JPH01128673A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH01128673A
JPH01128673A JP62286818A JP28681887A JPH01128673A JP H01128673 A JPH01128673 A JP H01128673A JP 62286818 A JP62286818 A JP 62286818A JP 28681887 A JP28681887 A JP 28681887A JP H01128673 A JPH01128673 A JP H01128673A
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JP62286818A
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Hiroyuki Kimura
木村 裕行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像処理装置、特に画像を読み取って画像信
号に変換する読み取り手段を有する画像処理装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、例えば複写機の様な画像処理装置において、原稿
を入力して、これを出力すると、原稿中の不要な部分ま
でコピーされてしまうという欠点があった。例えば、写
真用の35mmフィルムを、複写機を用いてベタ焼きす
る場合、必要な画像領域がコピーされるだけでなく、フ
ィルムのバーフオーレーション部分の様な不必要な領域
までもコピーされてしまうので、出力されたベタ焼きが
非常に見苦しくなってしまうものであった。また、書類
の中に機密事項を書く欄があった場合、普通にコピーを
行うと、この機密事項の欄までコピーされてしまうとい
う欠点があった。これに対して、従来は不必要な部分(
例えば、フィルムのパーフォレーションの部分)や、コ
ピーしてはいけない部分(例えば、書類の中の機密事項
の欄の部分)をマスクする為の台紙を作り、複写機の上
に、まず、マスク用の台紙を置いた上で原稿となるフィ
ルムや書類を重ねてコピーする方法が取られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この方法では、原稿のセットの前にマスク用の
台紙をセットする手間が必要な上に、マスク用台紙と原
稿の位置合わせにも注意しなくてはならないという欠点
があった。
また、マスク用台紙を作る際のはさみを用いた切り抜き
作業が大変であったり、マスク用台紙の破損、紛失の可
能性がある等の問題があった。
これに対して、原稿上にマーカーを用いて必要領域を囲
っておけば、入力の際、マーカー領域を識別してマーカ
ー領域のみコピーして(れる複写機が作られている。ま
た、予め原稿をディジタイザ−の様な座標入力装置に置
いて原稿の必要領域をスタイラスペンで指示しておけば
、コピーの際に指示した領域のみ複写を行える複写機も
作られている。
しかしながら、上述の前者の複写機では、コピーを行う
前に、原稿の必要領域をマーカーで囲む必要があり、こ
れは同一のフォーマットの原稿を何枚もコピーする場合
でも、全ての原稿にマーカーで記入しな(てはならず、
多大の手間を必要とするという問題に加え、前述のマー
カーを検出するための特別なセンサを必要とするという
問題点があった。また、原稿が1枚しかなく、重要な場
合は、マーカーで汚してしまうと、以後使えなくなって
しまうという欠点があった。
また、上述後者の複写機では、必要領域の指示を記憶さ
せておけば、定形の書式の原稿のコピーの際の原稿毎の
領域指定が不要になるが、領域の指定の為に、ディジタ
イザ−の様な座標入力装置が必要となり、装置が高価に
なってしまうと言った欠点があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はかかる従来の欠点を個々にあるいは全て解決す
る画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は上述の目的を達成するために、
画像を読み取って画像信号に変換する読み取り手段、該
読み取り手段により読み取られた特定パターンに応じた
情報を記憶する手段、該記憶する手段により記憶された
情報に応じて前記読み取り手段より変換された画像信号
レベルを制御する手段とを有する。
〔作 用〕
上記構成に於いて、前記記憶する手段は前記読み取り手
