JPH01126187A - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

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JPH01126187A
JPH01126187A JP62282436A JP28243687A JPH01126187A JP H01126187 A JPH01126187 A JP H01126187A JP 62282436 A JP62282436 A JP 62282436A JP 28243687 A JP28243687 A JP 28243687A JP H01126187 A JPH01126187 A JP H01126187A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転体などの制御対象の速度信号の周期を計測
して、基準値からの誤差データに基づいて制御対象を駆
動する速度制御装置に関するものである。
従来の技術 第8図は家庭用ビデオテープレコーダのキャプスタンモ
ータの回転速度制御系の代表的な機能プロ7クダイアグ
ラムを示したものである。第8図において、キャプスタ
ンモータ1に連結された周波数発電機2からは、第9図
Aに示すような交流信号が出力されるが、この交流信号
はキャブスタンモータ1の回転速度に依存した繰り返し
周期を有しており、FC信号増幅器3によって第9図B
に示すような方形波にまで増幅されて波形整形される。
さらに、逓倍回路4において、第9図Bの信号波形から
第9図Cの信号波形が作りだされて速度誤差検出器5に
送られる。一方、速度誤差検出器5では第9図Cの信号
波形のリーディングエツジ(前縁)から次のリーディン
グエツジまでの周期がカウンタ等によってディジタル的
に計測され、固定基準値からの誤差データが出力される
この誤差データは、ディジタルフィルタ6によって周波
数領域のゲイン補償が行なわれたうえで、D−Aコンバ
ータ7に供給すれ、D−Aコンバータ7の出力はキャプ
スタンモータ1を駆動するためのモータ駆動回路8に供
給される。
したがって、第8図に示したブロックはキャプスタンモ
ータ1を定速回転させるための閉ループ速度制御系を構
成している。また、第8図の装置において、逓倍回路4
は速度制御系の応答性を改善するために使われている。
すなわち、キャプスタンモータの回転速度は、第9図C
の信号波形のリーディングエツジが到来する毎に、前回
のリーディングエツジの到来時点からの速度変化分の平
均値として計測される、(一般に移動平均と呼ばれる。
)が、逓倍回路4を用いない場合には第9図Bの信号波
形のリーディングエツジ間を計測することになり、計測
インターバルが長くなって制御系の応答特性が悪化する
。これを解消するには、周波数発電機2の出力周波数(
以下、FG周波数と略記する。)を高くすればよいが、
機械的な加工精度の問題から限界があった。したがって
、FG周波数を電気的に逓倍する方法が多用され、第9
図に示したようなエツジ逓倍法はその代表的なものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 ところで、このような速度制御装置における制御系の最
高動作周波数はFG周波数によって規制されることにな
るが、その模様を第10図に示した制御系のブロック図
を参照しながら説明する。
まず、第10図において、モータのトルク定数を表すK
t  (g−cm/A)と、慣性および粘性ブロックが
モータの伝達関数を表しており、J <g−cm−se
c−sec/rad)は慣性モーメント〜D (g−c
m−ssc/rad)は粘性抵抗、Sはラプラス演算子
である。モータの回転速度は、一回転あたりP個の歯数
を有する周波数発電機(FG)によって速度信号に変換
され、人出力サンプラとカウンタおよび移動平均要素に
ょって構成されるカウンタによってこの速度信号の周期
毎のインターバルが計測される。サンプラを除いたカウ
ンタ部の伝達間数Gcは次式で示される。
Kd・ (1−e−”) Gc−□   ・・・・・・(1) ただし、 2π ここに、Fck(Hz)はカウンタに供給される基準ク
ロックの周波数、T(sec)はサンプリグ周期である
カウンタから出力される計測値がら基準値が減算され、
その誤差データは伝達関数Gfを有するディジタルフィ
ルタを介してD−Aコンバークの入カバンファによって
構成される0次ホルダーに供給される。この0次ホルダ
ーの伝達関数は良く知られているように次式で与えられ
る。
1 、−5r Gh寓□       ・・・・・・(3)また、D−
