JPH1129951A - マンホールにおける中蓋のロック装置 - Google Patents

マンホールにおける中蓋のロック装置

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JPH1129951A
JPH1129951A JP9184915A JP18491597A JPH1129951A JP H1129951 A JPH1129951 A JP H1129951A JP 9184915 A JP9184915 A JP 9184915A JP 18491597 A JP18491597 A JP 18491597A JP H1129951 A JPH1129951 A JP H1129951A
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JP
Japan
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arm
engagement
engaging
inner lid
lock arm
Prior art date
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JP9184915A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Hirochi
和英 廣地
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SHOWA II C KK
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SHOWA II C KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンホールの中蓋がいたずらによって開放さ
れることがない中蓋のロック装置を提供する。 【解決手段】 マンホールの中蓋4上に係合アーム9を
架設し、その係合アーム9の両端部をマンホールの内周
対向位置に設けられた突出部7の係合孔8に係合する。
係合アーム9の中央部にねじ込まれた締付ボルト11の
先端を中蓋4の上面に当接する。締付ボルト11を中心
にして回動自在に支持された角筒状のロックアーム14
内に係合アーム9を収納する。ロックアーム14の両側
部に係合アーム9の出入りを可能とする開口部15を設
け、各開口部15の上側から下向きに形成された係合片
16と係合アーム9の係合およびロックアーム14の側
板21の外端部と突出部7の側面の係合によってロック
アーム14を、その内部に係合アーム9が収納された状
態に保持して係合アーム9がいたずらによって係合孔8
から外れるのを防止し、中蓋4をロック状態に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホールの中
蓋がいたずらに開放されるのを防止するマンホールにお
ける中蓋のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルの引き入れ、引き抜き、接続な
らびに保守点検の作業を行なうマンホールにおいては、
開口部に上蓋および中蓋を取付けて開口部を閉じるよう
にしている。
【0003】通常、上蓋は、マンホールの開口部に嵌合
される取付けとされている。一方、中蓋は、その上方に
架設される係合アームと、その係合アームにねじ係合さ
れて先端が中蓋上面に当接される締付ボルトとによって
閉鎖状態に保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記マンホ
ールにおいては、上蓋が嵌合による取付けであり、中蓋
が締付ボルトの締付けによって閉鎖状態に保持される構
成であるため、上蓋および中蓋がいたずらによって取り
外され、マンホールが開放状態とされる危険がある。
【0005】そのような問題点を解決するため、中蓋の
ロック装置が提案されているが、本件発明者が知る範囲
のロック装置は、既設のマンホールに組込まれた中蓋押
え用の係合アームおよび締付ボルトを別のものと取り替
えて中蓋をロックする構成であるため、経済性に問題が
ある。
【0006】この発明の課題は、係合アームを利用し、
簡単な構成のロックアームを付加すると共に、締付ボル
トのみを交換することによって中蓋をロック状態に確実
に保持することができるようにした経済性に優れたマン
ホールにおける中蓋のロック装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、マンホールの開口部におけ
る内周対向位置に一対の突出部を設け、各突出部に形成
された係合孔が、一端が開口する周方向孔部と、その周
方向孔部の閉塞端部から上方に向く係合孔部とから成
り、その係合孔に係合アームの両端部を係合し、上記係
合アームの長さ方向中央部にねじ込まれた締付ボルトの
先端で上記開口部にセットされた中蓋の上面を押圧して
中蓋を固定するマンホールにおける中蓋のロック装置に
おいて、前記係合アームが収納可能な角筒状のロックア