段により読み取られた特定パターンに応じた情報が記憶
され、前記処理する手段は前記記憶手段により記憶され
た情報に応じて前記読み取り手段により変換された画像
信号を処理する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例のブロック図である。
1は画像入力部であり、2はこの入力部1を制御する入
力制御部である。3は切換部であり、画像データを4の
画像処理部又は5の2値化部のどちらかに送る。6は2
値データ制御部であり、7は2値データを収納してお(
メモリ、8は2値データの圧縮伸長部であり、9は圧縮
された2値データ用の外部メモリである。10は出力領
域を判断する出力演算部であり、11は出力制御部、1
2は出力部である。13は出力演算部に所定の画像信号
を供給する発生部であり、この画像はコントローラ14
によって指定される。コントローラ14は、切換部3,
2値データ制御部6.所定画像発生部13を後述の様に
制御する。
15は透過原稿をコピーする場合のスイッチ、16は反
射原稿をコピーする場合のスイッチ、17はマスクパタ
ーンをメモリ7に書き込む指示を行うためのスイッチで
ある。また18は外部メモリ9に蓄えられた複数のパタ
ーンから所望のパターンを読み出すためのテンキー、1
9は第6図において後述する。
色選択回路501によって選択される色を設定するため
のスイッチであり、例えばR,G、Bの各色を選択する
ことが出来る。また本実施例ではこの3色を選択可能と
したが、これに限らず種々の選択方法を採用することが
出来る。
また、20はマスクパターンを使つて、原稿をコピーす
る場合、このモードを設定するスイッチであり、このス
イッチがオフの場合にはマスクパターンを用いない通常
のコピー動作が行われる。
次に第1図に示した各要素について説明する。
第2図は、lの画像入力部の断面図である。図において
、101は原稿台ガラス、102は原稿である。
103は透過原稿用の照明ユニットであり、不図示の支
持体に固定されている。104は光源、105は光源の
後方に配置された反射ミラー、106は照明用投影レン
ズである。原稿102がフィルムの様な透過原稿の場合
は、この透過原稿ユニットを用いて、上方より照明を行
って、原稿の透過光を後述のラインセンサーで読み取る
。107は反射原稿用の照明に用いられるハロゲンラン
プであり、原稿102が反射原稿の場合は、ハロゲンラ
ンプ107を用いて下方より照明を行い、原稿の反射光
を後述のラインセンサーで読み取るのである。108,
109゜110は、反射用の第1〜第3ミラーであり、
111は近赤外光カット用のフィルターであり、撮像レ
ンズ112の前方に配置されている。113は前記撮像
レンズ112の後方に配置され、赤(R)、緑(G)。
青(B)の3原色に色分解を行う3色分解プリズムであ
る。114,115,116は前記RGBの各分解色を
読み取る為のCODの様なラインセンサーである。
また、第3図は前記3色分解プリズム113近傍の部分
拡大断面図で、各々のプリズム117,118゜119
により、原稿102からの反射光又は透過光がRGBに
分解される様子を示している。
第2図に示したハロゲンランプ107と第1ミラー10
8は、不図示の支持体によって支持され、不図示の案内
レールによって図中A方向に移動する様になっており、
これによって、原稿102に対して副走査ができる様に
なっている。また、第2ミラー109および第3ミラー
110は、不図示の支持体によって支持され、不図示の
案内レールによってこれも、入方向に移動する様に構成
されているが、この移動量は、前記ハロゲンランプ10
7及び第1ミラー108が、それぞれ図中の1点鎖線の
位置まで移動する間、原稿台ガラス101上のどの走査
点についても、撮像レンズ112までの光路長が1定値
を維持する様に設定されている。
第4図は、第1図の12で示された出力部であり、本実
施例では、カラーレーザービームプリンターが用いられ
ている。図において、1201はレーザー光Laを発射
するための記録手段としての半導体レーザーであり、画
像情報の値に基いて変調される。1202は、変調され
た前記レーザー光Laを所定のビーム径にするビームエ
キスパンダ、1203は、前記ビームエキスパンダ12
02を経由してきたレーザー光を反射する多面体反射鏡
、1204は前記多面体反射鏡1203を回転させてレ
ーザー光Laを実質的に水平走査させる為の定速回転モ
ーター、1205はf−θ特性を有する結像レンズ、1
206は前記結像レンズ1205を経由したレーザー光
