JPH01127234A - 自動ねじ締め機のねじ供給停止機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動ねじ締め機に係り、さらに詳細には、ね
じの締付けに加えて、緩め作業をも容易におこなうこと
のできる。自動ねじ締め°機のねじ供給停止機構に関す
るものである。

〔従来の技術〕

自動ねじ締め機は、動力ドライバの上下動に連動してね
じを供給する機構を備えている。

〔発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来形自動ねじ締め機にあっては、何等
かの理由によってねじの緩め作業をおこなおうとする場
合にも、動力ドライバが上下に運動する゛たびに、ねじ
が供給されてしまうため、前記したねじの緩め作業がお
こないにくいという不具合があった。

本発明の目的は、ねじの締付けに加えて、従来形自動ね
じ締め機ではおこないにくかったねじの緩め作業をも容
易におこなうことのできる。改良された自動ねじ締め機
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

前記目的は、スタンドに固定された昇降器と、昇降器に
固定された動力ドライバと、動力ドライバに保持された
ビットと、ねじをその頭部を上にした状態で滑り落とし
、かつ整列状態に保持するねじ送り部と、ねじ送り部の
上端近傍に設けられたねじ補充部と、前記ねじ送り部に
保持されたねじを分離して、当該ねじ送り部下方のねじ
保持部に供給するねじ分離部とを有する自動ねじ締め機
において、前記動力ドライバの上下動に連動するねじ分
離部の動作を選択的に停止させるストッパを備えること
によって達成される。

すなわち、本発明は、自動ねじ締め機におけるねじ供給
・非供給の選択がねじ分離部を作動あるいは停止させる
ことでなし得る点に着目し、ねじ緩め作業時には、前記
ねじ分離部の動作を停止させるストッパを設けたことを
要旨とするものである。

〔作用〕

しかして、前記構成よりなる本発明によれば、動力ドラ
イバの上下動に連動するねじ分離部の動作を選択的に停
止させるストッパを備えたことにより、ねじの締付に加
えて、ねじの緩め作業時には、前記ストッパにより、ね
じ分離部の動作を停止させて、ねじ緩め作業を容易にお
こなうことができる。

〔実施例〕

以下、本発明を、図面の一実施例にもとづいて説明する
と、第１図は本発明に係るねじ供給停止機構を備えた自
動ねじ締め機の全体構成を示す側面図、第２図は第１図
のＡ矢視図、第３図（ａ）および（ｂ）はいずれも第２
図に符号２０および２１で示すねじ分離フィンガの動作
説明図、第４図（ａ）は第１図に符号２５で示すストッ
パのみを取り出して示す側面図、第４図（ｂ）は第４図
（ａ）の平面図、第５図（ａ）および（ｂ）はいずれも
前記ストッパ２５の操作説明図である。

自動ねじ締め機の全体構成を示す第１図において、ドラ
イバ１１は、マウント１４によってシリンダ１２に接続
された継手１５に摺動可能に装着されており、シリンダ
１２は、スタンド１６に固定されている。３は一対のレ
ールよりなるシュートであり、このシュート３上に設け
られたねじ貯蔵用のホッパ１より、モータ１７に連動す
るすくい板２によって供給されたねじが、その頭部を上
にした状態でアーム４の部分まで滑り落される。

そして、アーム４は、軸１３により、前記した継手１５
に回動可能に取り付けられている。また、アーム４には
、ロッド１８の一端が遊嵌されており、ロッド１８の他
端は、スプリング２２を介して、マウント１４に摺動可
能に取り付けられている。真空パイプ７は、ビット１ｏ
と同軸上に、当該ビット１０を覆うように、しかもビッ
ト１０が回転可能なように、気密性をもって配設されて
いる。なお、キャッチャ５は真空パイプ７に接続された
ビットガイド６の真下に位置しており、アーム４によっ
て分離供給されたねじを保持する。

以上の構成において、ねじ締め作業が開始されると、シ
リンダ１２が作動し、ドライバ１１がビット１０を回転
させながら下降してくる。ドライバ１１の下降にともな
って、スプリング９により付勢されている真空パイプ７
も下降し、ビットガイド６がキャッチャ５に近づくと、
真空パイプ７、エアチューブ８による空気吸引により、
キャッチャ５に保持されていたねじが、ビットガイド６
に吸着される。そして、ビットガイド６がねじ締め部に
突き当たると、ドライバ１１のみが下降し、ねじの締付
は作業をおこなう。ねじの締付けが終了すると、ドライ
バ１１が上昇し、次いで、真空パイプ７とビットガイド
６も上昇するものであり、この一連のドライバ１１の上
昇・下降動作にともなって、アーム４は、シュート３に
保持されたねじを一本づつ分離し、キャッチャ５に滑り
落とす。

