JPH0526575B2 - - Google Patents

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JPH0526575B2
JPH0526575B2 JP4823986A JP4823986A JPH0526575B2 JP H0526575 B2 JPH0526575 B2 JP H0526575B2 JP 4823986 A JP4823986 A JP 4823986A JP 4823986 A JP4823986 A JP 4823986A JP H0526575 B2 JPH0526575 B2 JP H0526575B2
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JP
Japan
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joining
drawing die
joint
metal
fitted
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JP4823986A
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Masanobu Nakamura
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は金属管の接合方法にかゝり、特に異種
金属管の接合に応用して最適な金属管の接合方法
に関する。
(従来の技術) 冷凍サイクルの冷媒用配管等において、異種金
属管例えば銅管とアルミニウム管のように異種の
金属管同士を接続することが必要となる場合があ
る。
この種の異種金属管の接続には、半田付けや溶
接による接続手段が採れないため、従来から圧嵌
めによる接合手段が用いられている。
しかして単純な圧嵌めによる接合では、配管内
に高圧流体が流れる場合流体漏れを起こしやす
く、そのため従来から異種金属管の接合端部を可
及的密に嵌合させ、その接合端部に大きい内圧あ
るいは外圧を加えて接合面間を圧着させることに
より流体漏れのないようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに上記圧力により圧着させる手段では、
大きい加圧力を発生させる油圧機器や、それに付
帯する大型設備が必要となるなどの問題がある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来技術の問題点を解決するた
め、互いに接合されるべき金属管の一方の接合端
部の接合面に他方の金属管の接合端部を外嵌し、
この接合端部の接合面とは反対面に絞り型を嵌合
してこの絞り型を回転させながら相対的に軸方向
に移動させ、この絞り型の回転による摩擦熱によ
り管材料を軟化させて前記接合面を圧着させるこ
とにより接合するようにしたことにある。
(作用) 絞り型を軸方向へ移動させてしごくことによる
圧着作用に加え、絞り型の回転による摩擦熱によ
り管材料を軟化させて分子拡散を活発にし、この
分子拡散接合効果により強固な接合がなされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
図示の実施例は、異種金属管を接合する場合で
あり、硬質金属管として銅管1、軟質金属管とし
てアルミニウム管2の場合を示し、銅管1を内側
にして接合させる接合方法を例示している。
銅管1の接合端部1Aの外周には接合をより強
固にするため凹凸部3が形成され、アルミニウム
管2の接合端部2Aは前記銅管1の接合端部1A
に可及的密に外嵌するよう大径に形成される(第
3図示)。上記凹凸部3は、図示の例では周方向
に多数の溝3Aを形成した場合を示しているが、
これはローレツト加工、螺旋状溝、梨地加工、そ
の他適宜な手段を用いることができる。
上記のように予備加工された銅管1とアルミニ
ウム管2との各接合端部1A,2Aを第4図示の
ように嵌合し、これら銅管1およびアルミニウム
管2を第1図示のように押え具4,4により回転
不能に拘束するとともに、アルミニウム管2側か
ら絞り型5を嵌め、絞り型5に矢印イのように適
宜手段により回転を与えながら白矢印ロにように
銅管1方向へ軸方向移動される。
これによりアルミニウム管2の接合端部2Aは
絞り型5により圧縮されると同時に絞り型5の回
転により摩擦熱が発生し、この摩擦熱によりアル
ミニウム管2の接合端部2Aが軟化してその内周
面が銅管1の凹凸部3の溝3A内に圧入される。
この場合、絞り型5の回転により発生する摩擦熱
が高温になるため分子拡散が活発になり、分子拡
散接合効果も加わつて、より強固な接合がなされ
る。
上記接合に際し、例えば銅管1の肉厚が薄く、
変形を生じるおそれがある場合には、第5図示の
ように銅管1の内周面に密接する芯金6を用いる
ことができる。
なお上記実施例の場合は、銅管1の接合端部1
Aの外周に対しアルミニウム管2の接合端部2A
を外嵌して接合する場合について示してあるが、
アルミニウム管2を内側にして接合する必要があ
る場合には、銅管1の接合端部1Aの内周面に凹
凸部3を形成し、これにアルミニウム管2の接合
端部2Aを内嵌するようにして内面側から絞り型
を圧入させながら回転させることにより同様に接
合することができる。また接合すべき金属管は、
異種金属管に限らず、同種金属管同士であつても
結合強度の高い接合を行なうことができ、また凹
凸部3は必ずしも設けずとも接合することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、互いに接合さ
せるべき金属管の一方の接合端部の接合面に他方
の金属管の接合端部を外嵌し、この接合端部とは
反対側の面に絞り型を嵌合してこの絞り型を回転
させながら相対的に軸方向に移動させ、この絞り
型の回転による摩擦熱により管材料を軟化させて
前記接合面を圧着させることにより接合するよう
にしたので、単に圧嵌めや加圧手段により接合す
る接合方法に比し大型設備を必要とせず、しかも
絞り型の回転と絞り作用との併用により接合部を
圧着させるので、絞り型の回転により発生する摩
擦熱によつて管材料が軟化し、相手側の金属管に
圧着されやすくなつて確実な結合がなされ、異種
金属管同士の接合であつても強固な接合が得ら
れ、接合面に凹凸部を形成すれば相手側の管材料
が圧入されるため一層強固な結合がなされ、流体
漏れのおそれもないなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示す一部を断
面とした側面図、第2図乃至第4図は本発明の工
程を示すもので、第2図は接合すべき金属管の断
面図、第3図は接合端部に予備加工を施した段階
の断面図、第4図は接合端部を嵌合した状態を示
す断面図、第5図は本発明方法の他の実施例を示
す断面図である。 1…銅管、2…アルミニウム管、1A,2A…
接合端部、3…凹凸部、5…絞り型、6…芯金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに接合させるべき金属管の一方の接合端
    部の接合面に他方の金属管の接合端部を外嵌し、
    この接合端部の接合面とは反対面に絞り型を嵌合
    してこの絞り型を回転させながら相対的に軸方向
    に移動させ、この絞り型の回転による摩擦熱によ
    り管材料を軟化させて前記接合面を圧着させるこ
    とにより接合することを特徴とする金属管の接合
    方法。 2 前記接合されるべき金属管を異種金属管と
    し、硬質金属管の接合端部に嵌合する軟質金属管
    の接合端部の接合面とは反対面に絞り型を嵌合し
    てこの絞り型を回転させながら相対的に軸方向に
    移動させ、この絞り型の回転による摩擦熱により
    軟質金属管の接合面を軟化させて硬質金属管の前
    記接合面に圧着させるようにした特許請求の範囲
    第1項に記載の金属管の接合方法。 3 前記接合されるべき金属管を異種金属管と
    し、硬質金属管の接合端部の接合面を凹凸面に形
    成してこの接合端部に嵌合する軟質金属管の接合
    端部の接合面とは反対面に絞り型を嵌合しこの絞
    り型を回転させながら相対的に軸方向に移動さ
    せ、この絞り型の回転による摩擦熱により軟質金
    属管の接合面を軟化させて硬質金属管の前記接合
    面に圧着させるようにした特許請求の範囲第1項
    に記載の金属管の接合方法。
JP4823986A 1986-03-07 1986-03-07 金属管の接合方法 Granted JPS62207518A (ja)

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CA2017878C (en) * 1990-05-30 1994-03-29 Kazuya Abe Composite overhead cable structure having high seal properties and a process for producing the same
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