Laを透過させる為のスリットで、後述の2次帯電器1
2121に備えられる。1207は前記スリット120
6を通ったレーザー光Laをスポット光として結像する
感光ドラムである。1208は前記感光ドラム1207
の近傍に配設され、前記結像レンズ1205を経由した
レーザー光Laの一部を反射するミラー、1209は前
記ミラー1208により反射されたレーザー光Laを検
出するレーザービーム検出器で、前記感光ドラム120
7に所定の光情報を与えるために、適当なタイミングで
半導体レーザーが変調されるように制御信号を取り出し
ている。なお、前記感光ドラム1207は、例えば、導
電性体、光導電層および絶縁層の3層より成るCdS感
光体を有し、不図示の回転可能な支持体で支持されてい
る。そして、1210は前記感光ドラム1207の近傍
に備えられたクリーニングユニット、1211は同じく
前記感光ドラム1207に対向して配設された1次帯電
器、1212は2次帯電器、1213は前記感光ドラム
1207を均一露光して静電潜像を行うランプで、前記
2次帯電器1212と共に、感光ドラム1207に相対
向して配設されている。1214゜1215.1216
は各々、イエロー、マゼンタ、シアン。
ブラックの現像剤を有する現像器で、前記感光ドラム1
207の下方に配設されている。1229は給紙用のカ
セット、1218は前記給紙用カセット1219に収納
された転写材、1229は給紙ローラー、1220は前
記感光ドラム1207と同径の転写ドラム、1221は
転写材1218の先端を保持するグリッパ、1222は
前記転写ドラム1220に設けられたシリンダ切欠部、
1223は前記シリンダ切欠部1222に張り渡した7
0メツシュ前後のポリエステル製メツシュスクリーンで
前記転写材1218を巻き付けられるようにしである。
1224は前記メツシュスクリーン1223の開口部を
通して転写材1218の裏面を帯電させる転写帯電器で
、これにより、前記感光ドラム1207上に現像された
像を転写材1218に転写すると共に、その転写材12
18をメツシュスクリーン1223に静電吸着させるも
のである。1225は、前記転写材1218と転写ドラ
ム1220より分離するための分離爪、1226は分離
された前記転写材1218を搬送するための搬送ベルト
、1227は前記搬送ベルト1226により搬送された
転写材1218を加熱定着するための加熱ローラ一定着
器、1228は排紙トレーで、前記熱ローラ一定着器1
227を経由して転写材1218を収めるためにある。
第5図は、第1図の4に示されている画像処理部4の構
成を示すブロック図である。図示した各回路はコントロ
ーラ14の制御信号に従って、後述の画像処理部の各回
路が制御されている。401は、反転回路である。この
反転回路401へは、第1図の入力部1で入力され、入
力制御部で多値のデジタルデータに変換された原稿のR
GBの画像情報が入力される。この反転回路401では
、RGBのデータを出力部12で出力の処理に都合の良
いイエロー(Y)。
マゼンタ(M)、シアン(C)のデータに変換する。
また、入力原稿がネガフィルムの様な、ネガ画像の場合
は、コントローラ14からの制御で、反転回路401は
何も処理を行わない様になっている。402はシェーデ
ィング補正回路であり、光源の光1ムラや、CCDの感
度ムラ等のデータが予めこのシェーディング補正回路に
記憶されており、このシェーディング補正回路で補正さ
れることにより、ムラのない画像データに変換される。
また、原稿なしの状態でブリスキャンも行わない、この
情報を用いてシェーディング補正を行うことも可能であ
る。
403はガンマ補正回路であり、原稿の濃度特性を出力
の濃度特性に合わせる変換がなされる。404はマスキ
ング回路であり、該回路で出力可能な色領域に合わせた
色の補正がなされる。405はUCR処理回路であり、
予め定められたOCRの比率に合う様にMMCの値が演
算され、MMC及び黒(B1)の情報が作り出される。
なお、このUCR処理回路405へはコントローラ14
から、現在出力に必要な色の情報が送られてきており、
UCR処理回路405はこれに合わせて、Y、M、C,
B Ilの中から必要な1色のみを出力する様になって
いる。406はデイザ処理回路であり、UCR処理回路
405から送られてきたY、M、C,B lの色に対し
て゛、予め設定されているデイザパターンを用いてデイ
ザ処理が行われ、1.0の2値の画像データが作られ、
第1図の出力演算部10に送られる。なお、407は同
期制御回路であり、401の反転回路からデイザ処理回
