JPS5842206Y2 - 車両用倍力装置のエアクリ−ナ - Google Patents

車両用倍力装置のエアクリ−ナ

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JPS5842206Y2
JPS5842206Y2 JP10581779U JP10581779U JPS5842206Y2 JP S5842206 Y2 JPS5842206 Y2 JP S5842206Y2 JP 10581779 U JP10581779 U JP 10581779U JP 10581779 U JP10581779 U JP 10581779U JP S5842206 Y2 JPS5842206 Y2 JP S5842206Y2
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booster
cover
air
plate
air cleaner
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JP10581779U
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JPS5622153U (ja
Inventor
宏 笠原
Original Assignee
日信工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日信工業株式会社 filed Critical 日信工業株式会社
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Priority to US06/166,379 priority patent/US4419923A/en
Priority to GB8023483A priority patent/GB2060099B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用倍力装置のエアクリーナに関するもので
ある。
空気圧の差によってブースタプレートを作動させて増圧
力を生じせしめる所謂エア式ブースタにおいては使用さ
れた圧縮空気等を排出するため排気口にエアクリーナを
設け、装置内に塵芥、水等の侵入することを防止してい
る。
しかし、従来のエアクリーナは第4図にその一例を示す
如く、コネクタ71の上端に排気孔72を形成した鍔7
3を設げ、鍔73にキャップ状カバー74の開口縁を折
曲して固着し、該カバー74内にフィルタ15を設けた
ような構造からなっているため排気孔が泥等で塞がれ易
く、特に大型車両の場合は、ブースタ本体が車体の下部
にむき出し状態で取り付けられる為前輪によりまき上げ
られる水、ちり等が排出孔72より侵入し、フィルタ7
5の目づまりを起こしやすく、制動解除時等において、
ブースタシリンダ内の圧縮空気が放出できず、ブースタ
の不作動によりクラッチ操作が行えず又はブレーキペダ
ル踏力が軽減できなくなり制動距離が延びる等安全性に
欠けるという欠点があった。
そこで本考案は、上記の点に鑑み、コネクタの中間部外
周に周リブを形成するとともに該リブ上部と連続するコ
イ・フタ外周に環状溝を形成し、一方力バーの周壁に母
線方向に凹凸状を形成し、コネクタにカバーを被せて、
凹状部間口端をかしめてコネクタの環状溝にカバーを係
止し、又このかしめにより開口端の凹状部と凸状部との
連続部局壁に切裂隙間を形成して該隙間より排気を行わ
せ、かつ曲状部開口端をコイ・フタの周リブに当接せし
めたことを特徴とし、エアクリーナの排気通路の距離を
長<シ、かつ周リブによって排気間隙を側方に位置せし
める等によって上記の欠点を解消したものである。
以下本考案を第1図乃至第3図に示す一実施例により説
明する。
1はブースタボディで、プレート2、ブースタシェル3
、リレーバルブボディ4が鋳造によリ一体形成されてお
り、別体に形成された出力シリンダボディ5がプレート
2の中心部にボルト6で固設され、その反対側にブース
タシェル3を延設し、その内周にプレート2より連続し
て延びるブースタシリンダTを形成し、前記中心部より
半径方向外側であって出力シリンダボディ5の取付側の
プレート2にリレーバルブボディ4が一体に設けられて
いる。
8はブースタシェル3の開口部を塞ぐエンドプレートで
、4本のボルト9によって該シェル3に固定される。
10はブースタシリンダ7内に摺動可能に設けられたブ
ースタプレートで、該プレート10によってノ゛−スタ
シリンダ7内を2分し、エンドプレート8側に作動室1
1を、プレート2側に大気室12を夫々形成する。
13は両室11゜12を気密に分離するためにブースタ
プレート10の外周に設げられたシール、14はブース
タプレート10が円滑に作動するためにブースタシリン
ダ7内に潤滑油を補給する油補給孔で、エンドプレート
8に形成され、通常はボルト15によって気密に塞がれ
ている。
16はプレート2とブースタプレート10間に設けられ
たブースタスプリングで、ブースタプレート10をエン
ドプレート8に当接せしめている。
17はブースタ用ブツシュロッドで、基端はブースタプ
レート10の中央部は取付けられ、先端はプレート2内
に設げられたオイルシール18に摺動可能に貫通してい
る。
19は出力シリンダボディ5の出力シリンダ20内に摺
動可能に設けられた出力ビストンで、−但1面には出力
