JPH0113106Y2 - - Google Patents

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JPH0113106Y2
JPH0113106Y2 JP1984006394U JP639484U JPH0113106Y2 JP H0113106 Y2 JPH0113106 Y2 JP H0113106Y2 JP 1984006394 U JP1984006394 U JP 1984006394U JP 639484 U JP639484 U JP 639484U JP H0113106 Y2 JPH0113106 Y2 JP H0113106Y2
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JP
Japan
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shaft portion
protrusions
rotation support
wall
vertical member
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JP1984006394U
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JPS60120992U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は転落防止装置付の鉄蓋に関する。
従来の転落防止装置付の鉄蓋に於いては、転落
防止装置としてネツト体が鉄蓋の受枠内に配設さ
れていることが多かつた。
しかし、この転落防止用のネツト体は永年の間
には腐食して極端に強度が低下して、わずかの荷
重で破損されてしまい、転落防止装置としての機
能を発揮せず危険な状態となる欠点が存在した。
実公昭54−45314号公報においては、便槽本体の
上端面とマンホール蓋との間にガード板を介在固
定したものであるからガード板を取除くと便槽本
体内は全部開放され再び閉じてマンホール蓋を被
せる迄は開放状態の侭放置され、作業員以外の者
が便槽内に落ちる危険がある。また実公昭58−
53334号公報においては、内蓋の外周に設けた係
止片をマンホール内周壁に刻設したL形溝に係合
させるようにしたものであるから、マンホールか
ら内蓋を取除いてマンホールをあけると、再び内
蓋を施すまではマンホールはあいた侭となつてお
り危険であると共に、内蓋開閉の際、内蓋をまわ
して持ち上げなければならず、内蓋とマンホール
のL形溝の間に砂塵が詰り易く、内蓋の開閉に手
間取る欠点がある。
そこで本考案に於いては、鉄蓋の受枠に於い
て、受枠の内側壁下部に端部が回動自在に連設さ
れ、他の端部は受枠の内周壁に突設され突起で支
持される格子体からなる転落防止装置付の鉄蓋と
で構成したので、格子体で転落防止装置が形成さ
れ、腐食により転落防止装置の強度が極端に低下
してしまうことはないので安全な転落防止装置と
することができた。
また、この転落防止装置付の鉄蓋を消火槽に使
用すると、蓋部を開いて格子体が受枠に配設され
た状態で排水ホースを格子体の間より消火槽内に
挿入することができるので、使用の際に格子体を
受枠より取り外す必要がなく、迅速に消火作業を
行なうことができる。
この考案の実施例を説明する。
この考案は、内周壁下部に孔部10aと11a
がそれぞれ水平に対向して穿設された回転支持突
起10と11を設け、これらの回転支持突起10
と11に対向する位置において内側壁下部に嵌合
突起12と13を設け、内側壁下部の右側に右載
置突起14と15を設け右載置突起14と15に
対向する位置において内側壁下部に左載置突起1
6と17を設けた受枠2と、嵌合突起12及び1
3に一端部が載置される第1縦部材21及び第2
縦部材22と一体に結合された右載置突起14及
び15と左載置突起16及び17にそれぞれ両端
部が載置される第1横部材23及び第2横部材2
4とよりなる格子体20と、回転支持突起10の
孔部10aに嵌合されていて、雌ネジ33を有す
る筒体32を固着した左軸部31と回転支持突起
11の孔部11aに嵌合され雌ネジ33に螺合す
る雄ネジ35を有する右軸部34とからなり、格
子体20の第1縦部材21と第2縦部材22の他
端部を連結リング21aと22aにて左軸部31
と右軸部34にそれぞれ軸着してなり左軸部31
と右軸部34を伸縮することにより大小異径のマ
ンホールに適用でき、組立簡単な転落防止装置付
の鉄蓋である。
左軸部31と右軸部34を使用して格子体20
を受枠2に連結する方法を第1図及び第2図に基
づいて述べると、まず最初に筒体32の雌ネジ3
3に右軸部34の雄ネジ35を右回転させて螺着
させ寸法を短くし、そして左軸部31を第2縦部
材22の端部に配設された連結リング22aに挿
入し、左軸部31の左端を回転支持突起10の孔
部10aに挿嵌し、次に筒体32の雌ネジ33に
螺着されていた雄ネジ35を左回転させると、右
軸部34が伸長して右端が連結リング21aに挿
入され、さらに雄ネジ35を左回転させると右端
が回転支持突起11の孔部11aに挿嵌される。
そして雄ネジ35に螺着されているロツクナツト
36を筒体32に密着して締付けることにより左
軸部31と右軸部33とが一体となり格子体20
