JPH01127389A - 平版印刷版支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版支持体の製造方法

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JPH01127389A
JPH01127389A JP28431887A JP28431887A JPH01127389A JP H01127389 A JPH01127389 A JP H01127389A JP 28431887 A JP28431887 A JP 28431887A JP 28431887 A JP28431887 A JP 28431887A JP H01127389 A JPH01127389 A JP H01127389A
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JP
Japan
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aluminum
sulfuric acid
support
roughened
etched
Prior art date
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Pending
Application number
JP28431887A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Uesugi
彰男 上杉
Tsutomu Kakei
掛井 勤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷版支持体の製造方法に関する。特に平版印
刷版に適する粗面化されたマンガンを含有するアルミニ
ウム板からなる印刷版用支持体の製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術] 印刷版用支持体、特に平板印刷版用支持体としては、ア
ルミニウム板が用いられ、ユーザーの多様化から、アル
ミニウム支持体も掻く少量鉄分。
珪素が含有された純アルミニウムに近いものからマンガ
ンを添加した支持体など多岐にわたっている。またマン
ガンを添加した支持体は純アルミニウムに比べて引張強
度が大幅に増加し、今後更に増加の傾向にある。
またアルミニウムしじいたを平版印刷版支持体として使
用するためには、感光材との適度な密着性と保水性を有
していることが必要である。
その為にはアルミニウム支持体の表面が均一かつ緻密な
砂目を有するように粗面化しなければならず、しかも表
面欠陥のない陽極酸化処理を生成する必要がある。実際
これらの工程は、印刷を行った時、板材の汚れ性能や耐
刷性能などに著しい影響を及ぼすので、その良否は版材
製造上重要な要素となっている。
印刷版用アルミニウム支持体の粗面化方法としては、機
械的な砂目室て法、電気化学的な砂目室て法などがあり
、又それらを適時組合わせた形で粗面化を行っている。
機械的な砂目室て法としては、例えばボールグレイン、
ワイヤーグレイン、ブラソシグレイン。
液体ホーニング法などがある。また電気化学的砂目室て
方法としては、交流電解エツチング法がは−ta的に採
用されており、電流としては、普通の正弦波交流電流あ
るいは矩形波など、特殊交番電流が用いられている。ま
たこの電気化学的砂目室ての前処理として、苛性ソーダ
などでエツチング処理をしても良い。
この様にして粗面化されたアルミニウム支持体を陽極酸
化処理して、平版印刷版支持体としていた(例えば特公
昭57−16918号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、アルミニウム支持体材料の多様化により
、表面欠陥のない陽極酸化皮膜を作る必要があった。特
にアルミニウム支持体材料の中にマンガン、鉄、銅など
の不純物が多くなると、陽極酸化処理時にアルミ中に含
まれるマンガンや鉄などのアルミニウムとの金属間化合
物が表面に析出し、皮膜欠陥を引き起こし、その欠陥部
分にインキが入り込み、汚れ性能の悪い支持体しか出来
なかった。
本発明の目的は、マンガン等不純物を含有するアルミニ
ウム支持体を用いた平版印刷版用支持体において、皮膜
欠陥のない陽極酸化処理を行うものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明者等は
、粗面化されたアルミニウム板、特にマンガンを含有す
るアルミニウム支持体の後処理法を検討した結果、本発
明に到った。
即ち、本発明はアルミニウム板、特にマンガンを含有す
るアルミニウム支持体を粗面化した後、硫酸を主体とす
る液でエツチングし、さらに陽極酸化処理を施すことを
特徴とする平版印刷版支持体の製造方法である。
本発明におけるマンガン含有量としては0. 3〜2.
0%の場合特に有効である。
本発明においてアルミニウム支持体を粗面化する方法と
しては、前述の様に各種あるが、電気化学的砂目室て方
法を例にとって説明する。電気化学的砂目室て方法を行
う前にエツチング処理をすることが望ましい。エツチン
グとしてはアルカリ剤が好ましく、苛性ゾーダ、苛性カ
リ、メタ珪酸ソーダ、炭酸ソーダ、アルミン酸ソーダ、
グルコン酸ソーダ等がある。濃度は0.001〜20%
温度は20〜90°C3時間は1秒〜10分間の範囲か
ら選択されるのが適当である。
このようなアルカリエツチングしたアルミニウム板の表
面にアルカリに不溶な物?f(スマット)が残存するの
で、必要に応じてデスマット処理を行っても良い。
引き続きアルミニウム板表面は電気化学的に砂目室てさ
れる。酸性電解液中で電解粗面化されるのが一般的であ
り、塩酸、硝酸またはその混合液が用いられる。中でも
硝酸がより好ましい。濃度としては0. 1〜10重量
%、より好ましくは0.3〜3重盪%の溶液中で、交流
電解エツチングが行われる。電流波形は求める砂目の形
により適時選択される。
電解に使用する電気量によって表面の粗面化状況が異な
ってくる。ピット深さ0.1〜lOIIm。
ピット径は0.2〜20μ−であり、このようなピット
径を形成させるには特公昭56〜19280号、特公昭
55〜19191号各公報に記載参照殊交番波形を用い
るのがより好ましい。
この様な方法で粗面化されたアルミニウム支持体を、硫
酸を主体とした液でエツチング処理を行う0本発明にお
