JPS6213825A - ドラム付きクラツチギア - Google Patents
ドラム付きクラツチギアInfo
- Publication number
- JPS6213825A JPS6213825A JP15054085A JP15054085A JPS6213825A JP S6213825 A JPS6213825 A JP S6213825A JP 15054085 A JP15054085 A JP 15054085A JP 15054085 A JP15054085 A JP 15054085A JP S6213825 A JPS6213825 A JP S6213825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- gear
- coupling
- cylindrical portion
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、自動車等の変速機に使用されるドラム付きク
ラッチギアに関し、特に別々に成形されたドラム部とギ
ア部との結合方式の改良に関するものである。
ラッチギアに関し、特に別々に成形されたドラム部とギ
ア部との結合方式の改良に関するものである。
ψ)従来の技術
自動車の自動変速機に用いられるドラム付きクラッチギ
アの成形に際しては、一般に一体粗材からの切削加工方
式が採られている。
アの成形に際しては、一般に一体粗材からの切削加工方
式が採られている。
従来、この種のギアにおける分割成形又は結合方式とし
ては、本願出願人によって開発され、出願済みであると
ころの特願昭59−164646号に示すものがある。
ては、本願出願人によって開発され、出願済みであると
ころの特願昭59−164646号に示すものがある。
上述する方式のドラム付きクラッチギアは、所定形状に
成形されたドラム部の結合穴内周及びギア部の円筒穴内
周にそれぞれセレーションを形成し、この各穴内に共通
の結合リングを嵌入した後、該結合リングを拡径変形す
ることでギア部とドラム部とを一体に結合するものであ
る。
成形されたドラム部の結合穴内周及びギア部の円筒穴内
周にそれぞれセレーションを形成し、この各穴内に共通
の結合リングを嵌入した後、該結合リングを拡径変形す
ることでギア部とドラム部とを一体に結合するものであ
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上記のような従来の塑性結合方式では、結合リング内に
マンドレルを圧入することにより、結合リングを拡径さ
せて結合リング素材をセレーション内に流動変形するも
のであり、しかも結合リングの周囲を取りまくギア部自
体はダイスのように耐圧構造になっていないため、結合
リングの拡径による塑性変形時の外方への流動変形圧力
によってギア部にひずみが発生し、これが成形品である
ギア部に形状及び寸法的変形を与えてしまうほが、ギア
部の焼入れにも悪影響を及ぼし、さらに、結合リングを
別に要するなどの問題があった。
マンドレルを圧入することにより、結合リングを拡径さ
せて結合リング素材をセレーション内に流動変形するも
のであり、しかも結合リングの周囲を取りまくギア部自
体はダイスのように耐圧構造になっていないため、結合
リングの拡径による塑性変形時の外方への流動変形圧力
によってギア部にひずみが発生し、これが成形品である
ギア部に形状及び寸法的変形を与えてしまうほが、ギア
部の焼入れにも悪影響を及ぼし、さらに、結合リングを
別に要するなどの問題があった。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたも
ので、ギア部とドラム部との結合によるひずみの発生を
なくすとともに、結合のための別部品を不要にしたドラ
ム付きクラッチギアを提供することを目的とする。
ので、ギア部とドラム部との結合によるひずみの発生を
なくすとともに、結合のための別部品を不要にしたドラ
ム付きクラッチギアを提供することを目的とする。
仁)問題点を解決するための手段
本発明に係るドラム付きクラッチギアは、厚肉円筒部及
びその一端に同心に連接する同一外径の薄肉円筒部を有
するとともに上記厚肉円筒部にその軸線方向に延びる所
望深さのリング状結合溝を同心に形成したギア部と、一
端開口縁に噛合い凹凸部を形成した大径円筒部を有する
とともに該大径円筒部の他端に結合用円筒部を有するド
ラム部とを備え・上記結合溝の内周面及び上記結合用円
筒部の周面の少なくとも一方にセレーションを形成し・
上記結合用円筒部を上記結合溝内に圧入して、該結合溝
の開口側をかしめ、もしくはレーザ溶接したものである
。
びその一端に同心に連接する同一外径の薄肉円筒部を有
するとともに上記厚肉円筒部にその軸線方向に延びる所
望深さのリング状結合溝を同心に形成したギア部と、一
端開口縁に噛合い凹凸部を形成した大径円筒部を有する
とともに該大径円筒部の他端に結合用円筒部を有するド
ラム部とを備え・上記結合溝の内周面及び上記結合用円
筒部の周面の少なくとも一方にセレーションを形成し・
上記結合用円筒部を上記結合溝内に圧入して、該結合溝
の開口側をかしめ、もしくはレーザ溶接したものである
。
け)作用
本発明においては、ギア部の結合溝内にドラム部の結合
用円筒部を圧入した後、結合溝の開口縁側をかしめ、も
しくはレーザ溶接することでギア部とドラム部とを一体
に結合するため、ギア部に結合によるひずみが生じるこ
とがなく、簡便な結合が可能になる。
用円筒部を圧入した後、結合溝の開口縁側をかしめ、も
