JPS62233426A - スライド式排気ブレ−キ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般にトラック或いはバス等の大型車輛にお
いて、排気管の途中に介在連結して急降板時に排気ガス
の流通路を閉ホして、車輛に制動機能を及ぼすようにし
ｔスライド式排気ブレーキ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この糧の排気ブレーキ装置としては、第４図にそ
の要部を一部切欠きによる断面で示すように、内部の排
気流通路（２２ρ略直角方向に゛板状弁部材（２４沖往
復路（２３）を連通した排気ブレーキ装置の本体ハウジ
ング（２１沖該往復路に、正面の底部に背後の流通路側
に貫通する長孔からなる排圧調整孔（２５）ｔ−有する
前記弁部材（２４）を、その正面に架設しｍ上段の掛支
溝壁（２４’　）をもってアクチュエータ装［（図示せ
ず）側の突出し几°ピストン桿（２６）の先端部附近に
遊緩状に係着せしめると共に、該ピストン埠の先端部で
中段の受圧壁（２４”）部を押圧するように構成し、更
に掛支溝壁（２４’）と受圧壁（２４”）とのｌ’Ｊ１
に位置して、弁部材（２４）の開路時に掛支溝壁（２４
’）に係合するピストン桿（２６片■に設は次誘導壁（
２７）ｉに補助弁部材（２８）を敷設して構成ぞしめ、
弁部材（２４）による排気流通路（２２沖閉路時に、Ｏ
ｉｌ記中段の受！Ｅ壁（２４・）への抑圧に伴う補助弁
部材（２８）の弁部材（２４）表面上での摺！ｌ！Ｉ）
によって排圧調整孔（２５）を閉じ、また、開路時に伴
う掛支溝壁（２４’）への保合に追従して摺動して排圧
調整孔（２５）を開き、前部に集溜する排気ガスの一部
金該調整孔を通して背後の流通路側に逃がし、弁部材（
２４）に加わる排圧を下げるように構成さｎていｔｏ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら前記従来の排気ブレーキ装置にあっては、
弁部材（２４）の正面の底部に貫設する長孔からなる排
圧調整孔（２５沖構造により、弁部材（２４）自体に機
械的強度の劣化を招き、更に使用時の高頻度に亘って繰
返さｒＬる弁部材（２４沖開閉作動によって、該弁部材
の排圧調整孔（２５）ｌｉｆｔ近の表面と補助弁部材（
２８）との摺擦面に擦ｎ傷及び摩耗を生せしめることと
なり、長期に亘って相互の密合を損って制動機能の低下
を余儀なく８ｎる問題含有するものであつ７ｔ。

本発明は、従来の前記問題を極めて効果的に解決する丸
め、排圧調整孔路紫本体・・ウジ・ｔ／ｆ龍Ｉ′ｒ％奨
訊赫の低趨旗の害し部に、該底壁部から弁部材の排気流
通路での閉路位置より背後の流通路側に通じて設け、更
に前記底壁部側の孔周部にバネにより開孔路方向に付勢
さｎｔ補助弁部材を配１ｉ１１せしめて構成することに
より、ま友は、前記排圧調整孔路の底壁部側の孔周部に
、該孔周部附近の段付１！壁部に設は九バネによシ上方
に付勢さｎｆｅ−弁体と別途バネによって連層され九補
助弁部材を配置して二重の弁構造として該弁構造全体を
開孔路方向に付勢せしめると共に、弁体を貫通して下側
の補助弁部材の上部に通ずる通気孔を設げて構成するこ
とにより、排圧調整孔路の位置並びに構造と、押圧及び
バネの反撥力による補助弁部材或いは補助弁部材と弁体
の軸芯方向への開閉機構方式とによって、弁部材自体へ
の十分な損械的強度を有する状態で、しかも排圧調整孔
路の前記孔周部附近での補助弁部材との傷及び摩耗発生
の憂いをなくし、長期に亘って補助弁部材による密合を
良好に保持して制！１１１１Ｉ磯１化を確実に発揮せし
め、更に閉路時のピストン桿による直接補助弁部材或い
は弁体に連層してなる補助弁部材への抑圧に緩衝機能全
盲して行わしめることにエリ翫衝撃力を吸収して早期摩
耗、破損及び衝撃音の発生等を軽減することのできる排
気ブレーキ装置を提案することを目的とするものである
。