ームを前記締付ボルトを中心にして回転自在に支持し、
そのロックアームの両側部に、ロックアームと係合アー
ムの相対的な回動によって係合アームがロックアーム内
に侵入するのを可能とする開口部を設け、各開口部の上
側にロックアーム内で係合アームが引き上げられとき、
その係合アームの側面に対向する係合片を形成し、ロッ
クアームの両側板の外端部を前記突出部の側面に対して
当接可能とし、上記ロックアームの上板には、締付ボル
トの頭部に形成されたレンチ係合部を収納可能とするレ
ンチ挿入孔を設け、ロックアームの下板に締付ボルトの
先端部が挿入される挿入孔を形成した構成を採用してい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0009】図1および図2に示すようにマンホール1
の開口部には円筒形の胴2が取付けられ、その胴2内に
上蓋3および中蓋4が嵌合されている。
【0010】上蓋3は胴2の内周上部に設けた段部5に
よって外周下部が受けられている。一方、中蓋4は、胴
2の下端に設けた受部6によって支持され、その中蓋4
上における胴2の内周対向位置に一対の突出部7が設け
られている。突出部7のそれぞれには係合孔8が形成さ
れている。図3に示すように、係合孔8は突出部7の上
面において一端が開口する周方向孔部8aの閉塞端から
上向きに係合孔部8bを設けたL形をなし、上記中蓋4
上に架設される係合アーム9の両端部が係合孔8に対し
て挿入可能とされている。
【0011】係合アーム9には長さ方向の中央部に上下
に貫通するねじ孔10が形成され、そのねじ孔10に締
付ボルト11がねじ係合されている。
【0012】締付ボルト11は半球状突部12を先端に
有し、頭部にはレンチ係合部13が形成されている。レ
ンチ係合部13は一般に使用されるレンチでは係合不能
とされ、専用のボックスレンチのみが係合可能とされて
いる。
【0013】前記中蓋4には、上記締付ボルト11を中
心としてロックアーム14が回転自在に支持されてい
る。
【0014】図4および図5に示すように、ロックアー
ム14は角筒状をなし、その両側部には、ロックアーム
14と係合アーム9の相対的な回動時に、ロックアーム
14内に対して係合アーム9の出入りを可能とする一対
の開口部15が設けられ、各開口部15の上側から下向
きに係合片16が設けられている。
【0015】係合片16は、ロックアーム14内におい
て係合アーム9が引き上げられたとき、その係合アーム
9の側面に対向して、係合アーム9が開口部15から抜
け出すのを防止する。
【0016】ロックアーム14の上板17には締付ボル
ト11のレンチ係合部13を収納可能とするレンチ挿入
孔18が設けられている。また、ロックアーム14の下
板19には締付ボルト11の半球状突部12の一部が下
方に突出する状態において、その半球状突部12に内周
が接触する嵌合孔20が設けられている。
【0017】上記ロックアーム14の両側の側板21、
21の外側端間の長さは一対の突出部7の内周間の間隔
より長く、各側板21、21の外端部が突出部7の側面
に対して当接可能とされている。
【0018】実施の形態で示すロック装置は上記の構造
から成り、中蓋4のロックに際しては、図4に示すよう
に、係合アーム9とロックアーム14とを交差させ、ロ
ックアーム14のレンチ挿入孔18から係合アーム9の
ねじ孔10に締付ボルト11をねじ込み、先端の半球状
突部12を嵌合孔20に挿入して、係合アーム9とロッ
クアーム14とを相対的に回転可能に連結する。
【0019】上記両アーム9、14の連結部品を胴2内
に挿入し、係合アーム9の両端部を一対の突出部7に形
成された係合孔8の周方向孔8a内に落し込んだのち、
その周方向孔8aの閉塞端に両端部が当接する位置まで
締付ボルト11を中心にして係合アーム9を回転させ
る。
【0020】図6に示すように、係合アーム9の両端部
が周方向孔8aの閉塞端に当接し、その両端部が係合孔
8の係合孔部8bの下方に対向すると、ロックアーム1
4を係合アーム9に重なる方向に回動し、そのロックア
ーム14の開口部15から内部に係合アーム9が収納さ
れ、ロックアーム14の側板21の端部が突出部7の一
側面に当接して、ロックアーム14が回り止めされる
と、専用のボックスレンチを用いて締付ボルト11を締
付ける。
【0021】上記締付ボルト11の締付けにより、係合
アーム9がロックアーム14の内部において上方に引き
上げられ、その両端部が係合孔8の係合孔部8bに係合
する。また、中蓋4は締付ボルト11の先端で押し下げ
られ、中蓋4はロック状態とされる。
【0022】図1は中蓋4のロック状態を示し、その状
態において、締付ボルト11のレンチ係合部13はロッ
クアーム14の上板17に形成されたレンチ挿入孔18
内に収納されるため、一般に使用されるレンチでは上記
締付ボルト11を弛める方向に回転させることができな
い。
【0023】また、ロックアーム14の係合片16は係
合アーム9の側面と対向し、側板21の外端部は突出部
7の側面に係合しているため、ロックアーム14は完全
に回り止めされ、その回り止めされたロックアーム14
