JPH01135408A - サーメット製エンドミル - Google Patents

サーメット製エンドミル

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JPH01135408A
JPH01135408A JP29343887A JP29343887A JPH01135408A JP H01135408 A JPH01135408 A JP H01135408A JP 29343887 A JP29343887 A JP 29343887A JP 29343887 A JP29343887 A JP 29343887A JP H01135408 A JPH01135408 A JP H01135408A
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JP
Japan
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end mill
cutting edges
cermet
cutting
angle
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JP29343887A
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Jiro Kotani
小谷　二郎
Kazuyoshi Yoshioka
吉岡　一价
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C5/00—Milling-cutters
    • B23C5/003—Milling-cutters with vibration suppressing means
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C5/00—Milling-cutters
    • B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C2210/00—Details of milling cutters
    • B23C2210/20—Number of cutting edges
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    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C2222/00—Materials of tools or workpieces composed of metals, alloys or metal matrices
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、優れた切削特性を示すサーメット製エンド
ミルに関するものである。
「従来の技術」 一般に、被切削材に溝加工や段付き加工を施す場合には
、工具本体の外周にその軸線方向に沿って複数条の切刃
が形成された各種のエンドミルが使用されている。
第２図および第３図は、この種のエンドミルのうち、特
にエンドミル本体の外周に上記切刃が−体に形成された
ソリッドタイプと呼ばれるエンドミルを示すものである
。
このエンドミルｌは、高速度鋼やＷＣＣ超超硬合金から
なる略円柱状のエンドミル本体２の外周に、複数条（図
では４条）の切刃３・・・か、それぞれ軸線方向に沿っ
て略螺旋状を描くように一体に形成されたものである。
ここで、これら複数条をなす切刃３・・・は、それぞれ
第３図に示すように、上記エンドミル本体２の円周方向
に沿ってこの円周を４等分する等間隔位置に形成されて
いる。また、このエンドミル本体２の先端面には、これ
ら切刃３・・・に連なりかつ各々この先端面の略中心ま
で延びる正面切刃４・・・が形成されている。
そして、上記エンドミル！は、軸線回りに回転されなが
らこの軸線方向またはこの軸線と直交する方向に送られ
ることにより、その切刃３・・・および正面切刃４・・
・でそれぞれ被削材の側面および底面を切削して行く。
ところで、上記エンドミルｌを仕上切削等の高速切削に
用いた場合、高速度鋼製のエンドミルｌは耐摩耗性不足
が原因で極めて短い使用寿命しか示さず、またＷＣ基超
硬合金製のエンドミル１は十分な耐摩耗性は有するもの
の被削材との耐溶着性に問題があるために比較的短時間
で仕上面粗度が低下し使用寿命に至るという欠点があっ
た。
最近になって上記欠点を解決すべく、ＴｉＣ１ＴｉＮ基
