JPH01134035A - スライド式排気ブレーキ装置 - Google Patents

スライド式排気ブレーキ装置

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JPH01134035A
JPH01134035A JP29152387A JP29152387A JPH01134035A JP H01134035 A JPH01134035 A JP H01134035A JP 29152387 A JP29152387 A JP 29152387A JP 29152387 A JP29152387 A JP 29152387A JP H01134035 A JPH01134035 A JP H01134035A
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JP
Japan
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exhaust
auxiliary valve
auxiliary
exhaust brake
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JP29152387A
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Ryoichi Suzuki
亮一 鈴木
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般にトラック或いはバス等の大型車輌におい
て排気管の途中に連結され、息降板時に排気管内を流通
する排気ガスの排出流通路を閉塞して、車輌に制動効果
を付与するようにしたスライド式排気ブレーキ装置の改
良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の排気ブレーキ装置としては第10図に例
示するように、弁機構部を、その本体のハウジング内の
往復作動路に内装される板状弁部材(23)と該弁部材
に貫設した排圧調整孔(24)をピストン桿(26)の
先端附近に固着して弁部材(23)と係合するブロック
部材(25)並びに該ブロック部材の下面に緩着(2B
) L、て敷設した該弁部材の対接表面上を摺擦するラ
イナー(29)による補助弁部材(27)とによって構
成し、排気流通路の開閉に際してピストン桿(26)の
先端部及びブロック部材(25)の壁面部での前記弁部
材(23)側への衝撃、掛合によって下方への押圧及び
引き上げて行わしめるものであった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の弁機構部としては、設計にあ
って限られたスペースでの弁部材(23)の大きさに関
連して排圧調整孔(24)に制限を余儀なくされて排気
ガスの有効通過面積を大面積となし得ないため、開路に
先達って開孔される排圧調整孔(24)部に充分な排圧
降下をもたらすまでに至らず、また、ブロック部材(2
5)への緩着(28)と、幅の狭いライナー(29)に
よる敷設構造とにより、摩耗及び片当りによるガタを生
じ易く、使用時の高頻度に亘る繰返しの開閉作動によっ
て製品寿命を短縮して長期耐用に欠ける問題を有するこ
ととなった。
本発明は従来の前記問題を効果的に解決するため、前記
弁機構部をなす弁部材と補助弁部材とにあって、開路時
の補助弁部材による排圧調整孔での開孔に伴い相互の対
接表面に流通間隙を形成する保持手段を有して構成する
ことにより、排圧調整孔の排気ガスに対する有効通過面
積を大面積となして充分な排圧降下を発揮せしめて制動
機能を円滑且つ迅速に行わしめ、更に、補助弁部材の可
動方向での充分な表面積によって摩耗及び片当りの憂い
をなくし、ガタの発生を防止して長期に亘って耐用する
ことのできるスライド式排気ブレーキ装置を提案するこ
とを目的とするものである。
[問題を解決するための手段] 本発明は両側端部に排気管との連結壁を突設した排気流
通路の略直角方向に板状弁部材の往復作動路を連通させ
た排気ブレーキ本体のハウジング内に、表面に排圧調整
孔を貫設した前記弁部材が内装され、且つ往復作動路の
上側端部に連設したエアーシリンダー装置との隔壁を貫
通するピストン桿の先端側に係着せしめ、更に該ピスト
ン桿の先端附近に前記弁部材と掛合する補助弁部材を関
着させ、弁部材による排気流通路の閉路に際して補助弁
部材により排圧調整孔を閉じると共にピストン桿の先端
をもって弁部材を一方向に押圧せしめ、開路に際して補
