JPH01130932A - トリム表皮のソフト化加工法 - Google Patents

トリム表皮のソフト化加工法

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JPH01130932A
JPH01130932A JP28956687A JP28956687A JPH01130932A JP H01130932 A JPH01130932 A JP H01130932A JP 28956687 A JP28956687 A JP 28956687A JP 28956687 A JP28956687 A JP 28956687A JP H01130932 A JPH01130932 A JP H01130932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
trim
master
skin
pile
Prior art date
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Pending
Application number
JP28956687A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kimura
宏 木村
Hirotsugu Kondo
近藤 ▲ひろ▼嗣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はトリム表皮のソフト化させる為の加工法に関し
、特に、クロスに代るソフト化工程として高通気性セラ
ミック型が用いられてソフトパイル付けを行うトリム泄
加工法である。
従来の技術 従来、車両内装品のトリム表皮におけるソフト化及び高
級化はトリム表皮材、パット材及び心材等より構成され
る成形トリムの成形時においてトリム表皮に絞りやステ
ッチ柄を転写して、更にクロスやカーペットを部分的に
貼付けることによって図られていた。
この種、トリム表皮のソフト化及び高級化が図られたド
アトリムについてを第4図乃至第5図に基いて説明する
と、ドアトリムは心材20、パット材30及び表皮材1
0等で構成され、表皮材の張り込みタイプによる製法も
あるが成形タイプの製法が採られ、心材20に不織布及
びウレタンフオームのパット材30を挾み込むように塩
化ビニールシ一トなどの表皮材10で被覆成形し、更に
、高級化仕様車では表皮材に絞り13やステッチ14柄
をドアトリム成型時に転写させ、部分的にクロス12及
びカーペット11が接着されていた。また、豪華仕様車
ではクロス化りに皮革が接着されていた。
発明が解決しようとする問題点 ところが、トリム表皮のソフト化及び高級化を図る為に
接着されたクロス12及びカーペット11は表皮材10
と別部材であり、それらの部材をトリム表皮材10上に
形成するにはそれらの裁断工程、及び接着工程を経由し
なければならず、複雑且つ難易である上、加工工程数及
びコストが増加することになって不都合であった。
そこで、本発明はトリム表皮において部分的にクロスが
接着されている部分をそのクロスに代わるソフトパイル
化させ、そのことによりクロスの裁断工程及び接着工程
等が省かれることを目的とし、トリム表皮におけるソフ
ト化及び高級化に際しての加工工程数を簡素化する加工
法が得られることである。
問題点を解決するための手段 本発明は、塩化ビニール製表皮材、ウレタンフオーム製
パット材、及び心材等により構成される成形トリムにお
いて、トリム表皮の高級化及びソフト化の為、その成形
トリムの真空成形時に、トリム表皮へ絞り及びステッチ
柄を転写すると同時に、部分的にはトリム表皮をソフト
パイル化し、ソフトパイル化に当って、ソフトパイル化
部分をプラスチック又は金属製のパイルで植毛させたマ
スター型よりウレタン樹脂製型及びシリコン樹脂製型を
順次反転成形して型マスターとし、該型マスターに混練
されたセラミック材を注型し、これが乾燥、焼成される
ことによって高通気性のセラミック型の成形型を作り、
該成形型で成形トリムを真空成形することにより塩化ビ
ニールのトリム表皮材にソフトパイルが転写されること
を特徴とするトリム表皮の加工法である。
作用 従って、塩化ビニール製表皮材よりなるトリム表皮で被
覆される成形トリムが成形される時に、ソフト化及び高
級化を図る為、絞りやステッチ柄の転写がトリム表皮材
にされると同時に、部分的にはソフトパイル化を行い、
該ソフトパイル化ノ各ソフトパイルがトリム表皮面に欠
如させることなく完全な形状で形成されるようにする為
、高通気性セラミック型を使用して真空成形等が行われ
、そして、高通気性セラミック型はプラスチック又は金
属製パイルを植毛したマスター型よりウレタン樹脂製型
、及びシリコン樹脂製型と順次反転成形して型マスター
を作り、該型マスターで混練されたセラミック材を注型
し、乾燥焼成することによって得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明すると、第1
図はドア成形トリムのトリム表皮がソフト化及び高級化
した状態を示し、第2図はトリム表皮のソフト化の為に
ソフトパイル化されたトリム表皮断面を示し、そして、
第3図はトリム表皮のソフトパイル化がされるセラミッ
ク型の成形型の製造過程を示す。
第1図において、ドア成形トリムが心材20、パット材
30及び表皮材10等で構成されて、ファイバボード等
よりなる心材20に不織布及びウレタンフオームのパッ
ト材30を挾み込むようにして塩化ビニールシートなど
の表皮材10で被覆してドア成形トリムが成形される。
そして、トリム表皮lの高級化及びソフト化の為に成形
トリム成形時において、部分的であるがトリム表皮面に
ソフトパイル2をも成形してソフトパイル化し、それと
同時に絞り13やステッチ14柄を転写する。
そこで、第2図に示す如くのトリム表皮のソフトパイル
化において、成形トリムが成形型による真空成形で行わ
れる場合には、トリム表皮面に欠如されない完全な形状
でソフトパイル2付けがされるよう成形型をキャビティ
の脱気のされるようにする必要があった。
従って、ソフトパイル成形部分のキャビティの脱気をも
