JPH0612544U - マンホール蓋固定構造 - Google Patents

マンホール蓋固定構造

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JPH0612544U
JPH0612544U JP364292U JP364292U JPH0612544U JP H0612544 U JPH0612544 U JP H0612544U JP 364292 U JP364292 U JP 364292U JP 364292 U JP364292 U JP 364292U JP H0612544 U JPH0612544 U JP H0612544U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンホール蓋を容易かつ確実に固定でき、し
かも素手で簡単に固定解除できないマンホール蓋固定構
造を提供すること。 【構成】 マンホール蓋2側に設けたピン21をマンホ
ール開口部1側に設けた一方の係止孔13aに係止す
る。マンホール蓋2側に設けたロック部3のプレートプ
ラグ30の上下方向の移動操作に基づくロックスライダ
31の水平方向の移動動作によりロックスライダ31の
ロック棒31bがマンホール開口部1側に設けた他方の
係止孔13aに係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マンホール蓋によりマンホール開口部を閉じる際のマンホール蓋固 定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マンホール蓋の重量は比較的重いことから、マンホール蓋によりマンホ ール開口部を覆った後に、マンホール蓋を固定しないか、又はマンホール蓋は、 ボルトとナットによる締結方法又は南京錠による施錠方法により固定されていた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、マンホール蓋を固定しない場合には、マンホールの中から吹き 上げる風により、マンホール蓋が外れる問題があった。また、上記締結方法や施 錠方法では、マンホール蓋の固定が面倒であり、かといって例えば、水処理槽の 槽蓋の場合に簡単に開けられると危険である。
【0004】 そこで、本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、マンホール蓋を容 易かつ確実に固定でき、しかも素手で簡単に固定解除できないマンホール蓋固定 構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、マンホール蓋によりマンホール開口部を 閉じる際のマンホール蓋固定構造において、係止孔を前記開口部に設け、出没動 作により前記係止孔に係止し得る係止部材を前記マンホール蓋に設けたことを特 徴とするものである。
【0006】
【作用】 出没動作によりマンホール蓋に設けた係止部材は、マンホール開口部に設けた 係止孔に係止する。これにより、マンホール蓋によりマンホール開口部を閉じる 際に、マンホール蓋はマンホール開口部に容易かつ確実に固定される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
【0008】 図1は本考案のマンホール蓋固定構造の一実施例を示すマンホール開口部1及 びマンホール蓋2の断面図である。
【0009】 前記マンホール開口部1には、コンクリート10に枠部材11が埋め込まれて おり、枠部材11は鍔12を備えた段付き円筒形状又は角形状を有している。枠 部材11の大径部13には、互いに対向する位置に一対の係止孔13a,13a が設けられ、この係止孔13a,13aを覆うカバー14がそれぞれ設けられて いる。このカバー14により、後述するマンホール蓋2のピン21及びロックス ライダ31がコンクリート10で埋まらないようにしている。また、枠部材11 の大径部13と小径部15とを接続する段差部16で後述するマンホール蓋2を 受けるようになっている。
【0010】 前記マンホール蓋2は、前記マンホール開口部1の大径部13の内径よりやや 小さい外径寸法の断面略コ字状を有している。マンホール蓋2は、その側面部2 0に、前記大径部13の一方の係止孔13aに係止し得るピン21を突設し、こ のピン21に対向する側面部20に後述するロック棒31bが挿通するための挿 通孔20aを設けている。また、マンホール蓋2の上面部22には、このマンホ ール蓋2を固定するためのロック部3が配設されている。
【0011】 前記ロック部3は、プレートプラグ30,係止部材としてのロックスライダ3 1,キーボックス32,スプリング33及びプレート34を具備している。この ロック部3の各部の構造を図2乃至図5をも参照して説明する。図2はプレート プラグ30とロックスライダ31との関係を示す斜視図、図3はキーボックス3 2の一部破断部のある斜視図、図4はプレートプラグ30,ロックスライダ31 及びキーボックス32の組合わせ状態を示す底面図、図5はプレート34の平面 図である。
【0012】 プレートプラグ30は、上下方向Vに移動可能なものであり、キャップ部30 aから略Z字状に折曲されたプラグ棒30bを突出させ、キャップ部30aの周 面に上下方向Vに沿う溝30cを設け、キャップ部30aの上面に長方形状の突 部30dを設けている。
【0013】 ロックスライダ31は、プレートプラグ30の上下方向Vの移動動作により水 平方向Hに移動するものであり、板状のスライダ部31aにロック棒31bを固 定し、スライダ部31aにプラグ棒30bが挿通するための挿通孔31cを設け ている。