〔問題を解決する九めの手段〕

本発明は、左右の両側端部に排気管との連結壁を有する
内部の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通して
板状弁部材の往復路を設は危排気ブレーキ装置の本体ハ
ウジングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁部
材を本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアクチ
ュエータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピストン
桿の先端部附近に遊緩状に係漕ぜしめ、弁部材による排
気流通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往復
動によって行わしめるように構成した排気ブレーキ装置
において、前記本体ハウジングの排気流通路に連通ずる
弁部材の往復路の底壁部に、該底壁部から弁部材の排気
流通路での閉路位１工）背後の流通路側に通ずる排圧調
整孔路を設け、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部にバ
ネにより開孔路方向に付勢され九補助弁部材を配置せし
め、前記排気流通路の閉路時に、該閉路作動に追従して
ピストン桿の先端部で補助弁部材を押圧して排圧調整孔
ｗ１を閉じ、また、開路時には該開路作動に先がけて抑
圧状態を解放するピストン桿の上方への移動に伴うバネ
の反撥力により、排圧調整孔路を開くように構成し九ス
ライド式排気ブレーキ装置ｋま九は、前記排圧調整孔路
を設ｎ　＊排気ブレーキ装置において、更に該調整孔路
のその底壁部側の孔周部に、該孔周部附近の段付き壁部
に設は九バネにより上方に付勢さｒｔ７を弁体に別途バ
ネによって連清さへ九補助弁部材を配置して二基の弁構
造として該弁構造全体を開孔路万同に付勢せしめると共
に、弁体ｔ−貫通して下側の補助弁部材の上部に通ずる
通気孔を設け、前記排気流通路の閉路時に、該閉路作動
に追従してピストン桿の先熾部で弁体を押圧することに
より、前記段付き壁部の頂部側の孔周部を閉孔すると共
に、補助弁部材によって排圧調整孔路を閉じ、ま九、開
路時には該開路作動に先がけて抑圧状態を解放するピス
トン桿の上方への移動に伴うバネの反撥力により、弁体
に前記孔周部での開孔につれて補助弁部材により排圧調
整孔路を開く工うに構成し九スライド式排気ブレーキ装
置をそれぞｎ要旨とするものであり、更に前記ピストン
桿を、該ピストン桿の先端部側にバネを設けて補助弁部
材への押圧時の緩衝機能を有して構成するものである。

〔実施例〕

以下、不発明の実施例を図面に基づいて説明すｎば、第
１図は本発明のスライド式排気ブレーキ装置の一部切欠
き断面図、第２図は他の実施例を示す要部附近の拡大に
よる一部切欠き断面図、第３図は更に他の実施例の同上
第２図相当図であって、（ト）は本発明の要部であり、
（１）は左右の両側箋部に排気管（図示せず）との連結
壁（１’、１”）を有する内部の排気流通ｗ！１（２）
の略直角方向に、該流通路に連通して板状弁部材（４）
の往復路（３）を設は九排気ブレーキ装置の本体ハウジ
ングであり、往復路（３）に前記弁部材（４）ｔ−内装
し、且つ該弁部材を本体ハウジング（１）側の往復路（
３）の端部に連設したアクチュエータ装置１（９）側の
底部隔壁を貫通して突出し九ピストン桿（６）の先端部
附近に遅緩状に係着せしめ、弁部材（４）による排気流
通路（２）での開閉作動をピストン桿（６）の上下方向
への往復動によって行わしめるのである。

なお、前記弁部材（４）とピストン桿（６）との係着手
段としては、弁部材（４）の正面に架設し念上段及び中
段の掛支溝壁（４’、４つを貫通してピストン桿（６）
を遅緩状に係着せしめ、該掛支溝壁間に位置して該ピス
トン部側に設汁几誘導壁（７）と係合するように構成さ
ｎているｏ（５）は本体ハウジング（１）の排気流通路
（２）に連通する往復路（３）の底壁部に該底壁部から
弁部材（４）の排気流通路（２）での閉路位置より背後
の流通路側に通じて設゛けｔ排圧調整孔路である。（８
）は排圧調整孔路（５）の底壁部側の孔周部に配置され
たバネ（Ｓ）（第１図参照）によフ開孔路方向に付勢さ
れた−補助弁部材であって、弁部材（４）による排気流
通路（２）での閉路時に、該閉路作動に追従してピスト
ン桿（６）の先端部で補助弁部材（８）を押圧して排圧
調整孔路（５）を閉じ、まｔ１開路時には該開路作動に
先がけて抑圧状態を解放するピストン桿（６）の上方へ
の移動に伴うバネ（Ｓ）の反撥力によ）排圧調整孔路（
５）ｔ−開いて、弁部材（４）の前部に集溜する排気ガ
スの一部を該排圧調整孔路を通して背後の流通路側に逃
がして弁部材（４）に加わる排圧を下げて該弁部材の初
期摺動を円滑に行わせるのである◎（１０）はアクチュ
エータ装［（９）に内装し九ピストン（図示せず）を上
方に付勢するコイルスプリング部材である。

