JPH0330599Y2 - - Google Patents

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JPH0330599Y2
JPH0330599Y2 JP12630384U JP12630384U JPH0330599Y2 JP H0330599 Y2 JPH0330599 Y2 JP H0330599Y2 JP 12630384 U JP12630384 U JP 12630384U JP 12630384 U JP12630384 U JP 12630384U JP H0330599 Y2 JPH0330599 Y2 JP H0330599Y2
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JP
Japan
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valve member
exhaust
auxiliary valve
piston rod
pressure adjustment
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JP12630384U
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一般にトラツク或いはバス等の大
型車輌において、排気管の途中に連設され、急降
坂時に排気ガスの排出流通路を閉塞して車輌に制
動機能を及ぼすようにしたスライド式排気ブレー
キ装置の、特に補助弁部材の構造の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の排気ブレーキ装置の補助弁部材
の構造としては、第3図、第4図に示すように、
その本体ハウジング内の往復作動路内に内装さ
れ、且つ排圧調整孔14を貫設した板状弁部材1
3に対して、ピストン桿16の先端附近に設けて
なる補助弁部材17を、弁部材13側の表面と摺
擦する板状ライナー19を敷設したブロツク部材
18をもつて、これら相互の重合面に設けた左右
の凹溝18′と凸壁19′とを緩着係合20,20
して構成せしめていた。尚第3図及び第4図にお
いて、15はエヤーシリンダーである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような補助弁部材17としての構造によつ
て、その設計に際し限られた弁部材13の大きさ
及びその円滑な作動に伴うブロツク部材18の小
形化に関連して、狭い緩着係合20,20間の状
態を余儀なくされ、更にこれら相互の緩着係合2
0,20と、弁部材13の高頻度に亘る往復作動
時、特に開路時において生ずるブロツク部材18
の弁部材13への衝撃係合とにより、長期に亘り
相互の緩着係合20,20部に“ガタ”を増大
し、又開閉路時の往復作動に際してライナー19
が前後方向に傾いて摺動面に円弧状の摩耗を生ぜ
しめることとなり、従つて閉路状態における排圧
調整孔14での密合を損い、排気の洩れを誘発し
て制動機能の低下を招く問題を有した。又これら
問題に関連してブロツク部材18及びライナー1
9をそれぞれ一体からなる左右の凹溝18′及び
凸壁19′を含めて精密鋳造による製作を必要と
するため、生産性を阻害することとなつた。
本考案は従来の前記問題を解決するため、補助
弁部材を、その長手方向の両側端部をもつて相互
に係着した板状ライナーと該ライナーの支持体と
から構成し、且つこれら構造による相互の係着部
間を極力広くし、しかも弁部材に係合するブロツ
ク部材の前面に位置してピストン桿の先端附近に
取付ける簡易な構造により、開路時におけるブロ
ツク部材の弁部材への衝撃係合時のおける係着部
分に及ぼす衝撃による疲労とガタの発生とを極力
軽減、防止せしめ、往復作動時のライナーの前後
方向への傾斜摺動の憂いをなくし、長期に亘り閉
路時の排圧調整孔での密合を絶えず確実となして
制動機能を良好に保持し、更にこれら補助弁部材
の製作を容易として生産性を向上できる排気ブレ
ーキ装置を提案することを目的とするものであ
る。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、両側端部に排気管との連結壁を突設
した排気流通路の略直角方向に、弁部材の往復作
動路を連通させた排気ブレーキ本体ハウジング内
に、表面に排圧調整孔を貫設した板状弁部材を内
装し、且つ往復作動路の端部に連設したエヤーシ
リンダーのピストン桿の先端部附近に補助弁部材
を関着して前記弁部材と係合させ、該弁部材によ
る排気流通路の閉路に際して補助弁部材により排
圧調整孔を閉じると共にピストン桿の先端部をも
つて弁部材を押圧せしめ、一方開路に際して補助
弁部材により排圧調整孔を開くと共に該補助弁部
材が弁部材と係合して引き上げるようにしてなる
排気ブレーキ装置において、前記補助弁部材を、
前記ピストン桿の先端附近に設けた弁部材と係合
するブロツク部材の前面に取付けられた支持体
と、その長手方向の両側端部に形成された起立壁
に設けられた凹溝を前記支持体の両端部に係着し
且つ弁部材側の当接面に摺擦密合可能な板状のラ
イナーとから構成したスライド式排気ブレーキ装
置を要旨とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
〔実施例〕
第1図は、本考案のスライド式排気ブレーキ装
置を示す一部切欠き縦断面図、第2図は第1図A
−A線の要部の拡大断面図であり、1は両側端部
に排気管との連結壁1′,1′を突設した排気流通
路2の略直角方向に板状弁部材3の往復作動路を
連通せしめた排気ブレーキ本体ハウジングであ
り、このハウジング1の往復作動路内に内装せし
めた前記弁部材3の表面に排圧調整孔4を貫設
し、且つ往復作動路の端部に連設したエヤーシリ
ンダー5のピストン桿6の先端部附近にブロツク
部材11を設けて前記弁部材3と係合する状態に
構成してあるものである。7は補助弁部材であ
り、前記ピストン桿6側のブロツク部材11の前
面に取付けられた支持体8と、その長手方向の両