Aコンバータのビット数をn、供給電圧をVccとした
とき、D−Aコンバータの変換ゲインKxは次式で与え
られる。
Vcc Kx=□         ・・・・・・(4)D−A
コンバータの出力は伝達コンダクタンスgm(A/V)
を有するモータ駆動回路に供給され、その出力電流がモ
ータに供給される。
さて、第10図の各ブロックのうち、サンプリング周期
Tによって伝達関数の位相特性が変化するのがカウンタ
とホルダーであり、任意の周波数fに対する両者の位相
特性θC1θhは、それぞれ(11,(3)式から以下
のようになる。
θ c=π ・ iT               
・・・・・・(5)θh−π ・ f−T      
         ・・・・・・(6)一方、制御系が
安定に動作するためには、開ループゲインが0になる周
波数において、40〜60度の位相余裕が要求されるが
、その周波数では第10図の慣性・粘性ブロック内の伝
達関数のうち、慣性項が支配的となって、この部分で9
0度の位相遅れが生じる。したがって、仮に60度の位
相余裕を確保しようとすると、+51. (61式で与
えられるθCとθhの和が30度、すなわち、π/6よ
りも小さくなる必要がある。この条件からFC周波数F
fgと、安定に制御可能な最高周波数Fcの関係が求め
られ、次式が成立する。
Fc=  − 2T このように、速度制御装置における制御系の最高動作周
波数はFC周波数によって規制されるが、先に述べたF
C周波数の逓倍法は、速度信号のリーディングエツジと
トレイリングエツジを利用することによってサンプリン
グ周′N4Tを2分の1に短縮し、実質的にFC,Ji
l波数の6分の1の周波数まで制御帯域を広げる効果を
有する。しかしながら、従来技術ではここまでの制御特
性の向上が限界であり、それ以上の周波数まで制御帯域
を広げるにはFC周波数そのものを高くする必要があっ
た。
問題点を解決するための手段 前記した問題点を解決するために本発明の速度制御装置
では、平均速度計測手段によって各計測時点に測定され
る平均測定値とそれ以前の測定値から該計測時点におけ
る瞬時値を推定して該推定値から得られる推定誤差デー
タを出力する速度誤差推定手段と、前記推定誤差データ
に基づいて前記制御対象を駆動する駆動手段を備えてい
る。
作用 本発明では前記した構成によって、これまで以上に高い
周波数まで安定に動作させ得る速度制御装置を実現でき
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における速度制御装置のブロ
ックダイアグラムを示したものであり、第8図と同一の
ブロックは同一図番にて示されている。第1図の装置で
は、外部からの基準クロックをカウントするカウンタ9
の出力が速度誤差推定ブロック10に供給され、逓倍回
路4の出力信号は前記カウンタ9と前記速度誤差推定ブ
ロック10に制御信号として供給されている。また、前
記速度誤差推定ブロック10は、前記逓倍回路4の出力
信号のリーディングエツジが到来したときに、前記カウ
ンタ9のカウント量を記憶する第1メモリ11と、前記
第1メモリ11のそれまでの記憶データを記憶する第2
メモリ12と、前記逓倍回路4の出力信号のリーディン
グエツジが到来した後に前記第1メモリ11と前記第2
メモリ12の記憶データから、その時点のデータの推移
を予測する予測器13と、前記予測器13の出力値から
基準値を減算して誤差データを得るための加算器14と
基準値発生器15によって構成されている。なお、ディ
ジタルフィルタ6のサンプリングクロックは逓信回路4
から供給されている。
また、前記基準値発生器15は、前記加算器14におい
て減算を行なわせるために負の符号付データを出力する
ものとする。
以上のように構成された速度制御装置について、第1図
のブロック構成図、第2図のフローチャート、ならびに
第3図の信号波形図をもとにその動作を説明する。なお
、第2図は速度誤差推定ブロック10の動作を表したフ
ローチャートであり、逓倍回路4の出力信号のリーディ
ングエツジが到来する毎に同じ動作を繰り返す、第2図
のフローチャートでは、第1図のブロック図に示されて
いないレジスタを使用しているが、これは、マイクロプ
ロセッサを用いて速度誤差推定ブロック10の動作を行
なわせることを想定したもので、第1メモリ11、第2
メモリ12はいずれもマイクロプロセッサ内のデータメ
モリを使用することができ、加減算を始めとする各種の
算術演算もマイクロプロセッサが有している算術論理演
算ユニット(ALU)によって実行することができる。
また、第3図Aは周波数発電機2の出力信号波形図で、
第3図Bは逓倍回路4の出力信号波形図である。