シリンダ20内に臨んでいるブースタ用ブツシュロッド
17の先端が当接し、他側面には出力プッシュロッド2
1の一端が当接している。
22はプレート2に形成した液圧導入口で、該導入口2
2から取入れられたマスクシリンダ(図示せず)の液圧
はオイルシール18と出力ビストン19によって形成さ
れる液圧室23に導入され、出力ビストン19に作用す
るとともにプレート2内にて液圧室23に通じる液路2
4と分岐する液通路25を介してリレーバルブボディ4
のリレーシリンダ26内に導入される。
27は該シリンダ26のポート26′に設けたブリュー
ダである。
28はリレーシリンダ26内に摺動可能に設けられたリ
レーピストン、29は4本のボルト30によりリレーバ
ルブボディ4に固着されたケーシング、31はケーシン
グ29に螺着固定されたエンドプラグで、ケーシング2
9内に圧縮空気を透り込めるように、エアタンク(図示
せず)に連通ずる配管が接続される。
32はポペットバルブでエンドプラグ31と該バルブ3
2間に設けられたポペットバルブスプリング33により
、ケーシング29内に形成された弁座34に圧接してい
る。
35はダイヤフラムで、ケーシング29をリレーバルブ
ボディ4に固着する際にその外周を該ボディ4とケーシ
ング29との間に挾んで固定する。
36はケーシング29、ポペットバルブ32及びダイヤ
フラム35とによって囲まれたコントロール室で、リレ
ーシリンダ26と同軸に設けられている。
37はリレーバルブボディ4、ピストン28及びダイヤ
フラム35とによって囲まれた大気室で、ブースタシリ
ンダI内の大気室12と連通している。
38はダイヤフラム35の中心部にリテーナ39を介し
てナツト40により固設されたバルブステムで、大気室
37側の端部はリレーピストン28にリテーナ39とゲ
ージング29間に設けられたダイヤフラムスプリンタ4
1によって当接し、コントロール室36側の端部より大
気室37と連通ずるエア通路42を形成され、リレーピ
ストン28に液圧が作用しないとぎは、コントロール室
36側の端部の弁座43はポペットバルブ32から離れ
、コントロール室36と大気室3γとは連通し、リレー
ピストン28に液圧が加わると該ピストン28はダイヤ
フラムスプリング41に抗して押進み、バルブステム3
8の弁座43をポペットバルブ32に当接し、エア通路
42を閉じ、更にポペットバルブ32は弁座43によっ
て押され、該バルブ32はケーシング29の弁座34か
ら離れ、圧縮空気はコントロール室36に導入される。
44はブースタシェル3に一体に形成された圧縮空気導
通路で、その一端は折曲44′にブースタシリンダ7の
作動室11と連通し、他方はケーシング29に形成した
連絡エア通路(図示せず)と連通し、作動室11とコン
トローノン危36とを連通している。
45は大気室37の排気口46に設けた本考案に係るエ
アノリーナで、コネクタ47、フィルタ48、ストッパ
49、キャップ状カバー50からなっている。
コネクタ47は排気口46に螺合させるもので、排気口
46と連通ずる通気孔51を有し、中間部外周には周リ
ブ52を形成し、かつ該リブ52の上部と連続する外周
に環状溝53を形成する。
そして通気孔51の上部にはフィルタ48を装着し、ス
トッパ49で止めている。
キャップ状カバー50は七〇周壁な母線方向に凹凸状に
形成したもので、該カバー50をコネクタ47に被せて
周壁の凹状部54の開口端55をかしめてコイ・フタ4
7の環状溝53に係止せしめ、凹状部54と凸状部56
の開口端連続部局壁にかしめによって切裂かれて形成さ
れた隙間57を形成し、かつ凸状部56の開口端58を
コネクタ47の周リブ52に当接せしめたものである。
上記装置の作動について述べると、マスクシリンダ(図
示せず)からの液は、液圧導入口22から取入れられ、
液圧室23に導入されて、出力ビストン19に液圧を加
えるとともに、その一部は分岐して液通路25を介して
リレーシリンダ26内に導入され、リレーピストン28
に液圧を加える。
リレーピストン28に液圧が加わると、該ピストン28
がリレーシリンダ26内を前進し、バルブステム38を
押動し、該ステム38の弁座43をポペットバルブ32
に当接せしめ、コントロール室36と大気室37との連
通な遮断する。
そしてリレーピストン28が更に前進すると、バルブス
テム38の弁座43によってポペットバルブ32はポペ
ットバルブスプリング33に抗して押され、弁座34か
ら離れる。
これによって圧縮空気はコントロール室36に導入され
、ケーシング29の連絡エア通路からブースタシェル3
に一体に設けた圧縮空気導通路44を介して、作動室1
1内に導入される。
この作動室11内に導入された圧縮空気によってブース
タプレート10は前進し、ブースタシェル30大気室1
20大気は該プレート10の前進に応じて、リレーバル
ブボディ4の大気室37、排気口46を介してエアクリ
ーナ45のコネクタ4γの通気孔51より、フィルタ4
8を通り、コイ・フタ47の周壁とキャップ状カバー5
0の凸状部56とによって形成される通気路を介し、隙
間57より排気される。
ブースタプレート10の前進によって生じた増圧力はブ
ツシュロッド17を介して、出力シリンダ20内のピス
トン19を押圧することにより、出力ビストン19はブ
ースタプレート10による押圧力と液圧室23より直接
加わる押圧力によってシリンダ20内を前進し、ブツシ
