JPS599061Y2 - スライド式排気ブレ−キ装置 - Google Patents
スライド式排気ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS599061Y2 JPS599061Y2 JP14843379U JP14843379U JPS599061Y2 JP S599061 Y2 JPS599061 Y2 JP S599061Y2 JP 14843379 U JP14843379 U JP 14843379U JP 14843379 U JP14843379 U JP 14843379U JP S599061 Y2 JPS599061 Y2 JP S599061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve member
- piston rod
- flow path
- plate
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般にトラックあるいはバス等の大型車輛の排
気管の途中に連設介在させ、急勾配坂の下降時に該気管
の排気ガス流路を閉塞して車輌の制動効果を増大させる
ための排気ブレーキ装置に関し、先に、同一出願人より
出願した実願昭54−62842号の考案を更に改善し
たものである。
気管の途中に連設介在させ、急勾配坂の下降時に該気管
の排気ガス流路を閉塞して車輌の制動効果を増大させる
ための排気ブレーキ装置に関し、先に、同一出願人より
出願した実願昭54−62842号の考案を更に改善し
たものである。
従来の排気ブレーキ装置にあっては、本体ハウジングに
内装された板状弁部材とこれを駆動するピストン桿との
係合構造は第5図に示すように板状弁部材24の後方係
止粋の前方に延長したピストン桿先端部付近の段付縮径
部28に補助弁部材27をその凹溝係着部26を差し込
んで関着し、弁閉鎖時にはピストン桿先端と弁部材の前
方係止枠24″を係合させて板状弁部材を排気ガス通路
側に送り出し、他方、弁開放時には前記補助弁部材27
と板状弁部材の後方係止枠24′を係合させて板状弁部
材を引き戻していた。
内装された板状弁部材とこれを駆動するピストン桿との
係合構造は第5図に示すように板状弁部材24の後方係
止粋の前方に延長したピストン桿先端部付近の段付縮径
部28に補助弁部材27をその凹溝係着部26を差し込
んで関着し、弁閉鎖時にはピストン桿先端と弁部材の前
方係止枠24″を係合させて板状弁部材を排気ガス通路
側に送り出し、他方、弁開放時には前記補助弁部材27
と板状弁部材の後方係止枠24′を係合させて板状弁部
材を引き戻していた。
本来、補助弁部材2は板状弁部材の開閉に伴って、該板
状弁部材の板体に貫設してある排圧調整孔25を開閉ず
るものであるが、従来の構造では該補助弁部材をして排
圧調整孔の開閉と、板状弁部材との保合を兼用させてな
るため、高頻度にわたる弁部材24の往復駆動と、特に
開路時における補助弁部材27の弁部材後方係止枠24
′への衝撃係合とによって、補助弁部材を関着したピス
トン桿先端付近の機械的強度が早期に劣化し、しばしば
折損あるいは摩耗によるガタを生ぜしめ、制動機能の不
能及び制動力の劣化を余儀なくしていた。
状弁部材の板体に貫設してある排圧調整孔25を開閉ず
るものであるが、従来の構造では該補助弁部材をして排
圧調整孔の開閉と、板状弁部材との保合を兼用させてな
るため、高頻度にわたる弁部材24の往復駆動と、特に
開路時における補助弁部材27の弁部材後方係止枠24
′への衝撃係合とによって、補助弁部材を関着したピス
トン桿先端付近の機械的強度が早期に劣化し、しばしば
折損あるいは摩耗によるガタを生ぜしめ、制動機能の不
能及び制動力の劣化を余儀なくしていた。
本考案はかかる問題を極めて簡易且つ合理的に解決し、
長期使用に耐え得る排気ブレーキ装置の提供を目的とす
るもので、以下、図面について詳述すれば、1は、外壁
に排気管との連結壁部1′,1″を突設し排気ガス流通
路3のほぼ直角方向に弁部材往復路を連通してなる排気
ブレーキ本体としてのハウジング、4は板体表面に排圧
調整孔5を貫設して前記往復路内に内装されている板状
弁部材である。
長期使用に耐え得る排気ブレーキ装置の提供を目的とす
るもので、以下、図面について詳述すれば、1は、外壁
に排気管との連結壁部1′,1″を突設し排気ガス流通
路3のほぼ直角方向に弁部材往復路を連通してなる排気
ブレーキ本体としてのハウジング、4は板体表面に排圧
調整孔5を貫設して前記往復路内に内装されている板状
弁部材である。
往復路の一端に連設・したエアーシリンダ2のピストン
桿6の先端部は該板状弁部材4の後方係止枠4′を越え
て前方に延長し、弁部材前方係止枠4″への押圧先端部
構戒するとともに、該ピストン桿の先端部付近の縮径部
には補助弁部材8がその凹溝係着部7をもって関着して
ある。
桿6の先端部は該板状弁部材4の後方係止枠4′を越え
て前方に延長し、弁部材前方係止枠4″への押圧先端部
構戒するとともに、該ピストン桿の先端部付近の縮径部
には補助弁部材8がその凹溝係着部7をもって関着して
ある。
9はピストン桿の補助弁部材取付位置よりも後方の軸上
に締付けロックナット10等により固定されたカラ一部
材にして、排気ガス開路時に、弁部材の後方係止枠4′
と係合し、ピストン桿の戻り作用に伴って弁部材4を開
路側に引き戻すように構或されている。
に締付けロックナット10等により固定されたカラ一部
材にして、排気ガス開路時に、弁部材の後方係止枠4′
と係合し、ピストン桿の戻り作用に伴って弁部材4を開