ける硫酸を主体とする液でのエツチング条件としては好
ましい硫酸濃度としては0.1〜40重盪%、温度とし
ては20〜80″Cであり、好ましいエツチング量とし
てはo、oot〜1.5g/nrである。
この様にして得られた支持体は、粗面化された後硫酸主
体の液によってエツチングされることによって、表面の
マンガンや鉄などとアルミニウムとの金属間化合物が溶
出され、陽極酸化処理時には表面欠陥の少ない酸化皮膜
を作成することが出来る。
陽極酸化皮膜は0.1〜10 g/rrr、より好まし
くは0.3〜5 g / rrf表面に形成するのが良
い。
陽極酸化の処理条件は、使用される電解液によって種々
変化するので一概には決定されないが、−船釣には電解
液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70℃、電流密度
0.5〜60A/drrr、電圧1〜100V、電解時
間10秒〜5分の範囲が適当である。
この様にして得られた陽極酸化皮膜を持つ砂目のアルミ
ニウム板は、それ自身安定で親水性に優れたものである
から、直ちに出光性塗膜を上に設ける事も出来るが、必
要により更に表面処理を施す事が出来る。たとえば、先
に記載したアルカリ金属珪酸塩によるシリケート層ある
いは親水性高分子化合物よりなる下塗層を設けることが
できる。
下塗層の塗布量は5〜150mg/ボが好ましい。
次に、このように処理したアルミニウム支持体上に出光
性塗膜を設け、画像露光、現像して製版した後に、印刷
機にセットし、印刷を開始する。
〔実 施 例〕
実施例−1 マンガンを1.2%含有するJIS3003材のアルミ
ニウム支持体を、8%苛性ソーダ水溶液を50°Cに温
めた溶液中に浸漬し、アルミニウム溶解量が5g/rr
rになる様にエツチングし、水洗した後、スマットを除
去し、水洗した。その後1゜8%硝酸水溶液中で特公昭
55−19191号公報に記載の交番波形電流を用いて
粗面化した。電解条件はVA=13.1ボルト、VC=
10.1ボルト陽極時電気量が600クローン/dnr
となる様にした。表面のスマットを除去した後、30重
世%の硫酸を60°Cに温めその中に粗面化された支持
体を浸漬し、0.05g/nfエツチング処理し、水洗
後スマットを除いた。この支持体に20%硫酸中で陽極
酸化皮膜を2.5g/Ilr設け、水洗し、乾燥した。
これを基板「A」とする。
比較例〜1 マンガンを1.2%含有するJIS3003材のアルミ
ニウム支持体を実施例−1と同様な方法で粗面化した後
、表面のスマットを除し、O,1重足%の苛性ソーダ水
溶液を 40°Cに温め、0゜05 g / nrエツ
チング処理し、水洗した後スマットを除いた。この支持
体に実施例−1と同様に0.5g/nrの陽極酸化皮膜
を設け、水洗し、乾燥した。これを54反rB」とする
この様に作成した基板rAJ、rB、に、下記組成物を
乾燥後の塗布重量が2.5g/ポになる様に塗布して感
光層を設けた。
恣光液組成 ナフトキノン−1,2− ジアジド−5−スルホニル クロライドとピロガロール、 アセトン樹脂とのエステル 化合物 (米国特許3,635゜ 709号明細書実施例− 1記載のもの)      ・・・0.75gタレゾー
ルノボラック樹 脂               ・ ・ ・ 2.O
Ogオイルブルー#603 (オリエント化学製)   ・・・0.01エチレンジ
クロライド ・・・  16g2−メトキシエチルア セテート        ・・・  12gこの様にし
て作られた感光性平版印刷版を、真空焼枠中で、透明ポ
ジティブフィルムを通して1mの距離から3kwのメタ
ルハライドランプにより、50秒間露光を行なったのち
5IOI/NazOのモル比が1.74の珪酸ナトリウ
ムの5.26%水)8液(PH=12.7)で現像した
のち、常法の手順で印刷した。
尚印刷機はスプリント25(小点印刷機社製)を使用し
た。
以下、結果をまとめて第1表に示す。
第  1  表 〔発明の効果] 本発明のアルミニウム支持体を粗面化した後、硫酸を主
体とする液でエツチングし、さらに陽極酸化処理を施す
とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造
方法により、硫酸により粗面化した支持体表面層の晶出
物がン容出し、欠陥のない酸化皮膜の生成が可能となり
、耐剛性、汚れにくさの性能の優れた平版印刷板を製造
することが出来た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム支持体を粗面化した後、硫酸を主体
    とする液でエッチングし、さらに陽極酸化処理を施すこ
    とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造
    方法。
  2. (2)前記アルミニウム支持体の中にマンガンが0.3
    %以上含有されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の平版印刷版支持体の製造方法。
  3. (3)硫酸を主体とする液でのエッチング条件が硫酸濃
    度0.1〜40重量%P、温度20〜80℃、且つエッ
    チング量0.001〜1.5g/m^2であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の平版印
    刷版支持体の製造方法。
JP28431887A 1987-11-12 1987-11-12 平版印刷版支持体の製造方法 Pending JPH01127389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762208A2 (en) 1995-09-08 1997-03-12 Konica Corporation Light sensitive composition, presensitized lithographic printing plate and image forming method employing the printing plate
JP2011159685A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fujifilm Corp 太陽電池の製造方法

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