JPS599064Y2 - スライド式排気ブレ−キ装置 - Google Patents
スライド式排気ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS599064Y2 JPS599064Y2 JP16080179U JP16080179U JPS599064Y2 JP S599064 Y2 JPS599064 Y2 JP S599064Y2 JP 16080179 U JP16080179 U JP 16080179U JP 16080179 U JP16080179 U JP 16080179U JP S599064 Y2 JPS599064 Y2 JP S599064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve member
- exhaust brake
- brake device
- exhaust
- air cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Valves (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般にトラック或はバス等の大型車輛において
排気管の途中に連設され、急降坂時に排気ガスの排出を
閉塞して車輛に制動効果を付与させるようにした排気ブ
レーキ装置に関するものである。
排気管の途中に連設され、急降坂時に排気ガスの排出を
閉塞して車輛に制動効果を付与させるようにした排気ブ
レーキ装置に関するものである。
従来のこの種スライド式排気ブレーキ装置としては、第
2図、第3図に示す本考案にみるような排出バイパス路
11を全く備えておらず、従って特に流通路2の閉塞に
よる制動時には、排気圧によつて排気ガス(カーボン)
の一部或は弁部材3の往復摺動によって生ずる摩耗金属
粉等がシリンダー5の内部へ侵入するため、これら排気
ガス中のカーボン、塵埃或は摩耗金属粉の附着によって
増々シール部材9及びピストン部材に悪影響を及ぼして
、これら機能の早期劣化を招く原因となった。
2図、第3図に示す本考案にみるような排出バイパス路
11を全く備えておらず、従って特に流通路2の閉塞に
よる制動時には、排気圧によつて排気ガス(カーボン)
の一部或は弁部材3の往復摺動によって生ずる摩耗金属
粉等がシリンダー5の内部へ侵入するため、これら排気
ガス中のカーボン、塵埃或は摩耗金属粉の附着によって
増々シール部材9及びピストン部材に悪影響を及ぼして
、これら機能の早期劣化を招く原因となった。
本考案はこのような従来の欠点を除去したもので、流通
路の閉塞状態において生ずる排気ガス或は弁部材の往復
摺動によって生ずる摩耗金属粉等がシリンダー内部へ侵
入するのを効果的に防止してシール部材及びピストン部
材の保護を計ると共にこれら附着による機能の劣化をみ
ることなく、長期耐用を計るようにしたものである。
路の閉塞状態において生ずる排気ガス或は弁部材の往復
摺動によって生ずる摩耗金属粉等がシリンダー内部へ侵
入するのを効果的に防止してシール部材及びピストン部
材の保護を計ると共にこれら附着による機能の劣化をみ
ることなく、長期耐用を計るようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本考案排気ブレーキ装置の一実施例を示す平面
図、第2図は第1図の縦断平面図、第3図は第1図の縦
断側面図である。
図、第2図は第1図の縦断平面図、第3図は第1図の縦
断側面図である。
図において、1は外壁に排気管との連結壁部1/, l
//を突設した流通路2のほぼ直角に板状弁部材3の往
復路を連通せしめた排気ブレーキ本体のハウジングで、
このハウジング1の端部には隔壁4を介してエヤーシリ
ンダー5が連設され、エヤーシリンダー5のピストン桿
6が前記隔壁4を貫通して、その先端附近に前記弁部材
3を係着せしめたものである。
//を突設した流通路2のほぼ直角に板状弁部材3の往
復路を連通せしめた排気ブレーキ本体のハウジングで、
このハウジング1の端部には隔壁4を介してエヤーシリ
ンダー5が連設され、エヤーシリンダー5のピストン桿
6が前記隔壁4を貫通して、その先端附近に前記弁部材
3を係着せしめたものである。
7はエヤーシリンダー5の外側頂部に連結した急速吸排
気弁装置、8及び9はピストン桿6が貫通する隔壁4と
エヤーシリンダー5の底壁部とにそれぞれ設けたプッシ
ュ及びシール部材である。
気弁装置、8及び9はピストン桿6が貫通する隔壁4と
エヤーシリンダー5の底壁部とにそれぞれ設けたプッシ
ュ及びシール部材である。
10はエヤーシリンダー5内のコイルスプリング、11
はプッシュ8とシール部材9との間で、弁部材3の背後
側の流通路2内に通ずるように設けた排出バイパス路で
ある。
はプッシュ8とシール部材9との間で、弁部材3の背後
側の流通路2内に通ずるように設けた排出バイパス路で
ある。