内に係合アーム9が収納されているため、係合アーム9
の両端部を押し下げて、係合孔部8bに対する係合を解
除させることはできない。
【0024】このため、係合アーム9およびロックアー
ム14のそれぞれは、完全な回り止め状態とされ、中蓋
4は開放状態において確実にロックされ、いたずらによ
って中蓋4を開放させることはできない。
【0025】なお、中蓋4をロック状態としたのちは、
図4に示すキャップ22をレンチ挿入孔18に取付けて
安全性の確保を図り、かつ、レンチ挿入孔18内に泥や
砂等が侵入するのを防止する。
【0026】中蓋4のロック解除に際しては、専用のボ
ックスレンチを用いて締付ボルト11を弛める方向に回
動する。その回動によって係合アーム9が下降し、その
両端部が係合孔部8bから外れた状態において、締付ボ
ルト11を中心にロックアーム14を係合アーム9から
離反する方向に回動し、係合アーム9をロックアーム1
4の外部に臨ませた状態で、その係合アーム9を係合孔
8の周方向孔8aに沿って回動して係合孔8の開口から
引き上げる。
【0027】なお、既設のマンホールにおける中蓋にお
いては、図4に示す係合アーム9が用いられ、その係合
アーム9のねじ孔10に角形頭部を有する締付ボルトが
ねじ込まれているため、既設のマンホールの中蓋4のロ
ックに際しては、締付ボルトを弛めて取外し、取外され
た係合アーム9を図4に示すロックアーム14内に挿入
して交差状に組合わせたのち、前述の手順に従って中蓋
をロックする。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、中
蓋のロック状態において、両端部が係合孔の係合孔部と
係合する係合アームはロックアーム内に収納され、その
ロックアームは側板の外端部と突出部の側面の係合およ
び係合片と係合アームとの係合によって回り止め状態に
保持され、その回り止めされたロックアームの上板のレ
ンチ挿入孔内に締付ボルトのレンチ係合部が収納されて
いるため、中蓋をロック状態に確実に保持することで
き、中蓋がいたずらに開放されるのを確実に防止するこ
とができる。
【0029】また、既設のマンホールに対しては、簡単
な構成のロックアームを付加し、締付ボルトのみを交換
することによって中蓋をロックすることができるため、
きわめて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るロック装置の実施の形態を示す
縦断正面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の突出部を示す斜視図
【図4】同上の係合アームとロックアームとを示す斜視
【図5】同上のロックアームを示す斜視図
【図6】中蓋をロックする途中の段階を示し、(I)は
平面図、(II)は断面図
【符号の説明】 1 マンホール 4 中蓋 7 突出部 8 係合孔 8a 周方向孔 8b 係合孔部 9 係合アーム 11 締付ボルト 14 ロックアーム 15 開口部 16 係合片 17 上板 18 レンチ挿入孔 19 下板 20 嵌合孔 21 側板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの開口部における内周対向位
    置に一対の突出部を設け、各突出部に形成された係合孔
    が、一端が開口する周方向孔部と、その周方向孔部の閉
    塞端部から上方に向く係合孔部とから成り、その係合孔
    に係合アームの両端部を係合し、上記係合アームの長さ
    方向中央部にねじ込まれた締付ボルトの先端で上記開口
    部にセットされた中蓋の上面を押圧して中蓋を固定する
    マンホールにおける中蓋のロック装置において、前記係
    合アームが収納可能な角筒状のロックアームを前記締付
    ボルトを中心にして回転自在に支持し、そのロックアー
    ムの両側部に、ロックアームと係合アームの相対的な回
    動によって係合アームがロックアーム内に侵入するのを
    可能とする開口部を設け、各開口部の上側にロックアー
    ム内で係合アームが引き上げられとき、その係合アーム
    の側面に対向する係合片を形成し、ロックアームの両側
    板の外端部を前記突出部の側面に対して当接可能とし、
    上記ロックアームの上板には、締付ボルトの頭部に形成
    されたレンチ係合部を収納可能とするレンチ挿入孔を設
    け、ロックアームの下板に締付ボルトの先端部が挿入さ
    れる挿入孔を形成したことを特徴とするマンホールにお
    ける中蓋のロック装置。
JP9184915A 1997-07-10 1997-07-10 マンホールにおける中蓋のロック装置 Pending JPH1129951A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590910B1 (ko) 2005-10-13 2006-06-22 주식회사 세계주철 잠금장치가 구비된 맨홀
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