サーメットを素材としたエンドミルが提案され、上記高
速度鋼やＷＣＣ超超硬合金からなるエンドミルｌに比べ
耐摩耗性および耐溶着性に関して良い結果が得られてい
る。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このようなサーメットからなるエンドミ
ルは、高速度鋼やＷＣＣ超超硬合金らなるエンドミル１
に比べ靭性が低く、しかも切刃３・・・がエンドミル本
体２の円周方向に沿って等間隔の位置に形成されている
ために、切削時にこれら切刃３・・・が順次等しい時間
間隔で被加工面に衝撃を与えるとともに、さらにこの衝
撃の反力が一定周期の振動としてエンドミル本体２に作
用してしまい、この一定周期の振動に上記エンドミル本
体２が共振し、これによりエンドミルｌ自体や上記被削
材にびびりを発生してしまうため、ひいては上記切刃３
・・・の欠損や被加工面の仕上げ面精度の低下を招き、
この結果使用寿命を短くするという問題点があった。
この発明は、上記問題点を解決することをその目的とす
るものである。
「問題点を解決するための手段」 この発明のサーメット製エンドミルは、サーメットの組
成が、 結合相形成成分として ＣｏおよびＮｉのうち１種または２種：１０〜３０％、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：１０〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１種
または２種：３〜３０％、 ＷＣおよびＭ　ｏ　ｘ　Ｃのうち１種または２種：５〜
４０％、ＴｉＣ：残り、 からなり、かつエンドミル本体の外周に先端部から基端
部側に向けて互いに平行に延びる複数条の切刃を、上記
エンドミル本体の円周を不等分に分割する位置に、すな
わちエンドミル本体の軸線と垂直な平面において、少な
くとも一の隣接する上記各切刃と上記軸線とを結ぶ線の
なす角度が、他の隣接する上記各切刃と上記軸線とを結
ぶ線のなす角度と異なるように形成したものである。
「作用」 上記構成のサーメット製エンドミルにあっては、サーメ
ットの組成を、 結合相形成成分として ＣｏおよびＮｉのうち１種または２種；１０〜３０％、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：１０〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１種
または２種：３〜３０％、 ＷＣおよびＭＯＩＣのうち１種または２種：５〜４０％
、ＴｉＣ：残り、とすることによりその靭性を高めると
共に高速度鋼やＷＣＣ超超硬合金らなるエンドミルに比
べ耐摩耗性、および、耐溶着性を格段に向上させ、しか
も複数の切刃をそれぞれエンドミル本体の円周を不等分
に分割する位置に形成したので、これら切刃が被加工面
に与える切削による衝撃の間隔が不規則になり、したが
って、エンドミル本体に作用するこの衝撃の反力も不規
則になるためこのエンドミル本体に共振を生じることが
なく、よってエンドミル自体や上記被削材にびびりを発
生することがない。したがって、このびびりに起因する
切刃の欠損や被加工面の仕上げ面精度の低下を招くこと
がない。このような理由により使用寿命を格段に長くす
ることができる。
「実施例」 第１図はこの発明のサーメット製エンドミルの一実施例
を示すものであり、第２図および第３図に示したものと
共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する
。
第１図に示すサーメット製エンドミルが第２図および第
３図に示すものと異なる部分は、エンドミルの素材を以
下に述べる成分組成のサーメットにした点と、切刃をエ
ンドミル本体２の円周を不等分に分割する位置に形成し
た点である。
すなわち、第１図に示すサーメット製エンドミルは、サ
ーメット組成が結合相形成成分としてＣｏおよびＮｉの
うち１種または２種：１０〜３０％、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：１０〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１種
または２種：３〜３０％、 ＷＣおよびＭ　ｏ　＊　Ｃのうち１種または２種：５〜
４０％、ＴｉＣ：残り、としたものである。
ここで、上記Ｃｏ、Ｎｉの成分組成範囲を１０〜３０％
としたのは、含有量が１０５未満では、硬質相の含有ｍ
が相対的に多くなりすぎて靭性が低下し、一方３０％を