路406までの画像データ処理の同期制御を行っている
第6図は、第1図に示した2値化部5の構成を示すブロ
ック図である。2値化部5も画像処理部4と同じく、コ
ントローラ14によって制御されている。
501は色選択回路である。色選択回路へは、第1図の
入力部1.入力制御部2を通って入力されたマスク原稿
がデジタル化されて入力される。この色選択回路501
でマスクの色として予め定められた色が選択され、以後
の回路には、この選択されたマスクの色のデータのみが
送られる。502はシェーディング補正回路であり、第
5図のシェーディング補正回路402と同様にシェーデ
ィング補正を行う。
このシェーディング補正回路502を通って補正された
マスクデータは、2値化回路503に送られる。
2値化回路503では予め定め゛られたスレッシュホー
ルドレベルで、マスクデータを2値化する。これによっ
て、原稿の1部をマスクする為に用いられる2値マスク
画像が得られる。この2値マスク画像は第1図の2値デ
ータ制御部6を介してメモリ7に送られる。なお、50
4は同期制御回路であり、501の色選択回路から50
3の2値化回路までのマスクデータの流れの同期制御を
行う。
また、2値データ制御部6は、メモリ7にデータを送る
代わりに圧縮伸長部8を介して2値マスク画像を、例え
ばランレングス符号化等の圧縮回路により圧縮した後に
外部メモリ9に書き込む様にしてもよい。これに依り、
多数の2値マスク画像を記憶することが出来る。
第7図は、第1図の出力演算部10の処理内容を示すた
めの論理回路図である。図中、1001は第4図の画像
処理部4の出力である原稿のデイザ画像が送られて(る
ラインである。1002は第1図のメモリ7に収納され
た2値マスク画像である。1003は予め定められたマ
スク領域の色であり、出力演算部10の中でデイザパタ
ーンに変換されて送られてくる。この原稿デイザ画像1
001.2値マスク画像1002、マスク領域色100
3はコントローラ14からの制御によって、出力の際の
同一位置のデータが同時に1001〜1003に送られ
てくる様に制御されている。1006はAND回路であ
り、2値マスク画像と第1図に示した所定画像発生部1
3からのマスク領域色が入力になっている。この為、A
ND回路1006の出力は、2値マスク画像が1(すな
わちマスク領域部)の時に、マスク領域色(第1図に示
す所定画像発生部13からのデータ)が出ていき、2値
マスク画像が0の時は、出力されない。1005もAN
D回路であり、入力データは、原稿のデイザパターンと
、インバーター1004を介した2値マスク画像である
。この為、2値マスク画像がOの時、インバーター10
04を通して、AND回路1005の入力が1になるの
で、この時、出力に原稿のデイザパターンが出力され、
2値マスク画像が1の時、何も出力されない。このAN
D回路1005と1006の出力がOR回路1007の
入力になっており、ライン10o8に出力される。AN
D回路1005と1006は、2値マスク画像の1,0
に対応して、1006からマスク領域色が出力される場
合と、1005から原稿デイザパターンが出力されるか
のどちらかなので、この両者を入力とするOR回路10
07の出力1008は、この両者のどちらかが出てくる
ことになる。
次に、以上の様に構成された実施例の処理の内容を順に
説明していく。まず、ここではメモリ7にマスクパター
ンが既に記憶されており、原稿を入力してマスク部分を
除いた領域のみを出力する場合について説明する。
まず、第2図において原稿102 (例えば第8図に示
す様なネガケースに入った3 5 m mフィルムや第
11図に示す様な機密事項の欄がある書類)を原稿台ガ
ラス101上の所定の位置にセットする。次に、スイッ
チ20をオンしてマスクパターンを用いてコピーするモ
ードを入力する。次に、スイッチ15をオンすると、透
過原稿の場合は光源104が点灯して、原稿102が照
明される。また、反射原稿の場合は、スイッチ16をオ
ンするとハロゲンランプ107が点灯する。透過原稿の
場合は光源104の透過光、反射原稿の場合はハロゲン
ランプ107゛の反射光が108,109,110の第
1〜第3ミラーに反射され、赤外カットフィルター11
1.撮像レンズ112.3色分解プリズム113を通っ
てRGBのラインセンサー114,115,116に結
像されるラインセンサー114.115,116で読み
取られた画像は、第1図の入力制御部2で増幅された後
に、量子化されて多値のデジタル画像データに変換され
て切換部3に送られる。1ラインの読取りが終了すると
