JPS6018605Y2 - 自動車の排気ブレ−キ用バルブ装置 - Google Patents

自動車の排気ブレ−キ用バルブ装置

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Publication number
JPS6018605Y2
JPS6018605Y2 JP2104179U JP2104179U JPS6018605Y2 JP S6018605 Y2 JPS6018605 Y2 JP S6018605Y2 JP 2104179 U JP2104179 U JP 2104179U JP 2104179 U JP2104179 U JP 2104179U JP S6018605 Y2 JPS6018605 Y2 JP S6018605Y2
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JP
Japan
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valve body
valve
exhaust
exhaust passage
exhaust brake
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Application number
JP2104179U
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English (en)
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JPS55121936U (ja
Inventor
雅明 北
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は内燃機関、特に大型自動車用ディーゼルエンジン
等に対する自動車の排気ブレーキバルブ装置に関するも
のである。
近年、ディーゼルエンジンを塔載した大型トラック類等
においては、制動力を向上する目的で、エンジンの排気
管路中に設けたバルブを閉じ、一種のエンジンブレーキ
として使用するようになってきた。
この場合、排気ブレーキとして使用するバルブは、70
0℃、6kg/Crlに及ぶ苛酷な条件に耐えなければ
ならない。
この条件に適するバルブとして、従来、第1図に縦来背
面図で示したスライド式バルブ1がある。
バルブ1は円盤状の弁体2を内蔵した弁筺3にエアシリ
ンダ4を接続してあり、エアシリンダ4内に設けたピス
トン5を、ポート6から供給する空気圧により正進させ
ることによって前進させると、排気管路に接続した排気
通路7をしゃ断する位置まで弁体2が前進する構造とな
っている。
一方、排気通路7を開放して排気ブレーキを解除する際
は、エアシリンダ4に供給した空気圧を排出することに
よって、戻しばね8の放勢力で弁体2を排気通路7から
はずれた位置(図示の位置)まで後退させるようになっ
ている。
前記弁体2は排気流に直交する平担な面に正面形状を形
成した円盤状の物体であり、排気通路7を閉じた状態で
は、排気ガスの圧力を最大に受けることになるため、エ
アシリンダ4内の空気圧を排除した際に、それまで蓄勢
されていた戻しばね8の放勢力だけではスムーズ移動で
きないことがあった。
本案は前記のような観点に基き、弁体開放時における弁
体動作を、戻しばねの容量を増加することなく可能にし
た自動車の排気ブレーキ用バルブ装置を提供するもので
、弁体の正面を傾斜面に形威し、排気ガス圧の分力を利
用できるようにして目的の達成を図ったものである。
つぎに、図面を参照しながら本案の実施例を説明すると
、第2図に水平断面図で示したように、本実施例のバル
ブ9は弁体10を内蔵した弁筺11とエアシリンダ12
とからなる。
弁体10は排気通路13をしゃ断する位置に進出自在と
し、断面を内側空間の略直角三角形とした薄板製の枠形
を呈し、排気ガス流に対し傾斜した傾斜面に正面10a
を形威し、その傾斜の向きを、排気通路13を開く方向
に移動する際、排気ガスの圧力(6kg/cJ)の分力
が開放が容易にする向きとしである。
弁体10はロッド14を介してエアシリンダ12内のピ
ストン15に結合してあり、ポート16から空気圧を供
給することによって排気通路13を閉じる方向に移動し
、供給した空気圧を排出すると、戻しばね17の放勢で
排気通路13を開く方向に移動する弁体である。
本案は前記のように構成したから、排気管路(図示しな
い)に設け、他機構との連動において、ポート16から
空気圧を供給すると、ピストン15は空気圧を受けで戻
しばね17を蓄勢し、排気通路13銭閉じる位置に進出
し、排気ガスの大気側への排出を制限することになり、
エンジンのピストンの動きに抵抗を与え、一種のエンジ
ンブレーキとしての効果を生じるようになる。
排気ブレーキを解除するにはさきにポート16から供給
した空気圧を排除すると、弁体10はその正面10aに
高い排気ガスの圧力を受けているので、排気ガスの圧力
の分力と、戻しばね17の放勢とによって瞬時に後退し
、排気通路13を開放する。
以上の説明から明らかなように、本案装置は排気通路を
弁体が開放する際、戻しばねの放勢による押圧力に加え
弁体に作用している排気ガス圧力の分圧による押圧力で
、弁体を瞬時に移動でき、排気ブレーキの瞬時解除を妨
げる要因を解消できるばかりでなく、開弁用戻しばねの
大形化を排除し、従来のアクチュエータによって開弁動
作を円滑かつ瞬時になし得、排気ブレーキ解除時の車輌
の加速応答性を著しく向上し、脈動の多い高温の排気ガ
ス流に対しても作動が円滑で耐久性に秀れるなどの優れ
た利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライド式排気ブレーキ用バルブを示す
縦断背面図、第2図は本案装置の実施例を示す水平断面
図である。 9・・・・・・本案装置、10・・・・・・弁体、10
a・・・・・・正面、11・・・・・・弁筺、12・・
・・・・エアシリンダ、13・・・・・・排気通路、1
5・・・・・ピストン、16・・・・・・ポート、17
・・・・・・戻しばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気通路をしゃ断するよう進出自在とした薄板製弁体を
    弁筺内に設け、排気ガスの圧力の分力を前記弁体の開方
    向に作用させる傾斜面に前記弁体の正面を形成し、前記
    排気通路と直交状のエアシリンダ内のピストンにロッド
    を介して前記弁体を連結し、前記弁体を開方向に付勢す
    る戻しばねを前記エアシリンダ内に配設したことを特徴
    とする自動車の排気ブレーキ用バルブ装置。
JP2104179U 1979-02-22 1979-02-22 自動車の排気ブレ−キ用バルブ装置 Expired JPS6018605Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55121936U JPS55121936U (ja) 1980-08-29
JPS6018605Y2 true JPS6018605Y2 (ja) 1985-06-05

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