可能とするには高通気性のセラミック型による真空成形
を行うことであって、高通気性セラミック型は第3図に
示す如き手順で形成される。
第3図(B)において、先ず、微細なパイルとして、パ
イル径5〜70μ、パイル高さ0.5〜2.0π友のナ
イロン、ポリエステルなどのプラスチック又は金属製パ
イル4aをマスターとし、それが植毛されたマスター型
4を形成し、該マスター型4により反転成形でウレタン
樹脂製型5、シリコン樹脂製型6と順次成形して、この
シリコン樹脂製型6を型マスターとする。次に、シリコ
ン樹脂製型6の型マスターにセラミック粉、鉄粉、金属
繊維及びバインダーを、各々の比率が4: 4:  1
:  lとなるようにして混練したセラミック材を注型
し、これを乾燥焼成してセラミック型3を作る。作られ
た該セラミック型3はその型全体が数10μの通気孔3
aを有し、高通気性のセラミック型となる。
そこで、上記高通気性のセラミック型3をメスの成形型
として成形トリムの真空成形をすると、セラミック型3
が高通気性である為、塩化ビニール製表皮材10にソフ
トパイルを成形し、トリム表皮のソフトパイル化が必要
な部分のトリム表皮面にはソフトパイル2が良好に形成
され、トリム表皮1のソフト化が可能となる。
なお、トリム表皮のソフト化の為、接着された従来のク
ロス12に代って形成されたソフトパイル化はクロス1
2が接着されていた部分のみならず、カーペット11が
接着されていた部分においても応用可能であって、カー
ペット11部分にはクロス12部分のソフトパイル2よ
り太目のソフトパイルが成形されるようマスター型4に
植毛されるプラスチック又は金属のパイル4aを太目に
し、このようにして形成された高通気性のセラミック型
3によって真空成形されたときには、従来のクロス部分
及びカーペット部分がソフトパイル化され、−方、該成
形時にソフトパイル化された以外のトリム表皮に絞りや
ストレッチ柄を転写する。
なおまた、上記方法は高通気性セラミック型3が用いら
れての塩化ビニール(pvc)製表皮のソフトパイル化
を成形トリムの真空成形時にするものであるが、上記成
形トリムのトリム表皮がpvc。
PP、 ABS等による射出成形で成形されるとき、ソ
フトパイル化するものであってもよいし、また、PvC
のベーストレジンに可塑剤の加えられた液状のものをセ
ラミック型の表面に流し、付着した部分を固化させて成
形するPVCスラッシュ成形でのソフトパイル化したト
リム表皮が張込みタイプの製法でパット材を挟み込んで
心材に張込ませてもよいことは云うまでもない。   
− 発明の効果 以上の結果、本発明は成形トリムの成形時に高通気性セ
ラミック型により絞りやステッチ柄の転写、及びソフト
パイルの転写がトリム表皮にされて、クロス及びカーペ
ット等の別部材を接着させることなくソフト化及び高級
化し、しかも、高通気性セラミック型によるトリム表皮
へのソフトパイル付けである為に、細いソフトパイルが
欠如してしまうようなことなく、完全な形状で絞りやス
テッチ柄の転写と同時に転写出来、クロス及びカーペッ
トの別部材を用いての裁断工程及び接着工程などの複雑
且つ難易な加工工程が省けて加工工程数を少なくする上
、仕上りが触覚的、視覚的にソフト化及び高級化の向上
をするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のドア成形トリムのトリム表皮がソフ
ト化及び高級化した状態図であって、(A)は正面図、
(B)は側断面図である。第2図はトリム表皮のソフト
パイル化された断面図であって、第3図はトリム表皮の
ソフトパイル化させるセラミック型の製造過程図を示し
、(A)はセラミック型のソフトパイル化部分の一部断
面図、(B)はセラミック型への過程状態図である。第
4図は従来のドア成形トリムのトリム表皮がソフト化及
び高級化した状態図であって、(A)は正面図、(B)
は側断面図であり、第5図は、トリム表皮にクロスの接
着された状態の断面図である。 1・・トリム表皮、2・・ソフトパイル、3・・セラミ
ック型、3a・・通気孔、4・・マスター型、4a・・
パイル、5・・ウレタン樹脂製型、6・・シリコン樹脂
製型、10・・トリム表皮材、11・・カーペット、1
2・・クロス、13・・絞り柄、14・・ステッチ柄、
20・・心材、30・・パット材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空成形により成形される表皮材、パット材、及び心材
    等よりなる成形トリムにおいて、トリム表皮の高級化及
    びソフト化の為、成形時に、絞り及びステッチ柄をトリ
    ム表皮へ転写すると同時に、部分的にはトリム表皮をソ
    フトパイル化し、ソフトパイル化するに当って、ソフト
    パイル化部分をプラスチック又は金属製のパイルで植毛
    させたマスター型よりウレタン樹脂製型及びシリコン樹
    脂製型を順次反転成形して型マスターとし、該シリコン
    樹脂製型の型マスターに混練されたセラミック材を注型
    し、これが乾燥、焼成されることによって高通気性のセ
    ラミック型の成形型を作り、該成形型で成形トリムを真
    空成形することにより塩化ビニールのトリム表皮材にソ
    フトパイルが転写されることを特徴とするトリム表皮の
    ソフト化加工法。
JP28956687A 1987-11-18 1987-11-18 トリム表皮のソフト化加工法 Pending JPH01130932A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534513A (ja) * 2003-07-11 2007-11-29 コリンズ・アンド・アイクマン・プロダクツ・コーポレーション クロス調テクスチャーカバー材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534513A (ja) * 2003-07-11 2007-11-29 コリンズ・アンド・アイクマン・プロダクツ・コーポレーション クロス調テクスチャーカバー材料

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