、不図示の案内レールによって、108,109,11
0の反射ミラー及びハロゲンランプ107がA方向に移
動し、副走査が行われる。副走査カ月回終了することで
、出力部から1色の出力が完了するので、出力の回数で
ある4回の入力を繰返すことによって、入力は完了する
。。
さて、第1図の切換部3に送られたRGBの多値のデジ
タル画像データは、現在のモードがスイッチ15あるい
はスイッチ16でオンされる原稿入力モードであるので
、画像処理部4に送られる。
第5図において多値のデジタル画像データは、まず、反
転回路に送られる。ここで、RGBの色が出力に都合の
良いMMCに変換される。なお、入力原稿がネガフィル
ムの様に、予め、反転された画像の場合は、ここでは何
の処理も行われない。反転回路401を出た画像データ
は、シェーディング補正回路402に入力され、ここで
、光源の照明ムラやラインセンサーの感度ムラ等の補正
が行われる。
シェーディング補正が行われた画像データは次にガンマ
補正回路403に送られる。ここで、画像データは、出
力の濃度特性に合致する様に変換される。
次に、画像データはマスキング回路404に送られ、出
力部の色再現に適した色特性に補正される。さらに、画
像データは、UCR回路405に送られて、予め定めら
れた割合でUCR処理が行われ、Y、M。
Cから、Y、M、C,B fが作られる。なお、このU
CR回路405の出力は、現在出力中の色(Y、M、C
,Blの中の1色)のみが出力される様になっている。
UCR処理が行われた画像データは、デイザ回路406
に送られ、色別に予め用意されたデイザパターンを用い
てデイザ処理が行われ、2値化されたデイザデータが出
力される。
この、デイザ画像は、第1図の出力演算部10に送られ
るのだが、これと同期して、メモリ7に予めた(わえら
れた、マスク用のデータ(例えば、原稿が第8図の様な
ネガケースに入ったフィルムの場合は、第9図の様なマ
スクパターン、また、原稿が第11図の様な書類の場合
は、第12図の様なマスクパターン、但し第9図、第1
1図において斜線部が1、その他領域がOであるとする
)のうち、出力演算部10に送られたデイザ画像と同一
位置のマスクデータが、2値データ制御部6を介して出
力演算部10に送られる。
出力演算部10では、第7図に示された回路に従い、マ
スク画像データが1の時は所定画像発生部13から予め
定められたマスク色が、マスク画像データが0の時は画
像処理部4から出力されたデイザ画像が出力される。こ
れによって、原稿画像のうち、マスク領域の画像が消去
された(指定色に置き換えられた)画像が作られたこと
になる。このデイザ画像は出力制御部11に送られ、第
4図に示す半導体レーザー1201を変調する信号に変
換される。
この変調信号によって変調されたレーザー光Laは、ビ
ームエキスパンダー1202において、所定のビーム径
を持つレーザー光になり、多面体反射鏡1203に入射
される。そして、前記多面体反射鏡1203の複数の反
射鏡が定速回転モーター1204により所定速度で回転
すると、レーザー光Laは実質的に水平に走査される。
そして、結像レンズ1205により、2次帯電器121
2のスリット1206を通って、感光ドラム1207上
にスポット光として結像される。また、前記結像レンズ
1205を通過したレーザー光Laの1部は、ミラー1
208によって反射されてレーザービーム検出器120
9で検知される。この検知信号は、出力制御部11にお
いて、半導体レーザー1201の変調動作のタイミング
制御に用いられる。前記感光ドラム1207は、予めク
リーニングユニット1210により清掃されており、次
いで、交流帯電器により以前に形成された潜像の影響が
除去さ°れ、さらに、図中の矢印方向の回転に伴って、
その感光ドラム1207の表面が一次帯電器1211に
より一様にプラス極性に帯電された後、2次帯電器12
12により、マイナス極性のコロナ放電が施されつつ、
レーザー光Laによる走査を受け、さらにランプ121
3により均一露光されて静電潜像が形成される。この潜
像は各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック現像剤
を有する現像器1214,1215゜1216.121
7のうち、対応する色の現像器により現像される。そし
て予め、カセット1229に収納された転写材1218
は、感光ドラム1207の回転に同期して給紙ローラー
1219により送られ、転写ドラム1220のグリッパ
−1221に転写材1218の先端が保持され、そのシ
