JPH0241324Y2 - - Google Patents

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JPH0241324Y2
JPH0241324Y2 JP17679884U JP17679884U JPH0241324Y2 JP H0241324 Y2 JPH0241324 Y2 JP H0241324Y2 JP 17679884 U JP17679884 U JP 17679884U JP 17679884 U JP17679884 U JP 17679884U JP H0241324 Y2 JPH0241324 Y2 JP H0241324Y2
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valve member
exhaust
reciprocating
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exhaust brake
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般にトラツク或いはバス等の大型
車輌において、排気管の途中に連結介在されて、
急降坂時等に排気流通路での排気ガスの流れを閉
塞して、機関側への負荷を増大して車輌に制動機
能を及ぼすようにしたスライド式排気ブレーキ装
置の構造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のスライド式排気ブレーキ装置と
しては、第2図にその縦断面をもつて例示するよ
うに、両側端部を排気管との連結壁部11′,1
1″とする排気流通路12の略直角方向に、板状
の弁部材13の往復作動路14を連通した排気ブ
レーキの本体ハウジング11の該往復作動路の前
記弁部材13を内装し、該弁部材を、往復作動路
14の端部に連設したエアーアクチユエーター装
置15との隔壁部を貫通して突出した該エアーア
クチユエーター装置側のピストン桿16先端部に
係着させて構成していた。尚17は排気流通路1
2の閉路時に、弁部材13の背面と当接係合する
本体ハウジング11側の座面、18は前記弁部材
13に掛合するブロツク部材に係着された補助弁
13′によつて開閉される弁部材13の底壁部に
貫設した排圧調整孔19及び19′は前記隔壁部
に設けたシール部材及び軸受であり、図示の矢印
は排気ガスの流れの方向を示すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の排気ブレーキ
装置にあつては、制動の際の閉路時(第2図)に
おいて、弁部材13に加わる排気ガスの排圧の高
圧化によつて、特に弁部材13の前面側の外周端
部附近と本体ハウジング11側の該部附近に対接
する流通路の周壁面との間隙部Cを通して、往復
作動路14内に排気ガスの侵入を許すこととな
り、排気ガスに含まれる微細なカーボン粒子の附
着或いは排気ガスの直接の熱影響によつてシール
部材19及び軸受19に早期老化、摩耗を招くこ
ととなり、強いては、エアーアクチユエーター装
置15側の内部にまで排気ガスが侵入する結果と
なり、長期耐用を損う問題を有し、同時に、排気
ガスの侵入によつて弁部材13の開閉作動におく
れを招き、総じて制動機能を緩慢とする問題を有
するものであつた。
本考案は、このような従来の問題を効果的に解
決するためになされたもので、弁部材の往復作動
路を特に支切壁によつて区劃して、排気流通路の
閉路時に、前部に位置して該排気流通路の入口側
に連る排気の溜り室を形成し、且つ弁部材を該溜
り室側に設けて該弁部材の背面を、前記支切壁の
流通口の口周座面に当接係合させると共に、一方
その開路に際して、前記溜り室を弁部材の収納室
として構成することにより、閉路時に排気ガスの
往復作動路内への侵入を効果的に阻止して、排気
ガスに含まれる微細なカーボン粒子の附着及び排
気ガスの直接の熱影響によるシール部材及び軸受
に及ぼす老化、摩耗を極度に軽減、防止して長期
耐用を計り、同時にエアーアクチユエーター装置
側の内部にまで及ぼす前記侵入の憂いをなくし、
開閉作動を迅速、円滑に行い、且つ製品として耐
用性を向上した排気ブレーキ装置を提供すること
を目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、特に排気ブレーキの本体ハウジング
における内部の弁部材の往復作動路を支切壁によ
つて区劃して、排気流通路の閉路時に、前部に位
置して該排気流通路の入口側に連る排気の溜り室
を形成し、且つ弁部材を、該溜り室側に設けて該
弁部材の背面を、前記支切壁の流通口の口周座面
に当接係合させると共に、その開路に際して、前
記溜り室を弁部材の収納室として構成したことを
要旨とするものである。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明すれ
ば、第1図は本考案の一実施例を示すスライド式
排気ブレーキ装置の縦断面であり、1は両側端部
を排気管との連結壁部1′,1″として突設した排