すなわち、ドライバ１１が下降、換言すると、マウント
１４が下降すると、アーム４はスプリング２２の収縮力
により、ロッド１８を介して、軸１３を支点として時計
方向に回動する（第２図の矢印Ｆ１参照）。このように
して、アーム４が、軸１３を支点として時計方向に回動
すると、第２図および第３図（ａ）に示すように、それ
までフィンガ２１によって保持されていたねじ２３．２
４が下降し、ねじ２３．２４は、第３図（ｂ）に示すよ
うに、他のフィンガ２０によって保持される。ねじの締
付けが終了し、ドライバ１１が上昇すなわちマウント１
４が上昇すると、スプリング２２の反発力により、アー
ム４は最初の状態に戻る。そして、このとき、第３図（
ｂ）のねじ２３は、フィンガ２０による保持から開放さ
れるので、シュート３を滑り落ちて、キャッチャ５に保
持される。また他のねじ２４は、フィンガ２１によって
保持され、再び第３図（ａ）のような状態となる。

自動ねじ締め機によるねじ締め作業は、以上のごとき過
程を繰り返しておこなわれるが、図示実施例においては
、ねじ分離部の動作を選択的に停止させる。第４図（ａ
）および（ｂ）に示すごときストッパ２５を、第１図、
第５図（ａ）および第５図（ｂ）に示すように、水平プ
レート１９に摺動可能（第１図、第５図（ａ）の矢印Ｆ
２および第５図（ｂ）の矢印Ｆ３参照）に装着すること
により、ストッパ２５を第１図および第５図（ａ）の矢
印Ｆ２方向にスライドすると、当該ストッパ２５は、ア
ーム４のボルト２６に係止し、ドライバ１１下降時にお
けるツー４４０回動を阻止するので、ねじの供給を停止
させることができ、この状態でねじの緩め作業を容易に
おこなうことができる。また、第５図（ｂ）に示すよう
に、ストッパ２５を矢印Ｆ３方向にスライドすると、ア
ーム４は回動可能となるので、ねじの供給がおこなわれ
、このように、ストッパ２５を操作することで、ねじの
供給・非供給を選択的におこなうことができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明から明
らかなように１本発明によれば、動力ドライバの上下動
に連動するねじ分離部の動作を選択的に停止させるスト
ッパを備えることにより。

ねじの締付けに加えて、従来形自動ねじ締め機ではおこ
ないにくかったねじの締め作業をも容易におこなうこと
のできる、改良された自動ねじ締め機を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発明に係る
ねじ供給停止機構を備えた自動ねじ締め機の全体構成を
示す側面図、第２図は第１図のＡ矢視図、第３図（ａ）
および（ｂ）はいずれも第２図に符号２０および２１で
示すねじ分離フィンガの動作説明図、第４図（ａ）は第
１図に符号２５で示すストッパのみを取り出して示す側
面図、第４図（ｂ）は第４図（ａ）の平面図、第５図（
ａ）および（ｂ）はいずれも前記ストッパ２５の操作説
明図である。 １はホッパ、３はシュート、４はアーム、５はキャッチ
ャ、６はビットガイド、７は真空パイプ、１０はビット
、１１はドライバ、１２はシリンダ、１３は軸、１６は
スタンド、１８はロッド、２０および２１はフィンガ、
２５はストッパ。 特許出願人の名称　日立工機株式会社 、ａ）　　　　　　　　　　（１））−）４図 ｙｐ５囚

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、スタンドに固定された昇降器と、昇降器に固定され
   た動力ドライバと、動力ドライバに保持されたビットと
   、ねじをその頭部を上にした状態で滑り落とし、かつ整
   列状態に保持するねじ送り部と、ねじ送り部の上端近傍
   に設けられたねじ補充部と、前記ねじ送り部に保持され
   たねじを分離して、当該ねじ送り部下方のねじ保持部に
   供給するねじ分離部とを有する自動ねじ締め機において
   、前記動力ドライバの上下動に連動するねじ分離部の動
   作を選択的に停止させるストッパを備えることを特徴と
   する自動ねじ締め機のねじ供給停止機構。