リンダ切欠き部1222のメツシュスクリーン1223
の表面に巻きつけられる。転写ン帯電器1224は前記
メツシュスクリ−1223の開口部を介して、転写材1
218の裏・面を帯電させるとともに、メツシュスクリ
ーン1223の表面を帯電させ、感光ドラム1207上
の現像された像を転写材1218に転写するとともに、
メツシュスクリーン1223の表面に、前記転写材4o
を静電吸着させる。そして、転写ドラム122o上の転
写材1218に感光ドラム12o7上の現像された像が
4色位置合わせされて多重転写された後、グリッパ−1
221が開放され、分離爪1225が作動して転写材1
218を分離する。すると、その転写材1218は搬送
ベルト1226により、加熱ローラー定着器1227へ
導かれ、転写された像が加熱定着され、その後転写材1
218は排紙トレー1228に排出されて、出力が完了
する。
ここでメモリ7に第9図あるいは第12図に示すマスク
パターンが書き込まれていれば、第8図や第11図に示
される様な、原稿からメモリ7で指定されるマスク領域
の画像を除いた画像が出力部から出力される。したがっ
て不要部分のない見やすい画像や、機密部分を消去した
公表可能な書類になっているのである。
次に、マスク画像を入力する場合を説明する。
まず、マスク領域のみに、予め定められた特定色を塗っ
た原稿と同一サイズのマスク原稿を作る。
例えば第8図に示す様に、原稿がネガケース(図中FI
LM  NEGA  HOLDERとして示す)に入っ
た3 5 m mフィルムの場合は、第9図に示す様な
特定パターンを持つマスク原稿になり、例えば第11図
に示す様に原稿が機密事項欄のある書類であれば、第1
2図の様なマスク原稿になる。このマスク原稿を、通常
原稿入力の際と同じ様に、第2図に示す原稿台ガラス1
01上の所定位置に置く。次にスイッチ17をオンする
ことにより、マスク原稿入力モードであることを設定し
、スイッチ15.16のいずれかを押す。これによって
、マスク原稿の読み取りが行なわれるが、この入力方法
は、前述した通常原稿入力の方法と同一なので説明を省
略する。
入力されたマスク原稿の画像データは、第1図に示した
切換部3によって、今回は、2値化部5に送られる。こ
の制御はコントローラ14によりスイッチ17の状態に
応じて行われる。2値化部5では、第6図に示す様に、
まず色選択回路501に入力され、ここで予め定められ
たマスク用の色のみが抽出される。例えば、背気色が白
、マスク色が黒となる様に第9図、第12図に示す様な
マスク原稿が作られている場合は、入力されたRGBの
色から、明度を求める演算を行わせれば良いことになる
。次に、抽出されたマスク色は、シェーディング補正回
路502に送られ、光量ムラ、感度ムラの補正が行われ
る。シェーディング補正の行われた画像データは、2値
化回路503に送られ、ここで、予め定められたスレシ
ホールドレベル(閾値)で2値化され、2値化マスク画
像データが作られる。例えば、前述の背景が白、マスク
色が黒で設定され、8ビツトで量子化されている場合、
スレシホールドレベルを例えば100に設定してあれば
′、0〜100の値を持つ領域がマスク領域として、2
値化データでは1が設定され、101〜255の値を持
つ領域は、マスク以外の領域として、2値化データでは
Oが設定されるのである。
この様にして作成された2値マスク画像は、2値データ
制御部6を介してメモリ7に収納され、これによって以
降のマスク画像処理に用いられる。
本実施例では、同一の入力部を用いて通常原稿の入力と
マスク原稿の入力が行えるので、従来の様にディジタイ
ザ−とスタイラスペンの様な、別の入力装置が不要とな
り、装置を安価に構成することができる様になる。また
、−度入力したマスク画像はメモリ7に格納されている
ため繰返して何度も使用できるので、入力の毎に、マス
ク領域を設定したりする必要はなく、きわめて手軽に操
作が行える様になるのである。
次に以上の動作を第14図に示すコントローラ14のフ
ローチャートを用いてまとめて説明する。
まず第1図に示したスイッチ17により、マスクパター
ンのメモリ7あるいは外部メモリ9への書き込みが指示
されているか否かを判別する(Sl)。ここでマスクパ
ターンの書き込みが指示されていない場合には切換部3
を処理部l側に切り換え(S2)、スイッチ15、ある
いはスイッチ16のオンを検出しくS3.S5)、オン
されていれば夫々のスイッチに応じ、光源104.ラン
プ107のいずれかを点灯させる(S7.S9)。次に
スイッチ20をオンされているか否か、即ちマスクパタ
