JP2511649B2 - スライド式排気ブレ−キ装置 - Google Patents

スライド式排気ブレ−キ装置

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JP2511649B2
JP2511649B2 JP61075047A JP7504786A JP2511649B2 JP 2511649 B2 JP2511649 B2 JP 2511649B2 JP 61075047 A JP61075047 A JP 61075047A JP 7504786 A JP7504786 A JP 7504786A JP 2511649 B2 JP2511649 B2 JP 2511649B2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般にトラツク或いはバス等の大型車輌に
おいて、排気管の途中に介在連結して急降坂時に排気ガ
スの流通路を閉塞して、車輛に制動機能を及ぼすように
したスライド式排気ブレーキ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の排気ブレーキ装置としては、第4図に
その要部を一部切欠きによる断面で示すように、内部の
排気流通路(22)の略直角方向に板状弁部材(24)の往
復路(23)を連通した排気ブレーキ装置の本体ハウジン
グ(21)の該往復路に、正面の底部に背後の流通路側に
貫通する長孔からなる排圧調整孔(25)を有する前記弁
部材(24)を、その正面に架設した上段の掛支溝壁(2
4′)をもつてアクチユエータ装置(図示せず)側の突
出したピストン桿(26)の先端部附近に遊緩状に係着せ
しめると共に、該ピストン桿の先端部で中段の受圧壁
(24″)部を押圧するように構成し、更に掛支溝壁(2
4′)と受圧壁(24″)との間に位置して、弁部材(2
4)の開路時に掛支溝壁(24′)に係合するピストン桿
(26)側に設けた誘導壁(27)部に補助弁部材(28)を
敷設して構成せしめ、弁部材(24)による排気流通路
(22)の閉路時に、前記中段の受圧壁(24″)への押圧
に伴う補助弁部材(28)の弁部材(24)表面上での摺動
によつて排圧調整孔(25)を閉じ、また、開路時に、該
開路に先がけてピストン桿(26)の移動に伴う掛支溝壁
(24′)への係合に追従して摺動して排圧調整孔(25)
を開き、前部に集溜する排気ガスの一部を該調整孔を通
して背後の流通路側に逃がし、弁部材(24)に加わる排
圧を下げるように構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記従来の排気ブレーキ装置にあつて
は、弁部材(24)の正面の底部に貫設する長孔からなる
排圧調整孔(25)の構造により、弁部材(24)自体に機
械的強度の劣化を招き、更に使用時の高頻度に亘つて繰
返される弁部材(24)の開閉作動によつて、該弁部材の
排圧調整孔(25)附近の表面と補助弁部材(28)との摺
擦面に擦れ傷及び摩耗を生ぜしめることとなり、長期に
亘つて相互の密合を損つて制動機能の低下を余儀なくさ
れる問題を有するものであつた。
本発明は、従来の前記問題を極めて効果的に解決する
ため、排圧調整孔路を本体ハウジング側の弁部材の往復
路の底壁部に、該底壁部から弁部材の排気流通路での閉
路位置より背後の流通路側に通じて設け、更に前記底壁
部側の孔周部にバネにより開孔路方向に付勢された補助
弁部材を配置せしめて構成することにより、または、前
記排圧調整孔路の底壁部側の孔周部に、該孔周部附近の
段付き壁部に設けたバネにより上方に付勢された弁体と
別途バネによつて連着された補助弁部材を配置して二重
の弁構造として該弁構造全体を開孔路方向に付勢せしめ
ると共に、弁体を貫通して下側の補助弁部材の上部に通
ずる通気孔を設けて構成することにより、排圧調整孔路
の位置並びに構造と、押圧及びバネの反撥力による補助
弁部材或いは補助弁部材と弁体の軸芯方向への開閉機構
方式とによつて、弁部材自体への十分な機械的強度を有
する状態で、しかも排圧調整孔路の前記孔周部附近での
補助弁部材との傷及び摩耗発生の憂いをなくし、長期に
亘つて補助弁部材による密合を良好に保持して制動機能
を確実に発揮せしめ、更に閉路時のピストン桿による直
接補助弁部材或いは弁体に連着してなる補助弁部材への
押圧に緩衝機能を有して行わしめることにより、衝撃力
を吸収して早期摩耗、破損及び衝撃音の発生等を軽減す
ることのできる排気ブレーキ装置を提案することを目的
とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、左右の両側端部に排気管との連結壁を有す
る内部の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通し
て板状弁部材の往復路を設けた排気ブレーキ装置の本体
ハウジングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁
部材を本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアク
チユエータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピスト
ン桿の先端部附近に遊緩状に係着せしめ、弁部材による
排気流通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往
復動によつて行わしめるように構成した排気ブレーキ装
置において、前記本体ハウジングの排気流通路に連通す
る弁部材の往復路の底壁部に、該底壁部から弁部材の排
気流通路での閉路位置より背後の流通路側に通ずる排圧
調整孔路を設け、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部に
バネにより開孔路方向に付勢された補助弁部材を配置せ
しめ、前記排気流通路の閉路時に、該閉路作動に追従し
てピストン桿の先端部で補助弁部材を押圧して排圧調整
孔路を閉じると共に、弁部材により排気流通路を閉路せ
しめ、また、開路時には該開路作動に先がけて押圧状態
を解放するピストン桿の上方への移動に伴うバネの反撥
力により、排圧調整孔路を開くと共に、弁部材によって
排気流通路を開路せしめるように構成したスライド式排
気ブレーキ装置または、前記排圧調整孔路を設けた排気
ブレーキ装置において、更に該調整孔路のその底壁部側
の孔周部に、該孔周部附近の段付き壁部に設けたバネに
より上方に付勢された弁体に別途バネによつて連着され
た補助弁部材を配置して二重の弁構造として該弁構造全
体を開孔路方向に付勢せしめると共に、弁体を貫通して
下側の補助弁部材の上部に通ずる通気孔を設け、前記排
気流通路の閉路時に、該閉路作動に追従してピストン桿
の先端部で弁体を押圧することにより、前記段付き壁部
の頂部側の孔周部を閉孔すると共に、補助弁部材によつ
て排圧調整孔路を閉じて弁部材により排気流通路を閉路
せしめ、また、開路時には該開路作動に先がけて押圧状
態を解放するピストン桿の上方への移動に伴うバネの反
撥力により、弁体に前記孔周部での開孔につれて補助弁
部材により排圧調整孔路を開くと共に、弁部材によって
排気流通路を開路するように構成したスライド式排気ブ
レーキ装置をそれぞれ要旨とするものであり、更に前記
ピストン桿を、該ピストン桿の先端部側にバネを設けて
補助弁部材への押圧時の緩衝機能を有して構成するもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本発明のスライド式排気ブレーキ装置の一部切
欠き断面図、第2図は他の実施例を示す要部附近の拡大
による一部切欠き断面図、第3図は更に他の実施例の同
上第2図相当図であつて、(A)は本発明の要部であ
り、(1)は左右の両側端部に排気管(図示せず)との
連結壁(1′、1″)を有する内部の排気流通路(2)
の略直角方向に、該流通路に連通して板状弁部材(4)
の往復路(3)を設けた排気ブレーキ装置の本体ハウジ
ングであり、往復路(3)に前記弁部材(4)を内装
し、且つ該弁部材を本体ハウジング(1)側の往復路
(3)の端部に連設したアクチユエータ装置(9)側の
底部隔壁を貫通して突出したピストン桿(6)の先端部
附近に遊緩状に係着せしめ、該アクチユエータ装置に供
給される外部タンクからの圧縮気体によって弁部材
(4)による排気流通路(2)での開閉作動をピストン
桿(6)の上下方向への往復動によつて完全開閉作動型
として行わしめるのである。
なお、前記弁部材(4)とピストン桿(6)との係着
手段としては、弁部材(4)の正面に架設した上段及び
中段の掛支溝壁(4′、4″)を貫通してピストン桿
(6)を遊緩状に係着せしめ、該掛支溝壁間に位置して
該ピストン桿側に設けた誘導壁(7)と係合するように
構成されている。(5)は本体ハウジング(1)の排気
流通路(2)に連通する往復路(3)の底壁部に該底壁
部から弁部材(4)の排気流通路(2)での閉路位置よ
り背後の流通路側に通じて設けた排圧調整孔路である。
(8)は排圧調整孔路(5)の底壁部側の孔周部に配置
されたバネ(S)(第1図参照)により開孔路方向に付
勢された補助弁部材であつて、弁部材(4)による排気
流通路(2)での閉路時に、該閉路作動に追従してピス
トン桿(6)の先端部で補助弁部材(8)を押圧して排
圧調整孔路(5)を閉じ、また、開路時には該開路作動
に先がけて押圧状態を解放するピストン桿(6)の上方
への移動に伴うバネ(S)の反撥力により排圧調整孔路
(5)を開いて、弁部材(4)の前部に集溜する排気ガ
スの一部を該排圧調整孔路を通して背後の流通路側に逃
がして弁部材(4)に加わる排圧を下げて該弁部材の前
部と後部とでの排圧の圧力差を減少して該弁部材の初期
摺動を軽い力で上方への移動を容易に行わしめ、また同
時に補助弁部材(8)及び排圧調整孔路のなす弁部材
(4)の開閉方向に対する位置並びに構造によって、該
弁部材での十分な機械的強度を保ち、しかも補助弁部材
(8)での擦れ傷及び摩耗を防止して絶えず繰返される
長期に亘る制動に際してその密合を保持して確実に制動
機能を行わせるのである。(10)はアクチユエータ装置
(9)に内装したピストン(図示せず)を上方に付勢す
るコイルスプリング部材である。
又、第2図における(S1)は、前記ピストン桿(6)
