ
ス部2aに環状溝6を形成し、この環状溝6の底部にロ
ーレット溝3を形成したものであって、その他は第1実
施例と同様である。このように環状溝6を形成したこと
により、第2図(b)に示す如くパイプ部材4が環状溝
6の中に塑性流動して嵌合するので、ヨーク2の第2図
(b)で矢印A方向の引張強度か大幅に高まる。
次に、本発明の第3実施例を第3図(a)、(b)に基
づいて説明する。この実施例はパイプ部材4の端部にフ
ランジ部5を形成する代わりに、折返しにより肉厚部と
しての重ね部7を形成したものであって、その他は第1
実施例と同様である。
このように重ね部7を形成したことにより、パイプ部材
4の端部肉厚が2倍となり、この増えた分たけローレッ
ト溝3の中に移動するパイプ部材4の塑ノ陀流動量か増
大し、第3図(b)に示ず如くローレット溝3の底の方
までパイプ部材4か塑性流動する。また、パイプ部材4
の結合端部の肉厚か第1実施例と同様に増大するので、
同部分の剛性か高まる。従ってヨーク2とパイプ部材4
の結合部分が大きな捩り強度を具倫することとなる。
なお第4図<a)、(b)は重ね部7の作り方を示した
ものであって、まず第4図(a)に示す如くパイプ部材
4の端部にフランジ部8を形成し、その後このフランジ
部8をロータリ・スウエージング機などで第4図(b)
に示す如く折返して重ね部7を形成する。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上
記実施例以外にも変形可能であって、例えば上記実施例
ではプロペラシャフト1に対して本発明を適用したが、
本発明はプロペラシャフト1以外にも適用可能なことは
勿論であって、パイプ部材と、その端部に嵌合する部材
という構造的関係を有する軟質金属製2部材の結合に広
く応用可能である。また、本発明でいうローレット溝は
主としてローレット加工による溝をいうのであって、他
の加工法による溝をまったく含まない意味ではない。要
は、相互圧着する2部材の圧着面に凹凸を形成するもの
であればよい。
(発明の効果) 本発明は上述の如く、パイプ状の第1部材の結合端部を
肉厚にしているので、第2部材のローレット溝の中に移
動する第1部材の塑性流動量か増大し、ローレット溝の
底の方まで第1部材が充填され、また第1部材の結合端
部の肉厚か増大するので同部分の剛性か高まり、このた
め第1部材と第2部材の結合強度が大幅に増大し、これ
にともない結合部分における捩り強度を維持しつつ第1
および第2部材の結合距離を短くして製品重量の軽減化
をはかることか可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a>、(b)は本発明の第1実施例を示すプロ
ペラシャフト端部の断面図、第2図(a)、(b)は本
発明の第2実施例を示すプロペラシャフト端部の断面図
、第3図(a)、(b)は本発明の第3実施例を示すプ
ロペラシャフト端部の断面図、第4図(a)、(b)は
重ね部の作りかを示すパイプ部材の端部断面図である。 また第5図は従来例を示す第1図(a)と同様の断面図
である。 ■・・・・・・プロペラシャフト 2・・・・・・ヨーク(第2部材) 3・・・・・・ローレット溝 4・・・・・・パイプ部材(第1部材)5・・・・・・
フランジ部(肉厚部) 7・・・・・・重ね部(肉厚部) =  8 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アルミ合金等の比較的軟らかい金属でそれぞれ構成さ
    れたパイプ状の第1部材と、上記第1部材の端部内周に
    嵌合する第2部材とを相互に結合する結合方法において
    、上記第2部材の外周嵌合面にローレット溝を形成する
    とともに、上記第1部材の端部に肉厚部を形成し、上記
    肉厚部外周面を加圧して上記肉厚部を上記ローレット溝
    に密着するように塑性変形させるようにした軟質金属の
    加圧結合方法。
JP29404387A 1987-11-24 1987-11-24 軟質金属の加圧結合方法 Pending JPH01138027A (ja)

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JP29404387A JPH01138027A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 軟質金属の加圧結合方法

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JPH01138027A true JPH01138027A (ja) 1989-05-30

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ID=17802536

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JP29404387A Pending JPH01138027A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 軟質金属の加圧結合方法

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JP (1) JPH01138027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11333533A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Aisin Aw Co Ltd かしめ構造体及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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