ーンを使っての原稿のコピーが指示されているか否かを
判別しく5ll)、指示されていなければ通常のコピー
動作を行う(S23)。
指示されていればテンキー18により外部メモリ9に記
憶されているマスクパターンの読み出しが指示されてい
るか否かを判別しく513)、指示がなければメモリ7
から読み出しを行い(S15)、指示があれば外部メモ
リ9からの読み出しを行う(S17)。
次に色選択スイッチ19に応じて第1図に示した所定画
像発生部13から選択された色の画像信号を出力させ(
S19)、次に2値データ制御部6からマスクパターン
に対応した画像情報を第7図に示す1002のラインに
出力させる。したがって、出力演算部lOからはメモリ
7、あるいは外部メモリ9に記憶されたマスクパターン
に対応した領域が所定画像発生部13から出力された画
像信号に置き換えられる。尚、マスクパターンに対応し
た領域に画像が形成されない様にする場合には色選択ス
イッチ19の選択を行わない様にすればよい。次いでコ
ピー動作が終了したか否かを判別しく525)、終了し
た場合にはフローはSlへ戻ル。
前述の81において、スイッチ17によりマスクパター
ンの書き込みが指示されている場合には、まず切換部3
を2値化部5側へ切り換え(SaO)、S3゜S5.S
7.S9と同様の制御を行う(S31.S33.S35
゜537)。次に、スイッチ19による指定が行われて
いるか否か、即ち色選択スイッチ19によりマスクパタ
ーンとして、第6図501として示す色選択回路により
抽出すべき画像の色が選択されていればそれに応じ色選
択回路501を動作させる(S41)。
尚、S39において色選択スイッチ19による指定が無
ければ色選択回路501は前述した様に入力されたR、
G、Bの色から明度を求める演算を行う様にすればよい
。次にメモリ7、外部メモリ9に2値化回路503の出
力を2値データ制御部6を介して書き込む(S43)。
書き込みが終了すれば(S45)、Slへ戻る。
また以上の実施例においてはくメモリ7に例えば第9図
、第12図に示すマスクパターンを記憶させるに加えて
く第1図に示す様な圧縮伸張部8によって、−ニラ像情
報を圧縮して外部メモリ9に書き込む様にしているので
、単に一種類のマスクパターンだけではなく多数のマス
クパターンをIDデータとともにメモリ9に蓄積するこ
とが出来る。これを第1図の18に示す様なテンキーを
使ってIDデータを指定し、所望のマスクパターンを読
み出す様にすることも出来る。
また本実施例では第7図に示す様な論理回路を用いてマ
スクパターンに相当する画像のレベル、第1図に示す所
定画像発生部13から出力される画像のレベルに置き換
える様にしたが、本発明はこれに限らず、マスクパター
ンに相当する画像のレベルを所定の係数を乗算すること
によって変換する様にしてもよい。また、この他にもマ
スクパターンに相当する画像のレベルを他の画像信号、
例えば第8図に示すネガケースに書き込まれている文字
に対応する様な画像信号に変換してもよい。
また、本実施例では第6図に示す色選択回路501によ
って選択される色を第1図に示した色指定スイッチ19
により設定可能としたので、第9図、第12図に示した
様なマスクパターンを種々の色で作成することが出来る
また、本実施例では外部メモリー9に複数のマスクパタ
ーンをIDデータとともに記憶する様にし、これをテン
キー18で指定し、所望のマスクパターンを読み出す様
にしたので、使用状況に応じて種々のパターンを自在に
選択出来、使い勝手が非常に良い。
以上説明した様に本実施例に依れば1から入力した画像
データーを、通常処理とマスク画像作成の両方に切換え
て使える様にし、マスクパターンをメモリーに収納する
ことにより、原稿に毎回マスクパターンを指示する手間
を不要にすることができた。また、これにより、マスク
領域(パターン)を指示する為の特別な入力手段が不要
になるので、システムを安価に構築できる様になるとい
う効果を奏する。
以上説明した実施例では、画像を読み取って画像信号に
変換する読み取り手段を第1図に示した入力部1とし、
該読み取り手段により読み取られた特定パターンに応じ
た情報を記憶する手段を第1図に示したメモリー7ある
いは外部メモリー9とし、該記憶する手段により記憶さ
れた情報に応じて前記読み取り手段に変換された画像信
号のレベルを制御する手段を出力演算部10とした。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明に依れば、読み取り手段により
読み取られた特定パターンに応じた情報を記憶し、これ