このバイパス路11を設けることで、特に流通路2の閉
塞による制動時に発生する排気圧に乗じて、排気ガスの
一部或は弁部材3の往復摺動によって生ずる摩耗金属粉
がシリンダー5の内部へ侵入するのを弁部材3背後側の
流通路2内へ排出せしめるようにしたもので゛ある。
塞による制動時に発生する排気圧に乗じて、排気ガスの
一部或は弁部材3の往復摺動によって生ずる摩耗金属粉
がシリンダー5の内部へ侵入するのを弁部材3背後側の
流通路2内へ排出せしめるようにしたもので゛ある。
なお、実線による矢印は排気ガスの流れの方向を示し、
また2点鎖線による矢印は前記排出バイパス路11での
流れの方向をそれぞれ示すものである。
また2点鎖線による矢印は前記排出バイパス路11での
流れの方向をそれぞれ示すものである。
このように、ピストン桿6が貫通する隔壁4若くはエヤ
ーシリンダー5の底壁部に設けたプッシュ8とシール部
材9との間に、弁部材3背後側の流通路2内へ通ずる排
出バイパス路11を設けたから、流通路2の閉塞による
制動時に生ずる排気圧に乗じた排気ガス(カーボン)或
は弁部材3の往復摺動によって発生する摩耗金属粉を効
果的に前記排出バイパス路11により排出せしめること
ができる。
ーシリンダー5の底壁部に設けたプッシュ8とシール部
材9との間に、弁部材3背後側の流通路2内へ通ずる排
出バイパス路11を設けたから、流通路2の閉塞による
制動時に生ずる排気圧に乗じた排気ガス(カーボン)或
は弁部材3の往復摺動によって発生する摩耗金属粉を効
果的に前記排出バイパス路11により排出せしめること
ができる。
従ってシール部材9及びピストン部材を充分に保護せし
めることができる。
めることができる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば排気ブレー
キ装置の機能の劣化をみることなく長期耐用し得る極め
て効果あるものである。
キ装置の機能の劣化をみることなく長期耐用し得る極め
て効果あるものである。
第1図は本考案スライド式排気ブレーキ装置の一実施例
を示す平面図、第2図は第1図の縦断平面図、第3図は
第1図の縦断側面図である。 2・・・流通路、3・・・弁部材、4・・・隔壁、5・
・・エヤーシリンダー、6・・・ピストン桿、8・・・
プッシュ、9・・・シール部材、11・・・排出バイパ
ス路。
を示す平面図、第2図は第1図の縦断平面図、第3図は
第1図の縦断側面図である。 2・・・流通路、3・・・弁部材、4・・・隔壁、5・
・・エヤーシリンダー、6・・・ピストン桿、8・・・
プッシュ、9・・・シール部材、11・・・排出バイパ
ス路。
Claims (1)
- 外壁に排気管との連結壁部を突設した流通路のほぼ直角
方向に弁部材の往復路を直通させた排気ブレーキ本体の
ハウジング内に、板状の弁部材が内装され、且つその弁
部材は往復路の端部に連設したエヤーシリンダーとの隔
壁若くは底壁を貫通するピストン桿の先端部附近に係着
され、弁部材の流通路に対する開閉をピストン桿の上下
昇降に運動して行なわしめる排気ブレーキ装置において
、前記ピストン桿の貫通する隔壁若しくはエヤーシリン
ダーの底壁部に設けたプッシュとシール部材との間に、
弁部材背後側の流通路内に通ずる排出バイパス路を設け
たことを特徴とするスライド式排気ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16080179U JPS599064Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16080179U JPS599064Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5677621U JPS5677621U (ja) | 1981-06-24 |
JPS599064Y2 true JPS599064Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=29671932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16080179U Expired JPS599064Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | スライド式排気ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599064Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-20 JP JP16080179U patent/JPS599064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5677621U (ja) | 1981-06-24 |
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