第2図の処理ブロック51では第1図の第1メモリ11
に格納されているデータを第2メモリ12に転送し、カ
ウンタ9から出力される区間あたりのカウント量を第1
メモリ11に格納しているが、これは処理ブロック52
における推定値の計算に備えたものである。
処理ブロック52は、第1図の予測器13によって行な
われる処理を示したものであり、第2メモリ12に格納
されているデータの値から第1メモリ11のデータの値
を減算してレジスタに格納し、レジスタの値と第1メモ
リに格納されているデータの値の乗算を行なってその結
果をレジスタに再格納し、さらにレジスタの値と、第1
メモリ11に格納されているデータの値と第2メモリ1
2に格納されているデータの値とを加算したものの除算
を行なってレジスタに格納したうえで、第1メモリ11
に格納されているデータの値からこれを減算してその結
果をレジスタに再格納している。
この一連の処理の意味を第3図を用いて説明する。第3
図の時刻t5が経過した後に処理ブロック52における
処理が行なわれていると仮定すると、処理ブロン゛り5
1での処理によって、第1メモリ11には時刻t3から
時刻t5までのカウント量、すなわち、この区間におけ
るキャプスタンモータ1の平均速度に依存したデータが
格納され、第2メモリ12には時刻t1から時刻t3ま
での区間における平均速度に依存したデータが格納され
る。なお、実際にはカウンタ9のカウント量はカウント
区間が長くなるほど多くなるので、メモリに格納される
データは量は平均速度の逆数を表していることになる0
時刻t1から時刻t5までの速度信号の1サイクルの間
のキャプスタンモータlの回転速度の逆数の瞬時計測値
が直線近似できるものとすると、第1メモリ11に格納
されているデータは時刻t4、すなわち、時刻t3と時
刻t5の中間点における瞬時計測値m1を表し、第2メ
モリ12に格納されているデータは時刻t2における瞬
時計測値m2を表すことになる。
したがって、第3図を参照すれば、以下の計算を行なう
ことによって、第3図の時刻t5における瞬時計測値の
推定値Rを得ることができる。
ml+m2 処理ブロック53では、処理ブロック52を実行するこ
とによって算出された推定値R(予測器13の出力デー
タとなる。)と基準値発生器15から出力される基準値
を加算器14によって加算し、結果を出力している。第
1図のディジタルフィルタ6にはこの出力データが供給
される。なお、処理ブロック52では上記(8)式の演
算を忠実に実行しているが、通常は、隣接した計測区間
のカウント量の差は数パーセント以内に収まるため、(
8)式を以下のように近似しても問題はない。
2−m2 −m1R=  □        ・・・・・・(9)
また、第1図に示した実施例では、加算器14と基準値
発生器15によって構成された誤差算出部の前段に予測
器13を配置しているのが、第4図に示した別の実施例
のように、予測器13を後段に配置して、平均誤差を求
めた後に瞬時誤差を予測するような構成とした場合には
、(9)式を用いた方が現実的である。なお、そのとき
には、(9)式で求まる推定値Rは瞬時誤差の推定値と
なる。
このように、第1図あるいは第4図に示した速度制御装
置では、速度信号のサンプリング時点におけるキャプス
タンモーターの速度誤差の瞬時値が速度誤差推定ブロッ
ク10を構成する予測器13による推定値として得られ
るため、第10図に示した制御系のブロック図における
周期変換要素と移動平均要素を取り除くことができ、カ
ウンタ9と速度誤差推定ブロック10による連結伝達関
数Gbはカウンタ9のカウントゲインKdに等しくなる
Gb=Kd                  ・・
・・・・OIしたがって、この部分における位相遅れは
発生せず、FC周波数Ffgと安定に制御可能な最高周
波数Fcの関係は以下のようになる。
(7)式と00式を比較すれば明らかなように、第1図
あるいは第4図に示した速度制御装置ではこれまで以上
に高い周波数まで安定に動作させることが可能となる。
なお、第1図に示した実施例では逓倍回路4を用いてい
るので、制御可能な最高周波数FcはFG、周波数Ff
gの3分の1にまで高くなる。
つぎに、第5図は本発明の他の実施例を示したもので、
ディジタルフィルタ6には逓倍回路4からのみならず、
速度誤差推定ブロック10を構成する予測器13からも
サンプリングクロックが供給されている。
第6図に示したフローチャートと、第7図に示した信号
波形図をもとに第5図の速度制御装置の動作を説明する
。なお、第7図Aは周波数発電機2の出力信号波形図で
、第7図Bは逓倍回路4の出力信号波形図である。第6
図のブランチ61において逓倍回路4から出力される速