しくはレーザ溶接することでギア部とドラム部とを一体
に結合するため、ギア部に結合によるひずみが生じるこ
とがなく、簡便な結合が可能になる。
(へ)実施例
以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明にかかるドラム付きクラッチギアの全体
構成を示す断面図であって、ギア部1゜及びこれと一体
に結合されたドラム部2oとから構成されている。
構成を示す断面図であって、ギア部1゜及びこれと一体
に結合されたドラム部2oとから構成されている。
上記ギア部10は、第2図に示すように軸穴11aを有
する厚肉円筒部11と、この厚肉円筒部11の一端に同
心に連接された同一外径の薄肉円筒部12とを備え、そ
して、上記厚肉円筒部11には、薄肉円筒部12と反対
の端面から軸線方向に延びる所望深さの結合溝13がリ
ング状にかつ同心に形成されており、さらに厚肉円筒部
11及び薄肉円筒部12の外周面には所望の平歯15が
形成されている。なお、このような形状のギア部1は冷
間鍛造によりパイプ状素材から一体的に塑性加工される
。
する厚肉円筒部11と、この厚肉円筒部11の一端に同
心に連接された同一外径の薄肉円筒部12とを備え、そ
して、上記厚肉円筒部11には、薄肉円筒部12と反対
の端面から軸線方向に延びる所望深さの結合溝13がリ
ング状にかつ同心に形成されており、さらに厚肉円筒部
11及び薄肉円筒部12の外周面には所望の平歯15が
形成されている。なお、このような形状のギア部1は冷
間鍛造によりパイプ状素材から一体的に塑性加工される
。
また、上記ドラム部20は、第3図に示す如く大径の円
筒部21と、この円筒部21の一端にフランジ部22を
介して一体にかつ同心に形成した小径の円筒部23を備
えているとともに、その内周面には全周に亘ってセレー
ション25が形成されており、この小径の円筒部23は
上記ギア部10とドラム部20との結合部をなすもので
、上記結合溝13の幅と等しいか僅かに大きい内外径を
有しているとともに、結合用円筒部23のフランジ部2
2側内周縁22aは斜めに力、、トされている。さらに
、上記大径円筒部21の開口側他端縁には噛合いクラッ
チとなる凹凸部24が所定間隔に形成されている。なお
、上記ドラム部20は円板状ブランク材からプレス加工
により成形されるものである。
筒部21と、この円筒部21の一端にフランジ部22を
介して一体にかつ同心に形成した小径の円筒部23を備
えているとともに、その内周面には全周に亘ってセレー
ション25が形成されており、この小径の円筒部23は
上記ギア部10とドラム部20との結合部をなすもので
、上記結合溝13の幅と等しいか僅かに大きい内外径を
有しているとともに、結合用円筒部23のフランジ部2
2側内周縁22aは斜めに力、、トされている。さらに
、上記大径円筒部21の開口側他端縁には噛合いクラッ
チとなる凹凸部24が所定間隔に形成されている。なお
、上記ドラム部20は円板状ブランク材からプレス加工
により成形されるものである。
上記のように成形されたギア部10とドラム部20とを
結合する場合は、ドラム部20の結合用円筒部23をギ
ア部10の結合溝13内に圧入した後、厚肉円筒部11
のドラム側端縁11bを結合用円筒部23の傾斜内周縁
22aにプレス等によりかしめるか、又は端縁11bと
内周縁22a・をレーザ溶接する。これにより、ギア部
10とドラム部20とは一体化されるとともに、結合溝
13内に圧入された円筒部23の内周のセレーション2
5は結合溝13に結合され捩りトルクに対する結合強度
を確実にする。
結合する場合は、ドラム部20の結合用円筒部23をギ
ア部10の結合溝13内に圧入した後、厚肉円筒部11
のドラム側端縁11bを結合用円筒部23の傾斜内周縁
22aにプレス等によりかしめるか、又は端縁11bと
内周縁22a・をレーザ溶接する。これにより、ギア部
10とドラム部20とは一体化されるとともに、結合溝
13内に圧入された円筒部23の内周のセレーション2
5は結合溝13に結合され捩りトルクに対する結合強度
を確実にする。
上記の実施例にあっては、ギア部10の結合溝13内に
圧入されたドラム部20の結合用円筒部23が結合溝1
3から抜は出ないように、かしめ又はレーザ溶接するだ
けであるため、従来のようにギア部10に結合によるひ
ずみが生じる虞がなく、成形時の加工精度を維持できる
ほか、従来のように、高周波等による焼入れに際しても
ギア部10にひずみによる熱変形を来すこともない。さ
らに、ギア部10とドラム部20との結合には、従来の
ような別部品を必要としないため、結合が簡便になり、
低コスト化が可能になるとともに、レーザ溶接は局部的
加熱で済むため、ギア部10に熱ひずみを生じさセるこ
ともない。
圧入されたドラム部20の結合用円筒部23が結合溝1
3から抜は出ないように、かしめ又はレーザ溶接するだ
けであるため、従来のようにギア部10に結合によるひ
ずみが生じる虞がなく、成形時の加工精度を維持できる
ほか、従来のように、高周波等による焼入れに際しても
ギア部10にひずみによる熱変形を来すこともない。さ
らに、ギア部10とドラム部20との結合には、従来の
ような別部品を必要としないため、結合が簡便になり、
低コスト化が可能になるとともに、レーザ溶接は局部的
加熱で済むため、ギア部10に熱ひずみを生じさセるこ
ともない。
なお、上記実施例では、ドラム部2oの結合用円筒部2
3内周にセレーション25を形成する場合について述べ
たが、結合溝13側、あるいは両者にセレーションを形
成するようにしても良い。
3内周にセレーション25を形成する場合について述べ