の先端部に設けたバネであつて、補助弁部材(8)への
押圧時の緩衝機能を有するものであり、更に第3図にあ
つては補助弁部材(8)を、排圧調整孔路(5)の前記
底壁部側の孔周部に、該孔周部附近の段付き壁部に設け
たバネ(S3)により上方に付勢された弁体(12)に別途
バネ(S2)によつて連着された状態で配置して二重の弁
構造として該弁構造全体を開孔路方向に付勢せしめると
共に、弁体(12)を貫通して下側の補助弁部材(8)の
上部に通ずる通気孔(13、13′)を設けて補助弁部材
(8)による排圧調整孔路(5)の孔周部で一定に保持
すると共に、弁体(12)を介して補助弁部材(8)への
押圧に際して緩衝機能を有するものであり、弁部材
(4)による排気流通路(2)での閉路時に、該閉路作
動に追従してピストン桿(6)の先端部で弁体(12)を
押圧することにより、前記段付き壁部の頂部側の孔周部
を閉孔すると共に、補助弁部材(8)によつて排圧調整
孔路(5)を閉じるとともに通気孔(13、13′)より入
る排気圧により弁部材(8)を排圧調整孔路(5)の孔
周部に押圧し、また、開路時には該開路作動に先がけて
押圧状態を解放するピストン桿(6)の上方への移動に
伴うバネ(S3)の反撥力により、弁体(12)による前記
孔周部での開孔につれてバネ(S2)により補助弁部材
(8)が排圧調整孔路(5)を開いて、弁部材(4)の
前部に集溜する排気ガスの一部を該排圧調整孔路を通し
て背後の流通路側に逃がして弁部材(4)に加わる排圧
を下げるのである。(11、11′)は前記段付き壁部の頂
部附近に備えた補助弁部材(8)の前記孔周部での開孔
路につれて可動する弁体(12)への掛支壁である。
なお、実線による矢印は排気流通路(2)及び排圧調
整孔路(5)での排気ガスの流れの方向を示すものであ
る。
〔作用〕
本発明はこのように構成されているため、弁部材
(4)による排気流通路(2)での閉路に際して、外部
からの高圧気体のアクチユエータ装置(9)への供給に
伴うピストン桿(6)の下方への移動により、該ピスト
ン桿側の誘導壁(7)を掛支溝壁(4″)に係合せしめ
て弁部材(4)を摺動して排気流通路(2)を閉路せし
めると共に、該閉路作動に追従してピストン桿(6)の
先端部で直接補助弁部材(8)を、或いは弁体(12)に
連着してなる補助弁部材(8)を間接的(第3図)に押
圧して排圧調整孔路(5)を閉じて制動機能を発揮する
こととなり、また、開路に際しては、前記ピストン桿
(6)の上方への移動により、開路作動に先がけて補助
弁部材(8)の押圧を解放して排圧調整孔路(5)を開
いて、前部に集溜する排気ガスの一部を背後の流通路側
に逃がして開路時の弁部材(4)に加わる排圧を下げる
結果となり、従って車輌走行中の急降坂での制動後の解
放時に、それまでの排気流通路(4)での完全な閉路状
態及び補助弁部材(8)による排圧調整孔路(5)での
閉孔とにより、弁部材(4)の前部側に集溜した排圧に
よる該弁部材の前部と後部との圧力差を減少せしめて、
弁部材(4)での上方への初期移動を極力軽い力で行わ
しめるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によるスライド式排気ブ
レーキ装置は、排圧調整孔路(5)を本体ハウジング
(1)側の弁部材(4)の往復路の底壁部に、該底壁部
から弁部材(4)の排気流通路(2)での閉路位置より
背後の流通路側に通じて設け、更に排圧調整孔路(5)
の底壁部側の孔周部にバネ(S)、或いは(S2、S3)に
より開孔路方向に付勢された補助弁部材(8)を配置せ
しめて構成したことにより、前記排圧調整孔路(5)の
位置並びに構造によつて、弁部材(4)自体での十分な
機械的強度を有する状態で、しかもピストン桿(6)先
端部での直接或いは間接による補助弁部材(8)への軸
芯方向の押圧並びに該押圧解放後のバネの反撥力による
排圧調整孔路(5)での開閉機能により、該排圧調整路
の孔周部附近での補助弁部材(8)との傷及び摩耗発生
の憂いがなく、長期に亘つて該補助弁部材による密合を
保持して制動機能を確実に発揮せしめることができ、更
に前記ピストン桿(6)の先端部側、或いは前記二重の
弁構造による緩衝機能によつて、閉路時の補助弁部材
(8)に加わる衝撃力を吸収して、早期摩耗、破損及び
衝撃音を著しく軽減することのできる極めて有用なスラ
イド式排気ブレーキ装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るスライド式排気ブレー
キ装置の一部切欠きによる断面図、第2図は他の実施例
を示す要部附近の拡大による一部切欠き断面図、第3図
は更に他の実施例の同上第2図相当図、第4図は従来例
の要部の一部切欠き断面図である。 (1)……本体ハウジング、(2)……排気流通路、
(3)……往復路、(4)……弁部材、(5)……排圧
調整孔路、(6)……ピストン桿、(8)……補助弁部
材、(11、11′)……掛支壁、(12)……弁体、(13、
13′)……通気孔、(S、S1、S2、S3)……バネ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の両側端部に排気管との連結壁を有す