越えて含有させると、逆に硬質相の含有量が少なくなり
すぎ所望の耐摩耗性を確保することができないためであ
る。
また、上記Ｔ　ａＣｓ　Ｎ　ｂＣｓ　Ｗ　Ｃ％　Ｍｏｚ
Ｃは、硬質相の結合相とのぬれ性を向上さ仕ることによ
り、サーメットの耐摩耗性を低下させることなく、靭性
を向上させるためのものであり、これらの成分組成範囲
を上記のように定めたのは、範囲の下限未満では所望の
向上効果を得ることができず、−方上限を越えて含有さ
せると、サーメットの耐摩耗性が劣化するためである。
また、上記サーメットの結合相中にはＷおよび／または
Ｍｏが合金全体に対し２〜１５％固溶してサーメットの
靭性をより高めており、さらにサーメットにＡＱを０．
０１−１％含有させてこのＡＱを結合相中に固溶させれ
ば結合相の強化すなわちサーメットの靭性をさらに高め
ることができる。
なお、上記硬質相形成成分としてのＴｉＣの一部をＺｒ
Ｃに置換してもよい。
次に上記サーメット製エンドミルの形状について説明す
る。
このサーメット製エンドミルにおいては、第１図に示す
エンドミル本体２の軸線Ｏと垂直な平面において、切刃
が上記エンドミル本体２の円周方向に沿ってそれぞれこ
の円周を不等分に分割する位置に形成されている。すな
わち、上記切刃を、それぞれエンドミル本体２の円周方
向に沿って時計回りに順次切刃１１ａ、　　Ｉ　ｌｂ、
　　１１ｃ、　　１１ｄとすると、切刃１１ａ、ｌｌｂ
と各々上記軸線０とを結ぶ線のなす角度および切刃１１
ｃ、ｌｌｄと各々上記軸線０とを結ぶ線のなす角度が共
にα、とされ、また上記切刃１１ｂ、ｌｉｅと各々上記
軸線Ｏとを結ぶ線のなす角度および上記切刃１１ｄＳ　
１１ａと各々上記軸線Ｏとを結ぶ線のなす角度が共に上
記角度α、より大きい角度α、とされている。
ここで、上記角度α１、α、の大きさとしては、これら
角度α、と角度α、との差が５°〜２０°の範囲内にな
るように設定することが望ましい。すなわち、上記角度
α１、α１の差が５°に満たないと各切刃間の不等分量
が小さすぎて充分な効果を得ることができず、またこれ
らの差が２０°を超えると各切刃に作用する切削抵抗の
アンバランスが大きくなり過ぎて、特に大きな切削抵抗
を受ける切刃の欠損を沼く恐れがあるからである。
しかして、このようなサーメット製エンドミル１０にあ
っては、サーメットの組成を、結合相形成成分として ｃｏおよびＮｉのうち１種または２ｉ：ｌ　Ｏ〜３０％
、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：ｔｏ　〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１
種または２種：３〜３０％、 ＷＣおよびＭｏ、Ｃのうち１種または２種＝５〜４０％
、Ｔ　ｉｃ　：残り、とすることによりその靭性を高め
ると共に高速度鋼やＷＣＣ超超硬合金らなるエンドミル
に比べ耐摩耗性、および耐溶着性を格段に向上させ、し
かも切刃１１ａ、　　ｌ　１ｂＳ１１ｃ。
１１ｄをそれぞれエンドミル本体２の円周を不等分に分
割する位置に形成したので、これら切刃１１ａ、ｌｌｂ
、Ｉｌｃ、ｌｉｄが被加工面に与える切削時の衝撃の間
隔が不規則になり、したがってエンドミル本体２に作用
するこの衝撃の反力も不規則になるためこのエンドミル
本体２に共振を生じろことがない。したがって、サーメ
ット製エンドミル１０自 とがないため切刃の欠１員を招く恐れがなく、加えて被
加工面の仕上げ面精度を向上させることができる。この
ような理由により使用寿命を従来のエンドミルに比べて
格段に長くすることができる。
また、このサーメット製エンドミルｌＯ自体や被削材に
びびりを生じないため、このびびりに起因する上記切刃
の切削抵抗の増加を招くこともなく、よって切削に要す
る機械動力の低減化をも図ることができる。
さらに、第１図において、その切刃長さが一番長くて他
の切刃より大きい切削負荷を受ける切刃１１ｂと、この
切刃１１ｂに先行する切刃１１ａとのなす角度α１をよ
り一層小さく設定すれば、上記切刃ｆｌｂに加わる切削
負荷の相対的な低減化を図ることができるため、この結
果エンドミル１０全体としての切削バランスを均一にす
ることもできる。
なお、上記実施例においては、軸線０に対して互いに対
向する切刃間のなす角度α１、α，および角度αいα，
を互いに等しい角度に設定したがこれに限るものではな
く、総ての切刃間のなす角度をそれらの最大値と最小値
との差が５°〜２０。
の範囲内となるような、互いに異なる角度に設定しても
よい。この場合において、上述したように切刃長さが一