【0014】 キーボックス32は、プレートプラグ30を覆うものであり、鍔を備えた有底 筒状を有し、内周面に上下方向Vに沿う突部32aを設け、底部にプラグ棒30 bが挿通して水平方向Hに移動するための長穴32b及びスライダ部31bを水 平方向Hに案内するためのレール32cを設けている。
【0015】 スプリング33は、キーボックス32内に収容され、プレートプラグ30をそ の弾性力により上方Vへ押し上げるものである。
【0016】 プレート34は、このロック部3全体を取付孔34aにより上面部22に取り 付けるためのものであり、図5に示すロックハンドル4が挿通するためのハンド ル挿通孔34bが設けられている。ハンドル挿通孔34b内にはスプリング33 によりプレートプラグ30が持ち上げられ、プレートプラグ30の突部30dが 入り込むようになっている。
【0017】 次に上記構成の実施例のマンホール蓋固定構造の作用を図7及び図8をも参照 して説明する。
【0018】 まず、図7に示すように、ロックハンドル4を押下げ、回動操作して、ロック スライダ31を内側(水平方向)Hに移動させ、マンホール蓋2を斜めにして、 マンホール蓋2から突設しているピン21をマンホール開口部1側の枠部材11 の大径部13に設けられた一方の係止孔13aに挿通して係止する。すなわち、 ロックハンドル4をマンホール蓋2側のプレート34のハンドル挿通孔34bか らスプリング33の弾性力に抗して下方向Vに挿通して押下げ、ロックハンドル 4を約90°回動させる。ロックハンドル4の押下げ操作により、プレートプラ グ30は、プレートプラグ30の溝30がキーボックス32の突部32aに係合 し、この突部32aに沿って下方向Vに移動する。プレートプラグ30が下方向 Vに移動すると、ロックスライダ31はキーボックス32のレール32cに沿っ て内側(水平方向)Hに移動する。そして、ロックハンドル4の回動操作により 、ロックスライダ31が十分に内側(水平方向)Hに移動して停止する。
【0019】 次に、図8に示すように、マンホール蓋2を枠部材11の段差部16に載置し 、ロックハンドル4を元に回動して引き上げる。スプリング33の弾性力により プレートプラグ30が持ち上げられ、ロックスライダ31は、キーボックス32 のレール32cに沿って外側(水平方向)Hに移動し、ロック棒31bが図1に 示すように、マンホール開口部1側の枠部材11の大径部13の他方の係止孔1 3aに係止する。これによりマンホール蓋2がマンホール開口部1の枠部材11 に固定される。
【0020】 このような上記構成の実施例のマンホール蓋固定構造によれば、ロックハンド ル4の簡単な操作によりマンホール蓋2をマンホール開口部1の枠部材11に容 易に固定できる。また、マンホール蓋2側のピン21及びロック棒31bがマン ホール開口部1側の係止孔13a,13aにそれぞれ挿通してマンホール蓋2を マンホール開口部1に確実に固定しているので、マンホールの中から風により吹 き上げられても、マンホール蓋2が外れることがなくなる。また、人為的にロッ クハンドル4無しでは、マンホール蓋2を開けることはできないので危険防止が できる。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々 に変形実施できる。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、出没動作によりマンホール蓋に設けた係止部材 をマンホール開口部に設けた係止孔に係止することで、マンホール蓋をマンホー ル開口部に固定できるので、マンホール蓋によりマンホール開口部を閉じる際に 、マンホール蓋を容易かつ確実に固定でき、しかも素手で簡単に固定解除できな いマンホール蓋固定構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマンホール蓋固定構造の一実施例を示
すマンホール開口部及びマンホール蓋の断面図である。
【図2】プレートプラグとロックスライダとの関係を示
す斜視図である。
【図3】キーボックスの一部破断部のある斜視図であ
る。
【図4】プレートプラグ,ロックスライダ及びキーボッ
クスの組合わせ状態を示す底面図である。
【図5】プレートの平面図である。
【図6】ロックハンドルの斜視図である。
【図7】図1の示すマンホール蓋固定構造の作用を示す
断面図である。
【図8】図1の示すマンホール蓋固定構造の作用を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール開口部 2 マンホール蓋 13a 係止孔 31 ロックスライダ(係止部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール蓋によりマンホール開口部を
    閉じる際のマンホール蓋固定構造において、係止孔を前
    記開口部に設け、出没動作により前記係止孔に係止し得
    る係止部材を前記マンホール蓋に設けたことを特徴とす
    るマンホール蓋固定構造。
JP1992003642U 1992-01-07 1992-01-07 マンホール蓋固定構造 Expired - Lifetime JP2516046Y2 (ja)

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JPH0612544U true JPH0612544U (ja) 1994-02-18
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KR101602935B1 (ko) * 2015-07-09 2016-03-11 윤강 침하방지패널 및 이를 이용한 침하방지시공방법

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