ュロッド21を押動して、クラッチ板(図示せず)等を
作動する。
マスクシリンダからの液圧がなくなると、液圧室23及
びリレーシリンダ26の液圧がなくなる。
従ってダイヤフラムスプリング41によってバルブステ
ム38はリレーピストン28を押動しながら復帰し、ポ
ペットバルブ32はポペットバルブスプリング33によ
って弁座34に当接してコントロール室36への圧縮空
気の導入を遮断する。
一方バルブステム38の弁座43はポペットバルブ32
から離れ、コントロール室36と大気室37はエア通路
42を介して連通し、圧力室9の圧縮空気は圧縮空気導
通路44よりコントロール室36、エア通路42を介し
て大気室37に流れ、エアクリーナのコネクタ47の通
気孔51を通り、フィルタ48より、キャップ状カバー
50の凸状部56とコイ・フタ47とによって形成され
る通気路を介して隙間57から排気され、ブースタプレ
ート10はブースタスプリング16によりエンドプレー
ト8に当接する位置迄復帰し、出力ビストン21への押
圧力はなくなり、クラッチ板等への作動はなくなる。
尚本考案のエアクリーナはエア式の倍力装置であれば、
前記実施例以外のものにも用いることができることは勿
論である。
本考案のエアクリーナは以上のように構成されているか
ら、コネクタの周壁とカバーの凸状部によって形成され
た通気路の距離を長く形成することができ、外部からの
特に泥等の侵入を防止し、又カバーの開口端は周リブに
よって塞がれており、排気用の隙間はカバーなコネクタ
にかしめによって係止する際に形成される横方向に開い
た隙間を利用したから、はね上げ等による下方からの水
や泥の侵入を防ぐことができ、更にカバーはコネクタに
対し母線方向には係止されているが、周方向には比較的
自由であるから、車両の振動等によってカバーが回り、
隙間に付着する泥等を落し、その通気性を良好に保つこ
とができる等実用上極めて優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を小すもので、第
1図は倍力装置全体の断面正面図、第2図はキャップ状
カバーの斜視図、第3図は同じ(かしめた状態を示す一
部切欠斜視図、第4図は従来のエアクリーナの一例を示
す断面正面図である。 10はブースタプレート、45はエアクリーナ、46は
排気口、47はう坏りタ、50はキャップ状カバー、5
1は通気孔、52は周リブ、53は環状溝、54は凹状
部、55はその開口端、56は凸状部、58はその開口
端、5Tは隙間である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧の差によってブースタプレートを作動させて増圧
    力を生じせしめる倍力装置の排気口に設けたエアクリー
    ナにおいて、該排気口と連通ずる通気孔を形成したコネ
    クタの中間部外周に周リプを形成するとともに該リブ上
    部と連続するコネクタ外周に環状溝を形成し、一方キャ
    ップ状力バーの周壁を母線方向に凹凸状に形成し、該カ
    バーを前記コイ・フタに被せて該カバー周壁の凹状部開
    口端會かしめて前記環状溝に係止せしめ、カバー開口端
    の凹状部と凸状部の連続部局壁に切裂隙間を形成し、か
    つ曲状部開口端をコイフタの周リブに当接せしめたこと
    を特徴とする車両用倍力装置のエアクリーナ。
JP10581779U 1979-07-17 1979-07-31 車両用倍力装置のエアクリ−ナ Expired JPS5842206Y2 (ja)

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JP10581779U JPS5842206Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 車両用倍力装置のエアクリ−ナ
US06/166,379 US4419923A (en) 1979-07-17 1980-07-07 Toggle assembly for vehicles or cars
GB8023483A GB2060099B (en) 1979-07-17 1980-07-17 Pneumatic booster assembly for vehicles

Applications Claiming Priority (1)

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JP10581779U JPS5842206Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 車両用倍力装置のエアクリ−ナ

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JPS5622153U JPS5622153U (ja) 1981-02-27
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JP10581779U Expired JPS5842206Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-31 車両用倍力装置のエアクリ−ナ

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