度信号、すなわち、第7図Bの信号のリーディングエツ
ジが到来したか否かを判別し、到来していれば処理ブロ
ック62に処理を移し、新たなリーディングエツジが到
来していなければブランチ66に処理を移す。
処理ブロック62では第5図の第1メモリ11に格納さ
れているデータを第2メモリ12に転送し、カウンタ9
から出力される区間あたりのカウント量に基準値を加算
して求めた平均誤差データを第1メモリ11に格納して
いる。
処理ブロック63では第2メモリ12に格納されている
データの値から第1メモリ11のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値とあらかじめ準備され
ている予測係数値の乗算を行なってその結果をレジスタ
に再格納し、第1メモリ11に格納されているデータの
値からレジスタの値を減算して、その結果を一時的に待
避させるために、第5図には図示されていない第3メモ
リに格納している。
処理ブロック64では第2メモリ12に格納されている
データの値から第1メモリ11のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値を2分の1にしている
処理ブロック65では、第1メモリ11に格納されてい
るデータの値からレジスタの値を減算してその結果を出
力している。第5図のディジタルフィルタ6にはこの出
力データが供給される。
この一連の処理の意味を第7図を用いて説明する。第7
図の時刻t5が経過した後に処理ブロック62〜65に
おける処理が行なわれていると仮定すると、処理ブロッ
ク62での処理によって、第1メモリ11には時刻t3
から時刻t5までの区間におけるキャプスタンモータ1
の平均速度誤差に依存したデータが格納され、第2メモ
リ12には時刻t1から時刻t3までの区間における平
均速度誤差に依存したデータが格納される0時刻t1か
ら時刻t5までの速度信号の1サイクルの間のキャプス
タンモーターの回転速度誤差の瞬時計測値が直線近似で
きるものとすると、第1メモリ11に格納されているデ
ータは時刻t4、すなわち、時刻t3と時刻t5の中間
点における瞬時計測値m1を表し、第2メモリー2に格
納されているデータは時刻t2における瞬時計測値m2
を表すことになる。したがって、(9)式と同様に、第
7図の時刻t5における瞬時計測値の推定値ROは以下
の演算を実行することによって求まり、この演算は処理
ブロック64と処理ブロック65において行なわれる。
2−m2 −m1RO=□    ・・・・・・α乃さて、第7図
の時刻t3.t5.t6の関係は以下のように設定され
ている。
5−t3 t6−t5+□    ・・・・・・α濁すなわち、時
刻t5から時刻t6までの時間は時刻t3から時刻t5
までの時間の半分になるように設定されている。したが
って、時刻t3から時刻t6までの間にキャプスタンモ
ータ1の回転速度の瞬時誤差が直線的に変化するなら、
時刻t6における瞬時誤差R1は(ロ)式で求まる推定
値ROから@式の右辺第2項をさらに減算すればよいこ
とになる。しかしながら、時刻t5における瞬時誤差の
推定値ROが、時刻t3から時刻t5までの間の実際の
平均速度の計測値に基づいて推定できるのに対して、時
刻t5時点での時刻t6における瞬時誤差R1の予測は
、時刻t5から時刻t6までの間のキャプスタンモータ
1の挙動が未知であることから、あいまい度が高くなる
。現実の問題として、時刻t5における推定誤差ROの
出力は、キャプスタンモータlの慣性モーメントの違い
によってその影響度が異なるものの、時刻t6における
瞬時回転速度に影響を与え、実際の瞬時誤差は第7図に
示したR1の大きさよりも小さくなる。このため、処理
ブロック63では、第2メモリ12に格納されているデ
ータの値m2から第1メモリ11のデータの値m1を減
算した値と、1よりも小さい予測係数の乗算を行なった
うえで予測値を導出している。この予測係数はキャプス
タンモータ1の慣性モーメントなどを反映させた固定値
としてあらかじめ用意しておくことができる。また、第
7図の時刻t7が経過した時点で、時刻t5から時刻t
7までの区間における平均速度誤差が計測されるので、
その時点で予測係数の値の妥当性を評価して修正してい
くこともできる。
第6図のブランチ66では第2の誤差データの出力点が
到来したか否かを判別しているが、ここでは、第7図の
時刻t5が経過した後に時刻t6の時点が到来するまで
の待ち合わせを行なっている。
第2の誤差データの出力点が到来すれば、処理ブロック
63において第3メモリに待避させた瞬時誤差の予測値
を出力しく処理ブロック67)、処理ブロック68にお