    る内部の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通し
    て板状弁部材の往復路を設けた排気ブレーキ装置の本体
    ハウジングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁
    部材を本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアク
    チュエータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピスト
    ン桿の先端部附近に遊緩状に係着せしめ、弁部材による
    排気流通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往
    復動によって行わしめるように構成した排気ブレーキ装
    置において、前記本体ハウジング(1)の排気流通路
    (2)に連通する弁部材(4)の往復路(3)の底壁部
    に、該底壁部から弁部材(4)の排気流通路(2)での
    閉路位置より背後の流通路側に通ずる排圧調整孔路
    (5)を設け、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部にバ
    ネ(S)により開孔路方向に付勢された補助弁部材
    (8)を配置せしめ、前記排気流通路(2)の閉路時
    に、該閉路作動に追従してピストン桿(6)の先端部で
    補助弁部材(8)を押圧して排圧調整孔路(5)を閉じ
    ると共に、弁部材(4)により排気流通路(2)を閉路
    せしめ、また、開路時には該開路作動に先がけて押圧状
    態を解放するピストン桿(6)の上方への移動に伴うバ
    ネ(S)の反撥力により、排圧調整孔路(5)を開くと
    共に、弁部材(4)によって排気流通路(2)を開路す
    るように構成したことを特徴とするスライド式排気ブレ
    ーキ装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載において、前記
    ピストン桿(6)を、該ピストン桿の先端部側にバネ
    (S1)を設けて補助弁部材(8)への押圧時の緩衝機能
    を有して構成したことを特徴とするスライド式排気ブレ
    ーキ装置。
  3. 【請求項3】左右の両側端部に排気管との連結壁を有し
    た内部の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通し
    て板状弁部材の往復路を設けた排気ブレーキ装置の本体
    ハウジングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁
    部材を本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアク
    チュエータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピスト
    ン桿の先端部附近に遊緩状に係着せしめ、弁部材による
    排気流通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往
    復動によって行わしめるように構成した排気ブレーキ装
    置において、前記本体ハウジング(1)の排気流通路
    (2)に連通する弁部材(4)の往復路(3)の底壁部
    に、該底壁部から弁部材(4)の排気流通路(2)での
    閉路位置より背後の流通路側に通ずる排圧調整孔路
    (5)を設け、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部に、
    該孔周部附近の段着き壁部に設けたバネ(S3)により上
    方に付勢された弁体(12)を別途バネ(S2)によって連
    着された補助弁部材(8)を配置して二重の弁構造とし
    て該弁構造全体を開孔路方向に付勢せしめると共に、弁
    体(12)を貫通して下側の補助弁部材(8)の上部に通
    ずる通気孔(13、13′)を設け、前記排気流通路(2)
    の閉路時に、該閉路作動に追従してピストン桿(6)の
    先端部で弁体(12)を押圧することにより、前記段付き
    壁部の頂部側の孔周部を閉孔すると共に、補助弁部材
    (8)によって排圧調整孔路(5)を閉じて弁部材
    (4)により排気流通路(2)を閉路せしめ、開路時に
    は該開路作動に先がけて押圧状態を解放するピストン桿
    (6)の上方への移動に伴うバネ(S3)の反撥力によ
    り、弁体(12)による前記頂部側の孔周部での開孔につ
    れて補助弁部材(8)により排圧調整孔路(5)を開く
    と共に、弁部材(4)によって排気流通路(2)を開路
    するように構成したことを特徴とするスライド式排気ブ
    レーキ装置。
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