気流通路2の略直角方向に、弁部材の往復作動路
4を連通させた排気ブレーキ装置の本体ハウジン
グであり、該本体ハウジングの往復作動路4に板
状の弁部材3を内装し、且つ該弁部材を、往復作
動路4の端部に連設した頂部を外部の圧搾空気の
供給源に通ずるエアーアクチユエーター装置5と
の隔壁部を貫通して突出する該エアーアクチユエ
ーター装置側のピストン桿6の先端部附近に係着
させ、弁部材3による排気流通路2での開閉作動
をピストン桿6の往復動に伴つて行うようにした
ものである。7は前記弁部材3の往復作動路4を
区劃した好ましくは本体ハウジング1と一体から
なる支切壁であつて、排気流通路2の閉路時に、
前部に位置して該排気流通路の入口側に連る排気
の溜り室8を形成するものである。そして弁部材
3を溜り室8側に設けて該弁部材の背面を、前記
支切壁7の流通口の口周座面7′に当接係合する
ように構成すると共に、その開路に際して、前記
溜り室8を弁部材3の収納室9として構成される
ものである。10,10′は前記隔壁部に設けた
シール部材及び軸受である。
尚、本考案は、第2図に示す従来例としての弁
部材に掛合するブロツク部材に係着された補助弁
並びに該補助弁によつて開閉される排圧調整孔を
有する形式の弁部材により構成しても、本考案の
要旨を異にするものでないことは勿論のことであ
る。
〔作用〕
本考案は、このように構成されているため、特
に往復作動路4を区劃した支切壁7、そして該支
切壁によつて排気流通路2の前部に位置して入口
側に連つて形成した溜り室8並びに弁部材3を溜
り室8側に設けて該弁部材の背面を、支切壁7の
流通口の口周座面7′に当接係合して開路時に前
記溜り室8を弁部材3の収納室9とした構造によ
り、制動の際の閉路時(第1図)の状態におい
て、排気ガスを溜り室8に集溜し、同時に前面か
らの該排気ガスの排圧の高圧化に伴つて弁部材3
を口周座面7′に一層密合状に押圧係合せしめる
こととなり、同時に支切壁7により完全に遮断し
た往復作動路4の構造によつて、該往復作動内並
びにエアーアクチユエーター装置5側の内部への
排気ガスの侵入を完全に阻止する結果となるので
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、往復作動路内並
びにエアーアクチユエーター装置側の内部への排
気ガスの侵入を効果的に阻止する結果となるた
め、長期に亘つて排気ガスに含まれる微細なカー
ボン粒子の附着或いは排気ガスの直接の熱影響に
よるシール部材並びに軸受の老化、摩耗等の憂い
がなく、又同時に、これら侵入の阻止によつて開
閉時の開閉作動を迅速、円滑となし、製品の耐用
性を向上することのできた極めて有用なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るスライド式
排気ブレーキ装置の縦断面図、第2図は従来例を
示す同上縦断面図である。 1……本体ハウジング、2……排気流通路、3
……弁部材、4……往復作動路、7……支切壁、
7′……口周座面、8……溜り室、9……収納室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両側端部を排気管との連結壁部として突設し
    た排気流通路の略直角方向に、弁部材の往復作
    動路を連通させた排気ブレーキの本体ハウジン
    グの該往復作動路に板状の弁部材を内装し、且
    つ該弁部材を、前記往復作動路の端部に連設し
    たエアーアクチユエーター装置との隔壁部を貫
    通して突出する該エアーアクチユエーター装置
    側のピストン桿先端部附近に係着させ、弁部材
    による排気流通路での開閉作動をピストン桿の
    往復動に伴つて行うようにした排気ブレーキ装
    置において、前記弁部材3の往復作動路4を支
    切壁7によつて区劃して、排気流通路2の閉路
    時に、前部に位置して該排気流通路の入口側に
    連る排気の溜り室8を形成し、且つ弁部材3を
    該溜り室側に設けて該弁部材の背面を、前記支
    切壁7の流通口の口周座面7′に当接係合させ
    ると共に、その開路に際しては、前記溜り室8
    を弁部材3の収納室9として構成したことを特
    徴とするスライド式排気ブレーキ装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライ
    ド式排気ブレーキ装置において、支切壁7を、
    排気ブレーキの本体ハウジング1と一体に設け
    て区劃構成したことを特徴とするスライド式排
    気ブレーキ装置。
JP17679884U 1984-11-21 1984-11-21 Expired JPH0241324Y2 (ja)

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JPS6192733U JPS6192733U (ja) 1986-06-16
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