いて、ディジタルフィルタ6にサンプリングを開始させ
る(サンプリングクロックの供給、)。
このようにして、第5図に示した速度制御装置では、た
とえば第7図の時刻t5と時刻t6の時点において、キ
ャプスタンモーターの速度誤差の瞬時値が速度誤差推定
ブロック10を構成する予測器13による推定値ROと
予測値R1として出力されるため、制御可能な最高周波
数Fcは第1図に示した速度制御装置に比べてさらに高
くなる。
すなわち、逓倍回路4の出力信号によるサンプリング周
期をTとしたとき、ディジタルフィルタ6の入力データ
はT/2の周期で更新され、ディジタルフィルタのサン
プリングクロックの周期もT/2となるので、D−Aコ
ンバータの入力バッファによって構成される0次ホルダ
ーの位相特性θhは次式で与えられる。
π・f−T θh’=□        ・・・・・・04)したが
って、この部分における位相遅れは第1図の装置に比べ
て半分となり、安定に制御可能な最高周波数Fcが2倍
となる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の速度制御装置
は、キャプスタンモータ1などに代表される制御対象の
速度に依存した周期を有する速度信号の周期毎のインタ
ーバルを計測して、該計測区間における平均測定値とし
て出力する平均速度計測手段(実施例ではカウンタ9に
よって平均速度計測手段を実現しているが、マイクロプ
ロセッサのプログラムとデータメモリとの組み合わせな
どによってもこれを実現することができる。)と、各計
測時点における平均測定値とそれ以前の測定値から該計
測時点における瞬時値を推定して該推定値から得られる
推定誤差データを出力する速度誤差推定手段(速度誤差
推定ブロック10)と、前記推定誤差データに基づいて
前記制御対象を駆動する駆動手段(モータ駆動回路8)
を備えているので、これまで以上に高い周波数まで安定
に動作させ得る速度制御装置を実現でき、大なる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す速度制御装置のブロッ
クダイアグラム、第2図は第1図の装置の動作を説明す
るフローチャート、第3図は第1図の主要部の信号波形
図、第4図および第5図はそれぞれ本発明の別の実施例
を示すブロックダイアグラム、第6図は第5図の装置の
動作を説明するフローチャート、第7図は第5図の主要
部の信号波形図、第8図は従来例を示すブロックダイア
グラム、第9図は第8図の主要部の信号波形図、第10
図は制御系の伝達関数を示したブロックダイアグラムで
ある。 1・・・・・・キャプスタンモータ、8・・・・・・モ
ータ駆動回路、9・・・・・・カウンタ、10・・・・
・・速度誤差推定ブロック。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 第3図 第8図 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御対象の速度に依存した周期を有する速度信号
    の周期毎のインターバルを計測して、前記計測区間にお
    ける平均測定値として出力する平均速度計測手段と、各
    計測時点における平均測定値とそれ以前の測定値から前
    記計測時点における瞬時値を推定して前記推定値から得
    られる推定誤差データを出力する速度誤差推定手段と、
    前記推定誤差データに基づいて前記制御対象を駆動する
    駆動手段とを具備してなる速度制御装置。
  2. (2)制御対象の速度に依存した周期を有する速度信号
    の周期毎のインターバルを計測して、前記計測区間にお
    ける平均測定値として出力する平均速度計測手段と、各
    計測時点における平均測定値とそれ以前の測定値から、
    前記計測時点における瞬時値と前記計測時点以降の中間
    点における瞬時値を推定して各々の推定値から得られる
    第1の推定誤差データと第2の推定誤差データを出力す
    る速度誤差推定手段と、前記計測時点から前記中間点ま
    では前記第1の推定誤差データに基づき、それ以後は前
    記第2の推定誤差データに基づいて前記制御対象を駆動
    する駆動手段とを具備してなる速度制御装置。
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JPS596782A (ja) * 1982-07-01 1984-01-13 Hitachi Ltd 電動機のデイジタル速度制御装置

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