又、第２図における（Ｓ１）は、前記ピストン桿（６）
の先端部に設けｔバネであって、補助弁部材（８）への
押圧時の緩衝機能を有するものであり、更に第３図にあ
っては補助弁部材（８）を、排圧調整孔路（５）の前記
底壁部側の孔周部に、戟孔周部附近の段付き壁部に設げ
たバネ（Ｓ３）により上方に付勢さ３７２．弁体（１２
）に別途バネ（Ｓ２）によって連層さｎ７？、状態で配
置して二重の弁構造として該弁構造全体を開孔路方向に
付勢せしめると共に、弁体（１２）を貫通して下側の補
助弁部材（８）の上部に通ずる通気孔（１３％１３１）
を設けて補助弁部材（８）による排圧調整孔路（５）の
孔周部で一定に保持すると共に、弁体（１２）ｔ−介し
て補助弁部材（８）への押圧に際して緩衝機能を有する
ものであり、弁部材（４）による排気流通路（２）での
閉路時に、該閉路作動に追従してピストン桿（６）の先
端部で弁体（１２）を押圧することによ〕、＾１１記段
付き壁部の頂部側の孔周部を閉孔すると共に、補助弁部
材（８）によって排圧調整孔路（５）を閉じるとともに
違棚　コ４　　　／ＩＱ　　　１１　　）ｒ　　　ｈ　
　　ス　　Ｚ、　　ｍ　　４　　口＝　　ＩＦ　　　Ｔ
−ｈ　　＋　　ｘ　　ｍｔ船を排圧調整孔路（５）の孔
周部に押圧し、ま九、開路時には該開路作動に先がけて
押圧状態を解放するピストン桿（６）の上方への移動に
伴うバネ（Ｓ３）の反撥力によ〕、弁体（１２）による
前記孔周部での開孔につれてバネ（Ｓ２）によ〕補助弁
部材（８）が排圧調整孔路（５）を開いて、弁部材（４
）のＦ！ｉＪ部に集溜する排気ガスの一部を該排圧調整
孔路を通して背後の流通路側に逃がして弁部材（４）に
加わる排圧を下げるのである。