たが、結合溝13側、あるいは両者にセレーションを形
成するようにしても良い。
(ト)発明の効果
以上のように、本発明によれば、ギア部側にその軸線方
向に延びる結合溝をリング状にかつ同心に形成し、さら
にこの結合溝の内周及びこれに圧i 人
されるドラム部の結合用円筒部周面の少なくととも一方
にセレーションを形成し、そして結合用円筒部を結合溝
内に工大した後、結合溝の開口縁側をかしめ、もしくは
レーザ溶接することで両者を結合するものであるから、
結合によるギア部へのひずみの発生をなくすことができ
るとともに、結合も簡便になる利点がある。
向に延びる結合溝をリング状にかつ同心に形成し、さら
にこの結合溝の内周及びこれに圧i 人
されるドラム部の結合用円筒部周面の少なくととも一方
にセレーションを形成し、そして結合用円筒部を結合溝
内に工大した後、結合溝の開口縁側をかしめ、もしくは
レーザ溶接することで両者を結合するものであるから、
結合によるギア部へのひずみの発生をなくすことができ
るとともに、結合も簡便になる利点がある。
第1図は本発明にかかるドラム付きクラッチギアの一例
を示す全体の断面図、第2図は本発明におけるギア部の
断面図、第3図は同じく本発明におけるドラム部の断面
図である。 10・・・ギア部、11・・・厚肉円筒部、12・・・
薄肉円筒部、I3・・・結合溝、15・・・平歯、20
・・・ドラム部、21・・・大径円筒部、22・・・フ
ランジ部、23・・・結合用円筒n、2 s・・・セレ
ーション。
を示す全体の断面図、第2図は本発明におけるギア部の
断面図、第3図は同じく本発明におけるドラム部の断面
図である。 10・・・ギア部、11・・・厚肉円筒部、12・・・
薄肉円筒部、I3・・・結合溝、15・・・平歯、20
・・・ドラム部、21・・・大径円筒部、22・・・フ
ランジ部、23・・・結合用円筒n、2 s・・・セレ
ーション。
Claims (1)
- 厚肉円筒部及びその一端に同心に連接する同一外径の薄
肉円筒部を有するとともに上記厚肉円筒部にその軸線方
向に延びる所望深さのリング状結合溝を同心に形成した
ギア部と、一端開口縁に噛合い凹凸部を形成した大径円
筒部を有するとともに該大径円筒部の他端に結合用円筒
部を有するドラム部とを備え、上記結合溝の内周面及び
上記結合用円筒部の周面の少なくとも一方にセレーショ
ンを形成し、上記結合用円筒部を上記結合溝内に圧入し
て、該結合溝の開口側をかしめ、もしくはレーザ溶接し
たことを特徴とするドラム付きクラッチギア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15054085A JPS6213825A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | ドラム付きクラツチギア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15054085A JPS6213825A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | ドラム付きクラツチギア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213825A true JPS6213825A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15499098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15054085A Pending JPS6213825A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | ドラム付きクラツチギア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213825A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458331Y1 (ko) * | 2009-06-19 | 2012-02-15 | 김경신 | 음식점 반찬 운반구 |
KR20150084704A (ko) * | 2015-06-19 | 2015-07-22 | 장준수 | 원웨이 클러치용 인너레이스 앗세이의 제조방법 |
JP2016050588A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 株式会社一戸 | クラッチドラムコンプリートの製造方法 |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP15054085A patent/JPS6213825A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458331Y1 (ko) * | 2009-06-19 | 2012-02-15 | 김경신 | 음식점 반찬 운반구 |
JP2016050588A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 株式会社一戸 | クラッチドラムコンプリートの製造方法 |
KR20150084704A (ko) * | 2015-06-19 | 2015-07-22 | 장준수 | 원웨이 클러치용 인너레이스 앗세이의 제조방법 |
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