が受枠2に回転自在に配設される。この格子体2
0が受枠2内に略水平に配設している場合には第
1縦部材21と第2縦部材22の先端が嵌合突起
12,13の切欠部12a,13aに挿嵌され、
第1横部材23と第2横部材24の両端は右載置
突起14と15及び左載置突起16と17に載置
されて配設されている。この格子体20を開くに
は鉄蓋の受枠2より蓋部1を開いた後に、格子体
20を回動させることにより格子体20を開くこ
とができる。すなわち受枠2と格子体20とは常
に結合しているために作業の都度格子体20を閉
じて、作業員以外の者が誤つてマンホール内に落
下するのを防止することができ、格子体20を鉤
で簡単に扉状に開いてマンホール内で作業するこ
とができる。また格子体20は縦横方向に2本の
部材で形成されているので、鉄蓋が消火槽に使用
された場合には、格子体20を受枠2に水平に配
設した状態で排水ホースを格子体の間より消火槽
内に侵入させることができるので迅速な消火作業
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は格子体を受枠に連結する前の平面図、
第2図は格子体を受枠に連結した後の平面図、第
3図は鉄蓋の断面図を表す。 1……蓋部、2……受枠、10,11……回転
支持突起、12,13……嵌合突起、14,1
5,16,17……載置突起、20……格子体、
21,22……縦部材、23,24……横部材、
31……左軸部、32……筒体、33……筒体の
雌ネジ、34……右軸部、35……右軸部の雄ネ
ジ、36……ロツクナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周壁下部に孔部10aと11aがそれぞれ水
    平に対向して穿設された回転支持突起10と11
    を設け、これらの回転支持突起10と11に対向
    する位置において内側壁下部に嵌合突起12と1
    3を設け、内側壁下部の右側に右載置突起14と
    15を設け右載置突起14と15に対向する位置
    において内側壁下部に左載置突起16と17を設
    けた受枠2と、嵌合突起12及び13に一端部が
    載置される第1縦部材21及び第2縦部材22と
    一体に結合された右載置突起14及び15と左載
    置突起16及び17にそれぞれ両端部が載置され
    る第1横部材23及び第2横部材24とよりなる
    格子体20と、回転支持突起10の孔部10aに
    嵌合され、雌ネジ33を有する筒体32を固定し
    た左軸部31と回転支持突起11の孔部11aに
    嵌合され雌ネジ33に螺合する雄ネジ35を有す
    る右軸部34とからなり、格子体20の第1縦部
    材21と第2縦部材22の他端部を連結リング2
    1aと22aにて左軸部31と右軸部34にそれ
    ぞれ軸着してなる転落防止装置付の鉄蓋。
JP639484U 1984-01-23 1984-01-23 転落防止装置付の鉄蓋 Granted JPS60120992U (ja)

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JP639484U JPS60120992U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 転落防止装置付の鉄蓋

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JP639484U JPS60120992U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 転落防止装置付の鉄蓋

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JPS60120992U JPS60120992U (ja) 1985-08-15
JPH0113106Y2 true JPH0113106Y2 (ja) 1989-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102564278B1 (ko) * 2023-01-12 2023-08-09 (주)호남스마트코리아 안전사고 방지를 위한 맨홀용 안전커버

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445314U (ja) * 1977-09-05 1979-03-29
JPS5853334U (ja) * 1981-09-30 1983-04-11 株式会社日立製作所 パツフア式ガスしや断器

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JPS5445314U (ja) * 1977-09-05 1979-03-29
JPS5853334U (ja) * 1981-09-30 1983-04-11 株式会社日立製作所 パツフア式ガスしや断器

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JPS60120992U (ja) 1985-08-15

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