（１１，１１’）は前記段付き壁部の頂部附近に備え九
補助弁部材（８）の前記孔周部での開孔路につれて可動
する弁体（１幻への掛支壁である。

なお、実線による矢印は排気流通路（２）及び排圧調整
孔路（５）での排気ガスの流への方向を示すものである
◎ 〔作　用〕 本発明はこのように構成さｎている丸め、弁部材（４）
による排気流通路（２）での閉路に際して、外部からの
高圧気体のアクチュエータ装置（９）への供給に半うピ
ストン桿（６）の下方への移動により、該ピストン部側
の誘導壁（７）を掛支溝壁（４“）に係合せしめて弁部
材（４）を摺動して排気流通路（２）を閉略せしめると
共に、該閉路作動に追従してピストン桿（６）の先端部
で直接補助弁部材（８）を、或いは弁体（１２）に連着
してなる補助弁部材（８ンを間接的（第３図）に押圧し
て排圧調整孔路（５）を閉じて制動機能を発揮すること
となシ、−！九、開路に際しては、前記ピストン桿（６
）の上方への移動により、開路作動に先がけて補助弁部
材（８）の押圧を解放して排圧！！ｌｉ４整孔路（５）
を開いて、前部に集溜する排気ガスの一部を背後の流通
路側に逃がして開路時の弁部材（４）に加わる排圧を下
げる結果となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によるスライド式排気ブレ
ーキ装置は、排圧調整孔路Ｃ５）　を本体ハウジング（
１）側の弁部材（４）の往′Ｏｉｔｗ！！の底壁部に、
該底壁部から弁部材（４）の排気流通路（２）での閉路
位置より背後の光通路側に通じて設け、更に排圧調整孔
路（５）の底壁部側の孔周部にバネ（Ｓ）、或いは（Ｓ
ζ８３）によシ開孔路方向に付勢さｎｆｃ補助弁部材（
８）を配置せしめて構成しｔことにより、前記排圧調整
孔路（５）の位置並びに構造によって、弁部材（４）自
体での十分な機械的強度を有する状態で、しかもピスト
ン桿（６）先端部での直接或いは間接による補助弁部材
（８）への軸芯方向の抑圧並びに該抑圧解放後のバネの
反撥力による排圧調整孔路（５）での開閉機能により、
該排圧調整孔路の孔周部附近での補助弁部材（８）との
傷及び摩耗発生の憂いがなく、長期に亘って該補助弁部
材による密合を保持して制動機能ｔ−確実に発揮せしめ
ることができ、更に前記ピストン桿（６）の先端部側、
或いは前記二重の弁構造による緩衝機能によって、閉路
時の補助弁部材（８）に加わる衝撃力を吸収して、早期
摩耗、破損及び衝撃音を著しく軽減することのできる極
めて有用なスライド式排気ブレーキ装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るスライド式排気ブレー
キ装置の一部切欠きによる断面図１第２図は他の実施例
を示す要部附近の拡大による一部切欠き断面図、第３図
は更に他の実施例の同上第２図相当図、第４図は従来例
の要部の一部切欠き断面図である〇 （１）・・・本体ハウジング、（２）・・・排気流通路
、（３）・・・往復路、（４）・・・弁部材、（５）・
・・排圧調整孔路、（６）・・・ピストン桿、（８）・
・・補助弁部材、（１１，１１１）・・・掛支壁、（１
２）・・・弁体、（１３，１３１）・・・通気孔、（龜
Ｓ１、Ｓ人Ｓａ）・・・バネ。 特許出願人　　臼井国際産業株式会社 第１図　　　　　第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）左右の両側端部に排気管との連結壁を有する内部
   の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通して板状
   弁部材の往復路を設けた排気ブレーキ装置の本体ハウジ
   ングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁部材を
   本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアクチュエ
   ータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピストン桿の
   先端部附近に遊緩状に係着せしめ、弁部材による排気流
   通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往復動に
   よつて行わしめるように構成した排気ブレーキ装置にお
   いて、前記本体ハウジング（１）の排気流通路（２）に
   連通する弁部材（４）の往復路（３）の底壁部に、該底
   壁部から弁部材（４）の排気流通路（２）での閉路位置
   より背後の流通路側に通ずる排圧調整孔路（５）を設け
   、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部にバネ（Ｓ）によ
   り開孔路方向に付勢された補助弁部材（８）を配置せし
   め、前記排気流通路（２）の閉路時に、該閉路作動に追
   従してピストン桿（６）の先端部で補助弁部材（８）を
   押圧して排圧調整孔路（５）を閉じ、また、開路時には
   該開路作動に先がけて押圧状態を解放するピストン桿（
   ６）の上方への移動に伴うバネ（Ｓ）の反撥力により、
   排圧調整孔路（５）を開くように構成したことを特徴と
   するスライド式排気ブレーキ装置＾
2. （２）特許請求の範囲第１項記載において、前記ピスト
   ン桿（６）を、該ピストン桿の先端部側にバネ（Ｓ＾１
   ）を設けて補助弁部材（８）への押圧時の緩衝機能を有
   して構成したことを特徴とするスライド式排気ブレーキ
   装置。
3. （３）左右の両側端部に排気管との連結壁を有した内部
   の排気流通路の略直角方向に、該流通路に連通して板状
   弁部材の往復路を設けた排気ブレーキ装置の本体ハウジ
   ングの該往復路に前記弁部材を内装し、且つ該弁部材を
   本体ハウジング側の往復路の端部に連設したアクチュエ
   ータ装置側の底部隔壁を貫通して突出するピストン桿の
   先端部附近に遊緩状に係着せしめ、弁部材による排気流
   通路での開閉作動をピストン桿の上下方向への往復動に
   よつて行わしめるように構成した排気ブレーキ装置にお
   いて、前記本体ハウジング（１）の排気流通路（２）に
   連通する弁部材（４）の往復路（３）の底壁部に、該底
   壁部から弁部材（４）の排気流通路（２）での閉路位置
   より背後の流通路側に通ずる排圧調整孔路（５）を設け
   、該調整孔路の前記底壁部側の孔周部に、該孔周部附近
   の段付き壁部に設けたバネ（Ｓ＾３）により上方に付勢
   された弁体（１２）に別途バネ（Ｓ＾２）によつて連着
   された補助弁部材（８）を配置して二重の弁構造として
   該弁構造全体を開孔路方向に付勢せしめると共に、弁体
   （１２）を貫通して下側の補助弁部材（８）の上部に通
   ずる通気孔（１３、１３′）を設け、前記排気流通路（
   ２）の閉路時に、該閉路作動に押圧することにより、前
   記段付き壁部の頂部側の孔周部を閉孔すると共に、補助
   弁部材（８）によって排圧調整孔路（５）を閉じ、また
   、開路時には該開路作動に先がけて押圧状態を解放する
   ピストン桿（６）の上方への移動に伴うバネ（５３）の
   反撥力により、弁体（１２）による前記頂部側の孔周部
   での開孔につれて補助弁部材（８）により排圧調整孔路
   （５）を開くように構成したことを特徴とするスライド
   式排気ブレーキ装置。