側端部に形成された起立壁10,10に設けられ
た凹溝10′,10′を前記支持体8の両端部に係
着して保持されると共に、弁部材3側の当接面に
摺擦密合可能な板状のライナー9とからなるもの
である。
〔作用〕
前記した構造において、弁部材3の閉路に際し
ては補助弁部材7としてのライナー9部分により
排圧調整孔4を密合して閉孔した状態をもつてピ
ストン桿6の先端部で該弁部材を押圧して排気流
通路2を閉路することになり、一方その開路に際
してはライナー9部分により排圧調整孔4を開孔
した状態をもつてブロツク部材11を弁部材3に
係合せしめて引上げることになるもので、このよ
うな作動状態において特に前記補助弁部材7を、
ピストン桿6側に取付けられた支持体8の両端部
に、その長手方向の両側端部の起立壁10,10
に設けた凹溝10′,10′を係着して保持された
ライナー9を、弁部材3側の当接面に摺擦密合可
能に構成し、これら相互の係着部間を限られた弁
部材3の大きさ内において極力広くし、しかも弁
部材3に係合するブロツク部材11の前面に支持
体8を取付けた構造により、衝撃係合時の係着部
分に及ぼす衝撃による疲労と、“ガタ”の発生と
を軽減、防止することができ、従つて往復作動時
のライナー9の摺動を前後方向に傾くことなく、
摺動面全体の安定した接合状態をもつて行うこと
ができるのである。
〔考案の効果〕
前記したように、本考案のスライド式排気ブレ
ーキ装置は、特に補助弁部材7を、その長手方向
の両側端部を前記したように相互に係着した板状
のライナー9と該ライナーの支持体8とをもつ
て、しかも該支持体8をブロツク部材11の前面
に取付けて構成した簡単な構造であるにもかかわ
らず、その往復作動時のライナー9の弁部材3へ
の前記全面安定した状態に関連して閉路時の排圧
調整孔4での密合を絶えず確実として制動機能を
効果的とすることができ、更に補助弁部材7及び
ブロツク部材11のこれら製作を極めて簡易とな
して生産性の向上を図ることができる有用なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すスライド式排
気ブレーキ装置の一部切欠き縦断面図、第2図は
第1図A−A線の要部の拡大断面図、第3図は従
来の同上一部切欠き縦断面図、第4図は第3図B
−B線の拡大断面図である。 3……弁部材、6……ピストン桿、7……補助
弁部材、8……支持体、9……ライナー、10,
10……起立壁、10′,10′……凹溝、11…
…ブロツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側端部に排気管との連結壁を突設した排気流
    通路の略直角方向に、弁部材の往復作動路を連通
    させた排気ブレーキ本体ハウジング内に、表面に
    排圧調整孔を貫設した板状弁部材を内装し、且つ
    往復作動路の端部に連設したエヤーシリンダーの
    ピストン桿の先端部附近に補助弁部材を関着して
    前記弁部材と係合させ、該弁部材による排気流通
    路の閉路に際して補助弁部材により排圧調整孔を
    閉じると共にピストン桿の先端部をもつて弁部材
    を押圧せしめ、一方開路に際して補助弁部材によ
    り排圧調整孔を開くと共に該補助弁部材が弁部材
    と係合して引き上げるようにしてなる排気ブレー
    キ装置において、前記補助弁部材7を、前記ピス
    トン桿6の先端附近に設けた弁部材3とその後面
    で係合するブロツク部材11の前面に取付けられ
    た支持体8と、該支持体の両端部にその長手方向
    の両側端部に形成された起立壁10,10に設け
    られた凹溝10′,10′が係着され、且つ弁部材
    3側の当接面に摺擦密合可能な板状のライナー9
    と、により構成したことを特徴とするスライド式
    排気ブレーキ装置。
JP12630384U 1984-08-20 1984-08-20 スライド式排気ブレ−キ装置 Granted JPS6141841U (ja)

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JP12630384U JPS6141841U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 スライド式排気ブレ−キ装置

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JP12630384U JPS6141841U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 スライド式排気ブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6141841U JPS6141841U (ja) 1986-03-17
JPH0330599Y2 true JPH0330599Y2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=30684983

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12630384U Granted JPS6141841U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 スライド式排気ブレ−キ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517392Y2 (ja) * 1987-09-26 1993-05-11
JP2537577B2 (ja) * 1991-08-05 1996-09-25 ナショナル住宅産業株式会社 外 壁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6141841U (ja) 1986-03-17

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