助弁部材により排圧調整孔を開くと共に該補助弁部材が
弁部材と掛合して他方向に移動するようにしてなる排気
ブレーキ装置において、弁機構部を構成する前記弁部材
と補助弁部材とが、前記開路時の該補助弁部材による排
圧調整孔での開孔に伴い相互の対接表面に流通間隙を形
成する保持手段を有して構成したスライド式排気ブレー
キ装置を要旨とするものであり、更に前記保持手段は弁
部材と補助弁部材との対接表面の該弁部材側の排圧調整
孔附近の幅手両側に凸壁から成り、該凸壁部を開孔時の
可動に伴い補助弁部材側の底壁面に係合するように構成
するか、或いは補助弁部材側の対接表面の略中央部に突
出壁を設け、該突出壁部を開孔時の可動に伴い弁部材側
の平坦面に係合するように構成するか、或いは、補助弁
部材側の長手両側端部に先端方向に傾斜する屈曲端縁を
設けると共に、該端縁部を弁部材側の幅手左右に設けた
前記同方向への傾斜壁部に係、合して構成するものであ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本発明のスライド式排気ブレーキ装置の一部切
欠きによる平面図、第2図は第1図の本発明の要部に係
る弁機構部の一部切欠きによる開孔状態時の拡大断面図
、第3図は第2図の開孔状態時の説明図、第4図は他の
実施例の第3図相当図、第5図は更に他の実施例を示す
弁機構部附近の切欠きによる一部の縦断面図、第6図は
第5図の弁機構部の閉孔状態時の拡大側面図、第7図は
第6図の開孔状態時の説明図、第8図は更にまた他の実
施例を示す鋳造によって弁部材を成形した場合の弁機構
部の閉孔状態の平面図であり、第9図は第8図のA−A
線上の断面図であって、(1)は両側端部に排気管との
連結壁(1゛)を突設した排気流通路(2)の略直角方
向に板状弁部材(3)の往復作動路を連通させた排気ブ
レーキ本体のハウジングであり、該ハウジングの往復作
動路内に内装せしめた前記弁部材(3)をその表面に排
圧調整孔(4)を貫設し、且つ往復作動路の上側端部に
連設したエアーシリンダー装置(5)との隔壁を貫通す
るピストン桿(6)の先端側にU字溝部をもって係着し
て構成されるものである。(7)は弁部材(3)に重合
して設けた補助弁部材であり、ピストン桿(6)の前記
係着部より先端附近にブロック部材(9)を介在してU
字溝部をもって関着されるものであって、閉路時に弁部
材(3)側の排圧調整孔(4)を閉塞し、ピストン桿(
6)の先端部をもって該弁部材を下方に押圧し、開路時
にあって排圧調整孔(4)を開いてその係着壁部での弁
部材(3)への掛合によって該弁部材を引き上げるよう
に構成されている。(8)はこれら弁機構部を構成する
前記弁部材(3)と補助弁部材(7)とが、開路時の補
助弁部材(7)による排圧調整孔(4)での開孔に伴っ
て保持手段(10)により相互の対接表面に形成した流
通間隙である。
尚保持手段(10)としては第1図乃至第3図に示すよ
うに、対接表面の弁部材(3)側の排圧調整孔(4)附
近の幅手両側に凸壁(11)を設けて該凸壁部を開孔時
の可動に伴い補助弁部材(7)側の底壁面に係合するよ
うに構成するか、或いは第4図に示すように補助弁部材
(7)側の対接表面の略中央部に突出壁(12)を設け
て該突出壁部を開孔時の可動に伴い弁部材(3)側の平
坦面に係合するようにするか、或いはまた、第5図乃至
第9図に示すように補助弁部材(7)側の長手両側端部
に先端側に傾斜する屈曲端縁(13)を設けると共に、
該端縁部を弁部材(3)側の幅手左右に設けた前記同側
方向への傾斜壁(14)部に係合して開孔時の可動に伴
い滑動するように構成されるものである。
[作用] 本発明はこのように構成されているため、弁部材(3)
による閉路に際して第2図、第6図、第8図及び第9図
に示すように、該弁部材表面での補助弁部材(7)の可
動によって排圧調整孔(4)を閉孔した状態でピストン
桿(6)の先端部で弁部材(3)を下方に押圧して閉路
することとなり、一方、開路時にあっては、これに先達
って第1図、第3図、第4図、第5図及び第7図に示す
ように、補助弁部材(7)による排圧調整孔(4)での
開孔に伴う前記保持手段(1G)により、相互の対接表
面間に流通間隙(8)を形成してその係着壁部での該弁
部材への係合によって弁部材(3)を引き上げることと
なり、このような作動状態にあって前記排圧調整孔(4
)での開孔に伴う保持手段(10)による前記流通間隙
(8)の形成により、排圧調整孔(4)の排気ガスに対
する有効通過面積を大面積とすることができ、該流通間
隙を通じて排気ガスを効果的に逃がすことができる結果
となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によるスライド式排気ブレー
キ装置は、特に開路時にあって前記開孔に伴う保持手段
(10)によって流通間隙(8)を形成してなるため、
限られたスペースでの弁部材(3)の大きさにあっても
排圧調整孔(4)の排気ガスに対する有効通過面積を容
易に大面積とすることができて該排圧調整孔での充分な
排圧降下を発揮することとなり、制動機能を円滑且つ迅
速に行わしめることができ、更に補助弁部材(7)の可
動方向での充分な表面積によって摩耗及び片当りの憂い
がなく、ガタの発生を防止して長期に亘って耐用するこ
とのできる等、極めて有用なスライド式排気ブレーキ装
置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスライド式排気ブレー
キ装置の一部切欠きによる平面図、第2図は第1図の本
発明の要部に係る弁機構部の一部切欠きによる閉孔状態
時の拡大断面図、第3図は第2図の開孔状態の説明図、
第4図は池の実施例の第3図相当図、第5図は更に池の
実施例を示す有機横部附近の切欠きによる一部の縦断面
図、第6図は第5図の弁機構部の閉孔状態時の拡大側面
図、第7図は第6図の開孔状態の説明図、第8図は更に
他の実施例を示す鋳造によって弁部材を成形した場合の
弁機構部の閉孔状態時の平面図、第9図は第8図のA−
A線上の断面図、第10図は従来例を示す弁機構部の切
欠きによる一部の縦断面図である。 (3)・・・弁部材、(4)・・・排圧調整孔、(7)
・・・補助弁部材、(8)・・・流通間隙、(10)・
・・保持手段、(11)・・・凸壁、(12)・・・突
出壁、(13)・・・端縁、(14)・・・傾斜壁第2
図 第4図    第5図 第6図    第7図 第8図    第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両側端部に排気管との連結壁を突設した排気流通
    路の略直角方向に板状弁部材の往復作動路を連通させた
    排気ブレーキ本体のハウジング内に、表面に排圧調整孔
    を貫設した前記弁部材が内装されて往復作動路の上側端
    部に連設したエアーシリンダー装置との隔壁を貫通する
    ピストン桿の先端側に係着せしめ、更に該ピストン桿の
    先端附近に前記弁部材と掛合する補助弁部材を関着させ
    、弁部材による排気流通路の閉路に際して補助弁部材に
    より排圧調整孔を閉じると共にピストン桿の先端部をも
    って弁部材を一方向に押圧せしめ、開路に際して補助弁
    部材により排圧調整孔を開くと共に該補助弁部材が弁部
    材と掛合して他方向に移動するようにしてなる排気ブレ
    ーキ装置において、弁機構部を構成する前記弁部材(3
    )と補助弁部材(7)とが、前記開路時の該補助弁部材
    による排圧調整孔(4)での開孔に伴い相互の対接表面
    に流通間隙(8)を形成する保持手段(10)を有して
    構成したことを特徴とするスライド式排気ブレーキ装置
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載において、前記保持手
    段(10)は弁部材(3)と補助弁部材(7)との対接
    表面の該弁部材側の排圧調整孔(4)附近の幅手両側に
    凸壁(11)から成り、該凸壁部を開孔時の可動に伴い
    補助弁部材(7)側の底壁面に係合するように構成した
    ことを特徴とするスライド式排気ブレーキ装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載において、前記保持手
    段(10)は補助弁部材(7)側の対接表面の略中央部
    に突出壁(12)から成り、該突出壁部を開孔時の可動
    に伴い弁部材(3)側の平坦面に係合するように構成し
    たことを特徴とするスライド式排気ブレーキ装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載において、前記保持手
    段(10)は補助弁部材(7)側の長手両側端部に先端
    方向に傾斜する屈曲端縁(13)から成り、該端縁部を
    弁部材(3)側の幅手左右に設けた前記同方向への傾斜
    壁(14)部に係合して構成したことを特徴とするスラ
    イド式排気ブレーキ装置。
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