に応じて該読み取り手段により変換された画像信号レベ
ルを制御しているので、従来の様に原稿を汚したり、座
標入力装置も必要とせずに特定の領域以外の画像を見易
くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は入力
部1の断面図、 第3図は第2図の要部を拡大して示した図、第4図は出
力部12の斜視図、 第5図は画像処理部4のブロック図、 第6図は2値化部5のブロック図、 第7図は出力演算部10の論理回路図、第8図、第11
図は原稿画像を示す図、第9図、第12図はマスクパタ
ーンを示す図、第10図、第13図は出力演算部10に
より処理され、出力部12で出力された画像を示す図、
第14図はコントローラ14の動作を示すフローチャー
トである。 ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・入力部2・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・入力制御部3・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・切換部4・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・画像処理部5・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2値
化部6・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・2値データー制御部7・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・メモリー10・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出力演算部11 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・出力制御部12
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・出力部/22δ 第6図 第8図 第q 回

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像を読み取って画像信号に変換する読み取り手
    段、 読み取り手段により読み取られた特定パターンに応じた
    情報を記憶する手段、 該記憶する手段により記憶された情報に応じて前記読み
    取り手段により変換された画像信号レベルを制御する手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)前記制御する手段に前記記憶された情報に応じて
    前記読み取り手段により変換された画像信号をマスクす
    る手段であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の画像処理装置。
  3. (3)前記記憶する手段は前記特定パターンを複数記憶
    可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第2項記載の画像処理装置。
  4. (4)前記記憶する手段は複数記憶された特定パターン
    からランダムに1つを読み出すことが出来る手段である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の画像処理
    装置。
  5. (5)前記制御する手段はレベルを制御した画像信号を
    画像プリント手段に供給する手段を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項記載の画像処理装置
  6. (6)前記記憶する手段は該読み取り手段により読み取
    られた画像信号から特定成分を抽出する手段と、該抽出
    する手段によって抽出された特定成分のパターンに応じ
    た情報をメモリする手段とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第5項記載の画像処理装置。
  7. (7)前記特定成分は外部から設定可能であることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の画像処理装置。
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