路側に引き戻すように構或されている。
11はシリンダー2のピストン戻しばね、12はハウジ
ング1の排気ガス流通路3の外側からその先端を流通路
側に向けて設けた弁部材可動調整ねじ、13はピストン
桿の作動に伴うシリンダーの吸排気孔である。
ング1の排気ガス流通路3の外側からその先端を流通路
側に向けて設けた弁部材可動調整ねじ、13はピストン
桿の作動に伴うシリンダーの吸排気孔である。
また、実線矢印は排気ガスの流れ方向を示す。
以上のように、本考案の排気ブレーキ装置によれば排気
ガス流路路時開路時における板状弁部材の駆動係合が補
助弁部材とは別途にピストン桿に固定したカラ一部材に
よってなされるので、高頻度にわたる弁部材の往復駆動
時の衝撃は該カラ一部材の全面にわたって吸収され、且
つ係合部の力ラ一部材は締付けロックナットにより固く
締付けられた構造であるから該係合部におけるピストン
桿の強度は長期間にわたって維持される。
ガス流路路時開路時における板状弁部材の駆動係合が補
助弁部材とは別途にピストン桿に固定したカラ一部材に
よってなされるので、高頻度にわたる弁部材の往復駆動
時の衝撃は該カラ一部材の全面にわたって吸収され、且
つ係合部の力ラ一部材は締付けロックナットにより固く
締付けられた構造であるから該係合部におけるピストン
桿の強度は長期間にわたって維持される。
また、補助弁部材を関着したピストン桿先端部付近は保
合時の衝撃をうけないので当該先端部付近の折損及び摩
耗によるガタ発生は効果的に防止され、以上の相乗効果
により従来期待し得なかった長期耐用可能な装置を得る
ことができ、極めて有用である。
合時の衝撃をうけないので当該先端部付近の折損及び摩
耗によるガタ発生は効果的に防止され、以上の相乗効果
により従来期待し得なかった長期耐用可能な装置を得る
ことができ、極めて有用である。
第1図は本考案の一実施例に係るスライド式排気ブレー
キ装置の一部切欠平面図、第2図は第1図A−A線断面
図、第3図は第2図B−B線断面図、第4図は第2図C
−C線断面図、第5図は従来実施例に係る同装置の一部
切欠断面図である。 1・・・本体ハウジング、2・・・シリンダー 4・・
・弁部材、5・・・排圧調整孔、6・・・ピストン桿、
8・・・補助弁部材、9・・・カラ一部材、10・・・
締付けロックナット。
キ装置の一部切欠平面図、第2図は第1図A−A線断面
図、第3図は第2図B−B線断面図、第4図は第2図C
−C線断面図、第5図は従来実施例に係る同装置の一部
切欠断面図である。 1・・・本体ハウジング、2・・・シリンダー 4・・
・弁部材、5・・・排圧調整孔、6・・・ピストン桿、
8・・・補助弁部材、9・・・カラ一部材、10・・・
締付けロックナット。
Claims (1)
- 外壁に排気管との連結壁を突設した流通路のほぼ直角方
向に弁部材の往復路を連通してなる排気ブレーキ本体ハ
ウジングと、排圧調整孔を貫設してなり該流通路と往復
路間を移動すべく前記ハウジングに内装された板状弁部
材と、該板状弁部材の後方係止粋の前方に延長させた先
端付近に補助弁部材を有し、板状弁部材を往復駆動させ
るように前記弁部材と係合するシリンダーのピストン桿
とを含み、弁部材の閉路に際して補助弁部材により排圧
調整孔を閉じるとともにピストン桿の先端で弁部材前方
係止枠を押圧して閉路させ、弁部材の開路に際しては前
記排圧調整孔を開き乍ら弁部材を流通路から引き戻すべ
く作動する排気ブレーキ装置において、補助弁部材4の
関着位置よりも後方のピストン桿6軸上に締付けロック
ナット10等によりカラ一部材9を固着し、弁部材の開
路に際し、該カラ一部材9と弁部材4が係合するように
構或したことを特徴とするスライド式排気ブレーキ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14843379U JPS599061Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14843379U JPS599061Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5666042U JPS5666042U (ja) | 1981-06-02 |
JPS599061Y2 true JPS599061Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=29379565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14843379U Expired JPS599061Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599061Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028238U (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-26 | 自動車機器株式会社 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
-
1979
- 1979-10-26 JP JP14843379U patent/JPS599061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5666042U (ja) | 1981-06-02 |
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