番長い切刃とこれに先行する切刃とのなす角度を小さく
設定すれば全体の切削バランスの均一化という一府優れ
た効果も得ることができる。
「実験例」 次に、実験例を挙げてこの発明のサーメット製エンドミ
ルの効果をより明確にする。
まず、この発明のサーメット製エンドミルを６種類、従
来のエンドミル４を種類、また参考として第１図におけ
るα１およびα，の値に関してはこの発明に合致してい
るが、成分組成に関して異なるエンドミルを４種類用意
した。なお、これらエンドミルは全て外径が２０φのも
のである。
そして、これらエンドミルにより、被削材を切削し、そ
れぞれのエンドミルの使用寿命に至る時間（分）と寿命
時のエンドミルの状況を調べ、その結果を次頁の表に示
す。
なお、切削条件は以下の通りである。
被削材：３０Ｍ４４０ 切削速度：Ｖ　＝　６　０　ｍ／ｍｉｎテーブル送り：
Ｕ　＝　２　０　０　ｍｍ／ｍ１ｎ−刀当り送り：５ｚ
＝０．０４ｍｍ／刃切込深さ：　１　０　ｍｍ，切削幅
＝２１以下′余白 表から明らかなようにこの発明のサーメット製エンドミ
ルは従来のエンドミルおよび参考のエンドミルに比べ格
段にその使用寿命が長いことが判る。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明のサーメット製エンドミ
ルによれば、サーメットの組成を、結合相形成成分とし
て ＣｏおよびＮｉのうち１種または２種：１０〜３０％、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：１０〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１種
または２種：３〜３０％、 Ｗ　ＣおよびＭＯ１′Ｃのうち１種または２種：５〜４
０％、ＴｉＣ：残り、とすることによりその靭性を高め
ると共に高速度鋼やＷＣＣ超超硬合金らなるエンドミル
に比べ耐摩耗性、および耐溶着性を格段に向上させ、し
かも複数の切刃をそれぞれエンドミル本体の円周を不等
分に分割する位置に形成したので、エンドミル自体や上
記被削材にびびりを発生することがなく、このびびりに
起因する切刃の欠損や被加工面の仕上げ面精度の低下を
招くことがない。したがって、従来に比べ使用寿命を格
段に長くすることができる。
また、このエンドミルや被削材にびびりを生じない結果
、このびびりに起因する上記切刃の切削抵抗の増加を招
くこともな（、このため切削に要する機械動力の低減化
をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明のサーメット製エンドミルの一実施例
を示す正面図、第２図および第３図は従来のエンドミル
の一例を示すものであり、第２図は側面図、第３図は正
面図である。 ２・・・・・・エンドミル本体、 ！０・・・・・・サーメット製エンドミル、１１ａ、１
　ｌｂ、ｌ　Ｉｃ、］　Ｉｄ−切刃。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）サーメットを素材とし、略円柱状をなすエンドミ
    ル本体の外周部に先端部から基端部側に向けて複数条の
    切刃が互いに平行に形成されてなるサーメット製エンド
    ミルにおいて、 上記サーメットが、 結合相形成成分として ＣｏおよびＮｉのうち１種または２種：１０〜３０％、 硬質相形成成分として ＴｉＮ：１０〜４０％、ＴａＣおよびＮｂＣのうち１種
    または２種：３〜３０％、 ＷＣおよびＭｏ＿２Ｃのうち１種または２種：５〜４０
    ％、ＴｉＣ：残り、 からなる組成（以上重量％）を有し、かつ上記切刃を、
    上記エンドミル本体の軸線と垂直な平面において、少な
    くとも一の隣接する上記各切刃と上記軸線とを結ぶ線の
    なす角度が、他の隣接する上記各切刃と上記軸線とを結
    ぶ線のなす角度と異なるように形成したことを特徴とす
    るサーメット製エンドミル。
  2. （２）隣接する上記各切刃と上記軸線とを結ぶ線のなす
    角度の最大値と最小値の差が５〜２０°の範囲内である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のサーメ
    ット製エンドミル。
JP29343887A 1987-11-20 1987-11-20 サーメット製エンドミル Pending JPH01135408A (ja)

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